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CSR REPORT 2006 日本語版 PDF TOTOについて : TOTO

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(2)

報告範囲

対象期間

C o n t e n t s

CSR REPORT 2006 (日本語[6月])

TOTOホームページ

ANNUAL REPORT 2006 (英語[9月])

TOTOのあゆみ (日本語[6月]英語[8月]

中国語[8月])

UR L

コミュニケーションツールをご希望の方はホームページからご請求ください。 http://www.toto.co.jp/company/kankyo/

(3)

お客様・社会から必要とされる

企業であり続けるために

CSR経営を強力に

推進していきます

TOTO社長

いつの時代にあっても

変わることのない

「社 是」

創業時の意志を継承していく

 当社の創業は1917(大正6)年。日本にまだ下水道が整備されて

いない時代に、「国民の生活文化を向上させたい」「健康で文化的

な生活を提供したい」という一念から水洗便器の製造に着手した

ことに始まります。

 以来89年の歴史を重ねてまいりましたが、30年をひとつの世 代

として見ていくと、創業からの第1世代は、衛生陶器を主体とした事

業でした。

 第2世代に入り、浴室・洗面所などの新しい事業を開始しています。

第2世代が終わりに近づく1970(昭和45)年には、「東洋陶器株式

会社」から、現在の商号である「東陶機器株式会社」へ商号変更し、

新しい事業分野へ本格的に進出する意志を世に示しました。

 そして迎えた第3世代(1977∼2006年)は、まさに「住宅設

備機器」へ業容を拡大していった時代といえます。温水洗浄便座

「ウォシュレット」や洗髪洗面化粧台「シャンプードレッサー」「いた

TOTOの「使命」をグループで実現します。 グループ共有理念〈将来観・倫理観〉

将来にわたって

引き継いでいくべき部分で、 TOTOで働くすべての人々と 共有していきます。

事業活動ビジョン〈行動力〉 時代の要請により

変わっていかなければならない部分で、 現実の事業活動における

ビジョン・ミッションと位置づけています。

具体的な活動の指針を示す 「TOTOグループ企業行動方針」を

定めています。 詳細はP6

“強く・明るく・美しい会社”に向かって Let's Challenge 詳細はP4

詳細はP7

詳細はP7 詳細はP6

詳細はホームページへ TOTOの「こころ」をグループで共有します。

中期経営計画 ミッション

社 是

TOTOグループ企業行動憲章 TOTOグループ

企業理念

ビジョン

T

O

T

O

東洋陶器(株) 東陶機器(株)へ

商号変更 TOTO(株)商号変更 へ 第3世代

30年 第2世代

30年 第1世代

30年

創業

1917年5月 30周年 1947年5月 60周年 1977年5月 90周年 2007年5月 第4世代

30年

(4)

わり浴槽(高齢者の使い勝手を配慮した浴槽)」など、お客様の生

活向上に役立つ商品を次々と世に送り出しました。タンクいらずの

水道直結式大便器として世界で初めて商品化に成功した初代「ネオ

レスト」(1993年)は、今日までに機能と品揃えを充実させて進化

し続けています。システムバスルーム、システムキッチンも、お客様

のご支持をいただけるようになりました。

 業容を拡大していった当社の歴史を振り返ってみても、「人々の

暮らしの向上に貢献し、お客様・社会から必要とされる企業であり

続ける」ことが、創業時から一貫して続く基軸であることは確かです。

一方、時代の変化に応じ、企業価値の向上を図っていくためには、

経営のあり方を見直していくことが必要であり、その意味でも「CSR

(企業の社会的責任)経営」は、当社にとって非常に意味深い活動

です。

 体系的なCSR経営を進めていくために、2004年にCSR推進本

部を設置し、経営全体の枠組みを整理することから始めました。創

業時の先人の意志を理解し日々実践していくために「TOTOグルー

プ経営に関する理念体系」を整備し、TOTOグループで働くすべて

の人々に、「理念に基づく活動そのものが、CSR経営に直結している」

ことを示しました。

 2005年度は「全員参加のCSR」を合言葉に、「コンプライアンス

TOTOグループ企業理念

私たちTOTOグループは、社会の発展に貢献し、 世界の人々から信頼される企業を目指します。

そのために

●水まわりを中心とした、豊かで快適な生活文化を創造します。

●さまざまな提案を通じ、お客様の期待以上の満足を追求します。

●たゆまぬ研究開発により、質の高い商品とサービスを提供します。

●限りある資源とエネルギーを大切にし、地球環境を守ります。

●一人ひとりの個性を尊重し、いきいきとした職場を実現します。

TOTOグループ企業行動憲章

TOTOグループは、公正な競争を通じて

利潤を追求するという経済的主体であると同時に、 広く社会にとって有用な存在でありたいと考えています。

この「TOTOグループ企業行動憲章」は、 ステークホルダーの皆様の満足を実現するために、

TOTOグループで働くすべての人々の活動の基本スタンスとするものです。

1 私たちは、お客様満足を追求し、誰にでも使いやすい商品、   地球環境に配慮した商品やサービスを提供します。

2 私たちは、人権を尊重し、法令を遵守するとともに、透明で公正な行動で、   良識ある企業活動を行います。

3 私たちは、社会とのコミュニケーションをはかり、   積極的に企業情報を開示します。

4 私たちは、働くすべての人々の多様性、個性を尊重するとともに、   安全で働きやすい環境を確保し、ゆとりと豊かさを実現します。 5 私たちは、地球資源を有効に活用します。

6 私たちは、企業市民として、地域や社会に貢献します。 7 私たちは、反社会的勢力とは断固として対決します。 8 私たちは、国際ルールや法律を遵守し、

各国の文化・慣習を尊重することにより、その発展に貢献します。 9 経営トップは、自らの役割として企業倫理の徹底を図ります。 10 経営トップは、本憲章に反するような事態が発生したときには、

