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H29 semehonbu 参考資料2 平成30年度「攻めの農林水産業」の取組方針(案)(全体版)

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参考資料2

平成30年度「攻めの農林水産業」の取組方針(案)

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 平成30年度「攻めの農林水産業」の取組方針(案)

攻めの農林水産業」の推進方針ごとの取組内容 「

Ⅰ 信頼・人のつながりに支えられた「売れる仕組みづくり」

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

1 産地と連動した国内外市場の新たな販路開拓 5

‥‥‥‥‥ 2 新たな市場の創出に向けた成長分野への販路開拓と物流システムの構築 7

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

3 お客様から支持され選ばれる県産品の創出 8

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 4 関係団体・民間企業との連携による情報戦略の展開 8

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5 更なる県産品の愛用に向けた地産地消の推進 11

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6 健康で活力に満ちた「くらし」に向けた食育の推進 13

Ⅱ 安全・安心で優れた青森県産品づくり

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 市場ニーズや地域特性に応じた農林水産物の生産振興 15

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2 高品質・低コスト化に向けた生産・流通体制の強化 17

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 環境変動への対応や競争力の強化に向けた研究開発の推進 27

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

4 安全・安心を支える産地体制の強化 30

Ⅲ 連携・協働による「地域の6次産業化」の推進

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 農商工連携によるあおもり「食」産業の加速化 34

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2 地域資源の付加価値を高める製品づくりの推進 37

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 農林漁業者の所得向上に向けたグリーン・ツーリズムの推進 38

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 4 多様な分野との連携・協働による地域の活性化 40

Ⅳ 山・川・海をつなぐ「水循環システム」の再生・保全

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 農林水産業の基礎となる「安全・安心な水資源」の確保 41

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2 豊かな地域資源を未来に引き継ぐ環境公共の推進 43

Ⅴ 未来を切り拓く多様な経営体の育成

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

1 高い経営力を持った人財の育成 46

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2 人口減少社会を見据えた「地域経営」の仕組みづくり 48

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 地域を支える生産基盤の有効活用と組織の体質強化 50

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

4 農山漁村の女性が活躍できる環境づくり 52

(2)

平 成 30年 度 「 攻 め の 農 林 水 産 業 」 の 取 組 方 針 ( 案 )

~ 人 口 減 少 へ の 対 応 ~

平 成 3 0 年 度 の 重 点 課 題

平 成 2 6 年 度 か ら 始 ま っ た 第 3 期 「 攻 め の 農 林 水 産 業 」 は 、 「 農 林 水 産 業 の 成 長 産 業 化」をキーワードとして、収益と働く場を生み出す「産業力」の強化と、地域の持続的・ 自 立 的 発 展 を 目 指 す 「 地 域 力 」 の 強 化 を 車 の 両 輪 と し て 、 施 策 を 進め て き ま し た 。

そ の 結 果 、 平 成 28年 の 本 県 の 農 業 産 出 額 は 、 2 年 連 続 で 3 千 億 円を 突 破 し 、 東 北 で は 13年 連 続 の 1 位 を 堅 持 し た ほ か 、 平 成 14年 以 降 の 伸 び 率 は 25% を 超え 、 2 年 連 続 日 本 一 と な り ま し た 。 ま た 、 ホ タ テ の 生 産 額 も 2 年 連 続 で 2 百 億 円 を 確 保す る な ど 、 成 果 が 着 実 に 現 れ て き て い ま す 。

そ の 一 方 で 、 本 県 農 林 水 産 業 を 取 り 巻 く 環 境 は 、 経 済 の グ ロ ー バル 化 の 進 展 に よ り 産 地 間 競 争 が 激 化 す る 中 、 人 口 減 少 ・ 少 子 高 齢 化 の 進 行 に 伴 う 労 働 力不 足 や 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ の 衰 退 な ど 、 様 々 な 課 題 が 顕 在 化 し て き て お り 、 人 口 減 少 社 会に あ っ て も 競 争 力 を 高 め 、 着 実 に 成 長 に つ な げ る 対 策 が 必 要 と な っ て い ま す 。

こ の た め 、 平 成 30年 度 は 、 前 年 度 に 引 き 続 い て 「 人 口 減 少 へ の 対応 」 を 各 取 組 の 共 通 課 題 と し て 、 「 高 品 質 な 県 産 品 づ く り と 販 路 開 拓 で 経 済 を 回 す 産 業力 の 強 化 」 と 「 多 様 な 担 い 手 で 農 山 漁 村 を 支 え る 地 域 力 の 強 化 」 を 柱 に 重 点 的 に 取 り 組み 、 次 期 対 策 に つ な げ て い き ま す 。

1 高 品 質 な 県 産 品 づ く り と 販 路 開 拓 で 経 済 を 回 す 産 業 力 の 強 化

( 1 ) 市 場 ニ ー ズ に 対 応 し た 産 地 力 ・ 販 売 力 の 強 化

新 た な 市 場 ニ ー ズ や 環 境 の 変 化 を 的 確 に 捉 え 、 国 内 外 の 産 地間 競 争 に 打 ち 勝 つ 県 産 品 づ く り と 生 産 基 盤 の 強 化 を 図 る と と も に 、 販 売 体 制 の 強 化に 取 り 組 み ま す 。

( 2 ) 労 働 力 不 足 に 対 応 し た 生 産 体 制 の 強 化

労 働 力 補 完 シ ス テ ム の 構 築 な ど 、 地 域 に 適 し た 労 働 力 確 保 の仕 組 み づ く り と 、 先 進 技 術 等 を 活 用 し た 農 作 業 の 効 率 化 ・ 省 力 化 の 両 面 か ら 生 産 体制 の 強 化 に 取 り 組 み ま す 。

ま た 、 農 林 水 産 業 の 強 化 に 向 け 、 国 予 算 を 最 大 限 活 用 し た 生産 基 盤 整 備 を 推 進 し ま す 。

2 多 様 な 担 い 手 で 農 山 漁 村 を 支 え る 地 域 力 の 強 化

高 校 ・ 大 学 生 等 へ の 職 業 の 魅 力 発 信 な ど 次 代 を 担 う 人 財 の 確 保と 定 着 を 促 進 す る と と も に 、 「 地 域 経 営 」 の レ ベ ル ア ッ プ な ど 、 経 営 発 展 と 地 域 貢 献を 促 す 担 い 手 へ の 支

(3)
(4)

第 3 期 「 攻 め の 農 林 水 産 業 」 推 進 基 本 方 針 に 基 づ く 取 組 方 向

第 3 期 「 攻 め の 農 林 水 産 業 」 推 進 基 本 方 針 に 基 づ く 分 野 別 の 具体 的 な 取 組 方 向 に つ い て は 、 以 下 の と お り で す 。

1 販 売 対 策

こ れ ま で 築 い て き た 量 販 店 等 と の 販 売 ネ ッ ト ワ ー ク を 強 化 す る と と も に 、 高 級 百 貨 店 や コ ン ビ ニ 、 ネ ッ ト ス ー パ ー 等 の 新 た な ニ ー ズ へ の 対 応 や 、 「 A ! P r em i u m 」 等 を 活

用 し た 西 日 本 に お け る 県 産 品 全 体 の 販 売 の 強 化 に 取 り 組 み ま す 。

ま た 、 東 京 オ リ ン ピ ッ ク ・ パ ラ リ ン ピ ッ ク に 向 け た 情 報 発 信 や 販 路 開 拓 の ほ か 、 地 域 産 品 の ブ ラ ン ド 化 に 向 け た 取 組 を 支 援 し ま す 。

輸 出 に つ い て は 、 東 南 ア ジ ア 等 の 輸 入 業 者 と の ネ ッ ト ワ ー ク の 強 化 に 努 め な が ら 、 じ め と す る 県 産 農 林 水 産 品 の 輸 出 拡 大 に 取 り 組 み ま す 。

り ん ご を は

2 生 産 対 策

( 1 ) 農 業 振 興 対 策

に つ い て は 、 県 産 米 の 一 層 の 評 価 向 上 や 需 要 拡 大を 図 る た め 、 「 青 天 ① 水 田 農 業

の 霹 靂 」 の 食 味 の 高 位 平 準 化 を 進 め る と と も に 、 「 つ が る ロマ ン 」 を 超 え る 新 た な 良 食 味 品 種 の 導 入 に 向 け た 検 討 を 行 い ま す 。

