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小・中学校における学校用いす・机の適合整備に関する研究

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Academic year: 2021

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(1)Title. 小・中学校における学校用いす・机の適合整備に関する研究. Author(s). 川上, 幸三. Citation. 北海道教育大学紀要. 第一部. C, 教育科学編, 30(2): 413-426. Issue Date. 1980-03. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/4809. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 小・中学校における学校用いす ・机. の適合整備に関する研究. 川. 上. 1. 幸. 三. は じ め に. 学校用いす・机は, 児童・ 生徒にとっ て学校生活の大半をそれとともに過ごす大切な学校用具の. 一 つ であ る.. }も述べているように 下肢や骨盤が正常位を保 身体に不適合ないす・机の弊 害については,大西1 ,. つことが困難となり, 姿勢をくずす原因ともなる. このことは, 学習能率を低下させるだけでなく,. 成長期にある児童・生徒たちの脊柱にも悪影響を及ぼしている, また, 低すぎる机は, 前屈姿勢に なりやすく, 内臓諸器官を圧迫 し機能障害を起こすとともに, 呼吸量, 酸素消費量の増加がみられ. 疲労しやすくなる. 反対に高す ぎる机は, 机上の文字との明視距離が保持できなくなり, 近視発生 の誘因ともなっ ているよう である, このように, 不適合ないす・机は身体にいろいろな影響を与え ていることから, 教育上, 保健上極めて大切なことであると言える.. 学校におけるいす・机の整備は, 我国 では学校環境衛生上の問題として取り上げられ,「学校環境 衛生の基準」(昭和39年, 保健体育審議会答申) に基づいて文部省が編さんした 『学校環境衛生の 2 )‘ 解説』 こ具 体的内容が詳細に述べられている.また,「児童生徒等の健康の保持増進に関する施策に ついて」(昭和47年, 保健体育審議会答申) にも い身体に適合したいすと机の整備〃 が強調されて いるものの, 各学校のいす・机に対する配慮は薄く, 各個人の体位に合わせて配当している学校は 少なく, 学年別に一律に配当しているところが多いよう である.. そこで本研究の目的は, 函館市内の小・中学校の児童・生徒997名を対象に身長, 座高, 下腿長 の測定といす・机の号数調査を実施し, いす・机の配置状況並びに現在使用 しているいす・机と児. 童・生徒の体位との適合状況を明らかにするとともに, 適合整備をすすめていく上での諸方策検討 の基礎資料を得ることである.. 1 1 研究対象並びに方法 1. 研究対象 函館市内の3小学校673名, 3中学校324名合計9 97名の児童・生徒 である. いずれの学校も各. 学年1クラスずつ である. 2. 研究方法 1) 対象者全員の身長, 座高, 下腿長を測定. 身長は身長計を用い, 下腿長と座高は, 図1のよ 413.

(3) . 上 幸. 川. 50cm. ト. ÷→. 三. 0 c m÷→ ←÷3. マルチン氏. お も り. 側. 面. 正. 面. 図1 筆者の考案 作製した下腿長測定器 うな筆者が考案作製した下腿長測定器とマルチン氏人体測定器によっ て, 2名 の検査者が同時に測 定した. 尚, ここ で言う下腿長とは, 大腿部下面から足底ま での垂直距離とし, その測定要領は 『学校環 2 } 『新学校保健実務必携』 3 こよる方法をとっ た 境衛生の解説』 , . 2) 対象者各自の現在使用 しているいす・机の高さ (号数) を調査 G貝 q定) し, これを現有のも の と し た.. 3) いす,机の適合寸法は次の通りとした, い す の 高 さ = 下 腿 長 一 1cm. 机の高さ=いすの高さ十差尺. 表1 いす・机の種類 (号数) と高さ 号 数 号数. い す いす. 机 机. I. 学 卒 0lm ク 3 0 皿. 2. 多20. た 「学校用家具委員会」 がいす・机の高さをいろ. 3. 字○0 字00. 700 6 7ク 670. いる変えて⑦作業能率④疲労部位◎使用感◎ 姿勢. 4 38 38 0 4. 6多○ 6多○. 6o 3 60. 6 /◇ 6/○. 3 ¥ひ 6 3学〇 6. 58 ク 580. 3. 0 O. 550 550. 8 3○O 300 8 J80 9 J80 9 60 lo o 10. 6J O 6JO. 多0 多〇. 多3 0 多30. 差尺は%座高-lcm とする I SSI0 21を作成し この基準寸法は,昭和41年,J. の観察◎明視距離◎筋電図等を調べ総合した結果 ) 以下 本研究はこれを基 として得た寸法 である4 , . 準とする.. また, 適合の許容範囲は, いすは 「下腿長一1 cm」 の土2cm 以内, 机はいすの高さに差尺 (拓 座高-lcm)を加えたものが基準値となっ ている の で, この場合の 差尺の許容 範囲は十2cm 以内 と す る.. 4) いす・机の種類 (号数) と高さは, 昭和41 I SSI0 21 年, 日本工業規格 ( J ) による基準とし, 表 1 の 通 り と す る. 4 41. 5 7. il 1 i. 多 90 多90. ”6 o 名60. 昭 和 学 / 年,日 本 工 業夫規格. (J工s slo21 )に よ る.

