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【14】進め 日本語教室 第8回 -日本語教室担当半年の学びからのちょっとした工夫-

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Academic year: 2021

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10HANDSnext 4月、半年間の白鷗大学でのスペイン語内地 留学を終え、希望した日本語教室の担当になり ました。小山市立小山城東小学校には、27名 の支援を必要とする外国人児童が在籍していま 私たちのグループは、私立坂田保育園を訪問 しました。 坂田保育園では、はじめに先 生方から園の成 り立ちや外国人園児の増 加などについて、また 保育の現状などについてのお話を聞きました。そ の後は、午睡から覚めた園児たちと一緒に、間 近に迫っている運動会の練習をおこないました。 坂田保育園で私が感じたことは、日本人園児だ 私のグループは、大泉町立大泉西保育園を訪 問しました。 到着後、前半は、子ども達と交流するグルー プと先 生方のお話を聞くグループに分 かれ、後 半は、それぞれが交代しました。先生方からは、 日頃心がけていることや、保育で大変だと感じる ことなど話していただきました。国や文化の違い で食べさせられないものがある場合など、事前に 保護者に聞いて対応することが大変だそうです。 けが在 籍する一 般 的な保 育 園と何も変わらない、 ということでした。先生方のお話や子どもたちとの かかわり、園の環境など、特別 「国際的」という こともなく、子どもに必要なことを、国籍に関係なく 当たり前にやっていくという姿がそこにはありました。 「違い」を「日常化」する。当たり前のようで 大変なこのことを、坂田保育園の先生方、子ど もたちは実現しているのだと思いました。 交流する時間には、私は子ども達と触れ合う うちあることに気づきました。髪や肌の色の違 う子ども同士で、一緒に楽しそうに遊んでいる のです。その光景を見て私は驚き、そして確信 しました。ここで育った子たちは将来決して人 を差別するようなことはなく、何事にも積極的 に取り組み、協力し合える子になるだろう、と。 この夏、グローバルサマーツアー参加して、 貴重な体験ができたと思っています。

グローバルサマーツアー2014

グローバルサマーツアー2014

③坂田保育園

④大泉西保育園

宇都宮大学教育学部4年 作新学院大学経営学部1年

長 尾 真 弥

行 本 大 誠

小山市立小山城東小学校

伊 藤  佳 之

第8回

進め

日本語教室

−日本語教室担当半年の

学びからのちょっとした工夫−

方が話せるため、外国籍、特にブラジル人の園 児が多いみよし保育園では、欠かせない存在と なっているようでした。 みよし保育園では、多種多様なルーツを持つ園 児たちを抱えながらも、お互いを認め合う環境づくり に、園全体で取り組んでいるところが印象的でした。

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11 HANDSnext す(平成 26 年 10 月 23 日現在)。今まで全く経 験のない日本語教室担当になり、とても不安で した。しかし、周りには心強い先生方がたくさ んいらしたので、その不安はすぐに払拭されま した。平成4年度日本語教室開設当時の担当(現 教頭)、前日本語教室担当の先生、小山市外国人 児童生徒適応指導教室『かけはし』担当の先生 と通訳の先生方、本校外国人支援の3名の先生 方、そして、外国人児童へ大変ご理解のある校 長先生と本校の先生方、さらには、指導してい る外国人の児童たち。今日までの約半年間、た くさんの先生方や外国人児童から貴重な学びを たくさん得ることができました。おかげで、毎 日楽しく日本語教室を運営することができまし た。 冒頭でもお伝えしましたが、まだ半年の経験 なので、まとまった成果や指導等はお伝えでき ません。しかし、この半年間の学びから獲得した、 日本語教室運営にプラスになったちょっとした 工夫をご紹介します。 ■廊下の掲示は早口言葉が有効 かけ算九九や漢字など、子ども達にぜひ覚え てほしい内容の掲示物は、外国人児童にはほと んど関心がありませんでした。また、それらを 唱えて日本語教室に入るようにさせたこともあ りましたが、やり方が雑になり、効果がありま せんでした。そこでそれらを、教師がしっかり 指導することにしました。代わりに、「早口言葉」 を掲示したところ、取り組みの姿勢は全く違い ました。難易度(レベル)も表示し、やる気を かき立てることに成功しました。今では教師が 何も言わなくても、夢中になって何度も何度も 唱えています。 ■日本語教室の時間割に、全員(もしくは複数 学年)が集まる時間を確保する 水曜日の3校時に『みんなの時間』を位置づけ、 日本文化に触れる時間としています(毎週では なく必要な時に)。主に1から3年生の外国人児 童と『かけはし』の児童が一緒に交流しています。 これまで七夕飾り作りや七夕集会、学校祭の出 し物の練習を行いました。 ■外国紹介コーナーでは「隠す」がキーワード 多くの日本語教室には、外国の食べ物や建物 などを紹介する掲示物があると思います。本校 児童にとってただ掲示してあるだけでは、関心 が長く続きませんでした。そこで、名称や由来 などの肝心な言葉を厚紙で隠して掲示すると、 児童は何度もめくってそれらを覚えようとして いました。 ■個別指導の形態だけでなく一斉授業の形態も 学校での学習形態の基本は、黒板を使用した 学び合いの授業であると考えます。それに慣れ させることも、日本語教室での大切な学習に なります。そこで、複数児童を取り出す時は、 黒板を使用した学び合いを行い、特に、発表の 仕方を具体的に指導しています。一人の指導の 時には、教師がもう一人の児童になって、時に はわざと間違って誤答時の対応の練習もして います。

参照

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