大 垣 競 輪 場 施 設 再 整 備 計 画 基 本 構 想
平成30年3月
大 垣 市
目 次
第 1 章 施設整備に関する条件整理 ··· 1
1 施設に関する現状整理と課題の抽出 ··· 1 2 収支状況の分析と課題の抽出 ··· 9 3 サービスに関する課題 ··· 19 4 施設整備を進めるにあたっての課題整理 ··· 20第2章 施設整備に関するニーズ把握
··· 23
1 来場者アンケート調査結果 ··· 23 2 お客様ニーズの反映 ··· 38第3章 基本構想の作成
··· 39
1 施設整備コンセプトの検討 ··· 39 2 施設整備方針の検討 ··· 40 3 主な施設の整備イメージ ··· 45 4 整備スケジュール及び事業費の検討 ··· 57第1章 施設整備に関する条件整理
1 施設に関する現状整理と課題の抽出
本項では、大垣競輪場における施設に関する現状整理と今後の整備に関する諸条件に ついて整理し、課題を抽出します。 〔図1-1 大垣競輪場の配置図〕 a メインスタンド b 北入場門~第5・第6スタンド c バックスタンド(管理棟) d 正門~第2・第3スタンド e 競走路(バンク) (選手宿舎は敷地外にあるため対象外) e a c d b⑴ 各施設の現状と課題 a メインスタンド メインスタンドは平成4年に完成し、2階に屋外無料席を1,160席と3階に特別観覧席(指 定席)を780席擁しています。 ① メインスタンド1階 1階のバンク側のフロアは客だまりとなっており、大規模な投票所もあります。 場外発売時には、主に1階を利用していますが、来場者にあわせた投票所やフロア利用 の検討が必要です。 また、バンクから遠い側には、インフォメーション、ガイダンス、レストラン、休憩 所がありますが、床の色が濃いことや自然光が入らないつくりになっていること等によ り明るさが不足しており、改善が求められます。 〔図1-2 メインスタンド1階〕 資料:大垣市 明るさが不足 ガイダンス 売店
② メインスタンド2階 中2階は、2階観覧席(階段状席)の空間を有効活用して、警備員等の控室として利用 しています。 2階のバンク側は、屋外観覧席(無料席)となっており、バンク全体を見渡せるつくり となっています。 1階からのアプローチがスタンド両側の階段のみであることから、競輪開催時にも利用 が低調であるため、バンク側からのアプローチの確保が必要です。 バンクから遠い側には、子どもひろば、ホールがあります。 レストランのスペースは、入場者の減少により撤退しており、これらのスペースを一 体的に活用する方策を検討する必要があります。 〔図1-3 メインスタンド2階〕 資料:大垣市 子どもひろば 多目的ホール 未利用空間
③ メインスタンド3階 3階は有料の特別観覧席のフロアです。 1階からエスカレータで入ることができます。 来場者の減少、お客様ニーズの変化に対応し、座席配置等の改善が求められます。 また、レストランについては、来場者の減少により売店として営業しており、上層部 にあって眺望も見込まれることから、今後有効活用を検討していく必要があります。 〔図1-4 メインスタンド3階〕 資料:大垣市
④ メインスタンド4階・5階 4階と5階には、開催本部関係諸室、写真・放送関係諸室、記者室、来賓室、ロイヤル ルーム、機械室があります。 記者室については、選手管理棟近くへ移転させるとともに、関係諸室の配置等を見直 していく必要があります。 なお、平成4年に建てられたため、エレベータが関係者用に1基設置されていますが、 エレベータ自体が小さいことにより混雑することが多く、業務の円滑な遂行に支障をき たしています。 また、お客様が入る場所に設置されておらず、バリアフリーに対応できていません。 このため、何らかの形でエレベータを増築することが必要です。 〔図1-5 メインスタンド4階・5階〕 EV EV
① 北入場門 北入場門は、バス乗降場、早朝前売発売所があることから、多くのお客様がこのエリ アを利用しています。 早朝前売発売所、集計センターが入っている事務所の建物は老朽化していることから、 取り壊して機能を集約・移転させることが考えられます。 また、東公園と一体的な空間を作るためには、公園と隔てているフェンスを取り除き、 テントや利用していない売店等の建物も取り壊すことが考えられます。 ② 第5・第6スタンド(第3・第4コーナー) 第5スタンドは昭和40年、第6スタンドは昭和42年竣工であり、老朽化が進んでいます。 第3・第4コーナー側の屋外観覧席となっていますが、来場者の減少によりほとんど利 用されていない状況にあります。 第5スタンド内には、従前有料席(スイトルーム)が整備されていましたが、来場者の 減少により閉鎖しています。 平成30年度には、特別競輪(第3回ウィナーズカップ)を開催する予定であり、記者室 として整備する予定です。 第6スタンド内には施行者事務所があり、階下にあった投票所は閉鎖しています。 ミッドナイト競輪の実施にあたり、照明設備を両スタンドの上部に設置しているため、 取り壊しがしづらい状況にありますが、各機能を移転・集約化して取り壊すことが考え られます。 c バックスタンド(管理棟) バックスタンドは、昭和43年竣工であり、老朽化が進んでいます。 来場者の減少によりお客様が観覧するスタンドとしては利用しておらず、1階部分を選 手管理棟、2階部分をガールズケイリン開催時の女子選手控室として利用しています。 選手宿舎とは、道路を隔てて地下通路でつながっています。 耐震性能がやや劣るため、補強が必要であるという判定が下っていること、今後とも 観客スタンドが不要であることなどから、建て替えにより選手管理棟としてリニューア ルすることが考えられます。
d 正門~第2・第3スタンド(第1・第2コーナー) ① 正門 正門側に駐車場が整備されていることから、自家用車での来場者は歩道橋を渡り、正 門を利用し、両スタンドのバンク側を通路としてメインスタンドへ向かっていきます。 ② 第2・第3スタンド(第1・第2コーナー) 第2スタンドは昭和43年、第3スタンドは昭和27年竣工であり老朽化しています。 ミッドナイト競輪実施のために照明設備を両スタンドの上部に設置しているため、取 り壊しがしづらい状況にありますが、将来的には取り壊すことが考えられます。 e 競走路(バンク) 平成5年に全面改装を行っています。 バンク内は池となっており、水都大垣らしい景観が保たれています。 なお、平成28年にミッドナイト競輪実施のために照明装置を整備しています。 f 駐車場 周辺に900台の駐車場を保有しており、来場者に対して十分な数を確保できています。 平成22年度から23年度までに、借上げ駐車場をすべて所有者に返還しています。 〔表1-1 駐車場の利用状況〕 区分 早朝前売前 正門前西 正門前東 本場開催時(平日) 満車 ほぼ満車 空車 (休日) 満車 満車 1/3空車 場外発売時(平日) 満車 ほぼ満車 空車 (休日) 満車 満車 1/2空車 資料:大垣市
⑵ 耐震性からみる課題 平成4年竣工のメインスタンド以外の耐震診断については、平成9年に実施しており、 第5・第6スタンド、バックスタンド、第2・第3スタンドともに耐震補強等が必要である という判定が下されています。 耐震補強をしても、建物の耐用年数が延びるわけではないため、建て替えを含めた再 整備を検討することが必要です。 ⑶ 法規制 都市計画法では、市街化区域となっています。 用途地区は、準工業地域となっています。 建ぺい率は60%、容積率は200%であり、高さ制限はありません。 ほとんどの用途の建物が建設可能な地域であり、今後の整備において制限はありませ ん。 なお、防火地域、準防火地域に指定されていませんが、建築基準法第22条指定区域で あり、屋根を耐火構造とする必要があります。 また、大垣市特別用途地区建築条例の該当地域(大規模集客施設立地制限地区)とな っており、床面積(観覧場の用途に供する部分にあっては、客席の部分に限る。)の合計 が1万㎡を超えるものを建築してはならないこととなっています。 メインスタンドの全面建替等の大規模な整備を行う場合には、留意することが必要で す。
