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最近のアルゼンチン事情(現地報告)

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(1)

最近のアルゼンチン事情(現地報告)

著者 篠沢 恭助

権利 Copyrights 日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア

経済研究所 / Institute of Developing

Economies, Japan External Trade Organization (IDE‑JETRO) http://www.ide.go.jp

雑誌名 アジア経済

巻 5

号 9

ページ 101‑107

発行年 1964‑09

出版者 アジア経済研究所

URL http://doi.org/10.20561/00052258

(2)

ベて;,.(i以の,',',(では当地のほうがかなり暖かし、はずむある が,ラ・プラタのし、つも赤褐色に濁った悠然たる流れの 上を渡って,直後この間lのセンターへ吹き込んでくる北 J:Rlは,あのからっj瓜のようお

i

敷しさはない代わりに,村i

jits.湿気を合んむし、るので,気温以上の冷え込みを感じ させる。そしてこの因。)昨今の経済・社会

f

青勢は,この 冬をさらにきびしし、ものにしてし、るように忠われる。

1見fI)ア政権は,手t~U米i 詰リカ JJを経過したが, 4‑

でにこれまでの道艇と第lの試練ともいうべき波乱と川 難に会 Jているハわたくしが当地に派遣された初秋4)]

i t ,それまで半斗二問の静観ないし沈滞の~史'<(を彼♂〉て,

ょうやく各h'ttuにわたるオ盾の露上0:,問題提起,突き J・.

けが始まJ,1三時期であ〆,たJ そして以後の経済・労働11¥J 閣はかなり流動的に推持したけれども, 7)Jも:Voばを過 ぎ て

・ J , t

:の材中ヰは/J\そろ.,たもののごとくであり,ここ でこれまでの情勢を簡単にメモしておくことはさわめて 布!日ではなし、かとたえる。それは第lに,これらのでき ごとの多くが,アルゼシチンに特殊な,そしとアルゼι

チン

I

司体としては普遍A門をもった現象であるから,この

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に横たわるより深い問題を考えるきっかけにな,pてく れると忠われること。第2に, H寺期的にみて, ;,j,:fj.Jl)J

IJ から実泌されるF,•ζ の経済 5 力,r,n’l由1 を)\ii にし C, その

t l i i

に今かかえて

L

、る現象的矛盾を給、さん

L

、しにもの とも受け取リうるカミらである。

したがって,いうまでもなくこのイシプオーメーンヨ ンは今のこの|剥の 症状 のみにスポットをあてたか2》 こうにな♂》てし、る》し、たずらな批判はしてし、な1いつもり であり,できるどけ存観刊のありそうな右尖を記すよう に努めたが,あるし、はこの

i

りに対する1:pf裂を7c,:fーで ないものにする位険もある。けれども,これだけ大凶な 闘のすくれた面を正しく認識すること一一最終的にはむ ろんそういう積極的な姿勢をとることのほうが、消悔而 のみを洗し、たてるより,よほど重要になるだろうー は,

最 近 の 経 済 労 働 問 題 1.  CGTの闘争とベロン派

これは, 5月中旬から6月末にかけて,現象的にかな りの不安感をかもし

U

:\した問題であり,今なお企i倒的な 解決はみていない。 C(;T(Confederacion General dcl  Traliajo一労働総[r,J盟)は,この国の主要産別組合の集

f

,によずBて形成されている総[riJ盟で,組合員数2507I以 とといわれ, 七流はペロン派で占められている。 1962,r :

1

  ) Jにソロンディシ政権が軍部のクーテターで倒されて l、ソii,:,ぺ口ニス守に対してはふたfこび

1 f i l

、,μブ:かけら れてU、たが,それにもかかわらずすでに1963年にはいっ て以後, CG1、の組織を通してベロニスゲの身Jきが見ら れている。それがきわめて大胆かっ大規模な形をとって ぷ現されたのが今次のプラン・デ・ルチャ(Plan必 Luc‑ haー闘争,

H

鼠i[)である。すなわち組合の要求する,(1) 最低賃金の要求,(2)失業問題の解決,(:,)消費物価の値上 がり抑制,(4)ベロン派に対する政治活動の市jl約の排除等 の要求合闘争目標とし亡, 5)J 18日上り全i目的な規模で 生産工場の一時占拠が波状的にくり返された。それぞれ の 攻撃、は,当初宣伝されていたように破壊行為,人 質 0・といった暴力をほとんど

w

わなかったし,また極 度に長時間にわたったわけでもなし、〔たとえば実際に 被害をこうむ,Jた日本の某進出企業での話によれば,多 分になれ

{ . − ,

、的で著しL、生産l刊両の

J

負傷Aはなかったとし、

う〕。けれども, 6月25日までにつごう71.<1]に及ぶ実力 行使の結果,対象工場,参加労働者の数は膨大であり,

特に現有;のH寺期にあって,これが経済的にも大きい影響 を及ぼしたことは当然である。しかし今はむしろ数長:的 な指尖よりもこれに対する政府の姿勢とHl:t〆にど,社会 心理的影響のほうが特に問題だといわれて十る。

すなわち,この間の政府の姿勢はあくまで寛容ないし は弱腰とみられており,ただくり返し Paz(国内秩序の 維持)を説きつづけるのみで,強硬な法的対抗措置をと

(3)

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」 ー い _ . . ...... ̲ •.

也・現地報告,−−−..

