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第3回会議要録(平成25年2月4日開催) 第2期 小学生の放課後施策推進協議会の会議要録について|武蔵野市公式ホームページ

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全文

(1)

小学生の放課後施策推進協議会

第3回

会議要録

○ 日時 平成25年2月4日(月) 午後7時00分~午後9時00分

○ 場所 武蔵野プレイス 4階 フォーラム

○ 出席委員 西郷委員長、井澤委員、高橋(淳)委員、小川委員、飯田委員、河村委員、 松田(多)委員、井原委員、青木委員、高橋(良)委員

○ オブザーバー 子ども家庭課長、子ども家庭支援センター担当課長、

(公財)武蔵野市子ども協会事務局長、桜堤児童館館長、 学童クラブ主任指導員2名、地域子ども館館長2名

○ 事務局 児童青少年課長、他4名

開会

【事務局】

これから第3回小学生の放課後施策推進協議会を開催する。

≪配布資料の確認(資料1~5)≫

議事

(1)平成24年度学童クラブ土曜日開所試行の検証

【委員長】

本日は、議事が4本あるので、次第に沿ってひとつずつ進行をしていきたい。

それでは、事務局より土曜日開所の資料1・2について、説明をお願いしたい。

≪事務局より資料1(平成 24 年度学童クラブ土曜日試行開所の利用状況と地域子ども館あ

そべえの土曜日の来館状況)、資料2(学童クラブ土曜日試行開所実施に関する現場職員

アンケート集計結果(自由記載欄加筆))について説明≫

【委員長】

それでは、資料1・2について質問や意見等、何かあるか。

【委員】

あそべえ館長・スタッフ・学童指導員のアンケートで自由記載欄を公開していただき

感謝したい。率直な意見が出ていて、今後の参考になると思う。特に学童クラブ指導員

の意見の「効率的な運営の観点からあそべえ・学童クラブどちらか一方の開所で良 い」

等、また一方で「職員体制の都合で児童をあそべえと学童クラブを行き来させるのでは

なく、学童クラブでの育成が必要」等、相反する意見だが、今後の研究・考える対象に

なると思う。

【委員長】

特に無ければ、私から一点質問がある。自由記載のところの「学童クラブ児童のあそ

べえ利用について、一定のルール づくりが必要」 とあるが、事務局は、どの様なルール

づくりをイメージしているのか分かるか。

【事務局】

(2)