(4) . 学校用いす・机の適合整備に関する研究. 3, 測定期日 2月1日~19日, 対象校の保健室 で実施した. 本人使 身長, 座高, 下腿長の測定は, 昭和53年1 り定) した. 用の ・す・机の高さ (号数) はこの期間に調 査 G貝. n l 結果と考察 1, 身長, 座高, 下腿長の学年別, 性別比較 いす・机の適正号数を決定するための基礎資料となる身長, 座高, 下腿長の学年別の男女の平均. 値(標準偏差) を表2に示す,. i ′ ・学校においては, 男女とも同じような発育状態を示しており, 各学年の平均値に男女間の有意 差はみられない. しかし, 中学期に入ると, 男子は学年進行とともに順調な伸 びを示すのに対して,. 女子の発育は緩慢となることから男女 差はますます顕著となり,各学年とも有意な差が認められる. このことから, いす・机の配当計画にあたっ ては, 小学校の場合は男女一 緒に考えてよいが, 中. 学校 では, 座高, 下腿長の男女差が著しく, 性差を十分考慮する必要があることをこの データは示 している. 特に, 女子の下腿長は, 小学校6年生 (以下 「小6」 と記す) から中3ま ではほとんど 伸 びはみられないことから, この年代の女子にあっ ては, 同じ高さのいす であっ てよいことを意味 して い る.. ま た, 座 高, 下 腿 長 の 男 女 差 の最 も著 し い 中 3 に お い て は, 平均 し て い す 4,9cm, 机 6,7cm の. 差 があり, 平均適正号数, 男子2号に対して女子は4号 であり,,2号の差がみられる. 男子に合わ せて一律に配当すれば, 女子にとっ ては高すぎるいす・机となることは当然と言える,. 戦. 衷2 身長, 座高, 下腿長の学年別, 性別の平均値 (標準偏差) 身 男. 子. 長 1. 女. 座 子. 男. 子. 高 1. 女. 下 子. 男. 子. 単位 cm 長. 腿 1. 子. 女. ”ク ( J 9山 鮎 -J 獅 . 小 2 /J3 ,瑠.3 山 J学”” 起) 鮎¥はぎ山67 ,纏 馴. 卸.6は。3 山. 校. 郊 叩o /料 38 ・〆”/. /Jo. 硫.3 山//? ・o ㈱. 〉. ??” m. 64 3局 ” %) 鎚”▽. 3 /3 /”( 5 /糾 33碩み 幼 o/5山 卸 “ 倦 ”) 70・6(鋪 糾 70o3(3・/6) 3学ぶ之 o 学 /の,鼠 鯛 ? ) 73。α3。〆 糾 73og(3o/瀞 3 .7( o山 36 4 /36” 捗 9 之は 釧 ・ 5 /¥/ ,?”〃. 糾/学& 臨 摺) 7 鋪(・? 糾 76・/(ふ 醐. 6(& 鯛 山 6 /の。 中 学 校. /57oJ(8 2. 3% はぎ山 綿碩如の. ク鉛 3闘 に・/の 3餌) 学ふ 期・ /6 ) 糾 8{” 湯8/・3( 洲 秘 郷.. /6ク” ”・8〆鍋. 66 3/ ・粥. 6・3の 78.8(3・?8斗 β 仰 (鋪 豹 5 仰(. /・“) 5の 学ゐ7はク 船 ”・/( ・/” “〉 8” 。那 # 山 脇 認之 ・. J 謝 5 o沢 % ① 8漏 闘 織 獅0は 59 ) 〆ふ7(/・9 織 3 .. 8 は./の. 男女の有意差検定 ※※ /%有意水準 ※ %有意水準 415.

