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レポート 2011年度情報科教育法(Ⅱ)

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Academic year: 2018

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今まで受けてきた教科「情報」の授業

(情 10-0265  地紙健人)

 私が受けてきた「情報」の授業は、高校時代に受けてきた「情報」について述べたいと思う。 私が高校のときに受けた「情報」の授業は、主にクラス全員が、情報室(コンピュータ室)で一 人ひとりパソコンに向かい、ウィンドウズの使い方やホームページの作り方を教えるというもの だった。  一人 1 台パソコンが与えられていたことにより、全員の理解度が一人ひとりわかり、 教師にとっては成績のつけやすい授業であったと思う。 しかし、生徒自身は、理解できている 人と、理解できていない人に大きな差がでて、授業のペースに遅れると、そのままついていけな くなるパターンも少なくなかった。 さらに、座学の授業もあった。 私の学校では「ネット ワークに精通する社会」という内容で授業を行った。 この座学とコンピュータを使った実習か ら、期末考査が行われた。 基本的には出席さえある程度できていたら、単位が習得できるとい うもので、期末考査自体の成績が悪くても欠点を取ることはなかった。

 私の「情報」の授業は高校 1 年生で終了したが、この授業を受ける前年度には兵庫県立長田高 校で世界史 A の未履修問題が発覚したことから、他の高校でも未履修問題がないかどうかの調査 があった。 幸いにも我が母校では、問題はなかったのだがそれ以後でも必修教科でありながら、 有る程度適当な成績のつけ方で、形だけの履修となっているように感じた。

 この高校の 1 年間の教科「情報」の授業で多くの知識を身につけることができたとは感じるこ とは出来なかった。 総合情報学部に入学し、これからの「情報」の教育の大切さや、情報化社 会の中での今の学生が実際に学ばなければならないことを知り、教科「情報」は伝に現代の社会 に精通した新しいものでないといけないと思った。 基礎的な知識も学ぶことは大事だと考える が、 1 年間という限られた機関で教科「情報」の大切さを学生にわかってもらうためには、身近 な内容を取り上げる必要があると思った。 特に大学入試で使用する科目ではないので、一部の 進学校では形だけの授業になってしまったり、悪いところでは今も未履修問題が続いている可能 性もある。 もっと情報の授業を増やすべきだと思うし、大学受験や、高校受験にも教科「情 報」を取り入れ、その重要性を学生に知ってもらうべきだと考える。 前述した高等学校未履修 問題では、世界史に次いで情報が未履修科目の代表となり、高校側の情報に対する軽視も伺える。  私自身、高校時代に十分に情報の授業を受けてきていないので、ここのレポートで「あなたが 学んできた教科『情報』の授業」というタイトルでパソコンのキーボードをたたく手が止まるこ とが多くあった。 思い返してみてもあまり記憶に残ることの無い希薄な内容で思い出すことす ら難しい内容だったのかもしれない。そんな自分も総合情報学部に来て情報科目の重要性を学ぶ と、高校のときの情報の授業に対する後悔の念がとても強くなった。 おそらくどこの普通科高 校でも私と同じような生徒が見受けられるはずである。こういった生徒を少なくすることが今後 の教科「情報」の課題でもあると思う。私たちの生活は情報化社会のなかで「情報」とはきって もきりはなせない存在となっている。私たちはその情報を学生のうちから学べる機会をもってい るのだから、重宝して授業を受ける必要があると思う。

 小学校のころには二人で1つのパソコンを使い、先生の授業で操作するといったものであった ころから比べると今の情報の授業はとても学びやすくなったし、身近なものにもなった。しかし、 学びやすさよりも、学ぶ意欲を重視して授業を展開することがなにより大事だと感じた。無機質 な授業からはなにもうまれずに、記憶のものこらない必修教科があってはダメだと感じました。

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