調査対象 401 収集運搬 79 会社数 割合 回答あり 139 収運・積保 50 あり 111 80% 回答率 35% 中間処理 79 なし 28 20% 計 139 100% 区分 回答数 区分 回答数 割合 区分 回答数 割合 破砕 40 あり 81 58% あり 81 73% 焼却 5 なし 58 42% なし 30 27% 焼却・熱回収 4 計 139 100% 計 111 100% ガス化燃焼 1 圧縮 23 梱包 14 再生原料化 4 RPF 14 その他 10 影響が大きく現れた時期 時期 回答数 H28.10~ 3 H29.4/6~ 7 H29.10~ 8 H30.1~ 10 H30.3~ 14 H30.5~ 12 H30.7~ 12 H30.9~ 14 記載なし 1 計 81 〇 中間処理区分は、破砕40社、圧縮23社、梱包14社、RPF14社の順 〇 輸入規制の影響ありは、全回答の58%、廃プラ処理あり会社の73% 〇 影響が大きく現れ始めた時期は、平成28年10月が早く、30年1月以降現在に至るまで増加傾向 中間処理区分(重複あり) 輸入規制の影響(全回答) 影響(廃プラ処理あり)
中国輸入規制等による廃プラ類の処理への影響等に関する調査結果
〇 回答があった会員会社139社、回収率35% 〇 うち、廃プラ類の収集運搬又は処分許可をもつ会社は111社、80% 回答状況 業種(重複あり) 廃プラ処理(収運・処分) H30.11現在 一般社団法人 埼玉県環境産業振興協会 0 2 4 6 8 10 12 14 16 影響が大きく現れた時期 73% 27% 輸入規制の影響(廃プラ処理あり) あり なし資料1
2 回答数 回答割合 社数割合 増加割合受入量 保管量 処理量 53 18% 65% 1~2割 8 3 3 25 9% 31% 2~3割 6 6 3 53 18% 65% 3~5割 8 7 5 32 11% 40% 記入無 1 31 11% 38% 23 16 11 23 8% 28% 16 5% 20% 11 4% 14% 30 10% 37% 20 7% 25% 294 100% 影響81社 受入量等の増加割合 影響内容 〇 影響の内容は、搬入制限、中間処理料金の値上げ、処理後物売却料金の値下がり・逆有償、最終処分 料金の値上げの順 〇 受入量・保管量・処理量は、影響ありの会社では、14%~28%で増加。増加幅は3~5割が回答最多 影響の内容(複数回答) 保管量の増加 処理量の増加 顧客から受入要請・問合せ増 その他 搬入制限を受けている 中間処理搬入の待ち時間増 中間処理料金の値上げ 最終処分料金の値上げ 処理物売却料金の値下り・逆有償 受入量の増加 計 0 2 4 6 8 10 1~2割 2~3割 3~5割 受入量等増加割合 受入量 保管量 処理量 0 10 20 30 40 50 60 影響内容
回答数 回答割合 社数割合 28 10% 35% 10 4% 12% 24 9% 30% 40 14% 49% 23 8% 28% 45 16% 56% 21 8% 26% 32 12% 40% 3 1% 4% 8 3% 10% 24 9% 30% 6 2% 7% 13 5% 16% 277 100% 影響81社 〇 影響への対応は、新規搬入先の開拓(県外、県内)、排出事業者への説明、処理費値上げ、受入 制限、選別の徹底・改良の順。施設新増設・新たな処理方法、影響あり会社の14%で検討 新規搬入先開拓・県内 影響への対応(複数回答) 対応内容 受入制限 受入制限検討中 新規受入お断り 処理費値上げ 処理費値上げ検討中 排出事業者への説明 計 新規搬入先開拓・県外 施設の増設等検討 新たな処理方法の検討 選別の徹底・改良 保管場所拡大の検討 その他 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 影響への対応