にあそべえから学童クラブに戻って来るのかという部分での決まり事ではないだろうか。

あそべえ自体は自由来所型の施設 なので、開所中 であればいつ来て、いつ帰ってもいい

という事になっている。ただ、土曜日の開所という事を考えると、安全管理の面から、

指導員が何をしているのかという 事を含めて連携していく事が、より一層の安全管理に

つながってくるという部分での決まり事のことではないかと検証している。

【委員長】

ちなみに学童クラブ指導員の方 は、学童クラブを利用している子どもが、あそべえを

利用している時は、どうされているのか。基本的には一緒にあそべえに行っているのか。

【学童クラブ主任指導員】

はい。付いて行っている。

【委員長】

了解した。

それでは議事の1については終了する。

(2)平成25年度学童クラブ土曜日開所の方向性

≪事務局より資料3( 学童クラブ土曜日開所の方向性)を基に事務局としての考え方につ

いて説明≫

【委員長】

委員の皆様から質問・意見をいただきたいが、本日の議事の中で一番大きな議事が、

この「平成 25 年度学童クラブ土曜日開所の方向性」で、2番目が次の「地域子ども館あ

そべえと学童クラブ の運営主体の一体化のイメージ」になる。一定の 時間を取るので、

是非、ご意見をお願いしたい。

それでは、まず、 私の方から質問させていただく。職員体制のところの2番目で「土

曜だけでなく平日を 見据え、児童館職員の派遣や 出張プレーパークを 実施する」とある

が、児童館職員を学童クラブに派遣するという考 え方でいいのか。また、出張プレーパ

ークを実施するというのは、誰が行なうのかというところを確認させていただきたい。

【事務局】

まず、児童館職員の派遣の件だが、事務局の考え方としては、「あそべえ」・「学童クラ

ブ」の両事業に対して派遣するというイメージである。

出張プレーパークに関しては、 児童青少年課の 所管事業としてプレーパーク事業を実

施しているので、その中で、事業委託をしている NPO 法人と交渉をして、期日を決め

て「あそべえ」・「学童クラブ」に出張してもらう形を考えている。

【委員】

理解ができないので質問させていただく。「事業進捗のイメージ」のところをみると 、

土曜日開所試行が平成23年度・24年度となっていて、その後25年度が「土曜日開所実

施」となっていて、次に26年度が「試行」、27年度が「本格実施」とあるが、また「試

行」に戻ってしまうのか。また、25年度のポジションは、どういう扱いなのか、「試行」

なのか「本格実施」なのか、分かりづらいので、 そのあたりを整理してもう一度説明願

いたい。

【事務局】

土曜日開所については、平成 25 年度より「実施」という事になる。また、「あそべえ

と学童クラブの運営主体の一体化」の試行が、平成26年度からとなっているのは、次の

段階として、運営主体の一体化に向けた試行を行なう必要があるだろうと考えている。

運営主体の一体化に向けた試行を最短で行なうとすると、その年度は、平成26年度と

いう事で、ここに記載した。土曜日開所の事とは違った部分である「運営主体の一体化」

(3)

【委員】

ありがとうございます。理解しました。

【委員長】

受益者負担のあり方についてだが、「育成料については、実施後のコストをみた上で検

討する」というのが、平成 25 年度土曜日開所の方向性という事になるのだが、検討は、

どの段階で、何年度に向けて検討するのかを、念の為確認させていただきたい。

【事務局】

利用者人数が、ある程度定まってからという事になると、平成25年度の利用状況を見

て、平成 26年度の検討が必要である。もし変える必要があれば、12月位までに内容を

固めていないと、条例改正等、必要な手続きが、間に合わなくなってしまう。

【委員】

運営主体の一体化と児童館職員やプレーパークスタッフの「あそべえ」・「学童クラブ」

への派遣がどの様な関係があるのか、今ひとつ理解できない。

【事務局】

今の件だが、次の議事にも関係してくることなので、まず、資料4(地域子ども館あそ

べえと学童クラブの運営主体の一体化のイメージ)をご覧いただきたい。

事務局として、「あそべえ」・「学童クラブ」の運営主体の一体化に対して、どの様に考

えているのかという事を図に したものが資料4の上段である。この形については、皆 さ

んで議論していただきたいのだが、複数の 館を担当する地域ごとのスーパーバイザーが

アドバイスしていくという体制を現在、事務局では考えている。今、話 があった運営主

体 の一体化に向 けた取り組みとして、土曜日だけでなく平日も見据えて児童館職員の 派

遣 、出張プレーパークを実施するという事 は、このイメージにもあるとおり、 地域ごと

のスーパーバイザーの機能として考えている。

【委員長】

整理の仕方が少し曖昧なところがあって、確かに分かりにくいのかもしれない。

学童クラブの土曜日開所の方向性については、狭い意味での方向性について整理して

いただき、地域子ども館あそべえについては、全体像にした方がいいのではないか。趣

旨は分かるが、両方に書いてあると、土曜日開所 で児童館職員がどう関係あるのか等、

理解に混乱が生じてしまう。

まずは、議事の順番では土曜日開所の方なので、運営主体の一体化との絡みはあるも

のの、土曜日開所について他に何かあるか。

【委員】

平成25年度の土曜開所は何をするのかというと、将来的な運営主体の一体化を踏まえ

た上で、土曜日は、利用児童数が平日に比べると圧倒的に少ない。しかも、平成23年度・

24年度と「あそべえ」・「学童クラブ」が連携する中で開所してきた。平成 25 年度は、

開所をする中で 、将来的な連携、運営主体の一体化を見据えて、こういう営 みを行なっ

てみたい。ここに書いてある児童館職員の派遣や 出張プレーパークというのは例示であ

って、他にも、 もっといろいろあると思う。それを少人数の営みである土曜日に行なっ

てみて、ゆくゆくは、それを運営主体の一体化の 中で、より効果的な方法も 含めて全体

的な取り組みにしていこうという事を意図している。

という事で、次の資料に密接に絡んでくるが、 繰 り返しになるが、身動きがとり易い

土曜日に、色々な試みを行なってみようという事である。

例えば、児童館職員が、少人数の土曜日の「あそべえ」・「学童クラブ」 が連携してい

る所に行く。児童厚生員の専門資格を 持った職員が、そこにいることによって、そこか

ら普段なかなか聞き取れない何気ない会話の中からの気づきがあったり、より高度な遊

びが出てくる等、その様な可能性を探っていければという事が、ここにある意味である。

【委員長】

平成25年度から土曜日開所を実施すると書いてある。職員体制は、試行で実施された

(4)

