Title
西瓜の接木における温度が活着および初期育成に及ぼす
影響
Author(s)
銘苅, 春定
Citation
沖縄農業, 4(2): 33-35
Issue Date
1965-12
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12001/999
Rights
沖縄農業研究会
西瓜 の接 木 にお け る温 度 が活着 お よび
初 期生 育 に及 ぼす影 響
定
卿 鹸春
試 薬苅
農
球銘
ーI ・.1.
は じめに
西瓜 の接木栽増が普通栽培 に比較 していろいろの面 に お いて有利 であ ることは筆者が ここで改めて論ず るまで もないが ,接木育 苗において,従来 の育 苗方法では手数 が かか り, これが旗家へ の技術浸透の大 きな妨げにな っ て い る.すなわ ち,従来 の報告によると接木後の育苗温 度 お よび光線 は活潜に大 きく影響す るとぎれ 温度 は25 ∼30oCが適温 で, 光線 は接木後の2日間は遮光密閉 し て3日目か ら除々に光線 を入れ る時間 を多 くして8- 10 8日で ヨVズお よびコモを全開 して普通育苗 に戻す とさ れ てい る. 筆 者 は前報 にお いて,接木層後か ら日光照射す ること が病 者および初細生育 を促進す ることを指摘 した. 本報 においては接木育苗 にお ける温度 管理が活窟お よ び初期生育 に及 ぼす影響 について試験 したので, その結 果 の概 要 を報告す る.2.
試験 材 料 および方 法
1)
試験 区別 A:
梱円筒温区,担 :相田中温区,C
二相 関 白櫛 .%度 区,D
二重 内自然温度 区の4区に区別 し,A,B
お よび C区は120×60×60m の ピエ ール (透 明)製 育苗箱 を用 意 し,箱の布 き15伽 の所 に Tタンで鉢倣台 を放 けた. さらにAお よびB区は鉢恐台の下に砿熟保温 薮 位 を 施 し,A区は平均党風が30c
c,B区は260C・にな るように それ ぞれ サームスタ ッ トで調節 した. C区は保温滋
ZEEを しない育苗箱 を利 用 し,またD区は5.4×3.6mの ビニー 〟- クス 円で育苗 した. なお,.A,BおよびC区は温度変化 を少 な くす るため に前記 ki'ェ ール- クスに育苗箱 を入れてそれ ぞれ育苗 し た.従 ってA,B
お よび●
C
区は二重 ビニールノ、クス内で 育苗 した ことにな る.2)
台 木 お よ び 種 木 の 兼 成 台木 はユ タガオ(品種 は相生)を使 用 し,1965年 1月14 日に恒 温線で催穿 きせ, 1月16日に10伽の紫炊鉢に 2本 ずっ播種 した. 槻 木 はFl緑富研 を1965年 1月ユ8日に恒
温韓で催芽 させ , 1月21日に45×30×10伽の木 箱に 6cm の厚 さに砂 を入れて播種 した.なお,台木 お よび槻木 と もビュー.JL,-クス内で常 置した.3)
接 木 お よ び 接 木 後 の 管 理 接木は1965年 1月2フ日に
挿 し接 ぎ法 によ って行 な った 台木の苗令は葦⊥本部が 7- 8分 出葉
糊で,撒
水 は 子 葉が 6- 7分 展開朋であ った.接木後 の管璽削ま鼠度 お よ び温度 を保持 す る目的 でA,Bおよび C区は ビニール密 閉 したが,
D区は特別 な管理は行なわなか った . なお, このよ うな育苗管矧 ま接木後9日まで行 ない, その後は8寸索焼鉢に抱 え替 えてビニールノ、クス内にお いて各区 と も同様な管理 の もとで育萌 した.3.