.•. . , . . . 下 ィ ー 」J一、−−♂一、..よ ー いJ

a

らなかった。ために,いくつかの有力な企業家集凶から 強ν、突き上;f予ある。 i:y・←iLオン』(L,N,,ndn,日i 国の日jlj況としては最

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ぺきもの'−− ,  , ,,が,その 傾向は保守的,中央集祢:' i<J;よ、、しは国家ぷ品川知、)の 7月2日の社説では,このような事態はまことに驚く,く きことであり,投資家は,闘の憲法によ, )て明かされて ヤる保;f.小実際には欠けてし、るというこ,

n F

?::な環境 下で資本山以下を行なうことに恐怖を感仁こレつのはさi

然だと述べている。

この闘争は, 6月上旬から中旬にかけごこの|誕の宗教 界の最it百倍叫であるカに γ ーノ大吋教が fil•f~ !::.!k り出し たことご(;;,れわれにiドーはすyと奇異な二三でj告、るが,

少なくと\,二の国では十分i主主!!な事態をむIIJ: L Cいる),

解決が期待されたが,それが火敗に

J n 1

し,ちょ引と結末 がっけにくく,泥沼的な様相を呈しときてし、るο6jj卜 旬で一応ゾ.ii品争計画をれわ Jたものの, Cl,T ;.I闘争の 維持をど:II欠しつづけてU、

これらの動きの巾に,この困におけるヘロ斗λダの勢 力がけっして弱くなっていないことが印象づけられたt

今,町ではペロンの著作を官伝したポスターを見かけ,

Peroni,ta J uyentud (,,口.zタ青{f‑団い'lJがまか れて1,,"

u;T

の闘争、

ι

11ンの復帰・I

r ,  

,・,うぺロ〉

派の一部幹部による政治闘争だときめつける芦は強

v¥ ,  

経済闘争よりも政治闘争的色彩が強いとすれば,これを 政府がしよen;!J:すことは l川 イ ン 』 の 社 討

7 )j 3 1‑l〕が やや珪j佐治'i)Yこ(今の時間どはまだちょ l二'i',す ぎ る

?), Iあし') ;:く知られてL、るj山、解決力土台1ふグルー プ」という表現で暗に示唆している軍部の動さ5とそそら ないものでもない。また,組合が宗教界の敵意を買うと すれじ右千危l食である。ベロ;が倒れた

t i ' (

j主のきっかけ は,カト IJ ・/ :Jを敵に主わLたことであ /̲:  '三して,

アロンディシの追放はペロニスタの進出を日干したためで あった。

なお司 CGTの動きに問通して,最低賃金訟に触れて おく"

u;r.

ハ闘争がt:̲f!jド;ーj)となったら )'.!•i Ii,  突然 最低賃工、

j、京Jつ2議会にかげ;',;i',わずかコ i目1/¥J(lどで河 院を通過成立したのはまことにあっけない感じである。

この法律は夫婦と子供2人という標準世帯の最低賃金を 月l)j lけ()け ノ(今l'〜(l{J2.5円)と定ρとおり,従 来の iri1i(~i むベースを大!:Mi こ改善したも日}じより-".:,が,現 在のよう仏政しく信用しワ 1!/iilH{LつづけるIi.\'知山この法 律を無反省、に作ったのは・−H守的な糊塗策,お愛想だとし、

う戸が強ャ。たしかにこれが実施に移される8月ら降,

ノ?のイLアレの燃がまた激しく拡大するのではないだろ リか。そして,かんじんの労働行似lj;t、その要求レ J

l /j83()()ペゾか「,みであまりiこか

L

:むであるとし C,これ i: //i]題とせず闘争ど_づけて占口、午与のて、ある。

2.  価協の統的jlと肉なしデー

土れは現在の一般市民の生/,f・に土門て最も切実な問題, に払I), ?の政 l{J にけする不人瓦の ~l大原因で ι仏る!ニ ゾl¥1iの人々にと 2亡、食物なし、 L食'ιiがどんな芯i去をも りているかは,比較的粗食になれている日本人や,ホッ ト・ドッグ型の食生活になれつつあるアメリカからみる

jど像以j二の1,uMli,る。

f

動かえくこも必ず食え二:〉かん

:の国の発援がii:

: t   ‑

/たという, y ,,、,•;,::土,- 1iri うそて ft

r,n だろう。そのft:'.!ci舌がこの九三カ月ち主コとL!:..  危機に見舞われてヤる。

それは牛肉問題から始まった。牛肉はこの凶の主食で '

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)  ; ) ,最大の外

t ' i : i i : Q i ! J

手段であるじその牛肉が, iり出〜

1!fこかけての1/(1っと無計画な!村役の結果,

fjペニit 

1,.って著しく不足しはじめた。政!!祉は囲内消費価格の安 定を図るために, 5月20日以降一部価格統制,そしてつ いで 6月 8flがムi土全

r f u

統制といif工しデーの制定白い・・.!: 

〉}つぎに手士

J r 

,どいるが,これかれえJ》て−jくくの

日]Hjを悪化させご十 Jfニ。政府門汚えりは,食1J)f1lti十九山 値上がりは業界の合理性の欠如(たとえば無計画性,流 通機構の錯綜等)によるものであり,指導目標としての }(j\ 価格を設Jとし C ,業者の不 ii'f~WI の除去による悩怖 のけヤ寄せをWli寺す斗というのにあ「らと。しかし、 二)

..統制経済的なりff,]は,この[Ji]の風土にはま.) にくごi てはまらないものとみえて,この考え方は業界ゃあるい は(業界ーからの影響も多分にあるが)新聞世論の総スカ

• l二会っている感じとある。 J栄町千日上ちょうと投資J9)

I : .

