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16- D- 0138
201 6 年
5 月
2 6 日
野村不動産マ
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投資法人がト
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投資法人と
合併契約を
締結−
野村不動産マ
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フ
ァ
ン
ド
投資法人の
格付へ
の
影響は限定的
以下は、野村不動産マスターファンド投資法人(証券コード:3462)がトップリート投資法人(証券コー
ド:8982)との合併契約締結を発表したことについての株式会社日本格付研究所(J C R)の見解です。
■
見解
(1)
本日、野村不動産マスターファンド投資法人(NMF )とトップリート投資法人(T OP)は、16
年
9
月
1
日を効力発生日として合併契約を締結したと発表した。本合併では、NMF
が吸収合併存続法人となり、
T OP を吸収合併する。なお、NMF
は本合併後においても、野村不動産投資顧問(A M)との間で締結され
ている資産運用委託契約を存続させ、引き続き資産の運用に係る業務を委託する予定である。また、当該
資産運用委託契約や、NMF
のスポンサーである野村不動産(NRE )グループ等との間で締結している契
約について、現時点で変更は予定されていない。
(2)
J C R は 15 年 10 月 1 日に、新設合併法人として成立した総合型 J - RE IT
の NMF
について、長期発行体格付
及び発行した投資法人債に対し格付を付与している。NMF
と比較した場合、同じく総合型 J - RE IT
である
T OP
については、その資産規模や収益水準などに大幅な格差が認められる。従って、合併後に想定され
る財務指標として L T V
水準はやや上昇する見込みであるものの、本合併による NMF
の格付への影響は限
定的と考えている。本合併を通じ、今後は資産規模の拡大に伴うポートフォリオの安定度の向上などが見
込まれるが、引き続き
NRE
グループとの間での「賃貸バリューチェーン」も活用した、適切なレバレッ
ジコントロール下での、A M
によるポートフォリオの強化にむけた継続的な取り組み等が注目ポイントと
なろう。本合併の進捗及びその効果をフォローし、NRE
グループとの相互成長の加速も企図した
A M
に
よる運用状況及び戦略、財務方針などを確認した上で、NMF
の格付に反映させていく。
(担当)杉山
成夫・松田
信康
【参考】
発行体:野村不動産マスターファンド投資法人
長期発行体格付:A A
見通し:安定的
■
留意事項
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NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。