• 検索結果がありません。

題名の工夫や述べ方に注意して、筆者の考えを読み取ろう

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "題名の工夫や述べ方に注意して、筆者の考えを読み取ろう"

Copied!
3
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

第5学年1組 国語科学習指導案

1 単 元 題名の工夫や述べ方に注意して、筆者の考えを読み取ろう 「森林のおくりもの」 2 指導観 ○子どもの実態から(児童観) 本学級の子どもたちは、これまでに、文や段落相互の関係を理解し、それぞれの意味段落の要 点や小見出しをまとめ、文章の仕組みを考えながら要旨を読み取る学習を行ってきた。しかし、 自分の力で構成図に表し、要旨をとらえたわけではない。そこで、読みの視点をもとに自分の力 で構成図に表し、要旨をとらえさせたいこの期に本単元を取り上げる。 本単元では、題名や述べ方に注意して、文章の要旨や筆者の考えを読み取るとともに教材文の 学習から課題を決め、収集した情報から、課題に対する答えとして適切な箇所を選び、短くまと めたブックガイドを作る。これは調べ学習における図書の利用に大いに役立つものである。この ことは、豊かに読む子どもを育てる上からも意義深い。 ○教材解釈の面から(教材観) これまでの学習で、文章の仕組みを考えながら要旨を読み取る学習を行ってきている。その上 に立って本単元は、題名や述べ方に注意して、文章の要旨や筆者の考えを読み取ることをねらい とした単元である。 教材文「森林のおくりもの」は、前半で「木材」の素晴らしさや、それらが私たちの生活をど れだけ支えているかについて、木材の性質とその利用や「木が生きていること」を具体例をもと に述べている。後半は「別のおくりもの」として水の保全や災害を防ぐ働き、豊かな土壌の供給 など、目には見えない森林の働きについて述べている。 構成としては、序論(日本人と木のくらし)、本論(1木材の利用 2森林の働き)、結論(か けがえのない遺産)という典型的な形態をとっている。また、意味段落ごとの組み立ても分かり やすく文章の構成や要旨を把握し、筆者の考えを読み取るのに適した文章である。 ○単元の指導にあたって(指導観) 《本教材で特に重視する「読みの視点」》 本単元では、まず、題名の「おくりもの」とは何かを予想した後、教材文を読み、初発の感想 を交流するとともに、読みのめあてや計画を立てさせる。次に、形式段落に番号をつけ、文章全 体を大きく4つに分けるとどこで分けられるか考え、意味段落に分けさせる。 そして、読みの視点に沿って、各意味段落の組み立てを押さえながら、本論から「おくりもの」 とは何かや結論から筆者の考えを読み取らせる。その後、全体の組み立てを考えて、構成図に表 す。そして、文章全体の要旨をまとめ、題名と本文のつながりについて考えるようにする。 さらには、教材文で学んだ内容や方法を生かして、調べてみたい環境問題ついての資料を見つ け、課題に答えるためには「どんな本のどんな情報が必要か」をまとめたブックガイドを作成す る。その際、課題に対応する箇所を適切に引用し、短くまとめることができるようにしたい。 3 目 標 (1) 環境問題に関心を持ち、本や資料を読んで調べたり、ブックガイドで紹介したりしようとし ている。(関心・意欲・態度) (2) 題名や筆者の述べ方に注意し、書かれていることを読み取り表や読み取り図、文章構成図に まとめながら、文章の要旨や筆者の考えを読み取ることができる。(読む) (3) 段落と文章全体の関係、全体の組み立てについて理解することができる。(言語) 4 日 時 平成20年10月 日( ) 第 校時 5学 年1学期 文章の仕組みを考えながら読もう 「動物の体」 ○文や段落相互の関係を押さえ、文章 の仕組みを考えながら、要旨を読み取 ることができる。 5学年2学期 題名や述べ方の工夫に注意し筆者の考えを読み取ろう 「森 林のおくりも の」 題名や述べ方に注意して文章の要 旨や筆者の考えを読み取ることが できる。 5学年3学期 文章の組み立てに注意し筆者の考えを読み取ろう 「インスタン ト 食品とわたし た ちの生 活」 文章の組み立てに注意し、筆者の考え と 述 べ 方 の 工 夫 を 関 連 付 け な が ら 要 旨を読み取ることができる。 ・言語の使い方…問いの文末表現「~でしょうか。」に対する答えを探すことで6つの「おくりもの」について読み取る。 ・文章構成…段落と文章全体の関係、序論→本論1→本論2→結論という述べ方の工夫について考える。 ・題名と本文のつながり…筆者はなぜ、「森林のおくりもの」という題名をつけたか考える。 ・例の出し方…本論2の事例の出し方、「別のおくりもの」の必要性を考える。