2 収支状況の分析と課題の抽出
本項では、大垣競輪の収支状況とその要因について明らかにして、今後の課題につい て抽出していきます。 ⑴ 売上と収支の状況 大垣競輪の売り上げの傾向についてみると、記念競輪は横ばいから減少傾向にあるも のの、ミッドナイト競輪の伸びにより、売上が増加しています。 平成27年度の普通競輪の売上増加は、西日本カップの実施により場外発売が大きく増 加したことによります。 ミッドナイト競輪は、開始した平成27年度は玉野競輪場を借上で6日間の開催でした が、28年度は借上を12日に増やしました。 平成29年度からは、大垣競輪場で24日開催し、約35億円の売上を上げており、今後は 売り上げの大きな割合を占めることが期待されます。 〔図1-6 大垣競輪売上の推移〕 (単位:億円) 資料:大垣市 65 59 63 56 59 55 44 48 33 39 51 37 8 16 0 20 40 60 80 100 120 140 23 24 25 26 27 28 記念 普通(ミッドナイト除く) ミッドナイト〔表1-2 大垣競輪の開催日数〕 (単位:日) 区分 GⅢ FⅠ FⅡ 合計 昼間 ミッドナイト 平成23年度 4 21 33 - 58 平成24年度 4 21 33 - 58 平成25年度 4 21 30 - 55 平成26年度 4 21 27 - 52 平成27年度 4 18 21 6 49 平成28年度 4 15 21 12 52 資料:大垣市 大垣競輪の収支は黒字であり、黒字幅も増加傾向にあります。 開催収支については、平成26年度まで赤字でしたが、普通競輪の日数が減少するとと もに、ミッドナイト競輪を平成27年度より玉野競輪場を借り上げて実施したことにより、 黒字化しています。 平成29年度以降は、ミッドナイト競輪を大垣競輪で24日開催することになるため、よ り多くの黒字が見込まれます。 しかしながら、ミッドナイト競輪も2場同時開催の体制となる見込みであり、発走時間 の調整、場外発売の強化などによる売上向上策を引き続き実施していく必要があります。 開催外収支については、場外受託発売売上が横ばいから減少傾向にあるため、黒字幅 が横ばい基調にあります。 平成28年度は照明設備の工事を行ったため、特に黒字幅が小さくなっています。 今後は、快適な施設の環境を提供することにより、場外発売時にも多くの方々に来場 してもらう取り組みが必要です。
〔図1-7 収支状況の推移〕 (単位:億円) 資料:大垣市 なお、一般会計への繰出は、平成25年度以降行われるようになりました。 基金については、これまでの収益は競輪事業基金に積み立てていましたが、平成27年 度より競輪事業施設整備基金に積み立てています。 平成28年度は、ミッドナイト競輪実施のための照明設備整備に基金を取り崩していま す。 〔図1-8 一般会計への繰出金〕 (単位:億円) -2.20 -1.67 -0.36 -1.04 1.84 1.42 3.25 2.49 2.39 2.52 2.49 1.80 (3) (2) (1) 0 1 2 3 4 5 23 24 25 26 27 28 開催収支 開催外収支 0.5 0 0 0 0 0 1.5 0.8 0.8 0.8 0 0.5 1 1.5 2 平成19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
〔図1-9 基金積み立ての状況〕 (単位:億円) 資料:大垣市 8.5 8.2 8.2 9.1 9.4 9.4 9.4 9.4 7.9 1.9 2.0 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 平成20 21 22 23 24 25 26 27 28 競輪事業基金 競輪事業施設等整備基金
⑵ チャネル別・グレード別の入場者の状況 平成28年度において、1日当たりのグレード別の入場者数について比較すると、本場開 催の普通競輪では1,000人程度であり、記念競輪時には2,000人程度となります。 受託場外では、FⅠの場合はさらに少なくなることから、レース観覧・発売場所の集 約化を検討する必要があります。 なお、最大となる入場者数は、本場開催時では記念競輪開催時の2,408人であり、今後 特別競輪を実施することも考えると収容人数4,000人を目安とした施設整備を行うこと が考えられます。 〔表1-3 平成28年度1日当たりの入場者数〕 (単位:人) 区分 入場者 区分 入場者 本場開催 1日平均 最高 受託場外 1日平均 最高 FⅡ 1,044 1,585 FⅠ 832 1,255 FⅠ 891 1,085 GⅢ 1,173 2,003 GⅢ 1,710 2,408 特別 1,471 3,497 ※ 特別には、GⅠ、GⅡ、GP、全プロが含まれる。 資料:大垣市 経年変化をみても、本場開催、場外開催ともに減少傾向にあります。 本場開催のFⅠ・FⅡ、場外開催のFⅠでは、1,000人を下回る年も出てきており、通 常開催時よりコンパクトな運営が求められます。 なお、本場開催について、グレードによる違いが明確でない理由は、開催日中の土日 祝日の有無により、入場者が変化していることによります。
〔図1-10 グレード別入場者数の推移〕 (単位:人) ① 本場開催 ② 受託場外 ※ 平成29年度は、平成30年2月4日までのデータ 資料:大垣市 来場者アンケート調査結果から滞在割合を推計すると、次のようになります。 12時までに来場する割合は74.8%であり、12時までに来場するが午前中または2~3時 間程度と回答している割合は全体の19.2%で、差し引くと55.6%となります。 午後から来場する割合が18.6%であり、合計して74.2%となります。 したがって、入場者数に対して概ね4分の3が滞在しているとみることができます。
⑶ 収支見通し 収支見通しの作成につきましては、自転車競技法施行規則第34条による報告(以下「34 条報告」という。)をベースに行っています。 ① 売上見通し 収入については、車券売上や場外発売等収入、雑入等に分けて検討し、車券売上につ いては、記念競輪と普通競輪に分けて検討します。 1) 記念競輪等 記念競輪については、平成29年度実績をもとに平成24年度から28年度までの全国の増 加率(▲3%)で毎年推移するとして設定します。 なお、平成29年度は国際トラック支援競輪を開催しましたが、この売上は除外してい ます。 また、平成30年度は第3回ウィナーズカップを開催する予定ですので、第1回(高松) の売上状況から通常に加えて、30億円増加するものと設定します。 2) 普通競輪 普通競輪については、平成29年度にはFⅠ15日、FⅡ15日、FⅡミッドナイト24日の 開催となっていましたが、平成30年度以降は、FⅠ18日、FⅡ12日、FⅡミッドナイト 24日と設定します。 場外発売や電話、インターネット投票の増加により普通競輪の売上が伸びていますが、 平成29年度実績で横ばいに推移するものとして設定します。 3) 受託場外発売等による収入 場外受託発売額につきましては、平成28年度実績をもとに横ばいに推移するとして設 定します。
