The 28th Annual Conference of the Japanese Society for Artificial Intelligence, 2014
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モノ コ
く 支援シス ム
UPAD toolkit
開発
Development of UPAD toolkit to support process and system design
渡辺 健太郎
*1西村 拓一
*1本村 陽一
*1 Kentaro Watanabe Takuichi Nishimura Yoichi Motomura*1
産業技術総合研究所 サ
ビス工学研究センタ
Center for Service Research, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology
To promote the autonomous design activity by employees in service fields, it is important to support them by gathering and utilizing information for service design. In this report, the authors introduce a concept, requirements and a development status of design support tools for service fields named as “UPAD toolkit.”
1.
め
日本 GDP 7割強 占 サ ビス業 活性化 ，日本 経済全体 観点 見 重要 課題 あ ．近年，科学的 工 学的 技術 手法 用い サ ビス業 改善 革新 組
多く示 い ，一方，ほ 中 企業 占 サ ビス業 現場 い ，開発 技術 手法 い
入 ，自律的 活用 課題 い ．
著者 ，現場主 サ ビス 設計 方法論，並 び そ 支援ツ ル 開発 ，現場 協働 通 行 い ．本稿 ，現場 自律的 活用可能 サ ビス設計 支 援ツ ル群 UPAD toolkit コンセプ そ 開発状況 い
報告 ．
2. UPAD
toolkit
UPAD toolkit 現 場 主 サ ビ ス 設 計(User-driven Product/Activity Design) [渡辺 2013] 支援 ツ ル
総称 あ ．本ツ ル群 記 2 コンセプ 有 い ．
シンプル
サ ビ 現場 従業員 必 技術的 ツ や
使い方 慣 い わ い ，現場主導
サ ビ 設計 用い 支援ツ 機能や ンタフ
ンプ 直観的 あ 求
ツ ンプ さ ，多様 サ ビ 現場へ 展
開可能性 観点 重要 特徴
短期 長期両面 効果
サ ビ 現場 従業員 極 忙 い 多い 新
い技術 導入 ，多く 場合，従業員 対 追加
作業や業務変更を強い ，従業員 歓迎さ ，
適 利用さ い 結果的 期待さ 効果 得
い 多い[西村 2013]
UPAD toolkit ，従業員 現状 業務 対 直接的 支
援を行う 同時 ，業務 い タを蓄積 ，
析可能 形 残 ，長期的 業務改善やサ
ビ 革新 を特徴 う
重 機能を持 ，サ ビ 設計 向 ツ 導
入を 滑 進
1 UPAD toolkit コンセプ を示 示
う ，各種情報端 を用い 業務支援時 ，業務 関
各種情報 コ 情報 をコ タベ [西村 2013]
蓄積 ，取得 タ 対 析や振 返 を通 ，
業務 容やそ 用い 情報 再設計を行う
サ ビ 設計を行う ，UPAD toolkit以外 多様
技術や手法を導入可能 あ ，現場 的 自 的
運用 や い点 ，UPAD toolkit サ ビ 設計 い
重要 役割を果
3.
開発事例
以 コンセプ 準 複数 ツ 開発 ，現場
協働を経 進 い 稿 ，3 ツ
開発 例を紹
3.1 DANCE
申 送り支援シス ム
護施設 い ，複数 職種 護士，看護師，
ャ等 コ ュニ ョン 適 サ ビ
提供 欠 い 従来口頭や 実施さ い ，
護業務 関 情報共有 申 送 を， タ 化
共 有 蓄 積 ツ ， 申 送 支 援
DANCE 開発さ い [福原 2013]
開発 現場 協働 実施さ ，
従業員間 情報共有 特化 ンプ 機能を実現
い ， タ 化 申 送 タを 析
，新 気 を生 出 期待さ ，現
場 新 人 教 育 有 用 期 待 寄 い
[Nishimura 2013] 企業へ セン ン を
通 ，現場 運用 始 い
3.2
クオ
ィスタ ィツ
サ ビ 業務 特徴や効率性を 析 一般的 プロ
チ １ ，タ タ 挙 タ
タ 従業員を観測 ，業務 容や時間， 度，場所
等を記録 方法 あ [Zheng 2011] 一般 観測結果
等 記録さ ，そ 集計 非常 時間 ，
現場 実践 負荷 大 い ，顧客満足 影響を
え サ ビ 品質を う 観測 記録 重
要 課題 あ
連絡 ：渡辺 健太郎，産業技術総合研究所サ ビス工学 研究センタ 所属，〒 - 東京都江東 青海
-，kentaro.watanabe@aist.go.jp
1L4-NFC-05a-5
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そ ，タ タ を支援 オ
タ ツ 開発さ い [Miwa 2013]
前 設定 業務種類，場所等を簡単 入力
ンタフ を備え ， タ 的 記録
集計 時間を大幅 短縮
自体 業務を直接支援 い ，厳密
UPAD toolkit 要件 合わ い ，現場 導入 容
易 観測 効率を大幅 高 ， ツ
従業員同士 観測 ，業務 品質を記録 機
能 備え い ツ を通 得 タ ，専
用 サ を通 可視化 機能
い 述 他，将来的 場所や観測対象者等 情
報 基 入力項目を推薦 ，さ 業務観
測 伴う負荷を [Miwa 2013]
簡易版 ，現在iOS用 プ 一般公
開さ い
3.3
表現活動 基づく業務分析 設計支援ツ
多数 従業員 連携 サ ビ を行う現場 ，業務
関 相互理解，共通認識 構築 サ ビ 質 向
可欠 あ
そ ，業務経験や業務 対 思い い 表現活
動を通 業務 析 設計を支援 ツ 開発 進
い [Watanabe 2014] 従業員 関心
項や問題を自由 表現形式 形式化 ，従業員同士 議
論を 進 う実装さ い 検証 進
，将来的 ，現場 知識共有へ 展開
期待さ い
4.
