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ギリシャアテネの国際甲殻類学会に参加・英語での発表の報告 共生のひろば 第8号 兵庫県立 人と自然の博物館(ひとはく)

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Academic year: 2018

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ギリシャアテネの国際甲殻類学会に参加・英語での発表の報告

川本愛奈・西山春佳(神戸市立六甲アイランド高等学校 3 年)・丹羽信彰(顧問)

ギリシャアテネの国際甲殻類学会The Crustacean Society summer meeting:10th Colloquium

Crustacea Decapoda Mediterranea(6 月 2 日‐8 日)に参加して、英語で発表しました。昨年の

ハワイ国際甲殻類学会で見事に発表した先輩の研究を引き継いで、私達にとって、初めての海外

で、しかも、全て英語で発表という今までに経験したことのない重責に緊張しました。そのため、

私達は本番に向けて、この1年間準備を重ねてきました。発表内容は先輩のハワイの時と同様に、

指導の顧問の丹羽先生の 2003 年以来の兵庫県菅生川のヒルミミズの行動を観察してきた研究を

引き継ぎました。私達は実際 2011 年 7 月から 11 月にかけて兵庫県菅生川 St.5芦田橋、St.6 荒

木で採集したカワリヌマエビ属Neocaridinaspp.に付着するヒルミミズ(Holtodrilus truncatus

Branchiobdellida)を観察しました。

日本語での発表:最初は発表の実践練習として、日本語で①兵庫県生物学会・神戸大学サイ

エンスショップ共催高校生私の研究発表会 2011(2011 年 11 月 20 日)で発表しました。その時

はホストから離した生きたヒルミミズも持参して展示し、動画の提示方法を検討しました。次に

②兵庫県立人と自然の博物館第 7 回「共生のひろば」発表会(2012 年 2 月 11 日)に参加しまし

た。 この時もホストから離した生きたヒルミミズを展示しました。私達にとっては 2 回目のリ

ハーサルになりました。この時はプロジェクターを白板に投射しヒルミミズの動きを動画を使い

発表しました。ポスターと動画の解説とで少し大変でした。

アテネでの発表本番(英語):実際に本番では、先生がこれまでの研究の経緯と方法の部分を

英語で説明されました。その後、私達が結果の部分を担当し、入れ替わり英語で発表しました。

2 回のリハーサルで好評だった動画を今回も使いました。その中でも、ヒルミミズの交尾シーン

や、「テナガエビ科はヒルミミズを食べてしまう発見」は話題になりました。私達はあまり英語

が得意ではなかったのですが、周りの方々の助けもあり、有意義な時間をすごすことが出来まし

た。特にサウジアラビアの Hamad Al-Yahya 博士が何かと私達に英語で話しかけてくれて、面倒

を見て下さり、とてもうれしかったです。お礼に日本の折り鶴を折ってプレゼントすると、博士

は鶴の羽に英語のメッセージを書いて下さり、心が通じ合いました。他にも多くの人と出会いま

した。英語やギリシャ語、ロシア語など日本語を一切使わない特殊な環境の中で、どの方々も私

達の拙い英語に最後まで笑顔で対応して下さり、とても感動しました。私達にとって大変貴重な

経験・刺激になったと思います。

本報告は兵庫県生物学会 2012 研究発表会・神戸大学サイエンスショップ共催高校生・私の研

究発表会 2012(2012 年 11 月 25 日)で発表し、ポスター発表部門の兵庫県生物学会奨励賞の評

価を頂いた。また、2013 年 2 月 11 日の共生のひろばでは、和田莉那(2 年)、井上夕綺(1 年)

(2)

66 。

国 際 甲 殻 類 学 会 の 大 会 プ ロ グ ラ ム

世界のトップクラスの研究者と英語で堂々 と質疑応答できた。

サウジアラビアの教授 Hamad Al - Yahya 博士(黒帽子 の方)が終始高校生に英語の手ほどきをしてくれた。

ビデオ動画でテナガエビ科はヒルミミズを 食べてしまう瞬間を発表できた。

ヒルミミズの交尾の動きもビデオ動画で発表した。 次々と集る外国人の聴衆に対して英語で堂々 と質疑応答ができた。

ギ リ シ ャ ア テ ネ で の 発 表 風 景

第 8 回 共 生 の ひ ろ ば で の 後 輩( 高 校 1、2 年 生 )の 発 表 風 景

例年、海外で実際に発表した生徒は 3 年生であるため、引退して、受験などに専念しているた

め、後輩にバトンを手渡している。後輩(高校 1、2 年生)にとってこのポスター発表が来る

参照

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