平成25年度第5回府中市商店街振興プラン検討協議会会議録(要旨)
1 開催日時 平成25年9月25日(水)午後2時00分から午後4時00分まで
2 場 所 府中駅北第2庁舎 3階会議室
3 出 席 者
委 員 川口宣男委員、金順玉副会長、今田誠司委員、高島利尚会長、
髙野均委員、野口英一郎委員(6名、50音順)
(欠席:大西委員、大堀委員)
むさし府中商工会議所
振興活性課長 鈴木光治、振興活性課地域活性係長 石坂茂樹
事務局 経済観光課商工係長 桐生光章、経済観光課 松本典子、
有山公崇、佐々木孝広(株式会社流通研究所)
傍聴者 なし
4 議事日程 (1)第4回会議録の確認
(2)本日の協議内容の概要説明
(3)協議
ア 府中市商店街振興プラン(素案)について
イ その他
≪協議会内容(要旨)≫
会長
平成 25 年度第 5 回府中市商店街振興プラン検討協議会を開催いたします。事務局
から連絡事項がありましたら、お願いします。
事務局
本日の欠席者についてですが、大西委員、大堀委員が欠席となっております。出席
者が過半数となっておりますので、本日の会議は有効に成立しております。また、本
日の傍聴者はいません。事務局におきましても市議会開催中のため、2人欠席してお
ります。また、本日から会長の要望により、むさし府中商工会議所の方にもご出席い
ただいております。商工会議所の方には、本日を含めてあと3回でございますが、ご
出席いただく予定です。
会長
最初に前回の会議録の確認ですが、ご自分の発言のところを中心に確認いただいて、
書き直し等がありましたら9月30日までに事務局へお知らせください。欠席されて
いるお二方については、事務局からお伝え願います。
前回、協議が不十分な所がありましたので、本日はそのような点もしっかりと協議
して、振興プラン(案)の方向付けを行った上で、次回の協議会で振興プラン(案)
を固め、11 月8 日は最終確認だけ行って完成させるといった流れで進めていきたい
と思います。今回は最も重要な第3章、第4章に焦点を当てながら論議していきたい
と思います。
事務局
前々回の協議会の際の、大規模店と商店街の延べ床面積が10年前と比較してどの
程度変化しているか、というご質問に回答させていただきます。まず、商業統計調査
ですが、平成9年、11年、14年、16年、19年と行われており、次の調査の実施は
平成26年の予定となっております。そのため、平成19年と平成9年で10年間の比
較をしました。また、大規模店につきましては大規模小売店舗立地法に係る店舗を大
規模店とさせていただき、データについては経済観光課で把握している値を使用しま
した。府中市における小売店の売場面積は、平成9年で171,882㎡(そのうち大規模
小売店は 105,562 ㎡で全体の 61.4%、それ以外の小売店は 38.6%)、平成 19 年で 219,575 ㎡(そのうち大規模小売店は 140,366㎡で全体の 64%、それ以外の小売店 は36%)となっております。
会長
今のようなデータを振興プラン(案)の第1章2(2)「販売形態の変化」などに付
野口委員
大規模店の面積は平成9年が100,000㎡、平成19 年が140,000㎡で40,000㎡増
えていて、総面積も平成9年が170,000㎡、平成19 年が210,000㎡で40,000㎡増
えているので、大規模店の面積分の40,000 ㎡が増えているということで、商店街や
小売の個人商店の面積は全く増えていないということですか。
事務局
統計上、そういうことになります。
会長
今の質問は的を射たものですので、こういった変化も第1章の中で触れていただい
た方が良いと思います。
副会長
平成 19 年と平成 25年だとだいぶ時間が空きますが、その間の店舗数の増減など
のデータはありますか。商業統計が平成26年にならないと出てこないとのことです
が、このようなデータも平成26年まで出てこないということですか。
事務局
平成19年以降、大規模小売店に限ってですが6店舗増加して、1店舗減少してい
ます。
今田委員
振興プラン(案)の「販売形態の変化」には、武蔵野市や町田市が掲載されていな
