2010年 6月 改 訂 2008年 10月 作 成 日 本 標 準 商 品 分 類 番 号 872344 872355 医 薬 品 インタビューフォーム 日 本 病 院 薬 剤 師 会 のIF記 載 要 領 2008に準 拠 して作 成 剤 形 錠 剤 製 剤 の規 制 区 分 普 通 薬 規 格 ・含 量 マグラックス®錠 250mg 1錠 中 日 局 酸 化 マグネシウム250mg含 有 マグラックス®錠 330mg 1錠 中 日 局 酸 化 マグネシウム330mg含 有 一 般 名 和 名 : 酸 化 マグネシウム 洋 名 :Magnesium Oxide 製 造 販 売 承 認 年 月 日 薬 価 基 準 収 載 ・ 発 売 年 月 日 製 造 販 売 承 認 年 月 日 薬 価 基 準 収 載 年 月 日 発 売 年 月 日 250mg :1999年 2月 23日 :1999年 7月 9日 :1999年 7月 21日 330mg 1999年 1月 20日 1999年 7月 9日 1999年 7月 21日 開 発 ・製 造 販 売 (輸 入 )・ 提 携 ・販 売 会 社 名 製 造 販 売 元 :吉 田 製 薬 株 式 会 社 医 薬 情 報 担 当 者 の 連 絡 先 問 い 合 わ せ 窓 口 吉 田 製 薬 株 式 会 社 学 術 部 TEL 03-3381-2004 FAX 03-3381-7728 医 薬 関 係 者 向 けホームページ http://www.yoshida-pharm.com/ 本 IFは2010年 2月 作 成 の添 付 文 書 の記 載 に基 づき作 成 した。 最 新 の添 付 文 書 情 報 は、医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページ http://www.pmda.go.jp/にてご確 認 ください。
制酸・緩下剤
マグラックス
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錠250mg
Maglax Tab. 250mg
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IF利 用 の手 引 きの概 要 ―日 本 病 院 薬 剤 師 会 ― 1. 医 薬 品 インタビューフォーム作 成 の経 緯 医 療 用 医 薬 品 の基 本 的 な要 約 情 報 として医 療 用 医 薬 品 添 付 文 書 (以 下 、添 付 文 書 と略 す)があ る。医 療 現 場 で医 師 ・薬 剤 師 等 の医 療 従 事 者 が日 常 業 務 に必 要 な医 薬 品 の適 正 使 用 情 報 を活 用 する際 には、添 付 文 書 に記 載 された情 報 を裏 付 ける更 に詳 細 な情 報 が必 要 な場 合 がある。 医 療 現 場 では、当 該 医 薬 品 について製 薬 企 業 の医 薬 情 報 担 当 者 等 に情 報 の追 加 請 求 や質 疑 を して情 報 を補 完 して対 処 してきている。この際 に必 要 な情 報 を網 羅 的 に入 手 するための情 報 リストとし てインタビューフォームが誕 生 した。 昭 和 63年 に日 本 病 院 薬 剤 師 会 (以 下 、日 病 薬 と略 す)学 術 第 2小 委 員 会 が「医 薬 品 インタビューフ ォーム」(以 下 、IFと略 す)の位 置 付 け並 びにIF記 載 様 式 を策 定 した。その後 、医 療 従 事 者 向 け並 びに 患 者 向 け医 薬 品 情 報 ニーズの変 化 を受 けて、平 成 10年 9月 に日 病 薬 学 術 第 3小 委 員 会 においてI F 記 載 要 領 の改 訂 が行 われた。 更 に10年 が経 過 した現 在 、医 薬 品 情 報 の創 り手 である製 薬 企 業 、使 い手 である医 療 現 場 の薬 剤 師 、双 方 にとって薬 事 ・医 療 環 境 は大 きく変 化 したことを受 けて、平 成 20年 9月 に日 病 薬 医 薬 情 報 委 員 会 において新 たなIF記 載 要 領 が策 定 された。 2. IFとは IFは「添 付 文 書 等 の情 報 を補 完 し、薬 剤 師 等 の医 療 従 事 者 にとって日 常 業 務 に必 要 な、医 薬 品 の 品 質 管 理 のための情 報 、処 方 設 計 のための情 報 、調 剤 のための情 報 、医 薬 品 の適 正 使 用 のための 情 報 、薬 学 的 な患 者 ケアのための情 報 等 が集 約 された総 合 的 な個 別 の医 薬 品 解 説 書 として、日 病 薬 が記 載 要 領 を策 定 し、薬 剤 師 等 のために当 該 医 薬 品 の製 薬 企 業 に作 成 及 び提 供 を依 頼 している 学 術 資 料 」と位 置 付 けられる。 ただし、薬 事 法 ・製 薬 企 業 機 密 等 に関 わるもの、製 薬 企 業 の製 剤 努 力 を無 効 にするもの及 び薬 剤 師 自 らが評 価 ・判 断 ・提 供 すべき事 項 等 はIFの記 載 事 項 とはならない。言 い換 えると、製 薬 企 業 から 提 供 されたIFは、薬 剤 師 自 らが評 価 ・判 断 ・臨 床 適 応 するとともに、必 要 な補 完 をするものという認 識 を持 つことを前 提 としている。 [IFの様 式 ] ①規 格 はA4版 、横 書 きとし、原 則 として9ポイント以 上 の字 体 (図 表 は除 く)で記 載 し、一 色 刷 りとする。 ただし、添 付 文 書 で赤 枠 ・赤 字 を用 いた場 合 には、電 子 媒 体 ではこれに従 うものとする。 ②IF記 載 要 領 に基 づき作 成 し、各 項 目 名 はゴシック体 で記 載 する。 ③表 紙 の記 載 は統 一 し、表 紙 に続 けて日 病 薬 作 成 の「IF利 用 の手 引 きの概 要 」の全 文 を記 載 するも のとし、2頁 にまとめる。 [IFの作 成 ] ①IFは原 則 として製 剤 の投 与 経 路 別 (内 用 剤 、注 射 剤 、外 用 剤 )に作 成 される。 ②IFに記 載 する項 目 及 び配 列 は日 病 薬 が策 定 したI F記 載 要 領 に準 拠 する。 ③添 付 文 書 の内 容 を補 完 するとのIFの主 旨 に沿 って必 要 な情 報 が記 載 される。 ④製 薬 企 業 の機 密 等 に関 するもの、製 薬 企 業 の製 剤 努 力 を無 効 にするもの及 び薬 剤 師 をはじめ医 療 従 事 者 自 らが評 価 ・判 断 ・提 供 すべき事 項 については記 載 されない。 ⑤「医 薬 品 インタビューフォーム記 載 要 領 2008」(以 下 、「IF記 載 要 領 2008」と略 す)により作 成 された IFは、電 子 媒 体 での提 供 を基 本 とし、必 要 に応 じて薬 剤 師 が電 子 媒 体 (PDF)から印 刷 して使 用 する。 企 業 での製 本 は必 須 ではない。
[IFの発 行 ] ①「IF記 載 要 領 2008」は、平 成 21年 4月 以 降 に承 認 された新 医 薬 品 から適 用 となる。 ②上 記 以 外 の医 薬 品 については、「IF記 載 要 領 2008」による作 成 ・提 供 は強 制 されるものではない。 ③使 用 上 の注 意 の改 訂 、再 審 査 結 果 又 は再 評 価 結 果 (臨 床 再 評 価 )が公 表 された時 点 並 びに適 応 症 の拡 大 等 がなされ、記 載 すべき内 容 が大 きく変 わった場 合 にはI Fが改 訂 される。 3. IFの利 用 にあたって 「IF記 載 要 領 2008」においては、従 来 の主 にMRによる紙 媒 体 での提 供 に替 え、PDFファイルによる 電 子 媒 体 での提 供 を基 本 としている。情 報 を利 用 する薬 剤 師 は、電 子 媒 体 から印 刷 して利 用 するこ とが原 則 で、医 療 機 関 でのI T環 境 によっては必 要 に応 じてMRに印 刷 物 での提 供 を依 頼 してもよいこ ととした。 電 子 媒 体 のIFについては、医 薬 品 医 療 機 器 総 合 機 構 の医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページ に掲 載 場 所 が設 定 されている。 