4) 雑入 払戻時効金やその他収入(売店賃貸料、入場料、その他)については、平成28年度実 績をもとに、横ばいに推移するものと設定します。 ② 支出の見通し 支出については、開催にともなう支出(払戻金、修繕・備品に係る経費、その他経費) について検討します。 支出には、施設整備(建設)費、投票機器等の更新費は見込んでいません。 1) 開催経費 的中したお客様への払戻金、JKA交付金等の車券売上に比例してかかる支出につい ては、平成28年度の実績をもとに、それぞれを払戻金74.8%(端数切捨金差引後の率)、 JKA委託料1.6%、JKA交付金1.8%、全輪協を含む負担金・補助金0.9%に設定しま す。 また、場外発売関連経費については、平成29年度見込みの場外発売売上の13.4%に設 定します。 なお、場外発売の割合は、平成28年度の実績より、FⅠは74.7%、FⅡは49.0%、ミ ッドナイトは55.4%、記念競輪は81.7%と設定します。 2) 開催以外にかかる支出 開催以外にかかる支出については、施設整備や修繕・備品等にかかる費用を見込みま す。 平成29年度予算額として、以降固定しています。 ③ 収支見通しの検討 ①、②の結果から、収支見通しを算出すると、約6.5億円の黒字となります。 一般会計への繰出金を1億円として、残りを積み立てて施設整備に充てることが可能で す。 黒字額は年々減少していきますが、10年後においても6億円程度は確保できる見込みで す。
〔表1-4 収支見通し〕 〔収 入〕 (単位:千円) 区分 H29年度 H30年度 H31年度 H32年度 H33年度 H34年度 H35年度 H36年度 H37年度 H38年度 H39年度 車券発売収 入 12,958,979 16,524,498 13,384,469 13,248,641 13,116,888 12,989,088 12,865,122 12,744,874 12,628,235 12,515,094 12,405,347 普通開催 8,147,000 8,856,878 8,856,878 8,856,878 8,856,878 8,856,878 8,856,878 8,856,878 8,856,878 8,856,878 8,856,878 FⅠ 4,100,000 4,914,971 4,914,971 4,914,971 4,914,971 4,914,971 4,914,971 4,914,971 4,914,971 4,914,971 4,914,971 FⅡ 520,000 414,907 414,907 414,907 414,907 414,907 414,907 414,907 414,907 414,907 414,907 ミッドナ イト 3,527,000 3,527,000 3,527,000 3,527,000 3,527,000 3,527,000 3,527,000 3,527,000 3,527,000 3,527,000 3,527,000 記念競輪 4,811,979 7,667,620 4,527,591 4,391,763 4,260,010 4,132,210 4,008,244 3,887,996 3,771,357 3,658,216 3,548,469 場外発売等 収入 148,000 148,000 148,000 148,000 148,000 148,000 148,000 148,000 148,000 148,000 148,000 雑入等 112,000 112,000 112,000 112,000 112,000 112,000 112,000 112,000 112,000 112,000 112,000 収入合計 13,218,979 16,784,498 13,644,469 13,508,641 13,376,888 13,249,088 13,125,122 13,004,874 12,888,235 12,775,094 12,665,347
〔支 出〕 (単位:千円) 区分 H29年度 H30年度 H31年度 H32年度 H33年度 H34年度 H35年度 H36年度 H37年度 H38年度 H39年度 総務費 63,752 63,752 63,752 63,752 63,752 63,752 63,752 63,752 63,752 63,752 63,752 開催費 12,492,777 15,653,999 12,830,065 12,707,910 12,589,420 12,474,485 12,362,998 12,254,855 12,149,957 12,048,206 11,949,507 払戻金 9,693,316 12,360,324 10,011,583 9,909,984 9,811,433 9,715,838 9,623,111 9,533,166 9,445,919 9,361,290 9,279,200 場外関係 委託費 1,233,181 1,570,513 1,233,481 1,218,902 1,204,761 1,191,043 1,177,737 1,164,831 1,152,311 1,140,168 1,128,388 競技会委 託料 207,344 247,867 200,767 198,730 196,753 194,836 192,977 191,173 189,424 187,726 186,080 その他開 催費 996,084 996,084 996,084 996,084 996,084 996,084 996,084 996,084 996,084 996,084 996,084 交付金・ 負担金等 362,851 479,210 388,150 384,211 380,390 376,684 373,089 369,601 366,219 362,938 359,755 維持修繕費 10,000 10,000 10,000 10,000 10,000 10,000 10,000 10,000 10,000 10,000 10,000 支出合計 (B) 12,566,529 15,727,751 12,903,817 12,781,662 12,663,172 12,548,237 12,436,750 12,328,607 12,223,709 12,121,958 12,023,259 収支見通し (A-B) 652,450 1,056,747 740,652 726,979 713,716 700,851 688,372 676,267 664,525 653,136 642,088 ※ 平成29年度実績見込みは、国際トラック支援競輪の売上・経費を除き、2~3月の開催は他のFI、FⅡの売上・経費を見込んでいます。
3 サービスに関する現状と課題
本項では、大垣競輪場におけるサービス等に関する現状と課題を整理し、今後の施設 整備等に資する課題を抽出します。 ⑴ 場内観戦環境に関する状況 メインスタンドの2階には映像ホールがありますが、2階へのアクセスが階段のみであ ること、投票窓口(発売機)が少ないことから、場外発売時には多くのお客様は1階で観 戦している状況にあります。 2階のスペースは有効に活用されていないところもあることから、快適な映像観戦の場 所を確保するための再整備として、スペースの見直しとアクセスの見直しが必要です。 また、お客様用のエレベータがないことから、体の不自由な方への対応が十分であり ません。 メインスタンドにおけるエレベータの整備によって、バリアフリー対応を実現するこ とが必要です。 ⑵ 場内サービス施設に関する状況 メインスタンド内には、1階に飲食店が2軒、3階に飲食店と売店が1軒ありますが、案 内等が十分でなく、わかりにくい位置にあります。 今後、公園と一体となった整備を行うにあたり、競輪来場者以外での利用を促進する には、スペースの見直しにより移転等を検討する必要があります。 あわせて、初心者ガイダンスコーナー、子どもひろばの移転整備も必要です。 ⑶ 前売発売所に関する状況 現在は北門にある前売発売所において、レース開始前の10時頃まで発売を行っていま す。 発売所の前に車を停めるスペースが十分でなく混雑していること、このため、道路を 挟んだ駐車場との往来が増え安全性が確保できないことが懸念されます。4 施設整備を進めるにあたっての課題整理