いように、多摩地区の全ての自治体が掲載されているわけではないですが、掲載され
ていない自治体は府中市との比較の対象にはならないということですか。
会長
第1章に関しては、今の指摘も踏まえて、比較対象地域に武蔵野市や町田市も含め
るかなど、もう一度コンサルで整理しなおしていただけますか。
事務局
説明の補足事項ですが、先ほどの大規模店の増減のデータは、面積が1,000㎡以上
の大規模小売店だけのものです。1,000㎡未満の大規模小売店は含まれていません。
会長
発表されているデータとしては平成19年が最新ですが、データとしては古いので、
平成23年か平成24年のデータを使って比較していただきたいと思います。
副会長
どうしてもデータが出てこない場合には、先ほど事務局から説明があったように予
測として今後も大規模小売店の割合が増加するといったことを数値などで示してい
ただけると、府中市は本当に大規模店化が進んでいて、一般の小売店が厳しいという
現状が読み取れます。
5年後を考えるとさらに状況が変化しているかもしれないです。 会長
特に多摩地区は、立川に大規模店が進出したり、変化の多い地域ですので、最新のデ
ータを使うようにしてください。
お手元にある振興プラン(素案)についてですが、第1章については先ほどお願い
した通り、比較の年次をそろえて、データがない場合には近い年のデータを使って、
全体の流れが比較できるように調整をしてください。
この振興プランの中心となる第2章以降で、どのようなところが主な検討事項にな
るのかがわかるように資料2の説明をお願いします。
コンサル
説明します。
<資料2の説明>
府中市商店街振興プラン(素案)
会長
それでは振興プラン(素案)第3章1「商品づくり」から協議します。ここでは「特
産品等の開発」と「一店/一街活動の実施」が目玉になっていますが、何かご意見は
ありますか。なお、ここは「一店/一街活動」ではなく「一店/一街逸品活動」です
ね。修正してください。
川口委員
この振興プラン(素案)を見ての率直な感想ですが、このプランを誰に見てもらう
のかがわからないです。商店街の店主に見てもらうのか、一般の人に見てもらうのか、
その違いで視点も変わってくると思います。例えば第2章に前回のプランの施策実施
状況がありますが、実施はしたがどのようなことをしたのか、未実施だったらなぜ未
実施だったのかを書かないと何もわからないです。
また、第 3 章には「商店街の活性化に向けた「5 つの創造」」とありますが、確か
にITなども大事だとは思いますが、高齢者施策がほとんど出てきていないです。イ
ンターネットができない高齢者はたくさんいるのに第3章5(2)「情報の提供と活用
による空き店舗対策」の中の「高齢者福祉事業」の一行で済ませて良いのかは疑問で
す。
最初に戻りますが、府中市長の目標の中に「笑顔」という言葉がよく出てきます。
この間、市長とお話した際にも「笑顔という言葉が色々な場所で使われ始めてきて、
すごく嬉しいです」とおっしゃっていたので、サブタイトルの「~地域生活に密着し
た活気ある商店街の再生~」に「笑顔」という言葉を入れてみるのも良いのではない
会長
川口委員が指摘された誰にというところは、どのように考えていますか。事務局か
らお願いします。
事務局
この振興プランは、市として今後どのように施策を進めていくのかの指針となるも
ので、市としてはこのように考えているので、活性化に向けて商店街も一緒に取り組
んでいきませんか、というものになります。そういう位置づけですので、商店街の皆
さんにも見やすいようにしたいと考えています。
川口委員
そのように考えると第2章は、説明不足だと思います。実施・未実施という一行だ
けでは、府中市内で商人塾を実施している商店街があるということはわかりますが、
実施したことのない商店街が、「商人塾ってどんなもの」、「実際にやってみたい」と
思っても、どのようなものなのかが全くわからないです。また、未実施だったのは、
予算的な問題があったからなのか、参加者が少なかったからなのか、などどのような
