• 検索結果がありません。

「健康満足度・客観データ計測統合システムの開発」

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "「健康満足度・客観データ計測統合システムの開発」"

Copied!
20
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

平成17年度先進的情報技術活用モデルシステム開発事業

「健康満足度・客観データ計測統合システムの開発」

開発事業報告書 

平成 18 年 2 月 

 

財団法人 ニューメディア開発協会 

 

(2)

目次 

 

1. 背景・目的... 1 

2. システムの目標... 2 

3. システム導入で期待される効果... 3 

3−1. システム導入の効果... 3 

3−2. 事業性... 4 

4. システムの内容... 4 

4−1. システムの利用者区分... 4 

4−2. サイト構成... 5 

4−3. システムの構成... 6 

4−4. システムの機能概要... 7 

4−4−1. SWC 元気点検票 PC サイト ... 7 

4−4−2. SWC 元気点検票携帯電話サイト ... 11 

4−4−3. SWC 元気点検票システム管理者サイト ... 12 

4−4−4. SWC 元気点検票サービス事業者サイト ... 12 

4−4−5. 点検履歴データ連携機能... 13 

5. 検証作業 ... 14 

5−1. インタフェース検証... 14 

5−2. システム検証... 14 

6. プロジェクト実施・運用体制... 15 

7. 開発・運用スケジュール実績... 16 

8. 課題・今後の展開... 17 

(3)

1.  背景・目的

国家財政が諸々の分野で破綻しつつある現状を考えたとき、国民生命を守る医療費・

介護費の大幅削減が可能になれば、日本の未来は明るくなると予想される。そのために は、健康の自己管理が出来る国民を育てることが求められる。具体的には、健康状態の セルフモニタリングが必要不可欠である。 

 

我々が創案し実用化した「SWC 元気点検票」は、健康生活行動と機能の自己点検、さ らには健康満足度の自己評価を可能にする。同時に元気点検票の使用そのものが、健康 に向けた生活行動を誘導する効果を有している。本研究の目的は、この元気点検票を用 いた健康の自己点検装置を開発し、この装置を我々の日常生活の中で用いていくことが 出来るようなシステムを開発し、一般に広め事業化する。具体的には以下の諸点からな る。 

 

(1)  「SWC 元気点検票」を携帯電話(マルチキャリア対応)、Web ブラウザから入力す る方式のソフトウェアを開発する。 

(2)  健康行動を潜在意識化するために、この元気点検作業を一定の間隔で繰り返し行 うことができるソフトウェアを開発する。 

(3)  高齢者、生活習慣病と医者から診断された人、あるいは、元気点検で健康満足度 が低い人等の場合には、何らかのアドバイスを与える必要がある。その際、家庭内 で簡単に計測できる体重、体温、血圧、インボディデータなどの基礎データの他に、

食事、排便、排尿、歩数、入浴、複式呼吸、自律訓練、睡眠‑覚醒、等々、「食息眠 温動想性」の生活行動の時系列データを取得し、アドバイスのための基礎情報とす る必要がある。これらを統合に扱うことができる入力・解析ソフトウェアを開発す る。 

(4)  上記の(1)〜(3)のデータを日常的に処理し、ディスプレー上(携帯電話、Web ブ ラウザ)に表示してセルフモニターを可能にし、個々人が自己の健康の維持・増進 を自律的に図ることが出来るサービスソフトウェアを開発する。メーカーの協力を 受けてこのサービスソフトウェアの実践評価研究を行ない、商品化する。 

           

(4)

2.  システムの目標

現在、東北福祉大学及び、ウェルコム 21 で下記の形式で元気点検票サービスが提供さ れている。 

• 「SWC21 システム」、ウェルコム 21 で提供されている PKI が適用された Web ベ ースによる元気点検票 (元気点検票以外にも個人の各種健康情報が蓄積されている)

• タブレット PC 上による元気点検票 

• マークシート(筆記)による元気点検票   

しかし、このようにサービスの入力方式が複数存在し、尚且つサービス結果の出力方 法が複数存在する場合、サービス間でのデータ連携が難しいという問題がある。 現実問 題 現状では CSV データによるやり取りで主にデータ連携を行っているのだが、サービ スごとに CSV フォーマットが異なることや、DB の構成が違うためそれぞれに変換処理 が必要になっておりサービス提供のためのコストが増加しているのが現状である。 

 