製 薬 企 業 は「医 薬 品 インタビューフォーム作 成 の手 引 き」に従 って作 成 ・提 供 するが、IFの原 点 を踏 まえ、医 療 現 場 に不 足 している情 報 やI F作 成 時 に記 載 し難 い情 報 等 については製 薬 企 業 のMR等 へ のインタビューにより薬 剤 師 等 自 らが内 容 を充 実 させ、IFの利 用 性 を高 める必 要 がある。また、随 時 改 訂 される使 用 上 の注 意 等 に関 する事 項 に関 しては、IFが改 訂 されるまでの間 は、当 該 医 薬 品 の製 薬 企 業 が提 供 する添 付 文 書 やお知 らせ文 書 等 、あるいは医 薬 品 医 療 機 器 情 報 配 信 サービス等 によ り薬 剤 師 等 自 らが整 備 するとともに、IFの使 用 にあたっては、最 新 の添 付 文 書 を医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページで確 認 する。 なお、適 正 使 用 や安 全 性 の確 保 の点 から記 載 されている「臨 床 成 績 」や「主 な外 国 での発 売 状 況 」 に関 する項 目 等 は承 認 事 項 に関 わることがあり、その取 扱 いには十 分 留 意 すべきである。 4. 利 用 に際 しての留 意 点 IFを薬 剤 師 等 の日 常 業 務 において欠 かすことができない医 薬 品 情 報 源 として活 用 して頂 きたい。し かし、薬 事 法 や医 療 用 医 薬 品 プロモーションコード等 による規 制 により、製 薬 企 業 が医 薬 品 情 報 とし て提 供 できる範 囲 には自 ずと限 界 がある。IFは日 病 薬 の記 載 要 領 を受 けて、当 該 医 薬 品 の製 薬 企 業 が作 成 ・提 供 するものであることから、記 載 ・表 現 には制 約 を受 けざるを得 ないことを認 識 しておか なければならない。 また製 薬 企 業 は、IFがあくまでも添 付 文 書 を補 完 する情 報 資 材 であり、今 後 インターネットでの公 開 等 も踏 まえ、薬 事 法 上 の広 告 規 制 に抵 触 しないよう留 意 し作 成 されていることを理 解 して情 報 を活 用 する必 要 がある。 (2008年 9月 )
制 酸 ・緩 下 剤
マグラックス錠 250mg・マグラックス錠 330mg Maglax Tab. 250mg・Maglax Tab. 330mg
目 次 Ⅰ.概 要 に関 する項 目 ... 1 1. 開 発 の 経 緯 ... 1 2. 製 品 の 治 療 学 的 ・ 製 剤 学 的 特 性 ... 1 Ⅱ.名 称 に関 する項 目 ... 2 1. 販 売 名 ... 2 (1)和 名 ... 2 (2)洋 名 ... 2 (3)名 称 の 由 来 ... 2 2. 一 般 名 ... 2 (1)和 名 ( 命 名 法 ) ... 2 (2)洋 名 ( 命 名 法 ) ... 2 (3)ス テ ム ... 2 3. 構 造 式 又 は 示 性 式 ... 2 4. 分 子 式 及 び 分 子 量 ... 2 5. 化 学 名 ( 命 名 法 ) ... 2 6. 慣 用 名 、 別 名 、 略 名 、 記 号 番 号 ... 2 7. C A S 登 録 番 号 ... 2 Ⅲ.有 効 成 分 に関 する項 目 ... 3 1. 物 理 化 学 的 性 質 ... 3 (1)外 観 ・性 状 ... 3 (2)溶 解 性 ... 3 (3)吸 湿 性 ... 3 (4)融 点 (分 解 点 )、 沸 点 、 凝 固 点 ... 3 (5)酸 塩 基 解 離 定 数... 3 (6)分 配 係 数 ... 3 (7)そ の 他 の 主 な 示 性 値 ... 3 2. 有 効 成 分 の 各 種 条 件 下 に お け る 安 定 性 ... 3 3. 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 ... 3 4. 有 効 成 分 の 定 量 法 ... 3 Ⅳ.製 剤 に関 する項 目 ... 4 1. 剤 形 ... 4 (1)剤 形 の 区 別 、 規 格 及 び 性 状 ... 4 (2)製 剤 の 物 性 ... 4 (3)識 別 コ ー ド ... 4 (4)pH、 浸 透 圧 比 、 粘 度 、 比 重 、 無 菌 の 旨 及 び 安 定 な pH領 域 等 ... 4 2. 製 剤 の 組 成 ... 4 (1)有 効 成 分 ( 活 性 成 分 ) の 含 量 ... 4 (2)添 加 物 ... 4 (3)そ の 他 ... 4 3. 懸 濁 剤 、 乳 剤 の 分 散 性 に 対 す る 注 意 ... 4 4. 製 剤 の 各 種 条 件 化 に お け る 安 定 性 ... 5 5. 調 製 法 及 び 溶 解 後 の 安 定 性 ... 6 6. 他 剤 と の 配 合 変 化 (物 理 化 学 的 変 化 ) ... 6 7. 溶 出 性 ... 6 8. 生 物 学 的 試 験 法 ... 6
9. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 ... 7 10. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 定 量 法 ... 7 11. 力 価 ... 7 12. 混 入 す る 可 能 性 の あ る 夾 雑 物 ... 7 13. 治 療 上 注 意 が 必 要 な 容 器 に 関 す る 情 報 ... 7 14. そ の 他 ... 7 Ⅴ.治 療 に関 する項 目 ... 8 1. 効 能 又 は 効 果 ... 8 2. 用 法 及 び 用 量 ... 8 3. 臨 床 成 績 ... 8 ( 1) 臨 床 デ ー タ パ ッ ケ ー ジ ( 2009年 4月 以 降 承 認 品 目 ) ... 8 ( 2) 臨 床 効 果 ... 8 ( 3) 臨 床 薬 理 試 験 : 忍 容 性 試 験 ... 8 ( 4) 探 索 的 試 験 : 用 量 反 応 探 索 試 験 ... 8 ( 5) 検 証 的 試 験 ... 8 ( 6) 治 療 的 使 用 ... 9 Ⅵ.薬 効 薬 理 に関 する項 目 ... 1 0 1. 薬 理 学 的 に 関 連 あ る 化 合 物 又 は 化 合 物 群 ... 1 0 2. 薬 理 作 用 ... 1 0 ( 1) 作 用 部 位 ・ 作 用 機 序 ... 1 0 ( 2) 薬 効 を 裏 付 け る 試 験 成 績 ... 1 1 ( 3) 作 用 発 現 時 間 ・ 持 続 時 間 ... 1 4 Ⅶ.薬 物 動 態 に関 する項 目 ... 1 5 1. 血 中 濃 度 の 推 移 ・ 測 定 法 ... 1 5 ( 1) 治 療 上 有 効 な 血 中 濃 度 ... 1 5 ( 2) 最 高 血 中 濃 度 到 達 時 間 ... 1 5 ( 3) 臨 床 試 験 で 確 認 さ れ た 血 中 濃 度 ... 1 5 ( 4) 中 毒 域 ... 1 5 ( 5) 食 事 ・ 併 用 薬 の 影 響 ... 1 5 ( 6) 母 集 団 ( ポ ピ ュ レ ー シ ョ ン ) 解 析 に よ り 判 明 し た 薬 物 体 内 動 態 変 動 要 因 ... 1 5 2. 薬 物 速 度 論 的 パ ラ メ ー タ ... 1 5 ( 1) コ ン パ ー ト メ ン ト モ デ ル ... 1 5 ( 2) 吸 収 速 度 定 数 ... 1 5 ( 3) バ イ オ ア ベ イ ラ ビ リ テ ィ ... 1 5 ( 4) 消 失 速 度 定 数 ... 1 5 ( 5) ク リ ア ラ ン ス ... 1 5 ( 6) 分 布 容 積 ... 1 6 ( 7) 血 漿 蛋 白 結 合 率 ... 1 6 3. 吸 収 ... 1 6 4. 分 布 ... 1 6 ( 1) 血 液 ‐ 脳 関 門 通 過 性 ... 1 6 ( 2) 血 液 ‐ 胎 盤 関 門 通 過 性 ... 1 6 ( 3) 乳 汁 へ の 移 行 性 ... 1 6 ( 4) 髄 液 へ の 移 行 性 ... 1 6 ( 5) そ の 他 の 組 織 へ の 移 行 性 ... 1 6 5. 代 謝 ... 1 6 ( 1) 代 謝 部 位 及 び 代 謝 経 路 ... 1 6 ( 2) 代 謝 に 関 与 す る 酵 素 ( CYP450等 ) の 分 子 種 ... 1 6 ( 3) 初 回 通 過 効 果 の 有 無 及 び そ の 割 合 ... 1 6