問題があって、未実施だったのかということを示す必要があると思います。一度、振
興プランを作ったのですから、その進捗状況を皆さんに知らせる必要があると思いま
す。
会長
この振興プランは、一般市民の皆さんにも見ていただきますが、主に商店主や商店
街の皆さんのように実際に活動される方に見ていただいて、活性化に取り組んでもら
おうということですね。
川口委員
そのような振興プランであれば良いと思います。そうであれば第4章の書き方も変
わってくると思います。
会長
第4章で、現行の振興プランから継続実施する施策については、第2章で実施状況
などをしっかりとおさえて、現場が理解できるような表現でまとめるようにしましょ
う。
副会長
未実施だった施策について、なぜ未実施だったのかということを、どこかに記載し
たほうが良いと思います。未実施だった理由が書いてあれば、その理由に応じた対策
を議論し、振興プランに反映させることができると思います。そして、今回の振興プ
ランは前回のプランの中で実施率の高かった施策を集めました、というように話を持
っていくことができると思います。
川口委員
のかの検証は必要だと思います。
会長
それでは、改めて「商品づくり」に戻して、論議を続けましょう。まず、ビジネスの
基本となる、お客様に買っていただける「商品づくり」について、いかがですか。
川口委員
「商品づくり」に府中市の特産品というのがありますが、それぞれの地域で何か一
つ見つけようとなると全く見当たらないのですし、これから何か新たに作るとなると
どのように開発したら良いのかもわからないです。
会長
モノづくりの時に一番大切なのが、誰をお客様とするかということです。誰に喜ん
でもらう商品やサービスを作っていくのかがはっきりしないとうまくいかないです。
場合によっては、商店街の人たちで一から新しい商品を作るのではなく、売れる商品
を探して、それを販売するというのもありだと思います。
川口委員
府中市で、B級グルメなどに参加している所はありますか。
野口委員
商工まつりで、B級グルメについてのアンケートを取っていましたよね。
商工会議所
この前、実施したのは、一般市民や市内の飲食店の皆さんからレシピを募集して、
書類選考し、商工まつりの会場で実際に試食をしてもらい、グランプリを決定すると
いうものです。このような取り組みを実施した理由は、府中市の目玉となるものを作
ろうということです。この取り組みは、今回で完結ではなく、今年の国体の会場でも
PRしますし、今後、市内の飲食店と商工会議所で食品製造会社にグランプリになっ
たレシピで商品を作ってもらえないかという働きかけをしていきます。ちなみに 30
品目くらいの応募がありました。
野口委員
こういうことを商店街の活動の中にも入れておかないと、結局は商工会議所単体の
活動ということになってしまいます。「商品づくり」の中に「商工会議所と連動した
B級グルメの開発」という項目を入れておかないと、統一性がなくなってしまう気が
します。
川口委員
このような取り組みは単年度で終わらせないで、継続していかないといけないと思
います。例えば、全国的な B 級グルメのイベントに出店して、ニュースとして取り
上げられれば、売上は増えていくと思います。山梨県の甲府鳥もつ煮のような取り組
みになっていけば良いですね。そういった取り組みを振興プランに反映できれば、お
商工会議所
振興プラン(素案)第3章1(1)「特産品等の開発」が、まさにそれにあたります。
会長
B級グルメを開発するときには、山梨のように昔から県民が当たり前に食べていたもの
にスポットをあてたものと、厚木のシロコロのように地域の業者以外の人たちが新たに
取り組む例の大きく二つがあります。山梨のような例は、比較的成功する確率が高く、
八戸のせんべい汁がそれにあたります。地域をうまく巻き込んでやらないと、後にしこ
りを残すこともあります。こういうことも、B級グルメに取り組むときには考えないとい
けないかと思います。
髙野委員
一つの商品が開発できれば、飲食店の皆さんもそこから新たなメニューを考えてい
けると思います。
川口委員
まずは飲食店の皆さんから、これが府中の特産物ですよ、というようにお客様に提
