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図書館ガイダンス レポート・論文を書こう!

城西大学水田記念図書館

http://libopac.josai.ac.jp/

1.ガイダンスの目的

①レポート・論文作成のための手順を取得する

②レポート・論文作成に必要な資料・情報の検索方法を取得する

2.ガイダンスの内容

①DVD 視聴「情報の達人」

第 3 巻 レポート論文を書こう!誰にでも書ける 10 のステップ

レポート・論文を作成する具体的な手順と方法について解説 第 2 巻 ゼミ発表をしよう

テーマ選びからプレゼンテーションまで

②資料の検索方法の説明と実習

ア.城西大学水田記念図書館OPAC http://libopac.josai.ac.jp/opac/expart-query?mode=2 図書館の図書・雑誌・AV 資料の書誌・所蔵検索が可能、電子ジャーナルは書誌情報からリンク

下記データベースは

図書館ホームページ→

情報リンク集→国内データベース

イ.NACSIS Webcat http://webcat.nii.ac.jp/

全国の大学図書館等が所蔵する図書・雑誌の総合目録データベース 探している資料の所蔵館を確認できる

ウ. 国立国会図書館 http://www.ndl.go.jp

NDL-OPAC で図書・雑誌が検索できる、雑誌記事索引では記事検索も可能

エ. JapanKnowledge 知識探索サイトジャパンナレッジ http://na.jkn21.com/

「日本大百科全書」「現代用語の基礎知識」「大辞泉」および、人名辞典、和英・英和辞典などの辞書、

記事・コラムなどの検索・閲覧が可能 (学内のみ 同時アクセス 1)

オ. 日経テレコン 21(館内指定端末、1階カウンターへ申込み)

日経4紙(日本経済新聞、日経産業新聞、日経流通新聞、日経金融新聞)、日経地方経済面、日経プラ スワン、日経マガジンの記事検索や、日経会社プロフィールの企業情報、財務情報、日経 WHO'S WHO の人事情報

カ. 聞 蔵

きくぞう

Ⅱ(朝日新聞オンライン記事データベース)

http://libopac.josai.ac.jp/search/infolinks/kikuzou2login.html

1945 年~1984 年までの朝日新聞紙面および 1984 年以降現在までの記事データベースを収録。また雑 誌「AERA(アエラ)」1988 年 5 月(創刊号)~、「週刊朝日」2000 年 4 月~のニュース面、現代用語「知恵 蔵」最新版を収録(学内のみ 同時アクセス 1)

キ.日経BP記事検索 http://bizboard.nikkeibp.co.jp/daigaku/

日経BP社が発行するビジネスやパソコン、医療などさまざまな分野の専門誌約 40 誌を収録、全文が閲

(2)

Library Video Series

情報の達人 第 3 巻

「レポート・論文を書こう! : 誰にでも書ける 10 のステップ」

レポート・論文を作成する具体的な手順と方法について解説する。テーマの選択、文献の収集、読解、執 筆など一連の過程について 10 のステップに沿って説明する。(*1)

●ステップ 1 テーマの選択

書きたいテーマを絞り、訴えたい主張をはっきりさせる

・文章を箇条書、キーワードにする

・図書・雑誌・新聞・テレビなどから選び出す

・自分の関心、疑問、主張などの中から、人に訴えたい話題を選び出す

・その話題について、どこがどう問題なのかを明確化する(問題提起)

・その問題提起に対して、自分がどう考えているのかを文章化してみる(主張)

