World Pulp & Paper Topics
頁 ・米国(2013年4-6月)~過去最高の利益率を記録~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 ・カナダ(2013年4-6月)~高い利益率を記録~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 ・欧州主要企業の業績(2013年4-6月、1-6月)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ・米国の紙・板紙マーケット (1)新聞用紙 ~西部で値上げ~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 (2)印刷・筆記用紙 ①非塗工上質紙 ~7-8月の価格は横ばい~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 ②塗工紙 ~中質コート紙の値上げが難航~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 (3)段ボール原紙 ~価格は横ばい~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 ・ヨーロッパの印刷用紙マーケット (1)新聞用紙 ~7-8月の価格は上昇~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 (2)印刷・筆記用紙 ①非塗工上質紙 ~7-8月の価格は下落~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 ②上質コート紙 ~6月以降、価格は下落傾向続く~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 ③中質紙 ~SC紙の価格は小幅な上昇、LWCは横ばい~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 ・アジアの紙・板紙マーケット 中国の紙・板紙マーケット~7-8月の価格はほぼ横ばい。板紙の値上げは通らず~・・・ 10 ・パルプマーケット ~中国N-BKP需給引き締まり、値上げへ~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 ・古紙マーケット ~中国の輸入OCC価格は8月に軟化~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 ・中国:2013年の老朽設備廃棄目標を742万トンに引き上げ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 ・APP:南スマトラでのパルプ工場建設プロジェクトを主導へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 ・Fajar Surya Wisesa:年産35万トンの段原紙工場を新設・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 ・2012年の欧州紙パルプ産業(CEPI年次報告書)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 ・RISI見通し:危ぶまれる欧州製紙産業の将来・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 ・世界の主要紙パルプ新増設プロジェクト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 ・International Paper:米アラバマ州の非塗工上質紙工場(年産95万トン)閉鎖へ・・・・・・・ 21 ・SCA:中国の家庭紙メーカーVindaに対するTOBを決定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 ・BillerudKorsnas:スウェーデンGävle工場の2号機をSwedPaperに売却・・・・・・・・・・・・・・ 22 ・Södra:ノルウェーのTofteパルプ工場を閉鎖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 ・CMPC:チリの新聞用紙工場閉鎖へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 市況 部内資料 2013年
8-9月合併号
(Vol.212) 日本製紙連合会 紙・板紙部 目 次 業績 M&A 設備 市場・UPM:新しい事業構成の下、4億ユーロの利益向上を目指す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 ・ブラジル:チリ産白板紙の輸入制限措置を継続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 ・米国製紙産業統計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 ・世界主要国の紙・板紙生産及び価格動向・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 統計 経営 貿易
■米国(
2013 年 4-6 月)~過去最高の利益率を記録~
米国の上場紙パルプ企業23 社の 2013 年 4-6 月期の業績は、売上が前年同期比 2.3%
増、特殊要因を除く利益は同51.4%増となった。利益率は 6.9%で、2000 年以降、全
四半期を通じ最高だった本年1-3 月期の水準をも上回っている。これは、継続的な合理
化、コスト削減努力が実を結んだもの。企業別に見ると、住宅市場の改善を背景に、 Weyerhaeuser が大幅な増収・増益を記録している。また、RockTenn や PCA 等、包 装を主力とする企業も好業績を上げている。一方、印刷用紙の需要不振を反映して、 Domtar や Sappi North America は大幅減益、Verso は赤字となっており、事業分野に よって業績にバラツキが大きい。
■カナダ(
2013 年 4-6 月)~高い利益率を記録~
カナダ森林産業の2013 年第 2 四半期の業績(上場 8 社合計)は、売上が前年同期比 4.5%増、特殊要因を除く利益は同 186.0%増(前期比でも 37.7%増)となった。利益 率は 5.8%と前期の 4.4%を上回り、近来にない高水準を記録している。好業績の背景 には、木材製品販売の拡大(価格は下落したが、出荷量の増加がそれを補った)、パル プ価格の上昇、カナダドル安による輸出採算の改善などがある。ただし、最大手の業績
Resolute Forest Products が新聞用紙の不振等により減収・減益となるなど、企業によ って明暗が分かれている。
■欧州主要企業の業績(
2013 年 4-6 月、1-6 月)
◆
Stora Enso(フィンランド)
Stora Enso の今 4-6 月の売上高は 2,717 百万ユーロで、前年同期比 0.1%減。純利益 は21 百万ユーロで、同 69.6%減となった。今年 1-6 月の売上高は 5,384 百万ユーロで、 前年同期比0.2%減、純利益は 5 百万ユーロで、同 96.5%減(前年同期 143 百万ユーロ) の大幅減益となった。欧州における印刷用紙需要の低迷が重荷となっている。 <中国事業の進捗状況>~パルプ板紙一環プロジェクトの認可取得 同社は、中国国家発展改革委員会(NDRC)から中国広西自治区で計画しているパル プ板紙一環工場の建設プロジェクトの認可を取得。プロジェクトは2 段階で構成されて おり、第1 段階は板紙マシン(年産 90 万トン:2016 年稼働予定)の建設及び関連事業 への投資、第2 段階はパルプ工場(年産 90 万トン)の建設を計画している。第 1 段の 投資額は7.6 億ユーロ(製紙関連 5.9 億ユーロ、植林事業 1.7 億ユーロ)に達する模様。 第2 段のパルプラインは、板紙マシンが軌道に乗った後に稼働させると伝えられている。◆
UPM(フィンランド)
UPM の今 4-6 月の売上高は 2,520 百万ユーロで、前年同期比 4.3%減。純利益は 114 百万ユーロで、同45.2%減となった。今年 1-6 月の売上高は 4,994 百万ユーロで、前年 同期比4.7%減、純利益は 161 百万ユーロで、同 50.9%減(前年同期 328 百万ユーロ) と半減した。パルプほかエネルギー事業は堅調、製紙は不調である。 <事業構成の見直し> UPM は、事業を 6 つのビジネスエリアに集約する(11 月より実施予定)。新しいビ ジネスエリアは、UPM Paper Asia 、UPM Paper Europe 、UPM Biorefining 、UPMPlywood 、UPM Energy 、UPM Raflatac で、同社は新しい事業構成の下、合計で 4