ま た 、 労 働 力 不 足 に 対 応 す る た め 、 省 力 ・ 低 コ ス ト 化 を 図る 農 地 の 大 区 画 化 や

高 収 益 作 物 へ の 転 換 を 可 能 と す る 排 水 改 良 な ど 基 盤 整 備 を 進め 、 担 い 手 へ の 農 地 の 集 積 ・ 集 約 化 を 加 速 さ せ る と と も に 、 最 新 技 術 の 普 及 や 機械 化 を 促 進 し ま す 。

で は 、 稲作から野菜への転換を促進するため、需要が増加傾向にある加工 ・ ② 野 菜

業 務 用 野 菜 に つ い て 、 実 需 者 と 連 携 し た 産 地 づ く り を 支 援 する ほ か 、 に ん に く の イ モ グ サ レ セ ン チ ュ ウ 被 害 の 撲 滅 に 向 け た 優 良 種 苗 の 増 殖 体制 の 強 化 や 湿 害 の 軽 減 に 向 け た 低 コ ス ト な 排 水 改 良 技 術 の 普 及 を 図 り ま す 。

ま た 、 労 働 力 不 足 の 解 消 ・ 軽 減 を 図 る た め 、 即 戦 力 と な る人 財 の 養 成 と 労 働 力 補 完 モ デ ル の 実 証 等 に 取 り 組 み ま す 。

で は 、 労 働 力 不 足 等 に 対 応 す る た め 、 生 産 者 と 補 助労 働 者 と の マ ッ チ ン ③ り ん ご

グ 支 援 や 、 先 進 技 術 等 の 導 入 に よ る 労 力 軽 減 、 黒 星 病 の 防 除作 業 の 効 率 化 な ど に 取 り 組 む ほ か 、 り ん ご の 消 費 拡 大 に 向 け て 、 若 者 を 対 象 と した 食 育 活 動 の 強 化 を 図 り ま す 。

特 産 果 樹 で は 、 お う と う 「 ジ ュ ノ ハ ー ト 」 の ブ ラ ン ド 化 戦略 を 構 築 し 、 平 成 32 年 の デ ビ ュ ー に 向 け た 生 産 ・ 販 売 対 策 を 進 め ま す 。

で は 、 「 第 2 期 『 日 本 一 健 康 な 土 づ く り 』 推 進 プラ ン 」 に 基 づ き 、 新 ④ 土 づ く り

規 就 農 者 等 に 対 す る 土 壌 診 断 に 基 づ く 土 づ く り の 啓 発 や 技 術の レ ベ ル ア ッ プ を 図 る と と も に 、 本 県 の 「 健 康 な 土 づ く り 」 や 「 環 境 に や さ し い農 業 」 の 取 組 に つ い

(5)

ま た 、 農 業 者 の G A P に 対 す る 意 向 や 取 組 状 況 に 応 じ た 、「 G A P を す る 」 か ら 「 G A P を と る 」 ( G A P 認 証 取 得 ) ま で を 支 援 し ま す 。

( 2 ) 畜 産 業 振 興 対 策

市 場 価 値 の 高 い 県 産 和 牛 の 増 産 に 向 け 、 新 た な 改 良 手 法 を 用い た 次 世 代 の 種 雄 牛 づ く り や 受 胎 し や す い 牛 づ く り に 取 り 組 む ほ か 、 あ お も り 短 角牛 の 再 生 を 図 る た め 、 繁 殖 雌 牛 の 増 頭 対 策 や 低 コ ス ト 生 産 へ の 支 援 に 取 り 組 み ま す 。

ま た 、 高 病 原 性 鳥 イ ン フ ル エ ン ザ な ど の 家 畜 伝 染 病 へ の 防 疫対 策 に 万 全 を 期 す た め 、 定 期 的 な モ ニ タ リ ン グ 検 査 や 訓 練 の 充 実 な ど 防 疫 体 制 を 強 化 す る ほ か 、 農 場 H A C C P の 普 及 や J G A P の 取 得 を 推 進 し ま す 。

( 3 ) 林 業 振 興 対 策

森 林 資 源 の 循 環 利 用 を 図 る 上 で 課 題 と な っ て い る 再 造 林 を 推進 す る た め 、 伐 採 か ら 造 林 ま で の 一 貫 作 業 シ ス テ ム の 普 及 ・ 定 着 に よ り 森 林 整 備 の低 コ ス ト 化 を 図 る と と も に 、 社 会 全 体 で 再 造 林 を 支 援 す る 仕 組 み と し て 森 林 ・ 林 業関 係 団 体 が 創 設 し た 組 織 と 連 携 し 、 取 組 を 推 進 し ま す 。

ま た 、 県 産 材 の 利 用 拡 大 を 図 る た め 、 公 共 建 築 物 等 の 木 造 化を 推 進 す る ほ か 、 新 た な 需 要 創 出 に 向 け た 製 品 開 発 へ の 支 援 や 商 談 会 の 開 催 な ど 販売 活 動 を 強 化 し ま す 。

( 4 ) 水 産 業 振 興 対 策

資 源 が 減 少 し て い る ス ル メ イ カ に つ い て は 、 I C T を 活 用 した 漁 業 者 と の 情 報 共 有 体 制 を 構 築 し て 効 率 的 な 操 業 を 促 進 し ま す 。 ま た 、 ク ロ マ グロ に つ い て は 、 よ り 厳 格 な 資 源 管 理 に 努 め 、 早 期 の 資 源 回 復 を 図 り ま す 。

つ く り 育 て る 漁 業 に つ い て は 、 サ ケ 稚 魚 の 成 育 期 間 を 短 縮 する 技 術 や 、 内 水 面 に お け る 高 品 質 な 「 新 サ ー モ ン 」 の 生 産 方 法 の 確 立 に 取 り 組 み ます 。 ま た 、 ホ タ テ ガ イ で は 、 適 切 な 養 殖 管 理 技 術 の 確 立 と 安 定 生 産 体 制 の 構 築 を 図り ま す 。

さ ら に 、 競 争 力 を 高 め る た め の 漁 港 漁 場 整 備 や 漁 業 協 同 組 合の 経 営 基 盤 強 化 に 向 け た 合 併 の 取 組 を 促 進 し ま す 。

3 経 営 体 の 育 成 や 農 山 漁 村 活 性 化 対 策

に つ い て は 、 次 代 を 担 う 若 手 就 業 者 の 育 成 ・ 確保 に 向 け て 、 農 業 ・ ( 1 ) 経 営 体 の 育 成

畜 産 ・ 林 業 ・ 水 産 の 各 分 野 で の 新 規 学 卒 者 に 対 す る 魅 力 発 信 や職 業 体 験 な ど に よ り

就 業 の 促 進 と 定 着 を 図 る ほ か 、 女 性 の 就 農 に 向 け た 啓 発 と 環 境づ く り 、 地 域 経 営 体 の 経 営 発 展 や 若 手 農 業 ト ッ プ ラ ン ナ ー へ の 支 援 を 強 化 し ま す 。

に つ い て は 、 「 農 山 漁 村 の 暮 ら し 」 を 取り 入 れ た 青 森 な ら で ( 2 ) 農 山 漁 村 活 性 化 対 策

は の グ リ ー ン ・ ツ ー リ ズ ム を 展 開 す る と と も に 、 女 性 農 業 者 や産 直 施 設 に よ る 地 域 貢 献 の 取 組 拡 大 、 農 福 連 携 の 体 制 強 化 へ の 支 援 等 に よ り 、 地 域の 活 性 化 を 図 り ま す 。

(6)