●ステップ 2 事前調査

執筆に入る前に、自分のテーマの全体像とテーマに関係する概念を予め把握しておく

・テーマに関連する教科書、入門書、ハンドブック、百科事典、専門事典などで関連語の項を読む

・そこに出てくる基本用語、人物名、事件名などをメモしておき、さらに調べてノートを取る

・その分野の専門用語も調べる

参考「JapanKnowledge 知識探索サイトジャパンナレッジ」

●ステップ 3 仮アウトライン作成

最終的に自分の主張を述べるために必要な内容の骨子を箇条書きにする

・自分の主張を簡単に文章化してみる

・何を材料にして、どういう方法で調査結果を示すと説得力があるかを考える

・論理展開を意識して、どういう順序で示すかを仮に並べてみる

・できあがり(構成)を想定して

●ステップ 4 関連文献の調査

仮アウトラインに沿って、必要な情報が載っている文献を探してリストを作る 文献の種類と特徴

図書・・・一般書、専門書

雑誌記事・・・ジャーナル、マガジンなど 新聞記事・・・一般紙、専門紙

レファレンス資料・・・年鑑、白書、統計、辞典、事典類 非売品・・・報告書、紀要

電子化された文献・・・電子ブック、電子ジャーナル、web サイトの情報

データベースの検索

件名検索・・・図書のテーマ(主題)をあらかじめ決められた言葉で表現したもの 分類検索・・・図書のテーマ(主題)を分類表の数字で表現したもの

当館は「日本十進分類法」(NDC)を採用

・図書・雑誌を探す・・・

「城西大学図書館OPAC」 「国立国会図書館 NDL-OPAC」

・雑誌記事を探す・・・・

「国立国会図書館 NDL-OPAC 雑誌記事索引」

・新聞記事を探す・・・・

「聞蔵Ⅱ」

「日経テレコン 21

」 「日経 CD-ROM、DVD-ROM」

(3)

●ステップ 5 文献の入手

関連文献リストの各文献を所蔵している図書館などを確認し、入手する 資料の入手方法

・図書館に所蔵されている場合:閲覧する、コピーをとる、借りる・予約する

・所属図書館に所蔵されていない場合:他の図書館を訪問(所属図書館の紹介状が必要)

またはコピーを取り寄せる(他大学図書館の所蔵状況は、NACSIS Webcat で調査)

文献の取り寄せ申し込み→図書館OPAC リクエストサービス→文献複写・貸借申込み

●ステップ 6 文献の読解と整理

人手した文献を読み解き、自分で評価し、ノートを作り、分類・整理しておく 読解のポイント

1)文献が書かれた目的は何か?

2)文献が扱っている対象(テーマ)は何か?

3)用いているデータや文献は適切か?情報源は確かか?

4)データや文献の分析の仕方は適切か?

5)事実と意見が区別されているか?

6)結論・主張は何か?

7)目的と考察・分析と結果・主張とは一貫しているか?

8)どんな理論を用いているか?

9)筆者はどんな点に関心を寄せているか?

10)倫理的、法的な問題はないか?

●ステップ 7 最終アウトライン作成

読解、整理した文献の内容をもとにして、仮アウトラインを見直し、修正、追加、削除を行なって最終ア ウトラインを作る

・仮アウトラインの各項のうち裏づけの取れたもの、取れなかったものをチェックし取捨選択する

・全体を見直して、仮アウトラインを再構成する(図表などを用いて表現の工夫をする)

・必要があれば、最初の主張も修正する

●ステップ 8 執筆・校正

最終アウトラインに沿って材料を文章に書き下ろす 執筆のポイント

1)構成を決める ・全体構成を決める ・三部構成の場合:

□序論:背景、目的など

□本論:論拠(事実、意見)の提示など □結論:まとめ、課題と展望など 2)アウトラインを当てはめる

・全体構成にアウトラインの内容を当てはめる ・アウトラインを章・節・項・段落に分けていく ・それぞれ見出しを付けておく

3)本文を書く

・見出しごとに、主張したいこと、説明したいことを文章化していく □文体は、書き言葉、「である調」を使う

□表現はわかりやすく

□同一概念は同一用語で表わす □一般用語と学術用語を区別して使う

(4)