(5) . 川. 上 幸. 三. 表3 学校別いす・机の号数の配置状況. ミ きき. 漆\ \ \ \. 矛重. 樹; ホ交名. . ホ冗. C ノト. ニニ 小 n 210. 1 、 H ′. nニニ228. 学. F ノト. n=235. 校. 合 言十 -673 N-. いす 本 丸 いす 本 丸. T 中. 学. 中. 0.J / /.○ 之 0。之 /. ./. ク.9 / /.之 / 8.9. 5,5. 0.J / /.7 / 9。9 /. .6 之 ク.7 / /.之 / 8.9. .学. いす 本 丸. 学。字 8 学. //.字 β.8 7/。? / ?.3. 中. いす J 之.9 3 6。 本 丸 之 /.ク ”3.8. ニ324 Nニ. 臨館市 全中学校. 8. 本 丸. 0. 計. 7. いす. 本丸. いす. 3 ”,. いす 6 学.8 3 5.J 本 丸 6 /。? 38./. 合. 6. / 7。6 3 /.0 /8,/ 学.8 / 之.字 / 5.J J 7。6 ク.ク /.3 / 8.○ / 6。 / /.? / ?.7 3 J。9 0.? / ?。3 / 5.8 / ”.○ / 7.5 J 之. / ○。/. 中. n= 105. 学. 3. / ?./ / 6.. S. n= 105. 校. 之. ‐ 6.8 .8 之 5 .5 / 7.学 3 .ク / ?。0 / 6. / 6.J / 6.6 ‐ ク.多 / /.掌 c 2 .6 / 5.0 之5 J.字 .3 之 之.? ク.3 / 3 之 /./ / 5.孝 之 ク.J / 9,5 9.. いす. 函館市 全小学校 本丸 nニニ114. /. 数値は%. /. 8。6 / 之.3 ‐ ?, 5 .7. いす J 9.9 5C2.8 / 3.3. 学。0. 本 丸. 3./. 9.9 5/,? / 5./ 学 /。5 字 /.ク / 5./ いす 本丸 字/.5 学 /.0 / 5./. 之,3 之.3. (注) 函館市小・中学校のいす・机の配置状況は、 昭和53年/0月末日現在 函館市 教育委員会の調査による. 2. いす・机の配置状況 表3は対象校に配置されているいす・机の号数とその比率を示している.. 中学校の場合, 1号を中心に2種類 (1・2号) 配当のS中, 2号を中心に3種類 (1~3号) 配当のT中, 2号を中心に4種類 (1~4号) 配当の0中と, 学校による配置号数とその比率に大. きな違いがみられる. 一方, 小学校においても, 1号を配置していないC小, 1・2 号を配置して いないF小など学校格差がみられる. 小学校と中学校の配置状況を総体的にみると, 小学校 では2 0~20% の割合 で配当されているのに対して, 中学校 では 1・2 号が中心 で両者 で 号~6号ま で1. 80%強を占めている. 対象校全体の配置状況を函館市全小・中学校の配置状況と比較すると, 小学校は6~8号, 中学 校1・2号のいす・机の比率にわずかの違いがみられるが全体としてほぼ一致している, いす・机 の配置状況並 びに前述した身長, 座 高の平均値が函館市全体と一致 していることからこのサン プル は函館市の小・中学生の体位といす・机の適合を検討し得る資料とみなすことができる.. 416.