,技街

i l i i

の近代

f

じそれに自然条件の好転を 1JIIえ C

I

広 大途上にある際に,勧奨措置のかわりに生産意欲を擬失

させるものとして羊くから政府の介入に以対しており,

•Hlv 、反対を押し切J yて価格統治iJ令が!日されるや,たちま しli全]の出荷:

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\民,,,

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L ,特にプ工ノス・アイレスのど〆

ーでは牛肉を:jくふりる主婦の長LイI外を見るこどがスさ た。そして肉なしデー(この

i

惑で|勾なしデーはぺ口ン政 権の晩fJ'.とフロンディシ政権時代にそれぞれl[i:!Jずつあ iし こ れ で 31111けとある)と〉ヒゥりられた月,火II花iI 

! i : : . i

位 三 水 濯 日 に な ノ て もi勾はなかなか,JI場iこ現われなかノ た。また,現

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:工業生産以上vり尚い流動性を有L,むヒ っとした日銭のストップにはなんら痛俸を感じない生産 者のこうした出荷手控えは,結局末端の小売段階にしわ

(4)

一」♂刊一ー、一一」J吋{・~- ~ -」J一一九 r 」P叫ー~--〆一、一一一、一’一、現地報告 h~--~ー」f九一

ょせされ,

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{'j頃火ヨl、伽絡を大11括(_:上[111勺問佃

i

村千

5 : :   ' I :

じご い不 L、カj, IJi

b、うありさ

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で 消費者の問では?Jill,のy討すら上がって し、正i 問題,:!:もちんんこれに止土らず、瞬時にしては礼 二l:的な乱れ を生じさせたυすなわち,このおりを持,J

i!こかの上うに(点、羊、豚, I!l決j の 111'1 じがり、 l/対,Ii·~

lj¥Jの欠乏(盤的な欠乏−−ーなんだ,かんだといりても抗 的lこはまt'分な山;こー とu、)より;主旨:的んは

i

γ

) という一連の事態が,大げさにL、えば,爆発的に発生し,

ひと三ろマーケッ|;立行列して(J やl(l;jJ去を)!むわる J.-: ~n\,ヒ ちの穏やかならざる会話で満ちた。 ti月初旬以降のこう Lた,1,態はしどし、に港ち白く)11(,jiこあふぷ,

f ) I J

会事十,', /;工 好転したjJけでも1 値ドげが見れれるわけでもなし、y

本上リはまたそれにもず,Jと安いと白悦し なカミ;

t ,  

も はべ、 l'arabo(バヴケf ¥ lで、lit山、を咲く奥きん述

q ,

i苦楽そのままに,わたくしの食点でも肉の大主さがし だu、じ縮ま「たり、砂糖.,:王に少しし/;'砂糖山討、べ

ないという変化を経験するのは,ぺ〉や悲しいニとだわ る。 ヒことにこうした激い、イザアレ−/ヨ〆セ経験す るのは貴重な勉強ではあるが,けっして気持ちのよレも のーに/}いことま当料、であるf

ここに/、エノスの伺ldi労働階級のユメト・ゲノ・リじ シクの推移と})司

m

標をぬIffAl,ども,こ.l.iif:f; lこ; 中産階級以上の消費物資ではさらに値上がりが激しレニ と,荊2に食料品仏つi,C公 定fob\ちのあ匂ものについく はそ;rtによ.,てしれ(そして実際じそれがif効ClよK Lう こ と , の 二 つ の 理filから,尖勢をかなり卜l叶るもt

と \{•).,;;ftる)

・ , r , f

費指数 (1960年二100) 1%4斗1JI  220.7 

2 )j  226.0  .

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  JJ  :!24.li  4 JJ  ;l日4. :

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2:39.5  7 JJ 

51.7 

1Ji'’二業(I )恨の i~2'3,  ̲L;業以上,/)I台'iv、i)JC動Tlf't'.有('いな〈}

;,  1克{Iぬ;土)土いう三とについては言ぁ,,

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:めてドliを見sりたっこの点、はこれ/p らの経済発民にと •)

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,めるぷl!.jミ では小j味て‘,~、つ,

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ヒ,7Jljv)見ブj;i:すれば)ド常な怜\

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で、七 あるれそして実際に経済発 1廷を閃る上では, 4 れを~会l法 とと,て, この種 l’I業に土十分な •'7 エ{トをお L 、た除「r 1'1'.Jなす号えチjが要請されることは当然であるu

この

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司題/)'ら, もう−−d>IE]での統訪I]主主流的 ijij  11,Jに対する反対がきわめて大きいことを記憶しなくては ならifい。,1む1:H土J¥l{E他(Ii主要交は,

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,に')いと tCr、山,I,; の最低賃金

i

去中の条文が根拠になるが〕,店、いき円た悩怖 の凍ぷを検 ,Hしている。 f_任の!吐翁からみるとこれか!ー な JJf~ 流通過程の中に受け入れられるとはち上っと思え なし- ~Kl患である Q

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llj,ij :11月15日, イリア政府はブロンディシl政権H寺代に l ,lのjf問会

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リカ系9,イ干リス・オラピゲ系l'

イザリア系l,民族資本2)との問に締結された石油採制

・丹十]';己実ギjを、契約の違泣、性をたどにとJて 全1l1iがJIこ!政 棄したが,炎質的にはそれら民閉会社の活動はまったく 平常とおりじはなわれてレ/こ, これは政l(fが,

