航空輸送産業における費用構造分析--国内線・国際線兼営効果の検証
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(2) 第57巻. 1.は. 日本 航 空 は2010年1月19日. 第3号. じ. め. に. に会 社 更 生 法 の 適 用 を 申請 し,経 営 破 綻 した が,経 営 再 建 策. の 一 つ と して,日 本 航 空 が 国 際 線 か ら撤 退 し,全 日空 に よ る国 際 線1社 体 制 が 政 府 内で 検 討 さ れ て い る との 報 道 が あ っ た(1)。そ れ に対 して,稲 森 和 雄 日本 航 空 会 長 が 国 際線 の 撤 退 を否 定,伊 東 信 一 郎 全 日空 社 長 も 日本 航 空 か らの 国 際 線 の 継 承 を 否 定 し,現 在 も両 社 別 々 に国 際 線 を運 航 して い る。 そ こで 本 稿 で は,わ が 国 の 航 空 輸 送 産 業 に お け る国 内線 ・国 際 線 の 兼 営 効 果 を 費 用 面 か ら実 証 分 析 す べ く,国 内線 と国 際 線 の 範 囲 の 経 済 性 を 計 測 す る。 航 空 輸 送 にお け る範 囲 の 経 済 性 に つ い て は,Gillenetal.(1990)が. カ ナ ダ の航 空 会 社 にお け る定 期 旅 客輸 送 ・定. 期 貨 物 輸 送 ・不 定 期 輸 送 間 の 範 囲 の 経 済 性 を 検 証 し,存 在 す る,し な いの ど ち ら と も言 え な い と い う結 論 を 導 いて い る。 わ が 国 の 航 空 会 社 につ いて は,衣 笠(1995)が. 旅客輸送 と. 貨 物 輸 送 間 の 範 囲 の 経 済 性 を 検 証 し,全 日空 と 日本 航 空 に お いて は存 在 せ ず,日 本 エ ア シ ス テ ム に お い て は ど ち ら と も言 え な い と 述 べ て い る。 他 の 交 通 産 業 に つ い て は,鉄 道 (JR)に. お け る在 来 線 と新 幹 線 の 範 囲 の 経 済 性 を 検 証 した 須 田 ・依 田(2004)や. (2009),バ. ス に お け る乗 合 事 業 と貸 切 事 業 の 範 囲 の 経 済 性 を 検 証 した 浦 上(2003)な. あ るが,こ. れ ら全 て の研 究 に お け る共 通 点 は,Translog型. 柳 川他 どが. 費 用 関 数 の推 計 結 果 か ら範 囲. の 経 済 性(費 用 補 完 性)を 計 測 して い る こ とで あ る。 以 下 で は,こ れ らの 研 究 に倣 って, わ が 国 の 航 空 輸 送 産 業 の 費 用 関 数 をTranslog型. で 推 計 し,国 際 線 と国 内線 の サ ー ビ ス供. 給 に お け る範 囲 の 経 済 性 を 検 証 す る。. 2.わ. が国 の航空政策 と大手航空会社. わ が 国 の 航 空 輸 送 産 業 で は,競 争 回 避 に よ る航 空 会 社 の 経 営 安 定 ・育 成,内 部 補 助 体 制 を通 じた国 内 ・国 際 航 空 ネ ッ トワー クの 充 実 を 目的 と した厳 格 な 参 入 規 制 ・運 賃 規 制 政 策 が 実 施 され て き た。 参 入 に関 して は,1985年 野 が,全. 日空(NH)は. 国 内 幹 線 と ロー カル 線,日 本 航 空(JL)は. 本 エ ア シ ス テ ム(旧 東 亜 国 内航 空)(JD)は. (1)日. まで45・47体 制 に よ って,大 手3社 の 事 業 分. 本 経 済 新 聞2010年1月15日. 国 際 線 と国 内 幹 線,日. ロー カ ル線 と規 定 され,こ れ らの 事 業 割 り当. 朝刊。 一220(710)一.