供してもらえれば良いと思いますね。一つ商品が生まれれば、必ずもう一つ生まれる
と思います。
会長
このような取り組みは、成功例も失敗例もたくさんありますので、商工会議所で情
報収集してもらえますか。例えば、ご当地グルメとして座間市商工会を中心に取り組
んだ「座間市ひまわりすいとん」は、失敗例ですね。座間市には、もともと小麦粉料
理の文化があったのですが、小麦粉でうどん以外の何かを作ろうということで、すい
とんを作りました。また、座間名産の高座豚をすいとんの「とん」にあてて商品開発
を進めたのですが、すいとんを知っている60代以上の人はすいとんにあまり良いイ
メージを持っておらず、逆に若い人はすいとんを知らないということで、結果はいま
ひとつでした。ただ、同じすいとんでも山梨県大月市の「大月おつけだんご」はうま
くいっています。結局、メニュー自体の問題ではなく、進め方の問題だと思います。
B 級グルメや大國魂神社の祭りのように府中市以外の人を集めて活性化していこうと
いう取り組みもあります。イベント型で知ってもらい、平常時につなげていくことは大
切です。しかし、域外からのお客様が行きにくい商店街(会)もあります。したがって、そ
れぞれの商店街が、どういう商圏で、どういうお客様に、どういうモノやサービスを提
供していくのか、ということを独自で考えることが求められます。第 5 章の商店街の分
布を見ながら、各商店街(会)が考えるヒントを振興プランで整理しながら、「だからこう
いうモノを作っていくんだ」、「こういう品ぞろえをやっていくんだ」というように結び
つくと良いですね。川口委員のところのように多様な人たちが住んでおられ、コンパク
トな商店街だと、駅前とは違った品ぞろえが求められますし。
野口委員
詳しい施策については第4章に出てくると思いますので、商品づくりに関しては、
「特産品等の開発」と「一店/一街/逸品活動の実施」の2つの項目立てで良いと思
います。
先ほど川口委員がおっしゃっていた、「笑顔」という言葉はすごく素敵な言葉だと
思うので、第 2章の「商店街振興に向けた目標(目指す商店街の姿)」を「地域資源
を活用した魅力ある商品やサービスと笑顔があふれる商店街」に変えると良いと思い
ます。商店街はヒューマンコミュニケーションの場だと思いますので、地域との寄り
合いの中で笑顔があれば商店街も盛り上がっていくと思います。
会長
いつも良い顔をしていると商売も楽しくなってきますね。皆さんはいかがですか。
コンサル
府中市の総合計画の中では、「笑顔」の表記は漢字になっていますが、振興プラン
での表記はどのようにしますか。
会長
市のコンセプトに合わせるということで、漢字での表記で良いと思います。
「商品づくり」の項目は、素案の通りで良いということで、ただ、お客様を見て品
ぞろえや商品開発をしていかなければいけないので、誰を対象にするのかということ
をしっかりと入れてください。
次に、2「サービスづくり」についてはいかがですか。まず、ここでいうサービス
の定義について、コンサルから再確認してください。
コンサル
イベント、インターネットの活用、商店街マップ、100円商店街、街バルなど、消
費者に商店街に来ていただくためのきっかけとして提供するものと考えております。
会長
対価をいただいて提供するサービスという意味ではないということですね。
コンサル
そうです。
会長
魅力ある「商品づくり」と「サービスづくり」と書いた場合には、どちらも対価を
もらって提供するものだと受け取られることが多いので、サービスの定義を注意書き
として振興プランに書いた方が良いです。
商店街として集客しながら、さらにリピータを増やしていくような笑顔のあふれる
ような商店街づくりをしていくと考えた場合に「サービスづくり」についてご意見は
今田委員
「新たなサービスの提供」で読み取り機を導入して、商店街共通ポイントカードを
発行するというのはどうですか。
会長
現在、府中市の商店街ではポイントカードはどの程度導入されていますか。
商工会議所
商店街の中では、イベントの時だけポイントカードを使用するというところもあり