(6) . 学校用いす・机の適合整備に関する研究. 3, 児童・生徒 の体位といす・机の適合状況 1) 現有号数と適正号数の一致度 図2は現在使用 しているいす・机の号数 (現有号数) と各自の体位に最も適合した号数 (適正号 数) の一致度を学年別に比較したもの である.. 小学校の場合, 各学年とも現有号数と適正号数の比率に同じようなずれがみられ, 全体として現 有のいす・机は2号ほど高いことがわかる. 現有のいす・机が最も理想とする号数である者の割合. 4%の低い適合率 である. 中 は, いす13,4%, 机9.4%, いすと机ともに適合して いる者はわずか6. 学校の場合, 男子は現在配当されている号数と適正号数はほぼ一 致しており比較的問題はないが,. 女子にとっ ては非常に高すぎる配当状況となっ ている. 中学校 では1・2号を中心に80%配当して いる関係上, この号数のいす・机では女子にとっ ては高す ぎるよう である. これは次の最適合率に. 6, 4%. 机は, 男子23.5%に対し もよくあらわれている. 即ち. いすは, 男子2 5%に対して女子11 . 4% であ 4. 5%に対して女子はわずか4, て女子5.7%,いすと机がともに最適合している者は, 男子1 る.. .. 以上, 小・中学校とも, 現在使用 しているいす・机は全般的に高いこと, また, 必要とする号数 )小洞6 )も同様の報告をしているが これ の種類が少ない傾向にあることが明らかとなっ た,文部省5 , は近年, 生徒の発育が良くなっ たため, 高いいす・机を配当しなければならないと言う意識のあら わ れ と み る こ と が でき る.. 2) いすと机の組合せによる許容適合度. いすと机は常に一 対として使用することから適合もこの両者の組合せによっ て考えるのが妥当で あろう. いすと机の組合せによる適合は次の4通りが考えられる, 即ち, 現在使用 しているいすと 机がともに適合している場合, いすは不適合であるが机は適合している場合, その逆の場合, どち らも不適合の場合 である,. 図3はいすと机の組合せによる学年別の許容範囲での適合度を示している.. 小学校の場合, いすと机ともに適合している者は, 小1 では17 .9%と非常に低率 であるが, 学年 3% で 8 % 進行に伴っ て適合率は増加 し, 小6 では45 約2人に1人は適合を示している . , , . 平均37 ある. 机はいすの高さ プラス差尺の関係から適合 (実際は最適合のいすに合う机の高さより高い) しているが, いすが不適合 (大部分は高すぎる) の者は, 小1 が66.1%と最も比率が高く, 学年進 行につれて減少し, 小6では20, 3%となる. 全体として38.0% で, いす・机ともに適合している者. と同じ比率を占めている. この組合せは一見適合しているよう にみえるが, 足が床より離れるため 姿勢をくずす原因となる. また, 高す ぎるいすのため大腿部の下部を圧迫し, 足の血行障害を起こ す原因ともなる. いすは適合しているが机が高すぎる, いす・机とも高すぎる, つまり, 高す ぎる 机を使用 している者は, 小1で1 6, 0%であるが, 学年進行につれて増加し,.小6では3 2. 2%を占め る, 高す ぎる机は文字との距離を近くし, 近視を誘発する原因ともなっ ているよう である, 小学校 における低 学年と高学年の違いを要約すると, 低学年 ではいすと机とも適合している者は少なく,. 高すぎるいすを使用 している者が多い, それに対して高学年 では, いすと机ともに適合している者 は多いが, 高す ぎる机を使用 している者の比率も高く なっ ているのが特徴的である. 中学校の場合, いすと机の組合せによる適合に著しい男女差がみられる. 男子の50%はいす・机. ともに適合しているが, 女子では2 9,1%しか適合しない, 女子の49,4%は高す ぎるいすを使用 して いることが明らかとなっ た. ある調査報告によると, 高すぎるいす・机を使用 している女子の眼, 肩, ふくらは ぎの訴え率は男子の2倍となっ ており, 適合のいす・机に替えると疲労部位の訴え数. は%に減少することからも, 中学校女子は男子より1~2号低いいす・机を配当することが必要 で 417.

(7) . 上. . イー 、. . 号 {・. . 一 本丸 -. .、 」. 50. . 3. . 学. 5( ). 翁 ^ ・ .. . 〆! , 、 . 、 ・ . ・ . . ,. ′ ^ ). 3 2. 合 10 0. l. 』-『 現有号数 ふ……o 適正号数 418.

(8) . 学校用いす・机の適合整備に関する研究. -い. す. -. -. 机一. (. 中/男. い ・ ・ . ・ , , , , 通. ・ . ・ . - ・ ▼ . ′ ・ . ・ ・ ’ ・ も. 1 2 3 4(号) 1 2 3 4 5 6 7 (号) 中J男. 1 2 3 4 5 6(号) 1 2 3 4 5 6(号) 中 男 中. 中J 女. 中 女. . 1 2 3 4 5. 1 2 3 4. 7. 1 2. 3 4 5 6. 1 2 3 4 5 6. . ん. べ ・ ‐ ‐ ~ . ・ \ 、. 1 2 3 4. 1. 2 3 4 5 6 7. 中学校男子. 中学校女子. 50. 34. 5 6. 校男子. . ・ ・ . ・ . ・ ・ . ‐. ノ ノ ノ. 1 2 3 4. 1 2. 1. 2 34. . 校. . ^. 〜 ・ , , . .. . . ・ . . ー ー も . , 5 6 7. 1 2 3 4 5 6. . 1 2. 3 4 5 6. 1 2 3 4 5 6. 一←『 現有号数 …・…◎ 適 正号 数. 図2 現有のいす・机の号数と適正号数との一致度. 419.

(9) . 川. 30. 上 幸. 三. 40. 60. 70. 80. 90. /年. (%). n-112. J年. J / \ n= 112. ≧。 。 缶 5. 尚 監守. 。. 6. 5年. n= 1lo. 校. 6年. r l= 118. 合計 2 ・圏圃圃 扉 慶 慶 慶 慶 鵬 慶 慶 慶 扉 卿 扉 慶 扉 慶 慶 膨 慶 慶 慶 卿 慶 膨 扉 慶 慶 慶 慶 卿 慶 慶 膨 慶 扉 扇ぎ 闘園圏圃圏圃卿. N = 673. 定年 5茅 年男. 中 r I= 56. ノき きさま 卿 慶 扉 扉 扉 膨 扉 扇 扉 謬 扉 膨 慶 扉 扉 罵 慶 慶 膨 麟 扉′. だ蛋茅. 扇 扉 鰯 扉 卿 薦 膿 扉 会話 圏園圏圏園圏圏覆膨 卿… ま …溝鼠圏 きさ. 学 /年女 n;=53. 年女. nニニ56. 園圏. いす・机 とも に適合. 膨 膨 雛 扉 扉 麟 ぃすは不適合 机は適合. : :撒 : 総: : : :. 臓欄. い す は 適 合\ 机 は 不 適 合. ぃ す・机とも に不適合. 図3. 420. いす と机の組合せによる許 容適 合度.