(3) 航空輸送産業にお ける費用構造分析(水 谷) て に基 づ いて,路 線 免 許 が 与 え られ て き た(2)。 その 後,航 空 輸 送 産 業 は急 成 長 し,1985年. に お け るわ が 国 の 輸 送 量 は,国 際 線 ・国 内線. 合 計 の 人 キ ロベ ー スで,英 国 を わ ず か に上 回 り米 国 に次 いで 世 界 第2位. とな った 。 また,. 1978年 に始 ま っ た米 国 の 航 空 規 制 緩 和 の 成 果 が 明 らか にな る につ れ て,厳 格 な 規 制 が サ ー ビス 向上 ・運 賃 低 下 の弊 害 とな って い る と指摘 され る よ う にな った。 そ して45・47体 制 は, 1986年 に廃 止 され て 段 階 的 に規 制 緩 和 が 進 め られ,NHとJDの. 国 際線 へ の参 入,国. 内線. に お いて は,ダ ブル ・ トリプル トラ ック化 や 新 規 航 空 会 社 の 参 入 な どが 行 わ れ た が,路 線 ご との 免 許 制 に よ る政 府 の 需 給 調 整 規 制 は維 持 され た。2000年 に は,つ い に需 給 調 整 規 制 が 廃 止 され て,運 航 ダ イ ヤが 事 前 届 出制 とな り,各 航 空 会 社 は 自 由 に路 線 を 組 め る よ う に な っ た。 と は言 う もの の,混 雑 空 港 と指 定 され た羽 田 ・成 田 ・伊 丹 ・関 空 の4空 港 で は, 発 着 枠 は政 府 に よ って 政 策 的 に配 分 され,運 航 ダ イ ヤ も許 可 制 とな って い る。 特 に,羽 田 空 港 は,国 内線 発 着 回 数 の40%以. 上 を 担 って お り,政 府 の 介 入 余 地 は,依 然 と して 大 き く. 残 る。 運 賃 は,1986年. 以 降 も認 可 制 が 継 続 され,1994年. に5割 引 まで の 割 引 運 賃 が 認 可 制 か ら. 事 前 届 出制 にな る まで は,厳 格 に規 制 され て い た。1996年 に は幅 運 賃 制 度 に よ って,各 航 空 会 社 は標 準 原 価 以 下25%の. 範 囲 内で 自主 的 に運 賃 を 設 定 で き る よ う にな り,最 終 的 に は. 2000年 に認 可 制 か ら事 前 届 出制 へ と移 行 し,航 空 会 社 は 自 由な 経 営 判 断 に基 づ き多 様 な 運 賃 設 定 ・変 更 が 可 能 とな っ た。 特 殊 法 人 で あ っ たJLは1987年. に完 全 民 営 化 され,さ. らにJLとJDは,2002年10月. 共 同持 株 会 社 日本 航 空 シ ス テ ムを 設 立 し経 営 統 合 され た(JJ統 とJD間. 合)。2003年4月. に に は,JL. で 大 幅 な 路 線 の 再 編 が 行 わ れ,国 際 線 ・国 内線 と も に両 社 に よ る重 複 運 航 路 線 は. 無 くな っ た。 そ の た め,本 研 究 で は2003年 を統 合 年 と し,以 降 の 日本 航 空 をJJと る。 その 後,2004年4月. にJLが. 日本 航 空 イ ン ター ナ シ ョナ ル,JDが. 表記す. 日本 航 空 ジ ャパ ン,. 6月 に持 株 会 社 日本 航 空 シ ス テ ムが 日本 航 空 へ 社 名 変 更 され た。2006年10月 に は 日本 航 空 イ ンタ ー ナ シ ョナル が 日本 航 空 ジ ャパ ン と合 併 し,最 終 的 に持 株 会 社 日本 航 空,主 要 子 会 社 日本 航 空 イ ンター ナ シ ョナル とな っ た。 そ して2010年1月. に会 社 更 生 法 の 適 用 を 申請 し. て,経 営 破 綻 す る に至 っ た。 図1は,国. 内線 の 座 席 キ ロの 推 移 を 示 して い るが,45・47体. 制 に よ って,国. 内線 に関 し. (2)航 空 会 社 はIATAコ ー ドで 表 記 す る。 な お 日本 航 空 のIATAコ ー ドは 日本 エ ア シス テ ム との 統 合 後 もJLで あ るが,統 合 前 後 を 区 別 す る た め に統 合 後 はJJで 表 記 す る。 ま た 国 内 幹 線 は, 東 京(羽 田 ・成 田),大 阪(伊 丹 ・関 空),福 岡,札 幌,那 覇 を 相 互 に 結 ぶ 路 線 。 ロー カ ル 線 は幹 線 以 外 の 全 路 線 で あ る。 -221(711)一.
(4) 第57巻 て はNHに. 対 して,大. 第3号. き な 輸 送 力 が 割 り 当 て ら れ て き た た め,JLやJDの. 力 を 有 し て き た 。2003年. のJJ統. 合 直 後 は,NHとJJの. に はNHよ. で 見 る と,日. り も30%低. 輸 送 力 が 大 幅 に 減 少 し,. い 水 準 と な っ て い る 。 そ の 一 方 で,国 際 線 の 座 席 キ ロ を 図2. 系 航 空 会 社 と して は,独. 占 的 に 国 際 線 を 担 っ て き たJLが45・47体. も 圧 倒 的 な 輸 送 力 を 有 して い る 。NHは1986年 が,NHは2002年. でJLの4分. の1に. よ り,JDは1988年. 過 ぎ な い し,JDは50分. JJ統. に お い て もJJの. 合 直 前 の2002年. 輸 送 力 はNHの. 約3倍. の1に. も 満 た な い 。JJ統. と な っ て い る。 こ れ ら の 結 果, 合 後 の2008. な っ て い る(図3)。. u. 86年. 90年. 94年. 98年. 02年. 出所)各 社 「有 価 証 券 報 告 書 」 よ り作 成 。 図1国. 合. 差 は 減 少 して い る. の 国 際 線 比 率 はJLが79%,NHが31%,JDが6%,統. 年 はJJが65%,NHが32%と. 制廃止後. よ り 国 際 線 に 参 入 した. 後 は 国 内 線 と 同 様 に 国 際 線 に お い て も リ ス トラ が 行 わ れ,NHとJJの も の の,2008年. の輸送. 輸 送 力 は ほ ぼ 同 じ で あ っ た が,. 経 営 危 機 に 伴 う 路 線 ネ ッ ト ワ ー ク の リ ス トラ に よ っ て,JJの 2008年. 約2倍. 内 線 座 席 キ ロ (百万 席 キ ロ). 06年.