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廃プラ輸入規制等の影響(自由記載)
・特別な対応はしていない。良質な物ののみ見受入れている。 ・取引の日程が決まらない(連絡が遅い)。 ・塗料廃プラはあまり影響ない。、養生シート等問合せ増えている。 ・有価売却先の受入停止、焼却施設の受入制限と価格高騰顕著。 ・飲料容器のペットボトル搬入先より年内で受入停止の連絡あり。 ・焼却施設が少ない。最終処分場のキャパ不足。廃プラと他材質の複合物(木くず金属くずなど)が中間処理で受 入制限されている。 ・HP等から受入の依頼がある。しかし現状の客で目一杯のため、お断りか値上げ理解してもらい受入ているのが 現状。 ・雑品の受入要望増。 ・持ち込み業者が増加してきたので、受入制限している。 ・弊社で持ち込んでいる中間処理施設も軒並み値上げ案内が来ている。来年1月より部分的上げ、4月大幅値上 げの通知もあった。企業努力にも限界が来ている。排出事業者に説明しても理解を得るのが難しい価格になって いる。 ・搬入制限一部のみ ・これまで取引のなかった金属スクラップ業者等からの問合せが増えた。 ・新規受入が厳しい状況。 ・処分の契約先がすべて受入制限されている。 ・ビニール等の収集取り止め。 ・有価で処理できていたものが逆有償になり、排出事業者に断っている。ストレッチフィルムのみに限定して受 入。 ・中間処理施設で処理物が増加したことで、受入を断られることたびたび起こるようになった。 ・中間処理を行なってもその後の搬出先から搬入制限を受けている状態です。 ・二次処理先の値上げ ・廃プラ搬入量の調整や事前予約制など年末にかけて大幅な搬入規制・制限が続いている。最終処分費のコス ト、人件費高騰を理由に3割から6割の処理料金改定通知もあり。新規排出事業所からの依頼、問合せ、相談増 えているが、現状では断る場合もある。 ・搬入量の増加分処理が難しく、最終処分先も荷が一杯のため、ダストがはけない。 ・搬入量は大きく増えていないものの二次処理(特に焼却処理説)からの制限があり、搬出がスムースにできてい ない。 ・いままで有価として扱われていたもの、また納入業者にて容器等の引取りがなされていたものがすべて不可と なったので、廃プラとして処理をしてほしいとのこと。影響に対する対応(自由記載)
・大幅値上げにより他業者への変更を検討。 ・遠方中間処理施設への搬入先開拓、新たな積み替え保管施設で様々な持出先に対応できるような許可を取得 (変更許可)、選別の徹底 ・飲料ペットボトル、新規搬入先を探しつつ市環境センターへの搬入も検討、依頼している。受入基準厳しく分別 作業員の増員も検討中。 ・現状目一杯、新規現状では無理。 ・シュレッダー増設検討 ・持ち込み業者が増加してきたので、受入制限している。・中間処理の検討 ・この状況がいつまで続くのか不透明なところが怖い。特に廃プラ類の受入先の停止や新規参入のできない辺り が切迫している感が否めない。新規顧客開拓しようにも持込先が新たに開拓できないので難しい(一見さんお断 り的な所)。 ・特に廃プラ類は現在の保管施設の保管量では受入制限を続けるほかない。 ・受入制限による荷量の調整を行なっている。 ・県内外を問わず日々中間処理場へ連絡、少量でも受け入れ可能か確認している。排出事業者に料金改定の交 渉しながら処分先の追加変更説明しているが、先の見えない状況に困惑しながら、ご理解をいただく対応に苦戦 している。 ・現状の対応は受け入れ制限のみになっている。今後は新規受入のお断り対応を行なう予定。また、新規最終処 分先の検討を行っているが現状は厳しい状況。 ・当方は収集運搬業者のため、処分場の判断(受入制限、新規受入お断り、大幅値上げ等)に従うしかないが、 排出元との板ばさみになってしまい対応が困難