自らが問題解決にあたります。

“強く・明るく・美しい会社”に向かって

の徹底」と「お取引先へのCSR啓蒙活動の推進」を実施しました。

主要グループ会社でのCSR経営の事例は、海外も含めた全グルー

プ会社へCSR経営を展開していくための先行事例となっています。

2007年は創業90周年

TOTOはさらに進化していきます

 2007年5月15日には創業90周年を迎え、第4世代を築き始め

ます。当社はこれを機に、「東陶機器株式会社」から「TOTO株式

会社」へと商号変更いたします。

 「TOTO株式会社」が築く第4世代は、現在、当社グループが掲げ

ている「まいにちにユニバーサルデザインを」「暮らしながらそっと

エコロジー」「サービスをこえるきずなを」のミッションのもと、「生

活価値を創造し提供していく企業」へと成長していきたいと考えて

います。

 「人々の暮らしの向上に貢献し、お客様・社会から必要とされる企

業であり続ける」ことを継承しながらも、かつて「東洋陶器」から「東

陶機器」へ商号変更し新しい事業分野へ進出していった以上の進

化を、「TOTO」として成し遂げてまいります。そのためにもCSR経

営を推し進め、お客様をはじめとするステークホルダーの皆さまか

らの声に耳を傾け、対話を進めていくことをお約束いたします。

http:// www.toto.co.jp / company / reports

UR L

社是、TOTOグループ企業理念の詳細はホームページへ

ミッション ビジョン

年齢や身体の状況に 関わりなく、 誰もが安心して快適に 使える水まわり商品や 空間づくりを目指すこと

お客様の立場に立ち、 お客様の気持ちになって お客様との永続的な 信頼関係づくりを 目指すこと 暮らしながら地球を守る

ことのできる、 環境に配慮した 商品開発・技術開発を 目指すこと

美しい

高い倫理観をもって、社会から絶対的な支持を受けることができる 透明性のある“美しい会社”を目指します。

明るく

TOTOで働く皆さんが生きがい・やりがいを感じ、

お客様とも十分なコミュニケーションが図れる“明るい会社”を目指します。

強く

お客様視点に立って、世界のどの会社にも負けない 事業体質やブランドをもつ“強い会社”を目指します。

株主

株主の 皆さまの信頼に

応える

社員

※1

社員にとって 生きがいのある

会社に

社会

社会の一員として 誇りある 信頼づくりを

お取引先

お取引先と 良好に 共存する

お客様

お客様の 満足をすべての

原点に

社会から

必要とされる

企業であり続ける

ために

(5)

人々の暮らしの向上に貢献したい

その強い意志が、TOTOグループのDNA

1917(大正6)年、日本にまだ下水道が整備されていない時代に、「国民の生活文化を向上させたい」、「健康で文化的な生活 を提供したい」という一念から水洗便器の製造に着手したのが、TOTOグループの始まりでした。それから約90年、社会に貢献 したいという強い意志は脈々と受け継がれて今日に至ります。そんなTOTOグループのDNAは現在、トイレ、バスルーム、キッ チン、洗面所、タイル、セラミックなどの中に息づいています。

●1917年 北九州市小倉に東洋陶器株式会社設立 ●1917年 衛生陶器の製造開始

●1937年 茅ヶ崎工場建設 ●1946年 水栓金具の製造開始

●1958年 FRP製浴槽「トートライトバス」発売 ●1962年 社是制定

●1963年 ユニットバスルーム工法開発 ●1967年 小倉第二工場建設 ●1968年 中津工場建設 ●1968年 洗面化粧台発売

●1968年 衛生器具研究会(障害者用器具の研究) 参画

●1969年 商標をTOTOに変更 ●1970年 東陶機器株式会社に社名変更 ●1970年 いものホーロー浴槽の製造開始

衛生陶器のカラー化始まる

●1971年 TOTO銀座パビリオンがオープン ●1971年 障害者用器具発売

●1974年 カタログ「身体障害者のための設備・ 器具について」発行

●1976年 節水消音便器「CSシリーズ」発売

1917--1946

(第1世代)

1947--1976

(第2世代) 発売当時のカタログ (1959年)

ホテルニューオータニに 納入した世界最初のユ ニットバスルーム

洗面化粧台は、日本住宅 公団が採用した洗面ユニ ットがきっかけとなり普及

TOTO銀 座パビリオンは 1971年度の東京都屋外 広告物コンクールで知事 賞「特選」を受賞

1970年代から深刻化した 水不足問題に応え、節水 消音便器「CSシリーズ」を 開発・発売

初代社長 大倉 和親

写真は東洋陶器の前 身、日本陶器合名会社 が 製 造した国 産 初 の 衛生陶器

衛生陶器に不可欠な 水栓金具の製造を開始 1917 衛生陶器の製造開始

1946 水栓金具の製造開始

1963 ユニットバスルーム工法開発

1958 FRP製浴槽「トートライトバス」発売 1971 TOTO銀座パビリオンがオープン

1976 節水消音便器「CSシリーズ」発売

1968 洗面化粧台発売

事業の歩み

1977--2006

(第3世代)

http:// www.toto.co.jp / company / reports

UR L

TOTOの歴史についての詳細はホームページへ

●1977年 インドネシアに初の合弁会社設立 ●1980年 温水洗浄便座「ウォシュレット」発売 ●1980年 いたわり浴槽発売(TOTO初の高齢者配慮商品) ●1981年 システムキッチン発売

●1985年 「ギャラリー・間」開設 ●1985年 「シャンプードレッサー」発売 ●1990年 TOTO KIKI USA INC.設立 ●1990年 6L洗浄便器を米国にて発売 ●1991年 地球環境保全委員会設置 ●1993年 重度身体障害者雇用企業

「株式会社サンアクアトートー」設立 ●1993年 ウォシュレット一体形便器「ネオレスト」発売

●1994年 中国に合弁会社設立

●1996年 高齢者配慮商品「レブリス商品」を発売 ●1998年 ハイドロテクト技術を開発

●1999年 セフィオンテクト(衛生陶器の半永久的防汚       技術)を開発

●2001年 発電機能付き自動水栓「アクアオートエコ」発売 ●2002年 UD研究所(北九州市)設立

●2004年 CSR宣言・CSR推進本部設立 企業理念体系制定

●2006年 バリアフリー化推進功労者表彰 内閣総理大臣表彰

●2006年 R&Dセンター(茅ヶ崎市)設立

東京・乃木坂に建築と インテリアデザインの情 報発信基地として専門 ギャラリーをオープン 水まわりの商品づくりで 蓄積した高度な技術を 駆使した、国産最高級の システムキッチン 「おしりだって、洗ってほ しい」。日本人のトイレ文

化を大きく変えた

光触媒を応用して独自に 開発したハイドロテクト。 外壁に使うと、光によって 汚れを分解し、雨によっ て汚れを洗い流す

バリアフリー化に関する 施設整備、商品開発、普 及活動が評価された

最先端技術とユニバー サルデザイン商品の研究・ 開発・実証・研修の拠点 1981 システムキッチン発売

1985 「ギャラリー・間」開設

TOTO、福岡県、北九州 市の共同出資によって 設立

1993 重度身体障害者雇用企業    「株式会社サンアクアトートー」設立

1998 ハイドロテクト技術を開発

2006 バリアフリー化推進功労者表彰     「内閣総理大臣表彰」受賞

2006 R&Dセンター(茅ヶ崎市)設立 米国で1992年に制定

されたエナジーアクト法 にも対応

1990 6L洗浄便器を米国で発売

タイル&その他

TOTOグループの

事業領域

トイレ

浴室

キッチン 洗面所

1980  温水洗浄便座 ウ「 ォシュレット※1」発売

(6)

節水・省エネ機能などの高い技術力で、

TOTOの商品は世界中で認められています

節水・省エネ機能に代表される高い技術力によって、TOTOは海外でも総合水まわり機器のトップブランドとして、 環太平洋地域から中東、ヨーロッパまで、世界中に事業を展開しています。

TOTOが海外事業に本格的に取り組み始めたのは約30年 前の1977年、インドネシアのジャカルタに合弁会社を設立 したことに始まります。現在では環太平洋地域、米国・中国・ アセアン諸国を中心とする海外13カ国、31の拠点にまで拡大 、 展開されています。

衛生陶器では、エナジーアクト法※1により洗浄水量の6L制

限が義務づけられた米国において、TOTOは他社に先がけ、 6Lでも優れた洗浄力をもつ商品を開発・発売し高い評価を いただきました。その結果2002年の米国の公的機関による 節水便器の洗浄性能テストの1∼3位を独占しています。この 便器は中国等、他市場においても高評価を得ています。また

「アクアオート・エコ(水力発電タイプ)」の節水・節電機能も 市場評価が高く、さらに光触媒技術を応用した防汚・環境浄 化性能を持つハイドロテクトタイルも注目されています。 2005年からは日本の水まわり機器メーカーとしては初めて、 世界のインダストリアルデザインの殿堂であるミラノサロー ネに出展。技術力とともに、TOTOのデザイン性の高さがヨー ロッパをはじめとした先進諸国で評価されました。

TOTOの世界拠点の概要

※1 エナジーアクト法

  アメリカで1 992年に制定されたエネルギーに関する政策。水まわりやランプに対する   基準を設け、1994年1月からは、「メーカーが大便器を生産する場合は、洗浄水量1.6   ガロン( 6 L)以下でなければならない」と定められ、1997年 1月から商業用3. 5ガロン   便器の生産は禁止されました。

ドイツ

BULTHAUP GM BH & CO.