本項では、これまでの調査結果にもとづき、大垣競輪場の施設整備を行うにあたって 留意すべき課題について整理します。 ⑴ 観覧・発売施設の集約化 平成29年度の予定では、本場開催(ミッドナイトを除く。)は、GⅢが4日(国際自転 車トラック競技支援4日を除く。)、FⅠが15日、FⅡが15日です。 今後も同様の開催を行うとすると、約300日は場外発売を実施することになります。 これまでの競輪場施設は、開催を前提として施設が整備されており、映像観戦を快適 にできる施設対応ができているところは多くありません。 記念競輪以外では、1,000人程度の入場者であることから、開催時においてもメインス タンド内に、観覧・発売場所を集約化することが望まれます。 近年では、映像ホールを整備した競輪場がいくつかみられますが、大垣競輪場におい てもメインスタンド2階にある映像ホールを整備充実させていく必要があります。 また、施設の有効活用を考えて、前売発売所の機能をメインスタンド内に取り込み、 集約化と効率化を図ることができます。 → ① メインスタンド1階の改修(前売発売機能) ② メインスタンド2階の映像ホールの整備 ⑵ 選手管理施設のリニューアル バックスタンドは、今後とも観客席として利用することがないこと、選手管理棟のス ペースが十分でなく、老朽化し耐震診断上も大規模な改修が必要となっていることから、 より快適な環境とするためには、バックスタンドを取り壊し、選手管理棟を新たに建て ることが必要です。 → ① 選手管理棟のリニューアル⑶ 管理機能配置の見直し 施設の集約化を考えるうえで、メインスタンド内の使われていないスペース等を見直 すことが必要です。 選手管理施設のリニューアルにより、記者席や放送スタジオを取り込むことができる ため、飲食店が撤退した2階だけではなく、4階や5階のスペースにも空きが生じることと なります。 そこで、老朽化した事務所に入居している集計センターや施行者事務所等の移転によ り、メインスタンド内に集約化を検討します。 → ① メインスタンド2階スペースの再配置 ② メインスタンド4階・5階諸室の配置見直し ⑷ スペースの有効活用 観覧・発売施設の集約化によって、北門側にオープンスペースができることとなりま す。 このスペースについては、前売発売のためのアプローチとしての機能を持たせること が必要ですが、地域のニーズ等を勘案して、自転車等のコースとして活用することを考 えます。 また、正門側の売店等についても利用されていないことから撤去するとともに、第2・ 第3スタンド側の利用していないスペースと公園との一体的な整備により、有効活用する ことを検討します。 → ① 北門側のオープンスペースの有効活用 ② 第2・第3スタンド側のオープンスペースの活用
⑸ 地域事情や社会経済状況に配慮した施設整備の検討 東日本大震災、熊本地震等の大規模災害の発生を受け、防災に対する意識、省エネル ギーに対する意識が高まっています。 地域に立地する競輪場としては、耐震基準を満たしたメインスタンド等を活用し、避 難場所や備蓄場所として地域における防災拠点としての役割が求められます。 メインスタンドにおいては、一時的な避難場所としての対応を考え、非常時には特別 観覧席等を活用し、スペースを提供する仕組みを考えることとします。 なお、新たに整備する選手管理棟においては、省エネルギーに資するような太陽光パ ネルの設置、選手宿舎と一体となった備蓄場所としての役割を果たすように配慮するこ ととします。 → ① 各施設における災害発生時の対応検討
第2章 施設整備に関するニーズ把握
1 来場者アンケート調査結果
⑴ 調査概要 ① 調査目的 大垣競輪場の来場者に対して、現状の施設・サービスに関する評価と今後の要望につい て尋ねることで、今後の施設整備に役立てます。 ② 調査対象 平成30年2月24日(FⅡ開催:ガールズケイリン最終日)に大垣競輪場へ来場した人に 調査票を配布し、自記式で回答を依頼しました。 ③ 回収数 183人(当日入場者数1,153人) ④ 調査項目 調査項目 調査内容 回答者の属性 ○性別 ○年齢 ○住所 ○職業 ○同伴者 ○交通手段 競輪参加につ いて ○競輪歴 ○来場頻度 ○他の公営競技場の利用 ○電話・インターネット投票の利用 ○ミッドナイト競輪の利用 ○ミッドナイト競輪の観戦 ○他の公営競技やギャンブル等の利用 ○車券購入金額及び近年の増減 大垣競輪への 来場 ○来場時間 ○滞在時間 ○観戦場所 ○来場グレード(本場、場外) ○予想時の情報源 ○開催日程を知る手段⑵ 調査結果概要 ① 来場者の属性 女性が1割、40代以下が4分の1、市内からの来場が最も多く、広く近隣からの来場があ ります。 ガールズケイリンの実施により女性、若年層、広域的な来場があったと考えられます。 また、競輪の魅力を高めること、投票や観戦環境を改善することはもちろんですが、公 園との一体的な整備を進めることにより、より来場を促す仕組みづくりを行うことが考え られます。 〔図2-1 性別(N=183)〕 〔図2-2 年齢(N=183)〕 91.8% 8.2% 0% 20% 40% 60% 80% 100%
男
女
2.7% 4.4% 18.0% 16.4% 27.9% 30.6% 0% 20% 40% 60% 80% 100%20代
30代
40代
50代
60代
70代以上
〔図2-3 住所(N=183)〕
30.6% 39.9% 9.3% 8.7% 11.5%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
② 競輪参加について 岐阜競輪や名古屋競輪への来場割合が高く、インターネット投票利用割合が高くない状 況にあります。 また、中央競馬、ボートレースへの参加割合が3割以上あります。 本年度の全日本選抜(四日市競輪)のPRで競輪場がコラボレーションして「ぐるっと ラリー」と実施しましたが、このような場間の取り組みを継続して来場(購入)を促進し ていくことが必要です。 連携だけではなく、来場を促すためには、施設自体の魅力も高めていくことが必要です。 中央競馬、ボートレースは施設整備を積極的に進めており、競輪場施設の整備が追い付 いていない状況にあるため、今回の調査結果を受けた施設改善を進めていく必要がありま す。 〔図2-4 他の公営競技場の利用(N=181)〕 63.5% 36.5% 0% 20% 40% 60% 80% 100%
行く
行かない
〔図2-5 他の公営競技場の利用(N=111:複数回答)〕 〔図2-6 他の公営競技やギャンブル等の利用(N=143:複数回答)〕 61.3% 28.8% 13.5% 11.7% 15.3% 3.6% 13.5% 6.3% 19.8% 0% 20% 40% 60% 80% 岐阜競輪 名古屋競輪 笠松競馬 ボートピア養老 その他競輪 その他地方競馬 中央競馬 その他ボートレース その他 34.3% 18.9% 31.5% 4.9% 33.6% 12.6% 26.6% 11.2% 6.3% 0% 10% 20% 30% 40% 中央競馬 地方競馬 ボートレース オートレース パチンコ パチスロ 宝くじ ナンバーズ・ロト サッカーくじ