また、現在のサービス構成では元気点検票を「SWC21 システム」へ入力するためには 東北福祉大学または、ウェルコム 21 で行う必要があり、サービスを受けるための敷居 が高くなってしまっている。 扱う情報が個人の健康情報であり、インターネット上で サービスを提供するために PKI を用いたセキュリティを利用することは正しい解法であ るが、元気点検票が本来提供するべき健康のセルフモニタリングという概念から考える と、特別な機器を利用せずに手軽にサービスを受けられる方法を提供することで健康セ ルフモニタリング概念の普及を促すことが可能になると思われる。 

 

これらの問題を解決するべく、本事業では次の技術的課題を解決する。 

データ連携面: 

• 各サービス形態でのデータフォーマットを包括する点検履歴マスターDB の構築 (分散した DB 間での協調機能の構築)  

  ‑ 各種 CSV / XML フォーマットからデータ・インポート    ‑ 各種 CSV / XML フォーマットへのデータ・エクスポート 

  ‑ Web サービス (SOAP 通信) によるマスター/スレーブ DB 間でのデータ送受信  上記の機能を実装し、データの可搬性を強化する。 

入力インタフェース: 

• 携帯電話を入力インタフェースとした元気点検票サービスの提供 

• PKI を利用しない形式で Web ブラウザを利用した元気点検票サービスの提供  上記の機能を実装し、ロケーションフリーでの元気点検票サービスの提供を行う。 

 

(5)

また、元気点検票を商用サービスとして提供するための方法論として ASP 型でのサー ビス提供を想定しており、これを可能にするための各種管理機能の構築を行う。 

 

管理機能: 

• サービス事業者情報管理機能 

• サービス利用者情報管理機能 

• 課金管理機能 

• 点検履歴参照 

• 点検履歴ダウンロード機能   

また、個人情報保護対策として、下記の対応を行う。 

• 携帯電話、Web ブラウザ を利用して元気点検票を行う際、ユーザ認証は ID 及び、

パスワードのセットとし、通信の機密性確保のために SSL による暗号化通信を行う。

• 当該システム DB は点検履歴データ及び、当該システムユーザ情報の蓄積を目的に し、各種健康情報を含むクリティカルデータは既存の 「SWC21 システム」で扱うも のとする 

• 点検履歴マスターDB へのデータのインポート/エクスポート及び、Web サービス を利用したデータ送受信は特定 IP アドレスからの SSL による暗号化通信、または VPN のみで可能とする 

 

3.  システム導入で期待される効果

3−1.  システム導入の効果

今回は、「SWC 元気点検票」の情報入力・管理のために、携帯電話、Web ブラウザを用 いたシステムを開発するが、特に昨今の携帯電話の普及率、利便性を考えれば、扱うデ ータを適宜変更するだけで、様々なサービスを提供できるプラットフォームになりうる と考えられる。「SWC 元気点検票」に限って考えたとしても、他地域や他のコミュニティ への提供を考えたときに、ウェルコム 21 のような総合的福祉施設が近隣にない場合が多 分に想定され、そういった地域でこのようなサービスを提供するためには、特別に機器 等の導入の必要がなく、誰でも簡単に情報の受発信ができる情報端末として、現状では 携帯電話がもっとも適切であると考えられる。また、携帯電話を用いた場合、情報入力 の時間・場所の制限が減少し、「SWC 元気点検票」を用いる際に肝要な「日常生活の評価」

「自己点検作業の永続」を容易なものにできると考えられる。 

(6)

3−2.  事業性 

事業性については、当初はコンソーシアムメンバーである東北福祉大学の学生健診な どの場で適用することで、システムの実用性並びに健康に関する「EBH(Evidence Based  Health‑promotion)」の検証を含めた、トータル的な事業性を考慮する。これにより蓄積・

改良された点検システムをパッケージ化することで、健診や各種健康サービスの現場で の採用拡大を目指す。 

費用対効果については、現状手作業でインタフェース間の連携を行っていた部分が大 幅に削減され、同時にセキュリティの向上につながると期待される。 

   

4.  システムの内容

4−1.  システムの利用者区分

本システムの利用者は大きくサービスの提供を受ける者(非会員、会員)、システム を管理する者、サービスを提供する者に分かれる。サービスの提供を受ける者はサービ スを利用する為のユーザ登録を行った者(会員)、行っていない者(非会員)に区分さ れる。 

