平 成 30年 度 「環 境 アセスメント士 」認 定 資 格 試 験
<専 門 科 目 Ⅰ-2(生 活 環 境 部 門 )>
平 成 30年 度 「環 境 アセスメント士」認 定 資 格 試 験 問 題
<専 門 科 目 Ⅰ-2:専 門 知 識(生 活 環 境 部 門)>(択 一 式 )
(問 題 解 答 上 の注 意 事 項 )
・ 「専 門 科 目 Ⅰ-2」(生 活 環 境 部 門 )の問 題 は、Ⅰ-2-1 からⅠ-2-40 まであります。
・ 問 題 (5 者 択 一 式 )の解 答 は、問 題 末 尾 番 号 (例 えばⅠ-2-5 では、末 尾 の 5 )に したがって、解 答 用 紙 の解 答 番 号 に該 当 する欄 に、1 つだけ解 答 マークをしてください。
(複 数 マークの場 合 は、採 点 対 象 になりません)
・ 試 験 時 間 は、13 時 00 分 ~15 時 00 分 です。
※ 指 示 があるまで、問 題 用 紙 を開 かないで下 さい。
Ⅰ-2-01 大 気 汚 染 物 質 の一 般 大 気 中 の定 常 的 な濃 度 と、大 気 中 での事 象 (滞 留 時 間 ) の関 係 で誤 っているものを選 びなさい。
番 号 物 質 定 常 的 濃 度 (ppb) 滞 留 時 間
①
SO
2 1~5 3~7 日②
NO
2 0.3 4 日③
CO
2 360,000 4 年④
CH
4 0.02 40 日⑤
NH
3 1 2 日Ⅰ-2-02 大 気 汚 染 の予 測 に関 する次 の記 述 のうち、誤 っているものを選 びなさい。
① 拡 散 の計 算 方 法 として、代 表 的 な 1 つであるプルームモデルは、高 層 ビルが立 ち並 ぶ 複 雑 な拡 散 場 に適 用 する場 合 に拡 散 係 数 等 の設 定 により、予 測 結 果 が大 きく変 化 する ことがある。
② 拡 散 モデルに用 いられる拡 散 パラメータは、初 めに Pasquill-Gifford の拡 散 パラメータ が用 いられるが、この拡 散 パラメータは平 坦 な草 地 における地 上 発 生 源 からの拡 散 実 験 によって作 成 されたものであるので、高 煙 源 や高 層 建 築 物 等 が多 い都 市 域 に適 用 する 場 合 には適 切 なパラメータの選 択 が必 要 である。
③ 大 気 中 に放 出 されたNOxをNO2へ変 換 するモデルには、統 計 的 なモデルと化 学 変 化 の均 衡 条 件 を用 いたモデルがある。
④ 将 来 予 測 に用 いるバックグランド値 の設 定 は、現 況 値 または地 方 公 共 団 体 等 が保 全 対 策 の効 果 を 考 慮 して設 定 した値 を用 いて、予 測 対 象 地 域 全 域 を分 割 して設 定 すること ができる。
⑤ 環 境 基 準 と比 較 し評 価 するために行 うNO2 の年 平 均 値 から、日 平 均 の年 間 98%値 へ の変 換 は、既 存 のデータから求 めた年 平 均 値 と日 平 均 の年 間 98%値 との回 帰 式 を用 い る方 法 が望 ましいとされており、環 境 基 準 値 を年 平 均 値 に換 算 して年 平 均 の予 測 値 と比 較 する方 法 は避 けることが望 ましい。
Ⅰ-2-03 下 図 は、気 温 の鉛 直 分 布 排 気 と、その時 の排 気 の拡 がる様 子 を示 している。
気 温 の鉛 直 分 布 と、排 気 の拡 がる様 子 の関 係 が、最 も適 切 な組 合 せを選 びなさい。
① 高 さ 100
( m )
0.98 気 温
② 高 さ 100 ( m )
0.98 気 温
③ 高 さ 100
(m)
0.98 気 温
④ 高 さ 100
(m)
0.98 気 温
⑤ 高 さ 100
(m)
0.98 気 温
(点 線 は断 熱 分 布 、実 線 は気 温 分 布 )
Ⅰ-2-04 大 気 汚 染 物 質 の評 価 方 法 について、次 の記 述 のうち、誤 っているものを選 びな さい。
番 号 大 気 汚 染 物 質 評 価 方 法
① SO2 1時 間 値 の1日 平 均 値 、及 び 1 時 間 値
② NO2 1 時 間 値 の 1 日 平 均 値
③ SPM 1日 平 均 値
④ 光 化 学 オキシダント 1 時 間 値
⑤ 微 小 粒 子 状 物 質 1 日 平 均 値 、及 び 1 年 平 均 値
Ⅰ-2-05 悪 臭 に関 する次 の記 述 のうち、誤 っているものを選 びなさい。
① 一 般 に評 価 対 象 として臭 気 指 数 を用 いる場 合 には、嗅 覚 測 定 法 が用 いられ、特 定 悪 臭 物 質 の濃 度 を用 いる場 合 には、機 器 分 析 が用 いられる。
② 対 象 事 業 からの臭 気 の排 出 量 は、臭 気 濃 度 に排 出 ガス量 を乗 じた値 が用 いられる。
これは臭 気 排 出 強 度 と呼 ばれている。排 出 源 が複 数 存 在 する場 合 には、全 ての臭 気 排 出 強 度 の合 計 を臭 気 の排 出 量 として用 いる。
③ 悪 臭 の予 測 地 域 は、予 測 の不 確 実 性 や地 域 特 性 を考 慮 して安 全 サイドの考 え方 か ら広 めに設 定 することが望 ましい。
④ 調 査 結 果 から、予 測 対 象 にする必 要 がないと判 断 された地 域 がある場 合 には、調 査 地 域 から予 測 地 域 を絞 り込 むことは適 切 でない。
⑤ 悪 臭 について、一 般 に広 く用 いられている環 境 保 全 目 標 は、対 象 地 域 における大 部 分 の地 域 住 民 が日 常 生 活 において、感 知 しない程 度 とされることが多 い。この目 標 は、
地 域 の住 民 の大 部 分 (90%以 上 )が、たまに臭 う(月 に1回 程 度 )以 下 が目 安 とされて いる。
Ⅰ-2-06 下 図 は、大 気 汚 染 による影 響 を推 計 する手 順 を示 したものである。A、B、Cに 入 る適 切 な用 語 の組 合 せを選 びなさい。
番 号 A B C
① 影 響 モデル 効 用 の変 化 貨 幣 換 算
② 暴 露 モデル 疾 病 の発 生 便 益