インターネット投票は、大垣競輪の収益を支えるミッドナイト競輪売上に直接つながる ものであり、場内で会員登録ガイダンスや会員スペースの設置を行うなどの取り組みが必 要です。 なお、ミッドナイト競輪を観戦したいという希望も多いことから、会員等限定ツアーな どの実施も検討する必要があります。 〔図2-7 電話・インターネット投票の利用状況(N=183)〕 〔図2-8 ミッドナイト競輪の利用状況(N=180)〕 〔図2-9 ミッドナイト競輪の利用意向(N=180)〕 28.7% 65.7% 5.5% 0% 20% 40% 60% 80% 100%
利用している
利用していない
利用したいがやり方がわからない
13.3% 86.7% 0% 20% 40% 60% 80% 100%購入している
購入していない
43.9% 56.1% 0% 20% 40% 60% 80% 100%思う
思わない
〔図2-10 ミッドナイト競輪の観戦意向(N=179)〕
49.7% 50.3%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
③ 大垣競輪への来場 3分の1強が開門からで、12時頃までで7割を占めています。 ほとんどの人は最終レースまで滞在している状況です。 観戦場所は、メインスタンド1階バンク側と3階特別観覧席に大きくわかれています。 多くの人が、ほぼ1日を過ごしていることから、観戦環境を充実させることがより必要 です。 また、調査日が冬季であることも影響していますが、階段等アプローチの整備により、 観覧のしやすい2階への誘導を検討する必要があります。 〔図2-11 来場時間(N=182)〕 35.2% 19.8% 19.8% 13.7% 3.3% 1.6% 6.6% 0% 20% 40% 60% 80% 100%
10時頃
11時頃
12時頃
13時頃
14時頃
15時頃
特に決めていない
〔図2-12 滞在時間(N=182)〕 〔図2-13 観戦場所(N=176)〕 40.1% 6.0% 18.1% 0.5% 7.7% 27.5% 0.0% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 午前~昼間レース終了 午前中のみ 午後のみ 1時間程度 2時間程度 3時間程度 前売りのみ 35.8% 12.5% 10.2% 2.3% 28.4% 2.8% 4.0% 4.0% 0% 20% 40% 60% 80% 100%
メインスタンド1階バンク側
メインスタンド1階休憩所側
メインスタンド2階バンク側
メインスタンド2階多目的ホール
特別観覧席
ロイヤル席
第1・第2コーナー
第3・第4コーナー
④ サービス、施設・設備への評価 施設全体に対する評価、付帯施設に関する評価、サービス・情報提供に関する評価すべ てに厳しい評価が下っています。 施設全体への取り組みの中でも、特に分煙に関する評価が低く、お客様から個別に意見 もいただいております。 分煙に関しては、エリアの明示と警備員等の指導による徹底が必要です。 また、煙草を捨てないような清掃など、場内での雰囲気づくりを進めていくことも必要 です。 また、清潔感についての改善も必要で、特にメインスタンド1階の採光がうまくいって いないこと、床が汚れていること、吹き抜け等届きにくいところの清掃ができていないと いう意見もいただいています。 ご意見への対応についても、施設計画の中に反映させていくことが必要です。 投票・観戦については、他の項目よりも満足度は高いですが、場内モニターの数に満足 いただけていない結果が出ています。 場内モニターにつきましては、設置場所の選択と集中、見やすい高さや場所についての 検討が必要です。 付帯施設につきましては、駐車場・駐輪場、ドリンクサービスを除き、評価が非常に低 い状況にありました。 特に、飲食店、売店、トイレにつきましては、洋式対応等、個別に改善を要望する意見 もあり、早急な改善が求められます。 サービス・情報提供については、ホームページの改善や競輪選手との交流についての評 価が、特に低い状況にありました。 施設計画に反映させる内容ではありませんが、改善していくことが必要です。
〔図2-14 施設全般に関する満足度〕 各項目について、5点(満足)~1点(不満)をつけていただき、満足度を評価しました。 〔図2-15 投票・観戦に関する満足度〕 11.7% 10.7% 10.6% 8.9% 18.0% 11.7% 38.5% 50.6% 39.1% 15.1% 11.8% 21.8% 25.7% 9.0% 16.8% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 分煙環境(禁煙エリアの充実)(N=179) 安心・安全な場内環境(N=178) 清潔感のある場内環境(N=179) 5点 4点 3点 2点 1点 平均 2.78 3.10 2.66 9.0% 10.7% 12.9% 11.8% 15.7% 14.7% 19.7% 23.0% 46.1% 50.8% 43.3% 48.3% 19.1% 14.7% 17.4% 10.1% 10.1% 9.0% 6.7% 6.7% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 場内モニタの数(N=178) レース情報の提供(内容)(N=177) 観覧席(レース観戦環境)(N=178) 投票所(車券購入)(N=178) 5点 4点 3点 2点 1点 平均 3.23 3.15 3.03 2.94
〔図2-16 付帯施設に関する満足度〕 18.6% 6.2% 5.6% 13.1% 5.8% 7.9% 8.6% 6.9% 15.3% 4.5% 3.9% 12.6% 8.7% 9.6% 8.6% 8.6% 49.7% 38.4% 38.8% 49.7% 69.2% 39.3% 60.6% 48.6% 11.9% 27.1% 28.7% 17.7% 9.3% 21.3% 13.1% 24.6% 4.5% 23.7% 23.0% 6.9% 7.0% 21.9% 9.1% 11.4% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 駐車場・駐輪場(N=177) 売店(N=177) 飲食店(N=178) ドリンクサービス(給茶器)(N=175) インフォメーション(クローク)(N=172) トイレ(N=178) 早朝前売発売所(N=175) 休憩場所(オープンスペース)(N=175) 5点 4点 3点 2点 1点 平均 2.75 2.94 2.60 2.97 3.07 2.40 2.42 3.32
〔図2-17 サービス・情報提供に関する満足度〕 10.2% 6.8% 8.4% 9.0% 11.8% 23.6% 11.9% 9.0% 6.7% 9.0% 10.1% 14.6% 57.6% 63.3% 54.5% 55.9% 52.2% 53.9% 13.0% 13.0% 19.7% 19.2% 18.5% 3.4% 7.3% 7.9% 10.7% 6.8% 7.3% 4.5% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 競輪オフィシャルホームページ(N=177) 大垣競輪ホームページ(N=177) 競輪選手との交流(N=178) 競輪のPR(N=177) 場内イベント(N=178) 無料バス(N=178) 5点 4点 3点 2点 1点 平均 3.49 3.01 2.94 2.83 2.94 3.05