億ユーロ(5.3 億ドル)の利益向上を目指す。(詳細は P.23 参照)
◆
Smurfit Kappa Group(アイルランド)
Smurfit Kappa の今 4-6 月の売上高は 2,019 百万ユーロで、前年同期比 8.7%増。純 利益は44 百万ユーロで、同 15.4%減となった。今年 1-6 月の売上高は 3,908 百万ユー ロで、前年同期比6.2%増、純利益は 77 百万ユーロで、同 31.9%減(前年同期 113 百 万ユーロ)となった。 <板紙マシンのグレードアップ> 同社は今年、欧州で古紙系段原紙マシンの増強/改造を進めている。独 Hoya 工場で は46 百万ユーロを投じて 2 号機の年産能力を 28 万トン(古紙系段原紙)から 42 万ト ン(軽量段原紙)に増強する。間もなく工事は完了する予定。 英Townsend Hook 工場でも中古の古紙系段原紙マシンの能力を 25 万トン(軽量段 原紙)に改造中である。2014 年第 1 四半期の稼働を予定している。
◆
Norske Skog(ノルウェー)
Norske Skog の今 4-6 月の売上高は 3,267 百万クローネで、前年同期比 25.4%減。859 百万クローネの最終赤字(前年同期 91 百万クローネの赤字)となった。欧州の需要低 迷及びエネルギーコストの上昇が負担となっている。 <中核事業の売却>~ブラジル新聞用紙工場の持分51%を売却 同社は今年6 月、ブラジル Pisa 工場(新聞用紙:年産 17 万トン)の持分 51%を Papeles Bio Bio S.A.(旧 Norske Skog Bio Bio)に売却した。売却価格は 4,130 万ドル。Pisa工場は南米4 大新聞用紙工場の 1 つ。Papeles Bio Bio は今後 1~2 年の間に残りの株
■米国の紙・板紙マーケット
(1)新聞用紙
~西部で値上げ~
8 月の市況は前月並み(30-lb 品で東部:605$/mt、西部:590$/mt)。 東部との価格差を埋めるため、7 月末から 8 月初めにかけて、サプ ライヤー6 社(西部でのシェア 100%)が 9 月 1 日からの 15$/mt 値上げをアナウンスしている。西部の需給状況は東部に比べタイト で、各工場はかなりの受注残を抱えている状況。市場では、7 月の値上げ(東部・西部とも40$/mt)は Resolute Forest Products が追随しなかったため
失敗したが、今回はResolute も値上げをアナウンスしており、浸透の可能性は高いと の見方も出ている。ユーザーが東部からの調達を試みる可能性もあるが、東部の工場に 大きな供給余力はなく、輸送コストを考えても現実には難しい。
(2)印刷・筆記用紙
①非塗工上質紙
~7-8 月の価格は横ばい~
非塗工上質紙の価格は、6 月にオフセットが下落(前月比 10-20$/st ダウン)した後、 7 月、8 月と各品種とも横ばいで推移している。ただし、学校でのタブレット利用増等 を背景に、需要の先行きは不透明で、年後半にかけて価格が下落する可能性を指摘する 向きもある。紙・板紙、製紙原料市況
最近の価格 30-lb 品 -東部- ($/mt) 12/8 月 640 9 月 ↓ 10 月 ↓ 11 月 ↓ 12 月 ↓ 13/1 月 625 2 月 610 3 月 ↓ 4 月 ↓ 5 月 605 6 月 ↓ 7 月 ↓ 8 月 ↓ 北米新聞用紙統計(千トン):2013 年 7 月 7 月 前年比(%) 1-7 月 前年同期比 稼動率(%) 93 *94 92 *92 北米向け出荷 365 ▲7.6 2,209 ▲9.3 米国向け出荷 310 ▲7.2 1,842 ▲10.9 カナダ向け出荷 55 ▲9.9 366 ▲0.4 海外輸出 171 ▲1.7 1,009 8.6 海外品輸入 1 ▲0.4 4 ▲54.9 総需要 366 ▲7.6 2,213 ▲9.5 工場在庫 200 0.5 - - 注:* 前年の数値。 出典:PPPC②塗工紙
~中質コート紙の値上げが難航~
塗工紙及び SC 紙を対象とした 7 月の値上げ(上質コート紙:20-30$/st、中質コー ト紙:30-40$/st、SC 紙:40-60$/st)は、チラシやカタログの回復等を背景に需要が好 調なSC 紙については、順調に進展した。一方、SC 紙に比べタイト感の薄い塗工紙に ついては、ユーザーによっては15-20$/st の値上げが通ったものの、サプライヤーの意 図通りに進んでいるとは言えない状況。特に、中質コート紙の苦戦が目立っており、 No.5(40lb、offset 巻取)は 8 月時点で 860-890$/st と、6 月比 5$/st アップにとどま っている。上質コート紙との状況の差の背景として、雑誌広告全体が減少する中でも、 高級誌は堅調なのに対し、ニュース週刊誌等が大きく減少していることが指摘されてい る。塗工紙全体として、秋需は出ている模様(ただし、水準自体は前年を下回る見込み) だが、特に年末以降が懸念される状況にある。(3)段ボール原紙
~価格は横ばい~
段ボール原紙価格は4 月に 50$/st 上昇した後、横ばいが続いており、現時点で再値 上げの動きは見られない。あるコンバーターは、原紙メーカーは多大な利益を得ており、 最近の印刷・筆記用紙価格($/st) 非塗工上質 非塗工中質 塗工 オフセット 50lb 巻取 ボンド20lb カット・サイズ SC-A 35lb 上質(No.3) 60lb 巻取 LWC(No.5) 40lb 巻取 12/8 月 910 1,035 820 965 850 9 月 ↓ 1,025 ↓ ↓ 855 10 月 900 1,015 ↓ ↓ 875 11 月 ↓ ↓ ↓ ↓ 880 12 月 890 1,010 ↓ ↓ ↓ 13/1 月 ↓ ↓ 780 ↓ ↓ 2 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 3 月 880 1,000 ↓ 935 860 4 月 870 ↓ ↓ 925 855 5 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 6 月 850 ↓ ↓ ↓ ↓ 7 月 ↓ ↓ 820 930 860 8 月 ↓ ↓ ↓ 940 ↓更なる値上げの必要はない、と述べている。7 月の在庫(原紙メーカー+コンバーター) は2,333 千 st と、前月比 110 千 st 増加しており、需給面では逼迫感が薄れている。ボ ックス及びシートの値上げ(10%)については、8 月までに平均 6-7%浸透した模様で、 ユーザー側の抵抗は事前の予想よりも小さかった、との声もある。 最近の価格($/st)-東部- 段ボールの出荷 段ボール原紙在庫・在庫率 (原紙工場+ボックスプラント、千st) K ライナー (42lb) 中芯原紙 (26lb) 百万平方 フィート 前年比% 実数 週平均 2013 年 2012 年 12/8 月 635 605 12/8 月 32,154 0.6 0.6 1 月 2,384 4.1 週 2,474 4.4 週 9 月 685 655 9 月 28,964 ▲7.4 2.3 2 月 2,356 4.3 2,479 4.6 10 月 ↓ ↓ 10 月 32,436 7.2 ▲2.1 3 月 2,232 3.9 2,421 4.2 11 月 ↓ ↓ 11 月 28,577 ▲1.2 ▲1.2 4 月 2,187 3.8 2,328 4.0 12 月 ↓ ↓ 12 月 27,294 5.0 0.3 5 月 2,142 3.7 2,229 3.9 13/1 月 ↓ ↓ 13/1 月 30,907 4.6 ▲0.2 6 月 2,223 3.8 2,183 3.7 2 月 ↓ ↓ 2 月 27,405 ▲4.1 0.7 7 月 2,333 4.0 2,208 3.9 3 月 ↓ ↓ 3 月 28,911 ▲6.8 2.5 8 月 2,093 3.7 4 月 735 705 4 月 31,085 7.0 ▲2.7 9 月 2,017 3.4 5 月 ↓ ↓ 5 月 32,345 2.5 2.5 10 月 2,015 3.5 6 月 ↓ ↓ 6 月 28,924 ▲5.4 ▲0.7 11 月 2,051 3.6 7 月 ↓ ↓ 7 月 30,749 2.9 2.9 12 月 2,182 4.0 8 月 ↓ ↓
■ヨーロッパの印刷用紙マーケット
(1) 新聞用紙
~7‐8 月の価格は上昇~