(2)

5 単元計画(13時間) 学 習 活 動 と 支 援 評価規準 つ か む さ ぐ る ふ か め る ひ ろ げ る 1 教材文に出会い、本単元の学習の見通しを持つ。(1時間) ○題名について話し合って教材文を読み、感想を交流して学習のめあてと 計画を立てる。 2 読みの視点をもとに各意味段落に書かれていることに注意しなが ら私たちの生活を支える森林の利用や働きを読み取る。(5時間) (1) 各形式段落で何が書かれているか考え、4つの意味段落に分け る。※意味段落は4つであることを話し、どこで分けられるか考えさせる。 (2) 意味段落のまとまりで、教材文を読み取る。 ※読み取り表や読み取り図を使って読み取らせる。 ○序論と本論1の前半部(①~⑭)を読み、日本人の「木のくらし」 や木材の性質と使われ方について読み取る。 ○本論1の後半部(⑮~○25)を読み、木が木材になっても生きてい ることや、木材そのもの以外の使われ方について読み取る。 ○本論2(○26~○36)を読み、「別のおくりもの」とは何かを読み取る。 ○結論を読み、筆者の考えを読み取る。 3 全体の組み立てを構成図に表し、筆者の述べ方の工夫や要旨をと らえる。(3時間) (1) 全体の組み立てを構成図に表す。 (2) 構成図をもとに筆者の述べ方の工夫をとらえる。(本時2/3時) (3)文章全体の要旨や「森林のおくりもの」と題名がついた理由を 考える。 4 自分 の 課題 につ い て資 料を 収 集、 整理 し 、ブ ック ガ イド を作 る 。 (4時間) ※環境問題について書かれた本を事前に集めておく。 (1)自分の知りたいことを「教えてカード」に書き、分類、整理す る。 (2)集めた資料をもとにブックガイド作る。 (3)ブックガイド発表会を開く。 【関・意・態】 ○ 題 名 や 教 材 文 か ら 何 が 書 か れ て い る か に 関 心 を 持 ち 読 ん で い る。(ノート・行動) 【読む】 ○ 4 つ の 意 味 段 落 を と ら え て い る 。 (ノート) ○言語の使い方、意味 段落の組み立て、例 の 挙 げ 方 に 注 意 し て、各意味段落の内 容 を 読 み 取 っ て い る。【読む】 ○接続語、指示語、文 末 表 現 な ど の 言 語 の使い方や、段落相 互 の つ な が り を 理 解 す る こ と が で き る。(ノート) 【言語】 ○ 意 味 段 落 の 相 互 の関係を考え、全 体 の 組 み 立 て を 構 成 図 に 表 わ し ている。(ノート) 【読む】 ○ 要 旨 を と ら え 題 名 が つ い た 理 由 を 考 え る ことができる。 (ノート・発表) 【関・意・態】 ○ 自 分 の 関 心 に 沿 っ て 課 題 を 決 め 資 料 を 収 集 、 分 類、整理しブック ガ イ ド を 作 っ て いる。(行動) 「森林のおくりもの」とは何か、なぜこの題名にしたのか筆者の考えを読み取ろう。 視点2 意味段落の組み立て 視点1 言語の使い方 視点1 言語の使い方 視点3 例の挙げ方 視点3 例の挙げ方 視点5 題名の工夫・内容との対応 本論2 森林の見えないおくりもの 結論 本論1 木材のおくりもの 序論 日 本 人 と 「 木 の く ら し 」 ① ~ ⑤ 本 論 2 の 導 入 26 豊かな土壌を供給する 働き34~36 か け が え の な い 遺 産 37 39 木材そのもの 木材の使われ方⑥~⑭ 長生きする木 ⑰~⑲ 切られても生き 続ける木⑮~⑯ 木材そのもの以外 紙のおくりもの ⑳~21 火のおくりもの 22~25 災害から平野を守る 働き30~33 水が絶えないように する働き 27~29 視点3 例の挙げ方 視点4 全体の組み立て

