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物理II(電磁気学) Kaneshita's Class exercise07

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Academic year: 2018

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(1)

No.7 物理 II 演習 月 日 科 2 年 番 / 名前

1 (回路の電位)図1の回路について,図中に示されている起電力,抵抗,電流を使って次の問いに答え よ.ただし,ある2点間の電位差について,y点から見たx点の電位をVxy と書くことにする.

(1) 点a と点 bではどちらが電位が高いか.その電位差はいくらか.また,bと d ではどうか.

(2) 点d と点 gではどちらがどれだけ電位が高いか(ただしI1 > 0).また,gとh ではどちらが高いか. (3) 抵抗 R1 だけを取り外し,電源につながない状態にすると,抵抗の両端の電位差はいくらになるか. (4) VbaVcaVdaVeaVfaVgaVhaVka はいくらか.

(5) VahVbhVchVdhVehVfhVghVkh はいくらか. (6) VdeVbeVgeVhe はいくらか.

(7) E1 = 1.0 V,E2= 2.0 V,E3 = 3.0 V,E4 = 4.0 V,E5= 5.0 Vのとき,bcfebの経路に沿って電位 の変化をグラフで表せ.ただし,a の電位を基準(0 V)として,グラフは横軸をbcfeb の経路にとり, 縦軸を電位としなさい.

2 (抵抗測定:原理)図2,図3の2つの方法で電流と電圧を測定し,その測定値から抵抗値を見積もると き, 四角(A,B,· · ·)を正しく埋めよ.なお,電流計,電圧計の内部抵抗はそれぞれ rArV で,電 池の内部抵抗は無視できる.

(1) 図2のような回路においては,電流計の読みI1 と電圧計の読みV1 から見積もった抵抗は, 真の抵抗値 を R として RrV を用いて V1

I1 = A と表せる.したがって,測定値からの見積もりと真の値と の大小関係は V1

I1 B R である.これらがほぼ等しく V1

I1 ≈ Rは近似値を表す)となるためには, rV R の関係は C となっていなければならない.(記号 ≫または ≪ を使って表せ.)

(2) 図3のような回路においては,電流計の読みI2 と電圧計の読みV2 から,見積もった抵抗は,真の抵抗 値を R とすると V2

I2 = D である.したがって,見積もりと真の値との大小関係は V2

I2 E R であ る.V2

I2 ≈ R となるためには,rA R の関係は F となっていなければならない.(記号 ≫ または

≪ を使って表せ.)

3 (抵抗測定:確認)ある導線の抵抗値をテスターで測ったところR であった.これを別の方法で確かめ るため,図1か図2のような測定を行いたい.以下のそれぞれの場合に適正な測定方法は図2と図3の どちらか.図の番号で答えよ.なお,電流計,電圧計の内部抵抗はそれぞれrArV で,電池の内部抵抗 は無視できる.

(1) R = 1.0 kΩ,rA= 0.2 Ω,rV = 1.0 kΩのとき. (2) R = 2.0 Ω,rA= 1.0 Ω,rV = 1.0 MΩ のとき. (3) R = 1.0 kΩ,rA= 1.0 Ω,rV = 1.0 kΩのとき. (4) R = 3.0 kΩ,rA= 1.0 kΩ,rV = 1.0 MΩ のとき.

図 1

E2

a E1 b c

d e f

R1 I1 R2 I2

E5

g h k

E3 E4

A

V

図 2

A

V

図 3

(2)

————————— 解答 1 —————————

(1) 起電力の両端ではプラス極の方が電位が高いので,a の方が高い.電位差は起電力の大きさに等しくE1. b とdでは,d の方が E1+ E3 だけ高い.(なぜな ら,b よりも aがE1 だけ高く,aよりも dが E3

だけ高いからである.)

(2) 抵抗を流れる電流は電位の高い方から低い方へ流れ るので,dの方が高い.電位差は電圧降下に等しく R1I1.次に,g とhについて考える.g点で電流が 保存する(キルヒホッフの電流則)ためには gh間 をgからhに向かって電流がI1 だけ流れる必要が ある.よって g の方がh よりも電位が高い. (3) 電流が流れていないので電圧降下はゼロ.よって電

位差もゼロ. (4) Vba= −E1

Vca= −E1+ E2

Vda= E3

Vea= −E1+ E2+ E4− E5

Vf a= −E1+ E2+ E4

Vga= E3− R1I1

Vha= −E1+ E2+ E4− R2I2 Vka= −E1+ E2+ E4− R2I2

(5) Vah= R2I2− E4− E2+ E1

Vbh= R2I2− E4− E2

Vch= R2I2− E4

Vdh= R2I2− E4− E2+ E1+ E3 Veh= R2I2− E5

Vf h= R2I2

Vgh= R2I2− E4− E2+ E1+ E3− R1I1

Vkh= 0

(6) Vde= E5− E4− E2+ E1+ E3 Vbe= E5− E4− E2

Vge= E5− E4− E2+ E1+ E3− R1I1

Vhe= E5− R2I2

(7)

経路 V

O

O b c f e b

1 V 1 V

5 V

1 V

[解説]

(4)–(6) Vxy を求めるには,yからxへのある経路を 考え,経路に沿って電位の変化(up,down)を足 していけばよい.電圧が分からないところは迂回し て別の経路を考える.また,hk 間は起電力も抵抗 もないので電位差ゼロである.

(7)閉じた経路では電位の変化がゼロ(一周回ると元 通り)になることに注意(キルヒホッフの電圧則).

—————————解答 2 —————————

(1) A RrV

rV + R B < C rV ≫ R [解説]

電圧計の電圧が V1 なので,オームの法則により, 電圧計を流れる電流は,V1

rV である.これとキルヒ ホッフの電流則より,抵抗を流れる電流は,I1 から 電圧計に分岐する電流を引いて

I1V1 rV

となる.したがって,抵抗についてオームの法則を 適用すると,

V1= R(I1V1 rV )

となる.これを整理すると, V1

I1 = RrV rV + R

となる.ここで,右辺≈ R となる条件を考えるた めに,式を変形して,

V1 I1 =

R 1 +rR

V

とかく.このとき,分母≈1 となればよいので, rV ≫ R

の関係があればよい.

(まとめ)

電圧計の接続 電圧計に電流

→ 抵抗の電流̸=電流計の電流(測定値)

ずれを小さくするには→電圧計の電流を小さく→ 電圧計の抵抗を大きく → rV ≫ R

(3)

(2) D R+ rA E > F rA≪ R

[解説]

電流計を流れる電流はI2 で,抵抗を流れる電流も 同じである(間に分岐がないから).電流計の電圧 は,オームの法則より,rAI2 となる.抵抗にかかる 電圧はV2 から電流計の電圧を引いたものなので, V2− rAI2

である.抵抗についてオームの法則を適用すると, V2− rAI2 = RI2

となる.これを整理すると, V2

I2 = R + rA

となる.ここで,右辺≈ Rとなる条件は, rA≪ R

である.

(まとめ)電流計の電圧が測定電圧をずらす.電流 計の電圧を小さくするために,電流計の抵抗を小さ くする必要がある.

—————————解答 3 —————————

(1) 3 (2) 2 (3) 3 (4) 2 [解説]

R, rV, rAの関係を見て,前問のCとFのどちらの 関係が満たされているかを調べる.

参照

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