・次の場合は注を付ける

□本文の流れを中断する詳細説明、補足説明 □引用の出典

4)文献リストを作る

・引用文献リスト:引用した文献を一覧表にする ・参考文献リスト:参考にした文献を一覧表にする 5)推敲(すいこう)する

・読み直しをする:文体や用語などは統一されているか、読み手にとってわかりやすいか 丁寧で簡潔か、ページ付けに誤りはないか、図表などに抜けはないか

□必要に応じて、修正・追加・削除・移動を行う □第三者にも確認してもらうとベター

□最終チェックをして、内容完成

●ステップ 9 出典の表示

引用には出典を示す注をつける 書誌事項の書き方

□図書の場合:著(編)者、タイトル(書名)、出版社(者)、出版年など

□雑誌記事の場合:著者、タイトル(論題)、掲載誌名、巻号、出版年、掲載ぺ-ジ数など □ホームページの場合:作成者、作成機関、タイトル、URL(アドレス)、最終確認年月日

●ステップ 10 仕上げ

・指定どおりの形に整えて仕上げる(用紙サイズ、分量・文字数・枚数、レイアウト)

・表紙や奥付などを作成し、科目名、課題名(タイトル)、提出日、氏名、学籍番号などを記入する

■留意事項

図書館におけるコピーサービスの要件(著作権法第 31 条)

・図書館所蔵の資料のみコピーすることができる

・利用者の調査研究のため

・公表された著作物の一部分(※)

・一人につき一部

※ 雑誌記事については、バックナンバーの場合は記事の全部をコピー可、最新号の場合は記事の一 部分のみ可、図書などは一部分のみ可

注と引用のつけ方(ルールと書式)

□注の種類

・補足説明注

・引用注

□引用の種類

・文章などの一部をそのまま使用する場合 ・文章などを要約したり、言い換えたりする場合

□引用の仕方

・引用した部分には鍵括弧を付けるなどして引用だと分かるようにする ・引用した部分については、出典を明示する

□注と文献リストの例(*2)

《本文》

日本の教育制度については、「体系化されており、一定の成果を生み出している」1)という 意見もあるが、「現在の制度を急ぎ改善すべきである」2)という意見もある。したがって、‥‥

《引用文献》

1)神谷稔『教育行政論』恵比寿書店,2000,p.152

2)山崎和美「問題解決学習法」『情報学研究』36(3),2002,p223-224

(5)

■用語解説

・レファレンスライブラリアン:レファレンスサービス(資料・情報に関する相談)を担当する図書館員

・書誌事項:タイトル、著者名、出版者など文献(図書など)に関するデータ

・取材:インタビューなどの方法によって、データを収集すること

(データ収集の方法には、アンケート調査なども有効である)

■参考文献

(*3)

・学習技術研究会編著『知へのステップ:大学生からのスタディ・スキルズ』くろしお出版,2002.(CD-ROM 付)

・中尾浩・伊藤直哉『Windows95 版人文系論文作法』夏目書房,1998.

・山内志朗『ぎりぎり合格への論文マニュアル』平凡社,2001.

・滋谷恵宜『卒論応援団:はじめての「卒業論文」ラクラク基本マニュアル』クラブハウス,2000.

・小笠原喜康『大学生のためのレポート論文術』講談社,2002.(講談社現代新書 1603)

・野口悠紀雄『「超」文章法一伝えたいことをどう書くか』中央公論社,2002.(中公新書 1662)

*1 レポートにはさまざまな課題やスタイルがありますが、ここでは自らテーマを設定して、調査、執筆を 行うものを想定しています。

*2 これ以外にもいろいろな書き方がありますので、レポートや論文ごとの指定や分野の慣例に従ってく ださい。

*3 レポート・論文作成の際、参考になる資料を選択的に挙げてあります。

新・図書館の達人 第 6 巻レポート・論文作成法 監修:日本図書館協会ほか 企画・発行:紀伊國屋書店 2002 年 11 月

情報の達人 第 3 巻レポート・論文を書こう 総合監修:日本図書館協会 企画・発行:紀伊國屋書店 2007 年 2 月

(6)