(10) . 学校用いす・机の適合整備に関する研究. 穿 ,評誉き潔 いす 4. /年. 年 学. 3年. 校 字年. 5年 6年. / I J 1 3 1 字 1 5 1 6 1 7 1 8 1 9 1/01/ … … ※ … ※ :園岡圏隔l : … : … : … : : ; ′圏 y … : : : : : ※※ … … … … … …園唖圃 園一 ′園. 机. いす. タ フ,3. 9 ヲ./. ネ凡 いす. ?9,/ 9 .多. いす. 9 ・3. 机. 9 5.. 机. ? 3。9 9 3.6 9 3,. いす 本 九 いす. ? /.7. 机. ? .字 ? ”.多. /年男. … : … : … ≦ ≦ : … 本 モ ネ欄 園鰯園 醐一 凡 ※: 翌園 中 r 雛 形 粥 溺 粥 粥 雛 形 醐 圏圏醍園 いす 年男 粥 鰯 雛園翻圏霧 粥 粥 粥 粥 粥 粥 拶拶 拶 粥 机 粥 いす 学 3年男. /00 9/./. ? 字,6 9 8.C 2. 机. / 年女 校. 年女 3年女. 許容適合率. (△E n )% ? ク.字. / 00 88.7 タ6.. いす. 机. いす. 机. いす. 2.9 ?c. 一圏肥 圃隙霊園園 き * = ※ … : … : … : ; ま … : .. /00 9/,8 ?8.○. 机. 聞 臓圃圏 f8 0%以 上 擬 雛 形 協 粥 粥 60~7 0% 翻醐瑠 7 0 ~ 8 0% 雛. 5 0~ 6 0%. 図4 各学年に配当すべきいす・机の号数に対する許容適合率 ある.. 4. 適合整備をすすめていく上 での諸方策について 1) 各学年に配当すべきいす・机の号数に対する許容適合率 図4は各学年に配当すべきいす・机の号数に対する許容適合率を示している,この許容適合率は, 対象校児童・生徒の座高と下腿長実測によるいす・机の号数に対するものである. これによっ て各 学年に何号のいす・机を準備すれば適合率の高いいす・机を配当 できるかがわかる. 例えば, 小1 ●を示している は8号のいす・机を配当すれば80%以上の者が適合すること , j 図2からも明らかなように, 各自の体位に合せて適正号数を決めると, 各学年,ノ ・学校 では5~7. 種類, 中学校では4~6種類のいす・机が必要となる, 学年 (学級) に多くの種類のいす・机を配 当す, ることは管理上からも繁雑 であることから,各学年,許容範囲内 で適合率の高い2種類のいす・ 机を選ん で適合率を調べてみた. 即ち, 小学校では, 1年は8号と9号, 2年は7号と8号, 3年 は6号と7号, 4年は5号と6号, 5年は4号と5号, 6年は3号と4号を準備し, いすは5対5,. 0%以上の者が適合を示す. 中学校 では, 1, 2年男子 机は6対4の割合で低い号数を配分すると9 は2号と3号, 3年男子は1号と2号, 全学年の女子は3号と4号を準備し, 男子はいすと机を同 じ割合 で, 女子は6対4の割合 で低い号数を配分すると90%以上の者が適合を示す. 以上, 現在の. 421.