( 4) 代 謝 物 の 活 性 の 有 無 及 び 比 率 ... 1 6 ( 5) 活 性 代 謝 物 の 速 度 論 的 パ ラ メ ー タ ... 1 6 6. 排 泄 ... 1 6 ( 1) 排 泄 部 位 及 び 経 路 ... 1 6 ( 2) 排 泄 率 ... 1 6 ( 3) 排 泄 速 度 ... 1 6 7. 透 析 等 に よ る 除 去 率 ... 1 6 Ⅷ.安 全 性 (使 用 上 の注 意 等 )に関 する項 目 ... 1 7 1. 警 告 内 容 と そ の 理 由 ... 1 7 2. 禁 忌 内 容 と そ の 理 由 ( 原 則 禁 忌 を 含 む ) ... 1 7 3. 効 能 又 は 効 果 に 関 連 す る 使 用 上 の 注 意 と そ の 理 由 ... 1 7 4. 用 法 及 び 用 量 に 関 連 す る 使 用 上 の 注 意 と そ の 理 由 ... 1 7 5. 慎 重 投 与 内 容 と そ の 理 由 ... 1 7 6. 重 要 な 基 本 的 注 意 と そ の 理 由 及 び 処 置 方 法 ... 1 7 7. 相 互 作 用 ... 1 7 ( 1) 併 用 禁 忌 と そ の 理 由 ... 1 7 ( 2) 併 用 注 意 と そ の 理 由 ... 1 7 8. 副 作 用 ... 1 9 ( 1) 副 作 用 の 概 要 ... 1 9 ( 2) 重 大 な 副 作 用 と 初 期 症 状 ... 1 9 ( 3) そ の 他 の 副 作 用 ... 1 9 ( 4) 項 目 別 副 作 用 発 現 頻 度 及 び 臨 床 検 査 値 異 常 一 覧 ... 2 0 ( 5) 基 礎 疾 患 、合 併 症 、重 症 度 及 び 手 術 の 有 無 等 背 景 別 の 副 作 用 発 現 頻 度 ... 2 0 ( 6) 薬 物 ア レ ル ギ ー に 対 す る 注 意 及 び 試 験 法 ... 2 0 9. 高 齢 者 へ の 投 与 ... 2 0 10. 妊 婦 、 産 婦 、 授 乳 婦 等 へ の 投 与 ... 2 0 11. 小 児 等 へ の 投 与 ... 2 0 12. 臨 床 検 査 結 果 に 及 ぼ す 影 響 ... 2 0 13. 過 量 投 与 ... 2 0 14. 適 用 上 の 注 意 ... 2 0 15. そ の 他 の 注 意 ... 2 1 16. そ の 他 ... 2 1 Ⅸ.非 臨 床 試 験 に関 する項 目 ... 2 2 1. 薬 理 試 験 ... 2 2 ( 1) 薬 効 薬 理 試 験 ... 2 2 ( 2) 副 次 的 薬 理 試 験 ... 2 3 ( 3) 安 全 性 薬 理 試 験 ... 2 3 ( 4) そ の 他 の 薬 理 試 験 ... 2 3 2. 毒 性 試 験 ... 2 3 ( 1) 単 回 投 与 毒 性 試 験 ... 2 3 ( 2) 反 復 投 与 毒 性 試 験 ... 2 3 ( 3) 生 殖 発 生 毒 性 試 験 ... 2 3 ( 4) そ の 他 の 特 殊 毒 性 ... 2 3 Ⅹ.管 理 的 事 項 に関 する項 目 ... 2 4 1. 規 制 区 分 ... 2 4 2. 有 効 期 間 又 は 使 用 期 限 ... 2 4 3. 貯 法 ・ 保 存 条 件 ... 2 4 4. 薬 剤 取 扱 い 上 の 注 意 点 ... 2 4 ( 1) 薬 局 で の 取 り 扱 い に つ い て ... 2 4
( 2) 薬 剤 交 付 時 の 注 意 ( 患 者 等 に 留 意 す べ き 必 須 事 項 等 ) ... 2 4 5. 承 認 条 件 等 ... 2 4 6. 包 装 ... 2 4 7. 容 器 の 材 質 ... 2 4 8. 同 一 成 分 ・ 同 効 薬 ... 2 4 9. 国 際 誕 生 年 月 日 ... 2 4 10. 製 造 販 売 承 認 年 月 日 及 び 承 認 番 号 ... 2 4 11. 薬 価 基 準 収 載 年 月 日 ... 2 4 12. 効 能 又 は 効 果 追 加 、 用 法 及 び 用 量 変 更 追 加 等 の 年 月 日 及 び そ の 内 容 ... 2 5 13. 再 審 査 結 果 、 再 評 価 結 果 公 表 年 月 日 及 び そ の 内 容 ... 2 5 14. 再 審 査 期 間 ... 2 5 15. 投 薬 期 間 制 限 医 薬 品 に 関 す る 情 報 ... 2 5 16. 各 種 コ ー ド ... 2 5 17. 保 険 給 付 上 の 注 意 ... 2 5 ⅩⅠ.文 献 ... 2 6 1. 引 用 文 献 ... 2 6 2. そ の 他 参 考 文 献 ... 2 6 ⅩⅡ.参 考 資 料 ... 2 6 1. 主 な 外 国 で の 発 売 状 況 ... 2 6 2. 海 外 に お け る 臨 床 ... 2 6 支 援 情 報 ... 2 6 ⅩⅢ.備 考 ... 2 6 そ の 他 の 関 連 資 料 ... 2 6
1
Ⅰ
概 要 に関 する項 目
1.開 発 の経 緯 2.製 品 の治 療 学 的 ・製 剤 学 的 特 性 酸 化 マグネシウム製 剤 は、緩 下 剤 、制 酸 剤 として汎 用 されている。以 前 は医 療 用 医 薬 品 として日 局 酸 化 マグネシウムの散 剤 しか供 されてい なかったが、弊 社 ではより服 用 しやすい剤 形 として酸 化 マグネシウムを 錠 剤 化 したマグラックス錠 を開 発 するに至 った。マグラックス錠 は口 中 で 錠 剤 の剤 形 を維 持 し、胃 内 に到 達 後 すぐに崩 壊 するよう設 計 しており、 適 度 な崩 壊 時 間 を有 することから酸 化 マグネシウム独 特 のザラザラ感 や不 快 な味 を解 消 できるため、アドヒアランスの向 上 が期 待 できる製 剤 である。 マグラックス錠 250mg、マグラックス錠 330mgは後 発 医 薬 品 として薬 発 第 698号 (昭 和 55年 5月 30日 )に基 づき、規 格 及 び試 験 方 法 を設 定 、 加 速 試 験 、生 物 学 的 同 等 性 試 験 、臨 床 試 験 を行 い、マグラックス錠 250mgは平 成 11年 2月 に承 認 を得 て、平 成 11年 7月 に上 市 、マグラック ス錠 330mgは平 成 11年 1月 に承 認 を得 て、平 成 11年 7月 に上 市 した。 さらに、錠 剤 崩 壊 後 の粒 子 を細 かくするために組 成 変 更 を行 い、平 成 22年 5月 に一 部 変 更 承 認 を取 得 した。 1. 日 局 酸 化 マグネシウム(細 粒 )のような口 中 不 快 感 がありません。 2. アドヒアランスの向 上 が期 待 できます。 3. 適 度 な時 間 で崩 壊 します。 4. 診 療 報 酬 上 の後 発 医 薬 品 に該 当 します。 5. 豊 富 な包 装 規 格 で細 かい用 量 調 節 が可 能 です。 6. 〔効 能 ・効 果 〕の1つに、尿 路 蓚 酸 カルシウム結 石 の発 生 予 防 があり ます。 7. 長 期 大 量 投 与 により高 マグネシウム血 症 や下 痢 をおこすことがあり ます。2
Ⅱ
名 称 に関 する項 目
1.販 売 名 (1)和 名 (2)洋 名 (3)名 称 の由 来 2.一 般 名 (1)和 名 (命 名 法 ) (2)洋 名 (命 名 法 ) (3)ステム 3.構 造 式 又 は示 性 式 4.分 子 式 及 び分 子 量 5.化 学 名 (命 名 法 ) 6.慣 用 名 、別 名 、 略 号 、記 号 番 号 7.CAS登 録 番 号 マグラックス®錠 250mg マグラックス®錠 330mg Maglax Tab. 250mg Maglax Tab. 330mg 酸 化 マグネシウムの「Mag」及 び下 剤 「 Laxative」の「lax」を合 わせ た。 酸 化 マグネシウム(JAN) Magnesium Oxide(JAN) 該 当 しない MgO 分 子 式 :MgO 分 子 量 :40.30 Magnesium Oxide(JAN) 一 般 名 :酸 化 マグネシウム 慣 用 名 :カマ、カマグ 1309-48-43
