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1

特化係数と労働生産性の関係に着目した 東京圏の産業構造特性に関する分析

山田 敏之 1 ・野見山 尚志 2 ・海老原 寛人 3

1正会員 株式会社 建設技術研究所 道路・交通部(〒103-8430 東京都中央区日本橋浜町3-21-1)

E-mail:t-yamada@ctie.co.jp

2正会員 株式会社 建設技術研究所 道路・交通部(〒103-8430 東京都中央区日本橋浜町3-21-1)

E-mail:nomiyama@ctie.co.jp

3非会員 株式会社 建設技術研究所 道路・交通部(〒103-8430 東京都中央区日本橋浜町3-21-1)

E-mail:h-ebihara@ctie.co.jp

近年,東京への人口一極集中により,東京における経済活動の活性化,地方部においては経済の低迷と 二極化現象に陥っている.本稿では,県民経済計算や国勢調査の従業人口を用いた特化係数や労働生産性 に着目し,東京と一体的に機能する東京圏とその他地域を比較し,その産業構造の特性について考察する.

Key Words : location quotient , labor productivity , industrial structure , Metropolitan Areas

1.

背景と目的

近年,東京への人口一極集中により,東京における経 済活動の活性化,地方部においては経済の低迷という二 極化現象に陥っている.

また,大都市には,多くの種類の産業が集積し,異な る産業で雇用される労働は,異なる技術,異なる能力,

異なる年齢が必要とされる.このように異なる産業の企 業が多数集中し,異なるバックグラウンドをもつ多数の 人々が集中することによって,「都市化の経済」が働く.

銀行,保険,不動産,対事業所サービスなどの産業は,

多様な多数の需要者があってはじめて立地するが,それ らはこれらの産業が規模の経済を生かし,その地域の企 業は比較的安い費用で,高い水準のサービスを得ること が可能になる1).さらに,異業種企業間の取引には,

様々な情報の交換が必要不可欠である.多くの事業所が 集中立地していると,情報交換に最善の手段であるフェ イス・トゥ・フェイス・コミュニケーションに費やす移 動時間が節減でき,実質的な費用の節約になる2)

このような中,わが国の国際競争力を維持する成長の エンジンとして,東京圏の役割は大きい.そこで,1都 3県及びその他地域がどのような産業構造かまた競争力 を有する産業が何かその実態を分析するとともに,約10 年前からの変化を明らかにすることを目的とする.

2.

分析の概要

(1) 使用データ

産業別の従業人口は,H17とH27(速報値)国勢調査 の従業地ベースの就業者数の結果を,県内総生産は,

H17とH25

県民経済計算の結果をそれぞれ用いた.

また,労働生産性と特化係数は,式(1a) 式(1b)により それぞれ求めた.

RNi

RPi

労働生産性

(1a)

JN JNi

RN SI RNi

/

 /

特化係数

(1b)

(2) 地域区分

本稿では,東京圏とその他地域に区分した.(表-1)

-1 本稿における地域区分

圏域 都道府県

東京圏 東京都,埼玉県,千葉県,神奈川県 その他地域 東京圏以外の道府県

JN

:全国全産業従業人口

JP

:全国全産業県内総生産

JNi:全国 i 産業従業人口 JPi

:全国 i 産業県内総生産

RN: R地域全産業従業人口 RP

:R地域全産業県内総生産

RNi

R

地域

i

産業従業人口

RP i

R

地域

i

産業県内総生産

第 55 回土木計画学研究発表会・講演集

23-07

(2)

2

3. 東京圏とその他地域の産業構造

(1) 県内総生産と従業人口の割合の違い

産業別県内総生産に着目すると,東京圏ではサービス 業,不動産業,卸売・小売業,製造業の順で多い.その 他地域では製造業がもっとも多く,ついで,サービス業,

不動産業の順となっている(図-1).

22.1 23.4 14.5 14.3

8.4 8.3

25.7 23.8 21.5 22.2 22.9 21.3 25.9 27.9 6.1 5.7

5.4 4.8 5.1 4.3

6.4 6.4 5.8 5.8 5.5 5.0 6.4 6.0 15.8 13.9

19.1 16.7 24.0 20.7

12.8 12.5 11.3 10.4 12.1 11.3 14.2 12.5 7.1 6.5

9.9 9.7 13.1 13.4

5.5 5.2 5.2 4.4 5.2 4.8 5.7 5.0 13.6 15.2 14.7 17.0 11.8 14.0

19.2 21.5 19.0 20.6 18.4 20.7 13.1 14.4 5.7 6.3 8.8 9.7 11.5 13.1

3.6 3.8 3.8 3.9 6.4 6.8 4.1 4.6

20.2 20.8 20.5 21.1 20.6 21.3 18.8 19.5 20.6 20.7 21.1 21.6 20.1 20.6

0 20 40 60 80 100

全国(H17) 全国(H25) 東京(H17) 東京(H25) 東京(H17) 東京(H25) 埼玉(H17) 埼玉(H25) 千葉(H17) 千葉(H25) 奈川県(H17) 奈川県(H25) その(H17) その(H25)