(5) 航 空 輸 送 産 業 に お け る費 用 構 造 分 析(水 谷). 一NH. 一一一一 一一一JL. JJ. 一 一 ●JD. u. u. 86年. 90年. 94年. 98年. 02年. 06年. 出所)各 社 「有 価 証 券 報 告 書 」 よ り作 成 。 図2国. 際 線 座 席 キ ロ (百万 席 キ ロ). 0%. 0%1-」1. 86年. 90年. 94年. 98年. 02年. 出所)各 社 「有 価 証 券 報 告 書 」 よ り作 成 。 図3国. 際 線 比 率(座 席 キ ロベ ー ス). 一223(713)一. 06年.
(6) 第57巻. 3.Translog型. 3.1.モ. 第3号. 費 用 関 数 の推 計. デ ル とデ ー タ. わ が 国 の 航 空 輸 送 事 業 者 の 総 費 用 関 数 を 推 計 す る 。 そ の た あ に,総. 費 用 関 数7Cを(1)式. の よ う に定 義 す る。. 7C=7℃(yD(CD,C5b,、R五D),巧((2∬,C5「',、R」L∬),W∠,WF,Wκ,WM,ZDNH,D/L,D/D,D〃). (1). 各 変 数 の 定 義 は,表1の (2003)に. 倣 い,さ. 通 り で あ る 。 ア ウ ト プ ッ ト量 は,FischerandKamerschen. ら に は 航 空 会 社 の 収 入 の 大 半 が 旅 客 で あ る こ と か ら,国. 内 線 ・国 際 線. そ れ ぞ れ の 座 席 キ ロ と した(3)。ま た ア ウ トプ ッ ト属 性 と して,平. 均 機 材 規 模 と平 均 路 線 長. も 加 え た 。 イ ン プ ッ トは,労. 素 と し,資. 働. 証 券 報 告 書 に お け る 支 払 利 息,社. 燃 料,資. 本,マ. 債 利 息,減. テ リ ア ル の4要. 価 償 却 費,航. 空 機 賃 借 費,整. 本 費 用 は有 価. 備 材 料 ・外 注 費,. そ の 他 整 備 費 の 合 計 と し た ④。 そ の 一 方 でCavesetal.(1984)やGillenetal.(1990) で 用 い られ て い る 乗 り入 れ 地 点 数 は,有. 意 な パ ラ メー タの 推 計 値 が 得 られ な か った た め に. 採 用 しな か っ た 。 つ ぎ に(1)式 をTranslog型. で 特 定 化 す る 。 係 数 の 対 称 性 を 考 慮 す る と,以. 下 の よ う に表. わ され る。. ln7C一. α ・ln臨+Σ,α'lnW}一. +吉. ト α ア7一トΣ. β 肋(ln}1々)2+音 Σ Σ. ,α ・Dg. 、β,(ln四)(1蝋)+吉. Σ 、Σ(ln聾)(1酬). (2). (3)FischerandKamerschen(2003)は,数 量 競 争 の 仮 定,総 費 用 最 小 化 の 仮 定 との 整 合 性 か ら, 座 席 キ ロが ア ウ トプ ッ ト指 標 と して 望 ま しい と述 べ て い る。 また 航 空 輸 送 収 入 全 体 に お け る旅 客 輸 送 収 入 は,NH:91%,JJ:85%,BC:97%で あ る(2006年)。 (4)資 本 価 格 は,JorgensonandGriliches(1967)に よ る恒 久 棚 卸 法 を用 い て 求 め た。 投 資 財 価 格 は 「国 民 経 済 計 算 年 報 」 の 民 間 企 業 設 備 投 資 デ フ レー タ と した 。 利 子 率 は(支 払 利 息+社 債 利 息)/(社 債+借 入 金)で,減 価 償 却 率 は(減 価 償 却 費+航 空 機 賃 借 費+整 備 材 料 ・外 注 費+そ の 他 整 備 費)/(リ ー ス機 を含 む期 末 有 形 固定 資 産 総 額)で 便 宜 的 に算 出 した 。 通 常,リ ー ス 資 産 は貸 借 対 照 表 の 資 産 項 目 に計 上 され な い た め,リ ー ス 機 の 資 産 額 は保 有 機 の 簿 価 を 参 考 に 機 種 別 に算 出 した 。 -224(714)一.
