養護教諭が行う性に関わる個別指導に関する研究
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(2) をもつ者や「性教育(性)には関わりたくない」と捉える. った。r学陵外の相談相手」は上位から,小:先輩・ベテラ. 者が少なく,「性に関わる研摩には積極的に参加したい」や. ン養護教諭70.3%,同期・同年代養護教諭68.8%,保健師. r学校刎主教育は重要」という意識が高かった。一方で意. 35.9%,中,高:同期・同年代養護教諭73.1%,71.2%,先. 識が低い理由を間う自由記述には,国の性教育に関する方. 輩・ベテラン養護教諭69.2%,57.6%,保健師38.5%,18.6%. 針と学校現場とのずれ,家庭の教育力の低下に対する困惑,. の順であった。学校医,地域のケースワーカー,保健師,助. 計画的な性教育の実施が行われていない学校体制などの外. 産師は低く,外部専門職との繋がりは薄かった. 的要因が記されていた。. ⑤相互の関連. 6つの個別対応の自信を比べると,外科的処置および内. 「保健・医療機関を選ぶ際の情報量,研修の数および内容」. 科的処置に比べて,性に関わる「相談」,「質問」,「問題行. が充実していないとする者ほど「相談,質問,問題行動」対. 動」への対応の自信は砥し傾向であった(Fhedman検危。. 応の自信が低川頃向であり,r相談,質問,問題行動」対応. 校種別および全体ともに自信が高い上位3つは「外科的処. の自信が低い者はr指導や会話の際の抵抗感」が強州頃向に. 置」,r内科的処置」,r健康相談」で,下位3つは性に関わ. あった(Km…ka1W出,Mam・Whi血eyのσ検定)。. る「相談」,「質問」,「問題行動」であった。特に「問題行. 「集団指導への関わり」経験者は,「指導への意識」や「個. 動」は全てにおいて最下位であった。. 別指導の対応への自信」が高かった。しかしr授業,教材・. 個別指導時の葛藤経験で,《非常に十わりとある))とする. 資料提咲,指導案・年間計画」の経験者は未経験者と比べ. 回答率は(小,中,高の順で%を並記,情報の取り扱いへ. て「性教育バッシングが気になり個別指導に迷いが生じた. の不安18.8%,42.3%,43.3%,共通理解を図る難しさ2a7%,. 経験」が劾傾向であった。. 50.O%,46.7%,連携と信頼関係の間で起こる葛藤28.6%,. 相談相手にr管理職」を選んだ者はr学校で砂生教育を. 36.5%,38.3%,精神的な落ち込み15.6%,32.7%,26.7%,. 重要」と捉え唯に関わる個別対応の自信」も高かった。. バッシングにより生じる個別指導への迷い37.5%,23.5%,. r学校医」を選んだ者はr指導や会話に抵抗感」が少なく. 23.3%,来室者が多く性に関わる個別指導が困難41,3%,. 咽別対応への自信」が高く,「助産師」を選んだ者は「学. 61.5%,35.0%,保健・医療機関を選ぶ際の憐艮を得る難. 校での性教育を重要」だと捉えr性に関わる研修には積極. しさ40.6%,66.7%,51.7%であった. 的に参加したい」と考える傾向が強かった(Mlam・Whitney. ③専門的知識. のσ検危。. r保健・医療機関を選ぶ際の情報を得た媒体」は3校種. ⑥その他. とも,他の養護教諭71.O%,75.O%,64.4%,研修会59.7%,. 摺得したいと思う知識や庸報」の上位は,3校種とも,. 53.8%,55.9%が多く,次いで,小,中(%を並記):保健師. 具体的な対応例71.9%,80.8%,68.3%,具体的な連携例. 27.4%,34.6%,高:インターネット35.6%であった。. 68.8%,75.0%,71.7%で,次いで,小,中:集団指導での. 「性に関わる個別指導を行う際に役に立っている専門的. 性教育に関する知識73.4%,73.1%,高:性の被害・加害. 知識を得た媒体」の上位は,3校種とも,専門書78.1%,. への対応66.7%であった。. 82.7%,81.O%,公費研彦78.1%,71.2%,67.2%であった. lV まとめ. 次いで,小,中:他の養護教諭から得た知識73.4%,65.4%,. 養護教諭への個別インタビューおよび質問紙調査の結果. 高:インターネットて得た知識50.O%であった。養成機関. から,性に関わる個別対応への自信が低く葛藤経験も多い. や自身が通った公教育をあげる率は低かった。. ことがわかった。自信には研1参や資源が関係することから,. ④利用できる資源. 専門的知識や時報が得られる研彦の充実と学校外部の専門. 利用できる資源で《あまり十全く充実していない》とす. 職との繋がりを深める機会を設けることが望まれる。さら. る否定的回答率は,性に関わる保健・医療機関を選ぶ際の. に「性」は養護教諭だけが扱うものではなく学校全体で関. 情報量7917%,745%,72,9%,性に関わる校内外の酬多. わる姿勢が重要であり,校内連携の推進,集団指導の充実,. 数81.2%,88.5%,79.3%,性に関わる研修の内容74.6%,. 性教育に関わる分掌・委員会の整備,管理職や教職員の理. 82.3%,75.9%,研修に参加できる環境54.7%,40.4%,. 解や協力といった学校体制の充実が望まれる。また,各事. 45.8%であった。. 例の「会話程度」と「指導や対応」の経験には相関が認め. 「学校内の相談相手」は上位から,小:教職員81.3%,. られ,保健室内で気軽に「性の話題」を出せる環境作りが. 管理職48.4%,スクールカウンセラー(以下SC)20.3%,. 個別指導の充実に繋がるものと考えられた。. 中:教職員73.1%,SC50.0%,管理職48,1%,高:複数配 置時の養護教諭71.2%,教職員52.5%,SC50.8%の順であ. _435一. 主任指導教員荒木地. 指導教員西岡伸紀.
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