(%)

サービス業 情報通信業 運輸業 不動産業 金融・保険業 卸売・小売業 電気・ガス・水道業 建設業 製造業 鉱業 農林水産業

-1 地域別産業別県内総生産の割合(全産業: 100%

産業別従業人口に着目すると,東京圏もその他地域も サービス業,卸売・小売業,製造業が多い.都県単位で は,東京都の情報通信業の割合が約10%と3県やその他 地域と比べても圧倒的に多い.また,その他地域の産業 別構成比は埼玉県と似た傾向になっている(図-2).

17.3 15.7 14.4 11.6 12.0 9.0

20.1 17.2 12.8 10.7 16.5 14.0 18.4 17.3 8.8 7.6

7.8 6.7 6.7 5.8

8.8 7.7 9.1

8.1 8.6 7.1

9.1 7.9 17.9

16.5 17.9 16.8 18.2

16.9 18.0

16.9 18.2 16.9 16.9

16.2 17.9 16.4 2.5

2.5 3.3 3.3 4.5

4.6 2.1

2.1 2.3 2.3 2.1

1.9 2.2

2.2 1.4

2.1 2.3 3.1 2.8

3.7 1.5

2.3 1.6 2.4 2.1

2.9 1.1

1.8 2.6 2.9 5.5

6.3 8.6 10.4

1.4 1.3 1.8

1.6 3.6 3.8

1.6 1.6 33.8 36.7 35.1 37.4 35.6 36.2 31.7 35.7 35.7 39.6 36.3 39.9

33.3 36.5

0 20 40 60 80 100

全国計(H17) 全国計(H27) 東京圏(H17) 東京圏(H27) 東京都(H17) 東京都(H27) 埼玉県(H17) 埼玉県(H27) 千葉県(H17) 千葉県(H27) 神奈川(H17) 神奈川(H27) その(H17) その(H27)

(%)

サービス業 情報通信業 運輸業 不動産業 金融・保険業 卸売・小売業 電気・ガス・水道業 建設業 製造業 鉱業 農林水産業

図-2 地域別産業別従業人口の割合(全産業:

100%

表-2 産業別県内総生産(出典:県民経済計算(単位:百万円))

表-3 産業別従業人口(出典:国勢調査 従業地-就業者数(単位:人))

全国計 東京圏 東京都 埼玉県 千葉県 神奈川県 その他

H17 H25 H17 H25 H17 H25 H17 H25 H17 H25 H17 H25 H17 H25

全産業 467,366,460 487,144,020 154,973,544 158,606,293 91,244,480 90,537,676 18,301,302 19,710,721 17,345,137 19,194,126 28,082,625 29,163,770 312,392,916 328,537,727 農林水 5,825,560 5,979,710 470,807 504,288 48,729 51,701 120,183 134,817 242,961 251,593 58,934 66,177 5,354,753 5,475,422

鉱業 503,883 284,504 54,000 27,930 25,912 16,681 7,016 3,875 17,176 6,334 3,896 1,040 449,883 256,574

製造業 103,312,640 114,218,940 22,486,363 22,681,078 7,634,773 7,491,014 4,705,926 4,700,945 3,723,827 4,266,391 6,421,837 6,222,728 80,826,277 91,537,862 建設 28,414,498 27,563,254 8,409,333 7,689,828 4,674,031 3,860,703 1,179,498 1,266,003 1,005,775 1,119,015 1,550,029 1,444,107 20,005,165 19,873,426 電ガ水 13,212,596 9,841,547 2,992,628 2,763,905 1,154,197 907,313 430,534 322,307 758,232 813,053 649,665 721,232 10,219,968 7,077,642 卸売小売 73,870,137 67,565,284 29,555,040 26,448,615 21,853,732 18,699,489 2,344,989 2,459,758 1,963,813 1,997,463 3,392,506 3,291,905 44,315,097 41,116,669 金融保険 33,011,743 31,683,909 15,344,551 15,347,402 11,982,318 12,091,144 999,871 1,022,341 896,227 843,917 1,466,135 1,390,000 17,667,192 16,336,507 不動産 63,551,453 74,101,621 22,736,369 26,900,618 10,752,724 12,682,228 3,516,559 4,239,424 3,287,845 3,947,779 5,179,241 6,031,187 40,815,084 47,201,003 運輸 24,622,937 23,845,148 7,570,837 7,484,476 3,832,801 3,754,209 895,124 910,945 1,224,590 1,196,062 1,618,322 1,623,260 17,052,100 16,360,672 情報通信 26,461,575 30,608,412 13,650,445 15,377,672 10,523,719 11,892,305 661,835 741,019 660,156 755,422 1,804,735 1,988,926 12,811,130 15,230,740 サービス 94,579,439 101,149,301 31,703,172 33,387,547 18,761,545 19,276,956 3,439,766 3,847,389 3,564,536 3,968,199 5,937,325 6,295,003 62,876,267 67,761,754

