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平成16年3月期 決算短信( 連結 ) (平成16年 4月26日) 株式会社トーメンデバイス TOMEN DEVICES CORPORATION

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(1)

平成16年3月期 決算短信(連結)

平成 16 年4月 26 日

上 場 会 社 名

株式会社トーメンデバイス

上場取引所 東

2737

本社所在都道府県 東京都

(URL ht t p: / / www. t omendevi c es . c o. j p)

役職名

代表取締役社長

氏名

石川静香

問合せ先責任者

役職名 常務取締役経理部長 氏名 山本 聰

TEL(03)5640−1301(代表)

決算取締役会開催日

平成 16 年4月 26 日

親会社名 株式会社トーメン( コード番号:8003)

親会社における当社の株式保有比率 58. 0%

米国会計基準採用の有無

(平成 16 年4月1日現在

55. 9%)

1.平成16年3月期の連結業績(平成15年4月1日∼平成16年3月 31 日)

( 1) 連結経営成績 (百万円未満切り捨て

売 上 高 営業利益 経常利益

16年3月期 15年3月期

百万円 % 104, 857 ( − )

− ( − )

百万円 % 2, 182 ( − )

− ( − )

百万円 % 1, 878 ( − )

− ( − )

当期純利益

1株当たり 当期純利益

潜在株式調整後1株 当たり当期純利益

株 主 資 本 当期純利益率

総 資 本 経常利益率

売 上 高 経常利益率

16年3月期 15年3月期

百万円 % 1, 079 ( − )

− ( − )

円 銭 188 61

− −

円 銭 − − − − % 19. 2 − % 7. 1 − % 1. 8 − (注)① 当社は、平成 15 年3月期までは連結財務諸表を作成しておりませんので、平成 15 年3月期の連結実績は

記載しておりません(以下、同じ)。

② 持分法投資損益 16 年3月期 − 百万円 平成 15 年3月期 − 百万円 ③ 期中平均株式数(連結) 16 年3月期 5, 675, 770 株

平成 15 年3月期

− 株 ④ 会計処理の方法の変更 無

⑤ 売上高、営業利益、経常利益、当期純利益におけるパーセント表示は、対前期増減率

( 2) 連結財政状態 (百万円未満切り捨て

総 資 産 株主資本 株主資本比率 1 株当たり株主資本

16年3月期 15年3月期

百万円 30, 398

百万円 6, 975

% 22. 9 −

円 銭 1, 141 73

− − (注)期末発行済株式数(連結) 16 年3月期 6, 102, 000 株 平成 15 年3月期 − 株

( 3) 連結キャッシュ・フローの状況 (百万円未満切り捨て

営 業 活 動 に よ る キャッシュ・フロー

投 資 活 動 に よ る キャッシュ・フロー

財 務 活 動 に よ る キャッシュ・フロー

現金及び現金同等物 期 末 残 高

16年3月期 15年3月期

百万円 △4, 325

百万円 6

百万円 1, 646

百万円 2, 632

( 4) 連結範囲及び持分法の適用に関する事項

連結子会社数 1社

持分法適用非連結子会社数 −

持分法適用関連会社数 −

( 5) 連結範囲及び持分法の適用の異動状況

連結(新規)

1 社 (除外) −

持分法(新規) −

(除外) −

2.平成17年3月期の連結業績予想(平成16年4月 1 日∼平成17年3月 31 日)

売 上 高 経 常 利 益 当期純利益

中 間 期 通 期

百万円 58, 000 122, 000

百万円 1, 000 2, 150

百万円 570 1, 220 (参考)1 株当たり予想当期純利益(通期) 199 円 93 銭

(2)

1.企業集団の状況

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社トーメンデバイス)、親会社、子会社1社及び その他の関係会社1社で構成され、当社及び子会社は半導体及び電子部品などの売買を主な事業としております。

当社の親会社である株式会社トーメンは、複数の事業部門を持ち広範な分野で多角的な事業を展開している総 合商社であり、各事業部門傘下に多数の子会社を育成し、トーメングループを形成しております。

当社のその他の関係会社である株式会社トーメンエレクトロニクスは、株式会社トーメンの連結子会社であり、 多数の外国系半導体メーカー製の半導体及び電子部品などの売買を主な事業としております。

当社は、株式会社トーメンエレクトロニクスの韓国サムスン電子社製半導体の販売部門を分離独立させる形で 設立された経緯から、設立以来、韓国サムスン電子社製半導体及び電子部品の販売に特化しているのに対し、株 式会社トーメンエレクトロニクスは、韓国サムスン電子社以外の外国系半導体メーカーの半導体及び電子部品を 取り扱うことで棲み分けております。

また、当社及び子会社は、国内においては、当社が日本サムスン株式会社より仕入れて国内得意先に販売し、 海外においては、当社の海外支店(ホンコン支店及びシンガポール支店)及び子会社(上海東棉半導体有限公 司)が韓国サムスン電子社グループから仕入れて、海外得意先(主として日系電子・電気機器メーカー)に販売 しております。

(注)その他の関係会社であった日本サムスン株式会社は、当社の平成15年9月3日を払込期日とする有償一 般公募増資による新株式1,000,000株の発行に伴い、その保有比率が16.3%から13.6%に変更した結果、 その他の関係会社に該当しないことになりました。

当社及び子会社の当該事業に係る主な取扱商品は、次のとおりであります。

なお、当社グループは、半導体及び電子部品の売買事業の単一セグメントであるため、品目別に記載しており ます。

品 目 別 主 要 取 扱 品 目 半導体

メモリー DRAM、SRAM、FLASHメモリー、MCP システムLSI SOC(ASIC、マイコン)、LCDドライバー 液晶デバイス TFT液晶パネル、TFT液晶モニター

その他 蛍光表示管等

[事業系統図]

以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。

販 売 販 売 販 売

販 売 (一部の商品)

仕 入 仕 入 仕 入

国 内 得 意 先 海 外 得 意 先

(親 会 社) ㈱トーメン

(その他の関係会社) ㈱トーメンエレクトロニクス

当 社

(本社・国内営業所) (海外支店)

国 内 仕 入 先 (日 本 サ ム ス ン ㈱)

海 外 仕 入 先 (韓国サムスン電子社グループ)

(3)

2.経営方針

(1)会社の経営の基本方針

当社は、当社の経営理念である「先端ニーズの未来を見据え、最新の情報でグローバルなパートナーシップを 構築します」のもと、韓国サムスン電子社製半導体及び電子部品の販売に特化した事業展開を通じて、顧客に密 着したきめ細かなサービスを提供し、顧客に満足していただくことを経営の基本方針としております。

(2)会社の利益配分に関する基本方針

当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして認識し、株主には安定かつ継続的な利益の還元 を果たすべく業績の向上に努めるとともに、経営基盤の強化のための内部留保の充実も勘案しつつ、業績に相応 しい配当を行うことを利益配分の基本方針としております。