ーテーションを引き続き実施。育成料については平成 25年度のコストを見た上で検討。 という部分の議論を行ないたい。それ以外については、資料4(地域子ども 館あそべえ

と学童クラブの運営主体の一体化のイメージ)を議論する時に話しができると思うので、

今は土曜日開所の事に絞って議論していきたい。

【委員】

受益者負担のところで、土曜日のところだけを抽出して受益者負担を検討するという

事で、果たしていいのか個人的に疑問に思う。

保育園の場合、所得税の金額で保育料が変わっている。一方、学童クラブは一律5,000

円である。また、保育園 では、土曜日に利用しているからといって、保育料は変わらな

い。学童クラブ は、土曜日利用すると追加料金を 取られるという事は、利用者側から見

た場合、疑問に 思う。一方、現状の育成料が、 保育園では所得税額によって保育料が変

わって、学童クラブは一律という事も疑問に思 う 。利用者の立場の私が、 これを言って

いいのか分からないが、 色々な事を総合的に考 えた時に、土曜日 の事だけでなく、運営

主体の一体化・ 子ども協会への委託、職員の配置等も含めて、改 めて議論し料金体系を

考える方がいいのではないかと思った。

【委員】

受益者負担のあり方については、あえてここに載せていなくても、差し支えはない。

一方の切り口から見れば、平成22年度までは、土曜日は開所していなかった。その時

から比べると、 サービス供給量は増加している。 サービス供給量が増加した 場合、保育

料は応能負担だが、もし、これが応益負担という 観点だと、その分のコスト だという切

り口もあるのだが、今、話があった通 り、事業全体の運営コストはどうなるのか。それ

に対して土曜日 を利用される方の負担は、どうなるのか。例えはよくないが 、プラスア

ルファなのか。 保育園と比べてどうなのか等、幅広い観点の議論になってしまうので、

土曜日開所したからイコールという切 り口はあるが、全部この協議会で決める事ではな

いと考える。

【委員】

私が発言すると、やや問題があることかもしれないが、学童協の会長として、土曜日

開所の話と受益者負担のあり方の話は、切り離して議論をしてもらいたい。

先程、話があった様に、受益者負担のあり方は 、全体を通してどうかという様に 、私

も保育園と学童クラブを利用しているので、学童クラブの運営が、この育成料で本当に

成り立っているのか疑問に思っている。保育園の 様に所得に応じた料金形態の方がいい

と思っている。どちらかというと 、学童クラブの 育成料も所得に応じた料金形態に シフ

トしてもらえたらと考えている。 あくまでも、ここにいる個人の考えになるが、土曜日

開所と受益者負担のあり方の話は、切り離して議論してもらいたい。

【委員長】

負担のあり方の議論は、行政として負担のあり方について、どの様に整理していくの

かという事にもつながってくると思うので、我々 は、どちらかというと活動の中身につ

いて議論をするほうがいい様に 思う。議論をしないという訳ではないが、負担の議論は

別途行なった方がいいだろう。

その他、意見はあるか。

基本的に、土曜日開所は平成25年度から実施すると事務局が書ききってくれているの

で、それを踏まえて職員体制は、指導員とあそべえで行なうという事でよろしいか。

≪一同了承≫

【委員長】

それでは、「あそべえと学童クラブの運営主体の一体化」の話のところで議論を制約し

てしまったので、先に次の資料4 について事務局から説明していただき、その後に、土

(5)

≪事務局より資料4(地域子ども館あそべえと学童クラブの運営主体の一体化のイメージ)