欧州主要国における新聞用紙の価格は7、8 月と上昇している。イタリアやフランス では7 月に 15-20 ユーロ上昇。一部のメーカーは 25-35 ユーロの値上げを実施したと 伝えられている。ドイツでは8 月に 15 ユーロ、英国では 20-25 ポンド上昇した。値上 げ後の価格は、そのまま年末まで適用されるが、一部には第4 四半期分の価格交渉も行 われる模様。すでに関係者の注目は次年に向けた価格交渉のきっかけとなる IFRAExpo(現 World Publishing Expo)に移っている。
EUROGRAPH によると、7 月の欧州の新聞用紙出荷量は前年同月比 10.1%減の 743 千トン、需要は8.0%減の 622 千トン。なお、1-6 月累計の出荷量は前年同期比 7.7%減 の4,557 千トン、需要は 6.0%減の 3,830 千トンだった。 最近の新聞用紙価格(45g 品) (トン当りユーロ、イギリスのみポンド) ドイツ フランス イタリア イギリス 12/7 月 485-510 490-520 490-520 420-450 8 月 ↓ ↓ ↓ 390-420 9 月 ↓ ↓ ↓ ↓ 10 月 ↓ ↓ ↓ ↓ 11 月 ↓ ↓ ↓ ↓ 12 月 ↓ ↓ ↓ ↓ 13/1 月 ↓ 470-495 ↓ 365-390 2 月 ↓ ↓ 475-505 360-390 3 月 ↓ ↓ 470-500 ↓ 4 月 460-480 ↓ ↓ ↓ 5 月 ↓ ↓ ↓ ↓ 6 月 ↓ ↓ ↓ ↓ 7 月 ↓ 485-510 485-515 ↓ 8 月 475-495 ↓ ↓ 385-410
(2)印刷・筆記用紙
① 非塗工上質紙
~7‐8 月の価格は下落~
欧州主要国における非塗工上質紙(UWF)の価格は 7-8 月と下落した。関係者は、 需要低迷と7-8 月の夏期割引価格の適用が 9 月の価格にどのように影響するかに注目し ている。ユーザー側は、割引価格がそのまま9 月の通常価格になるよう望んでいる。中 には更に低い価格で既に契約(年末まで)を締結したユーザーもいると伝えられている。 EUROGRAPH によると、7 月の欧州の UWF 出荷量は前年同月比 3.2%減の 590 千 トン、需要は同4.3%減の 526 千トンとなった。なお、1-6 月累計の出荷量は前年同期 比3.8%減の 3,667 千トン、需要は 5.4%減の 3,360 千トンだった。 最近の非塗工上質紙価格(トン当りユーロ、イギリスはポンド) オフセット巻取(80g) A4 コピー用紙(B 級品)(80g) ドイツ フランス イタリア イギリス ドイツ フランス イタリア イギリス 12/7 月 720-760 740-770 720-770 650-690 820-860 830-880 810-850 700-740 8 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 9 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 10 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 11 月 710-750 730-770 710-770 640-690 800-860 810-870 800-850 ↓ 12 月 ↓ ↓ ↓ 660-710 ↓ ↓ ↓ 680-720 13/1 月 ↓ ↓ ↓ 630-680 ↓ ↓ ↓ ↓ 2 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 3 月 ↓ ↓ 700-770 ↓ ↓ ↓ 790-850 ↓ 4 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 5 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 6 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 780-840 ↓ 7 月 710-740 720-760 700-760 630-670 800-850 800-860 770-840 680-710 8 月 700-730 720-750 700-750 620-660 790-840 790-850 770-830 670-700② 上質コート紙
~6 月以降、価格は下落傾向続く~
欧州主要国における上質コート紙(CWF)価格は、6 月にドイツやイタリアで 5-10 ユーロ下落。7 月にはフランスでも 10-20 ユーロ下落した。ユーザーからの値下げ圧力 は強く、ドイツでは8 月に平判(100g 品)が更に 10 ユーロ下がった。複数のサプライ ヤーがコスト上昇を理由に7 月からの値上げを表明したものの、需要低迷や過剰能力に 加えて夏季期間のスローダウンも足かせとなり、実現には至らなかった。供給サイドは9 月初旬の値上げを目論むものの、関係者の間では更なる能力削減が進まない限り、値 上げは困難との見方が一般的である。 EUROGRAPH によると 7 月の欧州の CWF 出荷量は前年同月比 5.7%減の 557 千ト ン、需要は同3.8%減の 462 千トンとなった。なお、1-6 月累計の出荷量は前年同期比 3.8%減の 3,667 千トン、需要は 5.4%減の 3,360 千トンだった。 最近の上質コート紙価格(トン当りユーロ、イギリスはポンド) 100g 巻取 100g 平判(イギリスは 115g) ドイツ フランス イタリア イギリス ドイツ フランス イタリア イギリス 12/7 月 650-680 650-700 655-700 590-640 755-780 760-800 750-800 680-730 8 月 ↓ ↓ ↓ 580-640 ↓ 760-810 ↓ 670-730 9 月 ↓ ↓ ↓ 580-630 ↓ ↓ ↓ 670-720 10 月 ↓ ↓ 645-690 ↓ 750-780 ↓ 740-800 ↓ 11 月 645-680 ↓ ↓ 570-620 745-780 760-800 735-790 ↓ 12 月 640-680 650-690 640-690 570-610 ↓ 750-800 730-790 660-710 13/1 月 ↓ ↓ 640-680 570-600 ↓ ↓ ↓ ↓ 2 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 3 月 ↓ ↓ 640-690 ↓ ↓ ↓ 730-810 ↓ 4 月 ↓ ↓ 650-690 565-600 765-810 770-830 745-820 660-725 5 月 ↓ 650-700 655-690 ↓ ↓ ↓ 750-820 680-725 6 月 ↓ 650-690 650-690 ↓ 765-800 ↓ 745-810 ↓ 7 月 640-670 640-680 645-680 ↓ 765-790 760-810 740-800 680-715 8 月 ↓ ↓ ↓ ↓ 755-780 ↓ ↓ 680-710
③ 中質紙 ~SC 紙の価格は小幅な上昇、LWC は横ばい~
欧州主要国におけるSC 紙の価格は、7 月から 8 月にかけて小幅に上昇。軽量コート 紙(LWC)は横ばいで推移している。メーカー側は、収益性の改善を図るべく、能力 削減により需給バランスが改善していることを理由に値上げを求めた。ユーザー側は、 需要低迷が続いていると主張し難色を示した結果、SC 紙は小幅な上昇に止まった。 LWC については、需要低迷に加えて、今年に入ってから能力削減の動きも見られない ことから、ユーザーの抵抗も強く、価格上昇には至らなかった。最近のLWC 価格-オフセット巻取り 60g- (トン当りユーロ、イギリスはポンド) 最近のSC 価格-オフセット巻取 56g- (トン当りユーロ、イギリスはポンド) ドイツ フランス イタリア イギリス ドイツ フランス イタリア イギリス 12/7 月 650-690 660-690 650-680 560-590 560-590 570-600 560-600 480-510 8 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 9 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 10 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 11 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 12 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 13/1 月 ↓ 645-680 640-670 540-580 ↓ 560-590 550-590 470-500 2 月 640-680 ↓ ↓ ↓ 555-580 555-590 ↓ 460-500 3 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 4 月 ↓ ↓ ↓ ↓ 550-580 ↓ ↓ ↓ 5 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 6 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 7 月 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 565-595 555-600 ↓ 8 月 ↓ ↓ ↓ ↓ 555-590 ↓ ↓ 475-505
