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JAIST Repository: 公的資金による研究開発の追跡的調査手法に関する検討(評価 (1), 第20回年次学術大会講演要旨集I)

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Academic year: 2021

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JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 公的資金による研究開発の追跡的調査手法に関する検 討(評価 (1), 第20回年次学術大会講演要旨集I) Author(s) 弓取, 修二; 佐野, 浩; 矢野, 貴久; 幸本, 和明 Citation 年次学術大会講演要旨集, 20: 204-207 Issue Date 2005-10-22 Type Conference Paper Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/6047

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.

(2)

2 0 E Ⅰ I る 横言 ⅡⅠ ユ 0 す D 関 E ヶ甲 N 法 の 失 発 O よ 一 J 一 "

貸与

的 公 1 . 緒言 公的資金による 研究開発においては、 終了後にこれまでの 経緯を追跡的に 調査 し 、

運営・管理上の 問題点等をその

改善に反映することが、

極めて重要であ

る。 筆者らは、 平成 13, 14, 15 年度に終了したプロジェクトに 参加した企業の う ち 、 プロジェクト 終了後に上市、 製品化に至った 企業や、 継続研究を途中で 中止 した企業及び 実施していない 企業 40 社についてヒアリンバを 行った。 そのうち、 2 社については、 より詳細なヒアリンバを 実施し、 成果の実用化に 与える運営・ 管理上のポイントを 時系列的に把握することを 試みた。 これにより、 プロジェク トの 運営・管理の 改善に関する 具体的な示唆を 得たいと考えた。 2 . 目的 追跡調査においては、 プロジェクトの 関係者にプロジェクト 実施当時のこ と を 回想していただき、 プロジェクト 運営・管理上の 間 題 点等を抽出する。 しかしな がら、 単なるヒアリンバでは、 過去の事柄について、 時期、 順序、 影響の程度を より詳しく把握することはなかなか 容易ではなかった。 そこで、 ここでは、 これ らの情報をわかりやすく 把握するためのツールについて 検討を行 う とともに、 本

ツールをいくつかの 事例について 試用してみることにより

その有用性について

確認することを

目的とした。 3 . 調査方法 木ツールは、 追跡チャートと 称し、 横軸にプロジェクトの 立案時から現在まで の時間、 縦軸に実用化の 可能性をとりグラフ 化したものであ る。 ただし、 実用化 の可能性については 定量化することが 困難であ るため、 ヒアリンバ対象者の 主観 による実用化への 期待度や意気込みの 大きさを示した。 追跡チャートの 作成に当たっては、 曲線の形状や 実用化に影響を 与えた事柄に ついてヒアリンバ 対象者と対話をしながら 作成した。 事柄の追跡チャートへの 記 入においては、 実用化に対するプラス 要素とマイナス 要素について 色分けを行っ た ら ヰル 中

果た 結っ 査行 イ 調を デの察 タ 度者 ス 年に ス 60 一 Ⅰ と ケ成と 平イ 4 デ 2 例の追跡チャートについて、 ケーススタ

(3)

く ケーススタディ : 1 ノ 本側 は、 プロジェクト 全体の事後評価において 成果や実用化の 評点が悪いにも 関 わらずプロジェクト 参加機関の中に 製品化に至った 企業が存在する 事例であ り、 その要因を探りプロジェクトの 運営・管理への 反映事項を検討するために 取り上 げた。

追跡チャートを

図 1 に示した。 図 1 から、 本側 においては、 異業種からの 参入であ ったにもかかわらず 大学と の 良好な関係や、 成果に基づく 予算の重点的投入、 プロジェクトならではの メリ ット であ る垂直連携により 3 年目終了時には 世界最高性能を 達成したことがわか る 。 しかしながら、

実用化に向けた 技術課題の発生によ

@

実用化の可能性が

不 透明となった。 その後、 プロジェクト 参加企業自らが 社内で成果の 認知を図るこ とにより製品化への 検討が進み、 製品化に至ったことが 分かる。 文無化の可 俺桂穏

