制度を利用する
仕事のこと・・・ お金のこと・・・ 住むところ・・・
こころの病気のときに利用できる制度があります。
例えば、働くための支援、住まい、金銭管理のお手伝い、
税金に関することなど、様々な制度やサービスがあります。
こうした様々な制度やサービスがあることを、ご本人だけ
ではなく、より多くの人たちにご理解いただき、こころの
病気を抱える方々が地域でともに安心して暮らせる社会を
築いていくことが大切です。
口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機関
障害者総合支援法について
障害者総合支援法に基づくサービスには、「自立支援給付」と「地域生活支援事業」が あります。(下図参照)
「自立支援給付」は、個々の障害のある人々の障害程度や勘案すべき事項(社会活動や 介護者、居住等の状況)をふまえ、 個別の支給決定が行われる「障害福祉サービス」があり、 介護の支援を受ける場合には「介護給付」、訓練等の支援を受ける場合は「訓練等給付」、 地域支援を受ける場合は「地域相談支援」があります。
「地域生活支援事業」は、市町村実施のもので、地域活動支援センター(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ型)、 相談支援事業、移動支援、日中一時支援、日常生活用具、生活サポートなどがあります。
※ 障害福祉サービスは、原則65歳未満の障害をもたれている方が対象となります。 また、基本的に利用したサービスの1割は自己負担となります。
ただし、所得に応じて、ある一定金額以上の負担を求めない負担上限月額が設定されます。 (詳しくは窓口まで)
●精神障害者の方の申請窓口 各保健センター、御津・建部分室
自立支援給付
障害者総合支援法
障害福祉サービス
の
自立支援
地域生活支援事業 地域生活支援事業
介護給付 訓練等給付 地域相談支援
・更生医療 ・育成医療 ・精神通院医療
・居宅介護・重度訪問介護・行動援護
・短期入所・重度障害者等包括支援
・療養介護・生活介護・施設入所支援等
・地域活動支援センター(Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ型)
・相談支援・日常生活用具・移動支援
・日中一時支援・生活サポート 等
・広域支援
・人材育成 等
・就労移行支援
・就労継続支援(A・B 型)
・自立支援・共同生活援助
・地域移行支援
・地域定着支援
・補装具 ・サービス利用計画作成費
・療養介護医療費 等
地域生活支援事業
窓口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機
障害福祉サービス
精神障害者が利用できる主なサービスをご紹介します。 事業所については「障害者のしおり」をご覧ください。
○介護給付
介護給付を利用するためには、利用申請し、障害支援区分の認定を受ける必要があります。 (サービス利用・手続きの流れ参照)
居宅介護(ホームヘルプ) 自宅で入浴、排せつ、食事の介護や調理、洗濯及び掃除等の 援助を行います。
(障害支援区分1以上の方。一部のサービスは2以上の方) 行動援護 自己判断能力が制限されている人が行動するときに危険を回
避するために必要な支援、外出支援を行います。
(障害支援区分3以上の方、その他詳細な要件あり。)
短期入所(ショートステイ)自宅で介護する人が病気などの時に、短期間、施設で入浴、 排せつ、食事の介護等、必要な支援を行います。
(障害支援区分1以上の方)
生活介護
常に介護を必要とする人に、昼間、入浴、排せつ、食事の介 護等、必要な支援を行うとともに、創作的活動又は生産活動 の機会を提供します。
(障害支援区分3以上の方:50歳以上は区分2以上の方) 施設入所支援 入所施設で夜間に入浴、排泄、食事の介護等、必要な支援を行います。
○訓練等給付
訓練等給付を利用するためには、利用申請が必要です。 (サービスの利用・手続きの流れを参照)
自立訓練(生活・機能訓練) 自立した日常生活又は社会生活ができるよう、身体機能・生活能力の向上のために必要な訓練を行います。 就労移行支援 一般企業等への就労を希望する人に、一定期間、就労に
