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第2章 地域の概況 新ごみ処理施設建設に伴う生活環境影響調査書/寝屋川市ホームページ

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(1)

2

地域の概況

2-1

社会的状況

2-1-1

人口

寝屋川市の人口、世帯数及び人口密度の推移を表2-1-1に示す。

寝屋川市は平成24年10月1日現在、人口総数は242,766人、世帯数は107,575世帯、人口 密度は9,817人/km

2

となっている。

平成20年と平成24年を比較すると、人口総数及び人口密度がやや減少傾向であるのに対

し、世帯数は増加傾向にある。

表2-1-1 人口、世帯数及び人口密度の推移

項 目 \ 年 次 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年

人 口

(人)

総 数 243,428 243,217 242,342 242,921 242,766

男 119,514 119,225 118,530 118,602 118,349

女 123,914 123,992 123,812 124,319 124,417

世 帯 数( 世帯) 104,995 105,943 106,341 107,456 107,575

人口密度( 人/km

2

) 9,843 9,835 9,800 9,823 9,817

注:各年10月1日現在

(2)

2-1-2

産業

寝屋川市の産業分類別事業所数及び従業者数を表2-1-2に示す。

平成21年7月1日現在の産業分類別事業所数及び従業者数の総数は、それぞれ8,351所、

76,170人であり、事業所数、従業者数とも、約8割を第三次産業が占める。

表2-1-2 産業分類別事業所数及び従業者数

産業分類 事業所数 従業者数

第一次産業 農業,林業 3 19

第二次産業 建設業 742 4,795

製造業 679 10,353

小計 1,421 15,148

第三次産業 電気・ガス ・熱供給 ・水道業 7 166

情報通信業 41 325

運輸業,郵便 業 133 5,695

卸売業,小売 業 1,997 16,866

金融業,保険 業 104 1,432

不動産業,物 品賃貸業 806 2,383

学術研究,専 門・技術 サービ ス業 209 1,523

宿泊業,飲食 サービス 業 1,302 7,723

生活関連サ ービス業,娯楽業 846 4,054

教育,学習支 援業 323 4,513

医療,福祉 683 10,350

複合サービ ス事業 33 300

サービス業(他に分類 されな いもの) 420 4,148

公務(他に 分類され ないもの ) 23 1,525

小計 6,927 61,003

合計 8,351 76,170

注:平成21年7月1日現在の値

(3)

(1)農業

寝屋川市の農業の推移を表2-1-3に示す。

平成22年2月1日現在における寝屋川市の農家数、農家人口、経営耕地面積は総数でそれ

ぞれ、507戸、723人、11,699aである。

農家数は自給的農家が多く、経営耕地面積のうち、田の割合が約86%を占める。

推移については、農家数、農家人口、経営耕地面積とも減少傾向であり、平成22年は、

平成12年比で農家人口は約26%、経営耕地面積は約52%まで減少している。

表2-1-3 農業の推移

項 目 \ 年 次 平成12年 平成17年 平成22年

農家数

(戸)

総 数 605 554 507

自給的農家 370 360 336

専 業 20 22 34

第1種兼業 21 14 2

第2種兼業 194 158 135

農家人口

(人)

総 数 2,732 908 723

男 1,327 446 349

女 1,405 462 374

経営耕地面 積

(a)

総 数 22,445 19,664 11,699

田 18,418 - 10,016

畑 3,081 - 1,506

樹園地 946 - 177

注:各年2月1日現在の値。

平成17年の農家人口は家族農業経営の世帯員。

(4)

(2)製造業

寝屋川市の製造業の推移を表2-1-4に示す。

平成22年12月31日現在における寝屋川市の事業所数は285所、従業者数は8,848人、製造

品出荷額等は約1,771億円となっている。

推移については、事業所数が減少傾向にあるが、従業者数及び 製造品出荷額等は平成21

年から平成22年にかけてわずかに増加している。

表2-1-4 製造業の推移

項 目 \ 年 次 平成20年 平成21年 平成22年

事業所数( 所) 369 323 285

従業者数( 人) 9,982 8,786 8,848

製造品出荷 額等

(万円)

20,845,696 16,414,891 17,708,344

注:各年12月31日現在の値。 従業者4人以上の事業所である。

出典:「寝屋川市統計書2012年版」(平成25年3月、寝屋川市)

(3)商業

寝屋川市の商業の推移を表2-1-5に示す。

平成19年6月1日現在、寝屋川市の商店数、従業員数及び年間販売額は、卸売業がそれぞ

れ270店、2,545人、約1,620億円、小売業がそれぞれ1,641店、11,896人、約1,972億円と なっている。

平成16年から平成19年にかけての推移については、商店数、従業員数、年間販売額とも

に、やや減少している。

表2-1-5 商業の推移

項 目

年 次

商店数

(店)

従業者数

(人)

年間販売額

(百万円)

平成16年

総 数 2,175 15,638 380,532

卸売業 307 2,818 173,754

小売業 1,868 12,820 206,778

平成19年

総 数 1,911 14,441 359,170

卸売業 270 2,545 162,014

小売業 1,641 11,896 197,156

注:各年6月1日現在の値。

(5)

2-1-3

交通

建設予定地周辺の主要道路は、一般国道1号(第二京阪道路)、一般国道1号、一般国道

170号、枚方交野寝屋川線等があり、これらの道路における交通量は表2-1-6に示すとおり

である。また、調査地点は図2-1-1に示すとおりである。

表2-1-6 建設予定地周辺の主要道路における道路交通量(平成22年度)

(単位: 台)

路線名

区間 番号

交通量

観測地点名

平日昼間12時間(7~19時)

自動車類交 通量

平日24時間 自動車類 交通量

小型車 大型車 合計 小型車 大型車 合計

一般国道1号 (第二京阪道路)