全国計 東京圏 東京都 埼玉県 千葉県 神奈川県 その他

H17 H27(速報) H17 H27(速報) H17 H27(速報) H17 H27(速報) H17 H27(速報) H17 H27(速報) H17 H27(速報)

全産業 61,505,973 58,140,600 16,790,138 16,083,500 8,205,300 7,814,300 2,726,534 2,673,100 2,300,865 2,253,900 3,557,439 3,342,200 44,715,835 42,057,100 農林水 2,965,791 2,301,200 252,143 200,800 26,664 28,700 76,044 56,400 107,827 77,500 41,608 38,200 2,713,648 2,100,400

鉱業 26,921 27,400 3,333 5,000 1,789 3,200 445 300 774 1,000 325 500 23,588 22,400

製造業 10,646,362 9,145,900 2,415,226 1,872,600 985,082 705,000 549,016 458,500 294,389 241,600 586,739 467,500 8,231,136 7,273,300 建設 5,391,905 4,421,900 1,304,840 1,080,400 550,366 453,400 240,824 206,600 209,167 182,200 304,483 238,200 4,087,065 3,341,500

電ガ水 279,799 296,400 63,718 68,800 30,419 38,300 8,720 9,300 10,472 8,800 14,107 12,400 216,081 227,600

卸売小売 11,018,413 9,590,700 3,005,254 2,695,800 1,493,255 1,322,900 491,914 452,000 418,037 381,000 602,048 539,900 8,013,159 6,894,900 金融保険 1,537,830 1,442,900 548,179 529,300 366,796 360,600 56,375 54,900 51,930 50,900 73,078 62,900 989,651 913,600 不動産 859,635 1,239,800 385,849 499,300 232,411 286,600 41,891 61,400 37,008 53,400 74,539 97,900 473,786 740,500 運輸 3,132,712 3,029,100 966,455 957,700 410,866 373,200 186,324 207,700 161,531 181,100 207,734 195,700 2,166,257 2,071,400 情報通信 1,624,480 1,688,600 917,202 1,007,700 707,114 809,500 39,308 36,000 41,619 35,400 129,161 126,800 707,278 680,900 サービス 20,777,976 21,346,900 5,898,132 6,009,000 2,921,008 2,828,900 865,189 953,800 821,443 892,400 1,290,492 1,333,900 14,879,844 15,337,900 第 55 回土木計画学研究発表会・講演集

(3)

3 (2) 産業別労働生産性と特化係数

ここでは,東京圏とその他地域の産業別労働生産性と 特化係数およびその変化について分析する.

-3

のように,東京圏では,県内総生産の特化係数が

1.0より高い産業は,卸売・小売業や金融・保険業,不

動産業,情報通信業である.これらは大都市に特化した 産業であり,中心業務地区(CBD)に立地する産業であ る.従業人口の特化係数では,金融・保険業や不動産業,

運輸業,情報通信業,サービス業に人的資源を投入して いる傾向であることがわかる.

また,図-4のように,その他地域では,県内総生産も 従業人口も農林水産業や鉱業,製造業などの物的生産に 特化していることがわかる.

さらに,指標の変化に着目すると,労働生産性は,製 造業がその他地域より,東京圏で増加している.これは 東京圏への情報通信業の従業人口の特化係数の増加が東 京圏で目立つ.

0.0 1.0 2.0 3.0 4.0

0 2 4 6 8

H17 H27 H17 H27 H17 H27 H17 H27 H17 H27 H17 H27 H17 H27 H17 H27 H17 H27 H17 H27 H17 H27

農林水 産業

鉱業 製造業 建設業 電気・

ガス・

水道業 卸売・

小売業 金融・

保険業 不動産

運輸業 情報通 信業

サービ ス業

特化係数

労働生産性(千/人)

東京圏

労働生産性 県内総生産の特化係数 従業人口の特化係数

-3 東京圏の労働生産性と特化係数

0.0 1.0 2.0 3.0 4.0

0 2 4 6 8

H1 H2 H1 H2 H1 H2 H1 H2 H1 H2 H1 H2 H1 H2 H1 H2 H1 H2 H1 H2 H1 H2

農林水 産業

鉱業 製造業 建設業 電気・

ガス・

水道業 卸売・

小売業 金融・

保険業 不動産

運輸業 情報通 信業

サービ ス業

特化係数

労働生産性(千万円/人)

その他地域

労働生産性 県内総生産の特化係数 従業人口の特化係数

図-4 その他地域の労働生産性と特化係数

(3) 変化の要因分析

(2)

の結果を踏まえ,ここでは,東京圏の製造業の労 働生産性が増加した要因と情報通信業の従業人口の特化 係数が増加した要因について,分析する.

