第3次日立市環境基本計画_本編( 16,830キロバイト)

平成30年3月

日 立 市

第3次日立市

環境基本計画

含 第2次日立市地球温暖化対策実行計画

第３次日立市環境基本計画

（含　第２次日立市地球温暖化対策実行計画（区域施策編））

平成 30 年３月

日立市生活環境部環境政策課

日立市助川町 1－1－1

TEL：0294－22－3111（代表）

第３次日立市環境基本計画

含 第 次日立市地球温暖化対策実行計画 区域施策編

平成30年 月

は じ め に

日立市 青 輝 太平洋 四季折々 彩 を見せ 美しい山々

囲 豊 自然 温暖 気候 恵 す

本市 日本有数 鉱工業都市 し 発展し い し そ 歴史 中 鉱山 煙害 河川 汚濁 深刻 公害問題 直面 し 時期 あ し

し し 直木賞作家 新田次郎氏 小説 あ 町 高い煙突 い 煙害対策 し 大煙突 建設や大島桜 植栽 下水道整備 早期推進 市民 企業 行政 協力し 問題を解決し いう誠 誇 しい歴史を持 す

うし 先人 残し 豊 自然や景観 そし 環境 思いを 次 世代 引 継い い 平成 ７年 環境都市・日立 を宣言す 平成 ５年 月 第 次日立市 環境基本計画 を策定し 環境問題 対し 市民一人 自 足元 行動し い し

一方 地球温暖化防止 向 二酸化炭素 温室効果ガス 抑制や 福島第一原子力発電所 事故を契機 し 原子力発電 代わ 再生可能エネ ー 導入 生物多様性 確保

国内外 い 新 取組 積極的 進 本市 し コ ュ 現

状や住民 高齢化 対応す 廃棄物収集シス 見直し 新 課題 取組 求 す

う 社会情勢 変化 を踏 え 今後５年間 本市 環境行政 指針 総合的 計画 し し 第 次日立市環境基本計画 を策定い し し 本市 恵 自然環境

え い地球環境を守 そし 未来 継承す 市民 皆様 事業者 皆様 連携・協働 し 環境 関す 施策を積極的 展開し い い 考え す 皆様 御協力を 願 いい し す

結 本計画 策定 あ 真摯 御審議を賜 し 日立市環境審議会 皆様 ン ケー やパ ッ コ ン 御協力い し 市民 皆様 事業者 皆様 心 御礼申し 上 す

平成 年 月

日立市 朝日立 昇 太平洋 阿武隈山地 囲 四季 彩 美しい近代産

業 す

鉱山 煙害や河川 汚濁 深刻 公害問題 直面し 時代 あ し 大煙 突建設 大島桜 植栽 下水道整備 見 う 市民 企業 行政 協力し 問題を解決 し 誇 しい歴史を持 い す

し し近年 私 問題 生態系破壊 地球温暖化 オゾン層破壊 新し 困 難 問題を抱え し い し

環境問題 最大 被害者 後 世代 す 将来 市民 対し 環境 活力 調和し 持続可能 社会を創 今 生 私 使命 す

私 今 そ先人 偉業 学 協力し 問題 取 組 い 共生す 環 境を未来 引 継 を決意し 環境都市・日立 を宣言し す

私 山・川・海 恵 多い自然 共 生 う 自然環境を 育 い す

私 地球環境 や しい循環型社会を創 一人 省資源 省エネ

ー サ 心 生活を す

私 環境 歴史的シンボ あ を愛し 美し 快適 を創 す 私 精神を活 し 環境 や しい技術 開発や活用 努 す 私 一人 学 考え 行動し 市民・企業・行政 パー ーシッ

良い環境を創 い す

平成 ７年 月 ５日 日 立 市

日立市環境都市宣言

計画策定の背景 目的……… 計画の位置 ……… 計画の期間……… 計画の対象……… 計画の担い手 役割……… 策定ま の経緯………

地域の特性……… 環境の現況……… 市民・事業者 の環境 関す 意識調査………

日立市の目指す 環境のす た……… 目指す す たの実現 向 た環境目標………

環境施策の体系……… 環境目標 ：未来の地球環境 やさしいまち……… 行動方針 新エネ ーの利用促進……… 行動方針 環境負荷の少 い都市空間の形成……… 行動方針 省エネ ーの促進……… 環境目標 ：豊 自然や多様 生物を育 まち……… 行動方針 生態系及 生物多様性の確保……… 行動方針 たち しい自然環境の保全……… 行動方針 い まち 自然環境等の活用……… 環境目標 ：健や 安心し 暮 せ まち……… 行動方針 大気・水・土壌等環境の保全……… 行動方針 身近 生活環境の保全 向上……… 行動方針 事故由来放射性物質 環境汚染対策……… 環境目標 ：資源を大切 し 有効利用す まち……… 行動方針 新た 廃棄物収集システ の構築………

計画の基本的事項

第 章

環境の特性と現況

第 章

目指すべ 環境のす た

第 章

環境目標実現のための施策の展開

第 章

目

目

行動方針 廃棄物の減量 再資源化の促進……… 行動方針 廃棄物の適正処理……… 環境目標 ：誇 環境を次世代 まち……… 行動方針 環境教育・環境学習の推進……… 行動方針 市民・事業者・市の連携・協働……… 行動方針 人材の活用・育成………

計画策定の背景……… 計画の位置 ・目的……… 計画の対象……… 計画の範囲……… 温室効果ガス排出量の状況……… 温室効果ガスの削減目標……… 目標実現のた の取組………

計画の推進体制……… 計画の進行管理………

計画策定の経緯……… 日立市環境審議会委員名簿……… 日立市環境基本条例……… 日立市環境審議会 の諮問書……… 日立市環境審議会 の答申書……… アンケート調査結果の概要……… パブ ッ コ ントの概要……… 用語解説………

日立市地球温暖化対策実行計画 区域施策編

第 章

計画の推進

第 章

1

第１章 計画の基本的事項

計 画 の 基 本 的 事 項

計画の基本的事項

第

第

第

１

１

章

章

日立市 鉱工業都市 年 超え 歴史 有 工業生産 拡大 都市 成長 遂 発展 過程 様々 産業公害問題 直面 市民 企業 市 連携 解決 取 組

大正期 日立鉱山 深刻 煙害問題 対策 当時世界一 高さ ３７m 大煙突 建設 い煙 強い大島桜 植栽 山林 植生回復 取 組 企業 思い切 公害対 策 実施さ

昭和 年代 年代中頃 高度成長期 い い煙 粉 大気汚染 河川 等 水質汚染 自動車 騒音・振動等 産業公害 深刻化 市 挙 解決 取 組 汚染物質 排出抑制 工場移転 補償等 実施さ 間 工業 立地 住宅開発

