鰹肉の冷蔵保管中の変化 I : 凍結冷蔵による蛋白
変性について
著者
西元 諄一, 田中 和夫
雑誌名
鹿児島大学水産学部紀要=Memoirs of Faculty of
Fisheries Kagoshima University
巻
8
ページ
61-69
別言語のタイトル
On the Storage of Frozen Whole-round
Skip-jack. I : The Denaturation of Skip-jack
Muscle Protein under Freezing and Cold Storage
鰹 肉 の 冷 蔵 保 管 中 の 変 化 − 1 . *
凍結冷蔵による蛋白変'性について 西 元 諒 一 ・ 田 中 和 夫 (東京水産大学) OntheStorageofFrozenWhole-roundSkip-jack-I・ TheDenaturationofSkip-jackMuscleProtein underFreezingandColdStorage Jun-ichiNIsHIMoToandKazuoTANAKA 61 Tomakesomeinvestigationsintothechangesofwaterand0.6MKCIsoluble protein,fatandorganolepticfeaturesduringthestorage,andintothedripvalueafter thethawingoffrozenskip-jackmuscle,thefishmuscleoffUll-rigorandpost-rigortypes werefrozeninthesharpfreezer(at-28oCofairtemperature),andstoredinthecold room(at-17oCofairtemperature)forl2monthsanddehostedinthestillajr(at about20oCofairtemperature)attheendofrespectivedenniteperiod・ 血caseofthemuscleoffUll-rigortype,extractabilityofmyosin(actomyosin)was quitesmallandmyosinsolubilitymuchdecreasedwhenitwasfrozen,butinthemuscle ofpost-rigortypesuchphenomenonwasnotrecognized・Themyosinvalueinbothtypes decreasedinaccordancewiththeperiodofstorage・ A1thoughthesaltsolubleproteindecreased,almostnochangewasobservedinthe amountofwatersolUbleproteinoffishfleshofbothtype、 Fromthedecreasingofl.V、andtheincreasingofPOVofthefatinfishmuscle storedat−17oC,itwa9ascertainedthattheoxidationoffatwasdevelopedduringthe storage,Inthisexperimentthemutualrelationshipsbetweenthedenaturationoffish‐ flesh-proteinandtheoxidationoffish-fatwerelefttofUrtherresearch. 凍結鰹はわが国では重要な輸出冷凍水産物の一つで,主としてU、S、A・でライトミート ツナの耀詰原料とされている.また国内では鰹節の原料とし,一方生の状態では刺身とし て食味されている.この様に広く利用される鯉も凍結後これを解凍すると,生食する場合 も煮熟して利用する場合も,肉質がぱさぱさして舌触りが悪いとか,カードを生ずるとか いった不都合なことが起る.これらは多くの研究考')2)が認めている.これは蛋白の変性 やその他の因子が影響しているものと考えられ,鰹の凍結前の品質,凍結条件,凍結後の 保管条件および解凍条件により左右されるものと推察される. そこで著者らは凍結鯉肉を用いこの点に重点をおいて鯉肉の食品的,商品的品質を維持 する様な冷蔵条件を見出すために種だの観察,実験を行った. 実,験およびその結果 実験I凍結前の鰹魚体(生鮮)についての観察(その1)30℃の空気中に放置した場合 瀧本報の要旨は,日本水産学会秋期大会(堺,34,10)にて発表.2
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62 5‘70 5.57 死後硬直中の鰹肉(硬直型と称する)と死後硬直後の鰹肉(非硬直型と称する)の間に, それが凍結前の生肉時にどの様な差異があるか,また放置時間と共にその鮮度がいかに変 化するかをみるために,房総沖にて網で捕獲後,船上で即死させ,直ちに水氷に浸漬後18 時間目に入手した鯉魚体1尾(体長×体高×体巾:0.431×0.109×0.084m,体積0.001955m3, 体重2.086kg)を30士2℃の静止空気中に30時間放置し,その間に筋肉のpH値とウイー ブ。量(生鮮なる筋肉から鯵出する液汁)の測定並びに肉眼的観察を行った.PH値は死後硬 直と密接な関係があり,ウイーブ。量はその後の凍結一冷蔵保管一解凍により生ずるドリッ プ量(凍結による蛋白変性量の一つの目安となると考えられる)と比較検討-するために測 定した.その結果は第1表のごとくである. Table1.Organoleptictestonthewholeronndskip-jackkeptin stillair(at28士1℃.). 〃 〃 〃 Colour Odour しo10ur鷲。│柵ClWlpHlSmfaco,MusclolSuEra鵠。脇usci。
Taste ノノOl28sl016P51GlossywhitclG脇患)lNonolNonolG。。.