必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。 就労継続支援(A型・B型) 一般企業等での就労が困難な人に、働く場を提供するとともに、知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。 共同生活援助(グループホーム)共同生活を行う住居で、相談や日常生活上の援助を行います。
○地域相談支援給付
地域移行支援 障害者支援施設等に入所している障害者又は精神科病院に入院している精神障 害者等について地域生活に移行するための活動に関する支援を行います。 地域定着支援 居宅において単身等で生活する障害者について常時の連絡体制を確保
し、緊急の際に相談、訪問その他必要な支援を行います。
口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機関
サービス利用・手続きの流れ
介護給付では 区分1∼6の 認定が行われ ます
一定期間、サービスを 利用し、ご本人の利用 意思確認、サービスが 適切かどうかの確認 をします。
審査会の意見聴取 障害者の心身の状況 を判定するための アセスメントを 行います。
相談・ 利用
( 保健センター等の )
障害支援 の 一 定
サービス等利用 、セ ンの作成 は でご さい
訓練・就労 別支援 定( 会)
障害支援の 定
支給 定 給者証の交付
定支給 定 介護給付を
する場合 訓練給付等をする場合
【受給者証見本】
受給者証には、サービスの種類・支給量・支給決定機関等 記載しています。
サービスを利用する際は、事業所に提示してください。 負担上限額は毎年利用者の収入等によって決定します。 岡山市
障害福祉サービス
(地域相談支援・療養介護医療)
受給者証
窓口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機
地域生活支援事業
地域生活支援事業では、事業所ごとに利用料を定めていますので、市の求める利用料 以外に費用がかかる場合があります。詳細については、「障害者のしおり」を参考に、そ れぞれの事業所におたずねください。
地域活動支援センター
(通所して、創作的活動・生産活動などの日中活動を行います) ●地域活動支援センターⅠ型
*詳細については、それぞれの地域活動支援センターⅠ型におたずねください →14ページ
★日中活動(創作的活動・生産活動)を行います。 ★専門職員が配置されています。
★医療・福祉・地域の社会基盤との連携強化の調整を行います。 ★地域住民ボランティアを育成します。
★障害に対する理解促進を図るための普及啓発を行います。 ★入浴や給食を提供します。(任意事業)給食は自己負担です。 利用料:無料
利用上限:1月あたり 月の実日数−8日
★地域活動支援センターⅠ型は、次の事業も行っています。
・住宅入居等支援(居住サポート) (一般住宅への入居を支援します) 入居支援や24時間の相談支援を行います。
対象者:知的障害者・精神障害者 利用料:無料
・成年後見制度利用支援(後見人などの選任を支援します) 対象者:知的障害者・精神障害者
利用料:無料
●地域活動支援センターⅡ型
★日中活動(創作的活動・生産活動)を行います。 ★機能訓練・社会適応訓練を行います。
★入浴や給食を提供します。(任意事業)給食は自己負担です。 利用料:無料
利用上限:1月あたり 月の実日数−8日
口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機関
●地域活動支援センターⅢ型・ 小規模作業所 ★日中活動(創作的活動・生産活動)を行います。 利用料:無料
利用上限:1月あたり 月の実日数−8日
相談支援
(相談を通じて、必要な情報を提供し、日常生活や社会生活を支援します) ★福祉サービスの利用援助(情報提供、相談等)
★社会資源を活用するための支援(各種支援施策に関する助言・指導等) ★社会生活力を高めるための支援
★ピアカウンセリング
★権利の擁護のために必要な援助(成年後見制度・権利擁護制度と関連あり) ★専門機関の紹介
利用料:無料
移動支援
(外出が困難な方にガイドヘルパーを派遣します) ★対象者:外出時に移動の支援が必要な精神障害者
対象者については、細かな要件が定められておりますので、窓口でおたずねください。 ★利用料:30分につき 90円 (生活保護世帯・低所得世帯は無料)