また、内部留保資金につきましては、経営基盤の強化及び事業拡大に伴う資金需要に備える所存であります。

(3)投資単位の引下げに関する考え方及び方針等

当社は、当社株式の流動性の向上及び株主数の増加を資本政策上の重要な課題と認識し、投資家の皆様がより 投資しやすい環境を整えるため、平成15年1月6日より1単元の株式数を1,000株から100株へ変更いたしました。 なお、1単元(100株)の投資金額は、平成16年3月31日の終値ベースで22万円程度となっております。

(4)目標とする経営指標

当社は、連結売上高1,000億円を平成18年3月期に達成するという目標を掲げてまいりましたが、この目標を 当連結会計年度(平成16年3月期)に繰り上げ達成することができました。また、平成16年1月には環境マネ ジメントシステムの国際規格である「ISO14001」の認証を取得、平成16年3月には念願であった東京 証券取引所市場第二部への当社株式上場も達成することができ、当社設立後12年目の本年度は記念すべき年で ありました。

当社はこれを機会に、新たな経営目標数値を連結売上高1,500億円とし、一日も早く達成できるよう全社一丸 となって邁進努力してまいります。

(5)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題

半導体市場は平成13年、平成14年の低迷期を脱し平成15年は10%を越すプラス成長に転じ、特にデジタル家 電向けの半導体需要が今後も底堅いとの見方から、平成16年、17年はプラス成長を続けるものとみております。

韓国サムスン電子社は好調なマーケットを背景に大型の設備投資を継続しており、これを受けて当社も、上 記(4)のとおり、新たに連結売上高1,500億円達成を経営目標数値といたしますが、この目標を達成するため、 次の戦略・課題に取り組んでまいります。

① 人材の育成・増強

商社は人材が資産であります。少数精鋭・効率経営を標榜する当社にとって、仕入先メーカーと顧客との間 のインターフェースとしての役割を果たし、仕入先メーカー・顧客の双方から信頼を得られる人材の育成・増 強は重要な課題と認識しており、この点に更に力を入れてまいります。

② 海外拠点の強化

当社は平成14年6月に中国・上海に販売子会社(上海東棉半導体有限公司)を設立いたしましたが、平成 20年の北京オリンピックを控え中国市場は今後更に拡大していくことは間違いなく、中国市場に対する体制強 化のため中国南部地域の日系電子・電気機器メーカーへのサポートを目的にホンコンに隣接する深圳地区に駐 在員事務所を設置(平成16年4月20日付で現地での政府関連登記が完了)、深圳駐在員事務所として業務を開 始いたしました。これにより、ホンコン支店(平成7年開設)、シンガポール支店(平成8年開設)、上海子 会社と併せ、アジアに4箇所の販売拠点を持つこととなり、アジアでの拡販を推進してまいります。 ③ 中・小型液晶パネルの拡販

(4)

(6)コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方及びその施策の実施状況

従業員、取引先、地域社会といった企業を取り巻く関係者の利害関係を調整しつつ株主の利益を最大限尊重し、 企業価値を高めることが経営者の責務でありますが、経営執行の過程において、取締役会の合議・監督機能、 監 査 役 会 の 監 査 ・ 監 視 機 能 あ る い は 社 内 の 組 織 ・ 業 務 分 掌 に お け る 牽 制 機 能 な ど を 有 効 に 発 揮 さ せ る こ と に よって、経営の健全性、公平性、透明性を保つことがコーポレート・ガバナンスの基本であると考えておりま す。また、このような観点から、社内の法令遵守に対する倫理観の浸透、会社情報の株主・投資家に対する適 時開示には特に留意しております。

① 会社の経営上の意思決定、執行及び監督に係る経営管理組織その他のコーポレート・ガバナンス体制の状況 a. 経営上の意思決定体制並びに取締役会及び監査役会の状況

経営上の意思決定最高機関である取締役会は、取締役会規程に基づき、定時取締役会を原則として月1回、 臨時取締役会を必要に応じて随時開催しておりますが、迅速な経営判断を行うため取締役7名の少人数の構 成としております。また、このうち3名は社外取締役(いずれも非常勤)で、非業務執行役員として経営全 般について積極的な意見・助言を得るように努めております。

当社は、商法特例法上の大会社となりましたので、平成15年6月に開催した第12回定時株主総会をもって 監査役2名を増員したうえで監査役4名体制の監査役会を設置いたしました。このうち3名は社外監査役で あり、非常勤監査役を含め各監査役には取締役会に出席し取締役の業務執行状況を把握し、適宜・適切な意 見・助言を求めております。

b. 内部統制システム及びリスク管理体制の整備の状況

当社は、業務の効率的運用と内部統制が機能する体制とすべく、会社の組織・業務分掌・職務権限を定め た「職制規程」その他の諸規程を制定しております。これらの諸規程は定期的に見直しを行い改訂するほか、 必要に応じて規程の新設を行っております。

また、会社の業務活動を厳正中立の立場から検証し、その遵法性並びに経営諸資料の正確性及び信頼性を 確認するため、社長直轄の組織である監査部を配置し、「内部監査規程」に基づき、社内の各部門の業務運 営状況を監査しております。

c. 当社の経営管理組織その他コーポレート・ガバナンス体制を図で示すと、次のとおりであります。

選任・解任 選任・解任 選任・解任 株 主 総 会

取 締 役 会 取 締 役(7名) 監 査 役 会

監 査 役(4名) 業 務 監 査

会 計 監 査 人 (監 査 法 人)

会 計 監 査

代 表 取 締 役 社 長

管 理 部 門

(業務部、経理部) 営 業 本 部

(5)

② 会社と会社の社外取締役及び社外監査役の人的関係、資本的関係又は取引関係、その他の利害関係の概要 社外取締役3名(いずれも非常勤)のうち、1名は親会社である株式会社トーメンの執行役員、1名は親会 社の連結子会社であり当社の大株主である株式会社トーメンエレクトロニクスの代表取締役社長、1名は当社 の商品供給元であり大株主である日本サムスン株式会社の常務取締役であります。

社外監査役3名のうち、常勤監査役1名は親会社出身、非常勤監査役1名は親会社の中堅社員、非常勤監査 役1名は大株主である株式会社トーメンエレクトロニクスの幹部社員であります。

③ 会社のコーポレート・ガバナンスの充実に向けた取り組みの最近1年間における実施状況

前述のとおり、当社は平成15年6月開催の第12回定時株主総会をもって、監査役2名を増員したうえで監査 役4名体制の監査役会を設置いたしました。

また、内部情報の適時開示とIR活動の観点から、決算説明会(平成15年5月開催)、株主懇談会(平成15 年6月の第12回定時株主総会終了直後に開催)、中間決算説明会(平成15年11月開催)、第3四半期決算説明 会(平成16年2月開催)などを通じて、会社の内容及び状況を株主や投資家に理解していただくよう努めまし た。

(7) 関連当事者(親会社等)との関係に関する基本方針

(6)