について説明≫

【委員長】

資料4について、質問や意見等、何かあるか。

【委員】

私のイメージとしても概ねこの図(資料4) の 様な感じだと思 っていた。しかし、人

的交流のところは、どの様になるのか議論していかなければいけないと思 っている。ま

た、地域ごとの スーパーバイザーのところで、 専門職と記載されているが、児童館がす

っぽりなくなっている。 一方で、児童館の機能 を 全市的に展開するとなっているので、

今までの、児童館の専門職の方が、地域ごとの スーパーバイザーに当てはまるという事

になるのか。

【事務局】

そうである。

【委員】

スーパーバイザーのイメージは、今話があった通りで、第1期の議論の中で、「あそべ

えと児童館は、どこがどう違うのか」という議論を行なった時に、やはり、日常の 活動

は、ほぼ同じではないかという方向になった。唯一違う点は、専門性を持ったスタッフ

が児童館にはいるという点である。第3次子どもプランと第5期長期計画にもある様に、

小学生部分については、児童館機能を全市的にあそべえに移転した後、児童館の今後に

ついて検討するとある。では、その児童館機能とは何かと言った時に、人に着目をした。

たまたまだが、現在児童館には3 人の専門職 がいるが、それぞれ、西・中・東等の 形で

4館ずつ担当して、相談に乗ったり、遊びの指導をしたり、アドバイスをする人を 両方

兼ねた形で配置できたらと思っている。

【委員】

「人的交流」 と書かれている部分で、第1回の参考資料だったと思うが、 学童クラブ

指導嘱託員の取扱規程というものをいただいているので分かるが 、あそべえの方は分か

らない。ここの 部分の「 人的交流」のところでは 、まず、規程の 話をしなければいけな

いと思うが、規程の部分の話は、この場で議論するものなのだろうか。教えてほしい。

【委員】

現段階では、あくまでもイメージである。運営主体の一体化というのは、第5期長期

計画に書かれている方向性だと、子ども協会へ委託するところで検討するのではないか。

現在は、役所で行なっているので、学童クラブ指導員規程、あそべえスタッフについて

は、館長は嘱託職員の要綱、補助職員としてのアルバイトは、アルバイトの任用規定の

中での位置づけになっている。賃金体系も違うし、任用体系も厳密に言えば違うという

事になる。これは、運営主体の一体化をする利点だと思うのだが、例えば子ども協会に

一本化して、給与体系も勤務時間や責任に応じて多少のグラデーションもつくが、

「子ども育成職」の様な基本的には統一の形にして、その中で、専門性等を見ながら配

置していく。処遇についても、専門性等の度合いや、責任の大きさ、勤務時間等々 を見

ながらいくつかの体系を作っていくようになると考えている。これは、子ども協会の経

営の中での、ひとつの取り組みとして行なっていく事と、現段階では理解している。

【委員】

それは、ここで始めるものなのか。

【委員】

イメージとしては、資料3の中で、運営主体の一体化の試行が平成26年度、本格実施

が平成27年度という事で記載している。というのは、この第2期の協議会の任期が、平

成26年10月末までなので、平成26年の秋までには、「次のあり方はこうである」とい

う結論が出ているという事を前提に、それを受けて「平成27年度は子ども協会がこれら

(6)