悪露㍊

悪笘曲鯛 田 ] 乗田 違携 による テ バイス 朋尭 の 抗 く ケーススタディ : 2 ノ 本何 は、 平成

16

年度調査において、 NEDO プロジェクトの 成果が上市・ 製品 化に至ったことが 判明した

42

件のうち、 製品の売上高が 3 番目と比較的大きい 案件であ るため取り上げた。

追跡チャートを

図 2 に示した。 図 2 の通り、 プロジェクト 実施初期に社会情勢等に 対する見込み 違いにより 原 料 入手が困難になるというプロジェクトの 外部からの要因でマイナス 要素が生じ

(4)

れ治 し さほほ 示列及 が 系を と時饗 こが 影 た 者に し係市 服 閣上 克の り 関し よ 機用 に 数件 立複て 確 のし の外と 法内素 手ト要 新クス とェラ 更 ジ ブ 愛ロ が なプと 大 はた め て し 針っ力 。

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ヤートの有用性について

考察する。 追跡チャートの 特長としては、 プロジェクト 立案時からプロジェクト 終了を経 て 現在に至るまでに 実用化にプラスあ るいはマイナスの 効果を与える 各種の事柄 を表示するとともに 影響の大きさを 表示することが 可能であ る点が挙げられる。 これを通じて、 一枚のグラフで 実用化の可能性の 推移を定性的に 表示できる。 ま た、 プロジェクト 参加企業のみならず、 プロジェクト 井関係機関の 活動など複数 の 関係者が与える 効果の他、 研究環境、 事業環境、 社会情勢など 様々な要因が 実 用化へ与える 影響を表示できる。 一方、 追跡チャートの 課題としては、 追跡チャートに 盛り込む事柄の 選択や実 用化への影響の 程度は、 作成者の主観に 左右される点が 挙げられる。 例えば、 プ ロジェク ト に関わる様々な 立場 ( 実施者、 プロジェクトリーダー 管理法人、 N E D 0 担当者等 ) により、 作成者が開発対象の 技術としての 熱度や、 技術を取り

(5)

巻く研究環境、

事業化へ至る

道筋、 社会経済的な 環境、 実用化へ与える 影響の把 握 状況が異なり、 グラフの形状も 異なる。 追跡チャートは、 これらの課題を 踏まえて作成すれば、 プロジェクトの 経緯を

把握するツールとして

有用であ り、 また、

特長を活かして 運営・管理の

改善へ 活 用

することが必要であ

る。

今後の追跡チャートの

活用の一例としては、

実用化に対するマイナス

要素とそ れを克服する 方法についての 知見を蓄積して、 その善後策や 予防策の立案に 活用 することが挙げられる。 特に予防策 は ついては、 プロジェクト

終了後に発生する

マイナス要素に 対しても可能な

限りプロジェク

ト期間中に講ずることが

期待され る。 5 . まとめ 今回の検討により、 研究開発運営・

管理に関わりのあ る事柄が発生する

時期、 順序、

影響の程度の 情報をわかりやすく 把握するためのツールとして

追跡チャー トが有用であ ることを確認した。 しかし、 課題としては、

追跡チャートは 主観的なものであ

るため、 プロジェク

トに関わる複数関係者の 視点から多面的にチャートを 作成することが

必要であ る。

今後も引き続き

追跡 チ ヤートを作成し、 研究開発運営・

管理の改善に

反映する とともに、 その効率化と 高度化に資することとしたい。 [ 参考文献 ) NEDO

研究開発プロジェク

トにおける追跡調査の 実施 ( 平成 14 、 15 年度事後 評 価 実施プロジェク ト ) 報告書 / 平成 17 年 3 月 新 エネ、

ルギー・産業技術総合開発

機構 : 委託 先

株式会社日鉄技術情報センター

参照

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