タ
統合的 管理 活用
述 各ツ 取得 タ ，サ ビ 現場 あ
側面 範 粒度を表 サ ビ 設計
あ ， ツ を用い ，そ 目的，現場 特徴
応 選択 必要 あ [渡辺 2013] ，
単一 タ源 く，取得 複数種
タを組 合わ ，統合的 析 ，サ ビ 現場
多面的 理解 可欠 あ
そ ，著者 UPAD toolkit等 取得 タを統
合的 管理 析 ，サ ビ 設計 展開
，UPAD Management System (UPADMS)を開発
い 2 UPADMS 各ツ 対応関 を示
UPADMS ，サ ビ 設計全体 プロ 管理，
並び ，収集 タ 析 可視化や既存 プロ
検索を通 改善方法 推薦等を行う 現状 試作
3参照 ， オ タ ツ タ
を蓄積 可視化 ，多様 ツ
タを蓄積 ，サ ビ 現場 多面的 析や設計
を支援 機能を実装 予定 あ ，
多様 業態 タを 析 ，業態を
い 活用可能 やサ ビ 知識 抽出を目指
い
2 UPADMS ツ 群 関
3 UPADMS試作画面
5.
結論
稿 ，現場主導 サ ビ 設計を支援 ツ 群
UPAD toolkit コンセプ ツ 開発 例，並び 収
集 タ 統合的 活用方法を報告 技
術をさ 発展 普及 ，サ ビ 現場 活
性化 貢献 い
謝辞
本研究 一部 JSPS科研費 25730190 助成
． ，本研究 協力い 佐賀大学 学部付
属病院，並び 介護老人保健施設 和 苑 皆様 御礼申 ．
参考文献
[福原 2013] 福原知宏，中島正人， 輪洋靖，濱崎 弘，西
村拓一: 情報推薦 用い 高齢者介護施設向 申 送 業
務支援シス ム，人工知能学会論文誌，Vol.28，No.6B， pp.468-479，2013．
[Miwa 2013] Miwa, H., Watanabe, K., Fukuhara, T., Nishimura, T.: Support system for time and motion study of nursing care service with behavior prediction, In Proceedings of the 1st International Conference on Serviceology, 2013.
[西村 2013] 西村拓一，渡辺健太郎，本村陽一: コ タ
ベ ス モノ コ く 支援，人工知能学会全国大会 論文 , No.3A1-NFC-03-3，2013．
[Nishimura 2013] Nishimura, T., Fukuhara, T., Yamada, K., Hamasaki, M., Nakajima, M., Miwa, H., Watanabe, K., Fukuda, K., Motomura, Y.: Proposal of handover system for care-workers using community intelligence, In Proceedings of the 1st International Conference on Serviceology, 2013. [渡辺 2013] 渡辺健太郎，黒田知宏，福原知宏， 輪洋靖，西
村拓一，本村陽一: 現場主 サ ビス設計 向 -User-driven Product/Activity Design-，人工知能学会誌， Vol.28，No.6，pp.918-923， 2013．
[Watanabe 2014] Watanabe, K., Fujimitsu, S., Harada, Y., Niino, Y., Kobayakawa, M., Yamada, K., Sunaga, T., Sakamoto, Y., Nishimura, T., Motomura, Y.: PROPOSAL OF A DESIGN SUPPORT TOOL FOR EMPLOYEES TO REPRESENT SERVICES, In Proceedings of DESIGN2014 (accepted), 2014.