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科'jJ‑.円, 手続々で, 「だれがだれにどれだけの債務を負っていゐ か」(政府側の補償のみてなく,J止に会よ

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なわしめるという態災をJ二什たかf であ.'たリし IJ、し、 L、よ

問会社のうち実!貞的に梯業して」、るアメリカ系 3社

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Y. P. F, (YacimientoPetro¥iferosFiscales, [遁営石油会 主りの手に作し,'

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こY P.下 の 管 内 下iこ検定される 態勢がとられた。イリア政府誕生にあたって,石油契約 の1波時どという公約;土

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えもγァピー Vレしにもの土いわれζ おり(これで政権を拾ったとャう陰口は多い),したがっ て政怜をと!と以上ほこれを:実lii!itl:"ざ三,合えないとL、;) 感がなさにしもあらずである。また,綾終的にYP.F

がこのまま−J. −:::ての操業を泣け口、くが否かは,必ず ,,,i' 1,↑|の11[i.Jにが主るーj佐ワ食料品の供給事情!悪化, {illi しもはっさりしてL、ないρ 昨年の契約破棄も,凶有化,

絡燐貨は,やや天災的要国もあるのでラ政府にこ ノ CIよ 接収と

u

、う点現で報道されζいるぷ, t1 !~は必ずしもそ 不苛;事 故! あJんふことし、えなヤことも心:、が,ぞれtL の よ う に 明 械 で な い たEえば\燃料動力相は。他の資 ても特にアルゼンチンだけが異常な日照りに見舞われた 本(ヨーロツノJ系といわれ(l;、今)の止、

J

廷を求め,,::_ ) . t. わUで も た し こ の 種 第l次産業ぷ国1.1‑'l・国休日)需垣市 に乗りかえる可能性

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,}ぎのょ,,な哲千明瞭でない表 加と飼育頭数の調整について無計画だったことも否めな 現でボ唆してし、る。 「外国系の長十土がアルゼン←子ンの{;

い よ い わ れ1、る しかL,アIVゼン YJにおける二ο 泊操業に関与でき

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,、わけではない。従来の契約を 比、

103 

(5)

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、ー一日−ー現地報告一一」.,.._・

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「ー〜,,̲̲̲ . , . . 「 ー ・ い . . . . . . . . . . . . . . . . . ̲̲̲̲  . , , . .  __ー 「ーー」

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破棄したのは,その契約自体が違法であったからで,将 来外国系会社が公の国際入札と議会の承認を経て,この 国の石油事業に参画する余地はある」。このほか, l~i/;,j者 の説明はかなりまちまちで(悪意のあるうわさでは,利 権で釣る匂いがあるという〉,今の事態は一義的に定義し にくいような感じである。いずれにせよ,アルゼンチン の石油 国有化 は,中近東のそれからわれわれがいだ いてきたようなブアナティックなふんい気のものとは,

たいへんかけ離れているように忠われる。

ただこの毒事態から,補償の問題やアメリカ系民間資本 流入のストップといった問題が生じているが,一般にこ のことについての批判的な空気は少ないことは,やはり 国民感情に訴えるものがあるからもしれない。もっとも,

その国民感情の内容もまた,われわれの通常し だヤてい る ナショナリズム という単語で示されるあの感じと は大分兵なるようだ。

4.  為替制限の導入

従来アルゼンチンはその経済の現況と外貨事情などを 勘案すると,異常とも思えるほど自由な外貨取引を認め てきていたが,突然さる4月13日為替制限措置が導入さ れ,以後数次にわたってそれは強化されてきてヤる。そ の中で重要度は比較的低いが,当閣内にドル預金の保釘 を禁じたり,旅行者の外貨取得の厳重な規制などは,わ たくしたちの生活にもおおいに関係するものである。こ れらの制限の目的は,もっぱら為替投機と資金の海外流 失を防ぎ,対外短期債務の本年度満期分支払いのための 手持ち資金を確保するにあるといわれてきてヤる。

最近の為替市場の動きはきわめて緩慢で,ベソ価値が 激しく落ちるという事態もみられず,この状況を雑誌 The Review of the River Plateはきわめて奇異な現象 として驚いている。今年の前半は厳重な輸入制限と,季 節的に輸出期にあったこと,それにこの外貨制娘が加わ って,為替の需要は少なかった。とはいえ,経済状態あ るいは社会状態に若干動揺をきたしているただ今の時期 に,ピタリと1ドノレ=137

138ベソにくぎづけにな,pど いるのは,当然重量で中央銀行の質い支えがあるからだと いう意見は前記の雑誌そのほかでもよく見かけられる。

いずれにせよ,新経済計画のスタートに伴い,このまま の輸入制限が続けられるか否かは疑問だしまたそのII在 期は輸入期に当たること,もし貿い支えを行なうとして

も,その資金は非常に底が浅いことから,現在の実勢レ ートがそのまま続くとはちょっと思えない。こうしたと ころから,『ブエノス・アイレス・ヘラルド』(唯・の日

104 

千I]英字紙) 6月16日号ばノレーモアとして,複数為替レー トの導入〈ーは 貿易 レートで145〜150ペソ,他は 金融 レートまたは 資本 レートで170

175ぺソと 書かれてU、る〉の"

J

能性を報じている。しかし, 7月10

円の経済相の談話は,はっきりと通貨切り下げに類する 措鐙を否定している。なお為替制限の導入以来,ブラッ ク・7ーケットが成長の

I t : a

早めていることはほぼ確か と報ぜられている。

j記2.の牛肉の価格統制のところでも若干ふれたが,

こうした価格統制や,この為替市場の統制その他し、ろい ろなitiiで現政府が 統制経済 の色合いを出してきたこ とは注目に値する。しかし,これはこの国の経済政策を 推進する姿勢としては風土的になじまなかものがあるら しく,この点では民族的立場の『ラ・ナシオン』や『ラ・

プレレサ』も,外国資本系の

r

ヘラルド』や雑誌

r

リバ

ー・プレfト』もすべて一致して,この 姿勢 を強く 攻撃してヤる。それはペロン政権特に末期における種々 の普しみに直接つながる思い出でもあるし,また本能的 体質的な嫌悪感でもあるのではなかろうかc

5. 