(11) . 川. 表4. 上 幸. 三. 同 じ号数 のいす・机の組 合せによ る適合率. 溢※目. A. 最 適 合 の いす B . 許容範囲を含 と 同 じ号 数 の 机 め た いす ・ 机 の組. 1年. 小. 9 7 (8 6.6) /// (99。/). 2年. ‐ 8 学 (7 5 .0) /// (99。/). 3年. 8/ (77./) /03 (98./). 4年. 8. 5年. 6 6 (6 0.6) /○? (??./). 学 n= 105 n= 106 n= 1lo. 6年. n= 118. 合 言十. N=673. 1年. 中 n;=107 学. 2年. r l== =2. 3年. 校. 合せ. n = 112 n = 112. 校. との組合せ. nニニ105. 合計. Nニニ324. (7 0.7) //3 (??./). 8/ (68.6) //学 (?6.6) 学?/ (7字./) 6 6 3 (?8. ) 7 7 (7之.○) /DJ (? 5.3). 8 3 (7学./). 9 学 (83。?). 7 8 (7 ”.3). 8 3 (7 9,0). 38 (ク3.5). 7? (8 6./) (. ) は%. 各学年 の児童・生徒の体位か ら算出した各学年に配当すべき適合率の高い2種類のいす,机の号数. を知ることができる,. 2) 同じ号数のいす・机の組合せによる適合率. 次に, 下腿長実測か ら最も適合するいすの号数と同じ号数の机を組合せ ればどの程度の適合率を 示すか表4に示す.. これによると, 最適合率は小学校74.1%, 中学校73.5%と約%は各自 の最も理想とする高さのい す・机となる. さらに, いすの高さの許容範囲 (±2cm 以内) を含めたいすの号数と同じ号数の机 を組合せた場合の許容適合率 では,小学校98.5%,中学校86.1%とほとん ど大部分の者が適合する . しかし, 小6から中学期にかけて同じ号数の組合せ で適合しない者の増加 がみられる 特に 中3 , , は21. 0%の不適合率を示している. これ座高と下腿長の比率に分散が大きくなっ ていくためと思わ れる. 各自に適合す るいす・机の号数は, 下腿長実測から最も適合するいすの号数 を決め その号 , 数と同 じ号数の机を組合せ れば特殊な体位を除き ほとんど大部分の者が適合を示す , . 3) 学校内再配分によるいす・机の適合状況 現有のいす・机 が体位に最も適合 した号数と一致せず高 い方にずれていると言う結果 が得られた が, ここ で, 各学校 単位で一度全部回収して各自の体位に合せて再配分した場合の適合率の変化を 422.

(12) . 学校用いす・机の適合整備に関する研究. 表5 学校別, いす.机の適合率及び再配分した場合の適合率. おまま いす. \ i 小C ′. n= 21〔 本 丸. 学 校. 中. 学. 中. 7〆(3 5.2:/c 2/(57。6) /6”(7 3。3). /J( 5。7). 50(2 3,8)//3(53。8) /58(7 5。2). いす. 3?(1 6,6) /○学(44,3)/3之(56。2) 之ク字(8 6.8). 机 机. いす. S. /β( 8.6). ュ 8(1 2,3) //3(49。6)/30(6 5。8) 記//(92.5). T 中 n= ”4 本 丸. 校. 寂 適合′. 机. いす. n= 105. 適合率. 学校内で再配分 した場合 許容範囲での. 最適合率. 35(1 5.4) /之?(55.7)/ 3?(61。0) /80(78。9). nニニ235. 中 0. 許容範囲での. いす. H / 」 \ n=22G F / 一 ・. 現 有の いす ・机. 最適合率. ?(12.3) / ○c 2(43.4)/. 3(65。1) J 07(88.1). 3 0(2 8,6). 6 (61.9) 8学(8 0。0) / ○/(96 2) .. 8(2 6。7). ‐/(48 6) 76(72 5 . ,4) /○”(99.0). J 学(21。1) 6(22。8). 77(67.5) 学/(36.0). ?”(82.5). ‐7(50 0) /○?(93 9) 6 学(56.1) 5 , .. いす. / ○( 9.5). 3?(3 7.1) 3/(29.5). 6学(61。0). 机. /8(17.1). 字J(40.0) 3/(2 9,5). 7J(6 8.6). n==f05. (. ) は%. 調べてみた, 表5は学校別に現在使用しているいす・机の理想の高さとの適合率 (最適合率) と許 容範囲での適合率, そして再配分した場合の最適合率と許容適合率を示す.. 表3 (「学校別のいす・机の配当状況」) との関連から, 小学校の場合, いす・机の号数の種類の 多い学校ほど, また, 同じ種類 でも低い号数を配置している学校ほど最適合率及 び許容範囲 での適 合率が高いうえ, 学校内 で再配分した場合の適合率も高くなる. 小学校全体として, 各自の体位に. 最も適合している比率は, いす1 3.7%, 机1 0,3%と非常に低い適合率 であるが, 各学校内 で再配分 すると, いす58. 2%, 机61 3%, 机39 .8%と適合率は上昇する. 許容範囲での適合率 では, いす45.. 4%であるが, 再配分するといす79,9%, 机85. 6%とほとん ど大部分の者が適合を示す. 中学校の場合, 小学校と同様の傾向を示し, 配置号数の種類の多い学校ほど, 理想の高さ, 許容 範囲, 学校内 での再配分した場合の適合率は高くなる 特に4種類 (1~4号) 配置 の0中は 最 . , 適合率において, いす28,6%, 机2 6. 7%と3校のうち で最も高いうえ. 再配分す ればいす80,0%, 机7 2.4%の適合率を示す. 再配分の許容適合率においても いす9 6, 2%, 机99.0%とほとん ど全員 , が適合する, そ れに対して2種類 (1, 2号) しか配当していないS中は 最適合率はいす95% , . , 机1 1%と最も低いうえ, 再配分してもいす・机ともに29. 7. 5%, 許容範囲を含めても いす61. 0%, 机6 8, 6%と3校 のうちで最 も低い適合率 である. しかし, いずれの学校においても 再配分による , 適合率の向上は大いに期待 できることから, 適合整備をすすめていくうえでの有効な方法の一つ で あ る.. 423.