Ⅲ
有 効 成 分 に関 する項 目
1.物 理 化 学 的 性 質 (1)外 観 ・性 状 白 色 の粉 末 又 は粒 で、においはない。 (2)溶 解 性 水 、エタノール(95)又 はジエチルエーテルにほとんど溶 けない。希 塩 酸 に 溶 ける。 (3)吸 湿 性 空 気 中 で湿 気 及 び二 酸 化 炭 素 を吸 収 する。 (4)融 点 (分 解 点 )、 沸 点 、凝 固 点 融 点 : 2 ,80 0℃ (5)酸 塩 基 解 離 定 数 該 当 資 料 な し (6)分 配 係 数 該 当 資 料 な し (7)その他 の主 な示 性 値 該 当 資 料 な し 2.有 効 成 分 の各 種 条 件 下 における安 定 性 40℃75%RH保 存 条 件 保 存 形 態密 閉 容 器 保 存 期 間 6箇 月 日 局 の規 格 に適 合結 果 3.有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 日 局 「酸 化 マグネシウム」の確 認 試 験 法 による。 4.有 効 成 分 の定 量 法 日 局 「酸 化 マグネシウム」の定 量 法 による。4
Ⅳ
製 剤 に関 する項 目
1.剤 形 (1)剤 形 の区 別 、規 格 及 び 性 状 250mg・330mg:白 色 の素 錠 販 売 名 マグラックス錠 250mg マグラックス錠 330mg 表 面 裏 面 外 形 側 面 直 径 (mm) 8.0 8.7 厚 さ(mm) 4.2 4.5 重 さ(mg) 300 396 識 別 コード YO MG 2 YO MG 1 (2)製 剤 の物 性 崩 壊 度 :日 局 崩 壊 試 験 に適 合 する(試 験 液 :水 ) (3)識 別 コード 250mg:YO MG 2 330mg:YO MG 1 (4)pH、浸 透 圧 比 、粘 度 、比 重 、無 菌 の旨 及 び安 定 な pH領 域 等 2.製 剤 の組 成 該 当 資 料 なし (1)有 効 成 分 (活 性 成 分 )の 含 量 (2)添 加 物 (3)その他 3.懸 濁 剤 、乳 剤 の分 散 性 に 対 する注 意 250mg:1錠 中 日 局 酸 化 マグネシウム250mg含 有 330mg:1錠 中 日 局 酸 化 マグネシウム330mg含 有 カルメロースカルシウム、クロスポビドン、ステアリン酸 カルシウム、 軽 質 無 水 ケイ酸 、結 晶 セルロース 該 当 資 料 なし 該 当 しない5 4.製 剤 の各 種 条 件 化 に おける安 定 性1 ) 2) 250mg 保 存 条 件 結 果 温 度 / 湿 度 保 存 形 態 保 存 期 間 外 観 崩 壊 時 間 硬 度 (kp) 含 量 (表 示 量 %) 30℃/ 75%RH 遮 光 / 無 包 装 Initial 1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 白 色 素 錠 変 化 なし 変 化 なし 変 化 なし 11秒 1分 15秒 1分 57秒 2分 31秒 8.0 27.3 29.2 30.5 100.1% 100.6% 100.8% 100.9% 40℃/ 75%RH 遮 光 / 気 密 容 器 Initial 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 白 色 素 錠 変 化 なし 変 化 なし 変 化 なし 10秒 12秒 14秒 15秒 5.4 6.0 6.2 6.7 99.8% 100.2% 100.1% 99.9% 25℃/ ― 120万 lux・hr /無 包 装 Initial 照 射 後 遮 光 対 照 白 色 素 錠 変 化 なし 変 化 なし 11秒 20秒 18秒 7.6 9.6 8.7 100.2% 100.5% 100.3% 330mg 保 存 条 件 結 果 温 度 / 湿 度 保 存 形 態 保 存 期 間 外 観 崩 壊 時 間 硬 度 (kp) 含 量 (表 示 量 %) 30℃ /75%RH 遮 光 / 無 包 装 Initial 1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 白 色 素 錠 変 化 なし 変 化 なし 変 化 なし 12秒 1分 16秒 1分 50秒 2分 26秒 9.0 29.8 32.6 32.5 99.9% 99.9% 100.2% 100.4% 40℃ /75%RH 遮 光 / 気 密 容 器 Initial 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 白 色 素 錠 変 化 なし 変 化 なし 変 化 なし 12秒 12秒 14秒 15秒 6.3 7.1 6.9 8.0 99.9% 100.1% 100.4% 100.2% 25℃/ ― 120万 lux・hr /無 包 装 Initial 照 射 後 遮 光 対 照 白 色 素 錠 変 化 なし 変 化 なし 14秒 21秒 22秒 8.7 11.0 10.1 99.9% 100.4% 100.3% <製 剤 の粉 砕 後 の安 定 性 について> 試 験 方 法 錠 剤 を乳 鉢 で粉 砕 後 、包 材 (セロファン/ポリエチレンフィルム)に、1包 あたりの 酸 化 マグネシウム量 が0.2g、0.5g及 び1g(マグラックス錠 として0.24g、0.6g及 び 1.2g)となるように分 包 し、また開 放 系 として330mg錠 の20錠 分 の粉 砕 品 をシャー レに取 り静 置 した。Initial及 び静 置 後 7日 、14日 、21日 、30日 における各 試 験 項 目 を評 価 した。 試 験 項 目 :目 視 による外 観 変 化 ・質 量 変 化 (mg)[20包 分 または20錠 分 の質 量 を量 り、1包 または1錠 分 に換 算 ] ・含 量 変 化 (mg)[1包 あたりまたはマグラックス錠 330mgに換 算 した1錠 あたりの 酸 化 マグネシウム量 を算 出 ] ・静 置 条 件 :温 度 :25℃ 湿 度 :60%RH
6 5.調 製 法 及 び溶 解 後 の 安 定 性 6.他 剤 との配 合 変 化 (物 理 化 学 的 変 化 ) 7.溶 出 性 8.生 物 学 的 試 験 法 試 験 結 果 粉 砕 品 の分 包 酸 化 マグネシウム量 0.2g相 当 の分 包 経 過 日 数 外 観 変 化 質 量 変 化 (mg) (変 化 率 %) 含 量 (mg) Initial 白 色 の粉 末 0 200.2 7日 変 化 なし +3.5 (+1.5%) 201.2 14日 変 化 なし +4.1 (+1.7%) 200.2 21日 変 化 なし +6.0 (+2.5%) 200.6 30日 変 化 なし +8.2 (+3.4%) 198.8 酸 化 マグネシウム量 0.5g相 当 の分 包 経 過 日 数 外 観 変 化 質 量 変 化 (mg) (変 化 率 %) 含 量 (mg) Initial 白 色 の粉 末 0 500.5 7日 変 化 なし +7.5 (+1.3%) 501.5 14日 変 化 なし +9.9 (+1.7%) 505.0 21日 変 化 なし +13.8 (+2.3%) 504.0 30日 変 化 なし +18.9 (+3.2%) 503.0 酸 化 マグネシウム量 1g相 当 の分 包 経 過 日 数 外 観 変 化 質 量 変 化 (mg) (変 化 率 %) 含 量 (mg) Initial 白 色 の粉 末 0 1001 7日 変 化 なし +14.4 (+1.2%) 1009 14日 変 化 なし +19.3 (+1.6%) 1007 21日 変 化 なし +25.1 (+2.1%) 1007 30日 変 化 なし +32.4 (+2.7%) 1004 開 放 系 マグラックス錠 330mgの1錠 分 に換 算 経 過 日 数 外 観 変 化 質 量 変 化 (mg) (変 化 率 %) 含 量 (mg) Initial 白 色 の粉 末 0 330.3 7日 変 化 なし +45.0 (+11.3%) 334.0 14日 変 化 なし +46.3 (+11.7%) 333.6 21日 変 化 なし +47.1 (+11.9%) 333.3 30日 変 化 なし +48.1 (+12.1%) 333.6 該 当 資 料 なし 混 合 すると湿 潤 するため組 み合 わせ散 剤 とする薬 剤 : ミグレニン、グルクロノラクトン、アスコルビン酸 、ピラジナミド、レボドパ しばらくして橙 赤 ~褐 赤 色 になる薬 剤 (キノイド化 合 物 の生 成 ): 大 黄 末 、センナ葉 末 、フェノバリン 日 局 酸 化 マグネシウム(細 粒 状 )と比 較 して同 等 該 当 しない