10160 交野南IC~ 寝屋川北IC

24,804 4,534 29,338 33,672 7,591 41,263

10170 寝屋川北IC~ 寝屋川南IC

21,656 3,501 25,157 30,314 5,074 35,388

一般国道1号

10270 寝屋川市 小路北町

15,028 3,933 18,961 22,436 5,808 28,244

10280 四条畷市砂 14,267 3,471 17,738 21,203 5,227 26,430

一般国道170号

10570 寝屋川市 堀溝一丁目

19,053 5,063 24,116 27,245 7,059 34,304

10770 寝屋川市豊 野町 27,864 5,758 33,622 39,672 7,399 47,071

10780 寝屋川市豊 野町 29,150 6,075 35,225 41,521 7,794 49,315

10790 寝屋川市 高宮栄町

19,897 4,407 24,304 28,097 6,106 34,203

一般国道170号 (旧)

10930 寝屋川市境 橋町 14,728 1,664 16,392 20,485 2,464 22,949

枚方交野 寝屋川線

40940 寝屋川市 寝屋一丁目

12,207 1,602 13,809 17,057 2,276 19,333

40950 寝屋川市宇 谷町 13,467 1,709 15,176 18,796 2,450 21,246

40960 寝屋川市豊 野町 10,081 1,405 11,486 14,115 1,965 16,080

40990 寝屋川市 太秦高塚町

5,739 400 6,139 7,475 437 7,912

枚方富田林 泉佐野線

41050 寝屋川市 打上高塚町

3,228 160 3,388 4,418 325 4,743

41080 寝屋川市 明和一丁目

1,308 79 1,387 1,668 86 1,754

枚方富田林 泉佐野線(新)

41070 寝屋川市 打上宮前町

7,495 559 8,054 10,324 952 11,276

木屋交野線 60430 寝屋川市末 広町 8,576 848 9,424 11,950 1,086 13,036

私市太秦線 60480

寝屋川市

寝屋一丁目

3,617 564 4,181 5,085 768 5,853

星田停車場線 60510 - 4,864 517 5,381 6,753 780 7,533 出典:平成22年度大阪府道路交通情勢調査自動車類(平日)交通量図、平成22年度全国道路・街路交通情勢調査

(6)
(7)

2-1-4

土地利用

(1)土地利用状況

寝屋川市の土地利用(地目別民有地)の状況は表2-1-7に示すとおりである。

平成24年における土地利用総面積は142,189aであり、宅地120,991a(総面積の約85%) が最も多く、次いで田10,758a(約8%)、畑4,439a(約3%)の順となっている。

表2-1-7 地目別利用面積の推移

単位:a(ア ール)

項目 \ 年次 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年

総 数 142,578 142,454 142,814 142,638 142,189

田 11,216 11,107 11,028 10,847 10,758

畑 4,569 4,524 4,463 4,400 4,439

宅 地 119,164 119,167 119,620 119,704 120,991

山 林 1,163 1,109 1,093 1,119 1,054

原 野 81 81 80 80 36

沼 地 1 1 1 1 1

雑種地 3,877 3,958 4,022 3,980 2,403

軌道用地 2,507 2,507 2,507 2,507 2,507

(8)

(2)用途地域等

寝屋川市の用途地域等の状況を表2-1-8に、建設予定地周辺の都市計画図を図2-1-2に示

す。

平成23年3月現在、都市計画区域は約2,473ha、市街化区域は約2,136ha、市街化調整区 域は約337haとなっている。用途地域では、準工業地域が約509ha(市街化区域の約23.8%)

と最も多く、次いで第一種住居地域が約417ha(約19.5%)、第一種中高層住居専用地域

が約381ha(約17.8%)の順となっている。

建設予定地及びその周辺の用途地域は準工業地域となっており、土地利用の現況は、建 設予定地の北側は自動車学校、東側、西側は工場、南側は法面や林地となっている。

また、建設予定地は既存施設がある寝屋川市クリーンセンター敷地内であり、現在はス トックヤード、洗車場等として利用している。

表2-1-8 用途地域等の指定状況

都市計

画区域 (ha)

区域区分

指定面積 (ha)

指定

面積比

(%)

用途地域

指定

面積 (ha)

指定

面積比

(%)

約2,473

市街化区域 約2,136 約86.4

第一種低層 住居専用 地域 約145 約6.8

第一種中高 層住居専 用地域 約381 約17.8

第二種中高 層住居専 用地域 約355 約16.6

第一種住居 地域 約417 約19.5

第二種住居 地域 約171 約8.1

準住居地域 約19 約0.9

近隣商業地 域 約105 約4.9

商業地域 約17 約0.8

準工業地域 約509 約23.8

工業地域 約17 約0.8

市街化

調整区域

約337 約13.6

注:平成23年3月29日現在の値。

(9)
(10)

2-1-5

文教、医療、福祉施設

建設予定地周辺における文教、医療、福祉施設の状況は、表2-1-9及び図2-1-3に示すと

おりである。

表2-1-9 建設予定地周辺の文京、医療及び福祉施設

区分 名称

文教施設

寝屋川市立 第四中学 校

寝屋川市立 宇谷小学 校

大阪府立寝 屋川支援 学校

医療施設

財団法人 結 核予防会 大阪府 支部 大阪病 院

医療法人 長 尾会 ね や川サナ トリウム

福祉施設

社会福祉法 人東和福 祉会寝屋 川苑

(特別養護 老人ホー ム)

社会福祉法 人光輝会 障害者支 援施設隆光 学園

(11)

図2-1-3 建設予定地周辺の文教、医療及び福祉施設 社会福祉法 人

東和福祉会 寝屋川苑

寝屋川市立 宇谷小学 校

大阪府立 寝屋川支援 学校

医療法人 長 尾会

ねや川サナ トリウム

寝屋川市立 第四中学 校

:文教施設

:医療施設

:福祉施設

出典:「マップねやがわ」(寝屋川市)

財団法人 結核予防会 大阪府支部 大阪病院 社会福祉法 人光輝会

(12)