「大学生のためのレポート・論文術」

小笠原

喜康

ひ ろ や す

講談社現代新書,2002 図書館配架場所 2 階開架 816.5//O22

目 次

はじめにー「当たり前のこと」からはじめよう 3 1.書き方の約束 13

1. 1.レポートと卒業論文のかたち 16 1. 2.レポート・卒業論文の全体レイアウト 23 1.2.1.レポートのレイアウト 23

1.2.2.卒業論文の全体レイアウト 25 (1)章・節などのつけ方 25

(2)注や引用・参考文献をつける場所 27 1. 3.書き方のきまり 32

1. 4.注釈や引用文と引用・参考文献の本文中の示し方 43 1.4.1.従来型と近年型の二つの示し万 43

l. 4.2.引用文と引用・参考文献の本文中の示し方 46 (1) 引用文の示し方 46

(2) 引用・参考文献の示し方 50

【レポート・論文はハサミとノリでつくられる?】

1. 5.注釈と引用・参考文献の章末・巻末での一括表記のきまり 53 1. 5. 1. 従来型の表記のきまり 54

1. 5. 2. 近年型の表記のきまり 61 (1) 注釈の表記方法 62

(2) 引用・参考文献の表記方法 62 1. 5. 3. その他の問題 68

(1) インターネット資料の表記 68 (2) 新聞記事の表記 69

(3) 書名をどのように表記するか 69 (4) 引用・参考文献一覧の作成 73 2.レポート作成の手順 75

2. 1. レポート作成の基本手順 77 2. 1. 1. おおまかな流れ 77 2. 1. 2. テーマ設定の方策 80

2. 2. 読んでもらえるレポートをつくる 83 2. 3. レポート提出時の注意 90

2. 3. 1. 通常の提出の場合の注意点 90 2. 3. 2. メールによる提出の場合の注意点 92 3.卒業論文の執筆手順 99

3. 1. テーマ設定 101

3. 1. 1. テーマ設定の三原則 101 3. 1. 2. テーマ設定の具体方策 106

(1) 事典で情報を集める 107

(2) インターネット、CD-ROM 利用の注意 111 (3) 題名設定にあたっての諸注意 113 3. 2. 論構成と章構成の方策 117

3. 2.1.論構成の基本方策 117 3. 2.2.章構成の詳細 122 3. 2.3.各章の紙数配分 129

3. 3. 執筆計画の立て方(執筆作業全体の流れ) 132

(7)

3. 4.執筆上の八つのテクニック 141 【時間は等間隔に刻まない】

【論文は見切り発車と観念せよ】

【「九」勉強して「一」考えるのではなく、「一」勉強して「九」考えよ】

【論文は「こじつけ因果関係」と心得よ】

4.文献・資料の集め方と整理の方法 149 4.1.文献資料の検索と入手の方法 152 4. 1. 1. 多様な資料の形態 152

4. 1. 2. 二つの文献検索法 154 (1) イモヅル式検索法 154 (2) 二次資料検索法 156

4. 1. 3. 文献検索のための二次資料紹介 157 (1) 図書の資料 158

(2) 雑誌文献の資料 162 4.1.4.新聞記事の探し方 168 4.1.5.文献の入手方法 172

(1) 購入可能かどうかを調べて注文を出す 173 (2) どこの図書館にあるかを調べる 176

【重要 1 文献をコピーするときの注意】

【重要 2 雑誌文献の入手方法】

4.1.6.文献収集の基本的な注意点 178 4.2.文献・資料の整理法 183

4.2.1. 文献コピーを製本する 183

4.2.2. 新聞切り抜き・パンフレットの整理法 188 4.2.3. カードによる研究ノートづくり 190

【思いついた文句は数秒で消えてしまう】

5.よくない論文を書かないために 195 5.1. ねじれ文を書かないために 197 5. 1. 1. よい文の三原則 197

(1) 短文・単文にせよ 197 (2) 修飾語を多用しない 199

(3) 主語と述語のつながりに気をつける 199 5. 1. 2. わかりやすさへのステップ 202

(1) 「が・り・し」に注意 202

(2) 「論理子」をちゃんと使おう 202 (3) 「こそあど」にたよらない 203 (4) 漢語を和語にする 204

(5) 「のである」「と考える」を減らそう 206 5. 2. 私の論文論 208

5. 2. 1. よい論文の3原則 208

5. 2. 2. 第一原則「主張が明確である」 210

5. 2. 3. 第二原則「先行研究を批判的に検討している」 212 5. 2. 4. 第三原則「具体例で語る努力をしている」 215 参考文献 219

おわりに 221

(8)

