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概要版 いわき市子ども・子育て支援事業計画(いわき市こどもみらいプラン) | いわき市役所

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Academic year: 2018

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(1)

いわき市子ども・子育て支援事業計画

(いわき市こどもみらいプラン)

(2)

いわき市子ども・子育て支援事業計画ってどんな計画?

計画策定の背景と趣旨

子育て家庭や地域の子どもの育ちをめぐる環境は、急速な少子化や核家族化の進行、地域 のつながりの希薄化、共働き家庭の増加などの影響により様々に変化しています。

この環境の変化に対応するため、子育てしやすい環境の整備を行い、地域の子ども・子育 て支援施策の充実を図るとともに、次世代を担う子どもたちが健全に成長できる社会を目指 す必要があります。

これまで、本市では、「新・いわき市子育て支援計画」(平成 17 年度~26 年度)を策定し、 概ね 18 歳未満のすべての子どもとその家庭を対象とした次世代育成支援を総合的かつ計画 的に推進してきました。

平成 24 年8月には、子ども・子育て支援法をはじめとする「子ども・子育て関連3法」 が制定され、これに基づく「子ども・子育て支援新制度」が平成 27 年度からスタートする ことに伴い、市町村が主体となって様々な取組みを推進することとなりました。

本市におきましては、幼児期の学校教育・保育、地域における多様な子ども・子育て支援 の量的拡充と質的改善を図ることが必要であること、また、妊娠・出産期からの切れ目のな い子育て支援を行い、本市の子ども・子育て支援施策を総合的かつ計画的に推進させるため に、「新・いわき市子育て支援計画」を継承し、新たに「いわき市子ども・子育て支援事業計 画(いわき市こどもみらいプラン)」を策定しました。

計画の期間と位置付け

この計画は、平成 27 年度から平成 31 年度までの5年間を計画期間とし ます。また、この計画は「子ども・子 育て支援法」および「次世代育成支援 対策推進法」に基づく計画であるとと もに、市の上位計画や、保健、医療、 福祉、教育分野等の関連計画との整合 を図ります。

計画の対象

(3)

基本理念

子どもは未来を築くかけがえのない存在であり、子どもたちを等しく「すこやかに」育む のは、「笑顔あふれる」家庭、「成長を見守り、助ける」地域社会全体と考えます。

そして子ども自らも、家庭、地域社会とともに考え、成長しながら、将来、家庭はもとよ り、復興を目指す地域社会を支える人材や国際社会等へはばたく人材となる。

そのための未来へつながる施策を推進し、支援していきます。

基本目標

Ⅰ安心して子ども を産み育てるこ とができるため の支援

子どもをもちたいと願う人や、子どもをもつ人が安心して出産・ 育児ができるような情報提供や相談体制などの充実のほか、子育て と就労の両立ができるよう、地域社会や企業等の普及啓発などによ る環境の整備、そして、男女が協力して子育てに取り組む社会の実 現に向けた啓発等を推進していきます。

Ⅱ子どもが乳幼児期 から成人になるま で、ひとしく、はつ らつ、すこやかに育 まれるよう支援

子どもは一人一人が違った個性を持っています。子どもの権利が 尊重され、ひとしく、健やかに成長できるよう、差別や虐待から守 っていくとともに、各種相談や健康診断等による健康づくりを推進 し、自らの育ちも支援し、さらには、家庭や学校、地域等が連携し た教育が実現できるよう環境整備を推進していきます。

Ⅲ子育てを、まち の復興とともに 社会全体で支援

子どもが未来をひらいていくための基盤は、家庭や地域社会であ ると考えます。

したがって、被災した地域社会の復興と併せて、子育て支援の充 実を図るため、子どもを育む基盤である家庭や地域社会を取り巻 く、生活環境や社会資源となる人材をまちの復興とともに、整備、 育成することを併せて実施することによる子育て支援の充実に取 り組んでいきます。

すべてのこどもが、

家庭や社会の中で、ひとしく、

すこやかにはぐくまれ、自らも成長し、

未来(みらい)をひらいていく”

(4)

いわき市はどんなことに取り組むの?