2-1-6

水利用

(1)上水道

上水道の給水状況は、表2-1-10に示すとおりであり、上水道の普及率は100%である。

よって、建設予定地周辺で、地下水を飲用していない。

表2-1-10 上水道の給水状況の推移

年度 給水区域内 人口 給水人口 普及率(% ) 給水戸数

平成19年度 243,232 243,232 100 104,344

平成20年度 243,351 243,351 100 105,493

平成21年度 242,801 242,801 100 106,280

平成22年度 242,587 242,857 100 107,050

平成23年度 242,696 242,696 100 107,872

注:各年度末現在の値。

出典:「寝屋川市統計書2012年版」(平成25年3月、寝屋川市)

(2)下水道

下水道の整備状況は、表2-1-11に示すとおりであり、平成23年度における計画面積に対

する普及率は約86%である。なお、建設予定地の区域は分流式公共下水道で、寝屋川市全

域が寝屋川北部流域下水道計画区域に含まれる。

表2-1-11 下水道の整備状況の推移

年度 整備人口

整備面積 (ha)

計画面積に 対す

る普及率( %)

平成19年度 242,538 2,037 84.88

平成20年度 242,628 2,044 85.52

平成21年度 242,075 2,073 86.37

平成22年度 241,937 2,073 86.38

平成23年度 242,045 2,073 86.38

注:各年度末現在の値。

出典:「寝屋川市統計書2012年版」(平成25年3月、寝屋川市)

(3)地下水利用

大阪府生活環境の保全等に関する条例及び同施行規則により、地下水採取の規制を受け

る地域及び技術的基準は表2-1-12に示すとおりである。

なお、建設予定地は地下水採取の規制を受けない地域である。

表2-1-12 地下水採取の規制を受ける地域及び技術的基準

地域

寝 屋 川 市 域 の う ち 、 一 般 国 道 170 号以西 で、一般 国道163号

以北の地域

寝 屋 川 市 域 の う ち 、 一 般 国 道 163号以南の 地域

技術的基準

揚 水 機 の 吐 出 口

の断面積

46平方セン チメート ル以下 21平方セン チメート ル以下

ス ト レ ー ナ ー の

位置

(13)

2-1-7

廃棄物

平成24年度における寝屋川市の廃棄物の排出量を表2-1-13に示す。平成24年度における

市全体のごみ量は約7万トンである。

表2-1-13 廃棄物の排出量

区分 平成24年度

人口(平成24年10月1日現 在)(人) 242,766

市全体のご み量 (t) 71,897

内訳(t)

可燃ごみ 55,960

古紙・古布 3,590

不燃ごみ 2,956

臨時ごみ 783

資源ごみ 2,207

廃プラスチ ック・

ペットボト ル

4,352

持込みごみ 2,049

注:他市依頼分は除く。

市全体のごみ量には蛍光灯・スプレー缶を含み、集団回収量は除く。 整数化した値である。

(14)

2-2

関係法令・条例等による指定・規制等

(1)環境基本法等に基づく環境基準

環境基本法第16条に基づき、大気の汚染、水質の汚濁、土壌の汚染及び騒音に係る環境

上の条件について、それぞれ、人の健康を保護し、生活環境を保全する上で維持されるこ とが望ましい基準が定められている。

また、 ダイオ キシ ン類 に よる大 気の汚 染、 水質 の 汚濁及 び土壌 の汚 染に 係 る環境 基準は、

ダイオキシン類対策特別措置法第7条に基づき、人の健康を保護する上で維持することが

望ましい基準として定められている。

① 大気汚染

大気汚染に係る環境基準を表2-2-1に示す。

大気汚染に係る環境基準は、二酸化硫黄、一酸化炭素、浮遊粒子状物質、二酸化窒素、 光化学オキシダント、ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロ

メタン、微小粒子状物質の10項目について定められている。

表2-2-1 大気汚染に係る環境基準

物 質 環 境 上 の 条 件

二酸化硫黄

1 時間値 の 1日 平均値 が 0.04ppm 以下 であり、 かつ、1 時 間値が

0.1ppm以下 であるこ と。

一酸化炭素

1時間値 の1日平 均値が10ppm以下であ り、かつ 、1時間 値の8時

間平均値が20ppm以 下である こと。

浮遊粒子状 物質

1 時間値 の1 日 平均値 が0.10mg/㎥以下 であり、 かつ、1時間値

が0.20mg/㎥以下で あること 。

二酸化窒素

1時間値の1日平均値が 0.04ppmから0.06ppm までのゾ ーン内又

はそれ以下 であるこ と。

光化学オキ シダント 1時間値が0.06ppm以 下であ ること。

ベンゼン 1年平均値 が0.003mg/㎥以 下であるこ と。

トリクロロ エチレン 1年平均値 が0.2mg/㎥ 以下 であること 。

テトラクロ ロエチレ ン 1年平均値 が0.2mg/㎥ 以下 であること 。

ジクロロメ タン 1年平均値 が0.15mg/㎥以下 であること 。

微小粒子状 物質

1年平均値が 15μg/㎥以 下 であり、か つ、1日平 均値が 35μg/

(15)

② 水質汚濁

河川についての水質汚濁に係る環境基準を表2-2-2及び表2-2-3に示す。

水質汚濁に係る環境基準は、人の健康の保護に関する環境基準及び生活環境の保全に関 する環境基準として定められており、人の健康の保護に関する環境基準は全公共用水域に 適用され、生活環境の保全に関する環境基準は公共用水域ごとに水域類型が指定されてい る。

なお、 建設予 定地 の下 流 に位置 する寝 屋川 水系 は C類型 、生物 B類 型に 指 定され ている。

表2-2-2 人の健康の保護に関する環境基準

項 目 基 準 値

カドミウム 0.003mg/L 以下

全シアン 検出されな いこと。

鉛 0.01mg/L 以下

六価クロム 0.05mg/L 以下

砒素 0.01mg/L 以下

総水銀 0.0005mg/ L以下

アルキル水 銀 検出されな いこと。

PCB 検出されな いこと。

ジクロロメ タン 0.02mg/L 以下

四塩化炭素 0.002mg/L 以下 1,2-ジクロ ロエタン 0.004mg/L 以下

1,1-ジクロ ロエチレ ン 0.1mg/L以 下

シス-1,2- ジクロロ エチレ ン 0.04mg/L 以下

1,1,1-トリ クロロエ タン 1mg/L以下

1,1,2-トリ クロロエ タン 0.006mg/L 以下

トリクロロ エチレン 0.03mg/L 以下

テトラクロ ロエチレ ン 0.01mg/L 以下

1,3-ジクロ ロプロペ ン 0.002mg/L 以下

チウラム 0.006mg/L 以下

シマジン 0.003mg/L 以下

チオベンカ ルブ 0.02mg/L 以下

ベンゼン 0.01mg/L 以下

セレン 0.01mg/L 以下

硝酸性窒素 及び亜硝 酸性窒素 10mg/L以 下

ふっ素 0.8mg/L以 下

ほう素 1mg/L以下

(16)