【委員】

学童クラブの 機能は機能として残す。あそべえの機能はこうなるという中で、お互い

連携していくという考え方でいいのか。

【事務局】

そのとおりである。今 、話しにあった通り、 学童クラブ機能自体は残していく。要す

るに指導員と場所は残していく。

【委員長】

そのあたりの事は、もう少し詰めなければいけないと思う。

その他に何かあるか。

いろいろな要素が入っているが、地域の スーパーバイザー という事で、 児童館の職員

の方たちは、今 までの経験もあり、まさにスーパーバイザーになり得るだろう。今、保

育所に対して、 障がい児のケアについてのコンサルを巡回して行なっていると思うが、

そういう仕組みを、この第3次子どもプランとの関係で言うと出てくるのではないだろ

うか。また、プレーパークのスタッフが入って来 るという話が出たが、色々 な方たちが

の関わりが出てくるというイメージだが、このあたりについてはいかがか。

【委員】

1番最初のイメージとしては、これくらいざっくりしていてもいいと思う。ただ、個

別の議論に入っていかないと一体化 により起こる 具体的な変化に結びついていけないと

思う。一体化のイメージはいいのだが、このイメージでいいとなった 時に、どう進めて

いくのかという感じだが、もう個別議論を始めてもいいのか。

【委員長】

行政の考え方もあると思うが、私のイメージでは、今年の7 月に試行案を作り、平成

26年度の予算に反映させていこうと思っている。資料5(今後の小学生の放課後施策推

進協議会のスケジュール案)を見 ていただきたいのだが、試行案を決定するまでに協議

会は、あと4回しかない。極めて 時間が無い。私 のイメージでは、第1期の報告書があ

るので、これをベースに、これからの方向性やビジョン・武蔵野の子ども達をどの様に

育成していくのかという様な理念 ・方針・職員の 体制・地域の方々の運営参加の体制等

大きな項目を作り、事務局にたたき台を作ってもらい、我々が意見を言って修正をして

いく。一定の方向でまとまるのであれば、まとめていく方向で書き直してもらう。もし、

意見が分かれるようであれば、そこは、きちんと主だった意見を明記して7月の段階で、

中間の報告を作るという様なイメージになるだろう。

もし、事務局から今後の進め方のイメージが何かあれば説明してほしい。

【事務局】

今、委員長から話があった通 り、第1期の報告書の中に、課題や、あるべき姿 は、ほ

ぼ網羅したと考 えている。この報告書の中で、 ど れがすぐに着手できて、 どれが少し長

期的な課題なのかという整理の中で、平成26年度に試行するにあたっての案というもの

を作れるのではないのかと思っている。

【委員長】

私は、運営主体の一体化だけに焦点を絞らないで、もっと、きちんと大きく枠組みを

持って、議論していく中 で運営主体の一体化の 観点についても話 し合っていくという事

をイメージしているので、資料5(今後のスケジュール)で、運営主体の 一体化の議論

をしていく事になっている点について、ここは変えていただきたいと、個人的には思う。

今、資料4について意見をいただいているが、今後の検討の方法についても意見をい

ただいたので、もし何かあればお願いしたい。

【委員】

確かに委員長が発言されたように、運営主体の 一体化というのは、それは、そのもの

自体が目的ではなく、手段だと思う。

あるべき「あそべえ」・「学童クラブ」の考え方については、第1期の報告書をベース

(7)

談支援機能、④地域づくり機能(コミュニティワーク)、⑤地域課題発見・活動企画機能

の5つが挙げられた。それを実現していくために職員体制は、どうあるべきか。地域や

学校との関わり方はどの 様にするのか。この様 な 切り口で、議論をしていき、その為に

1番効率的な手法が「運営主体の一体化」であるというところに 行きつけば、ひとつま

とまりができるのではないだろうか。

【委員】

図から見て、あそべえの「企画運営会議」は、どうなるのか。

【委員長】

まさに、その様な事が抜けているので、話してきた事について具体的な原案として全

部まとめていかなければいけないと、私も思っている。

【事務局】

色々な要素を入れていくと、図 が煩雑になってしまうので、極々あっさりとしたもの

が、この図になる。この図をもって、「企画運営会議」が不要だ等とは、毛頭思っていな

い。当然ながら必要な機能だと思っている。

【委員】

第1期の時に「あそべえ専門部会」を担当していた私達としては、バージョンアップ

をして「スーパーあそべえ」を 作ろうという話しをしていたので、随分間が抜けてしま

っていると感じる。

【委員長】

全体の話をしようとしてきたのに、一部だけの議論になってしまっているという感想

という事だと思うが、私も、その 様に感じる。多分、事務局の方も、その様なつもりは

ないと思う。この図は、とりわけ「人的」な事について記したものだと思うので、「人的

な」仕組みは先程話に出た通り、方法論の部分である。職員の「人的な」問題もあるが、

地域の方々の土台の上に活動が展開されているという、武蔵野独自の形態についても議

論してきたとおり、その点も、落 としどころを見 つけて、きちんと整理してまとめると

いう事は、必要だろう。

【委員】

この図を頭に入れておきながら議論するためには、もう少し具体化を進めていただき

たい。

【委員】

私は、前期の協議会で学童クラブ専門部会にも出ていたが、どの様な学童クラブにし

ていったらいいかという事を話し合って来た。しかし現在、一体化する事で、「学童クラ

ブ」・「あそべえ」がより良いものになるという様 に見えてこない。一体化する事で、こ

の様なところがこうなる等、もう少し具体的に話ができればと思う。

また、素朴な疑問として、あそべえスタッフは、一体化されると、求められるものが

変わってくるのではないかという事を感じた。

【委員長】

一体化して解決できるところもあると思うが、それだけでは解決できない部分もある

と思う。

【委員】

今日の議事で「 運営主体の 一体化のイメージ」 を図 で示されると、こういうものなの

かと思ってしまう。ただ、今日はまだ時間もあると思うので、次の議事にある 、本来予

定 されていた「 運営主体の一体化のイメージ」の内容にも踏み込んで、 もう少 し具体的

な話をしていった方が、より一層一体化のイメージが明確になるのではないか。

【委員長】

それでは、運営主体の一体化のイメージは出されているが、時間がまだ40分近くある

ので、フリートークではないが、今後議論していく論点の提案を含め 、話し合いをした

(8)