*介護加算対象者は1日につき (加算) 100円
★利用上限:1月あたり 50時間(同一世帯員間での利用時間の相互利用なし)
日中一時支援
(家族の就労支援と介護者の一時的な休息を提供します)
★対象者:就労支援(タイムケア)は介護者が就労している就学中の障害児 一時的休息(レスパイト)は上記以外で介護保険の対象にならない障害者
利用者負担金 利用者負担 医療機関の場合 送迎加算
(送迎サービスを有する事業所の場合) 利用者負担:(片道)50円
1時間以上 200円 400円 以後30分増すごとに (加算)25円 (加算)100円
窓口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機
★利用料:1割(生活保護世帯・低所得世帯は無料)
★利用上限:就労支援(タイムケア) 1月あたり 月の実日数−8日 一時的休息(レスパイト)1月あたり 8日
生活サポート
(介護給付支給決定者以外の方に家事援助を提供します)
★対象者:障害支援区分が非該当であって家事援助を必要とする介護保険の対象にな らない障害者
★利用料:30分につき 75円(生活保護世帯・低所得世帯は無料) ★利用上限:1月あたり 10時間
日常生活用具
(日常生活をより円滑に行えるよう、必要に応じて用具を給付します) 精神障害者の自立生活支援用具(頭部保護帽など)があります。
対象者については、細かな要件が定められておりますので、窓口でおたずねください。 ★利用料:1割(生活保護世帯・低所得世帯は無料)所得区分による負担上限月額があ ります。
口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機関
就労支援機関
公共職業安定所(ハローワーク)
ハローワークでは、働くことを希望している障害者に対して、職業相談、就職のあっ せんを行っています。また、障害者など就職困難な方の就職を促進するための各種の施 策を行っています。
●障害者短時間トライアル雇用奨励金
直ちに週20時間以上勤務することが難しい精神障害者及び発達障害者の方について、3 ~12ヶ月の期間をかけながら20時間以上の就業を目指すとともに、精神障害者等及び 事業主の相互理解を促進し雇用機会の確保を目的とする制度です。
●特定求職者雇用開発助成金
障害者、高齢者等就職が困難な求職者を安定所等の紹介により雇い入れる事業主に対 し最長2年、賃金の一部を助成することにより、障害者等の雇用を促進する制度です。 <お問い合わせ先>
岡山公共職業安定所専門援助部門 住所 岡山市北区野田1-1-20
電話 086-241-3704 FAX 086-243-9255 西大寺公共職業安定所
住所 岡山市東区河本町325-4
電話 086-942-3212 FAX 086-942-7580
岡山障害者職業センター
岡山障害者職業センターは、障害のある方に対して、ハローワークと協力して、就職に 向けての相談、職業能力等の評価、就職前の支援から就職後の職場適応、職場復帰の援 助まで、障害のある方お一人おひとりの状況に応じて次の支援サービスを提供しています。
●障害のある方に対して
①職業相談・職業評価
面談や各種検査等を通じて、就労上の課題や現状の整理を行い、今後の取り組み方、 必要な支援内容・方法等を含む職業リハビリテーション計画を策定します。
②ジョブコーチ支援
職場にジョブコーチが訪問し、障害のある方及び事業主に対して職場適応に関する支 援を行います。
③職業準備支援
センターでの作業支援や講座(職業準備講習カリキュラム、精神障害者自立支援カリ キュラム、発達障害者就労支援カリキュラム)を通じて、基本的な労働習慣等の就労
窓口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機
上の課題の改善を図るとともに、その対処法や必要な支援について検討します。
④職場復帰(リワーク)支援
うつ病等により休職中の方が復職を目指すにあたって、スムースに職場復帰し、その 後も安定して働き続けられるよう、主治医と連携しながら、休職者・事業所の両者に 対して支援(相談や助言、ウォーミングアップ支援)を行います。
●事業主に対して
障害者の受け入れから採用後に至るまでの雇用管理に関する様々な問題について、専 門的な助言、援助を行っています。