連続的 市街地 形成さ 農地や平地林さ 身近 丘陵地 緑 大 く減少 生活排水 水質汚濁 進

う 高度 鉱工業 集積 本市 昭和 ９ ９７ 年 日立市環境 基本条 例 制定 昭和 ９７ 年 日立市公害防止条例 全面改正施行 さ 多く 企業 公害防止協定や環境保全協定 締結 産業公害 防止 努 公共下水道 整備 進

さ 本市 地域 環境問題 多様化 対応 地球環境問題 取組 新 施策 展 開 平成 ９９９ 年 日立市環境 基本条例 見直 行い 日立市環境基本条 例 制定 環境 保全及び創造 関 基本理念 市 事業者 市民 責務 新 環境施策 基本方針等 明

翌年 本条例 基 本市 環境 保全及び創造 関 施策 総合的 計画的 推進 日立市環境基本計画 策定 平成 ７ 年 本市 環境

対 姿勢 内外 示 日立市環境都市宣言 行い

平成 年 月 環境 取 巻く社会経済情勢や地球環境問題 対応 第 次日立市環境基本計画 策定 地 球温暖化対策 施策 示 日立市地球温暖化対策実行計画 区域施策 編 含 計画 い

第 次日立市環境基本計画 計画期間 平成 年度 ５ 年間 日立市 目指 将来像 創 快適 ち 環境都 市日立 定 市 市民 事業者 環境 保全 創造 取 組 第 次日立市環境基本計画 計画期間 平成 ９ ７ 年度末 終了 今後 新 環境行政 指針