システムとサービスの運営はユーザへのサービス提供に関わる者(サービス事業者)、

事業者に対してシステムの利用許可を与えシステムの運用に関わる者(システム管理 者)によって行われる。

 

 

システム管理者: 

• 本システムの管理運用 

• サービス事業者情報の管理  サービス事業者: 

• 会員へのサービス提供

• 会員情報の管理

  図 1 利用者構成図 

(7)

4−2.  サイト構成

SWC 元気点検票サービスは次のサイトにより構成される。 

• SWC 元気点検票 PC サイト 

非会員、会員に対して元気点検に関する情報、サービスの提供を行う。 

• SWC 元気点検票携帯電話サイト  会員に対してサービスの提供を行う。 

• SWC 元気点検票システム管理者サイト 

システム管理者に対してシステム管理機能の提供を行う。 

• SWC 元気点検票サービス事業者サイト 

サービス事業者に対してサービス管理機能の提供を行う。 

 

  図 2 サイト構成図 

 

 

(8)

4−3.  システムの構成 

システム全体は、本事業で開発を行った「携帯電話」及び、「Web ブラウザ」を入力イ ンタフェースとする「SWC 元気点検票システム」と「Web ブラウザ(PKI)」、「タブレット PC」、「マークシート」を入力インタフェースとする各元気点検票サービスにより構成さ れる。 

また、「SWC 元気点検票システム」はデータ連携機能を提供し、各元気点検票サービス で行われた元気点検票と本システムで発生する点検履歴を一元管理する。 

 

   

図 3 SWC 元気点検システム構成概念図   

             

(9)

4−4.  システムの機能概要

4−4−1.  SWC元気点検票PCサイト

手軽に元気点検票サービスを受けられる方法を提供する。その為に PKI を適用した現 行の Web ベース元気点検票サービスをもとに、PKI を適用せず SSL 等によりセキュリテ ィを維持した形での元気点検票サイトを構築した。サイトは下記コンテンツにより構成 される。 

 

① 元気点検票に関するコンテンツ群

• 元気点検票に関する各種情報、元気点検票会員制サービスの案内情報提供を行 う。

② 簡略版実施機能 

• 利用者に手軽に元気点検票を体験してもらう為に元気点検票の設問の中から 選んだ 3 つの重要点検項目とその理由を示す豆知識から構成された元気点検票 を実施する為の機能を提供する。 

図 4 SWC 元気点検票広報サイト画面

③ 利用者情報更新機能 

• ログイン ID、パスワードなどの登録情報更新機能を提供する 

(10)

④ 元気点検票実施機能 

• WEB ブラウザからの元気点検票入力機能、結果表示機能をを提供する 

• 点検結果は点検履歴として保存され「点検履歴参照機能」から確認が可能 

• 点検中データの保存可能であり、後から WEB ブラウザや携帯電話で続きを再開 することが可能 

⑤ 継続リマインダー機能 

• サービス利用者へ保存中の元気点検の実施再開を促すメールを配信する 

⑥ 定期リマインダー機能 

• 前回行った元気点検から一定期間経過時にサービス利用者へ元気点検の実施 を促すメールを配信する 

 

図 5 元気点検実施画面

(11)

図 6 元気点検結果画面  

⑦ 点検履歴参照機能 

• 保管されている過去から現在までの元気点検票の検索機能を提供する 

• 点検結果の詳細表示機能を提供

⑧ 点検履歴グラフ表示機能 

• 点検履歴の各カテゴリーポイントの時系列変化をグラフ表示する機能を提供する 

• 点検履歴の各項目ポイントの時系列変化をグラフ表示する機能を提供する   

(12)

 

図 7 点検履歴一覧画面 

 

図 8 点検履歴グラフ画面   

 

(13)

4−4−2.  SWC元気点検票携帯電話サイト

ロケーションフリーでの元気点検票サービスの提供を行う事を目的とした、携帯電話 を入力インタフェースとする元気点検票サイトを構築した。 

携帯電話サイトでは PC サイトで提供する「元気点検票」、「点検履歴参照機能」、「点検 履歴グラフ」の携帯版の提供を行う。サイトは下記コンテンツにより構成される。 

 

① 元気点検票実施機能(PC サイトと同様) 

② 点検履歴参照機能(PC サイトと同様) 

③ 点検履歴グラフ表示機能(カテゴリーポイントのみ) 

④ 利用者情報更新機能(PC サイトと同様) 

         

図 9 元気点検票実施画面      図 10 元気点検結果画面

 

