介護あんしん相談員の在宅への訪問についての協議結果
第 19 回介護あんしん相談員連絡会(H19. 9. 19)
サービス向上検討委員会で訪問先を在宅まで拡大する事について意見があっ たことに対し、このまま施設への訪問だけを続けていくのか、在宅まで拡大す べきかを検討をした結果、次のとおりの意見がありました。
在宅への訪問
賛成意見 反対意見
・ 本 人 や 家 族 か ら 日 頃 の 介 護 に 関 す る不安や疑問、要望を聞けるため、 地域に相談員の活動を周知させ、そ こ か ら 求 め に 応 じ 訪 問 し て は ど う か。
・ ケ ア マ ネ ジ ャ ー が い る の で 要 望 な どはないのではないか。
・ 在宅への訪問となると、本人だけで なく、家族の同意も必要になってく る。
・ ケ ア マ ネ ジ ャ ー や ヘ ル パ ー と の 信 頼 関 係 で 成 り 立 っ て い る 在 宅 サ ー ビスに、ボランティアである介護あ んしん相談員が入るのは難しい。
・ ヘ ル パ ー で さ え 居 宅 に 入 る と き に は気を使っている。物がなくなった と言われた時など、ボランティアの 対応では難しいのではないか。 通所系への訪問
賛成意見 反対意見
・ デイサービスなら、いろいろな方と 話ができるので活動しやすい。
・ 特養から、併設施設であるショート ス テ イ や デ イ サ ー ビ ス の 利 用 者 の 話も聴いて欲しいと依頼がある。
・ 利用者の中には、デイサービスに通 うまでに、様々な事情があり、よう や く 通 う こ と が で き る よ う に な っ た人もいる。相談の必要はないので はないか。
<事務局としての考え>
・ 利用者は、電話等で在宅介護支援センター、地域包括支援センターや介護保 険課にいつでも相談できる状況であり、多種多様な方(家族、ケアマネジャ ー、ヘルパーなどのサービス提供事業者や民生委員など)が関わることがで きる。そのため、介護サービスに関する苦情や不満などを話すことができる。
しかし、施設入所者は、施 設やサービスが気に入らないからと言って苦情を 言えば、出されてしまうのではないかという不安がたえずあり、何も言えず に我慢をしている者がいるのではないか。そのため、日頃の不満等を相談す ることができる介護あんしん相談員を派遣する必要があると考える。
介護あんしん相談員の目的である介護保険サービスの質の向上を考えると、 多くの方が利用するショートステイやデイサービスなどの通所系サービスへ の訪問については、効果が期待できる。
<他市の状況>
山形市の在宅サービスへの派遣について
〔事業者が行うこと〕
①訪問介護事業所に、あらかじめサービス利用者の中から、訪問可能な利用者 を選考してもらう。
②その利用者について、サービス提供内容、認知症の程度や心身の状況、家庭 環境またその利用者を選考した内容等、訪問活動に必要な情報を介護相談員 に伝え、介護相談員との話し合いの中で訪問予定者を決定する。
③その上で、事業者か利用者への電話連絡等を行い、相談員の訪問についての 説明と訪問の同意を得た上で、訪問日程の調整し、決定する。
また、事業所は訪問決定後に利用者を担当する居宅介護支援事業 所へ連絡を 行う。
〔相談員が行うこと〕
① 訪問先の選考等について事業者と話し合いを進め、当日の利用者への連絡に おいても、相談員が自ら訪問の同意のために説明を行うなど、事業者と相談 員がお互い協力し合い訪問先の決定を行う。
② 決定した訪問先と訪問日時等について事務局に文書にて連絡する。
〔事務局が行うこと〕
①相談員から提出された文書を基に、後日利用者へ受入確認の電話連絡と通知 文を送る。
埼玉県秩父市の在宅サービスへの派遣について
〔事業者が行うこと〕
利用者の自宅への訪問日を決めてもらい、相談員に連絡をする。
〔相談員が行うこと〕
承諾を得た居宅介護支援事業所に連絡をし、居宅介護支援事業所(事務所) に出向き、利用者を紹介してもらう。
〔事務局が行うこと〕
居宅介護支援事業所へ相談員派遣の通知をし、居宅支援事業所の承諾を得る。
茨城県日立市の在宅サービスへの派遣について
〔事務局が行うこと〕
事務局から、居宅支援事業所へ連絡をして、利用者を紹介してもらう。事務局 で直接、紹介していていだいた利用者に連絡をして自宅への訪問日を調整して 相談を派遣する。