第 次日立市環境基本計画 以下 本計画 いう 策定

計画策定の背景と目的

１

計 画 の 基 本 的 事 項

明治 年 日立鉱山 創業

大正 年 大煙突 築造

昭和 年 日立市天気相談所 日立鉱山神峰観測所 引 継 観測業務 開始 昭和 年 環境 守 日立市民会議発足

昭和 年 日立市環境 基本条例制定 昭和 年 日立市公害防止条例全面改正

平成 年 環境 守 日立市民会議 環境 創 日立市民会議 改称

市民環境展 開催 後 環境 環境都市

名称 変更

平成 年 日立市空 缶等 散乱 防止 関 条例制定 平成 年 日立市飼い犬 害 防止 関 条例制定 平成 年 日立市環境基本条例制定

平成 年 日立市環境基本計画策定 平成 年 日立市環境都市宣言

平成 年 日立市環境教育活動支援事業開始 平成 年 日立市落書 防止 関 条例制定

平成 年 鞍掛山 山 整備活動開始

平成 年 日立市太陽光発電 普及促進事業開始 久慈川菜 花 ワー 事業開始

平成 年 市役所 い 電気自動車急速充電器 運用開始

環境都市 改称 開催

日立市天気相談所開設 周年

平成 年 第 次日立市環境基本計画 含 日立市地球温暖化対策実行計画 区域 施策編 策定

平成 年 日立市新 ー機器普及促進事業開始

日立市太陽光発電施設 適正導入 ン施行 日立市環境教育活動支援 周年記念事業開催

平成 年 日立市新 ー ン策定

小説 ある町の高い煙突 の映画化

旧日立鉱山 煙害 克服 大煙突 建設 巡 実話 描い 直 木賞作家 新田次郎氏 小説 あ 町 高い煙突 年 映 画化

約 年前 銅 製錬 伴う煙害 日立鉱山周辺 森林 農 作物 深刻 被害 発生 地域住民 企業 共存共栄 目指 煙害問題 克服 自然環境 回復 挑 描

3

第１章 計画の基本的事項

計 画 の 基 本 的 事 項

本計画 日立市環境基本条例第８条 規定 基 き策定 あ 日立市 け 環境

保全及び創造 関 施策を総合的 計画的 推進 た 基本 計画

また 地球温暖化対策 推進 関 法律第 ９条 い 市町村 そ 区域 自然的社会的条

件 応 温室効果ガ 排出抑制等 た 総合的 計画的 施策を策定 よう 努

さ 第 次日立市環境基本計画 引き続き 本計画 い 日立市地球温暖化対策

実行計画 区域施策編 を掲載 ま

策定 あた 各関係法令や 国・県 環境基本計画 地球温暖化対策計画 を踏ま

え 日立市総合計画後期基本計画 平成 ９年 月策定 や日立市新エネルギービ ョン

平成 ９年 月策定 整合を図 いま

第３次日立市環境基本計画

（含 第２次日立市地球温暖化対策実行計画（区域施策編））

国

国

●地球温暖化対策の推進に関する法律（H10.10） ●地球温暖化対策計画（H28.5） ●生物多様性基本法（H20.6）

県

県

●茨城県地球温暖化対策実行計画（H29.3） ●茨城の生物多様性戦略（H26.10）

市

市

●日立市環境基本条例（H11.12） ●日立市環境都市宣言（H17.3） ●日立市総合計画（H24.3） ●日立市後期基本計画（H29.3）

関連計画

●日立市まち・ひと・しごと創生総合戦略 （H27.12）

●日立市新エネルギービジョン（H29.3） ●第３期日立市環境保全率先実行計画

（エコオフィスプラン）（H25.3） ●日立市一般廃棄物（ごみ）処理基本計画

（H18.8） など

計画の位置づけ

２

計 画 の 基 本 的 事 項

計画 期間 平成 年度 平成 年度 年間

本市 取 巻 社会経済情勢 大 変化 本計画 整合 図 場合 適宜見直 行い

第２次日立市環境基本計画 第２次日立市環境基本計画

平成 29年度

平成 30年度

平成 31年度

平成 32年度

平成 33年度

平成 34年度

平成 35年度

平成 36年度

平成 37年度

平成 38年度

平成 39年度

日立市総合計画後期基本計画

次期基本計画

日立市地球温暖化対策実行計画（区域施策編）

日立市地球温暖化対策実行計画（区域施策編）

第３次日立市環境基本計画

次期計画

第２次日立市地球温暖化対策実行計画（区域施策編）

策定

期間 次期計画の_策定期間

5

第 章 計画の基本的事項

計 画 の 基 本 的 事 項

１ 対象地域

本計画 対象 地域 日立市全域

国 県 近隣 地方公共団体 連携 配慮

対象とする範囲

本計画 関 対象範囲 以下 項目

対象 分野

環境分野

地球温暖化 新 ネ ー 省 ネ ー 地球環境

動植物 自然保全 生物多様性 自然環境

都市基盤 都市景観 環境美化 快適環境

大気汚染 水質汚濁 騒音 振動 悪臭 放射性物質 生活環境

資源 イ 廃棄物

資源環境

環境教育 環境学習 環境保全活動 環境情報 環境教育等

計 画 の 基 本 的 事 項

本計画 市民 事業者 市 環境 創 日立市民会議 立場 役割 果 相互 連携・協働 積極的 環境 保全 創造 取 組

計画の担い手 役割

環境 保全 創造 い 関心 持 日常生活 中 環境 配慮 取組 自主的 実

践 求 い

市民団体や地域 取組 市 実施 環境施策 積極的 参加・協力 望

市民の役割

事業者 環境 与え 事業活動 影響 大 い 十分 認識 事業活動 起因 公害 防止や資源・ ー 効率的利用 環境配慮型製品 購入等 環境 負荷 低減 向 自主

的 積極的 取 組 求 い

事業者 地域 一員 市民や市民団体 市 協力・連携 図 地域 環境 保全 創造 向 取組 積極的 推進 期待

事業者の役割

市 地域 環境 保全 創造 目標 方向 設定・提示 市民・市民団体や事 業者 連携・協働 施策 推進 求 い

市民や事業者 自主的 積極的 活動 促進 社会資本 整備や環境情報 提 供 環境教育 普及啓発等 環境 保全 創造 関 活動 基盤 行い

市自 事業活動 伴う省 ー・省資源活動等 環境 保全 創造 向 取組 率先 行い

市の役割

市民 市民団体 事業者 市 連携・協働 人 自然 共生 確保 良好 環境 将来 世代 継承 昭和 年 環境 守 日立市民会議 発足 平成

年 環境 創 日立市民会議 名称 変更 様々 活動 行 い

7 第１章 計画の基本的事項

計 画 の 基 本 的 事 項

本計画 策定にあたっ 日立市環境基本条例第８条 規定に基 き 市民団体等 事業所 学 識経験者 市議会議員 公募市民 構成する 日立市環境審議会 におい 計画策定に係る審議を行 いました また 平成 ８ ６ 年度に市民・事業者を対象にアンケート調査を実施し 環境に関す る意識を把握する に パブリックコメント 市民意見募集 を実施し 市民 意見 反映に努

ました さらに 庁内関係課所 調整・協議を行いました

第 回日立市環境審議会での審議の様子

策定までの経緯

６

６

第 回日立市環境審議会での審議の様子 第 回日立市環境審議会での審議の様子

環 境 の 特 性 と 現 況

日立市の沿革

本市 茨城県 北東部 位置 東京 北へ約 km 県庁所在地 あ 水戸市 北へ約 km 距離 あ ま 東 太平洋 面 北西部 阿武隈山地 支脈 あ 多賀山地 連

市内 約 分 山地 覆わ いま 北 高萩市 南 久慈川 挟 東海村 接 面 積 ３ km 達 ま

本市 日立製作所 め ＪＸ金属 日立金属 日立化成 日立セメント 数多く 工場 立地 工業都市 あ 電気 機械 非鉄金属 金属製品 基幹産業 さ 北関東 海 玄関口 茨城港日立港区 有 いま

また 市内 主要交通網 ＪＲ常磐線 国道６号 国道 号 常磐自動車道 海岸線 並行 走 いま 常磐自動車道 インターチェンジ 南 中央 北 市内 箇所あ 全 国 高速道路網へ いま

平成 年 多賀郡十王町 合併 現在 市域 形成さ いま

自然的特性

ア 地形

日立市域 東 太平洋 面 南北約 km わた 海岸線 海食崖 形成 そ 前面 一部砂 浜 形成 いま こ 崖 上 標高 ～ m 平坦 台地 ～ km 幅 南北 細長く続

環境の特性と現況

第

第

第

２

２章

章

地域の特性

１

１

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9

第 章 環境の特性と現況

環 境 の 特 性 と 現 況 い 幹線道路 鉄道 縦走 工場群 住宅 商業・業務施設 連続 比較

的高密度 市街地 形成 い

台地 西側 標高 ～ m 丘陵地 大規模住宅団地 南北 続い い 常 磐自動車道 ン 及 橋梁 南北 縦走 い

丘陵地 背後 阿武隈山地 支脈 あ 多賀山地 竪破山 石尊山 神峰山 高鈴山 風神山 山々 南北 連 い

山地 西側 久慈川 支流 あ 里川沿い 農地 集落 発達 い

市域 南 久慈川 市境 河口 隣接 重要港湾 指定 い 茨城港日立港区 整備 い

イ 気象

ア 日立市天気相談所

日立市天気相談所 日立鉱山 煙害対策 行 い 気象観測 引 継 昭和 年 年 全国初 市営 天気相談所 開設

市内 所 気象観測施設 あ 日 回 独自 天気予報 発表 い 現在 地 方自治体 直営 唯一 気象 観測・天気予報 行 い

イ 本市 気象

本市 東側 海 面 西側 多賀山地 あ いう地形 影響 比較的夏 涼 冬 温暖 気候 い 日立市天気相談所 気象観測 昭和 年 平成

年 年間 平均 年平均気温 ３寿 全国平均 やや低 年間降水量 １ mm 全国

平均 約 mm少 い

日立市 年平均気温 推移 日立市天気相談所 市役所観測所 ９ 年～ 年 （℃）

最も平均気温の低かった年：12.4℃（1984年）

最も平均気温の高かった年：15.4℃（1999年）

10 12 14 16 18

環 境 の 特 性 と 現 況

日照時間 年間合計 , .時間と って 全国平均 , 時間を上回っています また

真夏日 日数 平成２ 年頃 増加傾向 あ ます

1000 1500 2000 2500 3000

1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 （年） （時間）

最も日照時間の多かった年：2,356.8時間（1979年）

最も日照時間の少なかった年 ：1,538.0時間（1998年） 日立市の年日照時間合計の推移 日立市天気相談所 市役所観測所 ９ 年～ 年

日数 ５年移動平均

1953 10

0 20 30 40 50 （日）

1958 1963 1968 1973 1978 1983 1988 1993 1998 2003 2008 2013 （年）

日

数

11

第 章 環境の特性と現況

環 境 の 特 性 と 現 況

日立市役所 昭和 年 平成 年 年間 平均 昭和

年 平成 年 年間 平均 比較 行う 次 読 取

昭和 年 市内 開花日 観測結果 年 変動 大 い

平均 開花 早 傾向 見

年 1953 1957 1961 1965 1969 1973 1977 1981 1985 1989 1993 1997 2001 2005 2009 2013 2017 4月