③ 影 響 モデル 疾 病 の発 生 貨 幣 換 算
④ 暴 露 モデル 効 用 の変 化 便 益
⑤ 暴 露 モデル 効 用 の変 化 貨 幣 換 算
排 出 モ デ ル
行 動
排 出
拡 散 モ デ ル
拡 散 、 化 学 変 化 濃 縮 、 蓄 積
A
受 容 者 の 反 応 物 理 的 影 響
B 公 正 の 減 少
C 費 用
Ⅰ-2-07 放 射 性 廃 棄 物 を除 く廃 棄 物 処 理 に関 する次 の記 述 のうち、最 も不 適 切 なものを 選 びなさい。
① 廃 棄 物 等 の環 境 アセスメントでは、対 象 とする範 囲 の設 定 が重 要 となるため、どのように 範 囲 を設 定 したかを示 すとともに、設 定 の考 え方 を示 すことが必 要 である。
② 環 境 保 全 措 置 は工 事 段 階 、供 用 段 階 に加 え、撤 去 段 階 についても検 討 することが必 要 である。
③ 環 境 保 全 措 置 が、対 象 事 業 の範 囲 外 に及 ぶ場 合 は、事 業 者 が環 境 保 全 措 置 の実 行 に直 接 関 与 できなくてもできる可 能 性 があるものであればよい。
④ 複 数 案 の比 較 については、検 討 する比 較 案 ごとに評 価 のベースラインを設 定 し、これと の比 較 で行 う。
⑤ ベースラインの設 定 は、対 象 事 業 における環 境 保 全 措 置 を考 慮 しない場 合 の発 生 量 、 または最 終 処 分 量 とする。
Ⅰ-2-08 騒 音 に 係 る調 査 地 点 に 関 する次 の 記 述 の うち、最 も 不 適 切 なも のを選 びなさ い。
① 一 般 地 域 を代 表 する地 点 は、住 居 等 の建 物 がある地 点 であることが必 要 である。
② 影 響 が特 に大 きくなるおそれのある地 点 は、高 さ方 向 に調 査 地 点 を選 択 してよい。
③ 既 に環 境 が著 しく悪 化 している地 点 は、主 に道 路 、鉄 道 等 の特 定 発 生 源 による影 響 を受 けている地 点 であることが大 切 である。
④ 特 定 発 生 源 からの影 響 を把 握 できる地 点 とは、予 測 対 象 とする特 定 の騒 音 の状 態 を 把 握 できる地 点 を選 定 する。
⑤ 道 路 に面 する地 域 での調 査 地 点 は、道 路 に最 も近 い住 居 等 の位 置 とみなせる場 所 の騒 音 が測 定 できる地 点 を選 定 する。
Ⅰ-2-09 騒 音 に係 る法 令 等 に基 づく評 価 指 標 で、次 の組 合 せのうち、誤 っているものを 選 びなさい。
番 号 基 準 等 発 生 源 の種 類 環 境 基 準 規 制 基 準 (要 請 限 度 )
指 針 条 例 等
① 環 境 騒 音 LAeq ― ―
② 自 動 車 騒 音 LAeq LAeq ―
③ 鉄 道 騒 音 (新 幹 線 ) LAmax ― ―
④ 航 空 機 騒 音 WECPNL ― LAeq
⑤ 工 場 ・事 業 所 騒 音 ― LA5他 ―
Ⅰ-2-10 温 室 効 果 ガスの 影 響 評 価 に 関 する次 の 記 述 のうち、誤 っているものを選 びなさ い。
① 温 室 効 果 ガスの環 境 要 素 の整 理 に当 たっては、事 業 から排 出 される排 出 量 と、排 出 さ れる物 質 の地 球 温 暖 化 係 数 の大 きさを考 慮 して選 択 する必 要 がある。
② 温 室 効 果 ガスの発 生 状 況 に影 響 を与 える要 因 として、施 設 の移 動 や関 係 車 両 の走 行 に加 え、廃 棄 物 の処 理 状 況 を考 慮 することが必 要 である。
③ 温 室 効 果 ガスの発 生 量 を把 握 する範 囲 を、対 象 事 業 の範 囲 から広 げて広 域 な範 囲 と した場 合 には調 査 ・予 測 ・評 価 が困 難 になるため、なるべく避 けることが望 ましい。
④ 温 室 効 果 ガスに係 る評 価 は、実 行 可 能 なより良 い技 術 が取 り入 れられていることに加 え、
複 数 の環 境 保 全 措 置 についての案 を比 較 することが行 われる。
⑤ 実 行 可 能 なより良 い技 術 が導 入 されているかは、導 入 しようとしている技 術 等 実 行 可 能 性 の面 から、実 行 可 能 な範 囲 内 で最 大 限 の対 策 となっているかを評 価 する。
Ⅰ-2-11 を 3 つの変 数 で表 す回 帰 式 を、50 サンプルを用 いて推 定 し、以 下 の結 果 を得 た。この結 果 についての次 の記 述 のうち、誤 っているものを選 びなさい。
(ア) X1 X2 X3 の平 均 値 、分 散 (イ) X1 X2 X3の間 の相 関 係 数
(ウ) 推 定 された回 帰 式 (エ)
y=1.2X1 + 0.8X2 + 0.9X3 + 0.3
(1.2) (6.0) (3.5) y 推 計 ( )は係 数 のt値
y 実 測
① 最 も説 明 力 の高 い変 数 は、X2である。
② yの値 に最 も影 響 している変 数 は、X1である。
③ X2とX3 の間 の相 関 は、擬 似 相 関 である可 能 性 が高 い。
④ X1とX3は、相 関 関 係 が高 いので同 時 に回 帰 式 に入 れることは望 ましくない。
⑤ この分 析 は、誤 差 の等 分 散 性 が満 たされていない可 能 性 が高 い。
平 均 値 分 散 X1 0.6 1.0 X2 0.8 1.0 X3 1.0 1.0
X1 X2 X3 X1 1.0 0.7 0.9
X2 1.0 0.6
X3 1.0
Ⅰ-2-12 建 物 の事 業 活 動 に伴 う、廃 棄 物 の環 境 保 全 措 置 に関 する次 の記 述 のうち、最 も不 適 切 なものを選 びなさい。
① 事 業 での再 生 資 源 の利 用
② 再 生 利 用 が容 易 な資 源 の利 用
③ 他 事 業 での再 利 用
④ 既 設 工 作 物 の解 体 ・焼 却
⑤ 中 間 処 理 施 設 による減 容 化