⑤ 今後の施設整備に関する意見 今回提示した8項目については、支持するという割合が、支持しないという割合を上回 っていました。 特に、「ファストフード・レストランなどの飲食施設の誘致」、「コンビニエンススト アの誘致」につきましては過半数の支持を得ており、先の飲食店や売店への評価と一致し ています。 また、「入場料の無料化」、「東公園と一体的な整備による緑地・広場等の設置」への 支持は、それぞれ5割、4割と高く、施設整備の考え方として尊重していきたいと考えます。 「シアタールーム(映像観戦スペース)の設置」は4割、「グループルーム(団体席) の設置」は3割の支持があり、メインスタンドの改修メニューとして取り入れていきます。 〔図2-18 今後の施設・サービスについての意見〕 40.2% 53.9% 27.4% 41.1% 53.9% 58.3% 40.8% 29.4% 7.8% 8.3% 11.2% 6.1% 5.6% 5.6% 9.5% 12.8% 52.0% 37.8% 61.5% 52.8% 40.6% 36.1% 49.7% 57.8% 0% 20% 40% 60% 80% 100% ⑧東公園と一体的な整備(N=179) ⑦入場料無料化(N=180) ⑥メンバーカードの導入(ICカード:キャッシュレ ス投票の実施)(N=179) ⑤無料Wi-fiの充実(N=180) ④コンビニエンスストアの誘致(N=180) ③ファストフード・レストランなどの飲食施設の 誘致(N=180) ②シアタールーム(映像観戦スペース)の設置 (N=179) ①グループルーム(団体席)の設置(N=180) 設置/実施してほしい 設置/実施しないでほしい どちらでもよい
⑥ 開催に関する意見 ナイター競輪やナイター競輪の場外発売については、多くの支持がありました。 近隣との調整等を進め、実現していくこととします。 このためには、施設やサービス面での環境整備を進めていくことも必要です。 〔図2-19 ナイター競輪実施についての意見〕 〔図2-20 ナイター競輪来場を促進するための方策〕 72.5% 70.8% 27.5% 29.2% 0% 20% 40% 60% 80% 100% ナイター競輪の場外発売実施 (N=178) ナイター競輪の実施(N=178) 来場したい 来場したくない 36.5% 28.7% 25.3% 21.3% 19.1% 18.0% 12.4% 10.1% 6.7% 6.2% 1.7% 0% 10% 20% 30% 40% 景品等プレゼント 入場料無料化 予想紙プレゼント 軽食・飲み物の提供 夜楽しめるイベント 車券プレゼント 特別観覧席割引 予想会・トークショー 未確定車券抽選会 当たりやすい番組 その他
2 お客様ニーズの反映
本項では、来場者アンケート調査の結果を踏まえ、大垣競輪場の施設整備への意見の 反映について検討します。 ⑴ 施設全体の魅力を高める整備 全般に施設に関する評価が厳しい状況にあります。 これは、メインスタンドを整備してからの25年間で、現状にあわなくなっているところ、 維持管理の面で十分ではないところがあったことが原因であると考えられます。 施設の持つ収容力に対して、お客様の数が少なくなっているにもかかわらず、現状では メインスタンドのスペースを有効に活用できていない状況にあります。 このため、設備等の傷みなどへの対応が十分にできず、清潔感がない施設となってしま っています。 お客様の評価と、施設整備への意見を反映させながら、メインスタンドを中心とした施 設全体の魅力を高めていくことが必要です。 ⑵ 個別施設への対応 特に評価の低かった、「飲食店」、「売店」、「トイレ」については、他のレジャー、 ショッピング施設と同様レベルに整備していく必要があります。 より多くの人が繰り返し来場するような施設を目指すには、上記の施設改善はもちろん のこと、競輪自体を楽しんでもらえるような情報提供やガイダンスの充実を図る必要があ ります。 このためには、「シアタールーム(映像観戦スペース)の設置」、「グループルーム(団 体席)の設置」を手掛けて、様々なお客様のニーズに応えていくことが必要です。 ⑶ 来場を促す環境整備 これまで競輪場に来場しなかった層に興味を持ってもらうための方策としては、「入場 料無料化」、「公園と一体的な整備による緑地・広場等の設置」による競輪場の公園化、 ナイター競輪の実施による新たなお客様層の開拓があります。 ナイター競輪の実施にあわせて、公園として楽しむことのできる付帯施設の整備、サー ビス提供の充実ができるスペースの検討も必要です。第3章 基本構想の作成
1 施設整備コンセプトの検討
メインスタンドの整備から25年が経過し、当時と現在とでは来場者の状況に大きな変化 がみられます。 本場開催日数の減少、入場者の減少により、メインスタンド内においても、競輪場内の 様々な施設が過剰になってきています。 一方で、メインスタンド以外の施設については老朽化が著しく、耐震のためには大規模 な補強が必要とされていることから、お客様の観戦する施設をメインスタンドに集約化し、 コンパクトな管理運営を目指すことが必要です。 また、場外発売の日数が300日余りとほとんどを占めており、映像観戦に対応した施設 再整備が必要となっています。 今後は、複数場の場外発売やナイター場外発売にも取り組むことなど、発売形態の変化 に対応した整備についても検討が必要です。 これらのことを考えると、メインスタンドにサービス機能、運営機能等を集約化し、選 手管理棟をリニューアルすることで、大きく2つの建物でコンパクトな運営を実現できる 競輪場とすることを施設整備のコンセプトとします。 東公園との境界を取り払うとともに、老朽化した施設の撤去により確保できるスペース については、地域の活動に利用できるようなスペースとして開放できるようにしていきま す。 これらの施設整備により、お客様が利用しやすいような施設とするとともに、防災面へ も配慮した施設とし、遊び場・憩いの場としての競輪場再整備を検討します。 〔施設整備のコンセプト(案)〕 ⑴ 快適な観戦環境を提供する競輪場 ⑵ サイクルパークとして地域の活動拠点となる競輪場 ⑶ 地域の防災やクリーンエネルギー推進の拠点となる競輪場2 施設整備方針の検討
本項では、施設整備の方針として、ゾーニングについて検討するとともに、既存建物 についての整備・活用の方向性について整理した後、新たな建物の配置案を提示します。 ⑴ ゾーニング(案) 整備に関するゾーニングは、次のとおり想定します。 〔表3-1 ゾーニング別施設整備方針〕 ゾーニング 施設整備方針 a メインスタンド エリア 快適な観戦環境を確保するために、メインスタンドの再整備 を行います。 b エントランスエ リア 老朽化した施設を取り壊し、オープンスペースを確保します。 c 市民交流エリア 市民活動にも利用できるように、オープンスペースを確保し ます。 d 管理運営エリア 競輪運営を円滑に行うために、選手管理等機能を持つ施設を 整備します。〔図3-1 ゾーニング(案)〕
b エントランスエリア
a メインスタンドエリア
d 管理運営エリア
