平成23年度 第一回 青森県建築審査会 議事録
日時:平成23年8月2日 13:30~ 場所:県庁西棟7階B会議室
升野GM:ただいまより建築審査会を開催いたします。
それではまず木村建築住宅課長よりご挨拶を申し上げます。
木村課長:挨拶(略)
升野GM:議事に入る前に、公開又は非公開についてを「青森県建築審査会の
公開等に関する要領」に基づき、会議に諮って決めることになって おりますので、月舘会長よろしくお願いします。
月舘会長:今日は傍聴者方はおられないようですが、要領で原則公開することに なっております。
本日の審査会を公開してもよろしいでしょうか?
各委員 :異議なし
月舘会長:委員の方のご了解が得られましたので、今日の建築審査会は 『公開』で進めさせていただきます。
升野GM:それでは、会議の議長は、「青森県付属機関に関する条例」に基づき、 会長が行うこととなっておりますので、月舘会長にお願いいたします。
月舘会長:それでは、議事に入ります。議案第1号について事務局より説明をお願いし ます。
事務局 :説明(略)
い校舎を一つの建物に集約して効率的な使い方をする。冬の気候等を考えて、 トップライトを取りまして児童の生活条件が良くなるような工夫をした設 計をしております。その結果、既存校舎より更に高さが高くなっております ので、そのあたりの影響を皆様にご判断していただきたい。実際の高さは高 くなりましたけども、周囲の環境に与える影響、特に日影の問題については、 ほぼ敷地内に収まっておりますので、周囲の第一種低層住居専用地域に住ん でいる方々に特別な影響を新たに増やすことはないという条件での新築で す。既存校舎が同じ場所にあったこと、建物の高さは高くなるけども周囲に 特別新たな負荷を与える新築にはなっていないことを念頭に置きながら、皆 様から、ご意見を受けたいと思います。
板垣委員:建物の規模的に集約されていまして、学校自体が防災上のからみでこういう 高さになり得るかなと思います。周辺環境に影響を与えることが少なく敷地 内で全部考慮されているので、大きい問題はないと感じます。
月舘会長:技術的には大きい課題はないかと思います。それと既存の校舎も同じ敷地内 にあって地域の避難場所にも指定されている場所かと思います。既存校舎と の関係を考えても周辺へ配慮した設計になっている。
猪原委員どうですか?
猪原委員:日影規制もクリアしていて概論としてはいいと思います。以前3年ほど前に 学校の校舎で吹き抜けから生徒がガラスを破って落ちた事件が何件か続い た。ペントハウスの図面を見て気になったけど、子供が入り込んだ時に窓を 割って下に落ちないかという疑問がある。(審査会の場で検討するのかはあ るが…)
月舘会長:純粋に法律上の課題については問題なさそうですけどね…。
板垣委員:高さに関しては問題ないのですが、法律上以外のことについて気になる。
ますが、清水委員いかがですが?
清水委員:異議ないです。
月舘会長:建築基準法については十分クリアしておりますが、更に安全確保への要望を 出してはいかがかということです。
福原委員:いただいた文書を見て、疑問に思ったのは申請理由に既存の敷地内に面積増 を伴う校舎、体育館及び校庭を配置する必要があるとありますが、必要の理 由は何ですか? 例えば子供の数が増えているとか、狭すぎて不都合がある から面積を増やすということでしょうか?
事務局 :おっしゃるとおりで、この地区は児童の数は増えている。かつ一人当たりの 必要面積が増えている。
事務局 :具体例だと、教科書が昔はB5サイズだったのが今はA4が標準となってい てそれに伴って一人当たりの机も大きくなっている。すると教室も必要な面 積が昔より大きくなっている。さらに人数も増えているので大きくしなけれ ばならないということでした。
月舘会長:小学生だと教室とワークスペースを一緒にするケースが最近は多い。既存の 教室だけしかない校舎よりは3割くらい面積が増える。それに今回は多目的 スペースが2室とってある。そういうことを足していくと、古い校舎に比べ ると面積は増えます。
校舎をうまく集約して周辺に影響を出さない配慮をしてある。その工夫の一 つとしてトップライトを取って冬でも校舎内が明るくなるようにしてある。 そのトップライトをきちっと安全確保しないと児童の転落事故の問題に繋 がる。建築専門、教育施設のご経験のある二人の委員のご意見でした。
昭和のあたりに建てられたオープンスクールとかの教育方法が導入される 前の校舎に対して、最近の新しい教育方法を取りこんだ校舎にするとご指摘 のように面積が増えてしまいます。その辺も申請理由に書いていただければ よかったのかなという感じです。
福原委員:隣に第一中学校がありますが、校舎の高さはどのくらいでしょうか?