         

(14)

4−4−3.  SWC元気点検票システム管理者サイト

元気点検票サービスシステムを管理する為の下記機能をシステム管理者へ提供する。

 

① システム管理者情報登録機能

② システム管理者情報管理機能

• 管理者情報の検索、更新、削除機能を提供する

• 管理者情報の CSV ダウンロード機能を提供する

③ サービス事業者情報登録機能

④ サービス事業者情報管理機能 

• 事業者情報の検索、更新、削除機能を提供する 

• 管理者情報の CSV ダウンロード機能を提供する 

⑤ 点検履歴マスターアップロード/ダウンロード機能(データ連携) 

• 各種 CSV/XML フォーマットから点検履歴マスターDB へのデータ・インポート

• 各種 CSV/XML フォーマットへの点検履歴マスターDB からのデータ・エクスポ ート 

⑥ 元気点検票データ管理機能 

• 新規点検票データの登録機能、過去の点検票データの参照機能を提供する 

⑦ お知らせ情報管理機能 

⑧ お知らせメール配信機能  

• 全サービス利用者へのメール配信機能を提供する   

4−4−4.  SWC元気点検票サービス事業者サイト

元気点検サービスを提供する為の下記機能をサービス事業者へ提供する。 

 

① サービス事業者情報管理機能

• ログイン ID、パスワードなどの登録情報更新機能を提供する 

② サービス利用者情報登録機能 

③ サービス利用者情報管理機能 

• 利用者情報の検索、更新、削除機能を提供する 

• 利用者情報の CSV ダウンロード機能を提供する 

④ 点検履歴管理機能 

• 点検履歴の検索、参照、削除機能を提供する 

• 点検履歴の CSV ダウンロード機能を提供する 

⑤ お知らせメール配信機能 

• 事業者が管理するサービス利用者へのメール配信機能を提供する   

(15)

4−4−5.  点検履歴データ連携機能 

各サービス形態でのデータフォーマットを包括し分散した DB 間での協調機能システ ムの構築を行った。 

またネットワーク接続を行わないインタフェースとマスターDB 間でのデータ・インポ ート/データ・エクスポート機能システムの構築を行った。点検履歴データ連携機能で は下記機能の提供を行う。 

 

① Web サービス(SOAP 通信)による点検履歴マスターDB へのデータ・インポート 

② Web サービス(SOAP 通信)による点検履歴マスターDB からのデータ・エクスポート

③ 点検履歴マスターDB/点検履歴スレーブ DB 間でのデータ送受信   

 

(16)

5.  検証作業

5−1.  インタフェース検証

本システムでは「SWC元気点検票」を日常生活の中で実施することを可能にするイン タフェースの提供を目的としている。インタフェースに求められる要件として次の項目 がある。  

 

• 特別な機器を利用せずに元気点検サービスを受けられる 

• ロケーションフリーでの元気点検サービスを受けられる   

これらの要件の解決として下記インタフェースの提供を行った。 

• Web ブラウザを利用した元気点検機能の提供 

• 携帯電話を利用した元気点検機能の提供    

上記インタフェースの有用性を検証する為にモニター(東北福祉大学学生7名)にWeb ブラウザと携帯電話を用いて元気点検を実施する事が出来るかインタフェース面を中 心に検証を行ない、「操作は難しくなく、1〜2回の操作で慣れる」という評価を得るこ とが出来た. 

また、操作画面上の一部ボタンの名称や位置が解り難いとの指摘があり、名称と配置 位置の変更塔により改善を行った. 

 

5−2.  システム検証

本システムではWebブラウザと携帯電話を入力インタフェースした「SWC元気点検票」

サービスの提供を目的としている。本システムがサービスを提供する為の性能を実現し ているか検証を行う。システムに求められる要件として次の項目がある。 

 

• 満足の行くレスポンシビリティー 

• 高負荷に対するシステムの信頼性   

上記要件を検証する為に運用環境上でテストツールを利用しシステムへのアクセス を実施する負荷テストによる検証を行ない現時点で求められる、レスポンスと信頼性と を満たしていることを確認した。 

     

 

(17)

6.  プロジェクト実施・運用体制 

本システムは、東北福祉大学より予防福祉健康増進センター事業の事業運営委託を受 けている株式会社福祉工房が、各種健康サービスの中の「SWC 元気点検サービス(仮称)」