表2-2-3 生活環境の保全に関する環境基準(河川:湖沼を除く) ア

利用目的の 適応性

基 準 値

水素イオン

濃度(pH)

生物化学的

酸素要求量

(BOD)

浮遊物質量

(SS)

溶存酸素量

(DO) 大腸菌群数

AA

水 道 1 級

自然環境保 全及びA 以下の欄に 掲げるも

6.5以上

8.5以下

1㎎/L

以下

25㎎/L

以下

7.5㎎/L

以上

50MPN/

100mL以下

A

水 道 2 級

水浴及びB以下の欄 に掲げるも の

水 産 1 級

6.5以上

8.5以下

2㎎/L

以下

25㎎/L

以下

7.5㎎/L

以上

1,000MPN/

100mL以下

B

水 道 3 級

及びC以下の 欄に掲 げるもの

水 産 2 級

6.5以上

8.5以下

3㎎/L

以下

25㎎/L

以下

5㎎/L

以上

5,000MPN/

100mL以下

C

水 産 3 級

及びD以 下の欄に 掲 げるもの

工業 用水1級

6.5以上

8.5以下

5㎎/L

以下

50㎎/L

以下

5㎎/L

以上

D

工業 用水2級

及びEの 欄に揚げ る もの

農 業 用 水

6.0以上

8.5以下

8㎎/L

以下

100㎎/L

以下

2㎎/L

以上

E 工 業 用水3級 6.0以上

8.5以下 環 境 保 全

10㎎/L

以下

ごみ等の浮

遊が認めら

れないこと

2㎎/L

以上

《備 考》

1.基準値は、日間平均値とする。

2.農業用利水点については、水素イオン濃度6.0以上7.5以下、溶存酸素量5㎎/L以上とする。

3.類型指定された水域におけるBODの判定は、75%値が環境基準以下の場合に達成するものとしている。

項目

類型

水生生物の 生息状況 の適応性

基 準 値

全 亜 鉛 ノニルフェノール

直鎖アルキルベンゼンスルホン酸

及びその塩

生物A

イ ワ ナ 、 サ ケ マ ス 等 比 較 的 低 温

域 を 好 む 水 生 生 物 及 び こ れ ら の

餌生物が生 息する水 域

0.03㎎/L以 下 0.01㎎/L以 下 0.03㎎/L以 下

生物特A

生 物 A の 水 域 の う ち 、 生 物 A の

欄 に 掲 げ る 水 生 生 物 の 産 卵 場

( 繁 殖 場 ) 又 は 幼 稚 仔 の 生 育 場

として特に 保全が必 要な水域

0.03㎎/L以 下 0.0006㎎/L以下 0.02㎎/L以 下

生物B

コ イ 、 フ ナ 等 比 較 的 高 温 域 を 好

む 水 生 生 物 及 び こ れ ら の 餌 生 物

が生息する 水域

0.03㎎/L以 下 0.002㎎/L以下 0.05㎎/L以 下

生物特B

生 物 A 又 は 生 物 B の 水 域 の う

ち 、 生 物 B の 欄 に 掲 げ る 水 生 生

物 の 産 卵 場 ( 繁 殖 場 ) 又 は 幼 稚

仔 の 生 育 場 と し て 特 に 保 全 が 必

要な水域

0.03㎎/L以 下 0.002㎎/L以下 0.04㎎/L以 下

《備 考》

(17)

③ 地下水

地下水の水質汚濁に係る環境基準を表2-2-4に示す。

表2-2-4 地下水の水質汚濁に係る環境基準

項 目 基 準 値

カドミウム 0.003mg/L 以下

全シアン 検出されな いこと。

鉛 0.01mg/L 以下

六価クロム 0.05mg/L 以下

砒素 0.01mg/L 以下

総水銀 0.0005mg/ L以下

アルキル水 銀 検出されな いこと。

PCB 検出されな いこと。

ジクロロメ タン 0.02mg/L 以下

四塩化炭素 0.002mg/L 以下

塩化ビニル モノマー 0.002mg/L 以下

1,2-ジクロ ロエタン 0.004mg/L 以下

1,1-ジクロ ロエチレ ン 0.1mg/L以 下

1,2-ジクロ ロエチレ ン 0.04mg/L 以下

1,1,1-トリ クロロエ タン 1mg/L以下

1,1,2-トリ クロロエ タン 0.006mg/L 以下

トリクロロ エチレン 0.03mg/L 以下

テトラクロ ロエチレ ン 0.01mg/L 以下

1,3-ジクロ ロプロペ ン 0.002mg/L 以下

チウラム 0.006mg/L 以下

シマジン 0.003mg/L 以下

チオベンカ ルブ 0.02mg/L 以下

ベンゼン 0.01mg/L 以下

セレン 0.01mg/L 以下

硝酸性窒素 及び亜硝 酸性窒素 10mg/L以 下

ふっ素 0.8mg/L以 下

ほう素 1mg/L以下

(18)

④ 騒音

騒 音 に 係 る 環 境 基 準 を 表2-2-5に 示 す 。 地 域 の 類 型 は 、 土 地 利 用 の 状 況 に よ っ て 「 A A 」 、

「A」、「B」、「C」の4種の地域の類型に分けて定められており、寝屋川市における類型は

表2-2-6に示すとおりで、建設予定地は準工業地域であることから「C」に該当する。

表2-2-5 騒音に係る環境基準

地 域 の 類 型

基 準 値

昼 間

(午前6時 から午後10時)