U

大な財政赤毛:

6月下旬発表された中央銀行の年報は, 1963年のGNP が白Ji年比5.1%下落したことを報じている。すでに1962 年には従来の最高水準に達した1961年に比して4 %のG NP縮小を示しているから,これで2年総けての減少で ある。最近の経済の一般的概

i J l l

こついては,実量面的な需 要増加iにつながらない通貨インフレ,端的に原因からい えば財政赤字による 不景気な インプレーションであ るとし、えよう。 1964年の経済現況につヤては, lii'Jじく6 月下旬,経済相が議会に対して提出した報告書がある。

それによれば1964年のGNPは2年ぶりに上昇し, 5.9%

の増加をみるであろうと述べられてヤる。もちろん,こ れが達成されたとしても 1962年の水準とほぼ同じであ

, 1961年の水準にはまだ追いつけなヤわけであるが,

それにしてもこのような経済の凶復のきざしが示唆され たことは,種々の現象的困難にもかかわらず明るい希望 をいだかせるものである。事実,本年前半の生産指標は 一般的に意外なほどよかったとされている。これが今凶 の

C < ; ・ r

の闘争等でふたたびセット・バックのうき自に 会 •) てなければよいのであるが,今後数カ月の指標が注 目される。それにしてもこの報告書にせよ,最近の大統 領をはじめとする政府内部の一般的空気にせよ,それが 著しい楽観論で貫ぬかれていることが目だっ。世論は,

統制ムードとともにこの楽観ムードにもおおいに異を唱

(6)

一一一~一一一一~一一「ー「--~-,・Jヘ -- r ~_,_ザ「ー~J・~,-現地報告い..,._ー~d

こ : L 、;~。

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企ii'rcfリ、けふのは,見守政の い['.土それに起因するす J:主I''J自民;.ブレの現泌で わノム)現在のアノレゼンチユの:/f.rrif(Jilcl1:11,1ヴボ凶を探るこ とは,ある意味では容易であり,またその深奥に突き進 んペむし、くと諸要素のからみ合かで見当がつかなくなりそ うな気がする。だが, ある程度のレベル で、住吉みとど まゥてその範囲でもっとも大きい問越を…つだけ1111'肉せ ょとし、われれば,だれしも指摘十るのがこの問題どろう

と目、1 hる。それほどそj;

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二度, (1963,.fll}J  I 11ihJ'J  IOJJJHl)の凶家 l諸EL政権交代等でそc'J1とかi'i'.A(  ' ,jこが, fj二度三!と ばを過ぎてさる5月15日にやっと予算案が議会に提出さ れた。その数

t

は上去のとおりであるが,さすがに慢性 ッ赤字の γルゼンチンでも922億山川

7 i

ぺソとャう赤字阪 は驚異であり,あらためて世愉はわいている。この数寸:

でただちに気付・く点、は,例ばよる|通?比企業赤字の補償紅

i

,̲,  ! )~ ご主であるが,それj,'!トトこJ局人JJ.

k ,

'レ(通貨の実質 /Jld11'i l' J I· 落を ~1芭に入れる'~ニジ)敬二戸!

I

,の減収であ

るん t1!'ii企業赤字以外のが/tcハ 1,;,~)..: 

r

ι

+分注目され

t , : : u  

lばならない。特に,

l

kjj:'(: h、

i

叫吻'

d i

すればこれほ とに,, _::_とはないが,政治fl'J}1¥!1t1/r:と!;この

I J 4

の公共料 金はきわめて安く何lえられており,ちょっと子がつけら れないのではなかろうか(経済相は経済の拡大に伴う輸 送幣要滑によって,この赤字を漸次解消しうると述べて いるが,これはおおし、に疑問とされてし、る)。とすれは、,