ノノ 1 1 2 8 . 0 1 0 1 5 . 8 9 1 〃 ノソ ノノ 〃 ノノ ノノ GI ノソ艦Mml〃
2 1 2 7 . 0 1 0 1 5 . 8 7 1 〃 ノノ 〆ノ 3 1 2 9 . 0 1 0 1 5 . 8 5 1 . 〃 ノノ 〃 〃 ノノ 〃 ノソ〃
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5−6−7’8 ノソ 〃 〃 〃 sliglltly fishy Fishy 〃 ノノ ノノ 2 9 . 0 0 5 . 7 2 1 〃 〃 ノノ ノノ 鹿 児 鳥 大 学 水 産 学 部 紀 要 第 8 巻 ノノ 28.3 この観察では,鰹魚体入手後8時間で死後硬直完了とみられる最低のpHとなり鰹臭が 出て来たが死後硬直に関する魚肉の実験,例3).4),5),6)からみて,漁獲時に魚体が極めて疲労し たとか,漁獲後の放置時間や温度により硬直開始,終了の時期やpH値は当然異ってくる ものと思われる.また握臭の発生と時を同じくしてウイープとおぽしきものが浸出してき て,鮮度低下と共にそれは増大しているが,その原因は,グリコリシス,オートリシイス の進行のためと思われる. ノノ く一く Slightly iishyl
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Fishy 10 ノソ ノノ29Cl(p撚8)'56,1〃
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S t a l e S t a l e l 〃 郵一皿一恥一画 ●1111曲111IIIII﹄11111111 ノノ 28.2 27.8 〃 ノノ ノソ12 63 5.79 西元。田中:鰹肉の冷蔵保管巾の変化−1 (その2) 漁獲直後の鯉は多くの場合水氷漬として貯蔵運搬されるが,その死後硬直期が幾時間(幾 日)持続されるか,また水氷での鰹肉の貯蔵限界を推定するために,前と同じグループの 鰹1尾(体長×体高×体巾:0.416×0.106×0.080m,体積0.001651m3,体重1.651kg)を0℃ の水氷に浸漬し,かつその容器を0℃の冷蔵庫に保管して,その間筋肉のpH値の測定並 びに肉眼的観察を行った.その結果は第2表のごとくである. Table2.Organoleptictestonthewholeroundship-jackimmersed inice-water(atOoC.). 前述の如く30℃の静止空気中に放置せる鯉魚体では8時間後に最低のpH値を示すが, 0℃の水氷に浸漬すると1週間で最低のpH値となり,以後非硬直型に移行する.18日目 になると肉は弾力を失い,軟化してオートリシスが進行したことを示し,乾草がむれた様 な酸敗臭が出て来て食用とするには不適な限界の様である.この観察より硬直期は大体1 週間で,安全な食用となるのは2週間内外であることが知られる. 実 験 皿 冷 蔵 保 管 中 に お け る 凍 結 鰹 肉 の 変 化
漁獲後直ちに水氷漬にした鰹を18時間後に入手した.入手時は死後硬直期にあり硬直