著作権について

著作権法とは、文化的な創作物(文芸、学術、美術、音楽などの人間の思想、感情を創作的に 表現したもの)の保護を目的としたものです。

出版物の複写は、著作権法の規定により原則として禁止されており、出版物を複写利用する場 合は、著作権者の許諾が必要とされています。著作権法とは、著作権者の許諾なしに複写できる 場合として、個人的にまたは家庭内その他これに準ずる限られた範囲で使用すること、等と定めて います。これらの条件に当てはまる場合には、原則として許諾は不要とされています。しかし、該 当しない場合については、すべて許諾が必要です。

では、なぜ図書館では著作者の許可なくコピーサービスができるのか、これは著作権法第31条 に適用されるからです。この条文は、図書や記録などの資料を公共に利用してもらう図書館等に おいて、著作物を複写する場合に、著作権を制限し、著作者の許諾を得ることなく複写ができる規 定です。

すなわち、利用者の 調査研究 に応じるために、著作物の一部分(著作物全体の半分以下)を

一人に一部提供することができます。こういった著作者の権利を不当に侵害しない範囲でコピー

サービスができます。図書館という機関は公共性を非常に重要視しており、このような措置を取る 必要があるのです。

著作権法第31条

著作権法第31条 図書、記録その他の資料を公衆の利用に供することを目的とする図書館その他 の施設で政令で定めるもの(以下この条において「図書館等」という。)においては、次に掲げる場合 には、その営利を目的としない事業として、図書館等の図書、記録その他の資料(以下この条におい て「図書館資料」という。)を用いて著作物を複製することができる。

一 図書館等の利用者の求めに応じ、その調査研究の用に供するために、公表された著作物の 一部分 (発行後相当期間を経過した定期刊行物に掲載された個個の著作物にあっては、その 全部)の 複製を一人につき一部 提供する場合

二 図書館資料の保存のため必要がある場合

三 他の図書館等の求めに応じ、絶版その他これに準ずる理由により一般に入手することが困難な図 書館資料の複製を提供する場合

a第1号関係

「発行後相当期間」 次号が出されるまで(発行後3か月経過しても次号が発行されないもの

(定期刊行物) は3か月経過後)とする。

「くりかえし」 同一の著作物を対象とする同一利用者の請求は6か月に1回限り b第2号関係

「必要がある場合」 イ.稀覯本のコピー作成(1部のみ)

ロ.欠損ページの補充

ハ.破損・汚損が著しい資料の複製作成(1部のみ)

(9)

c第3号関係

「その他」 出版者からバックナンバーとしても入手不可能な定期刊行物

複製対象資料について

著作権法第31条で複製できるのは、「図書館等の図書、記録その他の資料(以下「図書館資 料」という。)」であり、利用者所有の資料は「図書館資料」ではないので、その複写は著作権法第 31条の範囲内ではありません。

また、図書館に設置したコピー機は著作権法第31条による複写サービスを行う目的で設置され たものなので、図書館資料以外の資料を図書館のコピー機で複製することは目的外使用となりま す。

大学図書館における文献複写サービス

大学図書館は、大学において学生及び教職員の教育・研究活動や学習活動のため、学術資 料・情報を収集・蓄積し、利用者に提供する役割を果たしています。

そのため、大学図書館はほとんどすべての学問分野にわたる教育用のテキストから、各研究現 場における一次資料・二次資料や研究成果までの情報資料を所蔵し、提供しています。これらの 学術資料は、社会的、歴史的に蓄積・保存され、人類の知的財産として未来の国民にも継承され ていかなければなりません。また、近年の学術研究の急速な進歩や個性的な大学教育の遂行、