アラブ首長国連邦

ドバイ駐在員事務所

アメリカ合衆国

TOTO USA HOLDINGS. TOTO USA INC.

メキシコ

TOTO SANITARIOS DE MEXICO S.A. DE C.V.

韓国

東陶機器(韓国)

台湾

台湾東陶股イ分有限公司

フィリピン

SIAM MARIWASA TOTO INC. SMT HOLDINGS,INC. MMI PROPERTIES,INC.

インドネシア

P.T.SURYA TOTO INDONESIA

ベトナム

TOTO VIETNAM CO., LTD.

インド

デリー駐在員事務所

シンガポール営業所

タイ

THE SIAM SANITARY FITTINGS CO.,LTD. SIAM SANITARY WARE CO., LTD.

マレーシア

TOTOKIKI(MALAYSIA)SDN. BHD.

中国

東陶機器(中国)有限公司 北京東陶有限公司 東陶機器(北京)有限公司 東陶機器(大連)有限公司 南京東陶有限公司

東陶機器(上海)有限公司 東陶機器(広州)有限公司 東陶機器(香港)有限公司 東陶華東有限公司 上海東陶衛洗麗潔具有限公司

厦門和利多衛浴科技有限公司 ICOT H.K.LIMITED. ICOT広東

●…グループ会社  ■…直営営業所  ▲…関係会社

海外展開

米国

米国では、1989年のロサンゼルスを皮切りに、19 91年に アトランタ、1998年にニューヨークに進出。高付加価値商 品の導入で現在、衛生陶器中高級マーケットにおいてトップ クラスのポジションを獲得しています。

台湾・ベトナム

台湾においては、リモデル住宅や水まわり空間のナンバーワ ンブランドとしてTOTO商品が高く評価されています。また、 ベトナムは現在、ベトナム市場はもとより米国や中国、アセア ン地域向け商品の重要な生産拠点になりました。

中国

中国では、TOTOブランドは住宅のステイタスシンボルになり、 ウォシュレットが新しい生活価値、スタイルを提案する商品と して注目を浴びています。

その他・新規エリア

インド、中東、欧州などのエリアにおいてもTOTOの商品は 販路を拡大しつつあります。特に、公共施設や住宅の建設 ラッシュが続くインドや中東諸国では、環境に配慮した衛生陶 器や水まわりの機器が生活文化の向上に貢献しつつあります。

ミラノサローネで評価されたTOTOのデザイン フィロソフィー

主張しすぎず、さりげなく、どんな空間にも調和し、快適で心地よい時間をご提供する、TOTOの水まわり 商品のデザイン。それを支えるのが、TOTOの5つのデザインエレメントです。オリジナリティ、アフォーダン ス、シンセリティ、インテグリティ、シンプリシティ――。この5つを大切に、美しく心地よいだけでなく、環境 にも配慮した素材、加工方法をデザインに活かすTOTOのデザインコンセプトが、世界最大級の国際家具見 本市「ミラノサローネ2005」で高い評価を得ました。

http:// www.toto.co.jp / company / reports

UR L

海外拠点についての詳細はホームページへ

TOTO企業展ポスター 展示ブース

TOTOは全米最大の水まわり器具展示 会であるK B I S( K ITCHEN/ BATH INDUSTRY SHO W )へ1 995年から 出展しています

(7)

モニタリング

アドバイザリーコミッティー 特別委員会

研究部門 事業部門

企画管理部門 グループ会社

販売部門

コンプライアンス委員会 CSR委員会 リスク管理委員会 品質保証委員会 生販執行会議 他

経営会議

社会に必要とされ続ける企業を目指す

TOTOのCSR経営

TOTOグループのマネジメント体制

(2006年4月改訂)

業務執行体制

取締役会

株主総会

監査役会 会計監査人

報酬委員会 指名委員会

コーポレート・ガバナンス

TOTOグループでは、経営の客観性・透明性を高め、

ステークホルダーの皆さまの満足を実現し、

企業価値を永続的に拡大するための

体制構築を目指しています

●取締役会・監査役会・会計監査人を設置し、法令および定款

に適合した業務執行の決定および職務執行を行います。 また、意思決定を迅速に行い、経営責任を明確にするために 「執行役員制度」を導入しています。さらに、社外の有識者 に経営全般に関する助言をいただく「アドバイザリーコミッテ ィー」を設置するとともに、役員報酬の決定、取締役の選任・ 解任についての客観性・透明性を保つために、社外の有識者 と社内取締役で構成する「報酬委員会」と、代表取締役で構 成する「指名委員会」を設置しています。

●より高い倫理観に根ざした事業活動を行うためにCSR経営を

推進し、その統括部門として2004年に「CSR推進本部」を設 置しました。また、社長を委員長とする「CSR委員会」は、ガ バナンス関連:4部会、地球環境保全関連:5部会、社会・経 営関連:7部会の計16部会で構成され、体系的・継続的に活 動を推進しています。

●社長を委員長とする「コンプライアンス委員会」と「リスク管理

委員会」を設置し、重要な経営事項であるコンプライアンスの 強化およびリスク管理を推進しています。

●より高い内部統制システムを確立するため、新たに執行部門か

ら独立した「内部監査室」を設置し、グループ全体の内部監査 の充実を図っています。

CSR経営

http:// www.toto.co.jp / company / reports

UR L

TOTOのCSR経営についてはホームページへ

分 類 2004年度 2005年度 2006年度

TOTO

グループ 会社

国内

海外

2004∼2006年度活動計画

CSR委員会の推進体制

7部会 5部会 4部会

・CSR教育・啓蒙 ・グループマネジメント ・コンプライアンス ・社会貢献活動

・コンプライアンス徹底、CSR視点のSCM

・お客様満足の一層の向上

・ユニバーサルデザイン、エコ商品のさらなる商品企画・開発

+

・人事マネジメント ・コンプライアンス徹底、CSR視点のSCM

・現状把握、方針検討

・人事マネジメント、社会貢献、 自然環境保護 ・サプライヤー評価基準見直し

・社員活性化

・ステークホルダーダイアログ

CSR担当役員

小野 久雄

現在、内外の企業がCSR経営を展開、推進し ています。反面、金融や証券に絡んだ企業不 祥事も多発しており、これからの企業経営には、 自律的な体制整備にとどまらず、たとえばSOX法※1のように、法制とし