Ⅰ-2-13 ある汚 染 物 質 のリスクを評 価 するために、同 数 の標 本 個 体 を汚 染 物 質 がある環 境 下 においた場 合 と、汚 染 物 質 がない環 境 下 においた場 合 で実 験 を行 い、以 下 の表 に示 す結 果 を得 た。この表 を参 考 にして次 の記 述 のうち、不 適 切 なものを選 びなさい。
発 症 個 体 数 非 発 症 個 体 数 合 計 個 体 数
汚 染 物 質 ありの環 境 a b N
汚 染 物 質 なしの環 境 c d N
① リスクを表 す指 標 としては、相 対 リスクやオッズ比 が用 いられる。リスクの値 が小 さい場 合 には、この2指 標 はほぼ一 致 する。
② 相 対 リスクは、汚 染 物 質 ありの環 境 下 における発 症 確 率 と、汚 染 物 質 なしの環 境 下 における発 症 確 率 の比 で表 す。相 対 リスク=a÷c
③ オッズ比 は、汚 染 物 質 ありの環 境 下 における発 症 確 率 と、非 発 症 確 率 の比 を汚 染 物 質 なしの環 境 下 における発 症 確 率 と、非 発 症 確 率 の比 で割 った値 で表 す。
オッズ比 =(a/b)÷(c/d)
④ リスクの値 の統 計 的 検 定 は、通 常 の統 計 的 検 定 同 様 、第 1 種 の誤 りの確 率 を一 定 水 準 以 下 にして、第 2 種 の誤 りの確 率 を最 小 にするという方 法 で行 われる。
⑤ 汚 染 物 質 の存 在 による影 響 が、確 率 的 に生 ずると考 えられる場 合 には、閾 値 の存 在 を仮 定 して、汚 染 物 質 への暴 露 と、反 応 の関 係 を分 析 することは適 切 でない。
Ⅰ-2-14 事 後 調 査 に関 する次 の記 述 のうち、最 も不 適 切 なものを選 びなさい。
① 事 後 調 査 は、結 果 の不 確 実 性 を補 うなどの観 点 から位 置 づけられており、予 測 の不 確 実 性 が 大 きい場 合 や、結 果 に 係 る知 見 が 不 十 分 な環 境 保 全 措 置 を講 ずる場 合 などに 行 われる。
② 事 後 調 査 を踏 まえ、必 要 に応 じて環 境 保 全 措 置 の追 加 や見 直 しを行 う。
③ 事 業 者 以 外 が実 施 している調 査 結 果 には、国 や地 方 公 共 団 体 が実 施 している調 査 を 除 き、事 後 調 査 に用 いることは適 切 でない。
④ 事 後 調 査 結 果 で、環 境 影 響 が著 しいことが明 らかになった場 合 の対 応 方 針 については、
評 価 書 では明 らかにしておくことが必 要 である。
⑤ 環 境 への 影 響 が 大 きくない場 合 には、予 測 の不 確 実 性 や環 境 保 全 措 置 の知 見 が 不 十 分 でも、事 後 調 査 を実 施 することは必 ずしも必 要 ではない。
Ⅰ-2-15 河 川 、湖 沼 を対 象 に、計 算 時 間 が比 較 的 短 く、横 断 方 向 が一 様 とみなせる場 合 、 流 路 に沿 った水 理 、水 質 の予 測 や成 層 の制 御 対 策 の計 算 が適 応 可 能 な数 値 解 析 シミ ュレーションモデルとして、最 も相 応 しいものを選 びなさい。
① ボックスモデル ② 鉛 直 一 次 元 モデル ③ 平 面 二 次 元 モデル ④ 鉛 直 二 次 元 モデル ⑤ 三 次 元 モデル
Ⅰ-2-16 水 質 に係 る調 査 地 点 を設 定 する場 合 、次 の記 述 のうち最 も不 適 切 なものを選 び なさい。
① 地 域 を代 表 する地 点 として、流 量 や流 況 が安 定 し、かつ他 の特 定 の汚 染 源 による影 響 の少 ない地 点 を選 定 する。
② 事 業 による影 響 が特 に大 きくなる恐 れのある地 点 として、汚 染 物 質 の排 出 地 点 や流 況 変 化 の大 きい事 業 直 下 流 等 を選 定 する。
③ 環 境 の保 全 についての配 慮 が特 に必 要 な地 点 として、水 道 用 水 その他 の取 水 地 点 、 漁 場 等 、主 に水 域 利 用 の観 点 から重 要 な地 点 を選 定 する。
④ 既 に環 境 が著 しく悪 化 している地 点 として、他 の発 生 源 の影 響 を受 けて水 質 の状 況 が 悪 化 している地 点 を避 ける。
⑤ 現 在 汚 染 が進 行 しつつある地 点 では、当 該 事 業 による影 響 とその他 の影 響 を区 分 する ため事 業 実 施 前 の状 況 を把 握 する。
Ⅰ-2-17 南 米 ペルー沖 の海 洋 構 造 に関 する次 の記 述 について、 A ~ D に当 てはま る適 切 な語 句 の組 合 せを選 びなさい。
南 米 ペルー沖 では、南 東 から北 西 方 向 に恒 常 的 に吹 いている A が弱 まると、ペルー 沖 から西 に向 かう B の作 用 が弱 まり、下 層 の冷 たく栄 養 塩 類 に満 ちた海 水 が表 層 にも たらす C が弱 くなり、沿 岸 域 は貧 栄 養 状 態 になる。その結 果 、 D の発 生 量 が減 るの で、それを餌 とするイワシ類 が不 漁 になる現 象 をエル・ニーニョと呼 んでいる。この反 対 にペ ルー沖 の C が活 発 になり、海 水 温 が下 がる現 象 をラ・ニーニヤと呼 ばれている。
番 号 A B C D
① 偏 西 風 地 衡 流 湾 岸 流 ネクトン
② 卓 越 風 密 度 流 沿 岸 湧 昇 デトリタス
③ 季 節 風 潮 汐 流 内 部 潮 汐 赤 潮 プランクトン
④ 極 東 風 吹 送 流 沈 降 流 動 物 プランクトン
⑤ 貿 易 風 エクマン輸 送 沿 岸 湧 昇 植 物 プランクトン
Ⅰ-2-18 津 波 に関 する次 の記 述 のうち、正 しいものを選 びなさい。
① 大 きな断 層 運 動 により、海 底 が隆 起 もしくは沈 降 することにより津 波 が発 生 し、周 囲 に 伝 播 していくが、海 岸 における津 波 は常 に引 き波 で始 まる。
② 津 波 の伝 わる速 度 は水 深 に比 例 し、水 深 5,000m ではジェット機 に匹 敵 する速 さで伝 わ るが、岸 に近 い 10m 水 深 では歩 道 上 の自 転 車 (15Km/h)程 度 に遅 くなる。