3.経営成績及び財政状態

(1)経営成績

当 連 結 会 計 年 度 に お け る 世 界 経 済 は 、 懸 念 さ れ た S A R S 問 題 が 比 較 的 早 期 に 終 結 し 、 イ ラ ク ・ パ レ ス ティナ問題など中東における不安定要因はあるものの中国を中心とする東南アジアは引き続き高い成 長 率 を 維持しており、米国経済も年後半には回復に転換したものと思われます。

また、わが国 の経済は、急 成長を続けて いる中国向け の輸出が大き く伸びたこと による輸出企 業の収益力 の改善、リストラ効果による企業体力の回復、設備投資の復調の兆しなどが政府発表の各種経済指標 に も 反 映されてきており、個人消費の回復に遅れはあるものの全体としては景気の回復基調が明確になって き た と いえます。

一方、半導体 市場を概観し ますと、平成15年10月に発 表 されたWST S(世界半導 体市場統計) の2003 年 秋季世界半 導 体市場予測 に よりますと 、2003年の世界 半 導体市場は 前 年比14.2%増 、日本市場 は22.5%増と 予測しております。日本市場が大きく伸びた背景には、日本発のデジタル家電、即ち、デジタルカメ ラ 、 D VD、液晶テレビやPDPテレビなどが大きく伸びたことが要因としてあげられます。

このような状 況下にあって 当社は、主力 のメモリー半 導体に加え液 晶デバイスが 大幅に伸びた ことから当 連結会計年度の業績は、売上高1,048億57百万円、経常利益18億78百万円、当期純利益10億79百万円となりま した。

(注)当連結会計年度より連結財務諸表を作成しておりますので、前年同期との比較分析は行って お り ません。

当連結会計年度の品目別の業績は、次のとおりであります。

なお、当社グループ(当社及び子会社)の事業は、半導体及び電子部品の売買事業の単一事業である た め 、 品目別の業績を記載しております。

(メモリー半導体)

主力のDRA Mはパソコン 等の情報関連 機器向け及び デジタル家電 向けが引き続 き好調で大幅 に増加しま した。SRAMは主要顧客が携帯電話用に価格の安い擬似SRAMへ切り替えつつあることから減少 し た も のの、FLASHメモリーがデジタルカメラ用画像メモリー向けに伸長したほか、携帯電話向けMC P ( M ULTI CHIP PACKAGE)も好調であったため、メモリー半導体の売上高は635億69百万円となり ました。

(システムLSI)

ASICやマイコンなどのSOC(SYSTEM ON CHIP)は ほぼ横這いにとどまったものの、 液 晶パネル駆動用のLCDドライバーの販売が大きく伸びたことから、システムLSIの売上高は68億78 百 万 円となりました。

(液晶デバイス)

大口の新規ユ ーザー向けモ ニター用液晶 パネルの供給 が本格的に立 ち上がったこ とから、液晶 デバイスの 売上高は323億65百万円となりました。

(その他)

蛍光表示管が引き続き好調であった結果、その他の売上高は20億44百万円となりました。 ≪参考≫

前連結会計年度については連結実績がないため、単独の前事業年度及び当事業年度の品目別の販売実績並 びに当連結会計年度の品目別の販売実績を示すと、次のとおりであります。

前事業年度 (自 平成14年4月1日

至 平成15年3月31日)

当事業年度 (自 平成15年4月1日

至 平成16年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

期 別

品目別

(単独) (千円)

前年同期 比(%)

(単独) (千円)

前年同期 比(%)

(連結) (千円)

前年同期 比(%)

メモリー 48,939,685 166.4 63,532,468 129.8 63,569,058 −

システムLSI 6,234,179 99.4 6,878,793 110.3 6,878,793 −

半導体小計 55,173,864 154.6 70,411,261 127.6 70,447,852 −

液晶デバイス 12,175,647 230.3 32,365,102 265.8 32,365,102 −

(7)

所在地別セグメントの業績は、次のとおりであります。 ① 日本

国内は、主にメモリー半導体(とくに主力のDRAMおよびFLASHメモリー)及び液晶デバイスの 販売が好調に推移したことから、売上高は932億65百万円、営業利益は18億40百万円となりました。 ② アジア

アジアは、主にメモリー半導体の中国向け販売が好調であったことから、売上高は115億92百万円、営 業利益は4億23百万円となりました。

(注)営業利益については、日本及びアジアの営業利益の合計22億63百万円から、内部損益に よ る 消 去80百万円を差し引き、連結損益計算書の営業利益21億82百万円となります。

(2)財政状態

当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況

当連結会計年 度における現 金及び現金同 等物(以下「 資金」という 。)は、株式 の発行による 収入があり ましたが、売上高の増加に伴う売上債権の増加、たな卸資産の増加等により、期首に比べて26億89百万円減 少し、26億32百万円となりました。

(注)当連結会計年度より連結キャッシュ・フロー計算書を作成しておりますので、前年同期 と の 比 較分析は行っておりません。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年 度において営 業活動の結果 使用した資金 は、43億25百 万円となりま した。これは 主に、売上 債権の増加額95億94百万円、 たな卸資産の増加額8億84百万円、買掛金の減少額25億50百万円等による 資 金 減少が税金等調整前当期純利益18億82百万円,未払金の増加額75億1百万円等による資金増加を上回 っ た も のであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年 度において投 資活動の結果 得られた資金 は、6百万円 となりました 。これは主に 、投資有価 証券の売却による収入によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年 度において財 務活動の結果 得られた資金 は、16億46百 万円となりま した。これは 主に、株式 の発行による収入17億21百万円によるものであります。

当社グループ(当社及び子会社)のキャッシュ・フロー指標のトレンドは、次のとおりであります。

平成12年3月期 平成13年3月期 平成14年3月期 平成15年3月期 平成16年3月期

自己資本比率(%) − − − − 22.9

時価ベースの自己資本比率(%) − − − − 44.1

債務償還年数(年) − − − − −

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) − − − − −

(注)1.当社は、平成15年3月期までは連結財務諸表を作成しておりませんので、平成15年3月期以前につい ての各指標は記載しておりません。

2.各指標の内容

自己資本比率:自己資本/総資産

時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー

インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 3.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数により算出しております。

(8)

(3)次期の見通し

中東を取り巻 く情勢は不透 明であり世界 経済は不安定 要素を抱えて おりますが、 わが国経済は 米国、東南 アジア向けの輸出に支えられ、緩やかな成長軌道を持続するものと思われます。平成16年のわが国の 半 導 体 市場は、引き続きデジタル家電が牽引役となり平成15年に続き2桁成長が期待されております。

こ う し た 状 況 の 中 、 次 期 ( 平 成 17 年 3 月 期 ) の 連 結 業 績 見 通 し に つ き ま し て は 、 売 上 高 1,220 億 0 百 万 円 (前年同期比16.3%増)、経 常利益21億50 百万円(前年 同期比14.5% 増)、当期純 利益12億20百 万円(前 年 同期比13.1%増)を見込んでおります。