(7) 航 空 輸 送 産 業 に お け る費 用 構 造 分 析(水 谷) 表1各 変. 数. 定. 7C. 義. 営業費用+支 払利息+社 債利息. 総費用 9D ア ウ トプ ッ ト. 変数の定義. 単. 位. 平均値. 標準偏差. 最小値. 最大値. 百万 円. 896,210. 59,268. 197,078. 2,056,750. 総 座 席 キ ロ(国. 内線). 百万席 キロ. 34,682. 2,008. 11,090. 62,650. 総 座 席 キ ロ(国. 際線). 百万席 キロ. 36,231. 4,241. 121. 97,429. 席. 297. 9. 157. 424. 席. 274. 4. 178. 319. 飛行距離/飛行回数(国 内線). キ ロ メ ー トル. 787. 9. 560. 869. Rム 平均路線長 (国際線). 飛行距離/飛行回数(国 際線). キ ロ メ ー トル. 4,391. 186. 1,226. 6,466. WL 労働価格. 人件費/従業者数. 千円. 12,090. 214. 9,300. 17,939. WF 燃料価格. 燃料費/総飛行距離. 円. 0,480. 0,083. 0,364. 0,789. Wκ 資本価格. 投資財価格* (減価償却率+利 子率). 指数. 25,013. 0,640. 16,039. 35,425. WM マ テ リア ル. (総費用 一人件費 一燃料費 一資本費)/座席 キロ. 円. 5,891. 0,194. 3,865. 1LO71. 11,710. 0,813. 1,000. 24,000. 人件費/総費用. 0,196. 0,005. 0,110. 0,279. 燃料費/総費用. 0,151. 0,004. 0,117. 0,288. 資本費/総費用. 0,228. 0,003. 0,187. 0,289. 0,425. 0,004. 0,348. 0,511. (国 内線) 9・ ア ウ トプ ッ ト (国 際線) c∫D 平均 機 材規 模 座席キ ロ/飛行距離(国 内線) (国 内線) c∫1 平均 機 材規 模 座席キ ロ/飛行距離(国 際線) (国 際線) RLD 平均路線長 (国 内線). 価格 T. タ イ ム トレン ド. トレ ン ド. (1986年=1). 5L 労働 費 シ ェア 3F 燃料 費 シ ェア ∫κ 資本 費 シ ェア 5酵 マテ リアル費シェア. Dg. 該 当 す る 場 合=1,し. 事業 者 ダ ミー. そ して ア ウ トプ ッ ト指 標 均 は,つ. lnyゐ. 一lng々. た だ し,α,β,γ. 一. マ テ リァ ル費/総 費 用. 十. γ1々lnC5「 々十. は,パ. な い 場 合=0(9=1VH,ノ. 五,JD,〃). ぎ の よ うに特 定 化 す る。. γ2〃lnRゐ. 〃. ラ メ ー タ で あ る 。 な お 各 変 数 デ ー タ は,そ. (3). れ ぞ れ の サ ン プル 平. 均 で 除 す る こ と に よ っ て 標 準 化 を す る 。 ま た 費 用 が イ ン プ ッ ト要 素 価 格 に 関 して 一 次 同 次 で あ る と 仮 定 す る と,以. 下 の 制 約 が 加 わ る。 -225(715)一.