(1)トップセールスなどによる信頼関係の構築とそのフォローアップ

量販店等との販売ネットワークを強化するとともに、高級百貨店等のニーズに対応 した提案や商談会の開催などにより、県産品の販路拡大を図る。

<総合販売戦略課>

① あおもり産品販売力定着・発展推進事業【新規】

ア ネットワーク強化による県産品販路の拡大と定番化

・市町村と連携した全国の量販店における青森県フェア及びトップセールスの実 施と定番化に向けた商品提案

・量販店ごとの個別産地訪問及び個別商談の実施 イ 高級店等の新たなニーズへの対応

・高級小売や飲食店等に対する個別訪問によるブランド産品の売り込み

・高級百貨店等の地域創生につながる産品発掘などの新たな動きに対応した企画 提案

・コンビニやネットスーパー、ギフト部門など、販売チャネルへの商品や食材の 発掘及び提案

ウ 食のグローバル化に対応した商談会の開催

・「青森の正直」商談会において、HACCPなどにも対応した県産品の売り込み

(2)展示商談会など産地と連動した多様な売り込みの推進

<総合販売戦略課>

① A!Premium連携西日本エリア販売強化事業【新規】

ア 「A!Premium」を活用した販路開拓

・高級小売や卸をターゲットとして重点化した提案型セールス活動や、サンプル 提供、産地招へいを実施

・発信力や影響力のある飲食店等での県産品フェアを開催 イ 地域商社による県産品のセールス活動

・西日本の潜在的なニーズに幅広く対応するため、新たに地域商社を活用した、 「A!Premium」商材以外のこだわりや差別化商品などのセールス活動を展開 ウ 西日本バイヤーとのマッチング機会の提供

・西日本で最大規模の展示・商談会への青森県ブースの出展

② 県産材の新たな需要の開拓と販売力の強化【継続】 <林政課> (県産材需要拡大・販売力強化事業)

ア 需要の開拓

・県産材が使われていない分野での新たな需要創出のための市場向け製品開発を

「攻めの農林水産業」の推進方針ごとの取組内容

信頼・人のつながりに支えられた「売れる仕組みづくり」

(7)

支援

・公共建築物等の木造化を推進するため、県産材を使用した大規模木造建築物の 見学セミナーを開催

イ 販売力の強化

・県外の大手建材商社等の実需者に対し生産現場見学ツアーや商談会を開催

(3)ニーズに応じた提案型のセールス活動の積極的な推進

(再掲)P5 <総合販売戦略課>

① あおもり産品販売力定着・発展事業【新規】

ア 高級店等の新たなニーズへの対応

・高級小売や飲食店等に対する個別訪問によるブランド産品の売り込み

・高級百貨店等の地域創生につながる産品発掘などの新たな動きに対応した企画 提案

・コンビニやネットスーパー、ギフト部門など、販売チャネルへの商品や食材の 発掘及び提案

② スギを中心とした県産材の利用促進【継続】 <林政課> ア 森林・林業再生基盤づくり交付金を活用した木造公共施設等整備

・「温もり」等の効果を前面に出した県産材による公共施設等の整備を推進

(4)北海道新幹線開業を契機としたマーケットの拡大

<総合販売戦略課>

① 「青森の食」情報発信推進事業【新規】

ア 青函エリアの枠組を生かしたプロモーションの実施 ・青函観光イベントとのタイアップ等による県産品のPR

(再掲)P5 <総合販売戦略課>

② あおもり産品販売力定着・発展推進事業【新規】

ア 「青森の正直」商談会の開催

・「青森の正直」商談会(青函交流商談会)において、食のグローバル化に対応 したHACCPなどのブース設置による販路拡大

(5)世界トップレベルの品質を生かした市場開拓による県産農林水産品の輸出拡大 ① アジアへの輸出拡大(アジア輸出拡大戦略推進事業)【継続】<国際経済課>

ア 輸出環境整備事業

・海外において競争力のある提案商品の新規発掘並びに国内・海外においてビジ ネスパートナーとなる輸出入業者の連携強化と新規開拓

イ アジア輸出拡大戦略事業

・輸出対象国・地域の市場の状況に応じた品目ごとの段階的な取組の推進

<国際経済課>

② 農林水産物の輸出拡大(青森産品輸出拡大促進事業)【新規】

ア 産地招請による「A!Premium」食材の理解向上

(8)

セットでPR イ 県産品商品提案

・産地招請した各国のバイヤー等に対し、県産加工品等を提案 ウ レストランプロモーション展開

・県産食材の新規導入を検討する現地レストラン等を対象として、県産品プロモー ションを実施

③ 青森りんごの輸出促進支援(青森りんご輸出販売力強化事業)【新規】

<国際経済課> ア 産地招請等による青森への理解促進

・台湾・香港の現地小売部門を招請し、県内生産者等との意見交換会や産地視察、 青森の観光・文化体験等を実施

イ 台湾・香港の小売現場における販売力強化

・現地小売部門を対象に、りんごを生み出す本県の観光・文化等も含めた観光連 動研修会を実施するとともに、台湾行政機関等と円滑な輸入に向けた意見交換 を実施

ウ 東南アジア向けりんごの鮮度保持実証

・他国産が使用して市場評価を高めている鮮度保持剤の試験利用と追跡調査を実施

(1)通信販売市場など成長分野への販路開拓

(再掲)P5<総合販売戦略課>

① あおもり産品販売力定着・発展推進事業【新規】

・コンビニやネットスーパー、ギフト部門など、販売チャネルへの商品や食材の発 掘及び提案

(2)物流関連企業と連携した新たな流通ルート・手法の構築

(再掲)P5

① A!Premium連携西日本エリア販売強化事業【新規】

<総合販売戦略課> ア 「A!Premium」を活用した販路開拓

・高級小売や卸をターゲットとして重点化した提案型セールス活動や、サンプル 提供、産地招へいを実施

・発信力や影響力のある飲食店等での県産品フェアを開催 イ 地域商社による県産品のセールス活動

・西日本の潜在的なニーズに幅広く対応するため、新たに地域商社を活用した、 「A!Premium」商材以外のこだわりや差別化商品などのセールス活動を展開 ウ 西日本バイヤーとのマッチング機会の提供

・西日本で最大規模の展示・商談会への青森県ブースの出展

新たな市場の創出に向けた成長分野への販路開拓と物流システムの構築

(9)

(1)市場ニーズを踏まえた高付加価値ブランド産品づくりの推進

<総合販売戦略課>

① 地域産品ブランド構築促進事業【新規】

GI登録等を念頭に置きつつ、地域産品のブランド化を目指す、芽が出てきた8 産地を対象に、自主的な取組を軌道に乗せるためのきめ細かな支援を実施

ア 産地の熟度や課題に応じた取組のサポート

・取組のノウハウやアイディア等をアドバイスする外部人財の派遣

・産地が自力では対応が難しい取組(商品開発・販路開拓・人財育成等)をサポ ートする機会の提供

・産地の旗振り役の相互交流や情報交換の場の設定 イ 産地(産品)の認知度向上のための情報発信

・メディア広告等によるPRの実施

(2)地域の魅力ある一次産品を活用した商品づくりの推進

(再掲) <総合販売戦略課>

① 地域産品ブランド構築促進事業【新規】

旨味を高める技術や鮮度保持技術などを活用し、差別化商品づくりを進める産地 に対して、試食・求評会やプロモーション機会等を提供

(3)地域ブランド化を担うリーダーや商品力強化に向けたコーディネーターの育成 ① 地域ブランドコーディネーター育成事業【継続】 <総合販売戦略課>

・ブランド化に取り組むために必要な基礎知識やノウハウを習得するワークショッ プを開催

・受講者の自主的な商品開発や販売促進活動等を誘導(関連事業との連携)

(4)本県を代表するフラッグシップ商品づくりの推進

① 旗艦商品開発アドバイス事業【継続】 <総合販売戦略課> ・ブランド化が期待される県産食材を活用して、おいしさ、上質、こだわりを追求 した商品の開発に意欲的に取り組む食品製造業者に対して、商品づくりの取組課 題に応じた専門家のアドバイス等を実施

(1)県産品の効果的な情報発信の強化

<総合販売戦略課>

① 「青森の食」情報発信推進事業【新規】

ア 民間企業等との協働による情報発信

(ア)百貨店等民間企業との連携による情報発信

・観光客が訪れる拠点であるJR東日本系列の県内商業施設や、首都圏のホテ

お客様から支持され選ばれる県産品の創出

(10)