(4)事業等のリスク

以下において 、当社の事業 展開上のリス ク要因となる 可能性がある と考えられる 事項を記載し ております。 当社としては必ずしも事業上のリスクとは考えていない事項についても、投資判断のうえで、あるいは当社 の事業活動を理解するうえで重要と考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から 記載しております。当社はこれらのリスクが発生する可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合 の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項および本書中の本項以外の記載内容も 併せて慎重に検討したうえで行われる必要があります。

なお、本項に おいて平成15 年3月期まで の実績数値と 平成16年3月 期の実績数値 を列記する場 合は、 平 成 15年3月期ま では連結財務 諸表を作成し ていないため 単独の実績数 値を記載し、 平成16年3月 期については、 連結実績とともに、連続性を担保するため、単独の実績数値を併記しております。

① 半導体業界の需要動向による影響について

当社グループ(当社及び子会社)の取扱商品は韓国サムスン電子社グループの半導体及び電子部品であり ますので、顧客の半導体需要動向等は業績に大きな影響を与えます。また、当社グループの取扱商品は技術 革新が速くライフサイクルの短いものが多いため、受注発注管理の徹底により極力商品在庫を持たないよう 留意するとともに商品在庫の滞留化を抑えることによって価格変動リスクを回避すべく努力をしております が、市況による価格変動の影響を完全に回避することは困難であります。最近5年間における業績、期末商 品在庫の推移は、次のとおりであります。

(単位:千円)

単 独 の 事 業 年 度 連結会計年度

期 別 区 分

平成12年 3月期

平成13年 3月期

平成14年 3月期

平成15年 3月期

平成16年 3月期

平成16年 3月期 売上高 40,765,565 48,029,002 41,848,516 68,846,112 104,523,060 104,857,816

売上総利益 1,658,281 2,039,364 1,793,456 2,644,399 3,524,345 3,557,764 営業利益 766,886 1,024,998 714,920 1,443,143 2,168,034 2,182,285

経常利益 722,822 1,069,184 701,958 1,306,386 1,864,934 1,878,023 当期純利益 393,050 736,386 453,961 749,177 1,067,381 1,079,020

期末商品在庫 1,623,066 1,651,907 2,958,923 4,303,654 5,188,520 5,188,520

② 特定の取引先への依存度が高いことについて

a. 仕入先について

当社グループ(当社及び子会社)は、韓国サムスン電子社グループの半導体及び電子部品の販売に特化 しており、国内においては日本サムスン株式会社から、海外においては韓国サムスン電子社、サムスンエ レクトロニクスホンコン社(ホンコン)、サムスンアジア社(シンガポール)、サムスンSDI社(韓 国)などから、販売代理店契約を締結のうえ商品仕入れを行っており、韓国サムスン電子社グループへの 依存率が高くなっております。

(9)

当社グループの商品仕入における韓国サムスン電子社グループへの依存度は、次のとおりであります。 (単位:千円、%)

単 独 の 事 業 年 度 連結会計年度

平成15年3月期 平成16年3月期 平成16年3月期 期 別

仕入先別

金 額 割 合 金 額 割 合 金 額 割 合 日本サムスン株式会社 59,002,251 87.3 90,634,733 89.0 90,634,733 88.7

サムスンエレクトロニクスホンコン社 3,083,988 4.6 6,182,221 6.1 6,182,221 6.0

サムスンアジア社 1,475,841 2.2 1,687,698 1.6 1,687,698 1.7

その他韓国サムスン電子社グループ(4社) 2,041,270 3.0 1,803,360 1.8 2,314,920 2.3

計 65,603,352 97.1 100,308,014 98.5 100,819,574 98.7

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

b. 販売先について

当社グループの販売先は、主に国内の大手電子・電気機器メーカー及びそれらの内外関連企業でありま すが、上位4社への依存率は、次のとおり高くなっております。

当社グループは、既存顧客以外にも新規顧客への拡販にも取り組みますが、下表の各社は当社の重要販 売先であり、今後ともサポート体制の拡充により取引金額の増加を図る方針であります。この結果、これ らの販売先との取引の増減によっては、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

(単位:千円、%) 単 独 の 事 業 年 度 連結会計年度

平成15年3月期 平成16年3月期 平成16年3月期 期 別

販売先別

金 額 割 合 金 額 割 合 金 額 割 合

富士通株式会社 19,861,349 28.8 31,882,066 30.5 31,882,066 30.4

株式会社ナナオ (312,325) (0.5) 12,959,835 12.4 12,959,835 12.4 シャープ株式会社 8,502,569 12.4 7,920,833 7.6 7,920,833 7.6

株式会社日立製作所 7,214,248 10.5 5,191,290 4.9 5,191,290 4.9 株式会社ルネサステクノロジ (−) (−) (4,470,782) (4.3) (4,470,782) (4.3)

株式会社アイ・オー・データ機器 7,181,771 10.4 (3,512,025) (3.4) (3,512,025) (3.3)

上位4社 計 42,759,938 62.1 57,954,026 55.4 57,954,026 55.3 合 計 68,846,112 100.0 104,523,060 100.0 104,857,816 100.0

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

2.単独の当事業年度及び前事業年度並びに当連結会計年度のそれぞれ上位4社以外の販売先への売上高 及び割合は( )書で示し、上位4社計には含めておりません。

③ 借入金依存度及び金利動向による影響について

a. 商品代の決済条件の差異による運転資金需要について

国内における当社の商品代金決済は、日本サムスン株式会社への支払いが仕入の翌月払であるのに対し 販売先からの回収が平均で3カ月余であることから、国内における売上高の増加に伴い決済条件の差異か ら生ずる運転資金需要が比例的に増加する傾向があります。

当社は、このような国内の売上高の増加に伴う運転資金需要を主に銀行借入金の調達に依存しておりま すが、銀行借入金の増加を抑える観点から、運転資金調達の一環として、大口販売先に対する売掛金を対 象に信託銀行やファクタリング会社等との間で一括支払信託・債権譲渡契約等を取り交して、売掛債権の 流動化(早期回収)を行っております。

(10)

以上のことから、当社グループの運転資金調達における実質的な金利負担を考察する場合には、営業外 費用の支払利息及び債権売却損並びに営業外収益の仕入割引を併せて考慮する必要があります。

また、商品代の回収・支払決済条件の変更等が行われた場合には、当社グループの業績に影響を与える 可能性があります。

当社グループの期末借入金残高は、次のとおりであります。

(単位:千円、%)

単 独 の 事 業 年 度 連結会計年度

平成15年3月期 平成16年3月期 平成16年3月期 期 別

区 分

構成比 構成比 構成比

期末借入金残高 11,430,714 50.7 11,331,511 37.2 11,395,772 37.5

総資産 22,565,024 100.0 30,475,340 100.0 30,398,313 100.0

また、当社グループの営業外損益のうち支払利息、債権売却損及び仕入割引は、次のとおりであります。 (単位:千円)