社会に開かれた大学情報の発信、ますます拡大する学術世界のグローバル化などに対応して、

多種多様で大量の学術資料・情報を迅速かつ的確に提供することが求められています。

しかし、すべての学術情報要求を個々の大学図書館だけでは満たせないことから、大学図書館 では、従来から図書館同士の相互協力関係を構築し、利用者の情報要求に対して図書館間相互 貸借など様々な工夫を凝らして答えてきました。

特に、コピー機はその発達段階の当初から大学図書館に導入し、文献複写サービス、すなわち 大学の共有資源である学術図書、学術雑誌の情報を大学構成員に効率的に提供し、教育研究 活動や学習活動に重要な役割を果たしてきました。

このように文献複写サービスは大学図書館での重要な情報提供サービスとなってきたとはいえ、

図書館は図書や雑誌の1冊分を丸ごとコピーしたり、何十部もコピーして提供した

りしているわけではありません 。大学図書館員は利用者に対し、学術情報資料の著者は私

的財産権としての著作権を有していることを周知させ、著作権法の知識をもとに文献複写サービ

スを行っています。

(10)

誓約書

利用者はコピーするごとに誓約書(文献複写申込書)を書かなければならない。

文献複写申込書

城西大学水田記念図書館長殿

照合チェック欄

下記のとおり文献複写を申し込みます。

申込日 年 月 日

学籍番号: 氏名:

申 込 者 所

学部名:

誌名(書名)

巻・号・年、ページ 複写枚数

誌名(書名):

巻 号 年 ページ ~

枚 誌名(書名):

巻 号 年 ページ ~

枚 誌名(書名):

巻 号 年 ページ ~

[1:学部生,2:短大生,3:院生,4:教職員,5:その他]

私は、著作権のある資料(著者の死後50年を経過していない著作物など)の複写について、

以下に記載する事項を遵守します。

①公表された著作物は全部でなく一部分(*1)であること。

②定期刊行物に掲載された各論文その他の記事は全部であるが、刊行後相当の期間 (*2)を経たものであること。

③コピー部数は一人について一部のみであること。

④利用者の調査研究のためであること。

⑤有償無償を問わず、再複写したり頒布したりしないこと。

*1:一部分とは半分を超えない程度

*2:相当の期間とは次号の刊行まで、あるいは刊行後3ヵ月

著作権上の問題が発生した場合は、その一切の責任は私が負います。

(11)

他大学図書館所蔵の図書・雑誌を利用するには

1.利用したい資料が図書の場合は、書名・著者名・出版者・刊行年、雑誌及び論文の場合は、雑誌名・巻号・

刊年月・掲載ページ・論題等を特定します。

2.国立情報学研究所のNACSIS Webcat(図書館ホームページからリンクあり)で書誌情報と所蔵館を確認しま す。所蔵館の蔵書検索システムOPACでも確認できます。

3.他館の所蔵であることが確認できた図書・雑誌を利用するには、次の 2 つの方法があります。

(A) 特定ページの複写、または現物貸借(雑誌の貸借は不可、図書でも不可のものがあります。)

(B) 所蔵館に行って利用する → 紹介状が必要になりますので発行の申込みをします。

4.それぞれ以下の手続きにしたがって申込みをしてください。

(A)特定ページの複写申込み

① 図書館ホームページ内の OPAC リクエストコーナーから「学外文献複写・現物借用申込み」にログインし、

必要事項をもれなく入力して申請してください。申請後の照会もできます。

(B) 他機関利用を希望する場合は、「他機関利用依頼申込書」に記入し図書館員と一緒に下記事項を確認し ます。所蔵調査には、ある程度時間がかかりますので、余裕をもって申込んでください。