20日

4月 10日

4月 05日

3月 30日

3月 25日

4月 15日

1981年∼2010年の 平均開花日：４月４日

（現在の平年値）

2007年∼2016年の 平均開花日：３月31日 （直近10年間の平均） 1971年∼2000年の

平均開花日：４月５日 1961年∼1990年の

平均開花日：４月６日

※下 行くほ 開花日 早く

日立市 く 開花日 日立市天気相談所 公園 ９ 年～ 年 熱帯夜 最低気温 寿以上 日数 ．日 → ．日 増加

真夏日 最高気温 寿以上 日数 ．日 → ．日 増加

冬日 最低気温 寿未満 日数 ．日 → ．日 減少

mm以上 降雨 日数 ．日 → ．日 増加

mm以上 降雨 日数 ．日 → ．日 増加

環 境 の 特 性 と 現 況

社会的特性

ア 人口・世帯

平成 年 月 日現在 人口 約 万 人 世帯数 約 万 千世帯 い 人 口 昭和 年 約 万 千人 ー 後年々減少 一時 万人 割 い

平成 年 月 多賀郡十王町 合併 約 万 千人 後 減少傾向 続い い

人口 減少傾向 あ 中 老年人口 歳～ 増加傾向 続い い 平成 年以 降 総人口 占 割合 ％ 超え い

イ 鉄道 ＢＲＴ

鉄道 常磐線 市域 縦断 日立駅 常陸多賀駅 大甕駅 小木津駅 十王駅 駅 設置 い 各駅 平成 年度 日平均乗車人員 日立駅約 １ 人 常陸 多賀駅約 １ 人 大甕駅約 １ 人 小木津駅約 １ 人 十王駅約 １ 人 い

平成 年 月 市内 工場群 結 日立電鉄線 利用客 減少等 廃止 本市 跡地 専用道 整備 定時性・速達性 優 高速輸送

：ＮきかRapidTおanかiが 導入 第 期区間 日立 ン ー

大甕駅 運行 現在 第 期区間 大甕駅 常陸多賀駅

間 い 専用道 整備 進 い

産業

平成 年国勢調査 産業別就業人口割合 次産業 ３ % 次産業 ３ % 次 産業 ３ % 次産業 割合 比較的高 茨城県平均 ３ % 次産業 地域

25

,2

63

25,263 ₂₃,6

81 23,681 27 ,8 11 27,811 34 ,5 33 34,533 82 ,8 85 82,885 50 ,1 59 50,159 56 ,0 66 56,066 13 1, 01 1 131,011 16 1, 26 6 161,266 17 9, 70 3 179,703 19 3, 21 0 193,210 20 2, 38 3 202,383 20 4, 59 6 204,596 20 6, 07 4

206,074 ₂₀2,

14

1

202,141 ₁₉9,

24 4 199,244 19 3, 35 3 193,353 19 9, 21 8 199,218 19 3, 12 9 193,129 18 5, 05 4 185,054

人口 世帯数

0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000 200,000 220,000

人・世帯 _{（各年 10 月１日現在）}

T9 14 S5 10 15 22 25 30 35 40 45 50 55 60 H2 7 12 17 22 27 年 6,108

6,108_{5,1325,132 5,5925,592}

6,338 6,338

15,796 15,796

10,554 10,554 11,75411,754

26,436 26,436 36,634 36,634 43,054 43,054 50,975 50,975 56,303 56,303 62,980 62,980 65,619 65,619 67,984 67,984 71,759 71,759 73,018 73,018 76,659 76,659 77,965 77,965 78,625 78,625

13

第 章 環境の特性と現況

環 境 の 特 性 と 現 況 基幹産業 位置 い 製造業 就業人口 減少 続い い

ア 工業

日立市 日立製作所 旧 日本鉱業 企業城下町 電力・家電・自動車等 製品等 支え 基盤的技術 蓄積 多 中小企業 立地 い 他 企業城下町 豊田市 自動車

や新居浜市 住友 ー 対比 あ 市内 日立製作所及 系列

企業 工場 多数点在 東日本 有数 工業集積地域 発展 事業所数 ー 時 約 １ 数え 現在 減少傾向 あ 日立地区産業支援 ン ー 平成

年 月 開設 産業支援機関 あ う 中小企業 様々 事業活動 ー い

イ 鉱業

阿武隈山地 太平洋 挟 世紀前半 日立鉱山や常磐炭田 知 鉱業地帯 日 立鉱山 現在 Ｘ金属 元 い 日本鉱業発祥 地 あ 日立鉱山 昭和

年 閉山 非鉄金属事業 Ｘ金属 工場 現在 続い 更 事業 展開 い

旧十王町地区 石炭鉱 開 い 年代 高度経済成長 石炭産業 衰 退 閉山

ン 原料 石灰石 太平田鉱山 採掘 日立駅付近 立地 日立

ン 全国 唯一 架空索道 地中 ン 運搬 い

運輸・流通

茨城港日立港区 自動車 輸出入 盛 行わ ・ ン 日本 日産自動車 利用 い 特 ・ ン 日本 常磐自動車道日立南太田 付近 新車整備

ン ー 設 日本国内 重要 輸入拠点 い

東京 平成 年 月 日立港区第 埠頭 液化天然 受入

基地 建設 農業・漁業

久慈川河口周辺や里川流域 地域 農業 営 い 海岸部 漁港 久慈・水 木・河原子・会瀬・川尻 沿岸及 近海漁業 営 い

本市 全国各地 鵜飼 使用 日本 唯一 捕獲・供給 い

捕獲場 設 い

環 境 の 特 性 と 現 況

地球環境

ア 地球温暖化

温室効果 濃度 上昇 引 起 地球温暖化 地球規模 平均気温 上昇や大雨 干 気候変動 自然災害 発生や水資源 減少 農作物 不作 多方面 悪影響 及 現在 最 深刻 地球環境問題 一 い

地球温暖化対策 中 一番重要 課題 温室効果 大部分 占 二酸化炭素排出量 削減 い 日本 温室効果 排出量 う 二酸化炭素 全体 約 ％ 占 石炭や石油 消費 大気中 大量 排出 い