③ 津 波 は海 岸 地 形 の影 響 を受 け、V 字 湾 奥 や岬 の先 端 では浅 水 変 形 により波 が集 中 し、
波 高 が高 くなる。
④ 警 報 は、津 波 の高 さが 0.2m を越 え 1.0m に達 すると予 測 される海 岸 には、津 波 注 意 報 が出 され、1.0m を越 え 3.0m 未 満 では津 波 警 報 が出 され、3.0m を越 えると大 津 波 警 報 が 出 される。
⑤ 南 半 球 で発 生 した津 波 で、日 本 沿 岸 に人 的 被 害 を及 ぼした例 はない。
Ⅰ-2-19 里 海 は『人 手 が 加 わることにより生 物 生 産 性 と 生 物 多 様 性 が 高 くなった沿 岸 海 域 』と定 義 されており、全 国 の沿 岸 域 で里 海 づくりの活 動 が展 開 されている。里 海 づくり の類 型 に関 する次 の記 述 のうち、活 動 事 例 として誤 っているものを選 びなさい。
番 号 里 海 づくりの類 型 活 動 事 例
① 流 域 一 体 型 ( 森 ・ 川 ・ 里 を 一 体 と してと らえ、 山 林 、 河 川 、市 街 地 などにおける活 動 を通 じて、昔 の豊 か な沿 岸 域 における水 環 境 の回 復 、市 民 のふれあい 活 動 を創 出 する活 動 )
NPO 法 人 森 は海 の恋 人
(宮 城 県 )
② 都 市 型 (都 市 として発 展 した地 域 において、埋 め立 て等 により失 われた海 の自 然 環 境 を再 生 することを 目 的 に 、 残 存 す る 干 潟 や 藻 場 等 の 自 然 環 境 を 活 用 した市 民 参 加 活 動 )
金 沢 八 景 ― 東 京 湾 ア マ モ 場 再 生 会 議 ( 神 奈 川 県 )
③ ミ テ ィ ゲ ー シ ョ ン 型 ( 都 市 開 発 に 伴 い 環 境 に 与 え る 影 響 を緩 和 ・補 償 するため、事 業 者 が中 心 となって 新 たな環 境 創 造 に取 り組 む活 動 )
関 西 国 際 空 港 の 緩 傾 斜 護 岸 を 用 い た 環 境 保 全 ・ 創 造 事 業 (大 阪 府 )
④ 鎮 守 の海 型 (特 定 の島 や海 域 で、一 定 の期 間 、人 の 出 入 り や 漁 業 を 制 限 し 神 域 的 に 位 置 づ け る こ と に よ り 、 人 の 手 が 入 ら な い 状 態 で 自 然 と 生 物 多 様 性 を守 る活 動 )
厳 島 神 社 での 禁 漁 区 (広 島 県 )
⑤ 体 験 型 ( 海 と 自 然 に つ い て 多 く の 市 民 が 学 び ふ れ あうことを目 的 に、都 市 近 郊 の環 境 学 習 施 設 、漁 村 で生 き物 などを用 いた体 験 型 学 習 を行 う活 動 )
真 珠 養 殖 活 動 と 海 域 環 境 保 全 の調 和 (三 重 県 )
Ⅰ-2-20 磯 焼 けとは、『浅 海 の岩 礁 ・転 石 域 において、海 藻 の群 落 (藻 場 )が季 節 的 消 長 や多 少 の経 年 変 化 の範 囲 を越 えて著 しく衰 退 または消 失 して貧 植 状 態 となる現 象 』で ある。磯 焼 けの発 生 や継 続 の原 因 として次 の記 述 のうち、最 も不 適 切 なものを選 びなさ い。
① 海 流 の蛇 行 による水 温 変 化 。
② 砂 防 ダムの増 加 、沢 水 ・河 川 水 の流 入 減 少 ・拡 散 阻 止 による栄 養 塩 の欠 乏 。
③ 山 林 伐 採 (河 川 氾 濫 、一 時 放 水 )、原 野 開 拓 、豪 雨 ・長 雨 、ダム排 砂 に伴 う淡 水 流 入 。
④ ウニ、サザエ、アメフラシ、小 型 巻 貝 、植 食 性 魚 類 による植 食 動 物 の食 害 。
⑤ 火 山 灰 、漂 砂 、浮 泥 による海 底 基 質 の埋 没 。
Ⅰ-2-21 超 低 周 波 音 に関 する次 の記 述 のうち、誤 っているものを選 びなさい。
① G 特 性 音 圧 レベルで、約 100dB を超 えると超 低 周 波 音 を感 じると言 われている。
② 1-100Hz の超 周 波 数 範 囲 を、低 周 波 音 と呼 称 している。
③ 超 低 周 波 音 は、空 気 中 を伝 搬 する縦 波 である。
④ G 特 性 は、超 低 周 波 音 の人 体 感 覚 を評 価 するための周 波 数 特 性 で ISO に規 定 されて いる。
⑤ 周 波 数 5Hz 以 上 では、70dB 以 上 から揺 れやすい建 具 類 がガタツキ始 めると、言 われて いる。
Ⅰ-2-22 振 動 に係 る調 査 地 点 の設 定 に関 する次 の記 述 のうち、最 も不 適 切 なものを選 び なさい。
① 環 境 の保 全 について、配 慮 が特 に必 要 な対 象 (学 校 、病 院 等 )の存 在 する地 点 を選 定 する。
② 法 令 等 により定 められた地 点 を選 定 する。
③ 既 に環 境 が著 しく悪 化 している地 点 を選 定 する。
④ 類 似 事 例 の測 定 を行 う場 合 、特 定 発 生 源 からの影 響 が最 も大 きいと予 想 される地 点 を 選 定 する。
⑤ 地 域 を代 表 する地 点 を選 定 する。
Ⅰ-2-23 海 洋 のマイクロプラスチックゴミに関 する次 の記 述 について、 A ~ D に当 て はまる適 切 な語 句 の組 合 せを選 びなさい。
海 洋 に排 出 された大 量 のプラスチックゴミは、太 陽 光 にさらされ、波 にもまれることでプラスチ ックの基 本 構 造 である A 構 造 をつなぐ接 着 剤 が、 B などにより細 かく破 砕 され、5mm以 下 に小 さく破 片 されて粒 状 になる状 態 をマイクロプラスチックと呼 ぶ。この状 態 のプラスチック は海 水 中 を漂 いながら、PCB や DDT といった有 害 な有 機 化 学 物 質 を吸 着 ・濃 縮 するため、
生 体 に取 り込 まれると一 定 期 間 が経 過 した後 にプラスチック自 体 は排 出 されるものの、有 害 物 質 のみが生 体 内 に C されるので、食 物 連 鎖 を介 し D に発 展 していく。