7 9.製 剤 中 の有 効 成 分 の確 認 試 験 法 10.製 剤 中 の有 効 成 分 の定 量 法 11.力 価 12.混 入 する可 能 性 のある 夾 雑 物 13.治 療 上 注 意 が必 要 な容 器 に関 する情 報 14.その他 本 品 0.3gに、希 塩 酸 10mLを加 え、加 温 してよく振 り混 ぜる。冷 後 、水 10mLを加 え、ろ過 した溶 液 はマグネシウム塩 の定 性 反 応 を呈 する。 日 本 薬 局 方 「酸 化 マグネシウム」の定 量 法 を参 考 にしたキレート滴 定 による。 250mg:1錠 中 、日 局 酸 化 マグネシウム250mgを含 む。 330mg:1錠 中 、日 局 酸 化 マグネシウム330mgを含 む。 原 料 に起 因 するアルカリ及 び可 溶 性 塩 、炭 酸 塩 、重 金 属 、鉄 、ヒ素 、酸 不 溶 物 、 フッ化 物 、酸 化 カルシウム。 該 当 資 料 なし 該 当 しない
8
Ⅴ
治 療 に関 する項 目
1.効 能 又 は効 果 下 記 疾 患 における制 酸 作 用 と症 状 の改 善 胃 ・十 二 指 腸 潰 瘍 、胃 炎 (急 ・慢 性 胃 炎 、薬 剤 性 胃 炎 を含 む)、上 部 消 化 管 機 能 異 常 (神 経 性 食 思 不 振 、いわゆる胃 下 垂 症 、胃 酸 過 多 症 を含 む) 2.用 法 及 び用 量 便 秘 症 尿 路 蓚 酸 カルシウム結 石 の発 生 予 防 制 酸 剤 として使 用 する場 合 酸 化 マグネシウムとして、通 常 成 人 1日 0.5~1.0gを数 回 に分 割 経 口 投 与 する。 緩 下 剤 として使 用 する場 合 酸 化 マグネシウムとして、通 常 成 人 1日 2gを食 前 又 は食 後 の3回 に分 割 経 口 投 与 するか、又 は就 寝 前 に1回 投 与 する。 尿 路 蓚 酸 カルシウム結 石 の発 生 予 防 に使 用 する場 合 酸 化 マグネシウムとして、通 常 成 人 1日 0.2~0.6gを多 量 の水 とともに経 口 投 与 する。 なお、いずれの場 合 も年 齢 、症 状 により適 宜 増 減 する。 3.臨 床 成 績 (1)臨 床 データパッケージ (2009年 4月 以 降 承 認 品 目 ) (2)臨 床 効 果 該 当 資 料 しない 2 5 0mg: 常 習 性 便 秘 に 対 する臨 床 試 験 におい て「 改 善 」 以 上 の改 善 率 は87.0%(40/46例 )である。また、日 局 酸 化 マグネシウム散 剤 (分 包 剤 )は 86.7%(39/45例 )であった。3 )(承 認 時 集 計 ) 3 3 0m g: 常 習 性 便 秘 に 対 する臨 床 試 験 におい て「 改 善 」 以 上 の改 善 率 は93.9%(46/49例 )である。また、日 局 酸 化 マグネシウム散 剤 (分 包 剤 )は 85.7%(42/49例 )であった。4 )(承 認 時 集 計 ) (3)臨 床 薬 理 試 験 :忍 容 性 試 験 該 当 しない (4)探 索 的 試 験 :用 量 反 応 探 索 試 験 該 当 しない (5)検 証 的 試 験 1)無 作 為 化 並 行 用 量 反 応 試 験 2)比 較 試 験 3)安 全 性 試 験 4)患 者 ・病 態 別 試 験 該 当 しない9 (6)治 療 的 使 用 1)使 用 成 績 調 査 ・特 定 使 用 成 績 調 査 (特 別 調 査 )・製 造 販 売 後 臨 床 試 験 (市 販 後 臨 床 試 験 ) 2)承 認 条 件 として実 施 予 定 の内 容 又 は実 施 した試 験 の概 要 該 当 しない
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Ⅵ
薬 効 薬 理 に関 する項 目
1.薬 理 学 的 に関 連 ある 化 合 物 又 は化 合 物 群 制 酸 剤 アミノ酢 酸 、合 成 ケイ酸 アルミニウム、天 然 ケイ酸 アルミニウム、ケイ酸 アルミン酸 マグネシウムビスマス、合 成 ヒドロタルシト、乾 燥 水 酸 化 アルミ ニウムゲル、メタケイ酸 アルミン酸 マグネシウム、ケイ酸 マグネシウム、水 酸 化 マグネシウム、炭 酸 水 素 ナトリウム、炭 酸 マグネシウム、水 酸 化 ア ルミニウムゲル、水 酸 化 マグネシウムなどの制 酸 剤 下 剤 カルメロースナトリウム、ジオクチルソジウムスルホサクシネート・カサンス ラノール、人 工 カルルス塩 、水 酸 化 マグネシウム、セチロ、センナエキス、 センナ・センナ実 、センノシド、炭 酸 マグネシウム、ピコスルファートナトリ ウム、ビサコジル、ヒマシ油 ・加 香 ヒマシ油 、ラクツロース、硫 酸 マグネシ ウム、乾 燥 硫 酸 ナトリウム 胃 内 で制 酸 作 用 を呈 し、腸 内 で炭 酸 マグネシウムとなり、腸 内 で水 分 の再 吸 収 に抑 制 的 に働 き、腸 管 内 容 物 が膨 脹 し、腸 管 に機 械 的 な刺 激 を与 え 排 便 を容 易 にし、緩 下 剤 としての作 用 を発 揮 する。 尿 路 蓚 酸 カルシウム結 石 の発 生 予 防 に対 しては、小 腸 からMg2 +が微 量 吸 収 され、腎 臓 より尿 中 へ排 泄 される。このMg2 +が、蓚 酸 カルシウム結 石 と 可 溶 性 のコンプレックス(複 合 体 )を形 成 してその排 泄 を促 進 するものと考 えられる。5) 6 )7 ) 2.薬 理 作 用 (1)作 用 部 位 ・作 用 機 序11 (2)薬 効 を裏 付 ける試 験 成 績8 ) 9) 1.<制 酸 作 用 > 目 的 :マグラックス錠 250mg・330mgと日 局 酸 化 マグネシウムのそれぞ れの制 酸 効 果 を比 較 し、効 果 に差 がないことを確 認 する。 1)日 本 薬 局 方 ・一 般 試 験 法 ・制 酸 力 試 験 試 験 方 法 :0.1mol/L塩 酸 100mLに粉 砕 したマグラックス錠 0.12g又 は対 照 薬 (日 局 酸 化 マグネシウム)0.10gを加 え、ろ過 する。そのろ液 中 の過 量 の塩 酸 を0.1mol/L水 酸 化 ナトリウム液 で滴 定 した。その 結 果 より酸 化 マグネシウム0.5gに相 当 する0.1mol/L塩 酸 の量 を 求 めた。 解 析 方 法 :一 元 配 置 分 散 分 析 試 験 結 果 :日 本 薬 局 方 ・一 般 試 験 法 ・制 酸 力 試 験 において実 施 した試 験 製 剤 であるマグラックス錠 250mgおよび330mgと標 準 製 剤 であ る日 局 酸 化 マグネシウムの制 酸 作 用 は、それぞれ250mgの試 験 では243.61±0.61mL、242.63±1.27mL(平 均 値 ±S.D)、 330mgの試 験 では243.29±0.93mL、244.21±2.01mL(平 均 値 ±S.D)であり、試 験 製 剤 および標 準 製 剤 との間 に有 意 差 は認 められず、薬 力 学 的 同 等 性 が確 認 された。(下 図 を参 照 ) 250mg 330mg マグラックス錠 250mg (n=9) 日局酸化 マグネシウム (n=9) 200 210 220 230 240 250 0.1mol/L塩 酸 消 費 量 ( m L) mean±S.D. 243.61 242.63 N.S. ±0.61 ±1.27 マグラックス錠 330mg (n=9) 日局酸化 マグネシウム (n=9) 200 210 220 230 240 250 0.1mol/L塩 酸 消 費 量 ( m L) mean±S.D. 244.21 243.29 N.S. ±2.01 ±0.93