イ

ン層 破壊

上空 ～ km 成層圏内 比較的下部 あ ン層 有害 紫外線 大部分 吸収 地球 上 生物 守 大切 役割 担 い 自動車や空調機器 冷媒 ー缶 使 わ ン物質 原因 破壊 吸収 有害 紫外線 地表 到達

人体 悪影響 懸念 い

現在 ン層 回復 向 全世界 ン 使用・製造 禁止や回収 義務化 取組 進 い

酸性雨

酸性雨 化石燃料 燃焼や金属精錬 放出 硫黄酸化物 ｘ や窒素酸化物 ｘ 雨・雪・霧 溶 込 降 現象 河川や湖沼 土壌 酸性化 建造物や文化財 森林 悪影響 及

酸性雨 ｐ ー ：水素 ン濃度指数 値 ３以下 雨 定義 本市 平成 年～平成 年 年間 平均 ｐ 値 ３ 酸性 示

現在 被害 報告 い

自然環境

ア 地形・地質

日立市 地形 常磐海岸台地 多賀山地 久慈川下流低地 十王川扇状地 里川 谷 大別 い

東部 常磐海岸台地 海岸線 沿 細長い帯状 ー 台地及 砂 台地 市

全面積 分 占 市街地 形成 い 北西部 阿武隈山

地 支脈 あ 多賀山地 連 宮田川 中小 河川 流 太平洋 注い い 南 関東平野 最北部 位置 久慈川下流 三角州性低地 水田地帯 形成 い

多賀山地 い 日本 最 古い約 億年前 地層 発見 ン 紀 地層

広 い

15

第 章 環境の特性と現況

環 境 の 特 性 と 現 況

イ 植物・植生

植生 海岸部 平地部 山地部 特徴 あ 海岸

生育 一部 砂浜植生 残 い

科 常緑樹 自生地 北限 近 花貫川河口近 大正

年 国 天然記念物 指定 い 山 樹叢 あ 樹叢 推定

樹齢 年 いわ 江戸時代 文献 登場 い

平地 照葉樹林 鎮守 森 守 泉 森 大甕神社

残 い 植林 や 開発や害虫 食害 急激 減

少 限 地域 見

山地 北西部 ・ ・ ワ 植林 東部 － 群集や －

群集 中心 豊 緑 続い い 森林 優 自然景観 高地地形

高鈴県立自然公園 奥日立 里 市民 親 い 竪破山

頂上付近 林 あ 市内 唯一 貴重 林 い 大正期 日立鉱山 煙害 周辺 山々 荒廃

植栽 緑 回復 歴史 あ

動物

文献調査 山地 区域 関東 低山地 動物 確認 い

いぶ 山イ 樹叢

鞍掛山

環 境 の 特 性 と 現 況

河原子等 海浜 産卵地 い 鳥類 い 渡 鳥 通過地点

多 種類 確認 い 太平洋 面 十王町 海蝕崖 渡来地

知 い ン 等 貴重種 生息 確認

い

近年 山林や農地 開発や荒廃 希少 動植物 生息生育域 減少 外来種 影響 土地固有 生態系 衰退 懸念 い

農作物 被害 発生 生息数 管理や被害防止等 対策 課

題 い

そ 他

南北 長い海岸線 箇所 海水浴場 あ 中 伊師浜海水浴場 河原子海水浴場 水木海水浴場 箇所 環境省選定 快水浴場百選 選 い

市内 多 中小 河川 走 生息場所 豊富 あ 奥日立 里 滑川小学校脇 里泉 森公園 赤羽緑地 見

市内 湧水 豊富 箇所 確認 い 中 泉 森湧水及 里泉

森公園 環境省選定 平成 名水百選 茨城県 唯一選 い 泉 森湧水

今 約 年前 編纂 常陸国風土記 美 記載 い 歴史あ 名

所 湧水地 生息 い全国的 貴重 魚 姿 見

東滑川海浜緑地 い 洞穴 雨水 溜 水面 藻類 呼

黄金色 膜 観察 一年中観察 数少 い群生地 定期的 発生地 北限 あ いわ い

一方 耕作放棄地 防止 最近設置 進 い 事業用 太陽光発電施設 自然環境 調和 課題 増え い

平成 年 月 茨城県 第 回世界湖沼会議 開催 国内外 研究者や 環境保全活動 行 い 団体 集 生態系 ー 議論 県内 環境保 全 機運 高 期待

17

第 章 環境の特性と現況

環 境 の 特 性 と 現 況

快適環境

ア 身近 緑・水辺

市内 あ 身近 公園 市民 潤い や あ 生活環境 創出 い

公園や小木津山自然公園 十王 公園 助川山市民 森 赤羽緑地 特徴あ 公園・ 緑地 整備 い

市街地 動植物 生息生育域や市民 憩い場 確保 自然 あえ 公園や水 辺 計画的 整備 必要

イ 歴史・文化的環境

市内 国や県 市 指定文化財 あ 鎮守 森や巨木 史跡 周

辺環境 一体 守 い 必要 あ

日立の自然ガイドブック 平成 年、日立市発行

日立 植物 昭和 年発行 日立 磯 動植物 平成 年発行 続 市 内 身近 見 植物や鳥 昆虫 中心 ー写真 紹介 植物 種 昆虫 種 野鳥 種 掲載 い 市内 自然観察 適 場所 箇所 地図付