事務局 :同じく12mを超えており、平成17年の建築審査会に諮って許可を出してお ります。
福原委員:日影の影響ですが、極めて少ないのか、少ないのか、少ないけどあるのか?
事務局 :早朝とか夕方、季節によって影が伸びる時がありますので、影が全く落ちな いということはないのですが、法律で決められた4時間とか2時間以上の日 影は作るところはないという事です。
福原委員:周辺のお宅の了解を得るものですか?
事務局 :特に了解は得ない。
月舘会長:既存校舎は敷地の北側に建っていて校舎の影は北側に落ちていた。今回は、 敷地の南側に建つので影は校庭内に落ちる。旧校舎よりは、周辺の方に影響 を与えることは以前より少ない。
その他ご意見いかがでしょうか?
五所川原と言うと地吹雪のイメージがあります。直接建物に影響はないと思 いますが場合によっては片積もりして一気に落ちたりするわけで、トップラ イトの安全確保と同じですが、文書までは行かなくていいと思いますが安全 確保についての配慮をお願いしたい。板垣委員、青森で仕事をされて雪では いろいろ悩んでいると思いますがどうですか?
板垣委員:五所川原は風が強いので積もるよりは強風にあおられるので、風対策は是非 していただきたい。既存校舎は東側から入ってきていた状態。校舎が移動す ると入口が変わったりするので、そういう危険があったりしますが、配慮さ れているのかな。
あと今建つ建物の高さが、前回の中学校に比べて高いのであれば、この地域 にとってシンボル的な校舎になるのであれば、景観上の問題もあると思いま すので、考慮された配色を施していただければと感じる。いろんな会議に出 ると、建物の高さが高いと一番問題になり易いのが景観の色あいなので。
板垣委員:安全は必要なので、太陽光パネルの設置についても強風に耐えられるか、考 慮しているか一言付けてほしい。
月舘委員:福原委員、いかがですが?技術的な課題にいろいろ規定がありましたし、校 舎の面積増については教育方法の変化という背景があることでご理解いた だいたかと思いますけども、事務局では基本的にはいろいろ検討していただ いている。建築基準法では問題ない。
その辺を踏まえて、審査会として中央小学校の新築について皆さん、同意し ていただきますでしょうか?
各委員 :異議なし
月舘会長:同意するという前提のもとに児童の安全確保に格段の配慮をお願いしたい。 具体的には屋上のトップライトで児童が落ちないようにする安全策、太陽パ ネルが冬の強い季節風に耐えられるよう格段の配慮をお願いしたい。事務局 の方としてはいかがでしょうか?口頭でもいいと思いますが、委員会の要望 として伝えていただくようなことはいかがなものでしょうか?
事務局 :許可証の条件としては書かないけれど、送付書等で審査会のなかでこういう 意見がありましたという形で送付させていただきたいのですが、いかがでし ょうか?
各委員 :はい。
月舘会長:あらためて確認をしたいと思います。今回の第1号について意見交換してい ただきました。基本的には事務局で精査した結果を基に審議しましたけども、 第1号議案としては同意でよろしいかと思いますが、同意でよろしいでしょ うか?
各委員 :はい。
月舘会長:引き続き、報告事項について事務局より説明をお願いします。
月舘会長:要するに田んぼの中に住宅を建てようとすると、水路がありますので厳密に 言うと道路に接していない。だけども橋を掛ければ、道路に接しているのと 同じ扱いにしようというのが包括同意の考え方です。包括同意は青森県の特 別な配慮事項です。これを包括同意にしたことで、スムーズに新築ができる ようになっている。何かご質問、ご意見がありましたらお願いいたします。 板垣委員いかがでしょうか?
板垣委員:迅速になると大変ありがたい。迅速でないと建てられる方も困る。決まった 会議にかけるとなると、どんどん遅れる。建てる時に大変だったという経験 もしている。包括同意はありがたい。
月舘会長:先輩の委員の方々が事例を積み重ねた成果。我々現委員として、適切な事例 があれば蓄積していってこれからの建築行政を解説するのに役立てられる 事ができると思います。ご意見等ありましたらお願いします。
板垣委員:農道等の等は、農道と何が含まれますか?
事務局 :農道、林道、臨港道路、河川管理用道路です。
板垣委員:堤川だと付随して建っている建物の建替えも発生するので、そういうのも包 括同意に含まれる?
事務局 :青森市は青森市が特定行政庁ですので…。
板垣委員:了解です。過去に県の方へ申請した時に許可が下りるまで1カ月くらいかか った。そういうのも包括同意の中に含まれてくるのかなと思います。
月舘会長:事例によってはうまく設定できないこともある。 特にご意見等はよろしいでしょうか?
これで本日の予定された案件はすべて終了いたします。 以上で、議事を終了いたします。
升野GM:本日、建築審査会で取り上げられました議案は『同意』として