◆受付時間8:45~17:00(土・日曜日、祝日、年末年始を除く) ◆ご利用の案内・利用をご希望の方は事前にご予約をお願いします。 ・相談内容の秘密は固く守ります。
・支援サービスの利用にかかる費用は無料です。
・来所の際は、専用駐車場がないため、できるだけ公共交通機関のご利用をお願いします。 <お問い合わせ先>
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 岡山障害者職業センター
住所 岡山市北区中山下1-8-45 NTTクレド岡山ビル17階 電話 086-235-0830
岡山障害者就業・生活支援センター
障害者の雇用を支えるため、岡山障害者職業センターやハローワークと連携し、障害者 の雇用相談、雇用に向けての福祉施設での就労訓練・自立生活訓練の実施、職場実習のあっ せん及び職場定着のための活動等の支援活動を行います。また、養護学校生徒等の通勤 寮での自立生活体験利用も実施しています。
●対象者
・就職するために作業指導とともに生活指導が必要な方
・いったん就職したが、継続的な支援がないため職場不適応をおこし離職等のおそれ があったり、既に職場不適応で離職等をした方
<お問い合わせ先>
住所 岡山市北区中原664-1先
電話 086-275-5697 FAX 086-275-2973 メールアドレス gionhait@asahigawasou.or.jp
ホームページ http://www.asahigawasou.or.jp/shugyo
口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機関
救護施設
救護施設は、身体や精神に障害があり、経済的な問題も含めて日常生活をおくるのが 困難な人たちが、健康に安心して生活するための保護施設です。
(社福)浦安荘
●荘内作業
数ヶ所に分かれた作業場で、利用者の性格・能力・特性・病状に配慮しながら作業の カリキュラムを設定し、就労への準備や生活リズムを整える等個々の目標達成のため の支援を行っています。
●地域支援(外勤作業)
協力事業所において、就労支援を行います。より一歩社会人としての生活を体験する ことや、就労自立を目指します。単独就労やグループ就労、保護的就労など利用者のニー ズに合わせて行っています。
●生活支援
日常の生活援助と利用者のペースや趣向に合わせて、楽しく安心して過ごせる場の提 供と趣味や生きがいの開拓を支援しています。
●一時入所事業
生活保護を受給している方で、一時的に精神状態が不安定となった場合に、短期間浦 安荘を利用することによって、安定した居宅生活の継続を支援します。
また、入院中の方や在宅の方で、浦安荘での生活を体験するために利用することもで きます。
●居宅生活訓練事業
入所者が円滑に居宅生活に移行できるようにするため、施設において居宅生活に向け た生活訓練を行うとともに、訓練用住居(アパートや借家)を確保し、より居宅生活 に近い環境で実体験的に生活訓練を行うことにより、居宅生活への移行を支援します。
●通所事業
保護施設に通所する保護施設退所者等に、指導訓練等を実施し、又は職員が居宅等へ 訪問して生活指導等を実施することで、居宅で継続して自立生活が送れるよう支援す るとともに、保護施設からの退所の促進と受入のための有効活用を図ります。
<お問い合わせ先>
住所 岡山市南区浦安本町209
電話 086-263-9201 FAX 086-265-5552 メールアドレス urayasusou@etude.ocn.ne.jp
ホームページ http://www17.ocn.ne.jp/~uryss/top1.htm
窓口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機
精神障害者保健福祉手帳
一定の精神障害のある方に対して、その障害を認定して手帳を交付することにより、各 種の支援が受けられ、社会復帰と自立と社会参加の促進を図ることを目的とした制度です。
●対象者と障害等級は?
入院・在宅による区別や、年齢による制限はありません。
手帳の障害等級については、障害の程度により1級、2級、3級となっています。 なお、精神疾患があっても症状が投薬等により抑えられており、日常生活や社会生活 において不具合を生じていない方は対象になりません。
●手帳交付のための手続きは?