単 独 の 事 業 年 度 連結会計年度 期 別

区 分 平成15年3月期 平成16年3月期 平成16年3月期

支払利息(営業外費用) 149,253 180,400 181,626

債権売却損(営業外費用) 89,234 189,052 189,052

仕入割引(営業外収益) 245,030 320,453 320,453

b. コミットメントラインの設定について

当社では、資金調達の機動性確保等を目的として、UFJ銀行をアレンジャーとする金融機関7社との 間で総額120億 円(期間1年 間)のコミッ トメントライ ン(融資枠) の設定を平成16年3月25日 に 契約 調 印しております。期限到来時にこの契約の更新が行われない場合には、当社の資金調達について影響が発 生する可能性があります。

④ 為替変動の影響について

当社グループの当連結会計年度の海外売上高比率は、15.6%となっており、為替レートの変動により業績

に影響を受ける可能性があります。

日本で発生する外貨建取引につきましては為替予約を行うことにより、為替変動による業績への影響を軽

減するよう努めております。また、海外支店及び海外子会社では、基本的にUSドル建で仕入、販売取引が

行われており、為替取引リスクは相殺されております。

⑤ 日本サムスン株式会社との関係について

a. 契約関係について

当社は、日本サムスン株式会社との間で次の内容の販売代理店契約を締結しております。

当社が韓国サムスン電子社製半導体及び電子部品の取り扱いに特化した半導体専門商社であることか ら、当該契約は当社の事業の根幹にかかわる重要な契約であると考えられます。

なお、日本サムスン株式会社の半導体及び電子部品の販売特約店は、当社、株式会社ユニーデバイス (株式会社ユーエスシーの子会社)及び株式会社アイセコの3社であります。

契約の名称 販売特約店基本契約

契約更改年月日 平成12年4月1日

契約期間

平成12年4月1日から5年間、その後は有効期限満了の1ヵ月前までに当事者のい ずれかが契約の終了を通知しない限り、1年ごとの自動継続。

主な契約内容

(11)

b. 取引関係について

当連結会計年度における日本サムスン株式会社との取引関係は、次のとおりであります。

(単位:千円)

関 係 内 容 会 社 名

(住 所)

資本金 (百万円)

事 業 内 容

議決権等の

被所有割合 役員の兼任等 業務上の関係

8,330 輸出入及び販売 直接 13.6% 兼任 1名

電 子 部 品 の 同 社からの仕入

取 引 内 容 取引金額 科 目 期末残高

商品の販売 54,432 買掛金 3,400,075 営業取引

商品の仕入 90,634,733 未払金 7,500,000 日本サムスン

株 式 会 社 (東京都港区)

営業取引以外の取引 仕入割引 320,453 − −

(注)1.上記金額のうち、取引金額は消費税等は含まず、期末残高には消費税等を含んで表示しております。 2.取引条件ないし取引条件の決定方針等

電子部品の仕入は市場価格等を勘案し毎期交渉の上決定しております。

仕入割引については、割引率は市場金利を勘案して合理的に決定しております。

3.その他の関係会社であった日本サムスン株式会社は、当社の平成15年9月3日を払込期日とする有償一 般 公 募増 資 によ る 新株 式 1,000,000 株 の発行 に 伴い 、 その 議 決権 等 の被 所 有割 合 が 16.3 % (直 接 所有 割 合)から13.6%(同)に変更した結果、その他の関係会社に該当しないこととなりました。

c. 人的関係について

当社役員11名(平成16年3月31日現在)のうち、日本サムスン株式会社の取締役を兼ねる者は1名(平

成 15 年 6 月 24 日 開 催 の 株 主 総 会 に お い て 選 任 ) で あ り 、 そ の 者 の 氏 名 及 び そ れ ぞ れ の 会 社 で の 役 職 は 、 次のとおりであります。

当社における役職 氏 名 日本サムスン株式会社での役職

取 締 役(非常勤) 趙 南 成 常 務 取 締 役

取締役趙 南成については、当社の大株主かつ商品の主要仕入先である日本サムスン株式会社の常務取 締役の立場にあり、同社との関係強化及び情報収集を目的として招聘したものであります。

なお、取締役趙 南成は、日本サムスン株式会社の他の販売特約店である株式会社ユニーデバイスの取 締役(非常勤)及び株式会社アイセコの取締役(非常勤)も兼任しておりますが、当社との販売特約店基 本契約に基づき守秘義務は遵守されております。

⑥ 親会社グループとの関係について

平成16年3月期末現在、株式会社トーメンは当社の議決権株式の58.0%(内訳は、直接所有31.3%、間接 所有26.7%)を所有する親会社であり、当社と親会社グループとの関係は、次のとおりであります。

当社は、親会社である株式会社トーメン及び同社の連結子会社である株式会社トーメンエレクトロニクス との間において、営業取引があります。

(12)

当連結会計年度における各社との主な取引内容、金額等は、次のとおりであります。

(単位:千円)

関 係 内 容 会 社 名

(住 所)

資本金 (百万円)

事 業 内 容

議決権等の

被所有割合 役員の兼任等 業務上の関係

44,199 総合商社 直接 31.3% 転籍 4名

事務所の一部 賃借等

取 引 内 容 取引金額 科 目 期末残高

株式会社トーメン (大阪市北区)

営業取引 賃借料の支払等 15,117 未払金 146

5,251 半導体商社 直接 26.2%

兼任 1名 転籍 1名

商品の一部販売等

取 引 内 容 取引金額 科 目 期末残高

株式会社トーメン エレクトロニクス (東京都港区)

営業取引 商品の売上 735,947 売掛金 186,686 (注)1.上記金額のうち、取引金額は消費税等は含まず、期末残高には消費税等を含んで表示しております。

2.株式会社 トーメン、株 式会社トーメ ンエレクトロ ニクスとの取 引価格及び取 引条件につい ては、市場 価格等を勘案して、他の一般取引先と同様の条件によって決定しております。

3.当社役員11名(平成16年3月31日現在)のうち、親会社グループの取締役を兼ねる者は1名であり、 その者の氏名及びそれぞれの会社での役職は、次のとおりであります。

当社における役職 氏 名 親会社グループでの役職

取 締 役(非常勤) 谷 口 勝 吉 株式会社トーメンエレクトロニクス 代表取締役社長

取締役谷口勝吉については、当社の大株主でもある株式会社トーメンエレクトロニクスの代表取締役社 長の立場にあり、経営全般に係る助言を得るために当社が招聘したものであります。

(13)

4.連結財務諸表等

当連結会計年度(平成15年4月1日から平成16年3月31日まで)は連結財務諸表の作成初年度であるため、以下 に掲げる連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書については、前 連結会計年度の連結財務諸表及び対前年比増減は記載しておりません。

( 1) 連結貸借対照表

当連結会計年度 (平成16年3月31日)

区分

注記 番号

金額(千円)

構成比 (%)