ます。
会長
複数の商店街で、共通のポイントカードを作っているようなところはありますか。
野口委員
ないですね。個店単位ではやっていますが。
川口委員
付与するポイントを統一するのが、大変ですね。100円単位の買い物から電気屋だ
と何十万円の買い物まで、そのそれぞれのポイントをどうするのかという問題があり
ます。
会長
Suicaなどを使って、ポイントカードを普及させようという動きが各地であります ね。お客様の視点から考えると、ここは使える、ここは使えない、と限られてしまう
ようなものではなく、どこに行っても共通で使えるものがほしいですね。そうしない
と、持っているカードの枚数が増えるだけということになってしまいます。一昨年の
商工会議所の調査レポートにカードについての調査結果がありますので、委員の皆さ
んにも送付して、見ていただいた方が良いかもしれないですね。
川口委員
簡単にスタンプを押すというやり方では手間がかかるというのであれば、媒体にな
る機械を買うための、あるいは借りるためのお金がかかりますが、商店街単位でやる
場合、各商店主が負担するのか、商店街が負担するのか、という話になるとせめぎ合
いになります。個人単位でそれを負担するとなるとかなり大変ですし、商店街で負担
してほしいという話になっても商店街にもお金はないです。今は、どこの商店街もそ
んなにお金はないので、イベントに対してだと「元気を出せ商店街」事業などの補助
金もありますが、何らかのアイディアに対しての補助金もあれば良いと思います。
会長
川口委員がおっしゃられたように、ポイントカードを導入しようとすると付与する
ポイントを割合や取り扱っている商品の違いなどの様々な問題が出てきます。そうす
副会長
ポイントカード事業を成功させるためには、店舗の参加率、発券率、回収率の三つ
が重要だと言われますが、個店の負担が増えると店舗の参加率が減ります。そうする
と商店街の中で、この店ではポイントが付くけれども、この店では付かないとなって
しまって、どこの商店街でも下火になってきていると思います。
さらに、商店街の中にチェーン店の出店も多くなってきていますが、そういう店舗
は独自のポイントカードを作っているので、商店街のポイントカードには参加しませ
ん。そうするとさらにバランスが取れなくなってしまいます。
川口委員
結局、ポイントが付くからあちらのお店に行こう、ということになりますよね。
会長
お客様からみれば、どのお店でも使えるものを望みます。
川口委員
こうして議論をしていると色々なアイディアが出てきますが、振興プランのように
文章にしてしまうとそこで終わってしまい、協議会での議論がなかなか生きてこない
ですよね。
副会長
第4章に具体的な施策名がありますが、あまり具体的ではないものも含まれている
ので、協議会で新たな施策を市に提言をしていくということでも良いのではないかな
と思います。
会長
では、第3章3「人づくり」ですが、ここでは商店街におけるリーダーの育成と個
店の経営をより良くしていくために必要な経営相談・指導とありますが、経営のプロ
である経営者に対して指導をするというスタンスは失礼だということで、平成 11 年
から国の施策では経営指導ではなく経営支援と表現しています。振興プランも指導か
ら支援に修正して下さい。
4「ネットワークづくり」ですが、この「活動の場を通じたネットワークの構築」
というのは、「商店街活動を通じた」ということですか。ここについて説明をお願い
します。
コンサル
例えば、商店街マップを作ろう、特産品の開発をしよう、といった商店街の活性化
に向けた活動の場を通じて、色々な人を巻き込んでいこうという意味です。
会長
例えば、前々回にお祭りの話が出ていたかと思いますが、お互いに協力してやって
コンサル
そういうのも入ります。
会長
「ネットワークづくり」については、以上で良いですか。
5「環境づくり」ですが、ここでのIT環境とはどのようなイメージですか。
コンサル
これまでの協議会の中でいただいたご意見や既存の「たまごネット」の活用など、
できるだけ現実に近い取り組みにしたいと考えています。