1 安心して妊娠・出産ができる環境の整備

(1)妊娠・出産への支援 (2)不妊への支援

2 就労と子育ての両立支援

(1)多様な教育・保育環境の整備 (2)子育てしやすい雇用環境の整備

3 男女共同参画の推進

(1)男女共同参画による子育ての推進

1 子どもの人権尊重の推進

(1)子どもの権利尊重に関する意識の醸成 (2)児童虐待防止体制の整備

2 子どもの健全育成

(1)子どもの健全育成

3 健康な子どもを育てるための支援

(1)子育てに関する相談・情報提供の充実

(2)子育ての相互支援と仲間づくりの推進

(3)生活習慣の基礎づくりに向けた支援

(4)疾病予防・事故防止対策の推進

(5)小児医療の充実

4 乳幼児期から成人まで切れ目ない療育支援の推進

(1)障がいの早期発見・相談

(2)障がいのある子どもの教育・保育・療育の充実

5 生きる力を育む教育の推進

(1)家庭教育の推進

(2)学校教育の充実

(3)多様な体験活動の推進

6 学童期・思春期から成人期に向けた保健対策の推進

(1)思春期等における保健対策の推進

(2)心の問題への支援

基本目標Ⅰ

安心して子どもを産み育てることができるための支援

基本目標Ⅱ

(5)

■本計画に位置付けられた主な取組み

出産支援金支給事業

乳幼児健康診査

子ども元気パーク整備事業

放課後児童クラブ

1 地域におけるさまざまな子育て支援

(1)子どもを育てる地域活動の推進

(2)子どもの安全確保の推進

2 子育てに配慮した生活環境の整備

(1)子育てにやさしい住宅環境の整備

(2)安心して外出できる生活環境の整備

3 安心して遊べる生活環境の整備

(1)安心・安全の放射線対策

(2)震災により被災した子どもの心のケア

(3)教育・保育施設の耐震化・改修・復旧

4 支援を必要とする子どもとその家庭への取組み

5 子育て支援に関わる人材の創出と育成

(1)子育て支援に関わる人材の創出と育成

(1)ひとり親家庭等への支援

(2)障がいのある子どもとその家庭に対する支援

(3)医療費の軽減

(4)避難児童及び保護者への支援の推進

基本目標Ⅲ

子育てを、まちの復興とともに社会全体で支援

出産を奨励・祝福するとともに、出産に係る 経済的な負担を軽減し、安心して子どもを産み 育てることが

できる環境の 整備に寄与す るため、出産 支援金を支給 します。

子どもの健全育成を図るため、仕事などで昼 間保護者がいない家庭の、小学生のお子さん に、適切な遊び

や生活の場を提 供します。 子育て支援や児童の健全育成機能を併せ持

ち、年間を通じて活動できる屋内運動施設を整 備するととも

に、既存公園 の改修等を行 うことにより、 子ども元気パ ークを整備し ます。

お子さんの健やかな成長のために、発育・発 達の節目の時期に定期健康診査を行うととも に、生活習慣

(6)

子ども・子育て支援新制度ってどんな制度?

子ども・子育て支援新制度について

子ども・子育て支援新制度は、大きく以下の2つに分かれます。

新制度では、保護者からの申請を受けた市町村が、子どもの年齢や基準に応じ、保育の 必要性を認定したうえで、給付を行う仕組みとなります。また、地域子ども・子育て支援 事業は、すべての子育て家庭を支援する事業であり、保育の必要性の認定にかかわらず利 用できます。

認定区分 子どもの年齢 保育の必要性 利用施設等 利用時間

教育標準

時間認定 1号 3-5歳 なし

幼稚園

認定こども園 教育標準時間

保育認定

2号 3-5歳 あり 保育所

認定こども園

保育標準時間 保育短時間

3号 0-2歳 あり

保育所 認定こども園 地域型保育事業

保育標準時間 保育短時間 地域子ども・子育て支援事業 子どものための教育・保育給付

施設型給付

○幼稚園 ○保育所 ○認定こども園

地域型保育給付

○小規模保育 ○家庭的保育 ○居宅訪問型保育 ○事業所内保育

○利用者支援事業

○地域子育て支援拠点事業 ○妊婦健診事業

○乳児家庭全戸訪問事業(いわきっ子健やか訪問事業) ○養育支援訪問事業

○子育て短期支援事業

○ファミリー・サポート・センター事業(子育て援助活動支援事業) ○一時預かり事業

○延長保育事業(時間外保育事業) ○病児・病後児保育事業

○放課後児童健全育成事業

○実費徴収に係る補足給付を行う事業 ○多様な事業者の参入促進・能力活用事業

(7)

教育・保育提供区域の設定

教育・保育提供区域とは、市町村が、地理的条件、 人口、交通事情その他の社会的条件、教育・保育施設 の整備の状況等を総合的に勘案して定める区域です。 設定した区域ごとに教育・保育及び地域子ども・子育 て支援事業を実施することとなります。

本市では、地理的条件や人口、交通事情、意向調査 等を勘案し、保健福祉等の申請・相談窓口となってい る地区保健福祉センター単位を教育・保育提供区域と して設定します。(=7区域)