''.  ,, !• 他の経費の節減か財政収入 ν 〉也、 i((L以外に手ーはな 1 , 礼{.(,財政当/,

J

の日tti元/?にi̲ljr;I.おり,鋭立

8

  ,le'じ]11

, ,

心/〉準耐

i i

が進められごL〆、J ニ/)[1.j,1)税:石iJI/¥J題全般 に j、!:は税法白{本もU7

、'/,If J¥'JL 

i通,そ.J L以上にその執行i加にJ』い←ごし7ろ な 問 題 が 指 摘されている" 6月25日に蔵相が明言してし、るように,

脱税,滞納,延納があまりに一般的でありすぎ,先端の

f:til't1';七企りjめとする税務当J,,H,こ')し、亡び>;.I\し、うワサi主

治えt;•, ・ L,納税??叙I]にもきびしL

・ . 0

織がうくけどし、る3

L山 山.tl'rトニ?の日本の感覚をどIt,>Jl:olυCIIJ[,V,勺と,ひ

C:  ̲¥  ). i1lrtiくi

l l

魚づけられるむなわ 111.,,1おは?えの問題に主

I I U

をおいた

l

材政赤字処理!は見当jさいであり,凶鉄をとはじ めとする経費削の節減を図るべきことを強く主張してい る(『ラ・ナシオン』,『ラ・プレンサ』等の有力紙)。

19M‑1,J誕の財政赤字は,実際、には鉄道従業封,国家公 チ与はの給与引き上げ等により, 922億ペソのレベルでは お3

yないであろうとし、うことは?や,i:',,¥l/LLつつあ

本{ I 度前半 6 カ JJ の国産~叉支ikilt'.it Jで に 州4fj怠ベ

ヅ も り よ

i

士,j、Lており,収入は支i I¥u 11ふ%合;,:/,j/こしたの 7

λ.1;、今 これは予算の数字よりもなお止 し

ι

のである が,名川』jこうした財政状況の跡始米は,主として中央銀 行かの借入,そしてそれをまかなうための中央銀行に おける紙幣士開発にしわょせせざるをえな

u

、 本 年 度 前 半 で,こうした中銀の対政府貸付は41:l億ぺソ,

i t

:銀の紙 幣のt開発は約400館、ぺソに達しているυ しかも凶全体と

しくの民し いLltlの

f f & J H

長も,こうしてiとしとえ共部門 に1!!.1if'I~'Jt·c しまい, L(lf司部門iこi.l:1 ・ , C 'J{'{'f1'1'Jな",/,,:変: 1~~At l やことはできない。さムに Ill '~(c'j恨め Jために

t ' i  

i 二日〉絞 i色合あげれば,攻 J{fのr~w、Ji/',')、iS 必 iJ<i•lfF::i  JJ  仁川{:Iく総書ii:!1 :30ft¥ペソ,今,

r J 1 : , ' n

となヲにいる\,

t

外 債 j売が64年2月末現在で27億ドル!5}(内,本年度満期分i 億7000Jj'lごノレ〉等々枚挙にいとまがなし、。

4 . t i :

進l発表される{己耳

l

伐i臼を見ていても,それがあまり 大I悩にスパッ,スパッと増加1していくので,こればかり はトl> iをは失うことがない。 こうし/二状泌合建て在

!とんには111'1'1の覚

f

討をもってt,'iiJ.人、,:i't/1',の

i : : f

いこわた ノJ¥t(,1'1ν

f

!日しが悶られるのをi'i・〉ほかはなし、(まこ とに1!J1のんLI.-~、草であるが〕。

J'.U:・c,  J{止の主要な苦手J向lこ「レ亡の!1:1.械 は !ぶ終わ りである。そしてll)jl l Iのま昨年度から始まる新8カ;

r

, i i

i

を期待したい。 ECLA(国

i

車ラテン・アメリカ経済 委民会〕が ECOSOC(経済社会理事会)に提出した最 新の報告においては,中南米諸国の経済発展計闘がそろ ' 仁成民地Vi'の不安定性というここ七千;I在 位 −(, ‑t,::定的

, 1 1

にとLι

t

観的なものの見JjにiMfl.  C、〈ふことを!怒

l.・: ,1、;, ;' Jレゼンチンの新j

百 三 . ' i , , l

plij {,、 ?の攻!向、の 定;かうt,,jfi Lどかなり切るい見i並しあら相i土:弘/illNJな見 通しに上、どものになるのではなかλうか。しかし,今 はそのことの是非は別として,できるだけ正確な計画の 立案とそれの完遂を期待したいものだと思う。この点

ε

105 

(7)

Ⅱ ブエノス・アイレス印象記

1964090108.TIF

日」----~日~現地報告一・」---·-「一一、相J一一~r

l立付け)Jii〆亡:.)」)JAばなんなL、ことが三:つ点。

一−つtt

γ

よ才

m

階のこと−,:'.~, ':,,'.,;,  I

J,大統償自身も認めているように,また故近では『ラ・

ナシオン』紙( 7 

J J  

71::l)などが改めて指摘していると おり,こ山.Ilc;ニ;3けるデ−!̲J J) ·!、:~ (ある'・ ': t i、しつと いう問!担Jy寺}心)最近で Lt!りSI)ii:以来のし M 数j;:の大 l悩な改訂が行なわれ,ここ 1, 2 fj:はともかくとしてそ ';J1以「Jljの各

i f

はこれまで考えられてし、fこ以上に成長のl支

1l−'かったことが わかった とさ jLてし、るが,こうし、

う基本ヰ−− 'iiニ・ _)\、て, 二, Lょこち主っと1'!( /.r

t , f f

を 行なう必安ヅ!な!、ような幣11iii点句すべての,,I Pili ,•i 民本で

はなかろうか3

~-'; 2 の点は, ~Jit!i段階のことで,それを:光逃せしめる

ような政治山安定ということにr巾、てで、あふ過去にお いて,あい; '二

ι

政治不安とL、j

i

;壬済外の樹立に上って,

経済がクがかうれてきた述駄に

n n

むしでも,ぜひfリア 政府には6年の任期を全うして

m

;しい(それは,とりも

l

在さず新経済,

1 + 函

jの完

γ

を意味する〉というのが,われ われアyしじシFン・シン,、山Wt!'<zである。成政i(.Jは,与 党のUCFI'k人i宅急進党) ,0;11jlj7Ji7f]η大統{頭・1,1.j 抗議員選挙で27%,のきわめて不安定な相対多数の支持し か得ていなし、こと,万年型