■アジアの紙・板紙マーケット
中国の紙・板紙マーケット~
7‐8 月の価格はほぼ横ばい。
板紙の値上げは通らず~
グラフィック系はほぼ変化無し
グラフィック系用紙は、7 月から 8 月にかけほぼ横ばいで推移。非塗工上質紙に関して はメーカー在庫が多いこと、またトレーダーも秋需の季節が近いにも拘らず購入を控え ていること等が背景にある。非塗工上質はここ2 年で APRIL の江門工場 45 万トンマシ ン等、120 万トン能力が新規稼働しており、供給過剰との声が市場には多い。塗工上質 紙に関しては、化学パルプ100%原料の高級品がトン 50 元下落。こちらも秋需の季節に 拘わらず価格上昇の機運は無い。大量の在庫がその足かせになっていると言われている。板紙の値上げは通らず
8 月月初に多くの紙器用板紙及び古紙系段原紙メーカーがアナウンスしたトン 100 元の大手品(110g、120g)が 3,050-3,200 元/トンレベルであった。紙器用板紙に関しても、 APP China や Chenming 等の大手コートアイボリー価格が 5,250-6,300 元/トンで、値 上げ要求にもかかわらず変化は無かった。内需低迷から販路を海外に求める動きが目立 ってきていると言われ、事実7 月の紙器用板紙輸出は 2 年振りに 10 万トンを超えた。
■パルプマーケット
~中国 N-BKP 需給引き締まり、値上げへ~
[PPPC20 国数字]
主要20 国の 6、7 月の化学パルプ出荷は合計でそれぞれ 363.9 万トンと 368.3 万ト ンであり、7 月については前月より 4.4 万トン、1.2%の増加となった。7 月の前年同 月比は6.9%の増加であった。月末在庫は、6 月は 5 月比でほぼ横ばいであったが、7 月は6 月比 N-BKP は横ばいも L-BKP は同 5 日分の増加となり、合計の在庫日数を 2 日分押し上げ36 日分となった。 出荷(7 月)の品種別では、N-BKP が 194.4 万トンで前月比 5.7%増加したが、L-BKP は161.7 万トンで同 3.8%の減少となった。地域別出荷は、北米、西欧及び中国向けが それぞれ1.1%、1.6%及び 1.7%とそろって増加した。 6、7 月の稼働率(出荷/能力)はそれぞれ 92%、90%であった。[市況]
中国では8 月に入り、N-BKP に価格反転の動きが出てきた。国内価格が上昇し、輸入価格も各サプライヤーはディスカウントの打ち切りに加え、9 月からのトン 10-20 ド ルの値上げをアナウンスしている。欧米での減産幅が予想以上に大きかったこともあり、 需給の引き締まった状況が背景にある。 一方のL-BKP に関しては、南米のユーカリ、インドネシアのアカシア共に 8 月初旬 より20-30 ドルの値下がり。世界在庫も N-BKP に比べ大きく増加していることもあ り、更なる価格の下落を予想する声が多い。 表1.市販パルプ出荷・在庫(SP+KP)-20 国計- (万トン) 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 12 年 出荷 354 354 389 344 354 346 345 367 384 359 371 396 在庫 411 399 377 386 390e 394 420 425 393 392 393 392 13 年 出荷 345 352 393 370 368 364 368 在庫 435 434 416 406 407 414 431e 表2.最近の BKP 価格 欧 州 ノーザンN ($/t) サザンN ($/t) ノーザン L ($/t) サザンL ($/t) ユーカリ ($/t) (Euro/t) 12 年 8 月 770-780 730-740 720-730 710-720 750-760 599-607 13 年 5 月 860 830 770 760 820 635 6 月 ↓ ↓ ↓ ↓ 810-820 617-625 7 月 ↓ ↓ 750-760 740-750 790-800 596-603 8 月 ↓ ↓ ↓ ↓ 780-790 583-590 中 国 ($/t) ノーザンN ラジアータ ロシアN ユーカリ ロシアL 12 年 9 月上 620-650 590-610 570-620 590-670 560-580 13 年 6 月上 670-700 660-690 640-650 660-735 630-640 6 月下 660-690 660-670 640-650 650-660 ↓ 7 月上 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 7 月下 650-670 640-660 630-650 640-660 630-640 8 月上 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 8 月下 670-690 650-670 ↓ 620-640 ↓ 9 月上 660-700 660-680 ↓ 610-640 ↓
■古紙マーケット ~中国の輸入
OCC 価格は 8 月に軟化~
中国における米国OCC 価格は、8 月上旬に 230‐232 ドルまで上昇したが、それ以 降は軟化に転じ、9 月初は 226‐228 ドルで推移している。同価格は 5 月中旬に 200‐ 203 ドルの底値を記録した後、中国での段原紙マシンの能力増(本年中に約 350 万トン の増加予定)を背景に約3 カ月上昇を続けたが、8 月上旬に 230 ドルを超えるや、これ までの上昇から一転、低下を示した。価格軟化の要因としては、上記の能力増を行って いる大手段原紙メーカーが在庫積み増しを終えたこと、また中堅メーカーが 230 ドル 以上の高値での購入に二の足を踏んでいること等が挙げられる。 米国ONP とミックス古紙は、新聞用紙と紙器用板紙の需要低迷から不振が続いてい たが、一部メーカーで在庫補充がみられたことから、価格は上昇した。ONP は 8 月央 より1‐2 ドル上昇し 158‐162 ドル、ミックス古紙は 4‐5 ドルアップの 155‐157 ド ルとなった。 日本品は米国品と同じ傾向を辿り、OCC 価格は 8 月央に 213‐215 ドルまで上昇し たが、その後軟化し9 月初は 209‐210 ドルで推移している。ONP は 8 月央より 1 ド ル上昇し206‐208 ドル、ミックス古紙は 6 ドル上昇し 172‐174 ドルとなった。 欧州品はグリーンフェンス(中国税関による検査強化)の最大の標的となっており、 多くのコンテナーが中国の港で足止めされるなど、多大な損害がでているようである。 また欧州品への風評被害の影響は大きく、中国向けの古紙品質は大きく改善されたもの の、中国のバイヤーは依然欧州品を敬遠しており、価格は低調なまま推移している。 OCC 価格は 8 月央に 10 ドルダウンと大幅な下落を示し、その後は 193‐195 ドルと横 這いで推移している。ONP は 8 月央より上値が 2 ドル上昇し 170‐175 ドル、ミック ス古紙は 3‐5 ドルアップの 145‐148 ドルと、両品種とも市況に改善はみられたが、 取引数量は少量に止まっている(表2)。 表1. 6 品目の国内価格(FOB セラーズドック、$/st) 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 12 年 174 187 190 187 184 182 179 164 149 147 150 153 13 年 151 153 159 159 153 151 151 150 150表 2.アジアの古紙CIF価格($/mt) OCC ONP ミックス 米国品 欧州品 日本品 米国品 欧州品 日本品 米国品 欧州品 日本品 12/9 月初 183-185 180-182 173-175 140-145 165-170 192-195 133-135 130-133 170-172 13/7 月末 227-230 202-204 206-208 153-155 170-173 199-201 145-147 150-160 162-165 8 月初 228-230 203-205 208-211 155-158 ↓ 203-205 148-150 143-147 ↓ 8 月央 ↓ 193-195 211-213 157-160 ↓ 205-207 150-153 140-145 166-168 8 月末 226-228 ↓ 210-211 158-162 170-175 205-206 155-157 145-148 170-172 9 月初 ↓ ↓ 209-210 ↓ ↓ 206-208 ↓ ↓ 172-174