試 験結果 およ び考察
1)
育 苗 床 の 温 度 お よ び 湿 度 混度お よび都度はA,B
およびC
区は接木 後 9日 ま で,D区は7日まで測定 した.なおA,Bお よびC区の 温度測定は 自記鼠度計 を使用し,平均温度 は慮 夜12時間 の平均で示 したが,Dl芸は樺状 弧度肝 とVックス迎・JEl指 股低氾度計 を使用 し, ・V・均t
.
I
..L皮は 9時の苅 1
,
l
l
.で示 した. また朝 顔端度は各区 とも9時,13時 ,16時の 3回平均 で示 した. 育lli伸 の77HrL庇お よび柚 壁を示す と35
1
1
図お よび筋2
図 の とお りで ある.. 平均純度 においてはAおよび】引芸と もに l∃鵬
弧皮 に近 い敬伯が得 られ,AJ芸が30oC,B区が25oCであ った. またCお よびD区は低 く両区 ともに200C前後 でHJ・-.・典は 屈 め られなか った. 脱硝h
LL皮 においてはA
.,B
・山.上びC
酔 ま描 く.,大雅 は 認 め られ なか ったが,
D区はや ゝ低 か った. 次 ぎに1品底
温度 については,A区が27-28oC, B区 が20oC鮒後 , Cお よびD区は ともに低 く,ll.-12oCで 遊動 或懲 め られなか った.湿度 においでは,渦 度 の筒 い ほど繍い傾 向が あ り,A区が 9田制の平均で77C/0,B区 が760/0, C区が670/0,D区が640/Oを示・したが , Aお J:ぴB
・区は差 異がなか った.34 第
⊥図
各 区 の ilf.;.JL贋 状況
20 30 -20 且0 ALf.-I
-
lBl,i一一一一
CL
L
_
% lJ'- 均i
.
I,,.L I:・空 r一・一 __.・.・.・._I
_
一
一
一
一
L
、 \ ..、 __._ll._。 ・yrJ >く二二二二二 TJT∼ 一一一一一一一D医9
0
‥ \\、/∫/ 、\\ ミゝ
\ \\
ー
ノー--,
L
r
i・ .ll:.A; ill.・L岐 ヽ ヽ ヽ 、ヽ′′ ヽ--一 一ヽ ヽ′舶 低
混 雌 --
-I
-
- へ \ 一一 ㌧ 、_ _ / ′ヽ ′ヽ ・L;こ-J
I
J_
_メ :二九一
、
一
・
一
一
一
一
一
一
.
.
_
_
_
一
一
12 3
45 6 7 8 9
接木後のu放
箱 上米温
度 と 清 瀞 と の 闘 係 2田日 3日lヨ ⋮ ! ⋮ ︰ ︰. ︰ ︰ ..i ..し A B C D 一 葦 2図 各 区 の 河 佐一一
--
--
/
\J /\一
一一--∼// \\/ ノノl / ′' 、、 了、、、 l\ ′ ノ l ′ ヽ ′ \′ V A-I
-
a一一一
C -____Dノ
ー
′\
区 区 区 区 ′/
′ヽヽ / 、 ー′一 ・へ ヽ ′ iZI5
の 後4
木3
接2
2)
温度が活着 に及 ぼす影 響渦
度 と活潜 との関係 を示 す と第 1蓑 に示す とお りであ るL. 育菌床における・相木 の葦 ちJ:う状況 についてみ ると, A,BおJ:ぴC区は少 な く,また 4月か らは 回 復 し た が,D
区は多 く,.長期間にわたって萎 ち ょう株がみ られ た. これは育宙床 における湿度 に関係す る もの と 患 わ れ,育苗にあたっては650/o以上の湿度 を保持す る必要が あ ると思 う.' i
:
壬
: 好
-(:,fー) 4日目 をSEI目 .6日・
E
H
7日目 18日日 0 0 1 0 .0 1 2 ユ i ユ 0 0 ∩ ) 八U 0 0 0 . i ll≡Oo35 所謂状 況 につい ては,各 区 と もに良好で ,本 試験 の汎