て、企業が自社の公正なコーポレート・ガバナンスを証明することを要 求される動きも出てきました。このような状況において、そうした動きに 先立って企業の透明性を高め、CSR経営を推し進めることが重要と考 えています。

※1 会計不祥事やコンプライアンスの欠如を防止するため、会計監査制度の充実と企業の 内部統制強化を求めるアメリカの法規制。

CSR委員会

CSR委員会を年に2回開催し、重点テーマやグループ会社など の推進部門の活動状況について審議しています。2005年度は、

「全員参加によるCSR経営の推進」をねらいとし、「コンプライア

ンスの徹底」「お取引先へのCSR経営の啓蒙」に重点的に取り

組むとともに、主要なグループ会社に対して体系的なCSR活動 を展開しました。2006年度は、2005年度の活動内容を評価分 析のうえ、さらに活動内容を充実させ、すべてのグループ会社に CSR経営を展開し、推進していきます。

(事務局)CSR推進部 CSR委員会(委員長 社長)

社会・経営関連 地球環境保全関連 ガバナンス関連

お客様満足

ユニバーサルデザイン推進

サプライチェーンマネジメント

販売マネジメント

労働安全衛生

人事マネジメント

社会貢献・地域共生

商品開発

包装・物流

廃棄物

エネルギー対策

環境保全

グループマネジメント

リスクマネジメント

コンプライアンス

(8)

良き企業市民として社会に貢献するために、

コンプライアンスの徹底に取り組んでいます

2006年度も法令等の遵守を基本に、グループで働くすべての人々にさらなる意識浸透を図っていきます。

PDCAサイクルに沿ってコンプライアンスを推進

TOTOでは2001年にグループ・コンプライアンス推進委員 会を設置し2002年に指針を制定。その後2003年にコンプ ライアンス宣言、そして2004年にはグループ・コンプライア ンス方針を発表しました。その間、スピーク・アップ窓口設置 などの制度の整備、また社内意識調査や研修を実施し、コン プライアンスの啓蒙に注力してきました。2005年度はコンプ ライアンスの取り組みを継続的な改善にするため、規定の策定、 意識調査 、社外窓口の設置、社内教育の充実について積極 的に推進してきました。2006年度はこの方針を、海外事業 所やお取引先にまで広げていく予定です。

継続的改善 ・コンプライアンス教育の実施 ・部門別関連法規の整理

および、教育プログラム確立

DO

コンプライアンス推進のPDCAサイクル図

・違反事項への対処 (分析・改善処置) ・水平展開の徹底

ACTION

行動指針の確立

P L A N

・遵守事項のチェック・監査 ・内部通報制度の活性化

CHECK

コンプライアンス

2001 2002 2003 2004 2005

グループ・ コンプライアンス

推進委員会

コンプライアンス指針制定 コンプライアンス宣言

グループ方針

スピーク・アップ制度

研修活動

意識調査 コンプライアンス推進の歩み

コンプライアンスの手引き 取締役の法令ガイド コンプライアンス手帳

● 11月 グループ・コンプライアンス推進委員会発足

● 事業所別コンプライアンス委員会設置

● 6月 

コンプライアンス 指針制定

● 4月

コンプライアンス 宣言

● 10月

コンプライアンス グループ方針制定

● 6月 スピーク・アップ 導入

社外窓口追加 8月 ●

● 職場研修 年1回 ● リーダー研修   年2回 ● 管理・

  監督者研修

2月 配布(2回目) ● ● 6月 配布(全社員)

● 9月 ● 9月 ● 9月

● eラーニング開始 ● 6月 配布

● 1月 配布

● 職場研修 年1回 ● リーダー研修   年2回

● 職場研修 年1回 ● リーダー研修   年2回

TOTOグループコンプライアンス方針

TOTOグループは、あらゆる企業活動において

法令や社会的ルール等を遵守し、公正・透明な行動で、

お客様の満足を目指します。

http:// www.toto.co.jp / company / reports

UR L TOTOグループ コンプライアンス方針の詳細はホームページへ

スピーク・アップ制度

※1

「社外窓口(ヘルプライン)」を設置

「スピーク・アップ制度」への対応は、これまで社内窓口に限られていましたが、 2005年8月から情報提供者のプライバシー保護と窓口の中立性を確保するために

「社外窓口(ヘルプライン)」を設けました。その結果、通報件数が増加し、「社外窓

口」も有効に機能しています。通報された案件に関しては、委員会で適切に処理し、 その結果は情報提供者に必ずフィードバックしています。

2005年度の活動と進捗状況

年々コンプライアンス意識は向上

コンプライアンス意識調査を、対象者を拡大して実施しました。アンケートに社員 約13,000名(2004年度 約9,000名)から回答を得ましたが、その結果、全体の70 %が、仕事を進めるうえで「コンプライアンスを意識する」と回答しています。まだ十 分とはいえないまでも、年々コンプライアンス意識は浸透してきており、より厳しい視 点で自他の行動を観察するようになってきました。

「eラーニング」

「スピーク・アップ制度の概要」

「コンプライアンスの手引き」

コンプライアンスの浸透を目指す取り組み

コンプライアンスへの意識の周知・定着を図るためには、継続した取り組みが必要で す。2005年度の職場研修会には、社員の90%以上が参加。自発的にコンプライア

ンスを学習できるイントラネット上の「

e

ラーニング」も好評で、周知・定着を促進し

ています。また、2002年に発行した「コンプライアンスの手引き」の改訂版も発行し、 職場内での研修に活用されています。2006年度には、スピーク・アップ窓口の連絡 先を表示した社員手帳を作製し、すべての社員に配布して制度のさらなる認知・活用 を推進していきます。

海外グループ会社に関しては、TOTO U.S.A.においてコンプライアンス推進の基本項目 を設定し活動を開始しました。今後の海外での展開の規範となる活動が始まりました。

「コンプライアンス意識調査」

42

%

28

%

21

%

5%

2% 2%

仕事を進めるうえでコンプライアンスを意識していますか 「している」 「ややしている」

合計で70%を維持

実名OR匿名で通報

情 報 提 供 者

ヘ ル プ ラ イ ン

コ ン プ ラ イ ア ン ス 推 進 委 員 会 事 務 局

T O T O グ ル プ

実名で通報

結果連絡 結果連絡

匿名で報告

報復改善要請

調査

改善

詳細質問 / 回答 結果報告 / 報復確認 / 回答

詳細質問 回答

報復確認 回答 本人確認

回答

詳細質問 回答

している ややしている どちらとも言えない

していない あまりしていない

解らない・回答なし

※1 スピーク・アップ制度

(9)

「つくる」から「つかう」まで、

環境負荷の最小化を図っています

TOTOにとって最も大切な環境への取り組みは、お客様にまいにちTOTOの商品を使っていただくことで、 節水・省エネが図れるような、地球にやさしい最良の商品を開発すること。

そしてもちろん、その材料調達から製造・流通過程においても徹底的な省エネに努めています。

独自のエコ商品認定制度と、全部門での徹底した省エネ推進

TOTOが成しうる地球環境への最大の貢献は、エコ商品をお客様にお使いいただくことによって、最 大の環境負荷低減が図れるよう商品をつくることだと考えています。そのために厳しい基準を持つ TOTO独自のエコ商品認定制度を設定し、ほぼすべての商品がこの基準を満たすことを求めています。 その結果、2005年度の新商品に占めるエコ商品化率は96%を超えました。さらに国内グループでの