(8) 第57巻. Σ α'-1・. Σ β ・一 Σ 、β ・-0・. 第3号. (4). Σ 、β ・'-0. さ ら に(2)式 が 所 与 の イ ン プ ッ ト価 格 の 下 で の 費 用 最 小 化 条 件 を 満 た し て い る と す る と Shepherdの. 補 題 よ り以 下 の コ ス ト シ ェ ア 式 が 得 ら れ る 。. ∂ln7C. 一5Fα. ∂lnW}. た だ し,5,は. ・+Σ 、β・1蝿+Σ. (5). 、β 〃'1塒. 各 イ ン プ ッ ト要 素 の コ ス ト シ ェ アG=L,F,κ,M)で. 対 象 企 業 はNH,JL,JD,JJの4社. と し,主. 告 書 」 か ら抽 出 し た 。 ま た 一 部 の デ ー タ は,日 し た 。 各 社 の 計 測 期 間(年 航 で あ っ たJDの1986,87年. 度)は,45・47体. あ る。. な デ ー タ は,各. 本航空協会. 航 空 会 社 の 「有 価 証 券 報. 「航 空 統 計 要 覧 」 を 用 い て 補 完. 制 廃 止 後 の1986年. 以 降 と し,国. 内線 の み の 運. を 除 い た 結 果(5),サ ン プ ル サ イ ズ は62と な っ た(NH:1986∼. 2009,JL:1986∼2002,JD:1988∼2002,JJ:2003∼2008)(6)。. 3.2.推. 計結果. 表2は,(3)式. を 総 費 用 関 数(2)式 に 代 入 し た 上 で,(2)式. と 労 働 ・燃 料 ・資 本 の コ ス トシ ェ. ア 式((5)式)をSUR(SeeminglyUnrelatedRegression)法 る 。 な おTranslog型 格 の 総 費 用 に 対 す る1次. で 同 時 推 計 した 結 果 で あ. 費 用 関 数 に お い て,3.1.で 考 慮 し た 係 数 の 対 称 性,イ 同 次 性 の 他 に,各. ン プ ッ ト要 素 価. パ ラ メー タが 満 たす べ き制 約 は全 て 満 た され て. い る(7>。ア ウ トプ ッ ト属 性 の 影 響 に つ い て 目 を や る と,γ1Dと. γ1∬の 推 計 値 が 有 意 に 負 で. あ る こ と か ら機 材 規 模 が 大 き くな る ほ ど 平 均 費 用 が 低 下 す る と い う 機 材 規 模 の 経 済 性 が 国 内 線 ・国 際 線 共 に 窺 え る 。 そ の 一 方 で,γ2Dと ほ ど,平. 均 費 用 が 低 下 す る も の の,国. γ2ノか ら国 内 線 で は 平 均 路 線 長 が 長 くな る. 際 線 で は ほ と ん ど 影 響 しな い こ と が わ か っ た 。 一 般. (5)Translog費 用 関 数 で は,ア ウ トプ ッ ト0を 取 り扱 う こ とが 出来 な い た め,国 際線 に就 航 して いな か ったJDの1986,87年 の デ ー タは 除 外 した 。 しか しな が ら除 外 され た の は2サ ンプ ル だ け で あ り,全 体 の 推 計 結 果 へ の 影 響 は 小 さ い と思 わ れ る。 (6)原 則 と して,有 価 証 券 報 告 書 の 提 出会 社 単 独 の デ ー タを 用 いて い る。NHは2004年 度 よ り連 結 デ ー タ しか 公 表 して いな いた め,NHの2004年 度 以 降 は エ ア ー ニ ッポ ン,エ ア ー ニ ッポ ンネ ッ ト ワー ク,エ ア ー セ ン トラ ル の デ ー タを 含 ん で い る。JLとJDは2002年10月 の持 株 会 社 日本 航 空 シス テ ム 設 立 以 降 も,同 社 の 子 会 社JL,JDと して,そ れ ぞ れ 有 価 証 券 報 告 書 を 発 行 して い た 。 そ の た め,2003∼2005年 のJJは,JLとJDの デ ー タ を足 し合 わ せ て い る。 ま た2006年10月 に JLとJDは 完 全 に合 併 し新JLと な る が,2007年3月 期 の新JLの 有 価 証 券 報 告 書 に は,2006年 4∼9月 のJDの 費用 が加 算 され て い な い。 そ の た め,2006年 は 新JLの デ ー タ に,JDの2006年 9月 期 の 半 期 報 告 書 デ ー タを 足 し合 わ せ た 。 新JLは2010年2月 に上 場 廃 止 とな った た め,2009 年 度 の 財 務 デ ー タを 公 表 して い な い(有 価 証 券 報 告 書 は 発 行 され て い な い)。 (7)具 体 的 に は,総 費 用 が ア ウ トプ ッ トに関 して 単 調 非 減 少,総 費 用 が イ ン プ ッ ト要 素 価 格 に関 し て 単 調 非 減 少,総 費 用 が イ ン プ ッ ト価 格 に関 して 凹 関 数 の3条 件 で あ る。 一226(716)一.