型グループ(7尾,平均体重1.8kg)は直ちに,一方非硬直型グループ(8尾,平均体重 5.78 1 1 Time day pH Remarks Z5 26 5.84 2] 唖郵一理一亜亜 0 Full-rigor Fleshsoft Odoursour. 6.18 19 Fleshslightlysoft 12 ノノ 5.82 5.83 18 ノノ 5.82 5.83 16 17 5.82 5.82 34 ノノ 14 15 ノノ 28 8 Odoul・PL1trid 6.09 6.06 23 5.61 5−7 〃 24 5.87 6,00 6.03 22 Odourstronglysoure.〃、 Odoursourputridontheabdomen・Fleshverysoft 5.54 5.64 MinimumpH 10 Post-rigol..Odouriishy 9 5.72 5.7564 鹿 児 島 大 学 水 産 学 部 紀 要 第 8 巻 2.1kg)は解硬するまで1°Cの準備室で水氷に浸漬してから,空気温度-28℃の管棚式凍 結装置中に24時間放置し凍結させ,グレーズをかけず,略-17℃の商業冷蔵庫(第3表) Table3.Temperatureofcoldstorageroom. StorageperiodmonthO 1 勺 3 6 9 12 Temp.。C’-16.8-16.31-17.2 − 1 7 . 2 1 − 1 9 . 0 − 1 7 . 5 − 1 5 . 5 に保管し,その後0,1,2,3,6,9,12カ月目毎に各グループの試料を夫,々1尾づつとり出し, 以下の測定及び観察を行った. (その1)魚肉について 先ず鯉魚体を秤量し冷蔵,保管中の重量損失を求め(第6表),約20℃の室内で静止空気 解凍を行い,魚肉を背鰭中央部より切りとり(常に同じ部位から採肉),血合肉を除く部分 を細砕して均一化後試料とした. 測定法は,pH値をベックマン硝子電極pHメーターにより,窒素はミクロケールグー ル法によった. 実施法は魚肉の20倍水抽出液および0.6MKC1溶液(WEBER&EDsALLso1ution)の 20倍抽出液につき(泡止めせるミキサーにて2分間抽出),水溶性全窒素,水溶性蛋白態窒 素(10%三塩化酪酸処理),水溶性熱凝固性窒素(100℃沸騰浴中10分間力11熱),塩溶性全 窒素,塩溶性蛋白態窒素(10%三塩化酷酸処理),塩溶性熱凝固性窒素(100℃沸騰浴中10 分間加熱)および0.6MKCl抽出液を冷水で10倍稀釈して沈澱する部をミオシン区とし て測定した.しかしてこのミオシン区は抽出操作が0.c近くの室でなされたものでなく, 抽出に冷抽出液を用い,2士2℃の温度下でミオシンの沈澱を得べく放置し,沈澱分離の遠 心操作は室温でなされたので,操作中の変性等はまぬかれないが,この値は絶体値として でなく,相対的な値として比較検討されねばならないものと考える.なお油脂の抽出はエ ーテルにより,1.V.(WIJs法),POV(過酸化物価,LEA法)および屈折率を測った. 以上の結果は第4,5表に示す.
