学習者要因
英語教育方法論 3 ( 5/20 )
人文学部 英語英米文化学科 3 年 成岡 優
認知スタイル
学習方略( learning strategy )
動機付け
認知スタイル
認知的課題の処理形式における個性のこと。
個人の条件を無視した知覚研究や、人格構造に与える知覚の役割 について無関心な傾向の批判として生まれた言葉。
認知スタイルの種類(一部)
①場独立型( field independence ) ②場依存型( field dependence )
認知スタイル
認知スタイルによって学習スタイルが変わってくる。
・場独立型
→ 情報を構成要素に分類して、 1 人で問題解決に取り組むことを好 む。
・場依存型
→ 情報を包括的に捉え、グループ活動を好む。
認知スタイル
J-POSTL には、「生徒の様々な学習スタイルに対応できる。」 という項目がある。
→ 教師は認知スタイルを考慮して文法指導だけでなく、コ ミュ ニケーション活動もバランスよく取り入れる必要があ る。
学習方略( Learning strategy )
新しい情報を理解したり、学んだり、保持するのを助けるために学 習者が使う、特別な思考や行動のこと。
第二言語学習においてどのような学習ストラテジーを使うかによっ て、第二言語習得の成功の度合いが大きく左右される。
第二言語習得において個人差を生み出す要因である。
学習方略( Learning strategy )
大きく分けて 6 つのタイプがある。 ①記憶ストラテジー
②認知ストラテジー ③補償ストラテジー
④メタ認知ストラテジー ⑤社会ストラテジー
⑥情意ストラテジー
学習方略( Learning strategy )
教師はすべてのストラテジーを教え込むのではなく、タスクレベル で基礎的な学習ストラテジーを指導した後、教師、生徒間の質疑応 答、生徒同士の話し合いの相互作用の場を提供する。
J-POSTL に「生徒が学習ストラテジーを適切に使えるように支援で きる。」という項目がある。
動機付け
学習する意欲または必要性のことであり、何かに向かって懸命に努 力をする原動力となるもの。
「内発的動機づけ」
→ 内面からわいてくる気持ちによって高められる動機づけ。
「外発的動機づけ」
→ 外部からの報酬や罰に頼られる動機づけ。
動機付け
第二言語習得に関して、 2 種類の動機づけに分類される。
道具的動機づけ( instrumental motivation )
→ 実利的目標を達成するために、英語を学習したいという心理的欲 求 のこと。
統合的動機づけ( integrative motivation )
→ 英語文化圏に好意的な態度を持ち、将来その一員になりたいとい う 気持ち。
動機付け
「帰属理論」
→ 過去の成功と失敗を考えること。
帰属理論は 2 つの理由から、外国語学習理論に強い関連性を持ってい る。
① 第二言語学習の失敗はごく普通である。
② 第二言語を学習する能力は言語適性と呼ばれ、だれでもよく知っ て いて、いつも引き合いに出す概念である。