インストレーションガイド
Release 1.3.12.3142 版
Rev. 1.0
2013/6/19
http://www.ossl.co.jp
改版履歴
版数 更新日 改版内容 備考 更新者
0.1 2013/6/6 新規作成 初版(Release 1.3.12.3142版) 船井
0.2 2013/6/13 第2版 細部修正、エージェントインストール手順追加 船井
1.0 2013/6/19 リリース 一部修正 船井
1. は じ め に ... 4
2. 製 品 概 要 ... 5
2.1. 製品概要 ... 5
2.2. アーキテクチャ ... 5
2.3. 構成例 ... 6
2.3.1. シングルサーバ構成 ... 6
2.3.2. クライアントサーバ構成 ... 6
2.3.3. リモートジョブ実行について ... 6
2.3.4. バックアップクラスタ構成 ... 7
2.3.5. 負荷分散構成 ... 7
2.4. 動作環境 ... 8
2.4.1. 物理 HW :動作するために、必要なプロセッサ/メモリ/ディスク ... 8
2.4.2. OS :動作する、オペレーティングシステムとバージョン ... 8
2.4.3. ミドルウェア:サポートされるソフトウェアとバージョン ... 8
2.4.4. その他制限事項、特記事項 ... 9
3. イ ン ス ト ー ル ... 10
3.1. 前提条件 ... 10
3.1.1. インストールパッケージ ... 10
3.1.2. データベース構成 ... 10
3.1.3. WEB サーバ ... 11
3.1.4. 64bit 環境について ... 11
3.2. インストール手順 ... 12
3.2.1. 64bit OS への JobScheduler インストール準備 ... 12
3.2.2. Jobscheduler Engine / JOC のインストール手順( Full Install パッケージ) ... 14
3.2.3. JOE (ジョブエディタ)と JID (ダッシュボード)のインストール ... 29
3.2.4. JobScheduler Agent のインストール ... 48
APENDIX A サ イ レ ン ト イ ン ス ト ー ル の 設 定 例 ... 56
1. は じ め に
本 書 は 、オ ー プ ン ソー ス の ジ ョブ 管 理 シ ステ ムで ある、独 SOS 社 (Software- und Organisations-Service GmbH) JobSchedulerのインストレーションの手順を解説する。
【参考文献】
日本語紹介資料 http://www.ossl.co.jp/jpn/Products/infrastructure/JobScheduler 日本 JobScheduler ユーザーグループ https://sites.google.com/site/jobschedulerja/home
日本語メーリングリスト https://groups.google.com/forum/?fromgroups#!aboutgroup/jobscheduler-ja
日本語 Facebook ページ http://ja-jp.facebook.com/pages/Jobscheduler-Japan-ユーザーグループ/594469610565511
ロードマップ http://www.sos-berlin.com/jira/browse/JS#selectedTab=com.atlassian.jira.plugin.system.project%3Aroadmap-panel JIRA http://www.sos-berlin.com/jira/secure/Dashboard.jspa
コミュニティポータル http://www.sos-berlin.com/mediawiki/index.php/JobScheduler:Community_portal FAQs and HowTos http://www.sos-berlin.com/mediawiki/index.php/JobScheduler_FAQ
User Forum http://sourceforge.net/projects/jobscheduler/forums/forum/486122 Developer FAQs http://www.sos-berlin.com/mediawiki/index.php/Developer_FAQs サンプルコンフィグレーション
http://www.sos-berlin.com/modules/cjaycontent/index.php?id=220&page=osource_scheduler_howtos_en.htm テンプレート
http://www.sos-berlin.com/modules/cjaycontent/index.php?id=142&page=osource_scheduler_solutions_standard_jobs_en.htm ドキュメント
http://www.sos-berlin.com/modules/cjaycontent/index.php?id=125&page=osource_scheduler_docu_en.htm プレゼンテーション