夜 間

(午後10時 から翌午 前6時 )

AA 50デシベル 以下 40デシベル 以下

A及びB 55デシベル 以下 45デシベル 以下

C 60デシベル 以下 50デシベル 以下

ただし、道 路に面す る地域に ついては、 上表によ らず次表 の基準値の 欄に掲げ るとおり とする。

地 域 の 区 分

基 準 値

昼 間

(午前6時 から午後10時)

夜 間

(午後10時 から翌午 前6時 )

A地域のう ち2車線 以上の車 線を有す

る道路に面 する地域

60デシベル 以下 55デシベル 以下

B地域のう ち2車線 以上の車 線を有す

る 道 路 に 面 す る 地 域 及 び C 地 域 の う ち

車線を有す る道路に 面する地 域

65デシベル 以下 60デシベル 以下

こ の 場 合 に お い て 、 幹 線 交 通 を 担 う 道 路 に 近 接 す る 空 間 に つ い て は 、 上 表 に か か わ ら ず 、 特 例 と し

て次表の基 準値の欄 に掲げる とおりとす る。

基 準 値

昼 間

(午前6時 から午後10時)

夜 間

(午後10時 から翌午 前6時 )

70デシベル 以下 65デシベル 以下

備 考 個 別 の 住 居 等 に お い て 騒 音 の 影 響 を 受 け や す い 面 の 窓 を 主 と し て 閉 め た 生 活 が 営 ま れ て い る と 認 め ら れ る と きは、屋内へ透過する騒音に係る基準(昼間にあっては 45 デシベル以下、夜間にあっては 40 デシベル以下)によ ることができる。

注)1.「幹線交通を担う道路」とは次に掲げる道路をいうものとする。

① 道路法(昭和27年法律第180号)第3条に規定する高速自動車国道、一般国道、府道及び市町村道 (市町村道にあっては、4車線以上の区間に限る。)。

② ①に掲げる道路を除くほか、道路運送法(昭和26年法律第183号)第2条第8項に規定する一般自動車 道であって都市計画法施行規則(昭和44年建設省令第49号)第7条第1号に掲げる自動車専用道路。 2.「幹線交通を担う道路に近接する空間」とは、次の車線数の区分に応じ道路端からの距離によりその範囲を特 定するものとする。

(19)

表2-2-6 騒音に係る環境基準の類型ごとに当てはめる地域の指定

(平成24年4月1日 寝屋川市告示第70号)

地域の類型 該当地域

都市計画法(昭和43年法 律 第100号)第2章の規 定によ り定められ た第一種 低層住居

専 用 地 域 、 第 二 種 低 層 住 居 専 用 地 域 、 第 一 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 及 び 第 二 種 中 高 層

住居専用地 域

都 市 計 画 法 第 2 章 の 規 定 に よ り 定 め ら れ た 第 一 種 住 居 地 域 、 第 二 種 住 居 地 域 、準 住

居地域及び 市街化調 整区域並 びに同法第8 条第 1項第 1 号に規定す る用途地 域の指

定のない地 域

都 市 計 画 法 第 2 章 の 規 定 に よ り 定 め ら れ た 近 隣 商 業 地 域 、 商 業 地 域 、 準 工 業 地 域 及

び工業地域

⑤ 土壌汚染

土壌汚染に係る環境基準を表2-2-7に示す。

なお、本環境基準値は、汚染がもっぱら自然的原因によることが明らかであると認めら

れる場所及び原材料の堆積場、廃棄物の埋立地その他の表2-2-7の項目の欄に掲げる項目

に係る物質の利用又は処分を目的として現にこれらを集積している施設に係る土壌につい ては適用しないこととされている。

表2-2-7 土壌の汚染に係る環境基準

項 目 基 準 値

カドミウム

検液1Lにつ き0.01mg以下で あり、かつ 、農用地 において は、

米1kgにつ き0.4mg以下であ ること。

全シアン 検液中に検 出されな いこと。

有機リン 検液中に検 出されな いこと。

鉛 検液1Lにつ き0.01mg以下で あること。

六価クロム 検液1Lにつ き0.05mg以下で あること。

砒素

検液 1Lにつ き 0.01mg 以下 であり、か つ、農用 地(田に 限る。)に

おいては、 土壌1kgにつき15mg未満であ ること。

総水銀 検液1Lにつ き0.0005mg以下 であること 。

アルキル水 銀 検液中に検 出されな いこと。

PCB 検液中に検 出されな いこと。

農用地(田 に限る。 )におい ては、土壌 1kg に つき 125mg 未満であ

ること。

ジクロロメ タン 検液1Lにつ き0.02mg以下で あること。

四塩化炭素 検液1Lにつ き0.002mg以下 であること 。 1,2-ジクロ ロエタン 検液1Lにつ き0.004mg以下 であること 。 1,1-ジクロ ロエチレ ン 検液1Lにつ き0.02mg以下で あること。

シス-1,2- ジクロロ エチレ ン 検液1Lにつ き0.04mg以下で あること。

1,1,1-トリ クロロエ タン 検液1Lにつ き1mg以 下であ ること。

1,1,2-トリ クロロエ タン 検液1Lにつ き0.006mg以下 であること 。

トリクロロ エチレン 検液1Lにつ き0.03mg以下で あること。

テトラクロ ロエチレ ン 検液1Lにつ き0.01mg以下で あること。 1,3-ジクロ ロプロペ ン 検液1Lにつ き0.002mg以下 であること 。

チウラム 検液1Lにつ き0.006mg以下 であること 。

シマジン 検液1Lにつ き0.003mg以下 であること 。

チオベンカ ルブ 検液1Lにつ き0.02mg以下で あること。

ベンゼン 検液1Lにつ き0.01mg以下で あること。

セレン 検液1Lにつ き0.01mg以下で あること。

ふっ素 検液1Lにつ き0.8mg以下で あること。

(20)