(13) . 川. 上 幸. 三. 表6 身長区分によるいすの適合号数 号数 小 学 校 ( /~3年 ) 小 学 校 ( 字~6年 ) I /6学. O E メ上 2. /S/. 0 以上 /学s. 0~/ぶ/. 0 /38. ○~/学5. 0 /3 . ○~/38. ○ / 5‐. 0 ~/ 3J. 0 / / 9. 0 ~ / J 3. 0 9 / / 2, ク ~ / /?. ○ 10 /06. 0~//之. ○ 11 3 4 5 6 7 8. ‐ ニ ニ0 1 64 .8 Y=0 X-7.59 .3-. 中 学 校 ( 男 子) /67, 0 以上. 単位cm 中 学 校 ( 女 子). /57. 0~/6学, 0 /57. 0~/6 7. ク /67。 〇 以上 ‐0 ○ ~ / 57 0 / 〆 ? 0 ~ / 5 7 0 /59 ○~/ 67 ○ /5 . , , . 。 。 ‐/. ク~/ 9. 0 /学3. 0~/ ク, 0 /38, 0~/学7. ク /5 /37, 0~/学3, ○ /〆J. 0~/寺/, 0 / 3 0. ○ ~ / 37. ○ /3学. ○~/学J. ○ / 之 3. 0 ~ / 3 0. 0 /之6。 0~/3多. 〇 // 6. 0~/ J 3。 〇. ;0 r; .868 Y=0。29X一4 ,65. =0.746 r= Y=0 .21X+8 .74. =0.619 r= Y=0 .24X+0 ,80. j (いすの高さ) の相関係数 r:身長と 「刊園 長-/cm 身長( Xcm )か らいす の 高 さ( )の 算 出 式 ¥cm. 4) 身長を基にしたいす・机の適合号数と適合率 児童・生徒一人一人の体位 に適合したいす・机は, 下腿長と座高の実測数値をも とに決定するの が本来である. 座高は定期健康 診断時における身体計測によっ て知るこ・とができるが 下腿長は健 , 康診断の項目にないこと, 安価 で簡便な測定器がないことなどが原因で計測されないことが多い . 8 9 ) ) )の身長から下腿長を求めるノモグラフ 佐守1 0 )の身長 下腿長のデータが得 られない場合, 田原7 , 1 )国崎1 }の簡便法が使われて と座高から推測する式, 下腿長は身長 の約 %に相当するとして文部省6 いるが, ここ では校種別に身長区分からいす・机の号数を求める簡便法を考えてみた . 身長と下腿長の相関が高いことから, 身長からいすの 高さ(下腿長-lcm) を算出する回帰方程 式を求め, この式から逆算して各号数に合う身長区分を求めた 表6は こうして求めたいすの号数 . に対する身長区分を示 している. 例えば, 中学校男子の身長15 7. 0~1 67 .ocm の者は, 2号のいす を配分すればよいことを示している, この身長区分から求めたいす・机の号数 が座高, 下腿長実測より得られた号数と どの程度の一致 を示すか図5にまとめ てみた, この場合の机の号数は, 身長区分より求めたいいすと同じ号数とし. た.これによると,最も理想とする高さに対する適合率 では ′ ・学校,中 学校男子においては約60%, ,i 許容範囲を含めると9 5%以上の適合を示 している. 中学校女子においても, 最適合率こそ40%前後. と低いが許容適合率は90%に近い.. 以上のことから, 現在の児童・生徒の体位, 体型が大きく変化 しない限り この身長区分によっ , ていす・机の号数を決定す れば, 座高, 下腿長実測か ら得られたものとそれほ ど大きな差異はみら. れない. 身長から算出 できるという簡便さ があり, 適合整備 をすすめていく上 で比較的信頼のおけ る方法 である.. 424.