◆申請窓口 各保健センター、御津・建部分室
(申請や手帳の受け取り手続きは家族の方等が代わって行うことができます) ◆認定機関 岡山市こころの健康センター
◆必要な書類
・障害者手帳交付申請書(申請窓口にあります)
・診断書(精神障害者保健福祉手帳用)又は、精神障害を事由とした障害年金もし くは特別障害者給付金を現に受給していることを証する書類(障害年金証書等) の写し
※診断書の作成日は、精神障害に係る初診日から6ヶ月を経過している必要があ ります。
※障害年金証書等の写しによる申請の場合、年金事務所又は共済組合等へ障害等 級や、傷病の種類を照会することに関する同意書が必要となります。
(同意書は、申請窓口にあります) ・申請者の写真(縦4cm×横3cm)
※写真は脱帽して上半身を写したもので、申請日から1年以内に撮影したもの。 裏面に氏名・住所・生年月日の記入をお願いします。
・印鑑 ◆更新について
手帳の有効期間は2年間です。更新申請に基づき、2年毎に障害の状態を再認定 したうえで更新されます。(更新時期の案内はありませんが、有効期限の3ヶ月前 から申請できます)
詳しくは、各保健センター、御津・建部分室へお問い合わせください。→5ページ
●この手帳を所持することのメリットは?
手帳の等級などの条件がありますので、詳しくは各窓口にてお問い合わせください。
項目 対象者 お問い合わせ先
医療助成課
口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機関
児童福祉年金 1・2級で条件を満たす方 保健所健康づくり課TEL 086-803-1267 生活保護の障害者加算 1・2級で条件を満たす方 各福祉事務所 家庭ごみ有料化減免制度 1級 環境事業課TEL 086-803-1297 岡山市の認可保育所保育料免除 1~3級で市民税非課税世帯など条件を満たす方 保育園・幼稚園課TEL 086-803-1228
市営住宅入居抽選時の優遇措置 1~3級 岡山市営住宅管理センター
(日本管財(株)) TEL 086-206-5560 県営住宅入居抽選時の優遇措置 1~3級 岡山県庁住宅課TEL 086-226-7536 生活福祉資金貸付制度 1~3級で条件を満たす方 岡山市社会福祉協議会TEL 086-225-4051 駐車禁止除外指定車標章の交付 1級 各警察署交通課
「ほっとパーキングおかやま」
駐車場利用証の交付 1級で条件を満たす方 岡山県庁障害福祉課TEL 086-226-7343
バス運賃の割引 1~3級 各バス会社
路面電車運賃の割引 1~3級 岡山電気軌道株式会社TEL 086-272-5520 携帯電話の使用料等の割引 1~3級で条件を満たす方 各携帯電話会社 NHK放送受信料の全額免除 1~3級で世帯員すべて
が市民税非課税世帯 NHK視聴者コールセン ターTEL 0570-077-077 NHK放送受信料の半額免除 世帯主の方が1級でかつ
受信契約者の場合 NTT電話番号案内の無料利用
(ふれあい案内) 1~3級 NTTフリーダイヤルTEL 0120-104-174
●税制の優遇措置
この手帳によって、次のような所得税や住民税の障害者控除などの優遇措置が受けら れます。(ただし、手帳の等級などの条件があります)
詳しくは、各窓口にお問い合わせください。 問い合わせ先・関係機関一覧78ページ~参照
項目 対象者 お問い合わせ先
所得税の障害者控除 1~3級 各税務署
住民税の障害者控除 1~3級 各区役所税務課市民税係 住民税の非課税 1~3級で条件を満たす方 各区役所税務課市民税係 利子等の非課税 1~3級 各金融機関等の営業所等 相続税の障害者控除 1~3級で条件を満たす方 各税務署
贈与税の非課税 1~3級で条件を満たす方 各信託会社等の営業所各税務署 自動車税・軽自動車税・
