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1282.pdf 木曽町では「木曽町役場本庁舎・防災センター」の建設を推進します 木曽町公式サイト

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Academic year: 2018

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(1)

環境

木質チップ

空調・給湯・発電・舗装

熱源

壁は木曽伝統のへぎ板貼り

を用いて伝統技術を継承

必要に応じて避難安全検証法 によって内装制限を緩和

木質バイオマス燃料を熱源 とし空調/給湯/発電に利用 木質チップを駐車場に利用し

ヒートアイランド現象を抑制 木曽町のなどと家具ワークショップ家具屋・建具屋・漆器屋・林業学校で製作

壁・床・天井・屋根 建具・家具・備品

伝統

地域連携

1/50模型写真

107X65mm

軒裏/野地板30mmで垂木・野地板・桁梁を現し (H12建設省告示第1358号)

束ね梁/燃え代設計/45mm

210 45 45 天井/強化石膏ボード15mm

45

外壁および開口部/延焼の恐れの範囲なし 屋根/硬質木毛セメント板t12mm

束ね柱/燃え代設計/45mm

45 330 45 重ね小梁

構造耐力上主要な部分として 燃え代設計なし

45

120

150

主要構造部の柱および梁に燃え代設計(製材 / 燃え代 45mm)と強化石

膏ボードを用いて被覆し、柱・梁を木質現しにした準耐火構造物とします

420 吹付断熱材

4 つの広場と 10 棟の設えは、すべて 3 寸 5 分の無垢材で組み上 げます。同一部材で包まれながら繊細に丁寧に作り上げること

豊かな表情をもった風景が内外に立ち現れていきます

▽RF

▽RF ▽RF

▽RF

重ね透かし梁 屋根重なり部木ピース @303∼910 高断熱型複層ガラス

高断熱型複層ガラス 束ね梁

束ね柱 束ね柱

束ね梁 重ね小梁

機能性を考慮してそれぞれ高さの異なる 4 つの広場は、一体的なひとつの屋根としてつくります。重ね透かし梁と重ね小梁を利用して連な

る欄間状の部分はハイサイド窓として自然光と自然風を取り入れます。

木部の維持メンテナン ス性に考慮して、柱部 の外部木現しをなくす 見通しがよく連続的な

利用ができる一体空間

本計画を実現するための構造検証タスクフロー

理論的検証

役場/議場の一体屋根の重ね透かし梁部

実験的検証 解析的検証1

解析的検証2

プロポーザル

基本・実施設計

実施設計、施工時

加工・製作検証

施工検証

既往の研究結果を元にした理論式を参考に行う理論的検証

既往研究で得られている物性値、接合形式に基づく剛性・耐力の評価方 法を元にして行う解析的検証。本計画の部材配置や部材同士の接合剛性 を反映した二次元、三次元モデルを作成。各部材に働く応力や変形を把 握し安全性の確認を行う検証

エキスパンションを設けず一体の屋根として構造設計します。それぞれの屋根は欄間部分に設けた

「重ね透かし梁」と軒先の「重ね小梁」により応力伝達します。屋根面や欄間部の剛性を適切に評価し、

立体的に解析することでその挙動を把握します。また逆位相の挙動に対しても十分な応力伝達が可

なように設計します。

本計画固有の部材、接合部の特性を反映し行う実験的検証。部材特性や 接合部位のみで行う基礎実験と、部材を組み合わせた状態でおこなう応用実 が含まれる。

実験結果を反映した解析的検証。二次元、三次元モデルにより各部材応力、 変形解析を実施し、安全性の検証を行う。

部材加工方法、組み立て方法について行う検証。施工性、経済性、安全 性を総合的に判断して、地元の技術力を活かした方法を再度検証する過程。

現場での施工方法の検証。施工手順、養生方法など現場の環境、状況を 加味した施工方法を検証し場合によっては施工時の応力解析などを行う過 程。

広場での様々な活動を支える道具立てとしてのサブフレームは建物の内外観にリズムと表情を与えます。広場と同じ3寸5分の無垢材で組み

上げ、住宅スケールの繊細さで格子建具などを壁天井に丁寧に設えていきます。諸室の中でも柔らかい木漏れ日の光を感じることができる

ように、小屋組のみとして広場と一体の空間としてつくります。エントランスの演出照明や重ね小梁を欄間として利用したり、広場がより 豊かに楽しくなるように設えていきます

自然換気

諸室にも光を取り入れる 夕景・夜間利用を演出する 欄間として光を取り入れる エントランス横トイレ

災害時バッファーとして 耐荷重を見込んで設える オープン会議室

町長・副町長室・教育長室 書庫印刷室

保健センタートイレ・検査診察室 防災無線室

FM放送室 内外観にリズムと

表情をつくりだす 冬場の自然光の取り入れ

天井木格子建具付き付き

広場内にも軒を出して 小さなたまり場所をつくる

大きく出た軒により

木材の耐久性を向上 アッパー照明による夜間演出

広場に宿場町のよう な風景をつくり出す

欄間として利用

束ね柱と束ね梁の接合部は引きボルトを用いた接合形式を採用します。また、脚部の金 物を束ね柱と一体化します。それぞれの回転剛性を評価しやわらかいラーメンフレームと して立体的に挙動を把握します。大地震時に脆性的な破壊が生じないように接合部、母