番 号 A B C D
① 立 体 遠 赤 外 線 吸 収 生 体 発 酵
② 階 層 マイクロ波 排 出 生 体 希 釈
③ 二 重 らせん 可 視 光 線 結 合 生 体 圧 縮
④ 高 分 子 紫 外 線 残 留 生 体 濃 縮
⑤ 低 分 子 赤 外 線 合 成 生 体 希 釈
Ⅰ-2-24 循 環 型 社 会 の形 成 に関 する次 の記 述 のうち、誤 っているものを選 びなさい。
① 循 環 型 社 会 の形 成 を図 るために、物 質 フロー(物 の流 れ)の異 なる断 面 である“入 口 ”、
“循 環 ”、“出 口 ”に関 する指 標 にそれぞれ目 標 を設 定 している。
② “入 口 指 標 ”にあたる資 源 生 産 性 (GDP/天 然 資 源 等 投 入 量 )は、2020 年 度 において 38.2 万 円 /トンとすることを目 標 としているが、2015 年 は 46 万 円 /トンであり、2000 年 度 と 比 べ約 58%上 昇 した。
③ “ 循 環 指 標 ” に あ た る 循 環 利 用 率 ( = 循 環 利 用 量 / ( 循 環 利 用 量 + 天 然 資 源 等 投 入 量 ))は、2020 年 度 において 17%とすることを目 標 としているが、2000 年 度 は、2015 年 度 と 比 べ約 5.6 ポイント上 昇 した。
④ “出 口 指 標 ”にあたる最 終 処 分 量 (=廃 棄 物 の埋 立 量 )は、2020 年 度 において 1700 万 トンとすることを目 標 としているが、2015 年 度 における最 終 処 分 量 は 2000 年 度 に比 べ約 74%減 少 した。
⑤ 上 記 3 つの指 標 (資 源 生 産 性 、循 環 利 用 率 、最 終 処 分 量 )のうち、2015 年 度 において 目 標 を達 成 しているものはない。
Ⅰ-2-25 生 物 多 様 性 や、生 態 系 サービスなどの 自 然 の 恵 みに ついて、価 値 を 経 済 的 に 評 価 する手 法 に関 する次 の記 述 のうち、誤 っているものを選 びなさい。
① 食 料 や飲 料 水 、木 材 、医 薬 品 など直 接 利 用 することで得 られる供 給 サービスについて、
その市 場 価 値 で経 済 的 評 価 する方 法 が、市 場 価 値 法 である。
② 市 場 価 値 が存 在 しない自 然 の経 済 的 価 値 を評 価 する手 法 としては、環 境 が消 費 行 動 に及 ぼす影 響 を観 察 することで間 接 的 に環 境 の利 用 価 値 を推 定 する顕 示 選 好 法 と、人 に直 接 尋 ねることで環 境 の価 値 を評 価 する、表 明 選 好 法 がある。
③ 顕 示 選 好 法 は、利 用 価 値 (直 接 利 用 価 値 、間 接 利 用 価 値 など)を評 価 対 象 として、代 替 法 、トラベルコスト法 、ヘドニック法 などがある。表 明 選 好 法 は、利 用 価 値 、非 利 用 価 値
(遺 産 価 値 、存 在 価 値 など)を評 価 対 象 として、CVM、コンジョイント法 などがある。
④ 顕 示 選 好 法 のうち、レクレーション・景 観 の価 値 について、対 象 地 までの旅 行 費 用 など から需 要 曲 線 、消 費 者 余 剰 の概 念 を用 いて評 価 するのが、ヘドニック法 である。
⑤ CVM の適 用 事 例 としては、自 然 再 生 事 業 により回 復 する生 物 の種 類 や生 息 量 の増 加 、 レクリエーション効 果 に対 する事 業 への投 資 額 について、アンケート調 査 などから経 済 評 価 している。この手 法 はアンケート調 査 方 法 によって、バイアスの影 響 を受 けやすい欠 点 を有 している。
Ⅰ-2-26 環 境 影 響 評 価 における風 害 の数 値 シミュレーションを実 施 する際 に、留 意 すべき 点 について、次 の記 述 のうち最 も不 適 切 なものを選 びなさい。
① 解 析 範 囲 の設 定 平 面 的 な 範 囲 は、 現 況 調 査 範 囲 ( 計 画 建 築 物 の 高 さ の 約 2~4倍 程 度 の範 囲 )とする。
② モデル化 計 画 建 築 物 は 、 で き る だ け 実 物 に 近 い 形 状 に て 再 現 す る。
③ メッシュの分 割 水 平 断 面 及 び鉛 直 断 面 とも計 画 建 築 物 に近 い範 囲 は、
できるだけ細 かいメッシュに設 定 することが望 ましい。
④ 対 象 風 向 風 環 境 の総 合 評 価 をする場 合 には、16方 位 の風 向 につ いて行 う。
⑤ 風 速 比 の設 定 風 洞 実 験 と実 際 の現 象 を結 びつける相 似 パラメータは風 速 比 であり、通 常 はビューフォート風 力 階 級 により求 める。
Ⅰ-2-27 災 害 に強 い地 域 つくりに不 可 欠 な、危 機 管 理 の 目 標 である『被 害 の最 小 化 』を 図 るた めに 、 個 人 個 人 の 自 覚 に 根 差 した 取 組 み( 自 助 )、 地 域 の コミ ュニ ティに おける 取 組 み(共 助 )、行 政 による取 組 み(公 助 )の連 携 が不 可 欠 である。下 図 に示 したそれ ぞれの連 携 関 係 のうち、図 中 の A ~ E に当 てはまる適 切 な語 句 の組 合 せを選 び なさい。
番 号 A B C D E
① 緊 急 物 資 防 災 施 設 避 難 勧 告 ボランティア 要 支 援 者
② 要 支 援 者 避 難 勧 告 防 災 施 設 緊 急 物 資 ボランティア
③ 避 難 勧 告 防 災 施 設 緊 急 物 資 要 支 援 者 ボランティア
④ 緊 急 物 資 避 難 勧 告 要 支 援 者 ボランティア 防 災 施 設
⑤ 防 災 施 設 要 支 援 者 避 難 勧 告 ボランティア 緊 急 物 資
公 助 A
C 防 災 力 向 上 のための の備 蓄 等 の提 案 ハード・ソフト対 策
B の整 備 を要 請
