数学B (ゲーム理論) Quiz 4
問題冊子・解答用紙1枚中1枚目 学籍番号 香川大学 共通科目2009年度 前期
担当:三原麗珠 受験者名
注意
a. 解答はこの用紙に直接記入して,提出すること. b. 配点はそれぞれの問題のところにしめしている.合計 8点満点である.
問題1 [2点;部分点なし].図の展開形ゲームを考える.た だし情報集合は点線で表す.1 また,利得とPlayer 3の 選択肢のラベルは省略している.
a
′a
1
b
′b
b
′b
2
3
3
以下のそれぞれの文の真偽を答えよ.文の直後の括弧内 に「真 偽」とあるので,正しければ「真」を,そうで なければ「偽」を丸で囲め.
1. Player 2は意思決定時にPlayer 1の選択内容(aを 選んだかa′を選んだか)が分かる(真 偽). 2. Player 3は意思決定時にPlayer 1 の選択内容が分
かる(真 偽).
3. Player 3は意思決定時にPlayer 2 の選択内容が分 かる(真 偽).
問題2 [2点]. 図の展開形ゲームを考える.ただしPlayer 2 の同一情報集合にふくまれる2点を点線で結んである.
b
a
1 d
0 , 0
c 3 , 1
d 1 , 3
c 0 , 0
2
このゲームの部分ゲーム完全均衡 (いまの場合はナッ シュ均衡に等しい) を以下から(丸で囲むことにより)す べて選べ:
(a, c) (a, d) (b, c) (b, d)
1点線で結ばれた点の集まりがひとつの情報集合である.図の 読み方:
• 第 1 段階で Player 1 が選択肢 a または a′を選ぶ.
• 第 2 段階で Player 2 が選択肢 b または b′を選ぶ.この段 階での意思決定点である上下 2 点を結ぶ点線で Player 2 の情報集合を表す.
• 第 3 段階で Player 3 が選択肢 c または c′を選ぶ.この段 階の上の 2 点を結ぶ点線で Player 3 のひとつの情報集合 を,下の 2 点を結ぶ点線で Palyer 3 のもうひとつの情報 集合を表す.
問題3 [1点,1点,2点]. 最初にPlayer 2がy(yes)ま たはn(no)を選び,yを選んだばあい次に問題2のゲー ムをプレーするような,以下の図で表された展開ゲームを 考える.2
n
2 , 2
y
2
b
a
1 d
0 , 0
c 3 , 1
d 1 , 3
c 0 , 0
2
(i)以下の利得表を完成することにより,この展開形ゲー ムを戦略形に直せ.3
Player 2
yc yd nc nd
Player 1
a 2, 2
b 2, 2
(ii)この展開形ゲームのナッシュ均衡をすべて求めよ. 以下の戦略の組のうち該当するものをすべて丸で囲むこと.
(a, yc) (a, yd) (a, nc) (a, nd) (b, yc) (b, yd) (b, nc) (b, nd)
(iii)この展開形ゲームの部分ゲーム完全均衡をすべて求
めよ.以下の戦略の組のうち該当するものをすべて丸で囲 むこと.
(a, yc) (a, yd) (a, nc) (a, nd) (b, yc) (b, yd) (b, nc) (b, nd)
2終点の利得は Player 1 のものを先に書いている.
3ただし Player 2 の戦略は以下の通り:
• yc とは「最初の情報集合で y を,最後の情報集合で c を 取る戦略」
• yd とは「最初の情報集合で y を,最後の情報集合で d を 取る戦略」
• nc とは「最初の情報集合で n を,最後の情報集合で c を 取る戦略」
• nd とは「最初の情報集合で n を,最後の情報集合で d を 取る戦略」