CO2排出量を、2010年度までに20%削減(1990年度比)することを目標に、全工程における徹底

的な省エネや燃料転換等を進めてきました。その結果、2005年度でほぼ20%削減になりました。 2005年度からは、環境省の呼びかけによる「チーム・マイナス6%」にも参画し、京都議定書 で定めた目標の実現に貢献することを目指しています。

LCCO

2

の削減

環境配慮商品の 購入・調達

グリーン購入

ライフサイクルの すべての段階で 環境に配慮した

商品設計

エコ商品づくり

節水、省エネ、 環境汚染防止、環境浄化

お客様

ご使用時の環境負荷低減

エコマーク商品や グリーン購入法特定

調達品目など

エコ商品

ISO14001他 環境マネジメントシステム

取引先での

環境負荷低減の取り組み

取引先評価

化学物質管理 エコマーク商品や グリーン購入適合商品

調達品評価

3R対応

リデュース リユース リサイクル

環境マネジメントシステム

暮らしながら、地球を守る活動を推進

地域や社会と連携した環境コミュニケーション 全事業活動における環境負荷低減

TOTOグループ

※1

※1 LCCO2:ライフサイクル全体におけるCO2の発生量

※2 3R:リデュース(包装を少なくする)、リユース(繰り返し使用する)、リサイクル(再利用)

環境への

取り組み

※2

■:TOTO支社および国内販売グループ会社

■:TOTO工場および国内製造グループ会社 C O2換 算 係 数は環 境 省のガイドライン 数値を使用しています。過去のデータの 一部において推測値を採用しています。

0 2 12 14 16 18 20 22 '02

'90 '03 '04 '05(年度)

TOTOグループCO2排出量の推移

CO2排出量(万t)

http:// www.toto.co.jp / company / reports

UR L

TOTOグループ地球環境方針の詳細はホームページへ

TOTOグループ地球環境方針

TOTOグループは、「水」に象徴される、地球資源が有効に活用、

循環される「商品づくり」「企業経営」「社会システムの形成」を実現します。

持 続 可 能 で 快 適 な 社 会 の 実 現

材料

調達 はこぶ

廃棄 リサイクル

もどす つくる

地 球 環 境 ・ 資 源 の 保 護

設計 する

メンテナンス サポート

TOTOエコ商品認定基準による商品のライフサイクルアセスメント

(※1)

※1 その製品に関する資源の採取から製造、使用、廃棄、

輸送などすべての段階を通して環境影響を定量的、客観的に評価する手法のこと

2005年度におけるTOTOグループのCO2排出量は

約18.8万tと、2004年度(19.8万t)に比べ、約5%減を達成しました

つかう 長く使える・小型軽量化

省エネ・節水 ムダを出さない

省エネ・節水

カイゼン活動 配送システム改善 列車・船の利用 節電・長く使える 省エネ・節水

法令遵守 水を汚さない ゴミを出さない

包装材の軽量化 資材の再使用 資材の再利用

掃除しやすい 汚れにくい・洗剤削減

大気の浄化 天然材料

安全な原料 鉛低減 脱塩ビ 低ホルム リサイクル材の利用

家全体をTOTOの エコ商品に取り替えると

水まわりの

CO

2

排出量

35

%削減

2005年度の環境負荷と全体概要

水まわり商品の環境負荷比較

OUT OUT

OUT 生産 重量 25.8万t

製品製造

走行

距離 2,119万km

総輸送重量49.1万t

製 造 販 売 物 流

燃料 4.25万kl 電力

15,668万kwh 187.9万m用水 3

排水量 154.9万m3

CO2

15.6万t 廃棄物 4.7万t

ガソリン 2,950kl 電力

2,422万kwh 209kl軽油

CO2 1.7万t

輸送燃料 5,871kl 包装材料 2.9万t

紙系 2.68万t 木系 940t その他 1,202t

CO2 1.5万t

I N I N I N

(備考)●物流の総輸送重量は製品によっては容積換算重量を使用 しており実際の輸送重量とは若干の差異があります。●大気への排 出につきましてはSOxやNOxなども発生しますが対策の主眼はCO2で あり、これのみの表示としています。●CO2排出量の算定は、環境省「事 業者からの温室効果ガス排出量算定方法ガイドライン(案)」に基づ いています。

購入

重量

28.0

万t

原材料・部品

製品製造から物流までの 活動におけるCO2排出量

合計

18.8万t

窯業原料・・・・・・・10.4万t 金属原料・・・・・・・・・2.2万t 樹脂原料・・・・・・・・・1.3万t 合板・ボード類・・・・・1.8万t 購入部品・その他・・12.3万t

原油 換算

( )

まいにち使う水まわり商品は、お客様使 用時の環境負荷が製造時の環境負荷よ りもはるかに大きいものとなっています。 だからこそ、さらに節水や節電ができる

省エネ商品を追求していきます。 商品例:ウォシュレットアプリコット商品ライフサイクル7 年で算出

製造時の 環境負荷 CO2換算

33kg

お客様使用時の 環境負荷 CO2換算

474.6kg

報告対象範囲:TOTO及び国内グループ会社

関連情報 P26

(10)

社会から必要とされる企業であり続けるために必要な

ステークホルダーとの対話

TOTOはステークホルダー(利害関係者)の皆さまとの対話を行っています。直接的、間接的に関わりを持っている ステークホルダーの方々と意見交換を行う機会をさまざまな形で設け、今後のCSR経営の推進に反映していきます。

事業の正しい方向性を定めるステークホルダーとの

継続的なコミュニケーション

お客様、社員、株主、お取引先、社会などのステークホルダー の皆さまに対して、さまざまなコミュニケーションを進めてい ます。ショールームイベントを通じてのお客様との交流、経営トッ プによる社内外への年度方針説明会、IRなどの株主様説明会、 お取引先会合など、定期的なコミュニケーションから、NGO、 地域団体などとの交流、さらにはステークホルダーダイアログ

の開催まで、多様な側面からステークホルダーの皆さまとの意 見交換を行っています。

また、CSRレポートやCSRレポートダイジェスト、さらにはホー ムページ等において、TOTOグループ経営に関する情報を広く 開示し、透明性の高い事業運営に努めています。

ステークホルダーとの

CSRコミュニケーション

ホームページ、CSRレポートでの詳細情報の開示

お取引先ミーティング

CSRレポート配布説明 CSR支援

CSRヒアリング CSR研修

CSRレポート

(日本語版・英語版・中国語版) 各種研修ツール・eラーニング

グループ報 「陶友」 全員配布(国内) イントラネット グループ報による

情報共有化

株主総会 IR(※2)ミーティング 定期情報発信

※1 SRI:SOCIALLY RESPONSIBLE INVESTMENTの略。社会的責任投資と訳される ※2 IR:INVESTOR RELATIONSの略。投資家向け広報活動の意