紹介 い

助川山市民 森 赤羽緑地

環 境 の 特 性 と 現 況

他 大煙突周辺 日鉱記念館 日立武道館 旧共楽館 日立市 産業 公害防止 対策 関 ー あ 貴重 歴史的遺産 いえ

都市景観

違反広告物 撤去 ンや色彩 配慮 公共施設 整備 地域性 高い機 能性 有 都市 ン 導入 進 引 続 魅力あ 都市景観 形成 向

取組 進 必要 あ

都市基盤

南北方向 道路 交通需要 対 不足 交通渋滞 発生 国道 号日立 旭町以南 延伸や国道 号 車線化 早期事業化 求 い

道路 走行 車両 環境 影響 軽減 道路 整備や補修 公共交通機 関 充実 対策 必要 車両 影響 大気環境や騒音 地球温暖化対策

観点 推進 い 必要 あ

生活環境

ア 大気

大気環境 い 光化学 ン 以外 環境基準 達成 い 光化学 ン 県内 地点 達成 い い状況

光化学 対策 茨城県光化学 対策要綱 基 い 関係機関 連絡体 制 整え 対応 近年 日立地域 光化学 注意報 発令 い

中国大陸 越境大気汚染 あ 微小粒子状物質 ３ い 茨城県 注意 喚起実施要領 従い 学校や住民 広報 行 い

イ 水質

環境基準設定水域 水質測定結果 河川 健康項目 い 全測定点 環

境基準 達成 生活環境項目 い %値 評価 河川 環境基準

達成 い

海域 %値 評価 地点 環境基準 達成 い

排水規制や公共下水道 普及 河川水質 改善 十王川 鮎川等 毎年 遡 上 確認 い

騒音 振動

幹線道路 自動車騒音 環境基準達成状況 約 ～ ％ 交通量 多い国道 超過

傾向 あ 自動車振動 い 測定点 振動規制法 基 要請限度

下回 い

騒音 係 苦情相談 年間総件数 約 ～ ％ 占 工場・事業所及 建設作業 発生 源 傾向 あ

悪臭

19

第 章 環境の特性と現況

環 境 の 特 性 と 現 況 業 畜産業 農業 飲食業 様々 業種 発生源 い

地下水汚染 土壌汚染

有機塩素系溶剤 地下水汚染 い 昭和 年 汚染実態調査

ン等 汚染 確認 継続的 定点 ン 調査 実施 い 結 果 年前 汚染井戸 箇所 経年的 濃度減少 不検出 現在 箇所 井戸

調査 う 環境基準 超過 井戸 箇所 減少 い

場 農薬汚染 い 環境省 暫定指針値 定 茨城県 更 厳 い自主管 理目標値 定 い 場 地点 排水 調査 結果 環境省 定 暫定指針 値及 茨城県 定 指導要綱 自主管理目標値 濃度 低 良好 水質 あ 確認

い

イ

ン類

大気・土壌汚染

ン類 大気・土壌汚染 い 多賀消防署 隣接 一般大気測定局 末広 町 － 大気調査及 市内各所 土壌調査 い 環境基準 大 下回 い

放射性物質

東日本大震災 福島第一原子力発電所 事故 伴い 放射性物質 広範囲 放出 本市 小中学校 幼稚園 保育園 認定 園 公園 放射線量 測定

国 長期的 目標 い 追加被 線量年間 ー 毎時 ３

ー 下回 い

学校給食共同調理場や保育園 給食食材 放射能濃度 定期的 測定

不検出 い

放射性物質 １ ／kg以上含 廃棄物 国 指定廃棄物 指定 本市 現在 １ ｔ 指定廃棄物 ン １ 袋 入 旧清掃 ン ー 建屋内 安全 保管

い

そ 他

捨 や落書 犬 管理 行 届 い空 家・空 地 問題 見 環境美化 対策 重要 い

空 家 い 今後 年々増加 予想 空 家等 対策 進

平成 年 月 日立市空家等対策 推進 関 条例 制定 い

平成 年 茨城国体・全国障害者 ー 大会 開催 本市 会場

一 多 人 本市 訪 い 進 必要 あ

資源環境

ア

環 境 の 特 性 と 現 況

イ 資源・

イ

再生資源 回収 い 平成 年 月 各集積所 当番制 分別指導 廃止 用具類 出 入 簡素化 い 事情 集積所 出 い市民 利便性向上 平成 年 月 市内 所 集積所回収 補完的 取組 休

日拠点回収 行 い 高齢化や 変化 応 収集 見直

進 必要 あ 循環型社会 形成 向 取組 活動 各家庭や事

業所 学校等 更 広報啓発活動 推進 必要 あ

本市 携帯電話 小型家電 含 い 金や銀

希少金属 市交流 ン ーや民間店舗 市内 箇所 使用

済小型家電 回収 設置 回収 行 い 年 開催 東京 ン ・

ン 使用済小型家電 含 材 活用

東京 組織委員会 主催 本市 参加 取 組 い

参加 契機 平成 年 月 家庭用 ン 小型家電 回

収 い

不法投棄

不法投棄 い 市内全体 年間約 １ 件 報告 あ 不法投棄 未然防止対策 強化 必要 あ

環境教育、連携・協働

ア 環境教育・環境学習

本市 県内最大級 環境 ン 開催 市民 企業 行政

一体 市民 環境意識 高揚 図 環境 配慮 推進 い

市内 小中学生 描い 環境 考え ー展 学校教育 場 通 未 来 担う子 環境問題 考え 機会 創出 い 平成 年度

回目 環境 考え ー展 回目 数え い

市内 子 中心 行う 自然 守 実践活動や環境 関 活動 対 日立市環境教育基金 活用 補助事業 行 い

21

第 章 環境の特性と現況

環 境 の 特 性 と 現 況

イ 連携・協働

本市 市民 市民団体 事業者 構成 環境 創 日立市民会議 事業 自然観察会や小木津山自然公園 湿地整備作業 環境保全活動 行 い

本市 地域住民 企業 一体 煙害 克服 歴史 あ

歴史的 ン あ 守 育 環境教育 場 活用

平成 年度 企業や 学校 鞍掛山 年委員会

中心 事業者 高校生 市民 ン 協働 鞍掛山 山 整備活動 行 い

平成 年度 河川敷 景観向上 不法投棄 抑止 図 地域住 民 市 連携 久慈川河口 河川敷 ３ha い 菜 花 栽培 菜種 菜種油 精 製 取組 あ 菜 花 ワー 事業 推進 い