災 害 時 の D への支 援 自 助 共 助 E 活 動 への参 加
Ⅰ-2-28 磯 焼 け対 策 における順 応 的 管 理 の手 順 は、下 図 に示 すとおりである。
図 中 の A ~ D に当 てはまる適 切 な語 句 の組 合 せを選 びなさい。
番 号 A B C D
① 生 長 要 因 漁 獲 目 標 統 計 分 析 事 後
② 影 響 要 因 開 発 目 標 モニタリング 事 前
③ 経 済 的 要 因 資 金 目 標 調 査 研 究 リスク
④ 阻 害 要 因 回 復 目 標 除 去 ・緩 和 モニタリング
⑤ 回 復 要 因 期 間 目 標 管 理 広 域
磯 焼 けの感 知 ↓
藻 場 形 成 の A の特 定 ↓
B の設 定 ↓
阻 害 要 因 の C 手 法 の検 討 ↓
要 素 技 術 の選 定 と実 施 ↓
D 調 査 ↓
効 果 不 十 分 対 策 の効 果 判 定 効 果 なし
効 果 あり(目 標 達 成 )
藻 場 の回 復 順 応 的 管 理 の継 続
Ⅰ-2-29 沿 岸 生 態 系 の評 価 手 法 に関 する次 の記 述 のうち、 A ~ E に当 てはまる適 切 な語 句 の組 合 せを選 びなさい。
沿 岸 生 態 系 を評 価 する手 法 は、環 境 機 能 評 価 法 と生 物 機 能 評 価 法 に分 けられる。環 境 機 能 評 価 法 は、環 境 アセスメントに用 いられている HEP、WET、HGM などの手 法 で、場 の評 価 を、その場 所 における生 態 系 の A として定 義 する手 法 である。一 方 、生 物 機 能 評 価 法 は、生 物 活 動 による機 能 や生 活 史 を環 境 動 態 との関 係 からモデル化 し、低 次 生 産 過 程 にお ける物 質 循 環 や高 次 生 物 の B として評 価 する手 法 である。それぞれの手 法 には次 に述 べ る得 失 が存 在 している。生 物 機 能 評 価 法 は生 物 機 能 と環 境 との関 係 について、客 観 的 な評 価 が期 待 できる一 方 、生 物 パラメータの決 定 には実 験 、観 察 などに多 くの C がかかる。環 境 機 能 評 価 法 は、一 斉 調 査 などによって、短 期 的 に定 量 的 な評 価 を行 える利 点 があるが、
評 価 に必 要 な D がかさむことが懸 念 される。従 って、科 学 的 な評 価 を行 う為 には、目 的 等 を勘 案 した評 価 手 法 の選 択 と両 評 価 手 法 による E が必 要 である。
番 号 A B C D E
① 適 性 度 と面 積 の積 個 体 群 動 態 時 間 費 用 補 完 的 検 証
② サービス 生 物 量 費 用 材 料 モデル検 証
③ 多 様 性 生 活 史 経 験 時 間 時 間 的 検 証
④ 環 境 特 性 ハビタット 人 手 手 間 空 間 的 検 証
⑤ 利 用 価 値 産 卵 量 文 献 資 料 人 手 聞 き取 り
Ⅰ-2-30 地 下 水 に関 する次 の記 述 のうち、最 も不 適 切 なものを選 びなさい。
① 一 般 に 帯 水 層 は、自 由 地 下 水 面 をもつ不 圧 帯 水 層 と 、上 下 を加 圧 層 に挟 ま れた被 圧 帯 水 層 とに分 けられる。
② 不 圧 地 下 水 は、地 下 水 面 を持 っている。
③ 被 圧 地 下 水 は、加 圧 層 によって被 圧 された地 下 水 で、大 気 圧 より大 きな圧 力 を持 つ。
④ 不 圧 帯 水 層 に達 する井 戸 の水 位 、及 び被 圧 帯 水 層 に達 する井 戸 の水 位 とも、同 じよう に気 圧 の影 響 を受 けて常 に変 動 する。
⑤ 海 岸 近 くでは、潮 汐 の影 響 で不 圧 帯 水 層 に達 する井 戸 の水 位 及 び被 圧 帯 水 層 に達 す る井 戸 の水 位 とも変 動 し得 る。
Ⅰ-2-31 土 壌 粒 径 に関 する次 の記 述 のうち、最 も不 適 切 なものを選 びなさい。
① 土 粒 子 の粒 径 は、礫 、砂 、粘 土 、シルトの順 に小 さくなる。
② 砂 と礫 を粗 粒 分 といい、粘 土 とシルトを細 粒 分 という。
③ 粒 径 加 積 曲 線 は、粒 度 試 験 の結 果 をあらわす曲 線 である。
④ 標 準 貫 入 試 験 によって得 られる情 報 は、N 値 、自 沈 、貫 入 不 能 (50 回 の打 撃 での累 計 貫 入 量 が 1cm 未 満 )の 3 つが定 義 されている。
⑤ 軟 らかい地 盤 より固 い地 盤 の方 がN値 は大 きくなる。
Ⅰ-2-32 下 記 の地 質 図 でシルト層 、砂 層 および砂 岩 層 の傾 斜 に関 する次 の記 述 のうち、
最 も適 切 なものを選 びなさい。
① シルト層 、砂 層 、および砂 岩 層 は西 にそれぞれ傾 斜 している。
② シルト層 、砂 層 、および砂 岩 層 は東 にそれぞれ傾 斜 している。
③ シルト層 、砂 層 は北 、砂 岩 層 は南 にそれぞれ傾 斜 している。
④ シルト層 、砂 層 は南 、砂 岩 層 は北 にそれぞれ傾 斜 している。
⑤ シルト層 、砂 層 は西 、砂 岩 層 は東 にそれぞれ傾 斜 している。
Ⅰ-2-33 下 図 は、渇 水 期 に実 施 した観 測 井 戸 水 位 や河 川 水 位 ・流 量 の観 測 結 果 から作 成 した地 下 水 面 図 であり、河 川 は北 西 方 向 から南 東 方 向 に流 下 している。
下 図 を説 明 する以 下 の記 述 のうち、最 も不 適 切 なものを選 びなさい。
① A 橋 から B 橋 の間 は、得 水 河 川 になっており、C 橋 から D 橋 の間 では、失 水 河 川 にな っている。
② B 橋 から C 橋 にかけて、地 下 水 と河 川 水 が交 流 (出 入 り)の少 ない区 間 がある。
③ 地 下 水 は河 川 上 流 側 から下 流 側 に流 動 しており、その動 水 勾 配 は一 様 ではない。
④ C 橋 と D 橋 間 における標 高 52m~58m の地 下 水 位 等 高 線 によれば、右 岸 側 より左 岸 側 における地 下 水 の動 水 勾 配 が急 である。