http://www.sos-berlin.com/modules/cjaycontent/index.php?id=122&page=osource_scheduler_presentation_en.htm SOS 社会社紹介
http://www.sos-berlin.com/modules/cjaycontent/index.php?id=services_en.htm
2. 製 品 概 要
2.1. 製品概要
Linux/Windows版は、GNU Public License (original version)であり、SOS社はサポート、トレーニング、コンサ
ルテーション、個別開発を販売する
Linux/Windowsの他に、HP-UX/Solaris/AIXに対応
Java, Perl, JavaScript, VBScript, Powershell, javax.scriptでジョブを記述可能
国際化対応(日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語)されているGUI
充実したAPIとCLI
ファイル転送やログローテンション等豊富なテンプレート機能
リモートジョブ実行、冗長化機能、ロードバランス、外部認証等、エンタープライズ向け大規模システム対応
JasperReport(ジョブ実行レポート)やNagios(ジョブ実行監視)との連携機能
2.2. アーキテクチャ
JSはC++とJavaで開発されており、以下のコンポーネントで構成される。 1. JobScheduler Engine
ジョブの制御と管理を司るサービス。以下の機能を包含する。
バックアップフェイルオーバー機能
RDBMSを使用したジョブ履歴、ログ管理機能(JDBC接続) 2. JobScheduler Agent
ジョブのリモート実行を司るエージェント 3. JOC (Job Operation Center)
組み込みhttpd、又はJettyで稼働するAJAXのジョブ管理画面 4. JOE (JobScheduler Object Editor)
ジョブを作成するための、Javaで稼働するスタンドアロンアプリケーション 5. JID (JobScheduler Information Dashboard)
待機中、実行中、完了したジョブの状態、ログを一覧できるJavaで稼働するスタンドアロンアプリケーション。 6. JITL (JobScheduler Integrated Template Library)
ファイル転送やログローテンション等、予め含まれるテンプレート。以下のものが用意されている。
Logging and Cleanup
Sanity Checking
Mail Forwarding
Remote Job Execution
File Transfer
File Operations (rename, copy, remove, check existence, ...)
7. JADE (JobScheduler Advanced Data Exchange)
JobSchedulerから呼び出せる以下の機能を持ったファイル転送システム
ftp/sftpによるファイル転送
sshによるコマンド実行
パスワード/鍵認証のサポート
DMZにおいた中継ホスト(Jump Host)経由での、インターネットへのファイル送受信
ファイル整合性確認、リネーム、再送、ログ機能
2.3. 構成例
2.3.1. シングルサーバ構成
単一のサーバ上にJobScheduler Engine、及びJOC、JOE、JIDが稼働し、そのサー バ上のジョブを実行/管理する構成。開発/検証環境。
JOE、JIDのためにデスクトップGUIが必要。また、JIDを使用するためには、ジョブ管 理情報及び履歴を保存するためのRDBMSが必須。
2.3.2. クライアントサーバ構成
JobScheduler Engineが稼働するサーバと、JOE、JID用の管理端 末に分け、外部のサーバへのジョブ実行を制御する構成。
2.3.3. リモートジョブ実行について
JobScheduler Engineが稼働するサーバから、外部のサーバへのジョブ実行をする場合、下記の3種類の方法がある。
エージェント実行(JobScheduler Agentが稼働している別のサーバへのリモートジョブ実行)
ssh実行(JobScheduler Engineが稼働していない別のサーバへ、sshログインしてのリモートジョブ実行)
スーパーバイザ構成(スーパーバイザJobSchedulerから、ワーカーJobSchedulerへのリモートジョブ実行) ス ー パ ー バ イ ザ 構 成 は 、 ワ ー カ ー 自 身 も デ ー タ ベ ー ス と ジ ョ ブ 定 義 を 保 持 し 、 ス ー パ ー バ イ ザ と 同 期 す る た め 、 ス ー パ ー バ イ ザ 又 は通信が障害時にもワーカーのジョブは実行される。エージェント の 場 合 は 、 ジ ョ ブ 定 義 を 自 身 で 保 持 し な い た め 、JobScheduler
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管理端末
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スーパーバイザ 管理端末
項目 Ssh実行 エージェント実行 異なるユーザIDでのジョブ実行 ○
ジョブの集中管理 ○ ○
内部APIを使用したジョブ実行 ○
リアルタイムログ取得 ○