自動車取得税の免除 1級で条件を満たす方 各県民局税務部、各区役所税務課 管理係、各支所、各地域センター
窓口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機
●駐車場使用料金の減免
施設名 お問い合わせ先 内容
天神町駐車場、駅元町北駐車場、 駅南駐車場、鹿田町駐車場、 城下地下駐車場
北区役所維持管理課 TEL 086-803-1685
1級の手帳所持者が同乗 する車両を駐車する場合 は、駐車料金が半額にな ります。
西大寺駅駐車場(定期のみ) 東区役所維持管理課TEL 086-944-5048 妹尾駅駐車場 妹尾駅前自転車等駐車場
TEL 086-282-5334 万富駅駐車場(定期のみ) 東区役所瀬戸支所産業建設課
TEL 086-952-1115
福渡駅駐車場 北区役所建部支所産業建設課 TEL 0867-22-1113
岡山市保健福祉会館駐車場、
岡山市分庁舎駐車場 岡山市総務企画課庁舎管理室 TEL 086-803-1152
岡山市勤労者福祉センター駐車場 岡山市勤労者福祉センターTEL 086-233-8311 岡山市福祉文化会館駐車場 岡山市福祉文化会館TEL 086-272-7881
烏城公園駐車場 烏城公園駐車場TEL 086-226-4809
手帳を提示することによ り、所持者が運転又は同 乗する車両を駐車する場 合は、駐車料金が半額に なります。
●施設利用料等の助成
手帳所持者やその介護者の入場が無料になったり、割引になることがあります。 施設、利用時期により条件が変更になることがありますので、詳しくは、各施設へお 問い合わせください。
◆市内の主な施設
岡山後楽園 岡山県立美術館 岡山県立博物館 岡山市立オリエント美術館 岡山シティミュージアム 岡山城
たけべの森公園 建部町文化センター(温水プール施設) 岡山市半田山植物園 足守プラザ(体験研修)
岡山ふれあいセンター(入浴施設)
西大寺ふれあいセンター(温水プール施設)
岡山市東山プール 岡山市立市民屋内温水プール
岡山市障害者体育センター 林原美術館 など
口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機関
障害基礎年金
障害厚生(共済)年金
障害基礎年金は、国民年金に加入している間に、病気やケガで障害をもつようになった とき(過去に被保険者だった方で、60歳以上65歳未満の方が国内に住んでいる間に障害 者になった場合も含みます)障害の程度が、国民年金法に定める1級又は2級の状態にあっ て、一定の保険料納付要件を満たしている場合に支給されます。
★20歳前(国民年金に加入する前)の病気やケガで障害者になった場合も、障害基礎 年金が支給されます。(ただし、本人所得制限があります)
★年金額は等級によってかわります。
障害厚生(共済)年金は厚生年金保険(共済組合)の被保険者期間中に病気やケガで 障害をもつようになった場合に、厚生年金保険法などに定められている障害の程度が1
~3級の状態にあって、障害基礎年金と同様に一定の保険料納付要件を満たしている場 合に支給されます。
●年金額
その方の加入状況により年金額が計算されますので一律ではありません。
1級、2級に認定された方は、同時に障害基礎年金の1級、2級をあわせて受けるこ とができます。
●申請窓口
障害基礎年金…各区役所 市民保険年金課(78ページ)
障害厚生年金…岡山西年金事務所 電話 086-214-6541(お客様相談室) 岡山東年金事務所 電話 086-270-7929(お客様相談室) 障害共済年金・・・加入している共済組合にお問い合わせください
まずは、主治医または病院のソーシャルワーカーなどにご相談ください。
(障害の程度や保険料の納付状況などにより、障害年金に該当しない場合もあります) ご存じですか?
