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九州大学学術情報リポジトリ

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Academic year: 2021

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九州大学学術情報リポジトリ

Kyushu University Institutional Repository

閉塞性睡眠時無呼吸患者における使用時間記録機器 付き口腔内装置と持続陽圧呼吸における血管内皮機 能、血圧、自覚症状の効果に関する交差比較試験

山本, 雲平

http://hdl.handle.net/2324/2556281

出版情報:Kyushu University, 2019, 博士(医学), 論文博士 バージョン:

権利関係:Public access to the fulltext file is restricted for unavoidable reason (2)

(2)

氏 名:山本雲平

論 文 名:Crossover comparison between CPAP and mandibular advancement device with adherence monitor about the effects on endothelial

function, blood pressure and symptoms in patients with obstructive sleep apnea

閉塞性睡眠時無呼吸患者における使用時間記録機器付き口腔内装置と持続

陽圧呼吸における血管内皮機能、血圧、自覚症状の効果に関する交差比較試験

) 区 分:乙

論 文 内 容 の 要 旨

口腔内装置(MAD)は閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の治療において持続陽圧呼吸(CPAP)の代替治療として 用いられている。MAD は忍容性が良好であり、重症例でも心血管系に関する良好な結果が増加して いるにも関わらず中等度以上の OSA 患者においては依然として CPAP にて加療されていることが多 い。この状況を変えるには心血管系および自覚症状に関して客観的に CPAP と比較した情報が必要 である。体位(仰臥位)依存を有する無呼吸低呼吸指数20-40/時間の45例をCPAPもしくはMADに 割り付けて8週間治療を行い、その後治療を交代し8週間治療を行った。主要評価項目は血流依存 性血管拡張反応(FMD)で評価を行った血管内皮機能、二次評価項目は睡眠中の血圧とした。

MAD 治療期間は植え込み型の使用時間記録機器を用いて使用時間の評価を客観的に行った。また、

治療効果に関しては家庭での簡易無呼吸検査機器と質問票を用いて評価を行った。

忍容性に関しては両治療に有意差を認めなかった(CPAP:FMD=274.5±108.9 分/一晩 vs. 314.8±

127.0 分/一晩, p=0.095)。また、FMDと睡眠中の平均血圧に関しても両治療とも開始時からの有意 な改善を認めなかった(CPAP vs. MAD: FMD, +0.47%±3.1% vs. +0.85%±2.6%, p=0.64; BP, -1.5

±5.7 mmHg vs. -1.2±7.5 mmHg, p=0.48) が、日中の眠気、夜間頻尿、睡眠に関連した指標は両治 療にて同様に改善し、治療としてMADを選好した患者が多かった。

MAD と CPAP は同様の使用時間で心血管系の指標の影響と症状の改善において同様の結果を示した ためMADは今回の重症度のOSA患者においてCPAPの代替の治療となることが期待できる。

参照

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