(14) . 学校用いす・机の適合整備に関する研究. (%). いす 机. 小学校. いす 机. いす 机. 中学校. いす 机. / ~3年 ~ 6年 男 子 女子 ( )( ) ( ) (nニー58 ) n=329 n=344 nニー66. キ キ ミ 許容範囲を含めた適合 率 キ モ …. 膨 最適合率. 図5 身長換算法により算出したいす・机の号数の適合率. N. 要. 約. 本研究は, 小・中学校における学校用いす・机の配置 状況並 びに適合状況, 適合整備をすすめて 97名)を対 いくための 諸方策検討の基礎的資料を得ることを目的に, 函館市内の小・中学校6校(9 象に身長, 座高, 下腿長の測定と 現有のいす・机の号数調 査を実施した. その資料を統計的に処理, 分析した結果, 次のことがらが明らかにされた. 1) いす,机の高さの決定要因である座高, 下腿長の年令による男女差から, いす・机の配当計画 にあたっ ては, 小学校 では男女差はみられず男女一緒に して考えてよいが, 中学校 では性差を十 分考慮する必要がある. 0~20%の割合で配当されているのに対 して, 2) いす,机の配置 状況は, 小学校は2~6号まで1 0%を占める. 中学校 では1, 2号が中心で両者 で約8 425.

(15) . 川. 上 幸. 三. 3) 現有号数と適正号数の一 致度は, 中学校男子のみ比較的一致しているが, 小学校と中学校女子 は全般的に高いいす・机を使用 している. 特に, 中学校女子はその傾向が顕著 である. 4) 現有のいす・机が最も理想とする高さ である者の比率は, 小学校 では, いす1 3. 4%, 机9 4%, .. いすと机6.4% である. 中学校 では, いす1 9.1%, 机1 4, 8%, いすと机9 .6%と各自 の体位に適 合したいす・机を使用 している者は非常に少ない.. 5) いすと机の組合せによる適合については, いす・机とも許容範囲 で適合するものの比率は, 中 学校男子5 0. 0%, 小学校37. 2%, 中学校女子29.1%の順になっ ている. 低 い机の使用は非常に少 ないが, 高す ぎるいす・机の使用者が多い. 即ち, 小学校53. 5%, 中学校女子60. 7%, 中学校男 5,1%は高す ぎるいすを, 小学校23. 子1 9%, 中学校女子12 3 .0%, 中学校男子1 .8%は高す ぎる. 机を使用 している,. 6) 座高, 下腿長実測から各学年最も適合率の高い2種類のいす・机を選 び, このいずれかを配当 すれば90%以上の者が許容範囲内 で適合する.. 7) 下腿長実測から最も適合するいすの号数と同じ号数の机を組合わせて配当すれば, 現在学校 で I SSI 021制定のいす・机 では大部分の者が適合する, 使用 しているJ 8) 各学校単位で一度回収 して再配分すれば, 配置号数の種類や数によっ ても異なるが, 相当の適 合率の向上がみられる. 適合を高めるための有効な方法の一 つ である. 9) 身長換算法によるいす・机の号数は, 座高, 下腿長実測から得られたものとそれほど大きな差 異はみられない.. 参考 文献 i) 大西積守 「いす・机の適合」 11~21頁 健康教室 第2 86集 19 74年 2) 文部省 「学校環境衛生の解説」 93~10 4頁 1 96 6年 教育図書 3) 渋谷敬三ほか 「新学校保健実務必携」 42~4 3頁 19 76年 第一法規出版 4) 小原二郎 「学校用家具の考え方 -- 新しい基準と人間工学 --」 3 4頁 196 9年 実教出版 5) 文部省教育施設部 「実態調査・小学校の机といす -- 児童の体位と普通教室用の机・いすについて --」 75~7 9頁 健康教室 第2 24集 19 6 9年 6) 小洞安子 「特発性脊柱側わん症と机・いすの関係」 7 7~81頁 健康教室 第333集 1 9 78年 7) 田原靖昭「高校期における学校用いすの適合化のための下腿高算出図について」 20 2~20 6頁 学校保健研究 第16第5号 i97 4年 8) 田原靖昭「学校用いすの適合化のための下腿高算出図(中学生)について」 47頁 第2 2回日本学校保健学会 講演集 1 97 5年 9) 田原靖昭ほか「中学校用机・いす適合化のための下腿高算出図と2,3の問題」 5 1~5 7頁 健康教室 第34 0 集 197 9年 1 0 ) 佐守信男 「学校環境衛生」 221~2 34頁 19 62年 開隆堂 1 1 ) 国崎弘 「机・いすの適合化をめ ざして -- 学校における環境衛生のすすめ方 --」 5 1~55頁 健康教室 第236集 1 97 0年 (本 学助 教 授・ 函館分校). 426.

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参照

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