プログラムの一環として、その商品開発、提供、管理運営を行う(図 13)。 

(株)福祉工房は、「システム管理者」として本システムの ASP サービスの展開を行 う他、予防福祉健康増進センターの会員制度である「仙台元気塾」の塾生(会員)向け サービス(約 300 名)や、東北福祉大学の学生向けの健康診断等も含めた健康総合サポ ート事業である「THP(Total Health Promotion)事業」(4,000 人)などを行う「サー ビス事業者」として、SWC 元気点検サービスの運営管理を行う。 

株式会社 福祉工房

●SWC元気点検サービス(仮称)運用構想(案)

医療機関 予防福祉 クリニック

東北福祉大学 感性福祉研究所

仙台元気塾 約300名

東北福祉大学 学生 約4,000名

学術機関

(大学等)

民間事業者

(会社、健保組合等) 研究機関

・従業員

・自主運営クラブの会員

・学生

・教職員

・OB

・研究対象

①東北福祉大学のすすめるTHP(Total Health Promotion)事業の一環として情報プラットフォーム利用

②THPの拡大方策として、サービス事業者向けの元気点検事業を開始

③現在計画中の医療連携事業の一つ「元気健診」事業での利用

②事業者向け元気点検事業

①THP事業

システム管理者

サービス事業者 サービス事業者 サービス事業者

OB

データ

ユーザ ユーザ ユーザ

③医療機関との連携プロジェクト

(「元気健診」事業等)

サービス事業者 システム管理者

自治体

(健康増進・予防介護事業等)

・住民

(健康増進・予防介護事業対象者)

ユーザ

サービス事業者

SWC

東北福祉大学 予防福祉健康増進センター 事業

委託

  図 13 SWC 元気点検サービス(仮称)運用構想案 

 

「元気点検サービス(仮称)」は、それ単独で販売をしていくというよりは、例えば 介護保険における介護予防事業や、民間事業者が行っている健康サービスなどの、既存 の健康増進サービスの付加価値を高めていくようなものとして位置づける。 

また具体的な提供体制として、株式会社福祉工房の中で各種健康増進サービスの商品 開発を企画している企画部事業企画課が「システム管理者」として、また仙台元気塾塾 生並びに東北福祉大学学生向けのサービスを行っている営業開発部がサービス事業者 としてサービスを提供する。さらに、対外的な営業開発を行っている営業開発部営業開

(18)

対外窓口

仙台元気塾事務局 THP

大学病院(医療連携)PJ

営業開発課 営業開発部

営業開発課元気塾グループ

●グループリーダー

●メディカルフィットネス担当

●クリニカルアート担当

●カウンセリングエステ&アロマ担当

●地域交流サロン担当

ヘルプデスク

(TFU学生向け)

システム管理者 企画部事業企画課

●SWC元気点検サービス(仮称) 株式会社福祉工房福祉工房提供体制(案)

●笠間建

●THP事業担当

●大学病院PJ担当

●エクステンションセンター運営課

総務・人事部

技術支援

●営業開発担当

●情報システムPJ担当

サービス事業者

①企画部事業企画課は、「システム管理者」として元気点検サービスを使った商品開発を行う。

②営業開発部では、元気塾事務局やTHP担当などを通しエンドイーザーへの元気点検サービスを行うほか、介護予防事業等の対外事業受託も目指す。

③総務・人事部情報システムPJ担当は、Web操作、アプリケーション操作等についてサポートを行う。

サービス事業者

元気塾塾生 東北福祉大学学生 介護予防事業

  図 14 SWC 元気点検サービス(仮称) 株式会社福祉工房提供体制案 

 

7.  開発・運用スケジュール実績 

本システムの開発・運用スケジュールは、以下の通りである。 

設計

製造 PC用サイト 携帯用サイト

サービス事業者用サイト データ連携

サーバ構築

検証 インタフェース検証 システム検証

ドキュメンテーション

運用 サービス開始準備

サービス開始 ・・

作業項目 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

 

(19)

8.  課題・今後の展開

 

介護保険制度に於ける「介護予防」の導入や、各種健康商品の隆盛など、「予防」を キーワードとした健康増進サービスは、注目を集めている。一方で、健康サービスの現 場では以下の様な要望もあり、これらへのシステム的な対応が期待されている。 

 