【委員】

学校代表の委員に、お聞きしたい。おそらく前期にさんざん議論された事だと思うが、

今回、報告書を見ている中で、具体的に言うと、 子どもが勉強をしている時間はどこか

疑問に思った。

また、学校としては、保護者に 対して、子どもとどの様に過ごしてもらいたい等 、言

いにくい事はあるとは思うが、教えていただきたい。

【委員】

実は、第1期のあそべえ専門部会で、その点も 話し合われた。これは、私の勝手な考

えだが、一番家庭で大事にしてもらいたいのは、 仕事で疲れて帰ってきた両親と子 ども

達が、本当の意味で、追い立てられないで触れ合 う時間を家庭におきたい。例えば、退

職した先生が、例えば「スーパーあそべえ」等、 放課後に関わってくれれば、そこで時

間的に宿題をしたり、若い人にも 関わってもらい、色々な遊びを教えてもらったりする

ことで、家に帰ってからは、心の 安定を図ってもらいたいという様な話を第1期で は、

してきた。

学校が望むものといえば、もちろん勉強も家庭でもしてほしいという部分もあるが、

それよりも、私たちとしては、心 の安定、次の日 にきちんと学習に臨める状態であって

ほしい。学習というものが成り立 つために一番大事な事は、健康だと思っている。 体の

健康。その上に、心の健康。その 上に、学習が成立する。ひとつでも欠けていると、学

習は、なかなか成り立たない。安定した状態で学校へ来て、授業に臨んでもらいたいし、

それプラス「あそべえ」・「学童クラブ」が、関わっていったらいいものができると思う。

子ども達にとって、素晴らしい時間が出来るのではないかと思う。具体的に、どの様な

子どもになってほしいか。どの様 な家庭であってほしいかという議論になるとするなら

ば、そういう感じだろう。

家に帰ってからの時間も含めて、放課後の事を考えなければいけないと思っている。

【委員】

私自身、塾に行かせたくないと思っていて、この場で議論する事では無いのかも知れ

ないが、「あそべえ」に塾的な事が出てきたので、それはどうなのかと疑問に思った。学

校に対する充実度を上げていって、それをした上 で、放課後というのがあってもいいの

ではないかと思った。学童クラブの方に行っても 、指導員に対して「もっと宿題をする

ように言ってほしい」という方 がいるが、私は「 それは違うだろ」と思っていて、 それ

は、家で話をして、本人の意思で、学童クラブで 宿題をしてくるのならいいのだが、何

故、親が代わりに指導員に言わせるのかと思う。 家で約束をして、学童クラブの時間内

でも、家での時間でも、宿題をやる時間が確保されていればいいのではないか。

家に帰ってからの時間も含めて、放課後の事を考えないといけないと思っている。

【委員】

少し今の話だと議論がすれ違っているのだが、我々が今、一番心配している事は 、子

ども達が学校で授業に臨む態勢ができていないというところである。そこのところをど

の様に作っていくのか。何が足 りないのかという 事を考えてみると、やはり追い立 てら

れているのかもしれない。そこのところがうまく合えば、授業はある程度、うまくいく

ものである。私達としては、そこのところに焦点を当てたいので、家庭ではゆっくりし

てほしいと思っている。

学校の授業で、すべてを賄うという事は非常に大切だと思っている。

【委員長】

色々なケースが考えられると思 うが、全ての子どもたちに学童クラブで勉強を教 える

等の意味ではないと思っていて、例えば、地域や 学童クラブを利用されている保護者の

判断もあるだろうし、子どもによって、という事 もあると思う。とりわけ、相談機能等

に関わってくると思うが、保護者と一緒に子育てをするという立場になってくると思う

ので、どの様に一緒に子育てをすればよいのか、 場合によっては、退職されている先生

(9)