(資産の部) Ⅰ 流動資産

1.現金及び預金 2, 635, 926 2.受取手形及び売掛

21, 237, 810

3.たな卸資産 5, 188, 520

4.繰延税金資産 251, 284

5.その他 893, 222

流動資産合計 30, 206, 765 99. 4 Ⅱ 固定資産

1.有形固定資産

( 1) 建物 12, 582

減価償却累計額 4, 772 7, 809 ( 2) 車両運搬具 11, 512

減価償却累計額 7, 876 3, 635

( 3) その他 60, 105

減価償却累計額 49, 692 10, 413 有形固定資産合計 21, 859 0. 1

2.無形固定資産 7, 660 0. 0

3.投資その他の資産

( 1) 投資有価証券 22, 400 ( 2) 繰延税金資産 41, 365

( 3) その他 103, 062

貸倒引当金 △4, 800

投資その他の資産 合計

162, 027 0. 5

(14)

当連結会計年度 (平成16年3月31日)

区分

注記 番号

金額(千円)

構成比 (%)

(負債の部) Ⅰ 流動負債

1.買掛金 3, 580, 274 2.短期借入金 ※ 2 11, 395, 772 3.未払法人税等 669, 547

4.賞与引当金 78, 643

5.未払金 7, 567, 650

6.その他 38, 875

流動負債合計 23, 330, 762 76. 8 Ⅱ 固定負債

1.退職給付引当金 66, 684 2.役員退職慰労引当

25, 550

固定負債合計 92, 235 0. 3 負債合計 23, 422, 998 77. 1

(資本の部)

Ⅰ 資本金 ※ 1 1, 446, 400 4. 7 Ⅱ 資本剰余金 1, 377, 690 4. 5 Ⅲ 利益剰余金 4, 152, 612 13. 7 Ⅳ その他有価証券評価

差額金

1, 434

(15)

( 2) 連結損益計算書

当連結会計年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

区分

注記 番号

金額(千円)

百分比 (%) Ⅰ 売上高 104, 857, 816 100. 0 Ⅱ 売上原価 101, 300, 052 96. 6 売上総利益 3, 557, 764 3. 4 Ⅲ 販売費及び一般管理費 ※ 1 1, 375, 479 1. 3 営業利益 2, 182, 285 2. 1 Ⅳ 営業外収益

1.受取利息 326

2.受取配当金 853

3.仕入割引 320, 453

4.その他 3, 931 325, 564 0. 3 Ⅴ 営業外費用

1.支払利息 181, 626

2.債権売却損 189, 052

3.支払手数料 45, 541

4.株式上場費用 23, 787

5.為替差損 148, 486

6.新株発行費 16, 935

7.その他 24, 395 629, 825 0. 6 経常利益 1, 878, 023 1. 8 Ⅵ 特別利益

1.投資有価証券売却 益

4, 579 4, 579 0. 0 税金等調整前当期

純利益

1, 882, 603 1. 8 法人税、住民税及

び事業税

987, 645

(16)

( 3) 連結剰余金計算書

当連結会計年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

区分

注記 番号

金額(千円)

(資本剰余金の部)

Ⅰ 資本剰余金期首残高 −

Ⅱ 資本剰余金増加高

1.連結初年度による増加額 509, 000

2.増資による新株の発行 868, 690 1, 377, 690

Ⅲ 資本剰余金期末残高 1, 377, 690

(利益剰余金の部)

Ⅰ 利益剰余金期首残高 −

Ⅱ 利益剰余金増加高

1.連結初年度による増加額 3, 181, 231

2.当期純利益 1, 079, 020 4, 260, 252

Ⅲ 利益剰余金減少高

1.配当金 102, 040

2.役員賞与 5, 600 107, 640

(17)

( 4) 連結キャッシュ・フロー計算書

当連結会計年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

区分

注記 番号

金額(千円)

Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー

税金等調整前当期純利益 1, 882, 603

減価償却費 9, 651

投資有価証券売却益 △4, 579

貸倒引当金の減少額 △10

賞与引当金の増加額 11, 643

退職給付引当金の増加額 10, 431

役員退職慰労引当金の増加額 8, 433

受取利息及び受取配当金 △1, 179

支払利息 181, 626

新株発行費 16, 935

売上債権の増加額 △9, 594, 494

たな卸資産の増加額 △884, 865

買掛金の減少額 △2, 550, 957

未払金の増加額 7, 501, 262

役員賞与の支払額 △5, 600

その他 26, 910

小計 △3, 392, 187

利息及び配当金の受取額 1, 179

利息の支払額 △175, 731

法人税等の支払額 △758, 911

営業活動によるキャッシュ・フロー △4, 325, 651

Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー

投資有価証券の売却による収入 24, 400

有形固定資産の取得による支出 △2, 874

無形固定資産の取得による支出 △1, 950

その他 △12, 962

投資活動によるキャッシュ・フロー 6, 612

Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー

短期借入金の増加額 25, 980

株式の発行による収入 1, 721, 754

配当金の支払額 △101, 708

財務活動によるキャッシュ・フロー 1, 646, 025

Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 △15, 987

Ⅴ 現金及び現金同等物の減少額 △2, 689, 001

Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高 5, 275, 677 Ⅶ 非連結子会社を新たに連結した場合の

連結開始時点の現金及び現金同等物の 残高

46, 112

(18)

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

項 目

当連結会計年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

1.連結の範囲に関する事項 連結子会社の数 1社 上海東棉半導体有限公司

なお、上海東棉半導体有限公司は、重要性 が増加したことから、当連結会計年度から連 結子会社に含めることにしました。 2.持分法の適用に関する事項 持分法適用会社の数 −社 3.連結子会社の事業年度等に

関する事項

連結子会社の決算日は、12月31日であり ます。連結財務諸表の作成に当たっては、同 決算日現在の財務諸表を使用し、連結決算日 との間で生じた重要な取引については、連結 上必要な調整を行っております。

4.会計処理基準に関する事項 ( 1) 重要な資産の評価基準及び評価方法 ① 有価証券

その他有価証券 時価のあるもの

連結決算日の市場価格等に基づく時 価法(評価差額は全部資本直入法によ り処理し、売却原価は移動平均法によ り算定)を採用しております。 ② デリバティブ

時価法を採用しております。 ③ たな卸資産

移動平均法による原価法を採用しており ます。

( 2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法 ① 有形固定資産

定率法を採用しております。

なお、主な耐用年数は以下のとおりであ ります。

3∼15年 ② 無形固定資産

定額法を採用しております。

なお、自社利用のソフトウェアについて は、社内における利用可能期間(5年以 内)に基づく定額法を採用しておりま す。

( 3) 繰延資産の処理方法 新株発行費

(19)

項 目

当連結会計年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

( 4) 重要な引当金の計上基準 ① 貸倒引当金

売掛債権等の貸倒損失に備えるため、 一般債権については貸倒実績率により、貸 倒懸念債権等特定の債権については個別に 回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計 上しております。

② 賞与引当金

従業員の賞与の支給に備えるため、支給 見込額に基づき計上しております。 ③ 退職給付引当金

従業員の退職給付に備えるため、当連結 会計年度末における退職給付債務に基づき 計上しております。

なお、当連結会計年度末における退職給 付債務の算定にあたっては、自己都合退職 による当連結会計年度末要支給額の100% を退職給付債務とする方法によって計上し ております。