12 2)Fuchsの方 法 を参 考 にした制 酸 力 試 験 試 験 方 法 :0.1mol/L塩 酸 50mLと水 100mLにマグラックス錠 を1錠 又 はそれ に対 応 する日 局 酸 化 マグネシウムを加 え、10分 後 より1mol/L 塩 酸 0.4mLを2分 毎 に添 加 し、pHを測 定 した。 解 析 方 法 :一 元 配 置 分 散 分 析 試 験 結 果 :Fuchsの方 法 を参 考 にした制 酸 力 試 験 において実 施 した試 験 製 剤 であるマグラックス250mgおよび330mgと標 準 製 剤 である 日 局 酸 化 マグネシウムの制 酸 作 用 は、試 験 製 剤 および標 準 製 剤 との間 に有 意 差 は認 められず、薬 力 学 的 同 等 性 が確 認 され た。(下 図 を参 照 ) 250mg 330mg
0
2
4
6
8
10
12
0
10
20
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40
50
60
70
× マグラックス錠250mg
○ 日局酸化マグネシウム
pH n=9 時 間 (分 )0
2
4
6
8
10
12
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
× マグラックス錠330mg
○ 日局酸化マグネシウム
pH n=9 時 間 (分 )13 2.<常 習 性 便 秘 に対 する臨 床 成 績3 ) 4)> 日 局 酸 化 マグネシウム細 粒 とのクロスオーバー比 較 試 験 試 験 製 剤 :マグラックス250mg 対 照 薬 :日 局 酸 化 マグネシウム 0.50g分 包 剤 対 象 :常 習 性 便 秘 患 者 48例 試 験 方 法 :3日 間 のウォッシュアウト後 、1週 間 (第 Ⅰ期 )錠 剤 2錠 (又 は 分 包 剤 1包 )増 減 を1日 3回 食 後 に服 薬 。投 与 終 了 後 3~4日 間 休 薬 し、さらに1週 間 (第 Ⅱ期 )分 包 剤 1包 (又 は錠 剤 2錠 )増 減 を1日 3回 食 後 に服 薬 。患 者 の症 状 に応 じて、試 験 薬 剤 は1日 500mg~2gまで適 宜 増 減 可 (ただし初 日 を除 く)。 試 験 結 果 : マグラックス錠 250mgを服 用 した期 間 の便 秘 症 状 の改 善 率 は著 明 改 善 60.9%、改 善 26.1%で改 善 以 上 の有 効 性 を示 した割 合 は87.0%であった。 一 方 、酸 化 マグネシウム分 包 剤 を服 用 した期 間 の便 秘 症 状 の改 善 率 は著 明 改 善 53.3%、改 善 33.4%で改 善 以 上 の有 効 性 を示 した割 合 は86.7%で あり、マグラックス錠 250mgと酸 化 マグネシウム分 包 剤 との間 に有 意 差 を認 めず、薬 力 学 的 同 等 性 が確 認 された。
14 (3)作 用 発 現 時 間 ・持 続 時 間 試 験 製 剤 :マグラックス330mg 対 照 薬 :日 局 酸 化 マグネシウム 0.33g分 包 剤 対 象 :常 習 性 便 秘 患 者 49例 試 験 方 法 :3日 間 のウォッシュアウト後 、1週 間 (第 Ⅰ期 )錠 剤 3錠 (又 は 分 包 剤 3包 )増 減 を1日 1回 就 寝 前 に服 薬 。投 与 終 了 後 3日 間 休 薬 し、 さらに1週 間 (第 Ⅱ期 )分 包 剤 3包 (又 は錠 剤 3錠 )増 減 を1日 1回 就 寝 前 に服 薬 。患 者 の症 状 に応 じて、試 験 薬 剤 は1日 330mg~1.98gまで 適 宜 増 減 可 (ただし初 日 を除 く)。 試 験 結 果 : マグラックス錠 330mgを服 用 した期 間 の便 秘 症 状 の改 善 率 は著 明 改 善 40.8%、改 善 53.1%で改 善 以 上 の有 効 性 を示 した割 合 は93.9%であった。 一 方 、酸 化 マグネシウム分 包 剤 を服 用 した期 間 の便 秘 症 状 の改 善 率 は著 明 改 善 42.9%、改 善 42.8%で改 善 以 上 の有 効 性 を示 した割 合 は85.7%で あり、マグラックス錠 330mgと酸 化 マグネシウム分 包 剤 との間 に有 意 差 を認 めず、薬 力 学 的 同 等 性 が確 認 された。 該 当 資 料 なし
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Ⅶ
薬 物 動 態 に関 する項 目
1.血 中 濃 度 の推 移 ・測 定 法 (1)治 療 上 有 効 な血 中 濃 度 該 当 しない (2)最 高 血 中 濃 度 到 達 時 間 該 当 しない (3)臨 床 試 験 で確 認 された 血 中 濃 度 該 当 しない (4)中 毒 域 (5)食 事 ・併 用 薬 の影 響 (6)母 集 団 (ポピュレーショ ン)解 析 により判 明 した 薬 物 体 内 動 態 変 動 要 因 血 清 マグネシウム濃 度 と症 状1 0 ) 血 清 マグネシウムの正 常 域 は1 .9~2 .3mg/ dL( 1 .6 ~1 .9 mEq/ L) 程 度 である。高 マグネシウム血 症 の症 状 は4 .9 mg/ dL以 上 であらわれ てくる。 該 当 資 料 なし 該 当 資 料 なし 4.9mg/dL以 上 (4mEq/L以 上 ) 全 身 倦 怠 感 、無 気 力 、筋 力 低 下 、腱 反 射 の 減 弱 、起 立 性 低 血 圧 、徐 脈 など 6.1~12.2mg/dL (5~10mEq/L) ECG異 常 (PR、QTの延 長 )など 9.7mg/dL以 上 (8mEq/L以 上 ) 腱 反 射 消 失 、随 意 筋 麻 痺 、嚥 下 障 害 、房 室 ブ ロック、低 血 圧 など 18.2mg/dL以 上 (15mEq/L以 上 ) 昏 睡 、呼 吸 筋 麻 痺 、血 圧 低 下 、心 停 止 など 2.薬 物 速 度 論 的 パラメータ (1)コンパートメントモデル (2)吸 収 速 度 定 数 該 当 しない 該 当 資 料 なし (3)バイオアベイラビリティ 該 当 しない (4)消 失 速 度 定 数 (5)クリアランス 該 当 資 料 な し 該 当 資 料 なし16 (6)分 布 容 積 該 当 資 料 な し (7)血 漿 蛋 白 結 合 率 生 体 内 のMgは血 漿 中 で約 70%がMgイオン、残 りの約 30%が血 漿 蛋 白 と 結 合1 1)。 3.吸 収 胃 ・腸 管 からはほとんど吸 収 されない。ごくわずか吸 収 され、腎 より排 泄 される。 4.分 布 (1)血 液 ‐脳 関 門 通 過 性 該 当 資 料 な し (2)血 液 ‐胎 盤 関 門 通 過 性 該 当 資 料 なし (3)乳 汁 への移 行 性 該 当 資 料 なし (4)髄 液 への移 行 性 該 当 資 料 なし (5)その他 の組 織 への移 行 性 該 当 資 料 なし 5.代 謝 (1)代 謝 部 位 及 び代 謝 経 路 該 当 しない (2)代 謝 に関 与 する酵 素 (CYP450等 )の分 子 種 該 当 しない (3)初 回 通 過 効 果 の有 無 及 びその割 合 該 当 しない (4)代 謝 物 の活 性 の有 無 及 び比 率 該 当 しない (5)活 性 代 謝 物 の速 度 論 的 パラメータ 該 当 しない 6.排 泄 (1)排 泄 部 位 及 び経 路 大 部 分 が 糞 便 に排 泄 されるが、ごくわずか吸 収 されて腎 より尿 中 に排 泄 される。 (2)排 泄 率 該 当 しない (3)排 泄 速 度 該 当 しない 7.透 析 等 による除 去 率 該 当 しない
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Ⅷ
安 全 性 (使 用 上 の注 意 等 )に関 する項 目