(3)

8 本時の展開(45分) 学 習 活 動 と 支 援(※) 評価基準 つ か む さ ぐ る ふ か め る ひ ろ げ る 1 前時までの学習を振り返り、本時学習のめあてをつかむ。 ○「本論2はいらないのではないか」と問いかけ、めあてをつくる。 ※文章構成図から本論2を取り除いた場合を提示し、めあてをつかませる。 2 読みの視点をもとに、本論2の必要性を考えることで、筆者の述 べ方の工夫をつかませる。 (1)本論2後半の「別のおくりもの」の事例は必要か、その根拠を 本文から探してノートに書く。 ※読みの視点ごとに根拠が書けるノートを準備しておく。 (2)ノートに書いたことを交流し合う。 3 本時学習を振り返り、次時の学習の見通しを持つ。 ○本時の学習を振り返り、まとめる。 ○読みの視点について振り返り、次時の学習では要旨や題名につい て考えることを確認する。 【読む】 ○ 本 論 2 が 必 要 で あ る 根拠を本文(○26段落、本 論2の事例、結論部分) から探して書き、交流す ることで、文章全体にお け る 本 論 2 の 重 要 性 を とらえることができる。 (ノート・発表) < B 達 成 に 向 け た 個 に 応じた支援> ○ 教 材 文 の コ ピ ー で 本 論 2 を 切 り 取 っ て 取 り 除き、本論1からいきな り 結 論 に つ な げ た も の を見せたり、本論2には 何 が 書 い て あ っ た か を ノ ー ト で 振 り 返 ら せ た りする。 本論2は必要である根拠は森林は水、土、養分をおくってくれるとともに災害から も守ってくれる重要な働きを果たしているから。また、森林は先祖たちが植えつ いだかけがえのない遺産であり、森林を育てる仕事はすばらしく、尊いことだから。 本論2は必要か、その根きょを探して交流しよう。 <読みの視点> ・○26段落・・・「けれども、…森林の大きな働きからすれば、まだほん の一部にすぎません。」、「もっと別のおくりものを…からです。」 ・本論2の事例・・・「そのひみつこそ森林」「国土の三分の二をしめ る大森林のおかげ」「山崩れや水害から平野を守ってくれているのも 森林」「森林が絶えず土と養分をおぎなってくれた」 ・結論部分・・・「森林は…先祖たちが植えついで…かけがえのない遺 産」「森林を育てる仕事のすばらしさ、とうとさ」 も っ と 序論 本論1 本論2 結論 日 本 人 と 「 の く ら し 」 木 材 の お く り も の ( 木 材 ・ 紙 ・ 火 ) 森 林 は 先 祖 た ち か ら の か け が え の な い 遺 産 林 業 の す ば ら し さ 別 の お く り も の ほんの一部 ○26段落 大 森 林 は 水 の 地 下 倉 庫 森 林 は 災 害 か ら 平 野 を 守 る ヒ ー ロ ー 森 林 は 田 ん ぼ に 豊 か な 土 と 養 分 を 送 る 栄 養 タ ン ク

参照

関連したドキュメント

喫煙者のなかには,喫煙の有害性を熟知してい

現実感のもてる問題場面からスタートし,問題 場面を自らの考えや表現を用いて表し,教師の

P.19 ・ペアで、自分の立場で答える形でチャンツを 言う。 【Let's Listen】P.20

のようにすべきだと考えていますか。 やっと開通します。長野、太田地区方面  

しかし私の理解と違うのは、寿岳章子が京都の「よろこび」を残さず読者に見せてくれる

分配関数に関する古典統計力学の近似 注: ややまどろっこしいが、基本的な考え方は、q-p 空間において、 ①エネルギー En を取る量子状態

能率競争の確保 競争者の競争単位としての存立の確保について︑述べる︒