材を設計し塑性変形能力の高い構造体とします。重ね小梁は、将来的な乾燥収縮からくる

接合部の「がた」を評価しクリープ変位をおさえるように配慮します

議場部モーメント解析図

議場部分フレーム解析図/地震力に対する応答変位・モーメント応力状態を示す

重ね小梁の解析図/応答変位・モーメント応力状態を示す

束ね柱中間部

38 38

長ホゾ差し

座金PL-9X60X60∼ M16∼20(SS400) 200

210 4560 470

465

97.5

90

97.5

カラマツ105角

上下弦材は高ヤング率材を使用 カラマツ105角無等級材

▽FL

▼SL

A A

B B

D D

C C

束ね柱

束ね梁

90

90

E E

F

F 基準ジョイント位置 200 200

束ね梁と重ね小梁接合詳細図

引き寄せボルトM12

一般部

開き止め 2-M12 各梁三箇所

一般部

木ダボ 30Φ 木ビス4ΦL140

一般部

開き止め M12/各段 各梁三箇所 接合面には接着剤塗布

束ね梁 一般部詳細図

梁全長に連続配置 一般部

木ダボ 30Φ 木ビス4ΦL140 接合面には接着剤塗布

束ね梁 一般部詳細図

F-F Section

束ね柱 中間部詳細図

一般部

開き止め 4-M12@900 両側埋木

一般部

木ダボ 30Φ 木ビス6ΦL180@180

X方向、Y方向それぞれ配置

一般部

木ダボ 30Φ 木ビス6ΦL180@180

E-E Section 中間部に連続配置

柱梁仕口部 平断面詳細図

中央部 梁段差部

隅部 側端部

中間部 一般部

開き止め 2-M12 @600 両側埋木 ドリフトピン 4-16Φ L=170@150 片側埋木

C-C Section B-B Section

端部

開き止め 4-M12 両側埋木

D-D Section

束ね柱 脚部詳細図

柱脚詳細図 柱脚 B.PL-32 A.BOLT 16-M30(ABM) D.nut L=25d W.PL-6X50Φ 6060 45

210

1020165 200 40 405

45

A-A Section

60

60

45

45

510

510

1020

束ね柱

210

420 330

柱部/ヒノキ105角x12本

木ダボ30Φケヤキ材+引き寄せボルト 木ダボ30Φケヤキ材+引き寄せボルト

束ね梁

梁部/カラマツ105角x8 16本

4段x2=8本 5段x2=10本 7段x2=14本 8段x2=16本

375

75

105

105

90

210

465

75

105

105

90

210

90

645

105

90

210

75

105

75

105

90

735

105

90

75

105

75

105

75

105

重ね小梁

接着+木ビスで固定しStロッド16Φにより一体化

ヒノキ無垢材105角

最大6m/864本/47㎥カラマツ無垢材105角最大6m/401㎥

ケヤキ無垢材/木ダボ用/30Φ

105

105

105

105

30

重ね小梁

サブフレーム

サブフレーム

やわらかい木造のラーメンフレームを特殊な金物を使わずに実現します。メインフレームとなる束ね柱、束ね梁は古くから伝わり現代でも利用

される汎用性の高い仕口・加工形状を用い、木ダボによって一体化します。耐力壁の配置された諸室や伸長された柱脚金物、重ね小梁をサブフレー ムとして利用することで、小断面部材の組み合わせや簡易な接合が可能となり、地元の技術を最大限に活用することが可能です。木曽町らしい 木造架構形式で、連続した大きな広場をつくります

∼ 3寸5分の無垢材で全て組み上げます ∼

構造

明るく暖かいみんなの広場を、地場の製材所・施工会社で作り上げる事ができるように、3寸5分の無垢材を使った在来工法で用いられる仕口

・加工形状を利用し、シンプルな構造形式とします。小断面の流通材とすることで自然乾燥の木材が使えるように計画し木材の耐久性を高め

ことで、木曽の木の素晴らしさを最大限アピールできる建物とします

2400∼3550

5,460∼9,100

3700∼6000

束ね梁

束ね柱

束ね柱

束ね柱

束ね柱

束ね梁

束ね梁

束ね梁

束ね梁

木曽の木を使います

04

木曽五木・ケヤキ・カラマツの特性を活か

し適材適所に活用することで、木曽の木材

について学べる場所とします。また地場の

製材所と連携していくことで、木曽町だか らこそできる施設をつくります

ヒノキ ネズコ

建具、天井 アスナロ遊具 コウヤマキ水回り サワラ

屋根 壁、 木ダボ 本棚ケヤキ、 重ね梁 重ね小梁カラマツ、

∼木曽五木・ケヤキ・カラマツの全てを使う∼

束ね柱 床 壁 天井、 、 、

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