(9) 航空輸送産業にお ける費用構造分析(水 谷) に,路 線 長 が 長 くな る ほ ど,着 陸 料 金 や 燃 費 効 率 な どの 影 響 で 座 席 キ ロ当 た りの 平 均 費 用 は低 くな る。 しか しな が ら,国 際 線 の 長 距 離 路 線 で は,機 内食 が2回 必 要 とな った り,乗 務 員 の 目的 地 で の 滞 在 が 必 要 とな っ た りす るな ど,長 距 離 路 線 で 追 加 的 にか か る費 用 が, 一 般 的 な 路 線 長 に よ る費 用 節 減 効 果 を 相 殺 して しま っ たの か も しれ な い。. 表2推 パ ラ メー タ. 推計値. パ ラ メー タ. 推計値. t値. αD. 0,486. 12.70***. βIL. α1. 0,290. 10.60***. βIF. 0,001. βIK. 一 〇 .004. 一3. βIM. 一 〇 .001. 一 〇. 一2. 0,192. αL. 0,153. αF. 98.84*** 47.52***. 0,003. αK. 0,228. 99.27***. βLL. 一 〇 .025. αM. 0,427. 114.39***. βLF. 0,005. 0,018. αT. 一 〇 .026. αNH αJL. 0,288. αJD. 一 〇 .157. αJJ. 0,044. βDD. 0,154. βDI. 一 〇 .156. β 。、. 一 〇 .067. 1.45 .99. 8.35*** 一2. 一7. 一15. 0,023. .80***. βFK. 一 〇 .072. 2.79***. βFM. 0,044. 3.45***. βKK. 7。18*** 一4. γ1D. 一3. 一1. γ2D. 一 〇 .267 一1. 一7. 0,042. 9.42***. γ21. 3.3.範. 0,064 一 〇 .043. 0,030. βII. 費 用 関 数0.999,労. あ る 。***は1%,**は5%,*は10%の. 働 シ ェ ア 式0.911,燃. .60***. 3。02***. 一 〇 .341. γ11. ,33***. 1.18 一7. βMM. 2.33**. 推 計 式 の 決 定 係 数 は,総. 7,16*** 一3. .57***. 0,018. .00**. 0.45. β 。M. 9.15***. 。04***. 。29. .94***. βDM. 式0.509で. 0.63. 一 〇 .031. βFF. 0.52. 0,046. βDK. βLM. 2.75***. 0,050. β 、K. 一 〇. 0,003. β 。,. 注)各. t値. 計結果. .25***. .440. 1.63. 0,045 料 シ ェ ア 式0.499,資. ,51***. ,96**. .55***. 0.35 本 シ ェア. 有 意 水 準 を意 味 す る。. 囲 の経 済 性 ・規 模 の経 済 性 の計 測. 本 節 で は,上 記 の 推 計 結 果 を 用 いて,範 囲 の 経 済 性 と規 模 の 経 済 性 を 計 測 し,前 者 で は 国 内線 と国 際 線 の 兼 営 に よ る費 用 節 約 効 果 を,後 者 で は生 産 規 模 の 拡 大 に よ る費 用 節 約 効 果 を検 討 す る。 範 囲 の経 済 性(3CP)が. 存 在 す る と は,複 数 の 生 産 物 を そ れ ぞ れ別 の企 業 で生 産 す る よ. りも 同一 企 業 が 生 産 した方 が 費 用 が 小 さ くな る よ うな 状 態 を 言 い,国 内 線(yD)と (扮. の 範 囲 の 経 済性 は,つ ぎ の よ うに 定 義 され る。 -227(717)一. 国際線.
(10) 第57巻. 第3号. 8CP-C(yb,0)十C(0,]旨)C(yb,】. そ して8CP>0の. 時,範. (6). 旨). 囲 の 経 済 性 が 存 在 す る こ と に な る。 しか しな が ら,(6)式 を 計 算 す. る た め に は,C(b,0)とC(0,巧)の. デ ー タ が 必 要 と な る が,こ. 用 関 数 か ら求 め る こ と は 出 来 な い 。 そ の た め,先 義 さ れ る 費 用 補 完 性COMPD,を. れ ら をTranslog費. 行 研 究 に 倣 っ て(6)式 の 代 わ り に(7)式 で 定. 計 測 す る 。 な おCOMPD∬<0が. 範 囲の経済 性が存在 す る. た めの 十 分 条 件 とな る。. ∂27℃ COルfPDノ=. ∂. 一器[. ∂21nπ. b∂}7. こ こ で,7C/(乃)扮>0は. 十. ∂ln}り)∂lnyノ. 自 明 で あ る た め,(8)式. ∂lnπ ∂lnyb. 急1轟]. (7). が 成 立 す るか ど うか で 費 用 補 完 性 の 有 無. を確 認 す る。. [. ∂21n7・C. 十. ∂ln}セ)∂ln}7. つ ぎ に,規. ∂ln7▼C. 糊. ∂lnyb. 模 の 経 済 性(3Cム)は(9)式. (8). くo の よ う に 費 用 の ア ウ トプ ッ ト弾 力 性 か ら1を. 減 じ. た 値 と して 定 義 す る(8)。. =. ∂ln7C5C五 十 ∂lnyD. ∂ln7C. -1. (9). ∂lny∬. そ して5C五 く0の 時,規 模 の 経 済 性 が 存 在 す る こ と にな る。 (8)式と(9)式に よ って 計 算 され た範 囲 の 経 済 性 と規 模 の 経 済 性 は表3に 示 され る。 まず 範 囲 の 経 済 性 につ いて 見 る と,NH,JL,JJに. は範 囲 の 経 済 性 が 存 在 して い る一 方,JDに. は存 在 しな い と い う結 果 が 得 られ た。 前 節 で 見 た国 際 線 比 率(図3)と 範 囲 の経 済 性 の存 在 しな いJDの る。 さ ら にNHで. 併 せ て 考 え る と,. 国 際線 比 率 は,最 高 の1991年 に お い て も7.0%に と ど ま. も 国 際 線 比 率 が 低 か っ た1986∼90年 の 範 囲 の 経 済 性 指 標 が 正 の 値 と. (8)Cavesetal.(1984)やGillenetal.(1990)で は,説 明変 数 と して,ア ウ トプ ッ ト量 の 他 に 乗 り入 れ 地 点 数 を 明 示 的 に費 用 関 数 に挿 入 し,乗 り入 れ 地 点 の 増 加(ネ ッ トワー ク規 模 の 拡 大) 無 し にア ウ トプ ッ トを 増 加 させ た 時 の 費 用 弾 力 性 を 密 度 の 経 済 性,乗 り入 れ 地 点 とア ウ トプ ッ ト の 両 方 を 増 加 させ た 時 の 費 用 弾 力 性 を 規 模 の 経 済 性 と定 義 して い る。 しか しな が ら,本 研 究 で は 乗 り入 れ 地 点 数 を 変 数 と して 推 計 を 行 った 結 果,有 意 な パ ラ メー タを 得 る こ とが 出 来 な か った た め,乗 り入 れ 地 点 数 を 変 数 と して 採 用 して い な い 。 そ の た め,ア ウ トプ ッ トの 増 加 に 対 す る費 用 弾 力 性 を 規 模 の 経 済 性 と して 定 義 す る。 一228(718)一.