東京圏の製造業の県内総生産と従業人口に着目すると,

-5

のように,県内総生産が

1

%増加しているのに対し,

従業人口が22%減少していることから,企業が生産を維 持しながら,企業活動の効率化を図ったことが要因と推 察される.

また,特化係数は,式

(1b)

より,

R

地域

i

産業の全国比 および指標値全体に占めるR地域の比率の逆数に比例す る.そこで図

-6

のように,東京圏における情報通信業の 従業人口の特化係数について,情報通信業の全国シェア と従業人口全体の全国シェアに着目すると,情報通信業 では4ポイント増加(

56%→60%)しているのに対し,従

業人口全体では

1

ポイント増加(

27%

28%

)に留まって いることから,東京圏への情報通信業従業者の集中が特 化係数を高めている要因であることがわかる.

1%

‐30% ‐22%

‐20%

‐10%

0%

10%

20%

30%

県内総生産(H17→H25) 従業人口(H17→H27)

内総生産・従業人口の変化率

製造業

-5 東京圏の製造業の変化率

56% 60%

27% 28%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

H17 H27

東京圏の従業人口の全国シェア

情報通信業 全産業

-6 東京圏の従業人口(情報通信業・全産業)の全国シェア

第 55 回土木計画学研究発表会・講演集

(4)

4 (4) 地域別産業別特化係数と労働生産性の関係

情報通信業を例にそれぞれの特化係数と労働生産性の 関係について,図-7,図-8に示す.

情報通信業では,特化係数は東京都が突出しているが,

その労働生産性は他県と比べて低い.

これは,従業人口ベースの特化係数からも明らかなよ うに,東京都の情報通信業の従業者数の全国シェアが高 く,労働集約的な面も有することが要因と考えられる.

埼玉県 千葉県

東京都 神奈川県

東京圏 その他

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500

0.00 1.00 2.00 3.00 4.00

特化係数(産業別県内総生産)

情報通信業(特化係数(産業別県内総生産)) 万円/人

-7 県内総生産の特化係数と労働生産性(情報通信業)

埼玉県 千葉県

神奈川県 東京圏 東京都 その他

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500

0.00 1.00 2.00 3.00 4.00

特化係数(従業人口)

情報通信業(特化係数(従業人口)) 万円/人

図-8 従業人口の特化係数と労働生産性(情報通信業)

(5) 地域別産業別県内総生産(細項目)による考察

情報通信業の細項目について,産業別県内総生産を用 いて,東京圏内の規模とシェアを確認した.

-4

のように,情報サービス,映像・文字情報制作業 において,規模・シェアともに,東京都が突出している.

東京都には地方からも含め,様々なメディアが存在し,

このような制作に従事する方も多くいることが想像され る.この結果,東京都の労働生産性が低い要因になって いると想定される.また,通信業,放送業もそのシェア は他の東京圏を凌駕していることが東京都の特化係数を 押し上げている要因と考えられる.

表-4 産業別県内総生産(

H25

)(情報通信業の細項目)

通信業 放送業 情報サービス、映像・

文字情報制作業 県内総生産 シェア 県内総生産 シェア 県内総生産 シェア 東京圏 5,168,554 100.0 517,675 100.0 9,815,854 100.0

東京都 3,436,771 66.5 416,494 80.5 8,136,584 82.9

神奈川県 734,934 14.2 29,851 5.8 1,239,393 12.6

千葉県 456,649 8.8 30,474 5.9 271,726 2.8

埼玉県 540,200 10.5 40,856 7.9 168,151 1.7

4.

おわりに

特化係数や労働生産性などの指標を組み合わせて分析 することで,東京圏とその他地域の産業構造の違いや東 京圏の特徴的な産業である情報通信業において特化係数 の高い要因などを明らかにした.今後は,詳細な産業分 類を用いた分析が必要であると考える.

参考文献

1)

佐々木公明,文世一:都市経済学の基礎,pp.16-17,

有斐閣アルマ,2000.

2)

中村良平,田渕隆俊:都市と地域の経済学,pp.28,

有斐閣アルマ,1996.

(2017. 4.28 受付)

第 55 回土木計画学研究発表会・講演集

参照

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