墨
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期間が長くなっても硬直型,非硬直型双方ともあまり変化がない様である.塾麺、性窒素
全 窒 素 の値は硬直型,非硬直型のいずれも貯蔵期間が長くなるに従って増加している.これはす でに著者の一人7)が認めたところである.一方塩抽出液の篭妻素鱈よび雲警妻素の値を検討…前者縦硬直型非
硬直型いずれの場合も貯蔵期間が長くなるに従い一部増加しているが減少の傾向で先の水 抽出の蛋白態窒素の値の傾向とは異なっている.塩抽出液は塩類で抽出される蛋白(主と してミオシン)と水で抽出される蛋白(主としてミオケン)の双方を当然含んでいるが,非
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のが貯蔵期間が長くなるに従って抽出され難くなることがわかる(後述).後者は貯蔵期 間と共に,硬直,非硬直いずれの型でも同じ様なレベルで増加する.85895652 Table4Changesintheamountofwaterandsaltsolubleproteins infmzenskipjaCkmusclestoredat-17oC. 92.1凶 91.6f 92.15 92.14 85.65 85.65 89.68 89.68 争い
,蝋J::職
WSHN SSTN SSPN SSHN M−N柵:│:搬洲:霊馴酬;:│謡:鵜│淵;洲:淵;│躯眺棚蝋剛
Full-rigortype Post-rigortype TotalNitrogen Watersolubletotalnitrogen Watersolubleprotein-nitrogenWatereXtract
要乎│悪。│”黒.,。
TN 0,6MKC1extract MyosinfTaction F P TN WSTN WSPN 44.3030.60156.2032.81141.70一’56.5072.0052.7582.00164.0586.453.44 616.055.82 影WSTN ,…,‘ハヘlW月悪震了…ハIW騨鳳……SS噸−−、|S§鍵! 1.261−25.901−37.40 44.0030.6034.2039.40127.9019.70162.0075.25135.9073.02127.1031.45蹄×,Oqlシ識N×,001シ識N×,O0ss1舟N×,001シ識N×,001s謡N×,001雌N
SS'1,N 121315.965.75影lM-N/rN×'001,職N×,00
storagethawing 015.866.1314234.8635.0025.5050.0037.0535.0534.65157.4562.40164.2566.0042.8056.0011.251.26129.5826.95151.5045.15 1.371.50132.4033.5039.6044.45 100.0083.95 75.50 95 81 monthslhrs・FPlFPlFPFPlFPFPlFPlFPlFPlFPIFr 910’6.056.254.234.4834.8130.60162.1040.0734.95 80.5076.4459.0054.791.961.7043.9342.7149.0046.57 44-1353.78 78.3772.7859.0055.5311.661.8237.0245.7341.5050.55 11015.765.914.163.97136.8933.73143.1331.10128.2917.90185.5791.18179.2381.7652.8046.9611.481.92355848.3614L5353D4 喝削。田吾叱請函S子爵菊噸汽一﹂S鰐言1月 33.6329.65136.6631.36136.0019.47 21015.855.7614.494.08132.6029.4142.4030.821339519.16196.4396.57179.1378.9248.735]、021.561.80134.7444.18136.6145.69 2415.835.93 1.8638.1144.29 1.7842.4742.39 1.78140.6542.39s7p7罰皿81
57.0754.17,Watersolubleheatcoagulablenitrogen Saltsolubletotalnitrogen Saltsolubleproteinnitrogen Saltsolubleheatcoagulablenitrogen Myosinnitrogen
016.036.1314.463.98133.6328.40142.6041.60126.6618.59 41.4550.13 46.4646.84 81.6787.87 24 6.26 30.713285146.1123.18129.992029192146429176.1970.74131.0738.8811.75L75140.424L67148.1264.81