NACSIS Webcat(図書館ホームページリンクあり)で所蔵館名とその所在地を確認する。

NACSIS Webcatの所蔵館をクリックし、学外者の利用手続きを確認する。

③ 所蔵館のホームページで開館日程・開館時間等を確認し、利用希望日・時間帯を決める。

④ 「他機関利用依頼申込書」の記入事項に基づき図書館員が所蔵館宛に FAX または電話で資料の利用 可否・日程の都合等を照会。

⑤ 所蔵・利用可能が確認され、所蔵館から利用許可が出たら「紹介状」を発行しますので記入事項に誤り が無いか確認し、受け取る。

⑥ 紹介状と学生証(身分証)を持参し、所蔵館の受付に提示する。

* 挨拶、お礼など大学生としての自覚を持ち、失礼が無いよう行動してください。

* 利用は「館内閲覧」が原則です。

* 複写については、本学同様、著作権の許容範囲内(著作の一部分・一部のみ)で可能ですが、詳細は所蔵 館のルールに従ってください。

国立国会図書館の利用

学生証を持参すれば利用できます。(20 才未満は上記「紹介状」が必要)

館内閲覧と複写サービスがあります。詳細はホームページ参照

利用にあたってはルールを厳守し、図書館間相互協力の信頼関係を保つように心がけてください

(12)

城西大学図書館 OPAC

OPAC(Online Public Access Catalog)とはオンラインの蔵書検索システムです

「城西大学水田記念図書館」にチェックを入れて検索すると本学図書館の所蔵資料を検索できます。

「国立情報学研究所」にチェックを入れて検索すると全国の大学図書館等の所蔵資料を検索できます。

オンラインジャーナルとは 学術論文を電子化したものです。

契約しているものについては、

パソコンで論文を読むことが できます。

雑誌のタイトルから探す にはこちらが便利です。

書名・著者名・調べたいテーマの キーワードなどを入力して、検索 します。

・文献複写の取り寄せ依頼

・文献の借用依頼

・購入希望図書の申し込み などはこちらから

城西大学図書館 OPAC には http://libopac.josai.ac.jp/ の図書館ホームページから!

(13)

<検索結果詳細画面 -図書―>

請求記号

図書の内容によってつけられた 分類番号と著者記号です。

図書の配架場所を表します。

件名

本の主題(内容)を表す ことばです。ここからさら に資料の検索ができます。

状態

「貸出中」の図書は こ こ か ら オ ン ラ イ ン で予約ができます。

<検索結果詳細画面 -雑誌―>

[冊子体]

[電子ジャーナル]

雑誌名の変更情報

前誌・後誌などタイトルに変更が ある場合表示されます。それぞれ の検索画面にリンクしています。

電子ジャーナルへのリンク 電子ジャーナルの検索画面 にリンクしています。

所蔵巻号

6-49,50(1)+ とは

6 巻から 49 巻および 50 巻の 1 号を所蔵し、そのあとも継続して受 け入れることを表します。

配架場所

新着雑誌(最近受け入れをした雑誌)

冊子体へのリンク 冊子体の検索画面に リンクしています。

電子ジャーナルにリンク 電子ジャーナルのページに アクセスします。

(14)

① 資料種別にチェック、図書・雑誌どちら かわからないときは「全資料」にチェッ クしてください。

② 雑誌名などを入れて検索します。

③ 検索方法が分からないときは[利用の手 引き]をクリックしてください。

AA00564599これが学情書誌番号 NCIDです。この番号がわかれば文献依頼業 務における書誌確定がスムーズにできます。

書誌番号を間違えないように気をつけて。

NACSIS Webcat は,研究者の研究活動を支援するため,全国の大 学図書館にどのような学術文献(図書・雑誌)が所蔵されているかと いう目録所在情報が分かるデータベースです。参加図書館の共同 分担入力により迅速なデータ登録が行われ、効率的に資料の所在 調査を行うことができます。もちろん本学も参加しています。

←資料を所蔵している図書館の情報です。

行末の+記号は継続受入れを示します。

参照

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