会長
5(1)「IT環境の整備・拡充」をする目的は、何になりますか。 コンサル
目的は集客ですね。
会長
お客様の認知度を高めるということですね。
5(2)「情報の提供と活用による空き店舗の対策」とありますが、ITの活用に限定 した空き店舗対策ということですか。
コンサル
ここは、ITの活用に限ったことではありません。
会長
5(3)「環境にやさしい商店街の整備」は、エコを意識して、安全安心的な要素も
含めた商店街づくりというイメージになると思いますが、5(4)「個店経営の強化」
は3(2)「経営相談・指導体制の充実」との兼ね合いからどのようなイメージになり
ますか。3(2)は人づくりで、こちらは、経営全般を意識した施策展開をしていくと
いうことですか。
コンサル
そうです。3(2)が対人で、5(3)が対経営全般ということになります。
副会長
先ほど川口委員がおっしゃったように高齢者対策がないのですが、この環境づくり
のところに高齢者対策を入れても良いと思います。商店主の方自身の高齢化と、お客
様の高齢化の問題があります。
川口委員
読売新聞の多摩版に、団地の高齢者にトラックに商品を積んで持って行って販売す
るという取り組みが始まった、という記事がありました。例えば、そういった取り組
みへの補助金があったら良いかなと思います。これから、買い物に行けない高齢者が
どんどん増えるので、そういうことも見据えて振興プランに書いておいた方が良いと
副会長
昔は、商店街を歩いている方は若い子育て世代か高齢者の方で中間層があまりいな
いというパターンが多かったですが、最近は若い子育て世代もいなくて、高齢者が中
心になっています。高齢者が中心になっている現状から、その人たちを取り込んでい
くような何かをしていかないと商店街活性化は難しい時代になっていると思います。
川口委員
高齢者の方は、インターネットを使っての買い物は無理なので、どうしても外に買
い物に出なければいけないですが、それさえもつらいという高齢者もたくさんいます。
近くの商店街の人たちが宅配するでも良いですし、そういう人たちに何か手を差しの
べていかないといけないです。そういう取り組みへの支援策も必要だと思います。
会長
では、5番目として、高齢化対応を追加することを検討してください。具体的に取
り組みとしては、大変多様です。府中市は、歩ける距離にお店があるので、まだ大丈
夫だとは思います。首都圏における都市、府中市にあった高齢化対応という視点で施
策を考えていただければと思います。
川口委員
今回の振興プランは良いかもしれないですが、次に作るときには、高齢者対応が全
面になってくると思います。その対策を今のうちから少しずつ出していかないといけ
ないと思います。
会長
仕組み作りはすぐにはできないですから。今から 10年たつと 75 歳が人口のピー
クになる人口構造になります。10 年後をにらんだ形でどのような準備をしていくの
かという意味から高齢化対応は大変重要なテーマです。また、これは別途福祉の問題
と絡めて考えていかないといけない問題でもあります。
第4章「商品づくり施策」については、いかがですか。
副会長
第3章の「商品づくり」の項目として(1)「特産品等の開発」、(2)「一店/一街逸
品活動の実施」があって、それに対する具体的な施策が、ここに掲載されているとい
うことですよね。そこで、1-1-1「特産品等開発支援事業」と 1-1-2「商店会等
アドバイザー派遣事業」とありますが、これがどう特産品開発と結びつくのか、その
説明をいただきたいと思います。第3章の「5つの創造」は良いと思いますが、それ
を具体的に支援する際の具体的な施策として何をするのかがわかりにくいです。また、
事業主体、活用者・連携者、支援者の区分と役割もわかりにくいです。
会長
地域資源を活用して地域を元気にしようということで平成19年から国も非常に力
19年からスタートした「地域資源活用プログラム」、平成20年からは「農商工連携」、 それから商工会議所がやる事業として「全国展開事業(∞事業)」というものがあり
ます。また、東京都と国が一緒になって、ファンド事業をやっています。補助額が