ル等で開催するフェアの実施

・首都圏百貨店や食品メーカー等が主体となって展開する青森フェアの実施 ・民間企業等との包括連携協定に基づくイベント等の実施

(イ)青函エリアの枠組を生かしたプロモーションの実施(再掲)P6 ・青函観光イベントとのタイアップ等による県産品のPR

(ウ)アンテナショップと連携した情報発信

・アンテナショップ「あおもり北彩館東京店」と連携したフェア等の実施 (エ)県産品情報発信ツールを活用した情報発信

・ポスター・のぼり等の販促資材の作成 (オ)ベンチマーク調査の実施

・消費者から見た青森県産品のイメージや認知度、消費者の意識・行動などを 明らかにし、総合販売戦略の推進に活用

イ 販路開拓・拡大情報提供活動事業

・ブランド化を目指す県産品の新たな販路開拓や拡大に向けて、首都圏の実需者 に対する情報提供や産地招へい等のマッチング活動を実施

・販売促進活動のための県内産地の情報収集を行うとともに、首都圏での販路開 拓・販売ノウハウやニーズを産地へフィードバックし、産地力を強化するため の産地講座を開催

② ブランド化促進事業【継続】 <総合販売戦略課> ・ブランド化が見込まれる産品を対象に各種メディア等を活用した集中的なPR活

動を実施

<総合販売戦略課>

③ 東京オリパラ対策県産品情報発信事業【新規】

ア 掴めオリパラチャンス!世界に向けた県産品の情報発信

・あおもり産品情報サイト「青森のうまいものたち」の外国人向けコンテンツの 作成

・首都圏で行われるオリパラ関連イベントでの県産品の情報発信

・SNSを活用した、県内在住の外国人等の新しい目線による情報発信

・東京の県アンテナショップ「あおもり北彩館東京店」の「外国人に対する接 客」研修の実施

イ 和食でGO!青森県ならではの食材情報発信

・「和食」をテーマに、県内料理人のレベルアップや県産品の活用促進を図るた めの一流料理人による料理講座等の開催

④ 「あおもりの肴」オーセンティック事業【継続】 <水産振興課> ア 「あおもりの肴」の強みを生かした販売力の強化

・漁業者がスーパーで直接販売する「あおもりの肴フェア」を開催 ・SNSの活用、動画配信(漁の様子、活〆処理等)

(11)

・県産高級魚の鮮度保持技術開発(県産業技術技センター委託) イ 県産品と相性の良い「あおもりの肴」のPR

・県産酒と一緒にあおもりの肴を食べようキャンペーンの実施 ・メディアミックスによる普及啓発

・青天の霹靂PR活動との連携、日本酒の会等への県産魚の提供及び紹介

(2)大都市圏における販路開拓に向けたアンテナショップの機能強化

① 本県アンテナショップの運営強化【継続】 <総合販売戦略課> ア 東京アンテナショップ

・「青森の食」情報発信推進事業の効率的・効果的な活用や、魅力的な店作りに よる来店機会の創出と、東京事務所の青森県産品販売戦略チームとの連携によ る外商活動を実施

イ 大阪アンテナショップ

・「青森・岩手二県大阪アンテナショップ運営協議会」(構成員:二県の大阪事 務所職員)の販促活動のほか、㈱あおもり北彩館大阪店(管理運営事業者)の 独自販売対策との連動や、港湾空港課大阪分室と連携した外商活動を実施 ウ 福岡アンテナショップ

・北東北三県福岡合同事務所運営協議会(構成員:三県の福岡事務所職員)が主 体となり、九州地区で行われる各種イベント・物産展への出店などを通じて、 経済・文化交流活動を促進

(3)マスメディアなどを有効活用した全国的な宣伝活動の展開

① あおもり米「青天の霹靂」ブランド確立推進事業【継続】 <総合販売戦略課> 「青天の霹靂」のブランドイメージを確立するため、関係機関と連携しながら、 メディアを活用したイメージ戦略を展開するとともに、首都圏・関西圏等での認知 度向上に向けたプロモーションを実施

ア 戦略展開プロジェクト

・平成29年度に策定した販売・宣伝戦略に基づく具体的な対策等を展開 イ 消費宣伝プロジェクト

(ア)県推進事業

・テレビCMや新聞広告の制作、雑誌等のタイアップ広告の展開など、「青天 の霹靂」のキービジュアルデザイン等を活用したイメージ戦略の展開

・首都圏及び関西圏での注目度の高いユニークなイベントの開催や「青天の霹 靂」応援大使による情報拡散

・「青天の霹靂」PR隊による試食宣伝やサンプル米プレミアムパックなどの PRツールの作成・活用

(イ)青森米本部事業(補助事業)

(12)

(1)地元食材をフル活用する「ふるさと産品消費県民運動」の充実・強化

① ふるさと産品消費県民運動協力店の登録【継続】 <総合販売戦略課> ・地産地消の啓発活動、流通事業者等に対する県産品取扱拡大の働きかけにより、

協力店の一層の登録拡大

・協力店が実施する県産品フェアへの支援

② 青森県産品愛用応援キャンペーンの実施【継続】 <総合販売戦略課> ・民間主体の実施体制による青森県産品愛用応援キャンペーンの実施

・青森県産品愛用応援キャンペーンの協賛・参加店の拡大

(2)県産品の商品開発・販売促進に向けた県内量販店や加工業者などとの連携強化

① 量販店等とのタイアップによる県産品販売拡大【継続】 <総合販売戦略課> ・量販店等と連携した青森県産品フェア及び情報交換会の開催

・量販店等とのタイアップ商品の開発・販売

<総合販売戦略課>

② だし活!減塩ビジネス推進事業【新規】

「できるだし」惣菜等の販売と効果検証により、知らない間に減塩する「無意識 の減塩」環境づくりの推進と、「だし活」の啓発活動による減塩の促進

ア だし活減塩ビジネスの実証

・スーパー等で「だし活」減塩惣菜等を販売

・販売結果から、「無意識の減塩」効果の検証や、減塩市場動向を解析 イ 子どもの頃からの「だし活」の実践・定着

・乳幼児健診等におけるだし活伝道活動

・青森県だし活協議会による「だし活」普及活動 ウ 県産だしの評価向上と「だし活」の推進

・「だし活」5周年記念事業の実施

・料理研究家及び店頭PR等による県産だしの魅力と減塩効果の情報発信

③ スギを中心とした県産材の利用促進【継続】 <林政課> ア 青森県産地産地消推進事業

・地産地消情報誌や販促資材を活用した普及啓発活動 ・県や市町村の広報媒体等による県産材の普及啓発 ・県産材住宅の普及活動の一環として木育を推進 ・木質ペレット普及啓発活動の強化

(13)

(3)産地直売施設の経営力や機能の強化に向けた取組の推進

<総合販売戦略課>

① 産直発「地元の元気づくり」応援事業【新規】

産直による地域貢献の取組を拡大するため、産直の基盤・体制づくりや地域と密 着した機能の拡大、買い物利便性向上の新たな取組を支援

ア 産直アドバイザーによる基盤・体制づくり支援

・高齢者の買い物利便性向上の取組の実現に向けた基盤・体制づくりを支援 イ 地域と密着した機能拡大支援

(ア)産直と事業者とのマッチング

・保育園等の施設給食への食材供給向け ・スーパーの産直コーナー等向け

(イ)買い物利便性向上モデル創出支援

・産直が取り組む高齢者の買い物利便性向上の実現を支援

② 産地直売所「活き活き」推進事業【継続】 <総合販売戦略課> ア 産地直売所間交流の促進

・地域を越えた産地直売所間の情報交換 ・産地直売所間の商品交流

・商品交流商談会の開催

イ 産地直売所活性化のための人財育成の強化 ・産地直売所活性化セミナーの開催

【下北産直活性化プロデュース事業(下北地域県民局重点事業)【継続】

産地直売所と異業種が連携した「しもきたマルシェ」の実施、地産地消の推進のためのフォ ーラム等の開催

(4)食育や健康づくり、観光など多様な分野との連携による地元の「食」の活用推進

<総合販売戦略課>

① 「あおもり食のエリア」地域振興事業【新規】

ア 県産食材の活用促進及び取組団体の活動活性化 ・登録料理提供店舗と生産者とのマッチング ・関係機関と連携した登録料理の掘り起こし ・新規料理の登録

イ 食のエリア登録料理の情報発信・PR ・情報冊子、ホームページによる情報発信 ・食に係る県内外イベントへの出店

(5)学校給食や社会福祉施設などにおける地元食材の活用に向けた体制づくりの推進

<総合販売戦略課>

① 学校給食あおもり産品供給・利用拡大事業【新規】

(14)