‘!:|蕊:;:
84.93 90.45 91.71 93.22 77.4883.89 1.661.4837.0237.7043.4543.78 33.6329.651480031.36126.6619.47 33.6328.40148.0028.32126.6618.59 1.791.8240.1345.7346.8450.551.91 7.41 66 鹿 児 島 大 学 水 産 学 部 紀 要 第 8 巻 Table5.Chemicalchangeofthefntinfrozenskip-jack storedat-17oC. これらと第6表に示したドリップ量との関係をみるとはっきりした関連は把握できない がドリップは非硬直型が非常に多い.このドリップ堂については,硬直型のものの方がド リップが多いというこれまでの結果')''0)''2)とは反対の現象であるが,その理由はここで実 験に供した非硬直型鰹は解硬した直後のものでなく,pH値がやや上昇した時期のもので あったためであらう. つぎにミオシン(アクトミオシン)の変性は,硬直型では凍結という操作によって約30% のミオシンの不溶化がみられ,非硬直型ではほとんど変化がない.これはNIKKIL入&LINKo がherringを用い,-20°Cで行った実験結果と一致し,ミオシン量は貯蔵期間が長くなる に従って減少した.また解凍時におけるミオシンの抽出量をみると,死後硬直中のものは 少なく,解硬すると多くなるというNIKKILA&LINKoの実験結果9)と同様である. 洲旨の変化は3カ月目より腹部に油焼け現象が少し見られる.この時のPOVが約50mg (0カ月の約1.5∼2倍)で,1.V・も最初の約1/2になっている.冷蔵中にPOVが増加す るのはLEAのニシン油での実験結果'0)およびMAcCALLoM,DYERらの鯛での結果'1)と 一致するが,脂質の変化は酸化によるのでなく酵素(リパーゼ)のみによるという小野の 説'2)とは反する.また1.V・の減少も小野12)が-13℃で鯖を凍結冷蔵した際のものとは異 っている.しかして魚種が異るの承で差異があるとは思われないが,清水'3)はこれらの矛 盾を起す原因について推論している.屈折率は一般に酸度により変化するといわれる'4)が, 貯蔵当初と貯蔵期間が長くなった時とに差はほとんど認められなかった.また油脂の変化 と蛋白の変性との関連は明確でなかった. (その2)ドリップについて 冷蔵庫より取出した魚体は霜や氷がついているので暫時室温に放置して,それらを除去 し,秤量し,目減量を求め,約20℃の静止空気中で解凍し,2,4,6時間後(24時間後)の ドリップの流出量,そのpH値を測定した.また6時間目のドリップを脱脂綿猫過後その 全窒素,蛋白態窒素(10%三塩化酷酸処理),熱凝固性窒素(100℃沸騰浴中10分間加熱) をミクロケールグール法にて測定した.その結果は第6表に示す. ■◆曲4。●■■ w狐BA 云 凹 , 一 丁 ︲ ユ Peroxidevalue(mgtotalperoxideoxygen/kgoffat) Iodinvalue Backmeat Abdominalmeat (months)lBA 685940 296083 ■①□Q■■ 423724 PeriodoflContentoffat%lRefractiveindex(n智)’POV 1.V. StOrage 520138 544685 ◆●●U●● 242423 18.98 30.60 40.02 76.80 102.14 117.21 1.4797 1.4802 1.4738 1,4772 1.4742 1.4701 B A B A A 117.41 108.87 78.22 56.91 43.08 39.97 B
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1.47661.4761 123692 1 1.4823 1.4800 1.4728 1.4788 1.4746 1.4711 18.53 45.98 53.36 88.42 120.26 115.07 798125.4326.021123.43124.60 1.4774 1.4 freezingl3、79 112.03 105.91 65.93 55.01 27.34 30.15閉昌函嘱 丙ご星切宮の 西元。田中:鯉肉の冷戯保管中の変化一I 呂○寓一己閏房、O﹃。 廷 ’ 蔓 ’ ご ⑦NOC 、。トN C。NN ︵函糟口 刷。、[ 吻協口日揖幽一群の話飼侶一湾口○つ○ ︾w昨張 。・ぬNC・mN−[N・函@⑦寸。ぶゆ|、α・寸○垣○N。因西℃の。。α℃つ℃。。。岡の。N[℃寸。⑦函の一函⑦。℃函西垣垣。[②。[、○国・℃ ○“ 閏日日のロ日g ﹄圃凶口垣四○週の口 、。寸刷、。寸刷丙刷やいい函寸。mm−mo。卜omNm。。、や、函・mmCト・寸西一℃、。○寸晒ト国.函α句一[ND画﹃の、m・函ト[﹃い[・℃[、、や。N、℃℃寸・垣一mm。℃両寸。℃一○画.、卜垣、国一○ト.﹃ 、。、刷函・[N一画℃・am[ト.○℃○[合ロ[”mnmmmNm。○℃oCoomm函・寸刷函℃。・す。[三m寸・ト垣、[寸固.[函、三いぶ・垣刷寸・垣