④ 役員退職慰労引当金

役員の退職慰労金の支出に備えるため、 役員退職慰労金規程に基づく当連結会計年 度末要支給額を計上しております。 ( 5) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨

への換算基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直 物為替相場により円貨に換算し、換算差額 は損益として処理しております。なお、在 外子会社の資産及び負債、収益及び費用は 在外子会社の決算日の直物為替相場により 円貨に換算し、換算差額は資本の部におけ る為替換算調整勘定に含めております。 ( 6) 重要なリース取引の処理方法

リース物件の所有権が借主に移転すると 認められるもの以外のファイナンス・リー ス取引については、通常の賃貸借取引に係 る方法に準じた会計処理によっておりま す。

( 7) その他連結財務諸表作成のための基本と なる重要事項

消費税等の会計処理

(20)

項 目

当連結会計年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

5.連結子会社の資産及び負債 の評価に関する事項

全面時価評価法を採用しております。

6.連結調整勘定の償却に関 する事項

7.利益処分等の取扱いに関 する事項

連結会計年度中に確定した利益処分に基づ いて作成しております。

8.連結キャッシュ・フロー 計算書における資金の範 囲

(21)

注記事項

(連結貸借対照表関係)

当連結会計年度 (平成16年3月31日)

※ 1 当社の発行済株式総数は、普通株式6, 102, 000 株であり ます。

※ 2 当社は、資金調達の機動性確保等を目的として、取引銀 行7行とコミットメントライン設定契約を締結しておりま す。当連結会計年度末におけるコミットメントラインに係 る借入未実行残高等は、次のとおりであります。

コミットメントラインの総額 12, 000百万円

借入実行残高 2, 500百万円

借入未実行残高 9, 500百万円

(連結損益計算書関係)

当連結会計年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

※ 1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次 のとおりであります。

荷造運賃 130, 554千円 給与手当及び賞与 516, 278千円 賞与引当金繰入額 78, 643千円 退職給付費用 31, 100千円 役員退職慰労引当金繰入額 8, 433千円

賃借料 138, 528千円 減価償却費 9, 651千円

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当連結会計年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

※ 1. 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記 されている科目の金額との関係

(22)

① リース取引関係

当連結会計年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

1.リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以 外のファイナンス・リース取引

( 1)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及 び期末残高相当額

取得価額 相 当 額

(千円)

減価償却 累 計 額 相 当 額 (千円)

期末残高 相 当 額

(千円)

車両運搬具 8, 263 6, 093 2, 169 有形固定資産

( その他)

68, 000 54, 266 13, 733

無形固定資産 40, 116 1, 256 38, 860

合計 116, 380 61, 617 54, 763

( 2)未経過リース料期末残高相当額

1年内 21, 732千円 1年超 33, 843千円 合計 55, 576千円

( 3)支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額

支払リース料 19, 099千円 減価償却費相当額 16, 704千円 支払利息相当額 906千円

( 4) 減価償却費相当額の算定方法

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法 によっております。

( 5)利息相当額の算定方法

リース料総額とリース物件の取得価額相当額との差額を 利息相当額とし、各期への配分方法については、利息法に よっております。

2.オペレーティング・リース取引 未経過リース料

(23)

② 有価証券関係

当連結会計年度(平成16年3月31日) 1.売買目的有価証券

該当事項はありません。

2.満期保有目的の債券で時価のあるもの 該当事項はありません。

3. その他有価証券で時価のあるもの

種類 取得原価(千円)

連結貸借対照表計上額 (千円)

差額(千円)

(1)株式 (2)債券 (3)その他

19, 981 − −

22, 400 − −

2, 418 − − 連 結 貸 借 対 照 表 計 上 額 が

取得原価を超えるもの

合 計 19, 981 22, 400 2, 418

4.当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

売却額(千円) 売却益の合計(千円) 売却損の合計(千円) 24, 400 4, 579 −

5.時価評価されていない主な有価証券の内容 該当事項はありません。

6.その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の今後の償還予定額 該当事項はありません。

(24)

③ デリバティブ取引関係

1.取引の状況に関する事項

当連結会計年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日) ( 1) 取引の内容

当社は、通常の営業過程における輸出取引及び輸入取引の為替相 場の変動によるリスクを軽減するため、先物為替予約取引を行って おります。

( 2) 取引に対する取組方針

通貨関連におけるデリバティブ取引については、主としてドル建 ての売上契約及び仕入契約をヘッジするためのものであるため、外 貨建売掛金、外貨建買掛金及び成約高の範囲内で行うこととし、投 機目的のためのデリバティブ取引は行わない方針であります。 ( 3) 取引の利用目的

通常の営業過程における輸出取引及び輸入取引の為替相場の変動 によるリスクを軽減する目的で利用しております。

( 4) 取引に係るリスクの内容

通貨関連における先物為替予約取引には、為替相場の変動による リスクを有しております。当社のデリバティブ取引の契約先は、い ずれも信用度の高い国内銀行であるため、相手先の契約不履行によ るいわゆる信用リスクは、ほとんどないと判断しております。 ( 5) 取引に係るリスク管理体制

デリバティブ取引の契約は、当社の営業部、業務部及び経理部に て承認を受け、執行及び管理はすべて経理部にて行います。全体の 残高状況及び評価損益状況は経理部にて把握しており、随時経理部 長に報告されます。経理部長は、必要と認められる場合にポジショ ン状況等を社長に報告しております。

( 6) 取引の時価等に関する事項についての補足説明

取引の時価等に関する事項についての契約額等は、あくまでもデ リバティブ取引における名目的な契約額、または計算上の想定元本 であり、当該金額自体がデリバティブ取引のリスクの大きさを示す ものではありません。

2.取引の時価等に関する事項 通貨関連

当連結会計年度(平成16年3月31日)

区 分 種 類

契約額等 (千円)

契約額等の うち1年超 (千円)

時価 (千円)

評価損益 (千円)

為替予約取引 売建

米ドル 3, 868, 592 − 3, 827, 856 40, 736 買建

市場取引以 外の取引

米ドル 40, 312 − 39, 713 △599

合 計 3, 908, 905 − 3, 867, 569 40, 136

(注)時価の算定方法

(25)

④ 退職給付関係

1.採用している退職給付制度の概要

当社は、確定給付型の制度として退職一時金制度を設けております。

また、従来の退職金制度に上積みして連合設立型の厚生年金基金に加入しておりますが、自社の拠出に対 応 す る 年 金 資 産 の 額 が 合 理 的 に 計 算 で き な い た め 、 「 退 職 給 付 に 係 る 会 計 基 準 注 解 」 注 12に 定 め る 処 理を 行っております。

2.退職給付債務に関する事項

当連結会計年度 (平成16年3月31日)

退職給付債務(千円) 66, 684

退職給付引当金(千円) 66, 684

(注)1. 当社は、期末自己都合要支給額を退職給付債務とする簡便法を採用しております。 2. 連合設立型の厚生年金基金の加入員及び受給権者の割合により計算した年金資産の額は