■中国:
2013 年の老朽設備廃棄目標を 742 万トンに引き上げ
中国工業信息化部(MIIT)は 8 月、2013 年の紙パルプ老朽設備廃棄目標を 621 万ト ンと本年4 月に発表した 445 万トンから大きく引き上げたのに続き、9 月に 121 万ト ンを更に上積みした。対象となる設備は23 の省の 341 社のもので、9 月末までに生産 停止、年末までに設備廃棄が義務付けられる。 省別では、河北省が103.7 万トン、湖南省が 98.1 万トン、山東省が 83.3 万トンとな っており、同3 省で全体の約 38%を占めている。大手関連で対象となっているのは、Shandong Chenming Paper の 3 社の子会社、吉
林省のJilin Chenming Paper のパルプ能力 46,200 トン、黒竜江省の Fuyu Chenming Paper の紙パルプ能力合計 18,000 トン、湖北省の Wuhan Chenming Paper の葦及び ワラパルプライン、5 台のマシン能力合計 220,000 トンや Shandong Huatai Paper の 日照、揚州工場の合計151,900 トンの紙パルプ能力、Fujian Nanping Paper の 30,000 トンの紙パルプ能力等となっている。
中国では 2011 年に老朽設備が合計 831 万トン廃棄され、また 2012 年は合計 995 万 トンが廃棄目標となっており、現在当局によって最終結果が取りまとめられている。
■
APP:南スマトラでのパルプ工場建設プロジェクトを主導へ
APP 傘下の Tjiwi Kimia と Pindo Deli は、インドネシア南スマトラで L-BKP 工場 (年産200 万トン)の建設を進めている OKI Pulp & Paper Mills の株式を 70.58%取 得した(7 月 11 日付、Tjiwi Kimia と Pindo Deli の持分は各々35.29%)。新工場は 2016 年に商業生産を開始する見込み。原料は全量、植林木を使用する。
■
Fajar Surya Wisesa:年産 35 万トンの段原紙工場を新設
インドネシアの段原紙メーカーFajar Surya Wisesa (Fajar Paper)は 5 つの銀行と 2
億4,000 万ドルの長期融資契約を結び、東ジャワ州都スラバヤ近郊に古紙系段原紙マシ ンの 8 号機(中芯原紙:年産 35 万トン)を有する新工場を建設する。同社によると、 融資は香港上海銀行、華僑銀行、OCBC NISP、UOB インドネシア、スタンダードチ ャータード銀行が行う予定となっている。 同社はすでにラインの一部をフィンランドの企業から購入しており、残りの設備は欧 州および日本の製品を使用する見込み。 同社スポークスマンは、マシン、発電設備、インフラなど関連施設を含む工場建設費 用は1 億 6,500 万ドルに達するとしている。当初の費用は 1 億 5,000 万ドルを予定して いたが、最近の急激なルピー安(対米ドル)により上昇した。また、関係筋は8 号機の 稼働開始について、2015 年第 2 四半期から 2016 年初頭にずれ込む見通しを明らかに している。
Fajar Paper は西ジャワ州に Cikarang Barat 工場を所有しており、4 台の古紙系段
原紙マシン(合計:年産 105 万トン)および、紙器用板紙マシン(塗工白板紙:年産
■
2012 年の欧州紙パルプ産業(CEPI 年次報告書)
2012 年の欧州紙・パルプ産業は 2011 年央からの経済停滞により、苦しい状況が続い た。CEPI(欧州製紙連合)が発表した報告書によれば、2012 年 CEPI 加盟国の紙・パ ルプ工場は、前年の983 工場から 959 工場に減少。マシン台数は前年の 1364 台から 1331 台、従業員は前年の 19.0 万人から 18.5 万人に減少した。 <パルプ> 2012 年のパルプ生産量は 3,840 万トン(前年比 1.0%減)。生産量の最も多いスウェ ーデンがシェアの31.4%を占め、次いでフィンランドが 26.9%、ドイツが 7.4%と続く。 パルプ消費量は前年4,360 万トンから 4,230 万トンに減少(同 3.0%減)した。 パルプ輸入は780 万トンと 2.4%減少したが、パルプ輸出は 390 万トンと 23.5%増加 した。輸入パルプのシェアは南米63.9%(500 万トン)、北米 26.1%(200 万トン)。輸 出パルプの73.2%がアジア向けで 290 万トン(同 29.2%増)となった。 <紙・板紙> 2012 年の紙・板紙生産量は 9,210 万トン(同 1.6%減)となった。グラフィック用紙 は4,020 万トンで前年比 4.2%の減少。そのうち上質コート紙のみが前年比ほぼ横ばい の810 万トン(同 0.8%減)となった。パッケージング用紙は 4,080 万トン(同 0.6% 増)となった。また、衛生用紙は690 万トン(同 1.4%増)に上昇した。 紙・板紙消費量は前年8,040 万トンから 3.8%減少の 7,740 万トンとなり、グラフィ ック用紙は3,130 万トン(同 7.4%減)、パッケージング用紙は 3,540 万トン(同 1.5% 減)となった。対して衛生用紙は670 万トン(同 0.9%増)に上昇した。 紙・板紙生産量のシェアはドイツが最も大きく24.6%、次いでスウェーデン 12.4%、 フィンランド11.6%となっている。 紙・板紙の輸入は前年比9.7%減の 520 万トン、輸出は前年比 5.3%増の 1,990 万トン となった。輸入シェアの44.7%は欧州の CEPI 非加盟国地域からであり、また、輸出の 中心も同地域向けとなっている。 <古紙> 古紙の消費量は前年比 1.1%減の 4,680 万トンで、そのうちパッケージング用紙が 3,080 万トン、新聞用紙およびその他グラフィック用紙が 1,130 万トンとなった。輸入 古紙は210 万トン(同 3.8%増)。輸入シェアは欧州の CEPI 非加盟国地域が 88.8%に 上昇、北米は9.3%に下降した。輸出古紙は前年の 1,060 万トンから 1,090 万トンに上 昇。そのうち93.9%がアジア向けとなっている。■
RISI 見通し:危ぶまれる欧州製紙産業の将来
紙は暮らしの必需品である。紙は手触りや伝達手段としての良さだけでなく、ネット やモバイル端末など他のメディアにない優れた利点を持つことから、その価値を認めら れてきた。紙はこれからも我々の生活になくてはならない存在であり続けるだろう。 しかしながら、新技術の台頭や最終用途分野の変化、景況の悪化等によって、製紙産 業が縮小しつつあるのも事実である。図1 は欧州製紙産業の需要と収益の変化を示した ものだ。欧州の非塗工紙の需要はピークから16%減少し、塗工紙は 23~28%の幅で減 少した。また、新聞用紙は最も大きな割合で減少しており、今後も最大の影響を受ける ことが予想される。2012 年までの 5 年間に全体の需要は 21%減少し、収益も需要減と 同じ割合で減少している。 今後、欧州における紙需要の回復は期待できない。それどころか、需要は減少を続け、 2028 年までに 45%減少するだろう。西欧地域はさらに深刻で、同期間に需要は 60% 失われるものと見込まれる。需要の先細りが予想される産業は、生き残りのために生産 能力を調整する必要がある。欧州の製紙産業も例外ではない。 需要は落ち込むと見込まれるが、対応の仕方では稼働率の急落を回避することは可能 となろう。それは生産能力の調整が行われ、成熟市場における需要減に見合う体制が形 作られるという前提の上である。それが実現すれば、市場の安定化が図られ利益の確保 が見込まれる。今後15 年で西欧の製紙産業の需要量は 60%減少する見込みだが、収益 に関しては15%程度の減少にとどまると予想される。 しかし、需要の減少に生産能力を合わせそこなえば、生産過剰に陥ることになる。稼 働率の低下は、価格や利益を引き下げることになる。図2 は西欧の稼働率の予測である。 生産調整を行わない場合、製紙産業の稼働率は、経済危機(2008~2012 年)時の平均 レベルを2014 年には下回ることが予想される。 製紙産業だけが、需要低迷や生産過剰という困難に直面しているわけではない。鉄鋼 業もそのひとつだ。鉄鋼業も需要の減少と、生産能力削減の立ち遅れから、利益は大幅 に減少している。欧州の鉄鋼消費は経済危機以前と比べ 30%近く減少しており、需要 は今も減少している。鉄鋼は日常生活で使用する多くの製品等に使用されることから、 その重要性は損なわれてはいない。危ぶまれるのは鉄鋼業の生き残りだ。同様に、紙は 今後も生活必需品としての役割を失うことはないとしても、生産調整を怠れば産業とし ての生き残りは難しいものとなろう。図1