イ 県産食材・加工品の利用拡大 ・学校栄養士向け現地研修会の実施

・県産食材の加工品の学校栄養士へのPR ・県産食材を利用した調理講習会

・学校給食における県産食材利用量調査

(1)県と県民の協働による「食育県民運動」の展開

県民それぞれのライフステージに対応した食育活動を展開

① 青森県食育推進会議構成機関・団体との役割分担と相互連携による食育活動の展

開【継続】 <食の安全・安心推進課>

・「第3次青森県食育推進計画」(計画期間H28~H32)に基づく食育の推進

② 県民の食育実践向上に向けた支援【継続】(県民の食育実践向上事業)

<食の安全・安心推進課> 農林水産業が盛んな本県の生産・流通の現場や健康的な食事の基礎等を学ぶこと 等により「食育は身近にある食材で手軽に始められること」を理解するための機会 を提供し、県民の食育の実践を促進

ア 食農体験等による食育実践支援

・地域の特色を生かした農作業体験会や見学会、農家・漁家ならではの食の知恵 を学ぶ体験会などの実施

・おむすびと味噌汁の調理体験等を通じた日本食づくり体験会の実施

・健康に必要な「食」を選択し食を通じた健康づくりができる社会人を育成する ための「若者たちの自炊塾」の実施

・野菜摂取量アップに向けた協力店との協働による啓発等の実施 イ 食育推進に向けた普及啓発

・食農体験の事例発表や有識者の講演などを行う食育推進シンポジウムの開催

③ 地域食育ネットワーク協議会を中心とした市町村や地域の実情に即した食育の推進

【継続】 <食の安全・安心推進課>

・市町村における食育推進計画策定の促進と、これに則した食育活動の実施 ・地域食育ネットワーク協議会による食育イベント等の開催

④ 食育指導者を活用した食育活動の展開【継続】 <食の安全・安心推進課> ・あおもり食育サポーターの新規登録及び食育活動の推進

・あおもり食育サポーター等食育団体による食育活動実践プロジェクトの実施 ・食育指導者養成研修の開催

(15)

(2)あおもりが持つ食環境への理解の促進

<りんご果樹課>

① 学童期からの「青森りんご」食習慣づくりの推進【一部新規】

りんごの食習慣づくりを働きかける関係者を拡大するとともに、若者も対象とし た「青森りんご」食育活動を推進

ア 健康果実・青森りんごファンづくり強化事業

(ア)食育関係者と連携した青森りんご食育活動の強化

・県内食育関係者等を対象に「青森りんご愛着運動応援隊(仮称)」育成研修 を実施し、応援隊として認定

・応援隊を活用し、県内での「いいりんごの日」健康イベントや「青森りんご 出前授業」、県外消費地での「知事直伝!親子で学ぶアップルスクール」を 実施

(イ)子どもから若者を対象とした青森りんご食育活動の推進

・児童版学習冊子「青森りんご」及び若者等対象の青森りんご魅力発信DVD を作成し、食育講座や食育関連大学等で活用

・県内在住留学生を対象に青森りんご体験会等の啓発活動を実施 イ 青森りんご基礎資料の作成

(16)

(1)市場優位性の確立が期待できる農林水産物の生産振興

① 「あおもり米」活性化推進運動による県産米の更なる評価向上【一部新規】

<農産園芸課>

ア 良食味・高品質生産の推進

県産米の評価向上を図るため、県産米7・8・9作戦による適正な肥培管理や

水管理、斑点米カメムシ防除、適期刈取等の徹底を図り、良食味・高品質生産を

推進

・地域ぐるみでの斑点米カメムシ類の防除

・食味等にこだわった米の生産拡大

イ 安全・安心な米づくりの推進

夏季冷涼で病害虫の発生が少ないなどの本県の優位性を活用し、消費者にアピー

ルできる安全・安心な米づくりを推進

ウ 「青天の霹靂」のレベルアップ

(「青天の霹靂」が牽引する「あおもり米」レベルアップ事業)

本格作付け4年目となった「青天の霹靂」の評価を確実なものにするため、生

産者全員が出荷基準をクリアすることに加え、より厳しい基準である生産目標

(タンパク質含有率6.0%)への誘導を図り、食味の高位平準化を推進

・生産者の水田ごとに指導可能なICTシステムの構築

・リモートセンシング技術を活用した生産指導

・良食味米コンクールや食味判定能力向上研修の開催

・生産指導プロジェクトチームによる指導強化

・ブランド化推進協議会による生産及び宣伝・販売対策の推進

エ 「つがるロマン」を超える新品種の検討

(「青天の霹靂」が牽引する「あおもり米」レベルアップ事業)

「つがるロマン」より食味・品質に優れ、栽培しやすく、県南地域でも栽培可

能な新品種の検討

オ 多様な需要に応じた米づくりの推進

地産地消の取組や多様な需要に対応するため、酒米や低アミロース米等の特色

ある米づくりを推進

② 輸出先のニーズに対応したりんごの生産・輸出体制づくりの推進【一部新規】

(輸出りんご信頼確保推進事業、青森りんご輸出販売力強化事業)<りんご果樹課>

ア 台湾の植物検疫措置・農薬残留基準に対応した生産・輸出の推進

・モモシンクイガ寄生果実の排除と農薬残留基準の遵守に向けた研修会を実施

イ 台湾向け登録選果こん包施設の巡回指導の強化

安全・安心で優れた青森県産品づくり

(17)

・登録選果こん包施設の巡回による選果の徹底

ウ 台湾以外の輸出先の植物検疫措置・農薬残留基準の情報収集と迅速な対応

・ベトナム向け生産園地及び選果こん包施設の登録申請と検査を実施

エ 産地輸出体制の強化

(ア)高品質りんご輸出の推進

・生産者による海外市場調査を実施

・青森りんご輸出拡大生産者大会を開催

(イ)輸入規制への対応強化

・ベトナムの植物検疫措置の緩和に向けた病害虫防除の調査研究を実施

・ベトナムの植物検疫措置の緩和に向けた国等への要望活動

③ 新たな需要に対応した加工りんごの振興【継続】 <りんご果樹課>

(産地と実需者をつなぐ「高品位加工りんご」推進事業)

需要が増加しているカットりんごなどの原料である「高品位加工りんご」の安定

供給体制の確立

ア 加工りんごの新たな需要に対応した集荷体制の構築と実需者とのマッチング

・カットりんごやプレザーブ用などの「高品位加工りんご」の集荷体制の構築と

実需者とのマッチング

・情報交換会等による実需者との連携体制づくり

・加工振興フォーラムの開催

イ 加工専用園の導入に向けた栽培技術の確立と普及拡大

・加工専用園展示ほによる栽培技術の確立と普及拡大

・農地荒廃のおそれがある園地について加工専用園としての活用を推進

(2)地域の特性・優位性を生かした生産体制の強化

① 無加温ハウス栽培等の生産拡大による冬の農業の推進【継続】 <農産園芸課>

燃油価格の影響を受けにくい無加温ハウス栽培等の拡大のほか、地域に適した品

目の導入等により冬の農業の産地拡大を推進

ア 冬の農業生産拡大推進事業

・無加温ハウス栽培等による取組の拡大

・冬の農業の新規取組者の確保

・地域に適した新たな品目の導入

② 商品力アップに向けた高品質りんご生産及び省力・低コスト化の推進と生産基盤

の整備・充実【継続】 <りんご果樹課>

ア 「第4期適正着果量確保推進運動」の展開

・早期適正着果量の確保、現地激励の実施

イ 省力・低コスト栽培りんごの更なる品質向上と有袋栽培の維持による商品力アップ

の取組推進

(18)