当連結会計年度(平成16年3月31日) 180, 297千円 であります。

3.退職給付費用に関する事項

当連結会計年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

退職給付費用(千円) 31, 100

( 1) 勤務費用(千円) 15, 163

( 2) 厚生年金基金への要拠出額(従業員拠出 額を除く)(千円)

15, 937

(26)

⑤ 税効果会計関係

当連結会計年度 (平成16年3月31日)

1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

(単位:千円) (流動の部)

繰延税金資産

未払事業税 54, 172 賞与引当金 32, 007 売掛金 161, 324 その他 3, 780 繰延税金資産合計 251, 284 (固定の部)

繰延税金資産

退職給付引当金 25, 628 役員退職慰労引当金 10, 399 その他 6, 322 繰延税金資産合計 42, 350 繰延税金負債

その他有価証券評価差額金 △984

繰延税金負債合計 △984

繰延税金資産の純額 41, 365

2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との 間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主 要な項目別の内訳

(27)

⑥ セグメント情報

a. 事業の種類別セグメント情報

当連結会計年度(自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

当社グループ(当社及び子会社)の事業は、半導体及び電子部品の売買事業の単一事業であるため、事業の 種類別セグメント情報の記載を省略しております。

b. 所在地別セグメント情報

当連結会計年度(自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

(単位:千円)

日本 アジア 計 消去又は全社 連結

Ⅰ 売上高及び営業損益 売上高

(1)外部顧客に対する売上高 93, 265, 545 11, 592, 270 104, 857, 816 − 104, 857, 816 (2)セグメント間の内部売上高 910, 576 1, 446, 170 2, 356, 746 ( 2, 356, 746) −

計 94, 176, 122 13, 038, 441 107, 214, 563 ( 2, 356, 746) 104, 857, 816 営業費用 92, 335, 986 12, 615, 414 104, 951, 401 ( 2, 275, 870) 102, 675, 531 営業利益 1, 840, 135 423, 026 2, 263, 161 ( 80, 876) 2, 182, 285 Ⅱ 資産 28, 544, 123 3, 270, 486 31, 814, 610 ( 1, 416, 296) 30, 398, 313

(注)1.国又は地域の区分の方法は、地理的接近度によっております。 2.アジアに属する主な国又は地域の内訳は、次のとおりであります。 中国、シンガポール

c . 海外売上高

当連結会計年度(自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

アジア その他の地域 計 Ⅰ 海外売上高(千円) 15, 995, 645 357, 404 16, 353, 049 Ⅱ 連結売上高(千円) − − 104, 857, 816 Ⅲ 連結売上高に占める海外売上高の割合(%) 15. 3 0. 3 15. 6

(注)1.国又は地域の区分の方法は、地理的接近度によっております。 2.各区分に属する主な国又は地域の内訳は、次のとおりであります。 アジア・・・・・・・ 中国、シンガポール

(28)

⑦ 関連当事者との取引

当連結会計年度(自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日) 親会社及び法人主要株主等

関係内容 属性

会社等 の名称

住所

資本金

( 百万円)

事業の内 容又は職 業

議決権等の 所有( 被所 有) 割合 ( %)

役員の 兼任等

事業上の関係

取引の内容 取引金額( 千円)

営業取引 商品 の仕 入

32, 339, 952 法人主要

株主・そ の他の関 係会社

日本サ ムスン ㈱

東京都 港区

8, 330

輸出入及 び販売

( 被所有) 直接13. 6

兼任 1名

電子部品の同 社からの仕入 ( 特約店)

営業取引以 外の取引

仕入 割引

118, 765

(注)1.取引金額は消費税等は含まず、表示しております。 2.取引条件ないし取引条件の決定方針等

電子部品の仕入は市場価格等を勘案し毎期交渉の上決定しております。

仕入割引については、割引率は市場金利を勘案して合理的に決定しております。

3.その他の関係会社であった日本サムスン株式会社は、当社の平成15年9月3日を払込期日とする有償一 般公募増資により、その所有割合が16. 3%から13. 6%に変更した結果、その他の関係会社に該当しない ことになりました。従いまして、当連結会計年度につきましては、その他の関係会社であった期間の取 引金額を記載しております。なお、議決権等の所有割合(%)は、平成16年3月31日現在の所有割合を 記載しております。

(1株当たり情報)

当連結会計年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

1株当たり純資産額 1, 141円73銭

1株当たり当期純利益金額 188円61銭 なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額について

は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

(注)1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、次のとおりであります。

当連結会計年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

1株当たりの当期純利益金額

当期純利益(千円) 1, 079, 020 普通株主に帰属しない金額(千円) 8, 500

(うち利益処分による役員賞与金(千円)) ( 8, 500)

普通株式に係る当期純利益(千円) 1, 070, 520 普通株式の期中平均株式数(株) 5, 675, 770

(29)

5.品目別販売実績

当連結会計年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日) 品目別

金額(千円) 構成比( %) メモリー

システムLSI

63, 569, 058 6, 878, 793

60. 6 6. 6

半導体小計 70, 447, 852 67. 2

液晶デバイス 32, 365, 102 30. 9

その他 2, 044, 862 1. 9

合計 104, 857, 816 100. 0

(注)1.当社グループ(当社及び子会社)の事業は、半導体及び電子部品の販売事業の単一事業であるため、品 目別の販売実績を記載しております。

2.前連結会計年度については連結実績がないため、単体の前事業年度及び当事業年度の品目別の販売実績 を示すと、次のとおりであります。

前事業年度 (自 平成14年4月1日 至 平成15年3月31日)

当事業年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

品目別

金額(千円) 構成比( %) 金額(千円) 構成比( %) メモリー

システムLSI

48, 939, 685 6, 234, 179

71. 1 9. 0

63, 532, 468 6, 878, 793

60. 8 6. 6

半導体小計 55, 173, 864 80. 1 70, 411, 261 67. 4

液晶デバイス 12, 175, 647 17. 7 32, 365, 102 30. 9

その他 1, 496, 599 2. 2 1, 746, 695 1. 7

合計 68, 846, 112 100. 0 104, 523, 060 100. 0 3.最近2年間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、前連結会計年度

については連結実績がないため、単体の前事業年度及び当事業年度の主な相手先別の販売実績等を示す と、次のとおりであります。

前事業年度 (自 平成14年4月1日 至 平成15年3月31日)

当事業年度 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日)

相手先

金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 富士通株式会社 19, 861, 349 28. 8 31, 882, 066 30. 5

株式会社ナナオ 312, 325 0. 5 12, 959, 835 12. 4

シャープ株式会社 8, 502, 569 12. 4 7, 920, 833 7. 6

株式会社日立製作所 7, 214, 248 10. 5 5, 191, 290 4. 9

株式会社ルネサステクノロジ − − 4, 470, 782 4. 3

株式会社アイ・オー・データ機器 7, 181, 771 10. 4 3, 512, 025 3. 4 ( 注) 株式会社ルネサステクノロジは、平成15年4月1日に株式会社日立製作所と三菱電機株式会社

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