茨城県地球温暖化防止活動推進員や環境 創 日立市民会議 協働 市民 対 節電や省 呼 地球温暖化防止 ン ーン 行 い

環 境 の 特 性 と 現 況

目的

第 次日立市環境基本計画 策定 あ 施策 見直 や今後 取組 関 本市 環境 現状 将来 い 市民や事業者 意見 伺う 実施

調査の対象

調査方法と回収状況

調査方法：郵送 ン ー 調査

調査期間：平成 年 月 日 金 ～ 月 日 月 回収状況

調査項目

市民・事業者への環境に関する意識調査

調査対象 調査名

市内在住 歳以上 男女個人 無作為抽出 市民調査

市内 事業活動を行う事業者 無作為抽出 事業者調査

前回回収率 回収率

回収数 発送数

調査名

.％ .％

, 件 , 件

市民調査

－ .％

件 件

事業者調査

.％ ,９ 件

, 件 合 計

調査項目 調査名

・回答者 属性 ・生活環境全般 つい ・近年 気候 変化 つい ・周辺環境 つい

・環境保全 取 組 つい

・環境 関す 市や事業者 要望 等 市民調査

・事業所 属性

23

第 章 環境の特性と現況

環 境 の 特 性 と 現 況

アンケート調査結果の主な内容

ア 市民調査

環境問題 関心度 つい

環境問題 関心度 非常 関心 あ 気候変動 異常気象 ．％ 唯一 割 超え い 温暖化 海面 上昇 ー問題 水不足や食料枯渇

捨 や不法投棄 割台 い 関心 あ あわ 関心あ

多 項目 割 割台 多 幅広 関心 持 い

n =（1,052）

大気汚染

水質汚濁

土壌汚染や地下水汚染

騒音・振動

悪臭

ごみやリサイクル

ポイ捨てや不法投棄

親しみやすい自然の減少

希少な動植物の減少

環境活動の担い手の減少

気候変動による異常気象

オゾン層の破壊の問題

砂漠化

森林等の減少

温暖化による海面の上昇

海洋汚染の問題

水不足や食糧枯渇

エネルギー問題

PM2.5 などの新たな環境問題

52.3 28.4 58.6 53.8 21.0 3.2 3.7 4.0 4.8 3.6 3.5 3.6 4.3 4.8 2.3 3.5 3.5 3.5 2.8 3.3 3.3 3.3 3.5 （%） 25.4 2.9

非

常

に

関

心

が

あ

る

関

心

が

あ

る

関

心

が

な

い

無

回

答

地

域

に

お

け

る

環

境

問

題

地

球

環

境

問

題

環 境 の 特 性 と 現 況

気候 変化 つい

気候 変化 う 点 感 聞い 非常 う思う 気象災害 増え い ．％ 多 台風 勢力 強 い ．％ 暑い日や暑い夜 増え い ．％ 短時間 強い雨 回数 増え い ．％ 猛暑 続 期間 長 い

．％ 半数 超え い やや う思う あわ う思う 気象

災害 増え い ．％ 暑い日や暑い夜 増え い ．％ 割台 猛暑 続 期間 長 い ．％ 台風 勢力 強 い ．％ 短時間 強い雨 回数

増え い ．％ 割台 多 い

暑い日や暑い夜が増えている

猛暑の続く期間が長くなっている

雨の降らない日が多くなっている

寒い日や寒い夜が減っている

「しとしと」と長時間降る雨が減っている

短時間の強い雨の回数が増えている

台風の勢力が強くなっている

気象災害が増えている

海面の水位が上昇している n =（893） 10.1 42.9 0.2 2.6 2.1 2.0 0.7 0.7 0.3 3.0 2.0 3.4 2.7 2.2 1.3 1.5 1.1 2.2 （%） 55.9 0.2 1.8

非

常

に

そ

う

思

う

や

や

そ

う

思

う

あ

ま

り

そ

う

思

わ

な

い ま

っ

た

く

そ

う

思

わ

な

い 無回

答

51.1 12.9 37.1 11.0 36.6 54.0 56.8 70.9

25

第 章 環境の特性と現況

環 境 の 特 性 と 現 況

周辺環境 満足度 つい

満足 やや満足 あわ 満足 海や山 自然 豊 ．％ 日当

．％ 空気 わや ．％ 割台 多 い 他 静

．％ 水や水辺 あい ．％ 鳥や動物・昆虫 自然生物 あい ．％ 自然景観 美 ．％ 生活環境全般 ．％ 川 い ．％

割台 全体 生活・自然環境 評価 高 い

不満 やや不満 あわ 不満 捨 ．％ 空家・空地

管理 ．％ ー ．％ 交通 安全性 自転車・ ン 走行環境

．％ 割台 散歩 楽 通 ．％ い

n =（1,052）

空気のさわやかさ

川のきれいさ

静けさ

海や山などの自然の豊かさ

水や水辺とのふれあい

鳥や動物・昆虫などの自然生物 とのふれあい

自然景観の美しさ

史跡・名勝

教育・文化的環境

散歩が楽しめる通り

バリアフリー

交通の安全性

日常生活の便利さ

日当たり

自転車・ジョギング走行環境

ゴミのポイ捨て

空家・空地の管理

生活環境全般

14.3 4.0 57.5 30.2 10.6 27.1 39.1 14.7 19.8 3.6 2.0 2.3 3.1 2.7 2.7 3.8 3.8 2.3 3.4 2.2 1.9 1.9 2.7 2.0 2.9 2.1 （%） 2.1

満

足 やや

満

足

や

や

不

満

不

満 無回

答

生

活

環

境

自

然

環

境

快

適

環

境

環 境 の 特 性 と 現 況

環境 配慮した実践活動 つい

環境 配慮 実践運動 常 実践 い 時々実践 い あわ 実践

い ー や ー 適温冷房・適温暖房 あわ 服装 選択

．％ 家庭 省 ー 電気や 水 い 気 ．％

割台 車 乗 心 ．％ ー効率 い製品等

選択 購入 ．％ 割台 日立 地場産品 選 買う ．％ い 一方 比較的実践 少 い 太陽光 利用 発電設備 太陽熱や ー ン 技術 利用 給湯設備 自宅 設置 や 雨水浸透 や雨水貯留 ン 設置 実践

い 割台 い

n =（1,052）

家庭で省エネルールをつくり、電気やガス、

水のムダづかいに気をつける＊１

エネルギー効率のよい製品等を

選択して購入する＊２

自家用車の利用を減らし、公共交通機関の 利用や徒歩や自転車での移動を増やす

車に乗るときは、エコドライブ（急発進、急加速を 避けるなど環境に配慮した運転）を心がける

太陽光を利用した発電設備、太陽熱やヒートポンプ 技術を利用した給湯設備などを自宅に設置する

クールビズやウォームビズなど、適温冷房・ 適温暖房にあわせた服装を選択する

緑のカーテンを取り入れたり、生け垣や 庭、ベランダなどで緑を育てる

近くの川や公園・森や山などに出かけ 自然環境に触れ合う

水辺や緑の保全と創造のために 募金などに応じる

雨水浸透ますや雨水貯留タンクを 設置する

日立の地場産品を選んで買う＊３

地域の環境美化活動等に参加する

9.0 4.3 22.9 35.4 23.7 1.9 21.5 3.2 11.0 3.0 3.3 5.2 4.2 2.9 3.1 3.3 3.6 4.0 3.0 3.6 （%） 2.7

常

に

実

践

し

て

い

る

時

々

実

践

し

て

い

る

今

は

実

践

し

て

い

な

い

が

今

後

は

実

践

し

た

い 実践

す

る

つ

も

り

は

な

い 無回

答

36.5 31.6 25.9 41.0 10.9 40.0 43.8 21.9 27.4 40.3 28.1 38.2 13.1 50.8 49.1 16.9 47.5 49.9 14.9 12.0 31.5 16.2 41.3 40.6 36.8 12.5 39.4 42.2 21.3 48.1 10.6 9.9 3.4 5.1 5.1 5.8 8.7 4.6 2.2