・省力樹形など省力・低コスト新技術の調査・研究

・有袋栽培の維持

ウ 黒星病徹底防除と気象変動に対応した適正管理の推進

・「黒星病撲滅運動」の展開

・生産技術研修会の開催、生産情報の発行・提供

・開花結実等基礎調査の実施及び結果の検討

・適期着色管理・適期収穫指導の強化

③ 県産きのこ原木の供給体制の整備【継続】 <林政課>

・きのこ原木林の団地化を推進するため、森林所有者等の意向を調査するとともに、

きのこ原木生産への意識を醸成

・森林所有者等を対象に、きのこ原木林へ誘導する施業技術の習得や収支のシミュ

レーションを目的とする研修会の開催

】 【「津軽のミニトマト」産地力強化事業(中南地域県民局重点枠事業)新規

「津軽のミニトマト」の産地力強化のため、省力栽培技術の実証や食味で差別化できる品種 の選定等を実施

【三八高齢者も活躍できる軽量野菜栽培推進事業(三八地域県民局重点枠事業)新規】 軽量野菜への転換をスムーズに進めるため、高齢者にも取り組みやすい栽培技術や作業条件 等の検証や有望品目の選定等を実施

【水田を活用した加工・業務用野菜の産地化推進事業費(西北地域県民局重点枠事業)継続】 水田のフル活用に向けて、連絡協議会を設置するとともに、 実需者ニーズが高い「加工用 トマト」、「つくねいも」、「たまねぎ」の機械化栽培体系を実証

【中南津軽「うるしの森づくり」推進事業(中南地域県民局重点枠事業)新規】

津軽塗をはじめとする漆の伝統文化の継承のため、資源となる「うるしの森づくり」に向け て、関係機関による連絡会議を設置し、漆資源量の現状や管理方法等を共有

資源の充実を図るため苗木生産技術の確立を図るほか、森林所有者や地元市民を対象とした 津軽塗体験ツアー等の取組を通じて普及啓発

【奥津軽の磯根資源で地域活力促進事業(東青地域県民局重点枠事業)新規】

ウニの品質安定手法等を確立するとともに、コンブの養殖体制を再構築し、高品質の「奥津 軽ウニ」と太宰の愛した「若生コンブ」を併せた提供による地域の特産品としてのブランド力 の向上

(1)高品質な農産物の生産に向けた施設整備や技術向上の推進

① 所得の安定確保に向けた水田農業の再構築【継続】 <農産園芸課>

国の米政策の見直しや経済のグローバル化など環境変化に対応して、経営所得安

定対策等の関連施策を活用しながら、所得の安定確保に向け、水田農業の確立を推進

(19)

ア 経営所得安定対策を活用した水田農業の確立

水田農業の着実な推進を図るため、経営所得安定対策を活用しながら、飼料用

米等の非主食用米、大豆等の土地利用型作物、野菜等の高収益作物などの取組を

推進

イ 良食味・高品質生産の推進(再掲)P15

県産米の評価向上を図るため、県産米7・8・9作戦による適正な肥培管理や

水管理、斑点米カメムシ防除、適期刈取等の徹底を図り、良食味・高品質生産を

推進

・地域ぐるみでの斑点米カメムシ類の防除

・食味等にこだわった米の生産拡大

ウ 稲作の省力・低コスト化の推進

稲作経営の安定・強化に向け、直播栽培の普及・拡大と高密度は種育苗技術等

新技術の実証・検討

② 気象変動に対応した生産指導の徹底【継続】 <農産園芸課>

・気象予報等の的確な情報収集と指導情報の迅速な発行

・異常気象に対応した技術指導の徹底

・共済制度や新たな収入保険制度などへの加入による気象災害リスク管理の推進

<農産園芸課>

③ 野菜等の生産・販売力強化に向けた産地体制の整備【新規】

ア 水田を活用した野菜産地拡大事業

稲作から野菜への転換促進に向けて、実需者のニーズに対応した加工・業務用

野菜等の産地の育成・拡大を図るとともに、労働力不足に対応した省力技術等の

開発・普及を推進

・実需者との連携による産地形成

・省力技術等の開発・普及

・野菜作付けに適した水田への積極的なたまねぎ等の作付推進

イ 野菜等産地力強化支援事業

野菜等生産の労働力不足に対応した省力技術や省力機械の導入を支援すること

による、高品質・安定生産の取組を推進

・労働力不足軽減に向けた省力技術の導入推進

・地域特産野菜の高品質・安定生産技術の向上

・産地規模拡大に向けた省力機械等の導入支援

・指定産地等の共販率向上等の取組に対する指導・支援

④ ながいもの生産性向上や担い手の育成・確保による産地力強化【継続】

<農産園芸課>

日本一のながいも産地としての安定的な地位確保を目指し、「あおもりながいも

産地力強化戦略」に基づく取組を推進

(20)

・優良種苗供給体制の強化

・生産性向上に向けた栽培技術指導の強化などによる生産者の技術力の向上

・「ながいもの達人」などによる若手生産者等の育成

・既存技術の再構築、ドローンを活用した防除等革新技術の実証

・「産地力強化戦略」の推進活動

⑤ にんにく優良種苗供給量の拡大と種苗生産技術の向上による産地力の強化【新規】

(ニンニクイモグサレセンチュウ撲滅対策事業) <農産園芸課>

イモグサレセンチュウ被害の撲滅に向け、優良種苗の供給拡大に伴う増殖体制の

整備と生産者段階の種苗増殖技術力向上に取り組み、青森にんにくのブランド力を

維持・発展

ア 優良種苗の供給拡大に伴う増殖体制の整備

・優良種苗供給体制の強化

・生産者段階における種苗増殖技術の実証と普及

・種苗生産プロジェクトチームによる指導徹底

イ 生産出荷段階で活用する新たな防除技術の開発

・炭酸ガスを活用した種子消毒技術等

・収穫時期の判定技術と効率的乾燥技術

⑥ 大豆・小麦・工芸作物等の低コスト、高品質安定生産の推進【継続】<農産園芸課>

大豆・小麦、工芸作物等の経営安定を図るため、生産技術研修会等の開催による

基本技術の徹底や高品質・安定生産技術の普及、団地化・組織化等による低コスト

栽培を推進

ア 低コスト、高品質安定生産の推進

・水田の汎用化や基本技術の徹底、先進技術や有望品種の現地実証などによる高

品質安定生産の推進

・認定農業者や集落営農組織など担い手が中心となった、効率的な機械・施設利

用による低コスト生産の推進

・関係団体との連携による工芸作物等の高品質安定生産の推進

⑦ 花き産地パワーアップによる生産・需要拡大【継続】 <農産園芸課>

県産花き産地の持続的な発展を図るため、新規作付者の育成・確保を進めるとと

もに、産地が抱える課題を自らが解決していくよう誘導し、生産・需要拡大を推進

ア あおもり花き産地パワーアップ事業

・推進チームによる新規作付者の育成・確保

・産地自らが行う課題解決に向けた取組に対する支援

・県産花きの魅力のPR

⑧ 特産果樹の特色ある産地づくりとブランド化の推進【継続】 <りんご果樹課>

(21)