f

党℃あったこの党には政権担l 当者・としての政策の用意が必すしも十分でたか,たこ と, { I}  ( J'( t'I身が UC!,!'の党首ではな十か ty,政権 をとっ:−,,ノ二lf¥Jにし、ろし、ろ生じi〕る与党内/) (lj',f '.,士十分 調整できるかが問題であることなど,いくつもの弱味が あるといわれてさており,これらをイリア氏の消潔な人 柄が十分りr、ーしていくこと

h ・ ! V J t

与されるわけぐめる。

すむに件l析し1己したように, 111i;おも必ずし{,U{(I/刊〉施策 に十分渦込してはいなヤL,一二れは政

1 H

も十分ip;j司lして いるはずである(最近,ブエノスの繁華街フ口リ夕、通り などに,政府の業績を並べほめたてた UじHJ'のポスタ ーが大叫1'.Ji--=>J_k られ人 U 乞 •JIL、ぐいる

λ/(!;;らプ ツプツJ文句を lう者が多L、 が,これl土Jt:.CIJ U Lさず,

政府が今の世論を意識していることの表われと見られ る)。今後さらに柔軟性に富んだ政策が必要と忠われる。

11  ブエノス・'/ { レス印象 , i~

プ三L/λにノ↓、て3カ

J I ,

.t心外日が

i

針しL品fJi'足とあるυ

体験,印象,カステジャーノで書かれた資料・岨…そう

u

、 うものがどんどん積み重なってくる。しかし,まだそれ らを事がんの必要さに従− 'てll正J'(t選択する11U;よなヤ。

したがjj、l卜に順不同C

f i  

Iし円印象を並−<ることにす

106 

心。 : ;ILから,わf二;しはまだノ_.LI ペ・アイレ---~6: 

じ 1,/

u

てし、なむ、かん,プエノス似りのぷである。アルド ンチンからブーエノス~除いたら相当な部分がなくな円て しまうと思うけれども,またパンパゃパタゴニアなどの 広大h自然を総Lよこ‑j,のでアルセンプJのすべて

6 : t U

:し

, I H I .

:,二とは,とうもfよ|食らし加、。

1 . 

i f パ

ji也のふんい気

ここへ着いて,郊外の Ezeiza飛行場からブエノスの どン均一へ初めでbL1 てきたときの第一印象が大変上 ト'/二。よくここの!{;持に ヨ− P ソパ的 とかうE:撲 か{むJJれるが,なるほどそのとおりどE思う。まf二三I一 口ッパは写真や文学でしか知らないけれども,それはど ことなく繊細な 都会らしい都会 といったふんい気に ,h.J, jしている。そLごこの印象は

・ c

も変わらなレ。 Ill]

' I

 

円、/:るところにみん礼る公溺と街路樹の縁,比較(i(J

' l f

そ った|出血i, 7,  8階から10数階建てのちょっと古めかし い感じの建物がすき間なく並んで,その日下に昼間でもな んとなくほの暗い谷間となって縦横に走る街路,美しく f

1 i ' l i

ιじれた商店CfJ,そLてヨーロヮバ系1'1人ばかりが,

dリり的モダニスムの要素のないj主ち1;'1r、たスタ

f

'"仁 ちょっと j¥取って歩いている。細かく見れば当然いろい ろなニュアンスは

I l l

てくるけれども,ざっとした印象を ll¥Jえlf,たいてぜ、の人がこう答えんれると思う。 11if1同

もii1, {1(1zもL、つもUliやかだが, fi,Jかノ、イタリテ

‑u 

!長仁「pれない。人ケの気質というより,やはり物践的広

|正!必さがないのだと思う。品物はかなり豊富だけれども,

連れ立って歩く人々がみな軒から軒へとウインドーをの とさ以くだけ(しかしまったしよくもあさずに̲liさ111!

?口、る〉だかん,

1 m

,\\',の凶転i土遅々としているυ

2.  道路工事

この,今佐紀の比較的早い時期に急速に発肢をとげた 部会では,間接資本の 過去における光実ぶり 左現{l:

iこ;iiげる著しU、停滞どの対策がItにつく。電話のまおか '',  ;Jl線,とぎれ,[1•]線の不足はかなり症状が進んい、

る。水道,ガス,電気の地下パイプはすべて老朽化と飽 和状態に悩んでいる。だから昨今のブエノスは,いたる ど二ろで歩道,,!(j

益 力

1捕り返され,人もパスもタクキー もれl、''1大凶9しなければならなヤο こうしたあらゆるや長 以の

J

事ーがかち台うありさまは, 11iiに述べた食料品にIV‑I する困難とともに,テレビのChist巴(しゃれ一一一この国 ではみなが四六時中Chisteを楽しんでいる〉や調刺のか

,こうの材料にな−,ている。工事は「dくてつぎはぎ位争 であふらとのことι 今、抜本的な社会資本投資を行なう ;'f,

(8)

‘一一-~··」____

_ , _ _ _ 〜

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ー 」 {一 一 、 − − 〆 ー い . , . . . . ̲ ̲ ̲  . . , . . 吋 − 計 − − 」

J

吋ー・・−

...ー」J吋一、d 現地報告九-~-」r・」・

裕はなし、ω立た鉄道の諸!庖誌の;者約化l土,その

l . i .