※3 TOTOは「TOTOグループで働くすべての人々」を「社員」と定義  し、表現しています

CSRレポート配布・説明 アニュアルレポート配布・説明 株主の皆様へ送付 大学・研究機関

主要企業 CSRレポートの定期送付 CSRレポート

株主の 皆様へ

CSR ヒアリング CSRレポート

ダイジェスト版

グループ報 「陶友」 各種展示会 CSRレポート配布・説明

エコ・CSR関連メディア

SRI(※1)・格付機関

CSRレポート配布促進

CSRレポートおよび アンケート回答

ショールーム 工場見学

ステークホルダーダイアログ 工場夏祭り

CSRレポート CSRレポート ダイジェスト版 配布・説明

社員

お取引先

株主

社会

お客様

(※3)

ステークスホルダーとの

コミュニケーション

ステークホルダーダイアログの開催

CSR企画室長

廣塚 謙良

どの会場においても、活発な意見交 換がなされ辛口のご意見やより専門 的なご意見などもいただきました。 TOTOの取り組みをより深く知ってい ただく機会になったと同時に、今後取 り組んでいかなければならない、気づ きやアイデアを頂戴し、とても有意義 なダイアログになりました。

特にCSRの視点で、広くステークホルダーの方々からご意見を 頂戴し、TOTOのCSR経営に役立たせていただくため、2004 年度からステークホルダーダイアログを首都圏や北九州地区 で開催しています。

2005年度に開催したステークホルダーダイアログでは、 TOTOグループのミッションである「ユニバーサルデザイン」

「エコ」「お客様とのきずな」に関連した有識者の皆さま方にお

集まりいただき、TOTOの各担当者と意見交換をさせていた だきました。またホームページなどで参加者を募集した「CSR レポート2005を読む会」では、参加者の皆さま方にTOTOの CSR経営をご説明するとともに、率直なご意見を伺いました。 また小倉第一工場では、地域住民代表や行政ご担当者の方々 をお招きして、環境をテーマにしてダイアログを行いました。

今後もこうしたステークホルダーダイアログを継続的に開催し ていきます。

小倉第一工場環境ダイアログにご参加の 中島校区町内自治連合会会長

佐藤 良水

さん

昭和20年代後半の頃は、TOTO本社のある 紫川周辺も公害がひどかったのですが、今は 川もきれいになり、当時と比べると天国のよう です。TOTOの周辺環境への取り組みが大き いと感じています。

本社でのダイアログにご参加の 水辺に遊ぶ会代表

足利 由紀子

さん

以前に私たちNGOとTOTO中津工場とが協 力して行った地域の子供への環境教育を今 後も継続、発展させてほしいと思います。

http:// www.toto.co.jp / company / reports

UR L

CSRステークホルダーダイアログ

環境ステークホルダーダイアログの詳細はホームページへ

有識者をお招きした「ダイアログ」では、お客様向け ホームページの活用度や、商品リサイクル対応などに ついて、意見交換が行われました。

一般の方をお招きして開催した「ダイアログ」では、 TOTOグループの事業領域からCSR経営体制まで、 さまざまなご質問やご意見をいただきました。

(11)

2005年度活動実績と2006年度活動項目

2005年度の活動実績要約と2006年度活動項目

第5次(2004∼2006年度)地球環境保全 行動計画実績要約(2005年度)は

P48

にあります。

http:// www.toto.co.jp / company / reports

UR L

TOTOのCSR経営についての詳細はホームページへ

2006年度活動項目 関連ページ

区 分 活動テーマ

コーポレート ガバナンス

リスクマネジメント

コンプライアンス

コミュニケーション

ユニバーサル デザインの推進

CSR調達

労働安全衛生

人事マネジメント

社会貢献・地域共生

TOTOグループのCSR経営に関する主な活動の要約と、2006年度 に向けての活動項目を表記しました。 また各項目には関連ページを示していますので、ご参照ください。

エコ(環境配慮商品)の

開発 P8 P17・P26

P12

P12

P14

P18

CO2排出量の

抑制 P16・P26・P29 公害関連法規制の遵守 P48 工場排出物の 減量化 P28・P49

包装材料削減 P16・P28・P49

使用済み製品の 回収・処理システムの

研究 ホームページ PRTR指定化学物質の排出、移動量削減

(対象:代替技術が確立されている物質) P48 エネルギー効率

利用推進 P16・P29・P48 使用禁止化学物質の

不使用証明書入手 P48

活動実績要約

2005年度活動実績

P3 P18

P18 P18 P38

経営の透明性の向上

内部監査体制の充実 新会社法への対応

・社外取締役選任の検討

(2006年6月定時株主総会で選任予定) ・内部監査室を設置(2006年4月)

・会社法に基づくグループガバナンス体制の検討

日本版SOX法対応の検討

リスク管理体制の確立 ・リスクシミュレーションの実施 ・リスク管理委員会の設置 (想定されるリスクの範囲を拡大) リスクシミュレーションの強化

全グループ社員の コンプライアンス意識の 浸透

関係法令の周知徹底

内部通報制度 (スピークアップ制度)の

運用と強化 海外事業所における コンプライアンスの推進

・全グループを対象とした職場研修会の実施 ・全グループを対象としたコンプライアンス

意識調査の実施

・意識調査を反映したeラーニングの実施 ・「法令解説書」の整備

・「法令解説書」を活用した職場研修会の実施 ・「コンプライアンスの手引き」の改訂、

全グループ社員配布 ・全通報案件に対して、対応

(実態調査、改善指導など) ・社外窓口の新規設置

・コンプライアンス推進ガイドの作成 ・海外グループ会社の社長研修会の実施

コンプライアンス意識の浸透(継続)

全通報案件に対して、対応(継続)

海外グループ会社における 社員研修の計画・実施

コミュニケーション ツールの発行と配布

・「CSRレポート2005」の発行

・「CSRレポート2005」ダイジェスト版の発行 (日本語版、英語版、中国語版)

・ダイジェスト版の全国ショールームでの配布開始

・ステークホルダーダイアログの開催

・社内外への「年度方針説明会」の実施 ・海外IRの実施

・スモールミーティングの開催 ・「TOTOグループ報」の新規発行

(社内報からグループ報にレベルアップ) 多様なステークホルダー

との対話の推進

IRの推進

グループ内

コミュニケーションの推進

各ステークホルダーとの 体系的なコミュニケーションの推進

2006年度活動項目 関連ページ

区 分 活動テーマ

お客様の満足 P30

P22 P24 P36 P34 P32 P35 P33 P32 P40 2005年度活動実績

お客様重視の風土醸成

商品品質の更なる向上

お客様視点での サービス向上

・お客様の声のグループ内への発信(継続) ・CS事例のグループ水平展開の実施(継続) ・全社品質保証委員会におけるチェック&

アクションの実施と水平展開の推進 ・未然防止活動の展開

・ショールームなどにおける接客品質の向上(継続) ・全社コールセンター最適化プロジェクト活動の実施

お客様重視の風土醸成(継続)

商品品質の更なる向上(継続)

お客様視点でのサービス向上(継続)

ものづくり の推進

人づくり の推進 基 盤づくり の推進

・ユニバーサルデザイン商品開発の推進

(2005年度のユニバーサルデザイン商品化率:44%) ・階層別ユニバーサルデザイン研修の実施

・eラーニングの実施 ・UD研究所の設立

ユニバーサルデザイン商品化率の向上 (目標:46%)