おうとう「ジュノハート」を本県を代表とするトップブランド産品に育成する

ため、生産対策と販売対策が一体となった全体戦略の構築、鮮烈デビューに向け

た取組の着実な推進

(ア)ブランド化に向けた全体戦略の推進

・総合アドバイザーによる全体戦略推進への助言

・ブランド化推進協議会による全体戦略のローリング

(イ)デビューに向けた生産・販売対策

・弘前地域研究所とりんご研究所の共同による選果板付き適期収穫判定カラー

チャートの開発・製作

・将来的な販売先を見据えた高級百貨店等に対するサンプル提供及び求評

・輸送及び棚もち試験を実施

・パッケージの試作

・全体戦略に基づくブランドデザイン等の制作

イ 特産果樹産地育成・ブランド確立事業

・高品質果実生産のための優良品種への更新や施設化を推進

<事業メニュー>

事業区分 事業内容 補助率

ア 特産果樹導入型 園地整備 1/2 苗木・支柱等の導入 1/4 イ 高品質生産性向上型 雨よけハウス、防風網(もも等の新植に 1/3

限る)、簡易選果機

⑨ 産地パワーアップ事業【継続】 <農産園芸課・りんご果樹課>

水田、畑作、野菜、果樹等について、地域の営農戦略として定めた「産地パワー

アップ計画」に基づき、農業者等が高収益な作物・栽培体系への転換コスト低減等

を図るための取組を支援

ア 整備事業

・乾燥調製施設や農産物処理加工施設、集出荷貯蔵施設等の施設整備

イ 生産支援事業

・農業機械等の導入及びリース導入、生産資材の導入等

<畜産課>

⑩ 青森シャモロックのブランド化の推進【一部新規】

ア 特産地鶏「青森シャモロック」ひな増産促進事業

・種鶏導入による一貫生産の経営指標の作成や衛生・飼育管理の濃密指導

・一貫生産に必要な卵管理用設備や簡易種鶏舎などの整備を支援

イ ブランド化の推進

・需要ニーズに対応した品質の斉一化のための生産技術指導及び商標の活用等に

よる認知度向上と販路拡大

(22)

(2)省力・低コスト化の推進による生産性と収益性の向上

① 労働力不足に対応した機械化農業推進事業【継続】 <農林水産政策課>

無人走行トラクタなど、最先端省力化農業機械について、メーカーとの協働によ

る実証や国の研究機関との共同研究で効果を「見える化」しながら、県内導入を推進

ア メーカーとの協働による最先端省力化農業機械の導入推進

・本県での有効性の高い農業機械について、メーカーから提案を募集

・青森県農業機械協会と連携した農業機械の選定

・農業機械の現地実証と実演会の開催

・県産業技術センターと連携した農業機械の検証と情報発信

【無人走行トラクタ】 【自動水管理システム】

イ 国の研究機関との共同研究による最先端省力化農業機械の早期開発

・国の研究機関と県産業技術センターとの本県をフィールドとした共同研究の実施

<りんご果樹課>

② 果樹産地の労働力不足への対応【新規】

(果樹生産労働力不足対策事業)

産地の労働力不足に対応するため、生産者と補助労働者のマッチング支援活動等

の普及拡大や先進技術等の導入による労働力軽減、黒星病の防除作業の効率化に取

り組むとともに、共同防除組織における組織再編等による防除体制充実に向けた取

組を支援

ア 補助労働者マッチング支援活動の普及拡大

・県りんご等果樹労働力確保推進会議を開催

・各地域でのマッチング支援活動等を実施

イ 先進技術の推進と流通体制の効率化

・りんご等果樹先進技術等活用研究会を設立

・りんご高密植栽培等省力樹形の現地検討会及び先進地調査を実施

・生産者の出荷作業等の軽労化に向けた産地の統一的な取組を検討

ウ 黒星病の防除作業の効率化

・適期防除に向けた黒星病発生予測システムを実証

・薬剤耐性菌の発生に対応した薬効・薬害試験を実施(国「新農薬委託事業」活用)

エ 共同防除組織の再編等の取組強化

(23)

③ 水田をフル活用した飼料自給力の向上【継続】 <畜産課>

・転作田における子実利用とうもろこしの生産・利用技術の普及・拡大

・飼料用米の不足成分を補う大豆ホールクロップサイレージ等、高タンパクな自給

飼料の生産拡大

④ ほ場整備など基盤整備の推進とこれを契機とした担い手への農地集積【一部新規】

<農村整備課、構造政策課>

ア 農地の大区画化・汎用化等の推進

・競争力ある農業の実現に向け、ほ場整備事業22地区をはじめとした基盤整備事

業を実施

・農作業の省力化と生産コストの低減を図る農地の大区画化や、高収益作物を中

心とした営農体系への転換を促進する水田の汎用化・畑地化を推進

イ 基盤整備を契機とした担い手への農地の集積・集約化の推進

・担い手が活躍する農業基盤づくりのため、ほ場整備など基盤整備事業を実施し、

こ れ を 契 機 と し た 農 地 中 間 管 理 事 業 と の 連 携 等 に よ り 、 担 い 手 へ の 農 地 の 集

積・集約化を推進

・「農地中間管理機構関連農地整備事業」について、事業実施に向けた計画を策

定し、今後、事業効果を検証した上で他地区への普及について検討

ウ 低コスト畑作物排水改良推進事業

根菜類や葉物野菜の湿害軽減のため、畑の暗きょの排水処理技術や水田転換畑に

おける傾斜ほ場の検証を行い、畑作物に合わせた排水改良による安定生産を目指す

(ア)畑の暗きょの排水処理技術の検証

・浸透式・ポンプ式の排水処理の構造検討

・暗きょ及び排水処理施設を設置

(イ)水田転換畑における傾斜ほ場の検証

・先進事例(広島県)のデータ分析及び本県においての検証方法の検討

(ウ)排水改良技術の手引きの作成

・既存の排水改良技術の事例収集及び施工費用の算定

⑤ 地域の多様な農業戦略に対応するための総合的な生産基盤整備及び農道整備の推

進【継続】 <農村整備課>

ア 総合的な生産基盤の整備

・安定的な農業生産活動を支えるため、3地区で農村集落周辺の農道や水路等の総

合的な生産基盤を整備

イ 農道の整備

・農作物の集出荷作業の効率化、品質低下の防止などを図るため、30地区、11km

の農道を整備

⑥ 中山間地域の農業の持続的な維持・発展【継続】 <農村整備課>

(24)

中山間地域の持続的な農業生産活動を支えるため、10地区で農業生産基盤や農

村環境を総合的に整備

イ 中山間型土地改良推進事業

中山間地域での農作業の効率化・省力化、労働力不足の解消に向け、水田の団

地化や樹園地での機械化を推進するため、簡易な基盤整備の効果実証や検討を展開

(ア)簡易な基盤整備のモデル実証

・中山間地の水田で、水路スロープの設置による農作業時間の短縮効果等を実証

・中山間地のりんご園で、園内道の設置による安全性や効率性等の効果を実証

するとともに、新規就農者や作業受委託者が安全かつ効率的に作業できる園

内道の指針(幅員・勾配)を作成

(イ)簡易な基盤整備の導入推進

・関係機関や農業者等で構成する「中山間型土地改良簡易基盤整備検討会」を

開催し、農家自らが行える簡易な基盤整備の手引やPRパンフレットの内容

を検討

・簡易な基盤整備の手引やPRパンフレットを作成し、日本型直接支払の活動

団体等に説明、普及

⑦ 「たまねぎ」などの高収益作物の生産拡大への取組【継続】 <農村整備課>

・たまねぎについては、先進地研修の実施や関係機関と連携した研修会を通して、

生産者等に対しての情報発信を継続するとともに、県内各地における栽培面積の

拡大に向けた計画に対し支援

(25)