・広く一般への健康評価(スクリーニング含む)問診スケールとしての需要 

認知症や介護保険適用などを判断するスケールは整備されているが、いわゆる「健 康な人」に広く行える「健康アンケート」的な統一フォーマットを持ったツールは、

意外にもない。前者の様なスケールは、健康な人間には「失礼な質問(例えば「あな たの名前は何ですか?」など)」という意見もあり、今後こうした需要への対応が求 められている。 

 

・健康サービス、健康増進事業の効果測定の手段 

介護保険の介護予防事業への適用に伴い、メディカルデータ以外で、事業そのもの の効果を評価する手段が求められている。元気点検票は、継続して複数回記入する事 で、健康意識の変化や行動変容について把握でき、今後こういった公的健康サービス や民間健康サービスの効果の測定の手段としての利用が期待される。 

 

一方、課題としては以下の様な事項が考えられる。 

 

・アドバイスやカウンセリング体制 

「自己点検」することによる健康のセルフモニタリング意識の涵養が、元気点検サ ービスの一つの大きな目標であるが、前述の介護保険等の公的健康サービスでの導入 を考える時、エンドユーザーへの具体的なアドバイスやカウンセリングについての要 望が、自治体担当者などからあがっている。 

これらは人的体制にかかることが主であり、情報プラットフォームの構築とは直接 関係ないかもしれないが、より幅広く元気点検サービスを展開する上で、こうしたア ドバイス・カウンセリング体制の整備やマニュアルの整備は、将来の課題になると思 われる。 

 

・バージョン管理 

頻繁なバージョンアップは、常に最新の状態を保持するという意味であるが、一方で「サ ービス事業者」としての顧客にとっては、「まだ未完成のツールではないか?」という

(20)

 

上記展開と課題を踏まえ、情報プラットフォームは以下の様なロードマップを想定して いる(図 15)。 

基盤整備

●SWC情報プラットフォームのロードマップ(案)

平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 THP事業

(Total Health Promotion) PC1000 プロジェクト

サービスの情報化

EBH

平成15年度 実践研究

﹁健

東北福祉大学 サイバーキャン パス構想

教育サービス

ASPサービス ASPサービス

統合的な セルフモニタリング

支援システム

学術フロンティア 推進事業(2機)

マルチアクセス化

(Web、携帯電話)

マルチアクセス化

(Web、携帯電話)

THPとITとの融合

・東北福祉大学(TFU)の長年の実践研究の成果を背景としたサービス開発を行い、情報プラットフォームはこれを支援する。

・「元気点検票」を軸とした基盤整備を行い、元気点検票へのマルチアクセスやASPサービスによる普及を目指し、自ら健康をデザインするという、個人の「セルフモニタリ ング」行動を支援する。

健康増進 サービス

EBHEBH

情報基盤と 健康サービスの

統合運用

元気 点検票

社会参画による 健康増進 医療連携モデル試行 医療連携モデル試行

シームレス 支援 な連携

支援

  図 15 SWC 情報プラットフォームのロードマップ(案) 

 

SWC として、「元気点検票(Web 版含む)」と「元気塾」を軸としたサービス体系とい う意味では、本システムの今回の構築を以て、一応の基盤整備と外部展開の基礎が完成 したと言える。今後は、実際のサービス展開を踏まえ、細かな修正や改良を通し、

EBH(Evidence Based Health‑Promotion)研究や社会参画支援などと連携した、総合的な セルフモニタリング支援システムの構築に向けた研究を進めていく予定である。 

   

以上 

図 6 元気点検結果画面    ⑦  点検履歴参照機能  •  保管されている過去から現在までの元気点検票の検索機能を提供する  •  点検結果の詳細表示機能を提供  ⑧  点検履歴グラフ表示機能  •  点検履歴の各カテゴリーポイントの時系列変化をグラフ表示する機能を提供する  •  点検履歴の各項目ポイントの時系列変化をグラフ表示する機能を提供する   

参照

関連したドキュメント

警告 当リレーは高電圧大電流仕様のため、記載の接点電

週に 1 回、1 時間程度の使用頻度の場合、2 年に一度を目安に点検をお勧め

ソリューション事業は、法人向けの携帯電話の販売や端末・回線管理サービス等のソリューションサービスの提

名刺の裏面に、個人用携帯電話番号、会社ロゴなどの重要な情

「系統情報の公開」に関する留意事項

はじめに ~作成の目的・経緯~

携帯電話の SMS(ショートメッセージサービス:電話番号を用い

回収数 総合満足度 管理状況 接遇 サービス 107 100.0 98.1 100 98.1 4