ユニバーサルデザイン研修体系の構築

ユニバーサルデザイン情報の発信 CSR視点のサプライ

チェーンマネジメントの 推進

・サプライヤーへのCSRアンケートの実施 ・主要サプライヤーへのCSRヒアリングの実施 ・主要海外グループ会社のサプライヤーへのCSR実態調査

CSRアンケート・ヒアリング実施(継続) サプライヤーとのダイアログ実施 サプライヤーへのCSR活動支援

労働災害の撲滅

良好な作業環境の 維持・向上

健康づくり

・「災害事例ビデオ」による安全教育の徹底 ・危険箇所の抽出活動を実施

・安全担当者の養成

・全国安全週間などの週間行事の実施 ・粉塵、騒音などの日常管理項目のチェック・維持 ・全事業所の受動喫煙対策の実施

・全事業所のメンタルヘルス相談窓口設置 ・全事業所の管理者に対する教育啓蒙実施

安全衛生マネジメントのレベルアップ TOTOグループ災害撲滅活動の継続

良好な作業環境の維持・向上(継続)

健康診断の徹底・フォローの強化 メンタルヘルス相談室との連携による 早期発見とフォロー

女性の活用推進

身障者雇用の推進 就業の継続性の確保

働きやすい職場環境の 整備

・候補者の選定及び、育成計画の策定 ・マネジメント研修の実施

・「全社きらめき大会」の開催

・各拠点における「きらめきコミュニティ」の開催 ・グループ全体での障害者雇用率:2.37% ・60歳以上の雇用について方向性と進め方を検討 ・再雇用制度スタート

・長時間労働(残業・休出)対象者の改善指導 ・短時間勤務の拡充(適用期間を小学校3年生まで引き上げ) ・ヘルスケアセンターの設立

「きらめきコミュニティ」活動における 意見を踏まえ、具体的な施策を策定、推進

グループ全体の雇用率維持 中高年齢者の活用 キャリア形成の支援

働きやすい職場環境実現のための施策検討 グループ方針・計画・仕組みの確立

「TOTO水環境基金」活動の

(12)

茅ヶ崎UD研究所オープン、社内外とのネットワークが

「一人でも多くの人に使いやすい」を実現します

あらゆる状況において不便や不快を与えず、安全で快適な商品・空間をお客様に提供したい。

そのためにTOTOは、社内外と連携してのユニバーサルデザインの研究・検証、そして社員の研修の場となる UD研究所を茅ヶ崎に開設いたしました。

TOTOのユニバーサルデザインの拠点施設が誕生

TOTOは1974年にバリアフリーブックを発刊して以来30年以上、一人でも多くのお客 様に、使いやすく、快適で、安全である商品をお届けするために、努力してまいりました。 2002年には北九州市にUD研究所を設立し、ユニバーサルデザイン研究の拠点としてき ました。2004年ユニバーサルデザインを企業ミッションに位置づけ、2006年2月、ユニ バーサルデザインの検証・評価、さらに社員のユニバーサルデザイン研修機能を持つUD 研究所を、茅ヶ崎R&Dセンター内に開設いたしました。UD研究所では、異業種や研究 機関との連携を図り、ユニバーサルデザインの研究開発を進めていきます。

ユニバーサルデザインの基本となる「一人でも多くの人が使いやすいものづくり」という考え方は、「まいに ち必ずみんなが使うもの」というTOTOの商品の原点であり、その意味でユニバーサルデザインはTOTOの 財産の継承です。TOTOの社員や関係者がこのUD研究所に集まり、研究や体験からユニバーサルデザイ ンのものづくりに納得して、その結果続々とユニバーサルデザイン商品が誕生する。そしてそれが世界的に 評価されるような研究所を目指しています。

UD推進本部長

青井 清一

まいにちに

ユニバーサル

デザインを

http:// www.toto.co.jp / company / reports

※当施設は研究施設のため、非公開となっております

UR L

TOTOグループユニバーサルデザイン方針・ UD研究所の詳細はホームページへ

UD研究所が持つ3つの視点「つくる」「育てる」「考える」

モニターの方々やお客様との 対話や検証を繰り返し、新し いユニバーサルデザインを 提案。UDものづくりサイク ルに乗せて継続的に商品開 発を行います。

ユニバーサルデザインへの 理解を深めるため、社員を中 心に高齢者擬似体験や研修 を実施。自分の体でさまざま な体験をすることで、より深 くユニバーサルデザインに取 り組む姿勢を育てます。

産学連携の共同研究や専門 家とのネットワークにより、 外部からの情報を柔軟に取 り入れ、ユニバーサルデザイ ンの基盤を強化します。

UD研究所の主な機能

生活シーン検証スタジオ

実際に調理や洗顔などが体験 できる設備を導入し、家全体 の動線を考えた生活シーンの 検証が可能です。

リビングラボ

昭和40年代の水まわり空間と、 ユニバーサルデザインに配慮 された最新の空間を比較体験 することで、現代の安全で快 適な暮らしと設備を実感でき ます。

シミュレーションルーム

器具の高さや空間の広さを変 えることで、さまざまな方々の 使いやすい標準位置を検証で き、より使いやすい器具の開 発に役立てます。

つくる

育てる

考える

高齢者擬似体験

視覚、聴覚、手足、体全体の動 きを制御する装具を身に着け、 老化を擬似体験。商品開発に 役立てるとともに、研修者のユ ニバーサルデザインへの理解 を深めます。

TOTOグループ ユニバーサルデザイン方針

「まいにち必ず使うもの」「みんなが必ず使うもの」を提供するTOTOグループは、 「一人でも多くのお客様に使いやすい商品とサービス」を提供し、健常者だけでなく、

(13)

まいにちに

ユニバーサル

デザインを

UD研究所は東京大学先端科学技術研 究センターバリアフリープロジェクト・中 野泰志特任教授と共同で、低視力状態の 見え方を再現できる「ぼやけシミュレータ」 を開発しました。サンプルを特殊なすり ガラスを通して観察し、サンプルとガラス の距離を変えることで0.04∼0.3の低視 力状態を任意に再現できます。

東洋大学の高橋儀平教授との研究では、

「紙巻器」「便器洗浄ボタン」「呼出ボタン」

などの配置標準化を重要な課題として 捉え、調査研究を進めました。その結果、 「逆L字型の位置関係」に配置することが、 車いす使用者を含む多くの人が利用可能 で、かつ視覚障害者にもわかりやすいユニ バーサルデザイン配慮プランであるという 結論に至りました。

便器から立ち上がる過程において、使用 者の運動能力と便器の形状や配置が合 っていない場合、どのような負荷が身体 にかかっているのかを、条件を変えなが らコンピュータ解析します。この首都大 学の橋本美芽准教授の研究から、運動 能力が低下した状態でも安定した動作 のしやすい便器、便座形状とはどういう ものなのかを明らかにしていきます。

UD研究所が進める産学連携共同研究

UD研究所では、ユニバーサルデザインに関連するさまざまな分野で、研究機関との共同研究を進めています。

「平成17年度バリアフリー化推進功労者表彰」で

「内閣総理大臣表彰」を受賞

2001年に創設された「バリアフリー化推進功労者表彰」は、バリアフリーの推進に功績のあったものを表 彰し、優れた取り組みを広く普及させることを目的としています。4回目となる平成17年度表彰において、 TOTOはパブリックトイレにおける多目的トイレの普及活動などがバリアフリー社会の構築に大きく貢献し、 きわめて顕著な功績があったとして「内閣総理大臣表彰」を受賞しました。