＊ ： ン ン 抜 冷暖房 適切 温度設定

＊ ：買い替え時 省 型家電製品 選択

27

第 章 環境の特性と現況

環 境 の 特 性 と 現 況

市 取 組 つい

環境保全 関 市 要望 公共交通機関 充実 ー 使わ 暮

困 い う ．％ 最 多 以下 市 自 率先 環境 配慮 行動 実践 ．％ 環境や環境保全 取 組 状況 関 情報 積極的 公開 ．％ 学校や地域 自主的 環境保全活動 支援 ．％ 割台 続い い

n=（1,052）

公共交通機関の充実などマイカーを使わなくても 暮らしに困らないようにする 市が自ら率先して環境に配慮した行動を実践する （役所内の省エネ・リサイクルなど） 環境や環境保全への取り組みの状況に

関する情報を積極的に公開する

学校や地域における自主的な環境保全活動を支援する

ごみの減量化・資源化の取組を推進する

河川や大気など汚染状況を監視し公害の防止に努める

再生可能エネルギー（風力、水力、太陽光、波力等）の 普及啓発に努める 身近な気象を観測し、異常気象、地球温暖化や 気候の変化を監視する 多様な生き物が生息できるように、林や森、

水辺を保全・再生する

自然環境、史跡や美しい景観などを広く広報する

企業における環境保全活動を支援する

新しいエネルギー源（水素など）や効率的な エネルギー管理の仕組みを導入・支援する

動植物などの自然環境の調査・研究を行う

特にない

無回答

37.7

30.7

22.6

21.5

19.6

18.8

18.0

17.4

15.9

11.8

9.6

8.9

3.8

4.1

2.7

環 境 の 特 性 と 現 況

イ 事業者調査

環境 配慮した取 組 実施状況 つい

環境 配慮 取 組 実施状況 実施 い 事業所内 分別

取 組 い ．％ 事業所内 電気や灯油 重油 節約 省 ー 取 組 い ．％ 特 多 事業所内 夏場 ー 推奨 い

．％ や 再生利用品 進 購入 い 再生紙等 ．％ 割台 い 一方 実施 予定 い 太陽光利用設備や太陽熱利用設備 導入 ．％ い 他 敷地内 透水性舗装化や浸透桝 雨水貯留施設 設置 い ．％ 事業所敷地内

屋上 緑化 配慮 い ．％ 可能 限 公共交通 利用 い ．％ 太 陽光や風力 自然 ー 活用 い ．％ ISO６９５５６ 認証取得 い

．％ 割台 比較的多 い

n =（140）

事業所内で、ごみを分別してリサイクルに 取り組んでいる

過剰包装を自粛するようにしている

再生利用品を進んで購入している （再生紙等） 環境に配慮したリサイクル製品等

を製造している 環境保全を目的に環境に配慮した 製品を販売・提供している 太陽光や風力などの自然 エネルギーを活用している 事業所内で、電気や灯油、重油などを 節約して省エネルギーに取り組んでいる 冷暖房時の室温を冬 20℃、夏 28℃に 設定している 事業所内では、夏場にクールビズを 推奨している 事業所内では、冬場にウォームビズを 推奨している 低公害車を導入している （ハイブリッド車など） 事業所敷地内の屋上などの

緑化に配慮している 環境保全技術などの研究開発に 取り組んでいる

地域の環境保全活動に参加している

地域の環境保全活動に 資金協力している

社員に環境教育を実施している

ISO 14001 を認証取得している

2.1 2.9 2.9 2.9 2.9 2.1 0.7 2.1 2.1 2.1 5.0 2.1 17.1 32.9 1.4 2.1 59.3 1.4 1.4 1.4 2.1 1.4 0.7 1.4 2.1 1.4 1.4 0.7 1.4 1.4 2.9 （%） 1.4 0.7

す

で

に

実

施

し

て

い

る

実

施

の

方

向

で

検

討

中

現

在

、

検

討

中

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た

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後

検

討

し

た

い

実

施

の

予

定

は

な

い

当

事

業

所

に

は

関

連

が

な

い 無回

答

97.9

56.4

73.6

15.0

36.4

17.1 12.9 42.9

88.6

60.0 10.0

74.3

60.7

37.9 27.9

20.7 10.7 46.4

13.6

31.4 20.0 27.9

11.4 22.1 39.3

54.3

25.0 10.0 40.7 19.3

16.4 15.0 17.9 11.4 17.9 22.1 11.4 12.9 11.4 17.9 22.9 55.0 75.0 13.6 5.0 5.7 3.6 2.1 5.0 2.9 9.3

4.3 4.3 4.3

29

第２章 環境の特性と現況

環 境 の 特 性 と 現 況

環境問題に対す 取 組み方針について

環境問題 対 取 組 方針 現在 も積極的 取 組 たい ．％ 現在 取 組

や状況を維持したい ４６．４％ た 社会情勢や同業者 動向を見て 今後 取 組 を考えた

い ８．６％と ってい 一方 取 組 を減 した 取 組 いといった考え わ と

ってい

n =（140）

環境配慮の取り組みについての情報や 環境保全に役立つ情報を公表・PRしている 敷地内の浸水性塗装化や浸透枡、 雨水貯留施設などを設置している 太陽光利用設備（太陽光発電システムなど）や 太陽熱利用設備（太陽熱温水器など）の導入

可能な限り公共交通を利用している

0.7

0.7 （%）

20.0 2.1

す

で

に

実

施

し

て

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る

実

施

の

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で

検

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定

は

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業

所

に

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連

が

な

い 無回

答

30.7 15.7 12.1 25.0 17.9 13.6 15.7 45.0 52.9 47.9 27.9 17.9 19.3 15.0 10.0 3.6 2.1 2.9 1.4 -2.1 0.7 ｎ=（140） （%）

現

在

よ

り

も

積

極

的

に

取

り

組

み

た

い

現

在

の

取

り

組

み

や

状

況

を

維

持

し

た

い

社

会

情

勢

や

同

業

者

の

動

向

を

見

て

、

今

後

の

取

り

組

み

を

考

え

た

い

資

金

面

の

問

題

な

ど

で

、

今

後

は

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り

組

み

を

減

ら

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た

い

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境

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題

へ

の

取

り

組

み

は

考

え

て

い

な

い 無

回

答