サーバへのJSインストール 不要 必要
OSへの依存 ○ (API使用の場合)
サーバベースのライセンス費用 不要 必要
2.3.4. バックアップクラスタ構成
JobScheduler Engine が稼働しているサーバが 障 害 時 に 、 自 動 的 に 1 台 以 上 の バ ッ ク ア ッ プ サ ー バ に フ ェ イ ル オ ー バ す る ク ラ ス タ 構 成 が 可 能 。 ジ ョ ブ 構 成 保 存 の た め の フ ァ イ ル シ ス テ ム と ジ ョ ブ 履 歴と管理情報のための RDBMS が、プライマリサ ーバとバックアップサーバとで共有されている事が 必 要 。 ま た ス ー パ ー バ イ ザ 構 成 と の 併 用 も 可 能 。 バ ッ ク ア ッ プ サ ー バ は 定 期 的 に プ ラ イ マ リ サ ー バ に ネ ッ ト ワ ー ク ハ ー ト ビ ー ト を 行 い 、 プ ラ イ マ リ サ ー バが無応答になった場合、数分後に自動的に実行中のジョブ及びジョブチェーンを引き継ぐ。その後プライマリサーバが 復旧した場合は、手動でフェイルバックが可能。
2.3.5. 負荷分散構成
複数台のJobScheduler Engineが稼働しているサーバに、自動的に 1 台 以 上 の サ ー バ に ジ ョ ブ を 割 り 当 て る ク ラ ス タ 構 成 が 可 能 。 ジ ョ ブ 構 成 保 存 の た め の フ ァ イ ル シ ス テ ム と ジ ョ ブ 履 歴 と 管 理 情 報 の た め の RDBMSが、クラスタメンバで共有されている事が必要。
ク ラ ス タ 内 の サ ー バ が 障 害 時 に は 、他 の サ ー バ に ジ ョブ が 引 き 継 が れ る。
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バックアップ エンジン
プライマリ エンジン 管理端末
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管理端末
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負荷分散クラスタ
2.4. 動作環境
2.4.1. 物理HW:動作するために、必要なプロセッサ/メモリ/ディスク Intel/AMD Dual core, 2GHz以上
JOC/JOE等のGUI環境を使用する場合は、メモリが2GB以上必要。
2.4.2. OS:動作する、オペレーティングシステムとバージョン
・ Windows 2003; Vista; 2008; Windows 2008 R2; Windows 7 & Windows server
・ Linux starting with kernel 2.4
・ Sparc Solaris 8 / 9 / 10 and Solaris (x86)
・ HP-UX 11 (IA64 Itanium)
・ IBM AIX
2.4.3. ミドルウェア:サポートされるソフトウェアとバージョン
JobScheduler Engine / JOC / Agent JOE / JID Java Oracle JRE 1.6.x以上(32bit)、AIXで稼働させる場
合のみIBM Java6
Oracle JRE 1.6.x以上 (32bit/64bit)、AIX で稼働させる場合のみIBM Java6
ライブラリ Linux: 以下の32bitライブラリ
・ linux-gate.so.1
・ libz.so.1
・ libpthread.so.0
・ libdl.so.2
・ libm.so.6
・ ld-linux.so.2
Linux: 以下のライブラリ(32bit/64bit)
・ swt.jar*
・ libgtk-x11-2.0.so.0
・ libXtst.so.6
・ gtk2
*32bit 版の swt.jarは、インストールパッケ ージに含まれているが、64bit 版は別途イン ストールが必要。
Windows: Java 1.6使用の場合、 msvcr71.dllが、 C:¥Windows¥system32 、 64Bit 版 Windows の 場 合 は C:¥Windows¥SysWOW64 に も 存 在 す る事。
Java 1.7 使用の場合、 msvcr100.dll が、 C:¥Windows¥system32、 64Bit版 Windowsの 場 合 は C:¥Windows¥SysWOW64 に も 存 在 す る 事。
msvcr71.dll / msvcr100.dll は Java インストール 先( [jre install path]¥bin¥plugin2)にある。 その他 DBMS
Oracle 8.1.7, 9.2, 10g, 11g
・ Linux: X Windows 1280x960(QVGA)
・ MySQL version 5.x
・ PostgreSQL 8.x, 9.x
・ Firebird 1.5
・ Sybase ASE 15.0. JDBCドライバ
いる事、及びそのデータベースに接続する ためのJDBCドライバ(JID)
2.4.4. その他制限事項、特記事項
スーパーバイザとワーカーでリモート構成を取る場合は、双方のJobScheduler Engineが同じバージョンである事。
3. イ ン ス ト ー ル