○世界の主要紙パルプ新増設及びS&Bプロジェクト(「市況」、「市場」及び「M&A(リストラ)」の項目も参照)
国 会 社 工場 品種 年産能力 稼働時期等 備 考
中 国 Hebei Changtai 唐山(河北省) 古紙系ライナー 30万トン 2013年7月 新マシン稼働。6月の古紙系板紙(能力20万トン)稼働開始に続く。
Sihai Paper 撫州(江西省) 古紙系段原紙 20万トン 2014年Q2 新マシン。同社は現在再生段原紙マシン(能力4万トン)所有。
Shandong Chenming 寿光(山東省) 感熱紙 12万トン - 印刷・筆記用紙マシン(14万トン)の改造。感熱加工設備はGAW Technology社に発注済。
Liuzhou Liangmianzhen 柳州(広西自治区) 衛生用紙 8万トン - 4万トン×2台。投資額4億250万元(6520億ドル)。原料は竹パルプとL-BKP(木材パルプ)のミックス。
Nanning Sugar 南寧(広西自治区) 衛生用紙 2万トン - 新マシン。他社とJVで新会社を設立し、操業する。原料は同
工場のバガスパルプを使用。
■
International Paper:
米アラバマ州の非塗工上質紙工場(年産
95 万トン)閉鎖へ
International Paper(IP)は 9 月 11 日、米アラバマ州の Courtland 工場(非塗工
上質紙他:年産95 万トン)を永久閉鎖する計画を明らかにした。2014 年の第 1 四半 期中の完全閉鎖を予定しており、従業員1,100 人が影響を受ける模様。Courtland 工 場の上質紙能力合計95 万トンのうち、非塗工は 77 万トン、塗工は 18 万トンである。 同社は主たる閉鎖理由として米国内における非塗工上質紙の需要低迷を挙げている。同 工場の製品は、ビジネス・フォーム、封筒、コピー用紙、雑誌用紙等の用途に使われて いるが、北米における非塗工上質紙の需要は1999 年以降減少に転じ、最近は電子出版 や電子請求、ファイリング等の動きが進み、減少に拍車がかかっていたと同社の John Faraci 会長兼 CEO は語っている。
なお、Courtland 工場の閉鎖後、IP の印刷情報用紙事業を担う工場は、Riverdale 工
場(アラバマ州):年産 65 万トン、Eastover 工場(サウスカロライナ州):年産 71
万トン、Georgetown 工場(サウスカロライナ州):年産 31 万トン、Ticonderoga 工
場(ニューヨーク州):年産29 万トンの 4 工場となる。
■
SCA(スウェーデン):中国の家庭紙メーカーVinda に対する TOB を決定
SCA は中国の大手家庭紙メーカーVinda(維達)に対する TOB(株式公開買付)を
決定した。持株比率50%超を目指す。TOB 提示価格は一株当たり 11.00 香港ドルで
あり、プレミアム(上乗せ)率は約34.5%となっている。
SCA は 2007 年に Vinda への出資を開始。現在の出資比率は 21.7%、Vinda の 2 位
株主であり、ボードメンバー2 名を派遣している。 世界第2 位の規模を持つ中国ティシュ市場において、Vinda は 3 強の一角を占める。 2012 年の売上高は前年比 26%増の 6,024 百万香港ドル、営業利益は同 53.3%増の 775 百万香港ドル、営業利益率は12.9%だった。 <Vinda の増設計画(2013 年~)> 2013 年上半期に年産 8 万トン規模の増設分を稼働させた。下半期には年産 14 万トン の増設を予定している。これにより2013 年末には、年産能力合計 76 万トンとなる見 込み。さらに、2014 年下半期には年産 13 万トンの増設を予定。2014 年末には、年産 能力合計89 万トンとなる見込み。
M&A
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BillerudKorsnas:スウェーデン Gävle 工場の 2 号機を SwedPaper に売却
BillerudKorsnas はスウェーデン Gävle 紙パルプ工場の 2 号機を SwedPaper AB に
売却した。欧州委員会はBillerud と Korsnas の合併承認に際し、2 号機の売却を条件
としていた。同マシンはクラフト紙を生産する。2 号機売却後も Gävle 工場の他の設備
は引き続きBillerudKorsnas が所有する。BillerudKorsnasは今後 SwedPaper に対し、
パルプ、蒸気、水などを供給する。さらに年間最大6 万 6 千トンのパルプを販売する予 定である。 Gävle 工場は現在、年産 70 万トンのサルファイトパルプと年産 70 万トンの紙・板 紙能力を有する。
■
Södra:ノルウェーの Tofte パルプ工場を閉鎖
Södra(スウェーデン)は 8 月 25 日、ノルウェーの Tofte パルプ工場(N-BKP:年 産22 万トン、L-BKP:年産 18 万トン)を閉鎖した。同社は今年の 2 月に Tofte 工場 を売却すると発表。売却先が見つからない場合には閉鎖することも明らかにしていた。 その後、複数の候補先と交渉を続けてきたが契約成立には至らず、閉鎖が決定した。 <今年6 月には Folla パルプ工場も売却> 今年6 月、Södra はノルウェーの Folla パルプ工場(CTMP:年産能力 13 万トン)をMayr-Melnhof Karton(本部ウィーン:以下 MMK)に売却した。Södra は 2012 年 8 月に Folla 工場を手離すことを発表。2012 年 10 月末には生産を停止し、売却に向け た交渉を進めていた。
今年8 月、MMK は買収した Folla 工場での生産を 9 月 2 日より再開することを明ら
かにした。
■
CMPC:チリの新聞用紙工場閉鎖へ
Empresas CMPC は今年の 11 月末に、チリの Papeles Rio Vergara 新聞用紙工場を 閉鎖する。電力コストの上昇に伴い、供給先との契約更新が困難となった。
同工場では1957 年から新聞用紙を生産しているが、電力問題の影響を受け、生産量
も減少してきた。年間生産量は2000 年から 2011 年までは、平均 20 万トンだったが、
■
UPM:新しい事業構成の下、4 億ユーロの利益向上を目指す
UPM(フィンランド)は、事業を 6 つのビジネスエリアに集約する。11 月より実施 される予定で、同社は新しい事業構成の下、合計で4 億ユーロ(5.3 億ドル)の利益向 上を目指す。このうち2 億ユーロは、1 月に発表した能力削減分の 9000 万ユーロを含 む既存事業での収益改善、残り2 億ユーロは Lappeenranta(フィンランド)でのバイ オディーゼル生産、中国・常熟工場で建設中の特殊紙(上質系)マシン等に拠るとして いる。新しいビジネスエリアは以下の6 事業。①UPM Paper Asia=中国の常熟工場及びフィンランドの Tervasaari、Jamsankoski
両工場でラベル用紙及び上質紙(能力合計150 万トン)生産
②UPM Paper Europe=欧州及び北米 19 工場で雑誌用紙、新聞用紙、上質紙(能力
合計1030 万トン)生産 ③UPM Biorefining=フィンランドとウルグアイの 4 工場(能力 320 万トン)におけ るパルプ生産、フィンランド及びオーストリアでの製材事業及び植林事業等。上記、 Lappeenranta でのバイオディーゼル生産も含まれる ④UPM Plywood=フィンランド、ロシア及びエストニアにおける合板(年産約 100 万㎥)事業 ⑤UPM Energy=エネルギー事業(水力、原子力、火力、風力) ⑥UPM Raflatac=粘着ラベル事業、木材プラスティック複合材事業等
■ブラジル:チリ産白板紙の輸入制限措置を継続
ブラジル政府は、チリから輸入される塗工白板紙(duplex and triplex boxboard)に
課している価格及び数量面での制限措置について、継続することを決定した。本措置は、 相手側サプライヤーはCMPC で、輸出価格を duplex については 600$/mt(CFR)、triplex については690$/mt(CFR)とし、数量を四半期当り 6,638 トン以内に制限している(数 量制限を超えると価格を90%以上引き上げ)。
