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紀要第6号の発刊にあたって

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Academic year: 2021

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四條畷学園大学 リハビリテーション学部紀要 第 6 号 2010

紀要第六号の発刊にあたって

学長

河 井 秀 夫

大学に求められている使命は教育,研究そして社会貢献です.三つの使命の中の一つでも欠落ちている と,果たして大学なのかと疑問視されるでしょう.どの使命もバランスよく評価される活動が必要です. 紀要に研究成果を投稿すること,この一年間の仕事を各人が振り返り,活動をまとめることは有意義であ り大切です.過去一年間で目標通りに達成できたこと,やれなかったことなどすべてを評価検討して,次 への新たな目標を立案し行動するのです.過去一年間を振り返り,反省し,新年に新たな目標を立てるこ とです.自己に課題を出し,毎年少なくとも一編は研究や教育成果をまとめるようにしなくてはなりませ ん.出来なかったこと,やれなかったことを悔やみ悩むよりも,わずかなことでも出来たことを新たな出 発の一歩として,前に踏み出す勇気をもつことです. 現在,大学を取り巻く状況は少子化の影響もあり,厳しさを増しています.大学教員が教育に取り組ま なければならない時間は膨大なものでしょう.多数回行われる Open Campus を含めた学生募集,多数回 に多様化した入学試験,入学した学生に対する教育,とくに学生の能力に応じた,きめ細かな対応,教育 支援,実習指導など修学率の向上を目指す取り組み,そして無事に卒業できても合格しなくてはならない 理学療法士および作業療法士国家試験などなど,いずれも手抜きが許されません.AO 入試などの合格者 に対しては,入学前教育も導入されました.しかし,教育に時間がかかりすぎるからと言って,大学人は 研究心を失ってはなりません.概して,研究活動が旺盛な教員ほど,教育を受ける学生にとっても魅力的 に感じられるものです.研究心を持って活動することが,良い教育者の条件の一つです. 平成 22 年 12 月に四條畷学園大学は,日本高等教育評価機構による認証評価を受審しました.その際, 当学園大学の研究成果をどのように考えているのかと質問を受けました.現状では,研究活動や地域への 貢献活動は必ずしも十分ではないのかもしれません. 自己を向上させるためには研究活動の重要性,必要性を常に認識することが大切です.小規模単科大学 であることの利点,強みを発揮して,唯我独尊的な素晴らしい研究活動,教育環境の構築を目指しましょ う.大学教員一人ひとりが,日々,前向きに毎年最低限の課題を遂行し,精進されることを願っています.

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