⑥ ダイオキシン類

ダイオキシン類による大気の汚染、水質の汚濁(水底の底質の汚染を含む。)及び土壌

の汚染に係る環境基準を表2-2-8に示す。

表2-2-8 ダイオキシン類による大気の汚染、水質の汚濁(水底の底質の

汚染を含む。)及び土壌の汚染に係る環境基準

媒 体 基 準 値

大 気 0.6pg-TEQ/㎥以下

水質(水底 の底質を 除く。) 1pg-TEQ/L 以下

水底の底質 150pg-TEQ/ g以下

土 壌 1,000pg-TEQ/g以下

注)1.pgはピコグラムを表し、1pgは1兆分の1g。

2.基準値は、2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシンの毒性に換算した値(TEQ) とする。

3.大気及び水質(水底の底質を除く。)の基準値は、年間平均値とする。

(21)

(2)規制基準等

① 騒音に係る規制

ア 工場又は事業場騒音

工場又は事業場に対しては、「騒音規制法」により、 「特定施設」を有する工場又は事 業場からの騒音を規制の対象としている。

また、「大阪府生活の環境保全等に関する条例」では、工業専用地域の一部を除く地域 を規制地域としている。

騒音規制法に基づく規制基準を表2-2-9に示す。

なお、建設予定地は、準工業地域であることから第三種区域に該当する

表2-2-9 騒音規制法に基づく規制基準

(平成13年4月1日 寝屋川市告示第54号)

時間の区分

区域の区分

午前6時か ら

午前8時ま で

昼 間

午前8時か ら

午後6時ま で

午後6時か ら

午後9時ま で

夜 間

午後9時か ら

午前6時ま で

第一種区域 45デシベル 50デシベル 45デシベル 40デシベル

第二種区域 50デシベル 55デシベル 50デシベル 45デシベル

第三種区域 60デシベル 65デシベル 60デシベル 55デシベル

既設の学校 、保育

所等の周囲50メートル

の区域及び 第二種

区域の境界 線から 15メートル以内 の区域

60デシベル 65デシベル 60デシベル 55デシベル

その他の区 域 65デシベル 70デシベル 65デシベル 60デシベル

備 考

1.測定点は、工場又は事業場の敷地境界線上とする。ただし、敷地境界線上において測定することが適当でな いと認められる場合は、敷地境界線以遠の任意の地点にいて測定することができるものとする。

2.「第一種区域」、「第二種区域」、「第三種区域」及び「第四種区域」とは、それぞれ次の各号に掲げる地 域をいう。

(1)第一種区域 都市計画法(昭和43年法律第100号)第2章の規定により定められた第一種低層住居専用地域 及び第二種低層住居専用地域

(2)第二種区域 都市計画法第2章の規定により定められた第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専 用地域、第一種住居地域、第二種住居地域及び準住居地域並びに同法第8条第1項第1号に規 定する用途地域の指定のない地域

(3)第三種区域 都市計画法第2章の規定により定められた近隣商業地域、商業地域及び準工業地域 (4)第四種区域 都市計画法第2章の規定により定められた工業地域

(22)

イ 道路交通騒音

「騒音規制法」では、自動車騒音が要請限度を超え、道路の周辺の生活環境が著しく損 なわれると市町村長が認める場合には、公安委員会に対し道路交通法の規定による自動車 の通行禁止、最高速度の制限等の措置をとるよう要請することができるとしている。特に 必要があると認めるときは、当該道路部分の構造の改善及びその他自動車の走行に伴う騒 音が減少するよう、道路管理者又は関係行政機関の長に意見を述べることができるとして いる。

騒音規制法に基づく自動車騒音の要請限度を表2-2-10に示す。

表2-2-10 自動車騒音の要請限度

区 域 の 区 分

時 間 の 区 分

昼 間

午前6時か ら

午後10時ま で

夜 間

午後10時か ら翌日

の午前6時 まで

a 区 域 及 び b 区 域 の う ち 1 車 線 を 有 す る 道 路

に面する区 域

65デシベル 55デシベル

a 区 域 の う ち 2 車 線 以 上 の 車 線 を 有 す る 道 路

に面する区 域

70デシベル 65デシベル

b 区 域 の う ち 2 車 線 以 上 の 車 線 を 有 す る 道 路

に 面 す る 区 域 及 び c 区 域 の う ち 車 線 を 有 す る

道路に面す る区域

75デシベル 70デシベル

備 考

a区域:第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域、第二種中高層 住居専用地域

b区域:第一種住居地域、第二種住居地域、準住居地域、用途地域の指定のない地域 c区域:近隣商業地域、商業地域、準工業地域、工業地域

幹線交通を担う道路に近接する空間については、上表にかかわらず、特例として次表の とおりとする。

昼 間

午前6時か ら午後10時

夜 間

午後10時か ら翌日の 午前6時

(23)

ウ 特定建設作業騒音

「騒音規制法」では、工業専用地域等を除く区域を対象にくい打機等を使用する特定建 設作業を行う場合には、作業に伴って発生する騒音の大きさ、時間制限等に関する規制基 準を定めている。また、大阪府では「大阪府生活環境の保全等に関する条例」により、法 律の対象以外の特定建設作業についても規制の対象としている。

特定建設作業に係る規制基準を表2-2-11に示す。

表2-2-11 特定建設作業に係る規制基準

適用 特 定 建 設 作 業 の 種 類

1. く い 打 機 ( も ん け ん を 除 く 。 ) 、 く い 抜 機 又 は く い 打 く い 抜 機 ( 圧 入 式 く い 打 く い 抜 機 を 除

く。)を使 用する作 業(くい 打機をアー スオーガ ーと併用 する作業を 除く。) 2.びょう打 機を使用 する作 業。

3.さく岩機 を使用す る作業 (作業地点 が連続的 に移動す る作業にあ っては、1日に お ける当該作 業

に係る2地 点間の最 大距離が50mを超え ない作業 に限る。 )

4.空気圧縮 機(電動 機以外 の原動機を 用いるも のであっ て、その原 動機の定 格出力 が 15kW以上 の

ものに限る 。)を使 用する作 業(さく岩 機の動力 として使 用する作業 を除く。 )