1.警 告 内 容 とその理 由 該 当 しない 2.禁 忌 内 容 とその理 由 (原 則 禁 忌 を含 む) 該 当 しない 該 当 しない 3.効 能 又 は効 果 に関 連 する使 用 上 の注 意 とそ の理 由 4.用 法 及 び用 量 に関 連 する使 用 上 の注 意 とそ の理 由 該 当 しない 5.慎 重 投 与 内 容 とその理 由 次 の患 者 には慎 重 に投 与 すること 1.腎 障 害 のある患 者 (高 マグネシウム血 症 を起 こすおそれがある)(8.副 作 用 (1)副 作 用 の 概 要 1)重 大 な副 作 用 と初 期 症 状 」の項 参 照 ) 2.心 機 能 障 害 のある患 者 (徐 脈 を起 こし、症 状 が悪 化 するおそれがある) 3.下 痢 のある患 者 (下 痢 を悪 化 させるおそれがある) 4.高 マグネシウム血 症 の患 者 (高 マグネシウム血 症 の症 状 を増 悪 させるおそれがある) 6.重 要 な基 本 的 注 意 とそ の理 由 及 び処 置 方 法 本 剤 の投 与 により、高 マグネシウム血 症 があらわれることがあるので、 長 期 投 与 する場 合 には定 期 的 に血 清 マグネシウム濃 度 を測 定 するなど 特 に注 意 すること。(8.副 作 用 (1)副 作 用 の概 要 1)重 大 な副 作 用 と初 期 症 状 」の項 参 照 ) 7.相 互 作 用 (1)併 用 禁 忌 とその理 由 該 当 しない (2)併 用 注 意 とその理 由 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 ・措 置 方 法 機 序 ・危 険 因 子 テトラサイクリン系 抗 生 物 質 (テトラサイクリン、ミノ サイクリン等 ) ニューキノロン系抗菌 剤 (シプロフロキサシン、 トスフロキサシン等 ) これらの薬 剤 の吸 収 が低 下 し、効 果 が減 弱 するおそれがあるの で、同 時 に服 用 させな いなど注 意 すること。 マグネシウムと難 溶 性 のキレートを 形 成 し、薬 剤 の吸 収 が阻 害 される。18 ビスホスホン酸 塩 系 骨 代 謝 改 善 剤 (エチドロン酸 二 ナトリ ウム、リセドロン酸 ナト リウム等 ) セフジニル ミコフェノール酸 モフェ チル デラビルジン ザルシタビン ペニシラミン アジスロマイシン セレコキシブ ロスバスタチン ラベプラゾール ガバペンチン これらの薬 剤 の血 中 濃 度 が低 下 するおそ れがある。 機 序 不 明 ジギタリス製 剤 (ジゴキシン、ジギトキ シン等 ) 鉄 剤 フェキソフェナジン これらの薬 剤 の吸 収 ・ 排 泄 に影 響 を与 える ことがあるので、服 用 間 隔 をあけるなど注 意 すること。 マグネシウムの吸 着 作 用 または消 化 管 内 ・体 液 のpH 上 昇 によると考 えら れる。 ポリカルボフィルカル シウム ポリカルボフィルカル シウムの作 用 が減 弱 するおそれがある。 ポリカルボフィルカ ルシウムは酸 性 条 件 下 でカルシウム が脱 離 して薬 効 を 発 揮 するが、本 剤 の胃 内 pH上 昇 作 用 によりカルシウム の脱 離 が抑 制 され る。 高 カリウム血 症 改 善 イオン交 換 樹 脂 製 剤 (ポリスチレンスルホン 酸 カルシウム、ポリス チレンスルホン酸 ナト リウム) これらの薬 剤 の効 果 が減 弱 するおそれが ある。また、併 用 によ りアルカローシスがあ らわれたとの報 告 があ る。 マグネシウムがこ れらの薬 剤 の陽 イ オンと交 換 するた めと考 えられる。 活 性 型 ビタミンD3製 剤 (アルファカルシドー ル、カルシトリオール) 高 マグネシウム血 症 を起 こすおそれがあ る。 マグネシウム消化 管吸 収及び腎尿 細 管からの再吸収が 促進するためと考 えられる。
19 薬 剤 名 等 床 症 状 ・措 置 方 法 機 序 ・危 険 因 子 大 量 の牛 乳 、カルシ ウム製 剤 milk-alkali syndrome (高 カルシウム血 症 、 高 窒 素 血 症 、アルカ ローシス等 )があらわ れるおそれがあるの で、観 察 を十 分 に行 い、このような症 状 が 現 れた場 合 には投 与 を中 止 すること。 機 序 :代 謝 性 アル カローシスが持 続 することにより、尿 細 管 でのカルシウ ム再 吸 収 が増 大 す る。 危 険 因 子 :高 カル シウム血 症 、代 謝 性 アルカローシス、 腎 機 能 障 害 のある 患 者 。 ミソプロストール 下 痢 が発 現 しやすく なる。 ミソプロストールは 小 腸 の蠕 動 運 動 を 亢 進 させ、小 腸 か らの水 ・Naの吸 収 を阻 害 し、下 痢 を 生 じさせる。本 剤 に は緩 下 作 用 がある ので、両 者 の併 用 で下 痢 が発 現 しや すくなる。 8.副 作 用 (1)副 作 用 の概 要 (2)重 大 な副 作 用 と初 期 症 状 マグラックス錠 250mg・330mgの承 認 時 の常 習 性 便 秘 を対 象 とした95例 の臨 床 試 験 において腹 痛 1例 (1.1%)、軽 度 の下 痢 1例 (1.1%)が認 めら れ、9例 (9.5%)に血 漿 中 マグネシウム濃 度 の軽 微 な上 昇 が認 められ た。3 )4 ) 高 マグネシウム血 症 (頻 度 不 明 ): 本 剤 の投 与 により、高 マグネシウム血 症 があらわれ、呼 吸 抑 制 、意 識 障 害 、不 整 脈 、心 停 止 に至 ることがある。 悪 心 ・嘔 吐 、口 渇 、血 圧 低 下 、徐 脈 、皮 膚 潮 紅 、筋 力 低 下 、傾 眠 等 の 症 状 の発 現 に注 意 するとともに、血 清 マグネシウム濃 度 の測 定 を行 うな ど十 分 な観 察 を行 い、異 常 が認 められた場 合 には投 与 を中 止 し、適 切 な処 置 を行 うこと。(処 置 法 は「13.過 量 投 与 」の項 参 照 ) (3)その他 の副 作 用 種 類 \頻 度 頻 度 不 明 消 化 器 下 痢 等 電 解 質注 ) 血 清 マグネシウム値 の上 昇 注 )観 察 を十 分 に行 い、異 常 が認 められた場 合 には、減 量 または休 薬 等 の適 切 な処 置 を行 うこと。
20 (4)項 目 別 副 作 用 発 現 頻 度 及 び臨 床 検 査 値 異 常 一 覧 副 作 用 発 現 頻 度 :該 当 資 料 なし 臨 床 検 査 値 異 常 : マグラックス錠 の臨 床 検 査 値 異 常 は14.7%(14/95例 )であった3 ) 4)。臨 床 検 査 値 異 常 (マグラックス錠 との関 連 性 が否 定 されなかった異 常 )は 血 漿 中 マグネシウムの軽 微 な上 昇 が9.5%(9/95例 )、総 ビリルビン上 昇 1.1%(1/95例 )、Ht上 昇 1.1%(1/95例 )、尿 蛋 白 異 常 1.1%(1/95例 )、 尿 糖 異 常 1.1%(1/95例 )、Hb低 下 1.1%(1/95例 )であったが、いずれも 正 常 値 からのわずかな逸 脱 で、臨 床 的 に問 題 となる程 度 ではなかった。 (5)基 礎 疾 患 、合 併 症 、重 症 度 及 び手 術 の有 無 等 背 景 別 の副 作 用 発 現 頻 度 該 当 資 料 なし (6)薬 物 アレルギーに対 す る注 意 及 び試 験 法 9.高 齢 者 への投 与 該 当 資 料 なし 一 般 に高 齢 者 では生 理 機 能 が低 下 しているので、減 量 するなど注 意 す ること。 10.妊 婦 、産 婦 、授 乳 婦 等 への投 与 該 当 資 料 な し 11.小 児 等 への投 与 該 当 資 料 な し 12.臨 床 検 査 結 果 に及 ぼ す影 響 該 当 資 料 な し 8 .副 作 用 (4 )項 目 別 副 作 用 発 現 頻 度 及 び臨 床 検 査 値 異 常 一 覧 の 項 参 照 13.過 量 投 与 徴 候 、症 状 :血清マグネシウム濃度 が高値になるにつれ、深 部腱 反射の 消失、呼吸 抑制、意識 障害、房室 ブロックや伝導障 害等の 不整 脈、心 停止 等があらわれることがある。(「8.副 作 用 (1) 副 作 用 の概 要 及 び(2)重 大 な副 作 用 と初 期 症 状 」の項 参 照 ) 処 置 :大 量 服 用 後 の間 もない場 合 には、催 吐 並 びに胃 洗 浄 を行 う。中 毒 症 状 があらわれた場 合 には、心 電 図 並 びに血 清 マグネシウム 濃 度 の測 定 等 により患 者 の状 態 を十 分 に観 察 し、症 状 に応 じて 適 切 な処 置 を行 うこと(治 療 にはグルコン酸 カルシウム静 注 が有 効 であるとの報 告 がある)。 なお、マグネシウムを除 去するために血液透 析 が有効である 14.適 用 上 の注 意 適用上の注意 内服剤としてのみに使用する。 薬剤交付時 PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること (PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿 孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されて いる。)
