資料 3
長野市長 鷲 澤 正 一 様
要 望 書
平成 17 年 9 月 2 日
鬼無里地域審議会
鬼無里地域における重要課題及び予算に関する要望書
本年 1 月 1 日の市町村合併により、私たち鬼無里地区住民は、新長野市民として、新 しい時代に向かい大きな一歩を踏み出しました。
貴職におかれましては、市民との対話をもとに多種多様な市民要望に応じるとともに、 住民福祉の向上、行政サービスの充実に邁進されておられますことに、深甚なる敬意を 表するところであります。
合併から半年余が経過し、新たな地域づくりが行われ、いっそうの住民福祉の向上、 行政サービスの充実が期待されるとともに、合併建設計画に掲げる当地域の振興発展の ための施策についても将来に大きな期待を抱いているところであります。
一方、激変緩和のための経過措置がとられた一部を除き、これまでの各種施策及び事 業の多くが長野市の制度に統一され、新市の一体性の確保が図られる中、地域住民に戸 惑いと不安が生じていることも事実であります。
これまで、当審議会では 3 回の審議会を開催する中で、市政の基本理念や市総合計画 実施計画等について考え方をお聞きしてまいりました。また、新市における新しい仕組 みの中で寄せられる地域住民のご意見に耳を傾け、鬼無里地区区長会との合同会議等も 開き審議を重ねてまいりました。
このたびの平成 17 年度第 2 回鬼無里地域審議会では、全委員出席のもと、鬼無里地 域における重要課題及び事務事業、予算について審議いたしました。
貴職におかれましては、当地域の実情をご賢察いただき、さらなる住民福祉の向上と 社会基盤の整備ために、格段のご高配を賜りますよう下記のとおり要望いたします。
以上、「長野市、更級郡大岡村、上水内郡豊野町、同郡戸隠村及び鬼無里村の廃置分 合に伴う地域審議会の設置に関する協議書」第 3 条第 2 項の規定により要望書を提出い たします。
長野市長 鷲 澤 正 一 様
平成 17 年 9 月 2 日
長野市鬼無里地域審議会 会長 徳 嵩 進
記
1 合併建設計画の着実な実施について
鬼無里地区における合併建設計画に基づく事業の推進にあたっては、旧鬼無里村 より要望し合併建設計画事業一覧(素案)としてまとめられた事業について、十分 な予算措置を講じていただいた上で、当初の要望事項が達成できるよう着実な事業 実施を要望いたします。
2 市立鬼無里診療所改修事業の実施について
平成 14 年 10 月の開所以来、受診者が増加し、現在では一日平均 40 人以上の受診 があり、待合室や点滴ベッド、リハビリテーションのスペース等が不足し支障を来 たす状況であり、また、地階に位置することから、玄関に続くスロープの冬期にお ける安全確保や玄関が市職員と共用であるなど多くの課題を抱えています。鬼無里 地区市民の念願であった診療所が、今後も市民生活の安心の拠点となるべく施設改 修をお願いし、いっそうの医療体制の充実を要望いたします。
3 有害鳥獣対策について
鬼無里地区においては、有害鳥獣による農作物の被害が拡大しており、特に猿に よる被害は甚大で、野菜や豆類に加え、稲までにも被害が広がり、農家は網や電気 牧柵を設置したり爆音機、花火、エアガン等で追払いを行っていますが効果がない 状況です。さらに、過疎化に加え農家の高齢化により、これ以上の自衛手段には限 界があり、このままでは生産意欲も減退し、農地の荒廃化がいっそう進むことが予 想されます。今回、鬼無里地区有害鳥獣対策協議会が設立され、今後の活動に期待 をしているところですが、市としても専門的知識、経験を有する職員の配置を行う 等の防除システムの構築を図るとともに対策への十分な予算措置を講じていただく 等、これまでよりさらに踏み込んだ対策を講じていただきたく要望いたします。
4 国・県・市道の整備促進について
国道 406 号の改良については、茂菅地籍のトンネル、1号橋の工事について 5 ヵ 年、戸隠土合以西のトンネル、橋の県農政部工事完了後の付け替え道路(橋、トン ネル)工事について 5 ヵ年、全 10 ヵ年での完了を、また、主要地方道信濃信州新線 については、特に萩之峯∼和田間、須田、小鬼無里、岡、高橋、財又の集落の中、 峠∼中田間、菅谷地∼戸隠境間について道路幅 1. 5 車線以上への改良を県に対し強 力に要望するようお願いいたします。また、市道の維持、修繕については、地元地 区要望について早期に対応をいただき、舗装、側溝、安全施設等、市民の立場に立 ったきめ細かな事業実施を要望いたします。
5 市有マイクロバスの使用に係る弾力的な運用について
現在、市有マイクロバスの使用については、その承認基準について制限があると ころですが、旧鬼無里村においては、学校教育、社会教育等において広く活用し、 地域の活性化に成果をあげてきました。鬼無里地区は公共交通機関の利用には不便 な地域であり、実情をご勘案いただき、使用基準の弾力的な運用を図っていただく とともに、十分な予算措置を講じていただくよう要望いたします。
6 地籍調査事業の継続実施について
鬼無里地区では、地籍調査を着手したのが平成 13 年度と近隣地域より遅く、また、 高齢化、世代交代、不在地主の増加、土地荒廃等により境界確認が困難になってい る状況であり、あらゆる生産の基礎要素である地籍の明確化を図り、公租公課への 反映、土地紛争の防止等、いっそうの事業推進を望む声が強く、平成 18 年度以降も 早期に事業が完了するよう継続的な事業の推進を要望いたします。
7 市立鬼無里公民館 3 分館に対する事業運営費の予算化について
統合前の旧 3 小学校の区域を対象に、20 の行政区をまたぐ形で設置された 3 分館 の特殊性とこれまでの地域に根ざした主体的な活動実績を考慮いただき、合併後も 3 分館を存続いただいたところですが、本館予算には十分配慮をいただいているも のの、分館に対しては事業運営に係る予算措置がなされていないため、活動が停滞 している状況です。分館活動の停滞は地域コミュニティの希薄化を招く恐れもあり、 3 分館への事業運営費の予算化を要望いたします。
以上