保険料の免除制度
長い人生の間には、病気や経済的な理由でどうしても保険料が納められないことも考 えられます。このような場合、申請すれば保険料が免除されることもあります。
●法定免除
生活保護法による生活扶助、障害基礎年金又は障害厚生(共済)年金の障害年金(1・2級) を受けている場合
●申請免除及び納付猶予
所得の減少などの経済的な理由により、保険料の納付が困難な場合 ★届出及び申請の手続きが必要です。
窓口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機
特別障害給付金
児童福祉年金
特別障害者手当
生活保護
国民年金の任意加入期間に加入しなかったことにより、障害基礎年金などを受給して いない障害者を対象に、福祉的措置として平成17年4月から創設された制度です。
●対象者
国民年金の任意加入をされていなかった期間内に初診日があり、現に国民年金の障害 等級1級・2級程度の状態にある方で、次のいずれかに該当する方
①平成3年3月以前に国民年金の任意加入対象者であった学生
②昭和61年3月以前に国民年金の任意加入対象者であって、被用者年金制度(厚生年金 保険、共済組合)加入者等の配偶者
★給付額は等級によってかわります。
★原則、65歳に達する日の前日までに請求が必要ですが、施行日(平成17年4月1日) に65歳を超えていた方、または施行日以降間もなく65歳に達した方については、 経過措置があります。
★本人の所得による制限、受給中の年金との調整等あります。
<お問い合わせ先> 各区役所 市民保険年金課(78ページ)
20歳未満の精神障害者手帳所持者を監護している保護者に対して支給されます。手帳 の等級によって金額が変わります。
<お問い合わせ先> 岡山市保健所健康づくり課(5ページ~)
障害が重複するなど精神または身体に著しく重度の障害をもつ在宅の20歳以上の方で、 日常生活に特別の介護を必要とする方に支給されます。(所得制限などの条件があります)
●手当額 月額26,000円(平成26年度現在)
<お問い合わせ先> 各福祉事務所 御津・建部・瀬戸・灘崎支所(5ページ~)
病院や障害などのために働けなくなったり、他の制度を活用してもなお生活に困窮す る場合、最低限度の生活を保障し、自立を助長することを目的とする制度です。どのよ うな保護が受けられるかは、年齢や家族構成によっても違ってきます。
くわしい内容については、お住まいの地域にある福祉事務所までお問い合わせください。 なお、精神障害者手帳1級、2級所持者は生活保護受給の際に障害者加算の認定が受 けられる場合があります。
口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機関
傷病手当金
雇用されている方(被保険者)が、病気(精神疾患を含む)やけがで仕事を休み、給 料を受けることができなかった場合に、健康保険の保険者から支給される手当です。(労 働災害であれば対象になりません)
◆支給条件
次の4つの条件が揃ったときに支給をうけることができます。 ①業務外の病気やけがで療養中であること
②仕事に就けないこと(労務不能であった期間について医師の証明があること) ③4日以上仕事を休んでいること(うちはじめの3日間は連続していること) ④事業主から給与の支払いがないこと
◎はじめの3日間は「待期期間」となり支給されません。4日目から支給されます。待 期期間は、療養のために労務不能である状態であれば、欠勤・公休・有給休暇いずれ も算入することができます。
◎就業時間中に急病となり受診するために早退した場合は、その日を待期期間の1日目 とすることができます。
◎休んでいる期間中、給与の一部を受けている場合(低額の休職給を受けている、各種 手当が減額されず支給されているなど)は、傷病手当金の日額から、支給されている 給料の1日相当額を差し引いた額が支給されます。なお、支給されている給料の1日 相当額が、傷病手当金の日額を上回る場合は、その期間につき傷病手当金は支給され ません。
◎同一の病気で支給開始日から最長1年6ヶ月の間受給できます。この1年6ヶ月間とい うのは、暦のうえで計算した期間であって、実際に受給した期間ではありません。 上記は協会けんぽ(全国健康保険協会管掌健康保険)の場合です。健康保険組合や共 済組合が交付する保険証をお持ちの方は内容が異なる場合があります。また、国民健康 保険にはこの制度がありませんのでご了承ください。
●申請窓口 全国健康保険協会(84ページ) まずは事業所に相談してみてください 。
窓口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機
日常生活自立支援事業
住み慣れた地域で、安心して自立した生活を送ることができるよう援助することが目 的です。利用者と社会福祉協議会が利用契約を結んだ上で、サービスを提供します。 ●対象になるのは?・・・