(11) 航空輸送産業にお ける費用構造分析(水 谷) な って い る こ とか ら,兼 営 効 果 が 得 られ る た め に は,あ る程 度 の 国 際 線 比 率 が 必 要 で あ る と推 察 され る(NHの. 範 囲 の 経 済 性 指 標 が 負 とな る1991年 の 国 際 線 比 率 は25.2%で あ る)。. 国 際 線 に参 入 す る場 合,国 際 線 用 の 機 材,運 航 乗 務 員,客 室 乗 務 員,現 地 ス タ ッフ等 が 必 要 とな り,機 材 導 入 や 乗 務 員 の 訓 練 実 施 の た め に イ ニ シ ャル コ ス トが か か る。 そ の一 方 で,国 際 線 機 材 の 国 内線 へ の 間 合 い運 用(近 距 離 国 際 線 に お いて は国 内線 機 材 の 間 合 い運 用)や 客 室 乗 務 員 の 国 内線 ・国 際 線 を 混 合 させ た勤 務 シ フ トな ど,経 営 資 源 の 内際 で の 融 通 は,総 費 用 の 節 約 に寄 与 す る可 能 性 が あ る。 そ して 国 際 線 の 比 率 が わ ず か な 場 合 は,イ. 表3範. 囲の経済性 と規模の経済性. 範囲の経済性 NH. JL. 規模の経済性. JD. JJ. NH. JL. JD. JJ. 0,016. 一 〇 。017. 0,122. 一 〇 .242. 1987年. 0,018. 一 〇 .022. 0,037. 一 〇 .255. 1988年. 0,015. 一 〇 .024. 0,121. 0,001. 一 〇 .261. 0,447. 0,010. 一 〇 .028. 0,114. 一 〇 .031. 一 〇 .270. 0,375. 1990年. 0,005. 一 〇 ,026. 0,109. 一 〇 .057. 一 〇 .268. 0,240. 1991年. 一 〇,002. 一 〇,028. 0,093. 一 〇.094. 一 〇.276. 0,184. 1992年. 一 〇 .010. 一 〇 .029. 0,082. 一 〇 .115. 一 〇 .281. 0,178. 1993年. 一 〇 .013. 一 〇 .034. 0,070. 一 〇 .113. 一 〇 .297. 0,173. 1994年. 一 〇 。017. 一 〇 。041. 0,060. 一 〇 .121. 一 〇 .315. 0,202. 1995年. 一 〇 。022. 一 〇 。046. 0,030. 一 〇 .149. 一 〇 .331. 0,308. 1996年. 一 〇 .025. 一 〇 .046. 0,023. 一 〇 .169. 一 〇 .331. 0,280. 1997年. 一 〇 .029. 一 〇 .048. 一 〇. 一 〇 .337. 0,222. 1998年. 一 〇 ,032. 一 〇 ,049. 0,022. 一 〇 .200. 一 〇 .339. 0,179. 1999年. 一 〇 ,034. 一 〇 ,054. 0,024. 一 〇 .217. 一 〇 .351. 0,128. 2000年. 一 〇 .034. 一 〇 .057. 0,021. 一 〇 .216. 一 〇 .358. 0,125. 2001年. 一 〇 .033. 一 〇 .052. 0,021. 一 〇 .198. 一 〇 .345. 0,115. 2002年. 一 〇 。035. 一 〇 。057. 0,022. 一 〇 .194. 一 〇 .359. 0,104. 2003年. 一 〇 。036. 一 〇 .054. 一 〇 .186. 一 〇 。342. 2004年. 一 〇 .040. 一 〇 .047. 一 〇 .193. 一 〇 .331. 2005年. 一 〇 .040. 一 〇 .049. 一 〇 .190. 一 〇 .339. 2006年. 一 〇 ,041. 一 〇 .042. 一 〇 .192. 一 〇 ,314. 2007年. 一 〇 ,042. 一 〇 .044. 一 〇 .200. 一 〇 ,321. 2008年. 一 〇 .038. 一 〇 .047. 一 〇 .197. 一 〇 .333. 2009年. 一 〇 .037. 1986年. 1989年. 0,025. .191. 一 〇 .205. 一229(719)一.