5.コンクリ ートプラ ント( 混練機の混 練容量 が 0.45 ㎥ 以上のもの に限る。 )又はア スファルト プ

ラント(混 練機の混 練重量 が 200kg以上 のもの に限る。 ) を設けて行 う作業( モルタル を製造する

ためにコン クリート プラント を設けて行 う作業を 除く。

6.バックホ ウ(原動 機の定 格出力が 80kW 以 上のもの に 限る。)を 使用する 作業(一 定の限度を 超

え る 大 き さ の騒 音 を 発 生し ない も の と し て騒 音 規 制 法施 行令 別 表 第 二 の規 定 に よ り環 境大 臣 が 指 定

するものを 使用する 作業を除 く。)

7.トラクタ ーショベ ル(原 動機の定格 出力が 70kW 以 上 のものに限 る。)を 使用する 作業(一定 の

限 度 を 超 え る大 き さ の 騒音 を発 生 し な い もの と し て 騒音 規制 法 施 行 令 別表 第 二 の 規定 によ り 環 境 大

臣が指定す るものを 使用する 作業を除く 。)

8.ブルドー ザー(原 動機の 定格出力 が 40kW 以上のも の に限る。) を使用す る作業( 一定の限度 を

超 え る 大 き さの 騒 音 を 発生 しな い も の と して 騒 音 規 制法 施行 令 別 表 第 二の 規 定 に より 環境 大 臣 が 指

定するもの を使用す る作業を 除く。)

9.6、7又は8に規 定する作 業以外のシ ョベル系 掘削機械 (原動機の 定格出力が20kWを超えるも の

に限る。) 、トラク ターショ ベル又はブ ルドーザ ーを使用 する作業

10. コ ン ク リー ト カ ッ ター を使 用 す る 作 業( 作 業 地 点が 連続 的 に 移 動 する 作 業 に あっ ては 、1 日 に

おける当該 作業に係 る2地点 間の最大距 離が50m を超えな い作業に限 る。) 11.鋼球を 使用して 建築物そ の他の工作 物を破壊 する作業

区 分

基準値

(敷地境界)

作業可能時 刻 最大作業時 間 最大作業期 間 作業日

1号区域

85デシベル

午前7時~

午後7時

1日あたり10時間

連続6日間

日曜その他 の

休日を除く 日

2号区域

午前6時~

午後10時

1日あたり14時間

備考

1.1号区域とは、第一・二種低層住居専用地域、第一・二種中高層住居専用地域、第一・二種住居地域、準住居地域、近 隣 商業 地域 、商 業地 域、 準工 業地 域の 一部 及び 用途 指定 のな い地 域の 一部 並び に工 業地 域の うち 学校 、保 育所 、病院、 収容施設を有する診療所、図書館及び特別養護老人ホームの周囲80mの区域内の地域で空港敷地を除く地域。

(24)

② 振動に係る規制

ア 工場又は事業場騒音

工場又は事業場に対しては、「振動規制法」により、「特定施設」を有する工場又は事 業場からの振動を規制の対象としている。

また、「大阪府生活環境の保全等に関する条例」では、工業専用地域の一部を除く地域 を規制地域としている。

振動規制法に基づく規制基準を表2-2-12に示す。

なお、建設予定地は、準工業地域であることから第二種区域(Ⅰ)に該当する。

表2-2-12 振動規制法に基づく規制基準

(平成13年4月1日 寝屋川市告示第55号)

時間の区分

区域の区分

昼 間

午前6時か ら

午後9時ま で

夜 間

午後9時か ら翌日

の午前6時 まで

第 一 種 区 域 60デシベル 55デシベル

第 二 種 区 域(Ⅰ ) 65デシベル 60デシベル

既 設 の 学 校 、 保 育 所 等 の 敷 地

の 周 囲 50 メ ー ト ル の 区 域 及 び 第

一種区域の 境界線から 15 メート

ル以内の区域

65デシベル 60デシベル

そ の 他 の 区 域 70デシベル 65デシベル

備 考

1.測定場所は、原則として工場又は事業場の敷地境界線とする。

2.「第一種区域」、「第二種区域(Ⅰ)」及び「第二種区域(Ⅱ)」とは、それぞれ次の各号に掲げる地域をいう。 第 一 種区 域 都市 計 画法(昭 和43年 法 律第100号)第2章の 規定 により 定 めら れた 第一 種 低層 住居 専用 地 域 、

第二種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域、第一 種住居地域、第二種住居地域及び準住居地域並びに同法第8条第1項第1号に規定する用途 地域の指定のない地域

第二種区域(Ⅰ) 都市計画法第2章の規定により定められた近隣商業地域、商業地域及び準工業地域 第二種区域(Ⅱ) 都市計画法第2章の規定により定められた工業地域

(25)

イ 道路交通振動

「振動規制法」では、道路交通振動が要請限度を超えることにより、道路周辺の生活環 境が著しく損なわれると市町村長が認める場合、道路管理者に対し、当該道路の部分につ いて道 路交通 振動 防止の ため舗 装、維 持又 は修繕 等の措 置をと るべ きこと を要請 し、又 は、 公安委員会に対し、道路交通法の規定による措置をとるべきことを要請することとしてい る。

振動規制法に基づく道路交通振動の要請限度を表2-2-13に示す。

表2-2-13 振動規制法に基づく道路交通振動の要請限度

時間の区分

区域の区分

昼 間

午前6時か ら

午後9時ま で

夜 間

午後9時か ら翌日

の午前6時 まで

第一種区域 65デシベル 60デシベル

第二種区域 70デシベル 65デシベル

備 考

第一種区域:第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用 地域、第二種中高層住居専用地域、第一種住居地域、第二種住居地域、準住 居地域、用途地域の指定のない地域

(26)

