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周年放牧生産子牛の生時体重及びサツマゲイト内での吸乳期における発育に及ぼす要因

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Academic year: 2021

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(1)

周年放牧生産子牛の生時体重及びサツマゲイト内で

の吸乳期における発育に及ぼす要因

著者

松山 義弘

雑誌名

鹿児島大学農学部農場技術調査報告書

3

ページ

26-27

URL

http://hdl.handle.net/10232/9769

(2)

周 年 放 牧 生 産 子 牛 の 生 時 体 重 及 び サ ツ マ ゲ イ ト内 で の 吸 乳 期 に お け る 発 育 に 及 ぼ す 要 因 松 山 義 弘 目 的 入 来 牧 場 で は 周 年 放 牧 方 式 に よ る 子 牛 生 産 を行 っ て い る 。 そ の 場 合,一 般 農 家 の 子 牛 に 比 較 し て 生 時 体 重 が 小 さ く,そ の 後 の 発 育 も劣 る傾 向 が み ら れ る 。 本 調 査 で は 本 学 牧 場 産 牛 の 生 時 体 重 や サ ツ マ ゲ イ ト内 で の 吸 乳 期 に お け る 発 育 に 及 ぼ す 諸 要 因 を 明 らか に し よ う と し た 。 材 料 と 方 法 1992年 ∼1993年 ま で の 周 年 放 牧 生 産 子 牛 雄75頭 及 び 雌85頭 の 生 時 体 重 を測 定 し,生 ま れ て か ら1週 間 後 に サ ツ マ ゲ イ ト内 に 移 動 し,離 乳 日 齢(60日 ∼70齢)ま で の 間 の1日 当 た りの 増 体 量(DG)を 調 査 した 。 結 果 周 年 放 牧 子 牛 の 生 時 体 重 は,92年 度 よ り93年 度 が 雄,雌 と も大 き くな っ た(第1図)。 吸 乳 期 の1日 当 た り DGは,92年 度 に 比 較 し93年 度 が 雄,雌 と も大 き く な る 傾 向 を示 し た(第2図)。 子 牛 の 生 時 体 重 は,春 生 ま れ が 大 き く,冬 生 ま れ は 小 さ い 傾 向 を 示 し た(第3図)。 吸 乳 期 に お け るDGは,雄 は 夏 に 低 い値 を 示 し,春, 秋 で は 高 い 値 を 示 し た 。 雌 で は 冬 が 高 い 値 を示 し,春,夏,秋 で は 低 い値 を示 した(第4図)。 産 歴 と生 時 体 重 の 関 係 は,雌 に 明 確 な傾 向 は 認 め ら れ な か っ た が,雄 で は5∼6産 目に 大 き い傾 向 を 示 し た(第5図)。 吸 乳 期 に お け る産 歴 とDGの 関 係 は,雄 で は,5∼6産 目 が 高 く,7産 目 よ り低 くな る 傾 向 を示 し た が,雌 で は 一 定 の 傾 向 は 認 め られ な か っ た(第6図)。 生 時 体 重 と 吸 乳 期 に お け る増 体 量 との 関 係 は,雄 雌 と も一 定 の 傾 向 は 認 め られ な か っ た 。 以 上 の こ と か ら 冬季 放 牧 等 で,分 娩 前 の 栄 養 状 態 を 改 善 す る こ とで 生 時 体 重 を大 き くす る こ とが 出 来 る も の と推 察 さ れ た 。 ま た,夏 秋 の 増 体 量 低 下 に 対 し て は,暑 熱 対 策 が 必 要 で あ る と思 わ れ た 。 生 時 体 重( ㎏) D G ( 9) 1992  1993 第1図 周 年 放 牧 に よ る 子 牛 の 年 度 に よ る 生 時 体 重 の 違 い. 1992  1993 第2図 周 年 放 牧 生 産 子 牛 の 吸 乳 期 の 年 度 に よ るDG(g)の 違 い.

(3)

生 時 体 重 ( ㎏ ) D G (g ) 春 夏 秋 冬 第3図 周 年 放 牧 生産 子 牛 の 季 節 に よ る 生 時 体 重 の 違 い. 春 夏 秋 冬 第4図 周 年 放 牧 生 産 子牛 の 吸乳 期 に お け る 季 節 に よ る 日増体 重(DG)の 違 い. 生 時 体 重( ㎏) D G ( 9) 産歴 第5図 周 年放 牧 生 産 子牛 の産 歴 と生 時 体 重 の 関係. ● 雄 ◎雌 産歴 第6図 周 年 放 牧 生産 子牛 の 吸 乳期 にお け る産 歴 と1日 当 た り増体 量(DG)の 関係. ● 雄 ◎ 雌

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