(12) 第57巻. 第3号. ニ シ ャル コ ス ト負 担 の 方 が 内際 融 通 に よ る費 用 節 約 よ りも大 き いの か も しれ な い。 最 後 に,規. 模 の 経 済 性 に つ い て も 同 様 にNH,JL,JJに. 在 しな い と い う 結 果 が 得 られ た が,こ. は 存 在 す る 一 方,JDに. れ は 遠 藤(2001)の. 4.お. わ. り. は存. 分 析 結 果 と符 号 す る。. に. 本 稿 で は,航 空 会 社 の 輸 送 サ ー ビ ス生 産 に お け る範 囲 の 経 済 性 を 計 測 し,費 用 面 か ら見 た国 際 線 と国 内線 の 兼 営 効 果 を 検 討 した。 そ して,全. 日空 と 日本 航 空 にお いて は,国 際 線. と国 内線 の 間 に範 囲 の 経 済 性 が 存 在 す る こ とが 確 認 され た。 費 用 構 造 以 外 に も多 くの 要 素 が あ る た め,こ の 範 囲 の 経 済 性 の 存 在 が 直 ち に 日本 航 空 の 国 際 線 撤 退 を 否 定 す るわ けで は な いが,少 な くと も現 在 の 全 日空 と 日本 航 空 に は,国 内線 と国 際 線 の 兼 営 に よ る一 定 の 費 用 節 約 効 果 が あ る と考 え られ る。. 参. 考. 文. 献. Caves,D.W.,L.R.ChristensenandM.W.Tretheway(1984)"EconomiesofDensityVersus EconomiesofScale:WhyTrunkandLocalServiceAirlineCostsDiffer",Rα. η4/o配. 脚1(ゾ. Ecoηo癬c5,Vol.15,No.4,pp.471-89. 遠 藤 伸 明(2001)「. わ が 国 航 空 会 社 の 供 給. 分 析 を 中 心 に 一 」 「交 通 学 研 究/2000年. ・費 用 構 造 の 一 考 察. トラ ン ス ロ グ 型 費 用 関 数 に よ る 計 量. 研 究 年 報 」 第44号,pp.83-92.. Fischer,T.andD.R.Kamerschen(2003)"Price-CostMarginsintheUSAirlineIndustry usingaConjecturalVariationApProach",/o岬. ηα1qプ7地. ηΨoπEcoηo加c3侃4Po1'cy,Vol.. 37,No.2.pp。227-59. Gillen,D.W.,T.H.OumandM.W.Tretheway(1990)"AirlineCostStructureandPolicy Implications-AMulti-ProductApproachforCanadianAirlines",∫o脚 ηo而c5α. α1(ゾ 伽. ηΨoπEco一. η4Po1'cy,Vol.24,No.1,pp.9-34.. Jorgenson,D.W.andZ.Griliches(1967)"TheExplanationofProductivityChange",τ. 陀R6-. y∫8w(ゾEcoηo顔c3砺4'63,Vol.34,No.3,pp.249-83. 衣 笠 達 夫(1995)『 須 田 昌 弥. 公 益 企 業 の 費 用 構 造 一ContestableMarket理. ・依 田 高 典(2004)「. 民 営 化 後 のJR6社. の 密 度. 論 に よ る 分 析 」 多 賀 出 版. ・範 囲 の 経 済 性 な ら び に 地 域 間 費 用 格 差 」. 『運 輸 政 策 研 究 』 第7巻,第1号,pp.34-42. 浦 上 拓 也(2003)「 /2002年 柳 川 隆. 公 営 バ ス 事 業 に お け る 乗 合. ・ 貸 切 バ ス 事 業 間 の 範 囲 の 経 済 性 の 検 証 」 「交 通 学 研 究. 研 究 年 報 」 第46号,pp.131-40.. ・吉 野 一 郎. ・播 磨 谷 浩 三. ・岡 村 薫(2009)「. 旅 客 鉄 道 の 生 産 性 と 幹 線 旅 客 鉄 道 に お け る モ ー. 間 競 争 」 公 正 取 引 委 員 会 競 争 政 策 研 究 セ ン タ ー.. ド.
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