⑵ 既存建物についての整備・活用の方向性(案) 既存の建物をベースとした、整備・活用の方向性は、次のとおりです。 老朽化した施設を取り壊して集約化しながら、新しい建物を整備していきます。 〔表3-2 整備の方向性〕 エリア 建物等 整備の方向 備考 a メイン スタンド エリア メインスタ ンド1階 ① 第4コーナー側のサービスコーナー等のスペ ースを見直し、投票機器を配置し、「前売発売 の機能」を持たせます。 ② 1階投票所は、原則として開催時のみオープ ンさせます。 ③ 西側の食堂・休憩所等のスペースを見直し、 「子どもひろば」、「イベントスペース」を整備 します。 ④ 西側に装飾等による照明を行い、内部の照度 を上げます。 「イベン トスペー ス」と「シ アター観 覧スペー ス」は入 れ替え可 能としま す。 メインスタ ンド中2階 ① 現状維持。 メインスタ ンド2階 ① バンク側から「外階段を設置」し、場外発売 時には基本的には2階をオープンさせます。開 催時にも「メイン観覧スペース」とします。 ② 非開催時はカーテン等により座席部分を区 切り、温度管理を行います。 ③ 「こどもひろば」、「食堂」、「ホール」等のス ペースを見直し、「シアター観覧スペース」、「施 行者事務所」、「飲食店・売店」を整備します。 ④ 西側に装飾等による照明を行い、内部の照度 を上げます。 メインスタ ンド3階 ① 座席幅を広げて席数を減少させます。 ② バンク側はグループ席として整備します。 メインスタ ンド4、5階 ① 開催本部及び来賓室等の配置を見直し、統制 室のスペースを確保します。 エレベータ ① 第1コーナー側に新設します。
エリア 建物等 整備の方向 備考 b エント ランスエ リア 北入場門・ 売店 ① 取り壊し、メインスタンド1階に機能を持たせ ます。 ② 東公園との境界を取り払います。 前売投票所 ① 取り壊し、メインスタンド1階に機能を持たせ ます。 事務所棟 (集計セン ター) ① 取り壊し、メインスタンド4階に移転します。 第5・第6ス タンド (第3・第4 コーナー) ① 現状維持。 ② スイトルームを記者室として改修します。 ③ 施行者事務所、委託事業者事務所はメインス タンド2階へ移転を検討します。 テント ① 取り壊し、エントランス広場として整備しま す。 ② 開場前は「前売用駐車スペース」、開場中は 「運動スペース(キッズバイク等)」として運 用します。 c 市民交 流エリア 第2・第3ス タンド (第1・第2 コーナー) ① 現状維持。 ② 将来的には選手宿舎の移転用地として検討し ます。 空地 ① 公園として整備します。(フットサル、3on3 等のコートとして利用できるようにします。) ② 東公園との境界を取り払います。 正門及び売 店等 ① 取り壊し、仮設管理棟の場所として活用後、 再整備を行います。 d 管理運 営エリア バックスタ ンド (選手管理 棟) ① 取り壊し、新たに整備します。(現地建て替 え) ② 管理棟機能のみが必要ですが、照明設置高さ を維持するため、3層を検討します。
エリア 建物等 整備の方向 備考 ⑥ トレーニングルームとして、一般開放も検討
します。 選手宿舎 ① 現状維持。
⑶ 配置イメージ(案) 新しい建物の配置イメージは、次のとおりです。 建物を「メインスタンド」、「選手管理棟」の2つに集約し、北門側、正門側の老朽化し た建物を撤去して、オープンスペースを確保します。 〔図3-2 配置イメージ(案)〕 選手管理棟整備 低層に建て替え 公園と一体的 に整備 (芝生、広場) 売店、テント、北入場 門、早朝前売発売所、 警察官詰所は取り壊し レストラン、正面入場 門、警察官詰所は取り 壊し 公園と一体的に整備 (メインスタンドへ車のアプロー チあり) (自転車で遊べるカラー舗装) メインスタンドへアプ ローチ メインスタンド 各階のリニューアル エレベータの設置 2階へのアプローチの設置 記者席として改修
3 主な施設の整備イメージ
改修する施設については、次のものを予定し、以降詳細な内容を示していきます。 〔改修する施設〕 ⑴ メインスタンド ⑵ 選手管理棟 ⑶ エントランスエリア ⑷ 市民交流エリア ⑴ メインスタンド メインスタンドは平成4年に完成し、当時の来場者数、開催状況にあわせて建設されて いるため、スペースの有効利用が課題となっています。 約300日ある場外発売時に快適な観戦環境を提供すること、現在の来場者数にあわせた コンパクトな運営、バリアフリーに対応し、お客様が移動しやすい環境をつくることが 必要です。 また、東公園と一体的な整備を行うにあたり、公園利用者の利便施設としての役割を 果たす必要があります。 これらの点を考慮し、メインスタンド内の改修、必要となる設備の設置を進めること とします。〔表3-3 メインスタンド整備内容〕 区分 整備内容 【発売・観戦】 1階 前売発売所の設置 投票所の縮小運営 2階 シアター観覧席の設置(300席程度) 3階 机・椅子の改修(1人席・2人席) グループ席の設置 キャッシュレス投票の導入 4階 ロイヤル席、来賓室(調度品等の更新) 【サービス】 飲食売店 飲食売店の適正な配置 サービス機能 「子どもひろば」を移転(1階) 「イベントスペース」の整備(1階) トイレ 多目的トイレの設置(バリアフリー対応)(各階) エレベータ 利便性向上、バリアフリー対応(外付け) 屋外階段 利便性向上(スロープも検討) 屋内照明 屋内の照度を上げる、塗装等により明るい色調とする。 情報通信 Wi-fiの全面導入 【管理・運営】 開催本部 開催執務委員長室、競技委員長室、審判室、写真室等の諸室配置等の 見直し(記者室の移転等) 集計センター 5階へ移転 施行者事務所 2階へ移転
〔図3-3 メインスタンド内配置模式図(案)〕
バンク側
こどもひろば 等サービス 機能 投票所 イベントスペース EV EV 1F M2 前売 控室・倉庫等メインスタンド
バンク側
売店等 サービス機 能 投票所 シアター観覧スペース 有料席(1人席、2人席) EV 外階段 グループ席 EV 2F 3F キャッシュ レス投票 対応ス ペース 事務 所等 投票所 売店等 サービス機 能 外付け エレベータメインスタンド
〔図3-3 メインスタンド内配置模式図(続き)(案)〕 〔図3-4 シアター観覧スペースのイメージ〕 資料:武雄競輪場
バンク側
投 票 所 機械室 EV EV 4F 5F 開催本部等 ロイヤル 来賓 吹抜 審判・放送等 集計センター等 来賓メインスタンド
⑵ 選手管理棟 バックスタンドは、昭和43年竣工であり、耐震診断においても大規模な補修が必要とさ れていること、今後の来場者数を考慮した場合観客スタンドが不要であることから、現状 のスタンドを取り壊して、選手管理棟を新たに建築することとします。 現状の選手管理棟にある機能・諸室に加えて、記者室を移動させるとともに、放送スタ ジオを設置します。 現在は、メインスタンド内の会議室にスタジオを設置していますが、選手管理棟に設置 することで、選手のインタビュー出演等が容易になり、お客様へのサービスの向上を図る ことができます。 また、第5スタンド下にある選手道場を移動させ、非開催時にローラー室等選手が利用 しやすい環境をつくります。 なお、工事期間中は正門側に仮設の管理棟を設置して、開催を続けることとします。 〔表3-4 選手管理棟整備内容〕 区分 整備内容(配置する諸室) 1階 選手管理諸室:検車場、ローラー室、出走控室等 管理諸室:事務所、売店、機械室、倉庫等の用途、選手道場 2階 選手管理諸室:選手控室、観覧席 管理諸室:事務所、機械室、倉庫等の用途 3階 管理諸室:事務所、機械室、倉庫等の用途 スタジオ:記者席(インタビュー室を含む。)
〔図3-5 選手管理棟配置模式図(案)〕 〔図3-6 選手管理棟全景イメージ〕 1F キャッシュレス投票対応 スペース 検車場・ローラー室 2F 3F 管理諸室 インタビュー室 スタジオ 記者席
バンク側
選手道場 選手控室・観覧席 出走控室等 管理諸室 管理諸室管理棟