東洋大学ライフデザイン学部

人間環境デザイン学科

との共同研究

首都大学東京

健康福祉学部との共同研究

小泉内閣総理大臣より表彰を受ける木瀬社長

視力1.0以上想定(左)と視力0.04想定(右)の見え方の違い 検証の様子 3次元解析装置でアニメーション化された動作の画像

東京大学

先端科学技術研究センター

との共同研究

http:// www.toto.co.jp / company / reports

UR L

ユニバーサルデザインの詳細はホームページへ

UDサイクル

TOTOの

ユニバーサルデザイン5原則

・姿勢、動作が楽 ・わかりやすく簡単な操作 ・使用者の違い・変化に対応 ・快適

・安全

●気づき

発売 生活シーン検証

新規コンセプト構築・具現化 (企画・設計・試作)

●使用者/訴求点の明確化 ●要求品質の明確化 設計仕様への落とし込み

お客様ニーズ調査

(改良) 生活実態調査

TOTO

TOTO

TOTO

お客様

お客様

●さらにお客様視点での

商品確認

一人ひとりの

お客様に応じた 価値提案・伝達 生活シーン提案

使用実態調査

(修正・改良)

お客様

ユニバーサルデザイン研究を商品化につなげる「UDサイクル」

ユニバーサルデザイン商品開発の基本となる「TOTOユニバーサル5原則」(図参照) を念頭に、市場でのお客様ニーズ調査の結果や、モニターの方々のご協力から生まれた 「気づき」を、誰もが使いやすいと感じる具体的な

「気配り」としてかたちにし、それを取り入れた試 作品を制作。それをさらに検証し商品へと完成さ せていきます。そして発売後はご購入者への使用 実態調査を行い、改良すべき点を追求、新たな商 品へ反映します。この一連のサイクルをTOTOで は「UDサイクル」と呼んでいます。

「UDサイクル」から生まれた

「タッチスイッチ水栓」

2004年に発売された浴室用タッチスイッチ 水栓は、その優れた操作性でお客様から好 評をいただきました。また浴室だけでなく、キッ チン・洗面所用への要望も高く、その声を受 けて商品を開発。モニターによる「生活シー ン検証」でもその使いやすさが確認されまし た。発売前には「キッチン作業の実情、困り ごと」についてのインターネット調査も行い、 その中で調理作業中に最も汚れが気になる ところは、キッチン水栓の「汚れ」であること もわかりました。こうしたデータを商品に反 映し、TOTO商品のユニバーサルデザイン 機能をさらに向上させていきます。

(14)

「地球にやさしい」を追求するTOTOの理念は、

商品そのものから、そのパッケージにまで及んでいます

お客様にまいにち快適に使っていただきながら、知らず知らずのうちに省エネにつながるTOTOの水まわり商品。 「さりげなくエコロジー」を実現するTOTOの技術開発力は、商品だけでなく

パッケージの省エネ追求にも活かされています。

節水機器で家庭のCO

2

排出量を削減

エコ商品に取り替えると 家全体をTOTOの

水まわりの

CO

2

排出量

35

%削減

キッチ ン

浴 室

洗 面 所

水使用量85%の削減と ガス使用量73%の削減 (ただし電気使用量増加)

水使用量21%の削減と 電気使用量27%の削減で

水使用量24%の削減と 電気使用量24%の削減で

トイレ

水使用量54%の削減と 電気使用量65%の削減で

CO2

62

%の削減

CO2

53

%の削減

CO2

26

%の削減

CO2

24

%の削減

〈対象商品〉

ウォッシュアップエコ

〈対象商品〉

魔法びん浴槽 クリックシャワー

〈対象商品〉

ネオレストSD 手洗い自動水栓

〈対象商品〉

シングルレバー水栓

暮らしにそっと

エコロジー

家庭のCO2をチェックする「リモデルエコチェッカー」をホームページで公開しています

「現在お使いの水まわり商品」を使うことによるCO2排出量とランニングコスト、および「おすすめのエコ商品」に買い替えた時の

それぞれの削減量を簡単に調べられるサイトです。

http:// www.toto.co.jp / company / reports

UR L

TOTOグループ地球環境方針

TOTOグループは、「水」に象徴される、地球資源が有効に活用、 循環される「商品づくり」「企業経営」「社会システムの形成」を実現します。

リモデルエコチェッカー、エコ商品、 包装の取り組みの詳細はホームページへ

「日本パッケージングコンテスト」※1 グッドパッケージング賞 6年連続受賞 進化を続けるTOTOの包装技術

これまでの受賞歴

2000年 ロジスティクス賞※2

ウォシュレット リターナブル包装

2001年 電気機器包装部門賞

一体形ウォシュレット 環境対応包装

2002年 ロジスティクス賞

ウォシュレット リターナブル包装 電気機器包装部門賞※2

ネオレストEX、SD 施工性重視包装

2003年 ロジスティクス賞

部品移送箱 リターナブル包装

2004年 包装技術賞※2

ユニバーサリティ・パーティション 包装構造

2005年 適正包装賞※2

一体形ウォシュレット ペーパージョイント 環境対応包装

※1(社)日本包装技術協会主催で、国内の優れたパッケージとその技術 を開発普及することを目的に実施されています。入賞作品は、さらに優れ たパッケージを表彰するアジアスターコンテストやワールドスターコンテ ストへの出品資格が与えられます

※2「アジアスターコンテスト」アジアスター賞も同時に受賞したパッケージ

業界をリードするTOTOの省包装技術

流通段階での商品の品質を確保しつつ省包装とリサイクル性の向 上を実現した「ウォシュレット一体形便器の包装」が2005日本パッ ケージングコンテスト「適正包装賞」を受賞しました。

TOTO独自のエコ商品認定制度

TOTOは、環境配慮商品の開発促進、およびお客様への環境配慮に 関する情報公開を目的として、「TOTOエコ商品認定制度」を実施し ています。商品企画、設計の段階からLCA(ライフサイクルアセスメ

ント)を用いたCO2排出量の把握を行うなど、独自の製品環境アセス

メント基準に基づき新商品の評価を実施しています。

TOTOではグループ全体を挙げて

包装材料の削減に努めています

2000∼2005年の5年間にグループ全体で9.9%の包装材料の削減 を実現。この取り組みのけん引役を担っているのが、ウォシュレット関 連商品の開発・製造を行う(株)パンウォシュレットの包装チームです。 徹底した省材料設計によるウォシュレットの段ボール包装や、繰り返 し使用が可能な大型建築現場向けのリターナブル包装もこのチーム によって開発されました。

上箱と下箱の固定に 使われるジョイントは、

段ボールの端材をリサイクルした再生品を採用し、 リサイクル性にも配慮しています

受賞した新包装は以前の包装から 約15%の段ボール使用量を削減

(株)パンウォシュレット包装チームのメンバー

TOTOエコ商品認定制度 評価例:ネオレストSD

CO2の排出

環境汚染防止 節水 省エネ

環境浄化 3R対応

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