800万円くらいで、年4回くらい募集していたはずです。いずれにしても、色々な施
策が講じられているので、ここではもう少し掘り下げて施策の検討をした方が良いで
すね。
一店/一街逸品活動に対しては、どのような事業を行うのですか。また、府中市で
はこういった取り組みはすでに行われていますか。
商工会議所
商店街でPR媒体を使って、やっていこうという取り組みはあります。
川口委員
もう少し具体的に書いたらどうかと思います。施策を並べるのではなく、例えば府
中市のどの部署に行けば各種の取り組みへの支援の資料がもらえるのか、一店/一街
逸品活動なら商工会議所に行けば資料がもらえます、など具体的に動く場合のマニュ
アルのようなものがあれば良いと思います。
会長
そうですね。支援機関一覧表もつけて、どういう部署に行けば良いのかがわかるよ
うに電話番号とメールアドレス、ホームページは最低掲載するようにしましょう。振
興プランに書く際は、第4章のように頭出しだけで良いと思います。
今田委員は、いかがですか。
今田委員
紙面にも制限があるとは思いますが、事例も載せてみたらどうでしょうか。どうい
う取り組みが対象になるかがわかるようにすれば良いと思います。
会長
先ほど川口委員もおっしゃられたようにどういう活動をすれば良いのか、支援を活
用した人たちにはどんなメリットがあるのかがわかるように書けば良いと思います。
会長
ページ数も多くなりますが、最近の国の施策のPR資料なども参考にして、作成し
てみてください。
川口委員
第4章の事業内容についての文言は、それほど変えなくても良いと思います。これ
に実際に行った施策、できなかった施策の分類を付けたすような形で良いのではない
でしょうか。
第4章5「環境づくり施策」で、「高度IT情報ツール等の開発」とありますが、ス
マートフォン向けアプリの開発とポイントサービスを組み合わせたものを作ったら
副会長
都の補助金を使って、色々と取り組んでいるところもありすね。
川口委員
補助金はとても大切ですが、この取り組みは補助金の対象になりますが、この取り
組みでは対象になりません、という線引きがわかりにくいですね。
会長
そうですね。総務省や国土交通省などからも色々な補助金が出ているので、うまく
使ったら良いと思います。ただ、補助金をもらうことが目的にならないように留意する
ことが大切です。
川口委員
結局、3年続けて補助金をもらえれば良い方で、そのあとは自分たちでやれよとい
うことになるので、そこから大変になりますね。
この前、NPO法人が中心となって進めた、地域通貨の事例が新聞に載っていまし
た。これからは、NPOなどの団体との連携も重要になってきますよね。
会長
地域通貨では、ボランティア活動や高齢者対策も全部ひっくるめたシステムを作っ
た事例として、秩父の成功例が取り上げられています。
副会長
第4章1「商品づくり施策」の「商店会等アドバイザー派遣事業」の中に「自治会
や教育機関・団体など幅広い人材の参画を促しながら」とありますが、どうやって参
画を促すのかがわからないです。アドバイザー派遣だけで参画を促すのは難しいので
はないでしょうか。
アドバイザー派遣事業でどうやって住民を呼んでくるのか、その辺が見えてこない
です。商店街がアドバイザーを使って、どうやってNPOや住民を集めるのかが見え
てこないです。
商店街にアドバイザーを派遣するのではなく、地域の人たちやNPOの人たちが一
緒になって話し合う場所が必要だと思います。そのためのアドバイザー派遣事業だと
思います。
会長
おっしゃる通りですが、それを振興プランに載せるのは非常に難しいですね。そう
いう能力をもったアドバイザーを採用して、進めていくしかないですね。
野口委員
文章の確認ですが、一店/一街逸品活動の中の事業内容で、「そこでしか手に入ら
ない、味わえないなどの逸品・一品を選定・開発」するのが商工会議所で、「一店の
活動をベースに一街の活動として展開できるよう活動を強化していく」のが府中市、
ですか。そして、誰が中心にこの施策を活用していくことになるのかを確認したいの
ですが。