⑶ エントランスエリア 現在の前売発売所をメインスタンド内に移転させるために、老朽化した施設を撤去し、 道路からのアプローチの変更を行います。 このスペースは、昼間にはサイクルスポーツができるスペースとして活用します。 〔表3-5 エントランスエリアの整備内容〕 区分 整備内容 エントランス広場 (サイクルパーク) ○前売駐車スペース ○屋根付きのアプローチ ○キックバイクスペース等として活用 トイレ 改修 〔図3-7 キックバイクのイメージ〕 資料:四日市競輪場
⑷ 市民交流エリア 選手管理棟の整備が終わった後に、本エリアの整備を行います。 広場、各種レクリエーションスペース等を整備し、トイレを改修することにより、地域 住民に開かれたスペースとして活用できるようにしていきます。 〔表3-6 市民交流エリアの整備内容〕 区分 整備内容 スポーツ広場 芝生広場 ○各種スポーツ(フットサル、ハンドボール、テニス等のコート として利用可) ○レクリエーション(芝生、公園) ○イベント会場(地域のイベント、フリーマーケット等の会場と して利用) トイレ 改修
⑸ 詳細検討 ① 窓口数の検討 大垣競輪場は、来場者数が減少傾向にあり、本場開催のFⅠ・FⅡ、場外発売のFⅠ では、1,000人を下回る年も出てきており、通常開催時には、よりコンパクトな運営が求 められています。 このため、メインスタンドに必要となる窓口数について、検討を行います。 平成28年度の投票所別売上状況から、おおよそのお客様の分布をみると、次のように なります。 なお、場外発売では2階を閉鎖しており、0%です。 〔表3-7 投票所別売上比率〕 (単位:%) 区分 1階 2階 1階+2階 (一般席) 3階 (特別観覧席) 本場 57.7 9.5 67.1 32.9 場外 52.9 0.0 52.9 47.1 来場者数を、1,000人(FⅠ・FⅡ)、1,500人(GⅢ)、3,000人(特別)と設定し、 上記の分布であると仮定すると、次のような人数分布となります。 〔表3-8 想定される来場者数〕 (単位:人) 区分 想定される来場者数 合計 一般席 特別観覧席 来場者(FⅠ・FⅡ) 1,000 671 329 (GⅢ) 1,500 1,007 493 (特別) 3,000 2,200 780
1窓口当たりの対応人数を自動発売機で50人、対面窓口で45人とし、一般席は20窓口ま でが自動発売機、特別観覧席は全窓が自動発売機であるとした場合、必要となる窓口数は 次のように試算されます。 〔表3-9 想定される来場者数に対して必要となる窓口数〕 (単位:人、窓口) 区分 人数 発売窓口数 一般席 特別観覧席 必要窓口数 一般席:20窓口まで自動機 特別観覧席:全窓口自動機 1,000 14 7 1,500 21 10 3,000 47 16 現状最大窓口数 91 (1階56、2階35) 25 ※ 特別観覧席は780席で満席。 現状の窓口数は、最大に設定した場合、一般席は91窓口、特別観覧席は25窓口であり、 特別競輪を開催した場合でも、窓口数は過剰であることがわかります。 しかも、GⅢの1,500人設定においても、2階の窓口数のみで十分に対応可能です。 したがって、シアタールームの整備後には、前売を除き2階のみでの対応が考えられま す。
なお、実際には途中から来場する人、途中で帰る人もいることから、競輪場内に滞在し ている人数は、入場者数よりも少ない状況にあります。 来場者調査から推計すると、おおむね4分の3の人が、ほぼ1日を過ごしているという結 果を得ましたので、その数値をもとに、必要となる窓口を試算すると次のようになります。 〔表3-10 想定される滞留者数〕 (単位:人) 区分 想定される滞留者数 合計 一般席 特別観覧席 滞留者(FⅠ・FⅡ) 750 503 247 (GⅢ) 1,125 844 281 (特別) 2,250 1,688 562 〔表3-11 想定される滞留者数に対して必要となる窓口数〕 (単位:人、窓口) 区分 滞留者数 発売窓口数 一般席 特別観覧席 必要窓口数 一般席:20窓口まで自動機 特別観覧席:全窓口自動機 750 11 5 1,125 17 6 2,250 36 12 現状最大窓口数 91 (1階56、2階35) 25 発売に関する従事員数は、窓口数×1.2程度とされていますので、FⅠ・FⅡにおいて は20人、GⅢにおいては28人が目安となります。 現状では、71人が配置されていますので、今後より必要となるサービス業務等への配置 転換等を検討することが考えられます。
② 座席数の検討 大垣競輪場では、来場者数が減少傾向にあり、本場開催のFⅠ・FⅡ、場外発売のF Ⅰでは、1,000人を下回る年も出てきており、通常開催時にはよりコンパクトな運営が求 められています。 このため、メインスタンド特別観覧席、ロイヤル席に必要となる座席数について、検 討を行います。 平成28年度の特別観覧席、ロイヤル席利用状況から、お客様の分布をみると次のよう になります。 特別観覧席の利用率は、ピーク時の記念競輪においても3割程度であり、非常に低い状 況にあります。 ロイヤル席は、利用率が全般に高い状況にあります。 〔表3-12 投票所別売上比率〕 (単位:席、%) 区分 3階特別観覧席(定員780席) 4階ロイヤル(定員16席) 利用席数 利用率 利用席数 利用率 最大 233 29.9 13 81.3 最小 62 8.0 7 43.8 これらの状況から、特別観覧席の一部を改修して、グループ席、1人席をつくることに より、ニーズに合った座席とすることが考えられます。 また、2人席、1人席ともに、机、椅子の幅を広げるとともに、キャッシュレス対応を考 えて、通路を広げます。 グループ席の前2列を改修し、4人席×12=48人、2人席×20、1人席×20、後6列分とし て=360人、最後列には、車いす対応席(スペース)を含みます。 また、ロイヤル席については現行を維持し、4階の改修時に内装の改修、間仕切の移動 によりスペースを広げ、定員を増やすことが考えられます。
4 整備スケジュール及び事業費の検討
本項では、整備にあたってのスケジュールと事業費について記載します。 ⑴ 想定事業費 ① メインスタンド改修 1) 改修面積2,000㎡を想定し、2,000㎡×15万円/㎡(内装)=3億円 (1階~3階:各500㎡、4階と5階で500㎡、合計2,000㎡) 2) 外付エレベータ:1億円 3) 照明・トイレ工事・備品等に2億円を想定し、合計で6億円 ② 選手管理棟新築 1) 延床面積3,000㎡を想定し、3,000㎡×25万円/㎡=7.5億円 (単価は和歌山競輪管理棟(2層、約1,200㎡)を参考として設定) 2) 2,500㎡×2.5万円(解体費)/㎡=0.6億円 3) 合計で8.1億円 ③ 公園区域整備 1) 整備面積5,000㎡を想定し、5,000㎡×5万円(解体・外構)/㎡=2.5億円⑵ 整備スケジュール 〔表3-13 整備スケジュール〕 項目 設計 工期 備考 ① メイン スタンド 改修 基本設計 平成30年度 実施設計 平成31年度 平成32~34年度(随時着手) 下記の順を想定 ⑴ シアター観覧席(2階) ⑵ 外付エレベータ ⑶ 特別観覧席(3階) ⑷ 前売投票所・集計センタ ー等の移設、その他スペー スの整備(1階、4・5階) 前売投票所・集計 セ ン タ ー の 移 設 は、公園区域整備 時期にあわせる。 ② 選手管 理棟新築 基本設計 平成30年度 実施設計 平成31年度 平成32~34年度 (撤去~仮設~新設) ③ 公園区 域整備 基本設計 平成30年度 実施設計 平成31年度 平成32~34年度