21 用法・用量の遵守。異常症状が現れた場合には、直ちに服薬を中止 し、医師・薬剤師に相談する。大量の牛乳、カルシウム製剤と同時服用 は避ける。 15.その他 の注 意 長 期 ・大 量 投 与 により胃 ・腸 管 内 に結 石 を形 成 し、腸 閉 塞 を起 こしたと の報 告 がある。 16.その他 該 当 しない
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Ⅸ
非 臨 床 試 験 に関 する項 目
1.薬 理 試 験 (1)薬 効 薬 理 試 験 (「Ⅵ.・薬 効 薬 理 に関 する項 目 」参 照 ) マグラックス錠 250mg 緩 下 作 用1 2) 1.ラットを用 いたパイロット試 験 マグラックス錠 250mgを乳 鉢 にて粉 砕 後 、10匹 のラットにおのおの酸 化 マグネシウ ムとして320mgを注 射 用 水 2mLに懸 濁 し経 口 ゾンデ針 を用 いて強 制 経 口 投 与 し た。 対 照 群 として注 射 用 水 2mLを3匹 のラットに同 様 に強 制 経 口 投 与 した。 経 口 投 与 直 後 より、2時 間 ごとに緩 下 作 用 を観 察 した。 結 果 観察時間(投与後) 試験群 動物番号 0~2時間 2~4時間 4~6時間 6~8時間 注射用水 1 2 3 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― マグラックス錠 (酸化マグネシウムとして 320mg/2mL/body) 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 ― ― ― ― ― +、++ ― ― ― ― ― ― + ++ ++ ++ + + ― ― ― ― ++ ++ ++ ++ ++ ++ +、++ + + +、++ ++ ++ ++ ++ ++ ++ ++ ++ +:軟 便 、++:下 痢 便 、+++:水 様 便 、―:緩 下 作 用 発 現 なし 2.ラットを用 いた用 量 ―反 応 試 験 粉 砕 したマグラックス錠 を各 群 10匹 のラットにそれぞれ酸 化 マグネシウムとして 100、150、200、300及 び400mgを注 射 用 水 2mLに懸 濁 し、強 制 経 口 投 与 した。対 照 群 として6匹 のラットに注 射 用 水 2mLを同 様 に投 与 した。 各 群 ごとの緩 下 作 用 の出 現 率 を算 出 し投 与 6時 間 後 及 び8時 間 後 の50%緩 下 作 用 有 効 量 (ED5 0値 )ならびに95%信 頼 区 間 (C.I.)をProbit法 により求 めた。23 (2)副 次 的 薬 理 試 験 (3)安 全 性 薬 理 試 験 (4)その他 の薬 理 試 験 結 果 観察時間(投与後) 試験群 投与前 0~2時間 2~4時間 4~6時間 6~8時間 注射用水 0/6 0/6 0/6 0/6 0/6 100mg/2mL/body 150mg/2mL/body 200mg/2mL/body 300mg/2mL/body 400mg/2mL/body 0/10 0/10 0/10 0/10 0/10 0/10 0/10 0/10 0/10 1/10 0/10 2/10 3/10 4/10 6/10 3/10 5/10 7/10 9/10 10/10 4/10 6/10 9/10 9/10 10/10 ED5 0(mg/body) 95%C.I. ― ― ― 142.8 97.8~179.3 118.1 63.7~152.0 該 当 資 料 なし 該 当 資 料 なし 該 当 資 料 なし 2.毒 性 試 験 (1)単 回 投 与 毒 性 試 験 該 当 資 料 なし (2)反 復 投 与 毒 性 試 験 該 当 資 料 なし (3)生 殖 発 生 毒 性 試 験 該 当 資 料 なし (4)その他 の特 殊 毒 性 該 当 資 料 なし
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Ⅹ
管 理 的 事 項 に関 する項 目
1.規 制 区 分 2.有 効 期 間 又 は使 用 期 限 製 剤 :マグラックス錠 250mg・330mg 普 通 薬 有 効 成 分 : 日 本 薬 局 方 酸 化 マグネシウム 普 通 薬 使 用 期 限 : 3年 外 箱 等 に記 載 (安 定 性 試 験 結 果 に基 づく) 3.貯 法 ・保 存 条 件 室 温 保 存 4.薬 剤 取 扱 い上 の注 意 点 (1)薬 局 での取 り扱 い について (2)薬 剤 交 付 時 の注 意 (患 者 等 に留 意 すべ き必 須 事 項 等 ) 1) 本 剤 は湿 気 に影 響 されるので、開 封 後 はできるだけ速 やかにご使 用 くださ い。また、開 封 後 は湿 気 を避 けて保 管 して下 さい。 2) 金 属 と擦 れることにより黒 色 になることがあります。 「Ⅷ 安 全 性 (使 用 上 の注 意 等 )に関 する項 目 14.適 用 上 の注 意 」参 照 5.承 認 条 件 等 該 当 しない 6.包 装 7.容 器 の材 質 包 装 形 態 バラ PTP包 装 材 質 ポリエチレン PVC、アルミニウム、 紙 (外 箱 ) マグラックス錠 250mg マグラックス錠 330mg バラ 1000錠 500 錠 PTP包 装 100錠 (10錠 ×10)、210錠 (21錠 ×10) 1000錠 (10錠 ×100)、 2100錠 (21錠 ×100) 8.同 一 成 分 ・同 効 薬 同 一 成 分 薬 :重 カマ「ヨシダ」、マグラックス細 粒 83%など 同 効 薬 :ピコスルファートナトリウム、センノシドなど 9.国 際 誕 生 年 月 日 該 当 しない 10.製 造 販 売 承 認 年 月 日 及 び承 認 番 号 販 売 名 製 造 販 売 承 認 年 月 日 承 認 番 号 マグラックス錠 250mg 1999年 2月 23日 21100AMZ00116000 マグラックス錠 330mg 1999年 1月 20日 21100AMZ00033000 11.薬 価 基 準 収 載 年 月 日 マグラックス錠 250mg・330mg:1999年 7月 9日25 12.効 能 又 は効 果 追 加 、用 法 及 び用 量 変 更 追 加 等 の年 月 日 及 びその内 容 該 当 しない 13.再 審 査 結 果 、再 評 価 結 果 公 表 年 月 日 及 びその内 容 再 評 価 結 果 :1982年 1月 (酸 化 マグネシウムとして) 14.再 審 査 期 間 該 当 しない 15.投 薬 期 間 制 限 医 薬 品 に関 する情 報 本 剤 は、投 薬 (あるいは投 与 )期 間 に関 する制 限 は定 められていない。 販 売 名 HOT(9桁 )番 号 厚 生 労 働 省 薬 価 基 準 収 載 医 薬 品 コード レセプト電 算 コード マグラックス錠 250mg 104769101 2344009F1027 610433135 マグラックス錠 330mg 104770701 2344009F2023 610433136 16.各 種 コード 17.保 険 給 付 上 の注 意 該 当 しない
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