・判断能力が不十分な方(認知症高齢者の方、知的障害のある方、精神障害のある 方などです)
・このサービスを利用する意思がある方 ・この契約内容が理解できる方
●サービスの内容は?・・・
①福祉サービスが安心して利用できるようお手伝いします。 ・福祉サービスについての情報提供や助言
・福祉サービスを利用するときの手続き
・福祉サービスについての苦情を解決するための手続き ②毎日の暮らしに必要なお金の出し入れをお手伝いします。 ・年金や福祉手当の受領に必要な手続き
・医療費を支払う手続き
・税金や社会保険料、公共料金等を支払う手続き ③大切な書類や印鑑などを安全な場所でお預かりします。 ・預貯金通帳
・証書類(年金証書、権利証、契約書、保険証書など) ・実印、銀行印など
●利用料はいくら?・・・
①②は一時間まで1,100円(30分毎に550円追加) ③は年間5,000円
その他生活支援員の交通費は実費負担していただきます。 ①②については、生活保護を受給中の方は無料です。
<お問い合わせ先> 岡山市社会福祉協議会
住所 岡山市北区鹿田町一丁目1−1(岡山市保健福祉会館内) 電話 086-225-4051
口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機関
成年後見制度
認知症、知的障害、精神障害、高次脳機能障害などで判断能力の不十分となった方々が、 法律行為(たとえば、医療契約や介護契約の締結、預貯金の管理、保険金の受領、遺産 分割協議、不動産の売買など)を1人で行うことは困難であり、援助者が必要となります。 このような判断能力の不十分な方々を保護し、支援するのが成年後見制度です。
★その他法律の相談窓口
公益財団法人リーガルエイド岡山 高齢者・障がい者支援センター 岡山市北区南方一丁目8-29岡山弁護士会館内 電話086-223-7899 公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート岡山県支部
岡山市北区駅前町2丁目2-12岡山県司法書士会館内 電話086-226-0470 成年後見 制度
法定後見制度 保 後 見
保 成年後見 く
全くない 後見制度
立て
のの 度 援 者
手続
- - - -
き
判断能力が十分で はなくなった方
判断能力が 不十分になったとき
後見人・保佐・補助
の開始の申立て 成年後見人等は家庭裁判所や
後見監督人の 監督を受ける 成年後見登記 家庭裁判所が調査
審
任意後見 判 監督人選任の 申立て 任意後見契約を
締結した方
(必要に応じて、 申立人等からの 事情聴取、本人の 判断能力の鑑定を 行う。 鑑定費用は 別途かかる。)
窓口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機
(NPO)おかやま入居支援センター
●内容
入居支援ネットワーク形成支援 居住物件探し支援
●対象になる方
高齢者・障がい者の方 <お問い合わせ先>
住所 岡山市北区東古松4-4-22サクラソウ101 電話 086-221-0530
時間 月~金曜日 9:00~18:00
※申し込みの場合、必ず関係機関(行政機関・医療機関・介護関係者・不動産仲介者・ 成年後見人など)と一緒にお越しください(電話予約必要)。
※支援決定には審査があります。
口医療を受ける制度を利用する仲間と支え合う問い合わせ先・関係機関
ま め ち し き
こころの健康を保つのも、身体と同じように早めの対処が大切です。例えば、気持 ちが落ち込む、イライラする、眠れない、食欲がない、疲れやすいといったとき、早 めのセルフケアが必要です。
ストレスチェック
番号 項 目 チェック
1 毎日の生活に充実感がない 2 これまで楽しんでやれていたことが、
楽しめなくなった 3 以前は楽にできていたことが、
今ではおっくうに感じられる 4 自分が役に立つ人間だと思えない
5 わけもなく疲れたような感じがする
判定方法 2項目以上が2週間以上、ほとんど毎日続いていて、そのためにつらい気持ちになっ たり、毎日の生活に支障が出たりしている場合には、うつ病の可能性があります。早 めに専門家等に相談しましょう。
(厚生労働省うつ対応マニュアルー保健医療従事者のためにーより抜粋) ストレスをためない暮らし方のコツ
★バランスの取れた食事 ★良質の睡眠
★適度な運動習慣
★リラックスできる時間を作る(入浴・ストレッチ・腹式呼吸・好きなこと など) ★頭を柔らかくする(○○でなけらばならない、と考えるとストレスになります) ★できていないことではなく、できていることに注意を向ける
★困ったときには誰かに相談する(家族、友人、同僚、趣味の仲間など日頃から気 軽に相談できる相手を増やしておきましょう。症状が続くときには早めに専門家 に相談しましょう)
気軽にできることをまずやってみましょう。お酒を飲んでつらさを紛らわせよう とするのは、睡眠の質を低下させ、うつ病等のこころの病気を引き寄せます。