3.1. 前提条件
3.1.1. インストールパッケージ
下記サイトから、インストーラをダウンロードできる。
http://www.sos-berlin.com/modules/cjaycontent/index.php?id=126&page=osource_scheduler_download_en.p hp
http://sourceforge.net/projects/jobscheduler/files/?source=navbar
Linux用とWindows用で、それぞれ下記のパッケージに分かれているので、目的に応じてダウンロードする。
• Full Install(JobScheduler Engine, JOC, JOE, JID, JITL, JADE一括インストーラ)
• Update(JobScheduler Engineアップデータ)
• Agent(JobScheduler Agent単体インストーラ)
• JOE(Job Object Editor単体インストーラ)
• JID(Job Information Dashboard単体インストーラ)
Solaris、HP-UX (Itanium)、AIX用パッケージは別途サポート契約が必要となる。
3.1.2. データベース構成
JobSchedulerはデータベースを使用しない構成も可能だが、データベースを使った構成が強く推奨されている。 データベースには、ジョブ実行履歴の他にジョブやオーダーのステートが保存されるため、データベースを使用しない場 合は一部の機能が制限される。
クラスタ構成(バックアップ/負荷分散)や、JIDを使用する場合はデータベースが必須になる。 対応しているデータベースは、「2.4.3.ミドルウェア:サポートされるソフトウェアとバージョン」を参照の事。
尚JobSchedulerはデータベース接続のためにJDBCドライバを使用するが、下記のドライバはインストーラに同梱され ている。
• MS SQL Server、Sybase用jTDS JDBCドライバ
• Oracle、PostgreSQL、Firebird、DB2用JDBCドライバ
MySQL用、純正Sybase用、純正MS SQL server用ドライバはライセンスの制限のために同梱されていない。 また、データベースもインストーラパッケージには含まれていないので、別途インストール、設定が必要である。
デ ー タ ベ ー ス に は 、”CREATE TABLE, INSERT, UPDATE, DELETE , SELECT”の 実 行 権 限 の あ る JobSchedulerのユーザを作成する。
データベースの構成情報は、以下の設定ファイルに保存される。
$SCHEDULER_DATA/config/factory.ini (using by JobScheduler)
$SCHEDULER_DATA/config/hibernate.cfg.xml (using by JID)
$SCHEDULER_DATA/config/sos_settings.ini (using by scheduler_install_tables.(sh|cmd))
PostgreSQLを使用する場合は、PL/SQLが使用できる必要があるため下記コマンドで確認する。 createlang -U postgres -l scheduler
この例では、”postgres”がユーザー名で、”scheduler”がデータベース名である。
上記コマンドの出力に、”plpgsql”が含まれていなければ、下記コマンドにより有効にする。 createlang -U postgres plpgsql scheduler
また、下記のPostgreSQL サーバー(postgresql.conf)の変数が設定されている必要がある。 • standard_conforming_strings = off
• bytea_output = 'escape'
上記設定をグローバルに設定したくない場合は、下記コマンドでユーザーレベルで設定できる。 alter user scheduler set standard_conforming_strings = off;
alter user scheduler set bytea_output = 'escape';
この例では、"scheduler"がJobScheduler用データベースのユーザー名となる。
【参考情報】
JIDをPostgreSQLで使用した場合、CheckDaysSchedule, CreateDaysScheduleジョブがエラーになる事がある。 その場合は、下記記事の対処方法がある。
How JID works with PostGres
http://www.sos-berlin.com/mediawiki/index.php/How_JID_works_with_PostGres
3.1.3. WEBサーバ
JOCのために組み込みhttpデーモンが標準でインストールされるが、Jettyもインストールされている。 但しJetty用プラグインはまだ開発中であり、「as is」ベースでの提供となっている。(V.1.3.12.3072現在)
JOCへのログインにLDAP認証等を行いたい場合は、Jettyを有効にするか、他のhttp proxyを使用する必要がある。
【参考情報】
How to setup security settings for JOC?