大な品、

字とともにJ、まいにもfr/,でい,::,;i:は\ 了ノス

i i

JJl']  にあるし、く~)カ刈〉宇ーミナルから,ど jしでもよし、から3ilJ 車tl時び>!Uiば/二九まt)tこし; J》かミ

しかし繰リ返ナょうであるが、この凶の

i 助 手i

の一時期 における先J畳二ロリは想像するぷげでLlli当なものたむ}

J J

う ことえ:J f(しらろ/,ノ[|}産!日以上山人にJ内、てだが)

ヂバルクメントの中央Jぽ襖式スチーム暖房や間六II

旭 川

1の お,tiのサ← 1:・・ス;I、も,−)fJ十{1,

t

前方h川の戸三の人ヶの 身iこっし、た絞低限度の聖書

J f < :

になってし、るようだ(もリ止 も;;土近は' jしJ二泊設ロ)仇障しちし川、つだ) 必見、 j,f,JJ~

的だが,

J ! ' f .

、中産階級!欝,豊かな食料(j'j(j述のような・

時(i'J,tJ.現恥土あ;:,;こせ上、 fこ)えば11,jょにi仁\て

t

I\~く べき豊かさと値段の安さである),そしてかつての繁栄と

¥' ・,ようならのが、今:の

i

けの停約,I)根

i r u

:ーあ勺川、

うのがここでの実感である0 '''!~:のことだが,この凶に はふまり;,.:.jl\開発IEIあ心L、はi¥'I十j米-~!l_ と L.q命-t.r 守 J れ るてきでt;u、問題が多いよう

t '

v ち な み に 新 聞 締 結 で は,現在の経済状態に対する;、ライノにつLては, de‑ sari − 

以上に, ruperacibn(¥r,J復, 後

I l l

〕とし、うJ{i.ff,が使わ

;fl,:\、る 3.  1'1動 車

i , .  

、'・tH!J1i£が

t

、、ことに一統したむ /ji長 と は な い 却 年代の;!j,正はかなり見かける。タクシーは40年代のI?:ム と 50LJ j\';前'\'c')ボ Fーの大,'\ ',、"+~,ドがJ. 凡あじ J しカ' I ' 

1 1

の数はきわめて多い。それからプエノスの者\lrli交 通l土 5本の運行商離の包i

Ii鉄を:ト泊、ζにとLごパス

L

ロリーを含む)にたよっている。路ill!電車はす,<・(2 lj.  前I..:.撤去,.:: 1‑iた。ペス;二 _、てt上,位i止の宏3と述伝子 のWIきぶり C

‑ ‑ J i

にどれだけの三とをやってのけるか 聖他太子なみというとふろか) j;強/印象に伐るυ

/二くさんc')古河

t i

動*とノ{/)排父ノゲス古川fJj±<ll上ツ にビノレの谷間(比較的狭いクレパス状)にたまってキ

1( 1 1 1  

なも,:')でふる。洗濯物;士斗へ It1:せよ工い。わどくしの主 のベランダに毎朝たまる黒いすすの;訟は,ド|比谷交差点 の(]J丘のむl,!:.;のおiまりに之ま− ' JニアJ企J,!!J、,iI',さ

r

心。 ただ今のところ世論がこのことを大きい)li

P ¥ J

題[こして いJょうJなよう Ji土なヤ

4.  対米感情

、Lこに[IHうず市米のI/リ力ぎらL、(立有名だが, i人 I人に会f て聞くを,えま外にそういう気持ちが司弘、よう に以われ心。けれども,(11J入方寸2Jこ主るζょうしごも

批判的なll 凋になることも械かであるυそれからまたl 入i人がか仕り公式i't'‑JIこ,:うところとは, fl'/tのtil(こは まだvcrdarlerosargcntinos (嵐氏からのアルゼンチン人)

L、なし', '::ャうことて\ふる。 .、人々』士,,1・う〉の

JV

二九 より|、Jijの

t l t

代がその由来したヨーロッパの国々の思い

/ 1 ¥

J

ぷり〆パ、てし

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,こと:i:かたりtJ:1:'jlJして L、や。そんな

で,この凶のナショ十リズム(ここではnacionalismo と'・、

i 1 "

壊は;ば仁[ないが〉かどうL、〉状態にあ乙のか はよくわかt》ない(しかし,少なくともこの凶から悩民地 根性がなくなる斗と, :l:.iζび資本家ベノ/;働者方々

1

司会

' i ' H

こ II':',ウるごとのために,点}る;

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:味でのナショ十リズムは あけてよL、と

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う。

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氏は,この,i;'ょで却の役制一

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古川1(1

小 1

れ な ー ベ そ ろL、う

1

及川を育てあ1

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乙と

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、 う ー そ

J t J l V i

するというじこの[司には年に18日の祝祭日があるが,

そ山うち,1;、Ii.くと仁

5I I   : t

なん.−.,かの芯

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家志、哉のi

j(;jf坊の上Iである。さる1

9 Flの独立 (1816年)詞念|!

の1ポの純

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式iこlt, 政Ji:古(jil)広場とそこかん議会に通 じる Aveniclode Mayo ( 5 

J J  

i盛り)は実におおぜ

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i i i ! (   u

埋めi》れてL、た。/ごく

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か通泌するとさは みんなが拍手,脱悩する。ここの人々は,あるいは形式 的た二とやお祭りごとそれ

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.1のかもし れ八千い が、それでも凶

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;欽などに対しては現在のll木とは 黙な,p

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ミIt¥?L Jニ。

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:店員〉

省:ノユノス・アイレス

参照

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