⑤ 図 に示 す範 囲 において、帯 水 層 の透 水 量 係 数 が一 定 であっても地 下 水 涵 養 量 が一 定 であるとは限 らない。
Ⅰ-2-34 ある沖 積 低 地 で深 さ 10mの掘 削 工 事 が計 画 されている。下 図 は代 表 的 な地 質 柱 状 図 であり、砂 層 (As)、砂 礫 層 (Dg)、及 び砂 層 (Ds)の地 下 水 (水 頭 )は同 図 に示 した ように GL-1mである。GL-9.5mを境 にその上 位 が完 新 世 に、下 位 が更 新 世 に堆 積 した ものである。この工 事 に関 する次 の説 明 のうち、最 も不 適 切 なものを選 びなさい。
① 粘 土 層 (Ac)は、完 新 世 に堆 積 したいわゆる沖 積 粘 土 であるので、正 規 圧 密 粘 土 で ある可 能 性 がある。
② この地 盤 及 び掘 削 条 件 では砂 礫 層 (Dg)や砂 層 (Ds)の地 下 水 対 策 が必 要 である。
③ この工 事 でシルト層 (Dcl)までの遮 水 工 法 を採 用 すれば、掘 削 面 のボイリング・ヒービ ング・盤 ぶくれの発 生 は考 えられないため排 水 工 法 を併 用 する必 要 はない。
④ この工 事 で現 場 に近 接 する地 域 の地 盤 沈 下 を防 止 するためには、剛 性 が高 く変 形 の 少 ない遮 水 壁 をシルト層 (Dc2)まで根 入 れすることが重 要 である。
⑤ この掘 削 工 事 が道 路 などの線 状 構 造 物 であれば、地 下 水 流 動 が阻 害 される可 能 性 がある。
Ⅰ - 2 -3 5 土 壌 環 境 の 保 全 対 策 に つ い て 次 の 記 述 の う ち、 最 も 不 適 切 な も の を 選 び な さ い。
① 土 壌 環 境 基 準 については、土 壌 環 境 機 能 のうち、地 下 水 等 の摂 取 に係 る健 康 影 響 を 防 止 する観 点 と、食 料 を生 産 する機 能 を保 全 する観 点 から設 定 されている。
② 土 壌 汚 染 の調 査 を実 施 する機 関 は、「土 壌 汚 染 対 策 法 」に基 づき調 査 を適 確 に実 施 するため環 境 大 臣 の指 定 を受 ける必 要 がある。
③ 「土 壌 汚 染 対 策 法 」に基 づいた調 査 の結 果 、土 壌 溶 出 量 基 準 等 を超 過 しており、かつ 土 壌 汚 染 の摂 取 経 路 があり、健 康 被 害 が生 ずるおそれがあるため汚 染 の除 去 等 の措 置 が必 要 な土 地 については『要 措 置 区 域 』として環 境 大 臣 が指 定 し、公 示 する。
④ 『要 措 置 区 域 』内 においては、土 地 の形 質 の変 更 は原 則 として禁 止 されている。これは、
『要 措 置 区 域 』が土 壌 汚 染 により健 康 被 害 が生 じ、又 は生 ずるおそれがある土 地 であり、
速 やかに汚 染 の除 去 等 の措 置 を講 じ、土 壌 汚 染 による人 の健 康 被 害 を 防 止 する必 要 があるためである。
⑤ 『要 措 置 区 域 』の指 定 の解 除 は、土 壌 汚 染 の除 去 により『要 措 置 区 域 』内 の土 壌 の特 定 有 害 物 質 による汚 染 状 態 に関 する基 準 に適 合 させた場 合 、および汚 染 状 態 に関 する 基 準 に適 合 しない汚 染 土 壌 は残 存 するものの土 壌 中 の特 定 有 害 物 質 が溶 出 した地 下 水 等 の飲 用 摂 取 又 は特 定 有 害 物 質 を 含 む土 壌 の直 接 摂 取 の経 路 を 遮 断 し、健 康 被 害 が生 ずるおそれがない場 合 の2つの事 由 がある。
Ⅰ-2-36 地 盤 に関 する次 の記 述 のうち、最 も不 適 切 なものを選 びなさい。
① 地 盤 に係 る環 境 影 響 評 価 では、これまで事 業 実 施 に伴 う地 盤 沈 下 が多 く対 象 とされて きたが、開 発 行 為 による土 地 の安 定 化 の変 化 (液 状 化 、地 盤 陥 没 といった地 盤 形 状 や 地 すべり、斜 面 崩 壊 等 の危 険 度 増 加 等 )についても環 境 影 響 評 価 項 目 の対 象 として考 慮 することが望 ましい。
② 地 盤 に影 響 を与 える影 響 要 因 は、地 表 面 の改 変 などの行 為 や地 下 水 位 低 下 を招 く工 事 の実 施 、施 設 の存 在 などの事 業 特 性 を踏 まえて想 定 する必 要 がある。
③ 地 盤 に係 る環 境 要 素 としては、事 業 実 施 に伴 う地 盤 沈 下 や開 発 行 為 による土 地 の安 定 性 に関 連 する影 響 を整 理 する。また、事 業 実 施 区 域 周 辺 の活 断 層 の状 況 や地 すべり、
崩 壊 の履 歴 についても留 意 が必 要 である。
④ 地 盤 に係 る環 境 影 響 評 価 を行 う際 には、地 域 特 性 や流 域 特 性 (土 地 利 用 、地 下 水 盆 、 地 下 水 利 用 )、土 地 の履 歴 ・利 用 、他 事 業 などの社 会 的 要 因 等 について、既 存 資 料 や 現 地 調 査 により十 分 に把 握 する必 要 がある。
⑤ 地 盤 に係 る調 査 ・予 測 手 法 としては、予 測 や環 境 保 全 措 置 の検 討 に必 要 な条 件 を詳 細 な現 地 調 査 を行 うことによって収 集 する。調 査 地 点 や予 測 地 点 をできるだけ密 に配 置 するほか、高 度 な予 測 手 法 を採 用 し、予 測 モデルの入 力 条 件 を簡 略 化 するなどが挙 げ られる。
Ⅰ-2-37 地 下 水 障 害 への取 組 みに関 する次 の説 明 の中 から、最 も不 適 切 なものを選 び なさい。
① 井 戸 枯 れ 地 下 水 位 が一 定 水 位 より低 くなった場 合 に注 意 報 を 出 して取 水 の抑 制 を 行 うことや、 地 下 水 の 流 れを 阻 害 しない 工 法 などに よる対 策 が 必 要 である。