<水産振興課>

⑧ ICTを活用したするめいか漁情報発信事業【新規】

・イカ釣り漁業者によるスルメイカ漁に関する情報を収集し、解析

・イカ釣り漁業者に解析した情報を迅速に情報提供するほか、他道県が所有する

スルメイカの漁獲状況や資源の情報等に関する研修会を主要な海域で開催

(3)「あおもり和牛」の産地力強化など収益性の高い畜産業の推進

<畜産課>

① 県産畜産物のブランド確立につながる生産の推進【一部新規】

ア 能力の高い県産和牛増産対策事業

・遺伝子解析技術を活用した種雄牛づくり

・分娩間隔の短縮に向けた、受胎しやすい牛づくりのための専門チームによる

栄養管理指導

・次回全国和牛能力共進会に向けたアクションプランの作成

イ 県産肉用牛のブランド化の推進

・りんごジュース粕を添加した“青森らしさ”を加味した新たな飼料給与に対す

る技術指導

・血液検査や超音波肉質診断装置等による飼育技術指導

ウ あおもり短角牛再生緊急対策事業

日本短角種の再生を図るため、受精卵を活用した繁殖雌牛の増頭と地域飼料資

源を活用した生産コストの低減

・雌雄判別受精卵を活用した双子生産による日本短角種の繁殖雌牛の増頭

・受精卵産子を県内流通させる新たな仕組みづくり

・ワイン粕などの地域飼料資源を活用したTMRの生産と給与実証への支援

② 環境変化に対応できる経営基盤の確立と担い手・労働力の確保【一部新規】

<畜産課>

ア 畜産の担い手・労働力確保対策事業

労働環境の改善、畜産を職業として選択するきっかけづくりと魅力発信

・酪農ヘルパーの育成と技術力向上及び肉用牛ヘルパーの組織化に向けた検討

・小中学生の親子を対象とした畜産出前講座等による畜産業の理解醸成

・高校・大学生に対する畜産施設見学会やインターンシップの取組支援による就

労促進

・畜産業の紹介冊子の配布等による「畜産の仕事」のPR

イ 「青森県養豚・養鶏振興プラン」に基づく養豚・養鶏の生産振興

・関係団体と一体となった消費拡大の推進による生産拡大

ウ 関係団体と連携した県産牛乳・乳製品の消費拡大

・県産牛乳・乳製品の消費拡大を図るため、関係団体と一体となった、試飲や販

売によるPR活動を実施

エ 指導体制の強化と効率的な経営支援対策の推進

経営・技術情報の積極的な活用の誘導、関係機関が連携し地域ぐるみで収益性

(26)

・ヘルパー組織や生産者組織の育成推進と、畜産経営の高度化に必要な関係情報

の提供

・畜産農家と関係機関等の連携による収益性向上のための畜産クラスター事業の

の取組推進

】 【三八地域肉用牛効率生産推進事業(三八地域県民局重点枠事業)新規

AIを活用して分娩間隔を短縮し、収益性の向上を図るための省労力繁殖管理技術の検討及 び実証、研修会等の開催

【かみきた酪農経営サポートモデル実証事業(上北地域県民局重点枠事業)新規】

酪農の主産地である上北地域の高齢・中小経営を維持するための地域内の協働体制の検討と 仕組みづくり、牛舎の労働環境実態調査とモデル実証

【経営力アップによる上北肉用牛生産基盤強化支援事業(上北地域県民局重点枠事業)継続】 肉用牛後継者経営力向上のためのコンサルタントによる勉強会等の開催や肉用子牛の早期出 荷に向けた実証、繁殖雌牛増頭の経営モデルの策定と実践支援

(4)低コストな木材生産と加工・流通体制の強化

伐採作業から造林作業までを一体的に行うなど、森林整備の低コスト化を図り所有

者負担を軽減するとともに、需要の高い種苗の生産体制を整備することにより、森林

整備意欲を向上させ、木材の安定供給及び地域の木材産業を振興

① 青い森再造林加速化事業【継続】 <林政課>

ア 低コスト再造林の普及・定着

・コンテナ苗を用いた一貫作業システムの実践をモデル的に支援し、実践例を森

林所有者等に普及することにより定着を促進

・実践データを収集し、事例報告会を開催

イ 再造林支援の新たな仕組みづくり

・再造林を支援する仕組みとして森林・林業関係団体が創設した組織と連携し、

取組を推進

② 再造林推進種苗生産体制整備事業【継続】 <林政課>

ア カラマツ種苗生産体制整備

・需要が高いカラマツの採種園造成や挿し木苗生産技術の実証・普及等により安

定した生産体制を構築

イ 花粉症対策スギ種苗生産体制整備

・花粉症対策スギの採種園・採穂園を拡充し生産量を確保

③ 林業・木材産業等振興施設整備事業ほか【継続】 <林政課>

ア 間伐等森林整備の効率的な実施を支える体制整備

・市町村や森林組合等が行う路網整備や高性能林業機械等の導入に対する支援

イ 製品出荷量を増加

(27)

(5)つくり育てる漁業や資源管理型漁業などの推進

① 資源管理型漁業の推進【継続】 <水産振興課>

TAC制度や資源管理・収入安定対策の取組を推進

ア TAC制度による漁獲管理

・スケトウダラ、マイワシ、サバ類、マアジ及びスルメイカについて、知事管理

分の漁獲数量を管理

イ 資源管理・収入安定対策の取組推進

・関係漁業に対する資源管理計画取組指導

・県資源管理協議会による資源管理計画、漁場改善計画の履行確認

ウ 新たなTAC魚種への対応

・TAC法に基づく「くろまぐろ型の数量管理に関する青森県計画」の策定

・同計画に基づく漁業者、漁業協同組合へのきめ細かな現地指導、助言等による

漁獲上限枠の遵守

・円滑な資源管理の取組実施に向け、関係漁業者間の協定締結を支援

・新たなTAC対象魚種の検討

<水産振興課>

② つくり育てる漁業の推進【一部新規】

ア ヒラメなどの栽培漁業とサケ・マス増養殖事業の効果的な実施

・ヒラメの種苗放流効率化検討

・栽培漁業基本計画に基づく栽培漁業の推進

・サケ・サクラマス種苗放流及びサケ・マスふ化場における飼育放流技術指導

イ さけ稚魚生産システムステップアップ事業【新規】

サケ稚魚の適期・適サイズの放流群の割合を増やし、回帰率の向上を図るため、

種苗生産期間を短縮する技術の確立と普及

(ア)浮上期までの閉鎖循環飼育技術の確立

・ふ化後の卵膜等による水質悪化を解消するための閉鎖循環システムの構築

・水質悪化に伴う各種データ採取と評価

(イ)技術の普及

ウ 売れる「新サーモン」利用促進事業【新規】

消費者ニーズに対応した「新サーモン」の地域特産品化と消費拡大に向けた、

内水面養殖における生産方法の確立

・品質基準の作成

・品質基準を満たす生産マニュアルの作成

・生産・販売対策協議会(仮称)による生産・販売戦略の検討

<水産振興課>

③ ホタテガイ産業振興の推進【一部新規】

ア 適正養殖管理

・適正養殖の管理指導

・採苗速報の発行

(28)

・座談会の開催

イ 持続可能なホタテガイ生産推進(持続可能なほたてがい生産推進事業)

現在のホタテガイ養殖経営体の餌料を含む養殖環境や生産構造の把握及びその

実態に対応した安定生産体制の構築

(ア)ホタテガイ養殖の現状把握と生産シミュレーションの実施

・餌料環境・生産構造調査による現状把握と過密養殖による影響の実証

・現状把握・実証結果を踏まえた安定生産シミュレーションの実施

・稚貝及び成貝の適切な養殖管理技術の確立

(イ)実態に応じた新たな生産体制の構築

・TASC数量の検証結果に基づく適正な密度管理の推進

(1)環境変動に対応した安全・安心な農林水産物の生産管理技術の開発

<農林総合研究所、野菜研究所、りんご研究所、水産総合研究所、内水面研究所>

① 農作物の環境変動などに対応できる安定生産技術の開発【継続】

・環境変動による品質低下要因の解明と対策

・環境変動に応じた生育安定化技術の検討

・気象変動や生物多様化に適応した病害虫管理技術の開発

② 特産野菜の病害虫発生生態と防除技術に関する研究【新規】

・にんにくのチューリップサビダニの発生生態と防除

③ クロルピクリン剤土壌消毒に頼らない特産野菜土壌病害虫の防除技術の確立【継続】

・ながいもやごぼうの土壌病害虫に対する防除技術の開発

④ りんごの安定生産技術を阻害する病害虫の新防除技術に関する研究【継続】

・暖地型果実腐敗性病害の効率的な防除法の検討

・耐性菌、抵抗性害虫に対する有効薬剤の検索

・難防除害虫の効率的な防除法の検討

⑤ 施設野菜の高品質安定栽培技術に関する研究【継続】

・水稲育苗ハウス等簡易パイプハウスを活用したトマト簡易養液栽培技術の検討

・トマト、いちごの周年栽培の検討

【 】

⑥ 陸奥湾ホタテガイ養殖漁場における波浪予測システムの開発 継続

・波高実測データと気象庁予測値を用いた波浪予測システムの開発

参照

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