経営
貿易
米 国 製 紙 産 業 統 計
(1)生産 2012 13/04 13/05 13/06 13/07 千ST 前年比 千ST 前年比 千ST 前年比 千ST 前年比 千ST 前年比 新 聞 用 紙 3,168 ▲3.0 218 ▲18.5 228 ▲16.8 216 ▲19.1 219 ▲18.8 印刷・筆記用紙 18,573 ▲4.6 1,472 ▲0.5 1,477 ▲6.6 1,444 ▲7.0 1,526 ▲0.5 中 質 紙 1,616 ▲17.1 126 ▲6.1 129 ▲11.0 126 ▲16.4 135 ▲3.0 上 質 紙 9,014 ▲3.2 742 ▲0.1 736 ▲5.4 700 ▲2.5 749 1.9 中質コート紙 3,273 ▲5.2 228 ▲7.5 239 ▲13.4 253 ▲16.2 257 ▲5.6 上質コート紙 3,888 ▲2.5 311 4.5 309 ▲1.8 305 ▲3.7 323 0.2 紙 計 33,197 ▲3.3 2,679 ▲0.6 2,694 ▲4.3 2,637 ▲4.1 2,751 ▲1.4 段 ボー ル原 紙 34,371 0.6 2,810 4.2 3,015 4.5 2,950 3.8 3,071 5.3 紙 器 用 板 紙 13,371 ▲0.8 1,146 1.7 1,152 ▲0.6 1,149 0.7 1,154 1.6 板 紙 計 47,741 0.2 3,956 3.4 4,167 3.0 4,099 2.9 4,225 4.3 紙 ・板 紙合 計 80,938 ▲1.3 6,635 1.8 6,861 0.0 6,736 0.0 6,975 2.0 (2)稼働率(%) (3)繊維原料消費 紙 板紙 2012 13/03 13/04 13/05 13/06 2011 88.4 93.6 千ST 千ST 千ST 千ST 千ST 2012 88.5 93.9 製紙用パルプ 52,903 4,385 4,242 4,474 4,376 12/08 90.0 95.6 古 紙 29,541 2,528 2,479 2,615 2,538 09 88.7 93.7 10 89.7 93.1 11 86.7 95.3 12 82.5 93.1 (4)輸出 13/01 87.7 94.8 2012 2013/05 2013/06 02 89.4 95.5 千ST 前年比 千ST 前年比 千ST 前年比 03 87.8 92.0 紙 計 4,638 ▲3.0 407 1.0 385 ▲4.5 04 88.5 94.4 上 質 紙 1,075 9.2 93 4.5 94 10.6 05 86.4 96.3 板 紙 計 8,410 ▲7.1 739 1.2 686 ▲5.9 06 87.4 97.8 Kライナー 4,012 ▲10.8 341 ▲4.2 297 ▲11.6 07 88.2 96.8 S B S 2,163 ▲6.3 179 ▲6.3 178 ▲9.2 (5)国内価格($/ST、新聞は$/MT) 2013/03 2013/04 2013/05 2013/06 2013/07 2013/08 2012/08 新 聞 用 紙 ( 東 部 ) 610 610 605 605 605 605 640 オ フ セ ッ ト 50-lb 880 870 870 850 850 850 910 ボ ン ドN o . 4 20-lb 1,000 1,000 1,000 1,000 1,000 1,000 1,035 フォーム・ボンド 20-lb 1,055 1,055 1,045 1,045 1,045 1,045 1,055 コ ー トN o . 3 60-lb 935 925 925 925 930 940 965 Kライナー(東部) 685 735 735 735 735 735 635 資料:(1)~(4)AFPA、(5)PPW●世界主要国の紙・板紙生産および価格動向 (1)生産(前年同期比) (%) 紙・板紙計 紙計 印刷筆記 板紙計 紙・板紙計 紙計 印刷筆記 板紙計 紙・板紙計 印刷筆記 紙・板紙計 紙計 印刷筆記 板紙計 紙・板紙計 印刷筆記 紙・板紙計 紙・板紙計 印刷筆記 2010 5.3 3.7 4.8 6.6 ▲1.3 ▲1.9 ▲8.3 1.2 4.4 8.1 11.2 10.3 8.9 14.1 7.6 10.7 5.2 11.1 10.0 2011 ▲1.8 ▲3.9 ▲5.5 ▲0.1 ▲4.8 ▲5.7 ▲7.2 ▲1.6 ▲0.9 0.8 ▲3.8 ▲3.7 ▲1.9 ▲4.0 ▲12.2 ▲19.5 ▲3.5 ▲1.6 ▲4.0 2012 ▲1.3 ▲3.3 ▲4.6 0.2 ▲10.8 ▲10.6 ▲11.9 ▲11.5 0.9 2.1 ▲5.6 ▲7.7 ▲9.7 1.2 ▲19.8 ▲15.3 ▲5.7 ▲0.5 ▲4.7 12/7月 ▲2.4 ▲2.0 ▲2.4 ▲2.7 ▲14.2 ▲16.1 ▲19.7 ▲7.2 ▲1.7 3.1 ▲28.4 ▲24.2 ▲9.6 ▲1.4 ▲5.7 8月 ▲1.2 ▲3.0 ▲4.1 0.0 ▲11.2 ▲11.2 ▲15.1 ▲11.1 8.5 3.9 ▲30.5 ▲35.2 ▲12.9 ▲0.2 ▲3.4 9月 ▲3.1 ▲4.3 ▲6.2 ▲2.2 ▲11.5 ▲10.4 ▲15.5 ▲15.0 3.6 ▲6.2 ▲26.8 ▲39.5 ▲2.3 0.4 ▲4.3 10月 ▲0.5 ▲2.6 ▲2.2 1.1 ▲5.2 ▲2.0 3.3 ▲15.1 0.8 10.7 ▲23.9 ▲29.0 ▲3.3 0.9 ▲2.1 11月 ▲0.9 ▲4.0 ▲3.9 1.3 ▲5.2 ▲3.0 3.3 ▲11.8 5.1 3.7 ▲29.8 ▲36.2 ▲1.4 - -12月 ▲0.7 ▲6.3 ▲9.5 3.4 ▲5.9 ▲4.1 ▲0.6 ▲11.8 ▲1.3 ▲5.7 ▲33.6 ▲36.0 ▲6.4 - -13/1月 1.4 ▲0.6 ▲2.7 2.8 ▲2.0 1.1 8.2 ▲11.5 2.0 3.6 ▲23.9 ▲33.8 ▲3.8 ▲1.5 ▲4.7 2月 ▲4.0 ▲7.2 ▲10.8 ▲1.7 2.0 2.1 11.9 1.5 ▲5.0 ▲8.6 ▲18.8 ▲23.8 ▲2.9 ▲2.0 ▲3.2 3月 ▲3.2 ▲4.6 ▲6.3 ▲2.2 2.2 3.6 0.9 ▲2.8 ▲4.3 ▲2.6 ▲26.7 ▲16.1 ▲2.6 ▲2.2 ▲6.0 4月 1.8 ▲0.6 ▲0.5 3.4 0.0 ▲0.4 5.9 1.5 ▲3.0 ▲0.3 ▲4.7 ▲23.0 ▲3.6 0.5 ▲5.1 5月 0.0 ▲4.3 ▲6.6 3.0 3.4 4.3 2.2 0.0 ▲8.2 ▲7.6 ▲4.9 ▲15.4 1.1 0.8 ▲5.4 6月 0.0 ▲4.1 ▲7.0 2.9 6.2 3.8 3.0 14.7 ▲7.4 ▲5.0 ▲0.8 ▲2.5 ▲6.0 ▲0.6 ▲7.0 7月 2.0 ▲1.4 ▲0.5 4.3 6.0 5.4 8.6 8.2 ▲6.8 ▲8.1 - - - - ▲13.7 ▲7.8 - ▲0.3 ▲6.0 累計 ▲0.5 ▲3.4 ▲5.0 1.6 3.0 3.4 5.9 1.4 ▲4.7 ▲4.2 0.9 ▲ 2.5 ▲ 3.8 10.9 ▲14.8 ▲18.2 ▲2.9 ▲0.8 ▲5.3 . 紙・板紙計 印刷筆記 紙・板紙計 印刷筆記 紙・板紙計 非塗工紙 ライナー 紙・板紙計 紙計 印刷筆記 板紙計 紙・板紙計 紙計 印刷筆記 板紙計 紙・板紙計 印刷筆記 印刷筆記 段原紙 2010 6.9 6.6 0.2 ▲12.5 11.4 1.7 10.4 6.0 3.2 1.8 8.8 2.0 0.5 ▲2.2 2.7 3.9 5.0 7.7 9.8 2011 0.5 0.4 1.0 ▲0.2 13.2 2.3 12.2 3.4 4.3 8.2 2.5 1.7 ▲0.9 ▲3.5 2.8 0.4 ▲0.8 ▲2.7 ▲0.8 2012 ▲5.0 ▲4.6 1.7 ▲2.1 4.7 ▲4.4 ▲10.0 ▲1.3 ▲1.8 ▲2.2 ▲0.8 2.2 ▲4.3 ▲6.3 4.9 0.2 ▲1.7 ▲5.2 1.0 12/7月 ▲4.6 ▲6.8 ▲1.0 ▲3.8 4.3 1.9 ▲13.9 ▲5.7 ▲3.1 ▲0.4 ▲7.7 3.0 ▲1.2 ▲1.6 4.6 0.5 ▲0.5 ▲6.1 ▲1.0 8月 ▲2.9 ▲3.5 3.4 8.6 2.6 8.4 ▲12.1 ▲2.4 ▲1.3 ▲3.2 ▲4.0 ▲2.8 ▲6.6 ▲6.6 ▲1.3 3.1 2.3 ▲6.3 1.4 9月 ▲6.1 ▲4.2 ▲1.3 0.4 7.3 ▲8.8 ▲4.4 2.6 ▲0.4 ▲1.2 5.7 0.8 ▲3.9 ▲7.2 2.6 0.9 ▲2.7 ▲4.8 2.6 10月 ▲0.4 ▲4.1 8.0 3.9 6.9 ▲3.4 ▲12.7 ▲6.1 ▲10.8 ▲19.0 ▲1.3 3.2 ▲1.0 ▲2.2 4.9 1.0 ▲3.5 ▲1.5 0.3 11月 ▲4.3 ▲5.5 4.4 ▲13.1 2.7 ▲4.5 ▲22.1 ▲0.8 ▲10.2 ▲17.1 8.8 0.8 ▲4.5 ▲5.8 2.9 1.1 0.4 ▲4.1 5.5 12月 ▲0.3 ▲9.2 5.6 ▲5.4 8.6 ▲10.4 ▲19.3 ▲5.0 ▲9.5 ▲17.2 ▲0.6 ▲0.7 ▲6.4 ▲9.8 1.5 ▲0.8 ▲2.6 ▲3.7 6.7 13/1月 ▲2.1 ▲8.3 7.8 ▲3.9 10.7 14.9 ▲5.7 5.7 ▲1.3 ▲2.2 13.1 27.5 15.5 6.2 32.6 2.4 4.2 ▲3.1 2.0 2月 3.0 3.3 ▲0.1 ▲11.5 ▲10.5 ▲13.9 ▲19.4 ▲4.3 ▲5.7 ▲3.4 ▲3.0 ▲20.6 ▲23.2 ▲31.7 ▲19.7 ▲1.1 ▲2.4 ▲3.9 ▲1.4 3月 ▲7.3 ▲11.7 4.6 ▲9.4 ▲1.3 ▲2.5 ▲1.7 3.0 0.2 ▲0.6 5.9 ▲3.7 ▲6.6 ▲9.7 ▲2.6 1.5 0.9 ▲5.3 2.6 4月 1.5 ▲3.5 3.6 ▲21.4 1.6 ▲5.1 ▲9.5 3.9 0.2 ▲0.6 7.6 ▲3.1 ▲7.2 ▲6.8 ▲1.4 1.9 ▲0.5 ▲4.4 5.2 5月 ▲2.8 ▲8.8 11.0 6.0 ▲1.2 ▲3.1 ▲8.6 3.3 ▲0.8 ▲4.2 7.2 ▲6.8 ▲11.9 ▲12.7 ▲4.9 ▲0.2 0.9 ▲5.0 5.0 6月 ▲3.9 ▲12.2 4.8 0.4 ▲1.1 3.3 ▲9.2 2.1 ▲1.7 ▲5.2 5.6 ▲3.3 ▲6.6 ▲12.5 ▲2.2 7.2 ▲2.3 ▲7.2 2.9 7月 ▲1.8 ▲8.7 - - - 1.1 0.4 ▲4.3 1.4 2.4 0.0 - -累計 ▲2.0 ▲7.4 5.3 ▲7.0 1.1 ▲2.2 ▲6.8 2.3 ▲1.5 ▲2.7 6.1 ▲2.0 ▲5.9 ▲10.4 ▲0.5 1.8 0.1 ▲4.8 2.6 ▲3.1 ▲5.5 ▲7.9 4.5 ▲2.8 ▲27.4 ▲6.8 米 国 カナダ スウェーデン フィンランド ノルウェー ドイツ 印刷筆記 5.6 ▲6.3 ▲12.4 フランス イタリア 英 国 中 国 韓 国 台 湾 2.2 ▲3.0 ▲3.2 ▲3.7 ▲4.6 ▲6.9 -▲2.8 ▲4.4 ▲0.8 8.8 ▲0.9 ▲2.4 0.3 ▲0.7 1.2 0.5 0.7 ▲2.8 ▲1.4 ▲2.1 ▲0.1 1.5 ▲2.2 ▲5.7 13.1 2.8 ▲1.8 ▲3.4 16.9 ▲2.7 -▲ 1.0 -▲ 3.2 -▲ 4.2 5.3 ▲1.3 紙・板紙計 ▲1.9 ▲1.8 8.1 ブラジル CEPI
(2)価格 新聞用紙 非塗工上質紙 Kライナー 新聞用紙 非塗工上質紙 Jライナー Jライナー 新聞用紙 非塗工上質紙 Jライナー (オフセット、 (No5、40lb. (42lb.) (80g、巻取) (オフセット、 (オフセット、 (80g、巻取) (オフセット、 50lb.巻取) 巻取) 60g 巻取) 80g 巻取) 60g 巻取) 新聞用紙 非塗工上質紙 Jライナー 新聞用紙 非塗工上質紙 (塗工、 (塗工、 (塗工、 350g)*2 250g)*2 350g)*2 (出所)
・PPI Pulp &Paper Week ・PPI Europe ・PPI Asia 1.欧米の価格は 下値を採用 2.米国の新聞用紙 とライナーは東部 での価格 3.*1は100% バージンパルプ物 4. *2はCoated duplex(grayback) ↓ 8月 ↓ ↓ ↓ ↓ 475 700 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 370 385 620 ↓ ↓ ↓ 510-560 7月 ↓ ↓ 860 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 485 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 2.45-3.1 3.35-4.6 4月 2.7-3.35 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 350 ↓ ↓ ↓ 8月 ↓ ↓ ↓ 2.55-3.2 ↓ 5月 ↓ 923 6月 7月 ↓ ↓ ↓ ↓ 4.6-4.8 4.95-5.0 ↓ ↓ 2.65-3.3 ↓ ↓ ↓ 3.7-4.8 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 3.6-4.7 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 3.4-4.6 ↓ 465 ↓ ↓ 575-605 780-830 ↓ ↓ ↓ 3.3-4.6 ↓ 5.6-6.55 ↓ 2.45-3.05 590-620 ↓ 5.05-5.1 5.6-6.65 785-835 - -↓ ↓ Jライナー (70g) (125g) ↓ (60g) ↓ ↓ ↓ 495-545 395-425 790-840 760-810 485-515 515-545 595-640 590-620 415-455 480-540 500-550 ↓ 3.5-4.6 白板紙 6.1-6.25 韓国(千ウォン/mt) 中国(千RMB/mt) 香港(US$/mt, CIF) (48.8g) (60g) (60g) (180g) (48.8g) (125g) LWC 白板紙 LWC Jライナー (80-120g) ↓ ↓ 340 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 9月 ↓ ↓ 855 685 ↓ ↓ ↓ 710 ↓ ↓ ↓ 710 11月 ↓ ↓ 3月 ↓ 880 860 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 335 420 650 560 380 LWC (45g) (No2) 355 ↓ 370 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 630 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 540 ↓ 385 640 ↓ ↓ ↓ 410 ↓ ↓ 720 ↓ 390 ↓ ↓ ↓ 650 米国($/st、新聞は$/mt) ドイツ(Euro/mt) イタリア(Euro/mt) LWC LWC LWC (30lb) (45g) (No2) (45g) (オフセット、 新聞用紙 非塗工上質紙 (No2) 60g 巻取) 490 英国(£/mt) 12/7月 640 910 835 635 485 720 650 425 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 10月 ↓ 900 875 ↓ ↓ 8月 ↓ ↓ 850 ↓ ↓ ↓ ↓ 415 880 ↓ ↓ ↓ 445 ↓ ↓ ↓ 475 ↓ 440 ↓ ↓ ↓ 365 ↓ ↓ 435 ↓ ↓ 640 360 ↓ 10月 ↓ ↓ ↓ 335 非塗工上質紙 Kトップライナー 白板紙 新聞用紙 470 700 ↓ 360 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ (175g) (45g) ↓ ↓ 8月 9月 ↓ ↓ 876 ↓ ↓ 1000 12/7月 5.1-5.3 5.6-6.7 760 530 790 5.1-5.2 ↓ (輸入品) ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 6.0-6.15 ↓ 850 ↓ ↓ ↓ ↓ 平判*1 12月 ↓ 890 ↓ ↓ ↓ ↓ 6月 ↓ 870 855 735 460 ↓ 4月 13/1月 5月 605 ↓ ↓ ↓ ↓ 625 ↓ 3月 380 2月 610 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 640 475 ↓ 350 2月 490 ↓ ↓ - - -13/1月 ↓ 5.55-6.6 ↓ 12月 500 770 - - - - -↓ ↓ 995 930 ↓ 830 5.6-6.6 ↓ 11月