コンサル
表現したかった内容としましては、実際に逸品・一品を選定・開発するのは、商店
街・店主・市民等、この事業自体を音頭を取って進めていくのが会議所です。つまり、
活動を強化、普及に努めていくのが会議所、そこに何らかの形で支援するのが府中市
ということになります。この文章では、なかなかご理解いただけないということです
ので、修正していかないといけないと思います。
野口委員
これを見た人には、どこが主体になるのかがわからないと思います。具体的な活動
の中心になるのかがわかるようにした方が良いと思います。
川口委員
それから商店会等アドバイザー派遣事業が各項目に出てきていますが、その都度、
掲載するのではなく、別枠にアドバイザー事業がありますということを一度、書いて
おけば良いと思います。
会長
商店街活性化に向けた全ての取り組みに、アドバイザー派遣事業が活用できますと
いうことを書いておけば良いということですね。
会長
他にご意見はありますか。
第2章「前回プランの施策実施状況」での検証において、実施されて効果があった
事業が、新しい振興プランでも継続されるということですか。
コンサル
未実施に関しましては、府中市や商工会議所と話し合った際に、現行のプランは理
想とするところを数多く載せていたという反省点がありましたので、身の丈にあった、
実際に実施されている事業を中心にまとめています。
会長
商工会議所の視点から、重要な事項が抜けているなどの指摘はありますか。商店街
の活性化に古くからかかわってきている商工会議所の視点から、意見をまとめていた
だけますか。それから、商工会議所とコンサルで協力して、国や都が実施している施
策をまとめていただけますか。内容が似ていて、金額が国と都と市で違うといった補
助金もあるので、そういったものもわかりやすくまとめてください。委員の指摘も踏
まえて、「施策体系フロー図」を利用しやすい形に整理しなおしてください。
川口委員
5章の「商店街タイプ別施策展開の考え方」で商店街のタイプと特徴が別れていま
しないのですか。
コンサル
記載します。
会長
以下の4点について特に配慮して、振興プランの作成をお願いします。①誰が利用
できて、どのようなメリットがあるのかを踏まえて、第3章と第4章をわかりやすく
整理する。②国や都も同じような施策を行っているので、そういった施策を整理して
振興プランに反映させる。③第5章での商店街の分類を意識して、それぞれのタイプ
毎の活性化にむけた取り組みのアドバイスを行う④支援機関の利用しやすい明細を
表示する。
今日の議論を踏まえて、事前に振興プラン(素案)を12日までに各委員に提示し
てください(郵送とメールにて送付)。素案への回答は、20日までにコンサルへ返信
してください(メールにて返信)。それを踏まえて、コンサルで修正を行い、第6 回
協議会に提示してください。最終的に1章から検討しなおして、細かい点の修正をし
て11月8日の第7回協議会で承認するという流れで良いですか。
第1 章は、12 日まででなくても良いですが、できるだけ平成23年、24 年データ
を出していただきながら、予測までは必要ないですが、傾向が見えるようにまとめて
ください。また、振興プラン(素案)に書かれている全市について、掲載する必要は
ないですが、関連する近隣の都市がどうなっているか、ということはわかるようにし
てください。
コンサル
事例については、どのようなイメージで整理すれば良いですか。
会長
5つの分類毎に1つか2つ、どの事業を使ったかがわかるように整理してください。
コンサル
プランとしては、今後の方針を示さなければいけませんが、例えば「施策体系フロ
ー図」のような形で、商店街や個店の方が見た時に、「こんな事業がありますよ」と
か、「問い合わせ窓口はこちらですよ」とか、がわかる資料を別にまとめた方が良い
ですか。
(会場から「そういうものがあれば良い」の声)
会長
今日の議事録は早めに作成して、欠席されている二人にもしっかりと伝わるように
していただけますか。使える振興プランを作るということを念頭に置いて、まとめて
いきましょう。
<その他事項として>