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はほとんど差がない様である.この様に硬直型のドリップ中の蛋白が非硬直型より多いが これは鯨肉の解凍硬直とは趣が異るが,硬直型が非常に多量のドリップを流出するという 現象'‘)には類似している.さらに硬直型の蛋白態窒素の中熱凝固性窒素は約65∼70%で一 方非硬直型ではそれが90∼99%であり,流出してくるドリップの成分上両者には大きな差 が認められる.pH値は硬直型も非硬直型も筋肉のpH値より高く且つ不規則な値を示したが,これは鯉
の個体差によるものかあるひは他の原因によるかはなお検討を要する. 実験、、冷蔵保管中における官能検査 実験11で用いた鯉魚体について食品的,商品的見地より,魚体表面の色調,油焼の有無, 魚肉の色調,光沢,臭,味および感触について官能的な検査を行った.その結果は第7表 の通りである.実験に供した鯉は凍結完了後グレーズをかけずに保管したのであるが,3 カ月目に腹部に多少の油焼けが見られ12カ月目には顕著になった.肉の櫛色,光沢は硬直型, 非硬直型では著しい差はないが,いずれも3カ月目より生鮮時に比しやや劣ってきた.味 は獣肉でもいわれる様に多少熟成したものが旨味があるようで,その点非硬直型がまさっ ている.感触では硬直型が弾力があるが6カ月以上になると落ちてくる. 要 約 硬直型,非硬直型の鰹魚体を-28°Cの静止空気中で凍結し,-17℃で1カ年冷蔵保管 した後,約20℃の静止空気中で解凍した場合の魚肉の水溶性および塩溶性蛋白の変性, 脂肪の油焼け,ドリップ量および1ミリップの蛋白量の変化,官能検査を行った. 即ちミオシン(アクトミオシン)は硬直型では塩抽出され難く,凍結によりその溶解性 は急に減少し,非硬直型では凍結の影響はみられないなほミオシンは貯蔵期間が長くな るに従いその抽出量は減少することを認めた. 水溶性蛋白態窒素の値は貯蔵期間が長くなっても,硬直型,非硬直型双方ともあまり変 化がない様である.一方塩溶性蛋白態窒素の値は硬直型,非硬直型とも一時増加が認めら れたが減少する傾向である.西元・田中:鯉肉の冷蔵保管中の変化−1 69 油脂では3カ月後に1.V.が相当減少し,POVは増加して酸化されたことを示し(官能 検査でも認めた)貯蔵期間と共に油焼けは益煮進行した.この実験では油脂の変化と蛋白 の変性との関連については明確にし得なかった. 終りに本実験に色倉御便宜を賜わった東京水産大学岡田郁之助教授に,また実験用機械 を快く貸与下さった日本雌詰協会妹尾研究課長に厚く感謝の意を表します. l ) 2 ) 3 ) 4 ) 5 ) 6 ) 7 ) 8 ) 9 ) 10) 11) 12) 13) 14) 15) 16) 文 獄 田中和夫§水産食品の凍結貯蔵に関する基本的諸問題とその実験的研究(1958). DYER,W、昨励o‘R“.,16,522-527(1951). 天野慶之。尾藤方通・河端俊治:口水誌.,19,487-497(1953). 藤巻正夫・古城健三:日水誌.,19,499−504(1953). 野口栄三郎。山本常治:日本海区水研研究年報.,2,123−131(1955). .,2,141−145(1955). KazuoTANAKA;J;Z bkyoU7zjy.qf恥ノi・’44,25-37(1958). NIKKILX,O、E,ANDLINKo,R,R3Fb”R“.,21,42−46(1956). 19,200-205(1954). CoH・LEA:Depr・Scj.〃、1.R“.R“r,姉”‘かり“r‘“,79−81(1935). W、A・MAcCALLuMANDW.』・DYER,S・CuR1,J.』・SIMoNcIc,M・KovAcEvlc,,.C・ HoRNEANDR.』、McNEILL,M・KRvARIc,H、LIsAc:"o〃Tec".,10,432-438(1956). 小野登樹:日水誌.,3,255−262(1935) 清水亘二水産利用学,145,金原出版K、K・(1958). 詳多源逸:油脂化学及び試験法,598,至文堂(1947). 谷川英一。三浦町夫。秋場稔:冷凍,28,294−304(1953). 田中武夫。田中和夫: 32,6-23(1957).