ウ 特定建設作業振動

「振動規制法」では、工業専用地域を除く区域を対象に、くい打機等を使用する特定建 設作業を行う場合には、作業に伴って発生する振動の大きさ、時間制限に関する規制基準 を定めている。また、大阪府では「大阪府生活環境の保全等に関する条例」により、法律 の対象以外の特定建設作業についても規制の対象としている。

特定建設作業に係る規制基準を表2-2-14に示す。

表2-2-14 特定建設作業に係る規制基準

適用法条例 特 定 建 設 作 業 の 種 類

振動規制法 又は

大阪府生活 環境の

保全等に関 する条例

1. く い 打 機 ( も ん け ん 及 び圧 入 式 く い 打 機 を 除 く 。 ) くい 打 機 ( 油 圧 式 く い 抜

機 を 除 く 。 ) 又 は く い 打 く い 抜 機 ( 圧 入 式 く い 打 く い 抜 機 を 除 く 。 ) を 使 用 す

る作業

2.鋼球を使 用して建 築物そ の他の工作 物を破壊 する作業

3. 舗 装 版 破 砕 機 を 使 用 す る 作 業 ( 作 業 地 点 が 連 続 的 に 移 動 す る 作 業 に あ っ て

は、1 日におけ る当該作 業に 係る 2 地点間の最大 距離が 50mを超えな い作業に

限る。)

4. ブ レ ー カ ー ( 手 持 式 の もの を 除 く 。 ) を 使 用 す る 作 業( 作 業 地 点 が 連 続 的 に

移 動 す る 作 業 に あ っ て は 、1 日 に お け る 当 該 作 業 に 係 る 2 地 点 間 の 最 大 距 離 が 50mを超え ないもの に限る。 )を使用す る作業。

大阪府生活 環境の

保全等に関 する条例

5. ブ ル ド ー ザ ー 、 ト ラ ク ター シ ョ ベ ル 又 は シ ョ ベ ル 系 掘削 機 械 ( 原 動 機 の 定 格

出力が20kWを超えな い作業 に限る。) を使用す る作業。

区 分

基準値

(敷地境界)

作業可能時 刻 最大作業時 間 最大作業期 間 作業日

1号区域

75デシベル

午前7時~

午後7時

1日あたり10時間

連続6日間

日曜その他 の

休日を除く 日

2号区域

午前6時~

午後10時

1日あたり14時間

備考

1.1号 区 域 と は 、第 一 ・ 二 種 低層 住 居 専 用 地 域 、 第一 ・ 二 種 中高 層 住 居 専 用 地 域 、第 一 ・ 二 種住 居 地 域 、 準 住 居地 域、 近隣商業地域、商業地域、準工業地域の一部及び用途指定のない地域の一部並びに工業地域のうち学校、保育所、 病院、収 容施設 を有す る診療 所 、図書館 及び特 別養護 老人ホ ー ムの周囲80mの 区域内 の地域 で 空港敷地 を除く 地域。 2.2号区域とは、工業地域のうち1号区域以外の地域の他、条例では工業専用地域の一部、空港敷地の一部及び水域の

(27)

③ 悪臭に係る規制

「悪臭防止法」に基づく、敷地境界線及び気体排出口における規制基準を 表2-2-15(1)

~表2-2-15(2)に示す。

表2-2-15(1) 悪臭に係る規制基準

・法第4条第1項第1号に定め る規制基 準

(敷地 境界線での 規制基準 :第1号 規制)

(平成13年4月1日 寝屋川市告示第60号)

特定悪臭物 質の種類

規 制 基 準 (ppm)

アンモニア 1

メチルメル カプタン 0.002

硫化水素 0.02

硫化メチル 0.01

二硫化メチ ル 0.009

トリメチル アミン 0.005

アセトアル デヒド 0.05

プロピオン アルデヒ ド 0.05

ノルマルブ チルアル デヒド 0.009

イソブチル アルデヒ ド 0.02

ノルマルバ レルアル デヒド 0.009

イソバレル アルデヒ ド 0.003

イソブタノ -ル 0.9

酢酸エチル 3

メチルイソ ブチルケ トン 1

トルエン 10

スチレン 0.4

キシレン 1

プロピオン 酸 0.03

ノルマル酪 酸 0.001

ノルマル吉 草酸 0.0009

イソ吉草酸 0.001

(28)

表2-2-15(2) 悪臭に係る規制基準

・法第4条第1項第2号 に定め る規制基準 (気体排 出口にお ける規制基 準:第2号 規制)

(平成13年4月1日 寝屋川市告示第60号)

ア 特定悪 臭物質(メチルメルカプタン、硫化メチル、二硫化 メチル、アセトアルデヒド、スチレン、プロピオン酸 、ノルマル酪酸 、 ノルマル吉 草酸及びイソ吉草酸 を除く。) の種類ご とに次の 式により算 出した流 量とする 。

q=0.108×He

2

・C m

こ の式にお いて、q 、He及び Cmは、 それぞれ 次の値を表 すものと する。

q 流量(単 位 温度 零度、圧力1気圧の 状態に換 算した立方 メートル 毎時) He 法のイに 規定する 方法により 補正され た排出口 の高さ(単 位 メー トル) Cm 法第4条 第1号の 規制基準と して定め られた値 (単位 百 万分率)

次のイに規 定する方 法により 補正された 排出口の 高さが5メートル未 満となる 場合につ いて

は、この式 は適用し ないもの とする。

イ 排出口 の高さの 補正は、 次の算出式 により行 うものと する。

He= Ho+0.65(Hm +Ht)

V

58

.

2

1

V

Q

795

.

0

Hm

+

=

1

)

J

1

J

log

30

.

2

(

)

288

T

(

Q

10

01

.

2

Ht

=

×

−3

+

1

288

296

1460

1

+

×

=

T

V

V

Q

J

これら の式にお いて、H e、Ho、 Q、V及 びTは、 それぞれ次 の値を表 すものと する。

He 補正され た排出口 の高さ(単 位 メー トル) Ho 排出口の 実高さ( 単位 メー トル)

Q 温度15度 におけ る排出ガス の流量( 単位 立 方メートル 毎秒) V 排出ガス の排出速 度(単位 メートル 毎秒)

参照

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