とつの活動のあり方だと思うが、すべての「あそべえ」・すべての「学童クラブ」で、全

員が一定の時間を取って勉強をするという事でもないと思う。

「家庭の安定」という事はとても大切だという事は理解した。

基本的に「あそべえ」・「学童クラブ」の役割というものは、どういうものなのかとい

う事も、きちんと議論しないといけない。

また、「あそべえ」では、住民組織のあり方については、第1期の「あそべえ専門部会」

で、かなり議論をしたが、その部分について何かあれば意見等お願いしたい。

【委員】

話 を聞いていて、利用する側と、向かえる側との認識の違 いがある様に 感じた。問題

なのは「あそべえ」の場合は、元々の成り立ちが、地域住民や PTA、ボランティアをさ

れている方々を 運営委員会として行なっていたので 、この組織を改革する事で 、どの様

になるのだろうか。

また、前期話し 合いをした中で、更に進化したあそべえという意味で「 スーパーあそ

べえ」という事 も出てきたが、それも踏まえて、地域のスーパーバイザーというものが

できたのであろうと思っている。その時話に出てきた、スタッフのバージョンアップの

方法が、どの様になっていくのか、今一歩見えない。先程、地域の運営委員の方たちも、

忙 しい中 、時間 を取り「あそべえ」の為に 、ご尽力いただいているが、 だんだんなり手

もいなくなっている中、運営主体の一体化で、学童クラブには、その様な組織はないが、

運営委員会の地位というか役目が、どの様になっていくのか、私には見えてこない。

また、プログラムの提供のところで、児童館や プレーパークの専門家が 入る 事で、今

まで運営委員会が、「あそべえ」に対しての行事を行なってきたが、地域の方々の出番が

なくなってしまうのではと感じた。今後の運営委員会の役割が私には見えてこない。

【委員長】

企画運営委員会のあり 方については、これからきちんと議論しなくてはいけないと思

う。

もうひとつ話にあがっ た、 児童館職員・ プレーパークスタッフの 件だが、その方たち

が 、肩代わりして行なうのではなく、基本的なものは、あそべえスタッフ・学童クラブ

の 指導員・企画運営委員会の 方たちが行なう事を応援するというか、アドバイスをする

というイメージである。

【事務局】

その通りである。

【委員】

本宿小の「あそべえ」のなかに「まなべえ」はない。「あそべえ」の中で、「まなべえ」

を 行なっている 所があるので 、それをお話 しいただけると 、少しイメージがわくような

気がする。

【委員】

大体、土曜日に3年生・4年生を対象にして、9時~11時位の間に来て勉強をしたり

している。

【学童クラブ主任指導員】

大野田小が「まなべえ」と言っているものは、少し違う。毎週水曜日に先生方の 会議

があるので、児童が帰るのが早いので、学校から学童クラブに帰ってきて、ランドセル

を置いて「まなべえに行ってきます」という事で 、筆箱と下敷きをもって行く。子 ども

達の話によると、「まなべえ」の時間帯に宿題を終わらせてくる児童と、スタッフによっ

ては学年ごとにプリントを配って くれて、そのプリントを1枚ないし2枚やって学童ク

ラブに戻って来る。それなので、 何時から何時までという形ではない。それは、保護者

との話で、「まなべえ」で宿題を終わらせてきなさいと言われている児童もいるし、プリ

(10)