② 地 盤 沈 下 近 年 は、全 国 的 には地 盤 沈 下 は収 束 に向 かっているが、北 陸 地 方 や 房 総 半 島 な ど、 消 雪 ・ 融 雪 の た めの 地 下 水 利 用 や ガ ス 田 に お ける 地 下 水 の汲 み上 げなどにより地 盤 沈 下 が継 続 している地 域 もある。対 策 として は、揚 水 規 制 により地 下 水 位 を回 復 することが必 要 である。
③ 塩 水 化 海 岸 近 くの塩 水 化 への取 組 みとして、地 表 や河 川 からの地 下 水 涵 養 の促 進 、地 下 水 利 用 量 の抑 制 などの対 策 によって、地 下 水 位 の上 昇 や 淡 水 圧 を強 化 し、塩 水 の侵 入 を押 し戻 す必 要 がある。
④ 地 下 水 汚 染
「水 質 汚 濁 防 止 法 」にもとづき、地 下 水 の水 質 の環 境 基 準 設 定 、有 害 物 質 の地 下 浸 透 の制 限 及 び地 下 水 の水 質 監 視 体 制 の導 入 、地 下 水 の 水 質 の 浄 化 に 係 わる 措 置 命 令 等 、 土 壌 汚 染 の 状 況 の 把 握 、 土 壌 汚 染 対 策 が必 要 である。
⑤ 湧 出 量 減 少
湧 水 維 持 のために基 準 観 測 井 戸 によるモニタリング、集 水 域 の透 水 性 の 改 善 、 水 田 か ら の 地 下 水 涵 養 を 促 進 す る 水 田 湛 水 事 業 が 必 要 で あ る。
Ⅰ-2-38 地 上 デジタル放 送 電 波 の受 信 障 害 の原 因 として次 の記 述 のうち、最 も不 適 切 な ものを選 びなさい。
① ハ イ ト パ タ ー ン に よ る 受 信 レ ベ ル の 低 下
ハイトパターンとは、受 信 アンテナの高 さによって受 信 できる電 波 の強 さが大 きく変 化 するために受 信 レベルの低 下 が起 きる。
アンテナ高 さの調 整 により、改 善 が可 能 である。
② マ ル チ パ ス ( 遅 延 波 )による CN 比 の 劣 化
地 上 デ ジ タ ル 放 送 で も 、 電 波 的 に は マ ル チ パ ス は 発 生 す る が、地 上 デジタル放 送 で使 用 されているガードインターバル技 術 に よ り 、 一 定 以 内 の マ ル チ パ ス の 影 響 は 取 り 除 く こ と が で き る。
③ 建 造 物 に よ る 受 信 レベルの低 下
地 上 デジタル放 送 は、強 電 界 地 域 において建 造 物 遮 蔽 によ る受 信 障 害 が発 生 しやすく、個 別 アンテナによる対 策 は実 施 で きない場 合 が多 い。
④ 700MHz 帯 携 帯 電 話 基 地 局 に よ る 影 響
700MHz 帯 携 帯 電 話 基 地 局 周 辺 の 家 屋 ・ ビ ル 建 物 に お い て、受 信 したテレビ信 号 を増 幅 する装 置 (受 信 ブースター)を使 用 して地 上 デジタル放 送 を視 聴 している場 合 、受 信 ブースター の動 作 不 良 等 により放 送 を正 常 に視 聴 できなくなることがある。
⑤ 水 銀 灯 、 業 務 用 冷 凍 機 、 ネ オ ン 管 等 の不 良 による雑 音
水 銀 灯 、業 務 用 冷 凍 機 、ネオン管 等 の雑 音 により CN 比 が劣 化 し、受 信 障 害 が発 生 する場 合 がある。障 害 発 生 原 因 の対 策 が必 要 となる。
Ⅰ-2-39 日 照 阻 害 の現 況 調 査 に際 し、環 境 影 響 要 因 の特 性 及 び地 域 特 性 を考 慮 のうえ 選 択 すべき項 目 として次 の記 述 のうち、最 も不 適 切 なものを選 びなさい。
番 号 状 況 調 査 地 点
① 主 要 な 地 点 に お け る 日 影 の状 況
日 影 の時 刻 を予 測 する必 要 がある主 要 な地 点 における日 影 の現 況 を調 査 する
② 既 存 高 層 建 築 物 等 に よ る 日 影 の状 況
日 影 の影 響 を及 ぼしている既 存 の高 層 建 築 物 等 が あ る 場 合 は 、 そ の 建 築 物 等 に よ る 日 影 の 範 囲 と時 間 数 を調 査 する
③ 土 地 利 用 の状 況 住 宅 地 、商 業 地 、工 業 地 、農 用 地 等 の 状 況 を 調 査 する
④ 日 影 の 影 響 に 配 慮 す べ き 建 築 物 等 の状 況
住 宅 、 学 校 、 病 院 、 福 祉 施 設 、 文 化 財 等 を 調 査 する
⑤ 地 形 の状 況 平 地 の拡 がり状 況 及 び地 質 の分 布 状 況 を調 査 する
Ⅰ-2-40 環 境 省 は、平 成 16 年 3月 にヒートアイランド対 策 大 綱 を策 定 し、平 成 25 年 5 月 には、これまでの対 策 ・調 査 研 究 などの実 績 、その他 知 見 の集 積 及 び関 係 府 省 におけ る新 たな施 策 の展 開 を踏 まえヒートアイランド対 策 大 綱 の見 直 しが行 なわれた。
この新 たな政 策 大 綱 では、具 体 的 な対 策 として、
<ア>人 工 排 熱 の低 減 <イ>地 表 面 被 覆 の改 善 <ウ>都 市 形 態 の改 善 <エ>ライフスタイルの改 善
<オ>人 の健 康 への影 響 等 を軽 減 する適 応 策 の推 進 の5つの対 策 が挙 げられている。
次 に示 す個 別 の対 策 が、5つの対 策 のどの対 策 に該 当 するのか、最 も適 切 な組 合 せを選 びなさい。
A. 交 通 流 対 策 及 び物 流 の効 率 化 の推 進 並 びに公 共 交 通 機 関 の利 用 促 進 B. 緑 のカーテン等 、事 業 者 や住 民 等 が行 う緑 化 活 動 の普 及 ・推 進
C. 水 と緑 のネットワーク形 成 の推 進
D. 河 川 基 底 流 量 の増 加 、湧 水 の再 生 や下 水 処 理 水 の活 用 による水 路 の再 生 E. クールビズ・ウォームビズの推 進
番 号 A B C D E
① ア オ ウ イ エ
② エ ウ イ ウ オ
③ ア オ エ エ ウ
④ エ イ ウ オ エ
⑤ オ ア オ イ オ
以 上