教育・保育の量の見込み

本計画では、子どもの年齢に応じた1号~3号の認定区分ごと、教育・保育提供区域ごと の「量の見込み(需要)」を設定しております。量の見込みは、平成 25 年度に実施したニー ズ調査結果等を基に、現在の教育・保育の利用状況等を勘案して設定しました。

■市全体の量の見込み

認定区分/年齢区分/施設区分 H27 年度 H28 年度 H29 年度 H30 年度 H31 年度

1 号

3~5 歳 幼稚園、認定こども園

3,107 人 3,066 人 3,112 人 3,097 人 3,062 人

2 号 保育所、認定こども園 4,708 人 4,643 人 4,716 人 4,691 人 4,641 人

3 号

1・2 歳 保育所、認定こども園、

地域型保育

1,888 人 1,942 人 2,075 人 2,053 人 2,027 人

0 歳 466 人 463 人 458 人 454 人 447 人

合計 10,169 人 10,114 人 10,361 人 10,295 人 10,177 人

※ 計画書本編では、この量の見込みに対応するよう、幼稚園、認可外保育所等事業者の 移行希望の有無及び移行する時期等の意向を踏まえて、教育・保育施設及び地域型保育 事業による「確保方策(供給)」(確保の内容及び実施時期)を設定しております。

【量の見込み及び確保方策の主な考え方】

○ あくまでも5か年間の目標値として設定しているため、この数値どおりに教育・保育 施設や地域型保育事業が整備されるとは限りません。

(8)

計画はどうやって進めていくの?

地域子ども・子育て支援事業の量の見込み

■市全体の量の見込み

事業名 H27 年度 H28 年度 H29 年度 H30 年度 H31 年度 ①利用者支援事業

(実施箇所数) 4 か所 7 か所 7 か所 7 か所 7 か所 ②地域子育て支援拠点事業

(のべ利用者数/月) 2,124 人 2,180 人 2,181 人 2,212 人回/月 2,244 人回/月 ③妊婦健診

(健診人数/健診回数)

健診人数 2,665 人

健診人数 2,665 人

健診人数 2,665 人

健診人数 2,665 人

健診人数 2,665 人 健診回数

31,980 回

健診回数 31,980 回

健診回数 31,980 回

健診回数 31,980 回

健診回数 31,980 回 ④乳児家庭全戸訪問事業

(訪問人数) 2,529 人 2,529 人 2,529 人 2,529 人 2,529 人 ⑤養育支援訪問事業

(訪問人数) 273 人 273 人 273 人 273 人 273 人 ⑥子育て短期支援事業

(のべ利用者数/年) 124 人 124 人 123 人 121 人 120 人 ⑦ファミリー・サポート・

センター事業 (のべ利用者数/年)

就学前 455 人

就学前 448 人

就学前 440 人

就学前 434 人

就学前 430 人 就学後

1,987 人

就学後 1,955 人

就学後 1,919 人

就学後 1,896 人

就学後 1,878 人 ⑧一時預かり事業

(のべ利用者数/年)

幼稚園 164,591 人

幼稚園 162,384 人

幼稚園 164,222 人

幼稚園 163,221 人

幼稚園 161,337 人 保育所

20,331 人

保育所 20,087 人

保育所 19,862 人

保育所 19,613 人

保育所 19,322 人 ⑨延長保育事業

(利用者数/年) 1,516 人 1,497 人 1,504 人 1,492 人 1,473 人 ⑩病児・病後児保育事業

(のべ利用者数/年) 1,256 人 1,240 人 1,229 人 1,216 人 1,197 人 ⑪放課後児童クラブ

(利用者数/年) 2,242 人 2,242 人 2,242 人 2,242 人 2,242 人

本計画は、いわき市社会福祉審議会児童福祉専門分科会(子ども・子育て会議)において、 毎年度点検・評価等を行います。また、区域ごとの「量の見込み」・「確保方策」については、 施設・事業の認可状況や利用状況、整備状況等を踏まえながら、必要がある場合は計画を見 直すこととします。

なお、子ども・子育て支援の推進においては、柔軟で総合的な取組みが必要であることか ら、この取組みを評価するため、利用者の視点に立った指標を設定し、点検及び評価を毎年 度行い、施策の改善・発展につなげていきます。

発⾏年⽉:平成27年3⽉

編集・発⾏:いわき市保健福祉部子ども・子育て支援室子育て支援課 〒970-8686 いわき市平字梅本 21 番地

TEL:0246-22-7483 FAX:0246-22-7554 URL:http://www.city.iwaki.fukushima.jp

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