【委員長】

主体は、教育委員会が行なっているのか。曜日は違うが、各学校で行なっているとい

う事か。

【委員】

「学習支援室」という指導課が 行なっている事業のひとつである。運営は、各学校に

任されている。

【委員長】

呼び方や曜日は違うが、体制は指導課で行なっている事業という事だ。

【委員】

本宿小では、土曜日開所試行されて、「あそべえ」に参加する児童の数が増えた。これ

は、学童クラブの児童が入ってきたからである。 遊びの幅も広がったし、異学年交流も

広くなっているというのが現状である。スタッフの側から見ると、学童クラブの児童と、

あそべえに来る児童との圧倒的な 違いがあり、学童クラブの児童は、大人の注意がほし

い子が多い。全員とは言わないまでも、それだけ大人との接触を求めているのだと強く

感じている。そこに、先程話に出 た通り、家庭での安定という事が含まれているのかと

思いながら聞いていた。それが、いい、悪いという事は別の議論だと思うが、物理的に、

どうしても時間が足りなくてという事は、仕方のない事だと思うが、特徴的にこどもが

大人からアテンションをほしい、 という事が見られるのは、こういう事なのかと実感し

ている。

もうひとつ、企画運営会議の話をしたい。

成り立ちが、「あそべえ」の館長やスタッフが現場にいて、それとは別に、予算と年間

行事を決める「企画運営会議」がある。これは、 よく「自転車の両輪」という説明をよ

くされるが、先程、話に出たが、 そこに児童館の 方や、プレーパークの方が出張してく

ると、活躍の場がなくなるのではないかと思ったのは、既に「企画運営会議」で年間行

事を決めてしまっているところに来られても、「単発」のものは、誰が行なうのかと疑問

に思ってしまう事は、仕方のない事なのではないだろうか。「単発」で来られて、子ども

達の遊びが豊かになるのであれば、それは素敵な 事で、大いにやっていただければいい

のだが、学童クラブとの一体化をしていった時に、「企画運営会議」の位置づけは、今が

ベストだとは思っていないが、どの様にバージョンアップしていけばいいのかという議

論も第1期でも話し合ったが、結論は出ていない。それを具体的にしていきたいのだが、

構成人員も少なくなってきている中、なり手としての決め事がある中で、どの様に 続け

ていくのだろうと疑問に思った。

【委員長】

実務的な話ではあるが、多分、 児童館職員やプレーパークのスタッフ等が来られると

したら、それを前提に、「企画運営会議」で議論をしていただくと思うので、単純に「単

発」の行事をしに来てもらう等には、ならないと思う。

「企画運営会議」自体の性格や 役割等について、先程、だんだんなり手が少なくなっ

てきている事や、地域の子どもたちの遊びの全体像の話が出たが、昭和40年代に「館論

争」というものがあって、児童館 が、美濃部都知事時代に次々にできていった時に 、地

域で遊んでいた子供たちが、児童館で遊ぶようになっていった。本当であれば、子 ども

達は児童館も含めてだが、地域で 遊んだ方がいいし、遊ばせたいと思っていたが、 建物

を建てたから、そこに集まるようになった。その事で、子ども達の遊びの質が変わって

しまった。児童館の職員は、地域 に目がいかなくなり、児童館の中だけの事を考えるよ

うになった。地域全体で遊んでいる子ども達の事 を考えなくなったという事を象徴的に

言うために「館論争」という言葉 があった。という事も含めて、地域の子ども達を 見る

役割や体制との絡みで、住民の方 たちがどう関わればいいのか。住民の方たちが関 わり

にくいのであれば、職員はどの様 に住民の方を応援すればよいのか。また、地域の 子ど

も達の問題や課題を職員の方たちが、どの様にきちんと把握をするのか等、つまり、地

(11)

できるようにしなければいけないという事が、これからの大前提である。今述べた地域

全体の取り組みの仕方を、どの様に作っていくのかという事が、スムーズにいかないと、

皆さんの思いとは逆に、ただ「あそべえ」・「学童クラブ」の職員の一体化だけの話にな

ってしまう。おそらく、皆さんは 、武蔵野の子ども達をどうしたいかというイメージが

あると思うので、そこに焦点を当てた形で、幅広い議論をしていった方がいいだろう。

次回の議論までには、できれば、これをたたき台にして、どの様な理念で、どの様な

方式・体制・基本的な事業のイメージで、また住民の方たちの組織は、どの様な組織・

形態がいい等のたたき台を出していただく。さらに前期から関わっている方たちは、こ

れも踏まえて意見をいただく。また、新しく関わられた方は、新たな視点でご提案をい

ただくという事で、まとめていけたらと思う。

次回は、柱を立てて、たたき台 を作って、事務局は大変だと思うが、委員の皆さんに

事前に配布して読んでいただき、その上で議論できたらと思う。

もうひとつは、協議会は4月・ 5月・6月・7月と4回開催するが、今の皆さんの議

論との関係でいうと、基本的に新 しい子どものための施設がどうあったらいいのか。そ

れとの関係で、当面26年度の試行に向けて、どの様にしていけばいいのか、という2段

階の議論をしなければいけないと思う。まずは 、 こうあったらいいのではないかという

議論を急いで行ない、残りの会議で試行に向けての具体的なやり方について話し合 いを

持つという事でよければ、事務局に準備をしてもらうという事にしたいがいかがか。

<一同了承>

【委員長】

それでは、議事の(1)~(4)まで進んだという事にさせていただきたい。

(2)その他

【事務局】

次回の会議日程について。3月 は議会の関係で 開催できないので、次回は4月中 旬を

予定しているが、皆様の都合を確認させていただき決定したい。

≪一同で都合のいい日程の確認≫

≪以下のとおり日程が決定≫

第4回は4月15日(月)になり、会場を確保し、後日連絡する。

⇒ 会場は武蔵野商工会館 市民会議室

【委員長】

参照

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