http://www.sos-berlin.com/mediawiki/index.php/How_to_setup_security_settings_for_JOC_(the_JobSchedu ler_web_interface)%3F
HTTP Authentication in JOC
http://www.sos-berlin.com/mediawiki/index.php/HTTP_Authentication_in_JOC How to run JobScheduler with Jetty
http://www.sos-berlin.com/mediawiki/index.php/How_to_run_JobScheduler_with_Jetty Running the Operations GUI behind an Apache Proxy
http://www.sos-berlin.com/mediawiki/index.php/Running_the_Operations_GUI_behind_an_Apache_Proxy
3.1.4. 64bit環境について
JobScheduler Engine / JOC / Agentは、32bit Java環境でしか動作しないが、JOE / JIDは32bit Java環境と 64bit Java環境で動作する。以下に動作が保証される組み合わせを示す。
JobScheduler Engine / JOC / Agent JOE / JID
OS 32bit 64bit 32bit 64bit
Java 32bit 32bit 32bit 64bit
swt.jar 不要 32bit 32bit 64bit
JobScheduler Engine / JOC / Agentのインストール先が、64bit OS + 64bit Java環境であっても、JobScheduler 専用の32bit Java環境設定が可能であり、他の64bit Java環境アプリケーションへの影響はない。
swt.jarはJOE / JIDで使用されているJavaでOSネイティブのユーザインタフェースを作る際に使われるライブラリで あるが、JobSchedulerのインストールパッケージには32bit版しか同梱されていないため、64bit Java環境で使用する ためには別途インストールが必要である。
3.2. インストール手順
以下にMySQLを使用する場合のインストール手順を示す。 3.2.1. 64bit OSへのJobSchedulerインストール準備
① Windows 64bitで の 準 備 (1) 32bit JREのインストール
OracleのサイトからWindows版32bit JRE (jre-6uXX-windows-i586.exe)をダウンロードし、実行する。 http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
64bit 版 Java を 使 用 す る 他 の ア プ リ ケ ー シ ョ ン に 影 響 を 与 え な い た め に 、 永 続 す る PATH 設 定 や 環 境 変 数 の JAVA_HOME変更をしてはいけない。
(2) 依存ライブラリのインストール
Java 1.6使用の場合、 msvcr71.dllが、C:¥Windows¥system32 と C:¥Windows¥SysWOW64に存在し、Java 1.7使用の場合、 msvcr100.dllが、C:¥Windows¥system32とC:¥Windows¥SysWOW64にも存在する必要があ る。
msvcr71.dll / msvcr100.dll は Java インストール先( [jre install path]¥bin¥plugin2)にあるので、それぞれのフ ォルダにコピーしておく。
(3) JOE/JIDをインストールする場合の前提条件
JOE/JIDは、32bit版Javaでも64bit版 Java でも稼働するが、デフォルトのインストール設定は 32bit 版 Java を使用する事が前提となっている。64bit 版 Java を使用する場合は、インストールパッケージに同梱されてい る swt.jar を以下の手順で 64bit 版 swt.jar に入れ替える。
http://www.eclipse.org/swt/ か ら 、Release > Stable > more を 選 択 、 ダ ウ ン ロ ー ド 画 面 か ら SWT Binary and Source の Windows (x86_64)を選択しダウンロード、解凍し、/インストールパス/lib/swt.jar をダウンロードした swt.jar に入れ替える。
【参考】 JOE does not run on 64Bit
http://www.sos-berlin.com/mediawiki/index.php/JOE_does_not_run_on_64Bit Dashboard does not run on 64Bit
JOEをJobSchedulerと違うシステムにインストールする場合、作成したジョブ定義ファイルをJobSchedulerに反映する 方法は、以下の二つがある。
① JOEのメニューから、JobSchedulerが稼働するホストへftpまたはWebDAVで接続する。
② 手作業(scp等)で、JobSchedulerが稼働するホストへ定義ファイルをコピーする。
どの方法であれJOEインストール先と、JobSchedulerインストール先間で使用するプロトコルが通信できる必要がある。 JIDをJobSchedulerと違うシステムにインストールする場合、JobSchedulerの実行履歴をデータベースから取得する ため、JobSchedulerがデータベースを使った構成である事と、そのデータベースへのJDBC 接続が可能である事が前 提条件となる。
② Linux 64bit で の 準 備
(1) 依存ライブラリのインストール
依存する32bitライブラリを以下のパッケージをインストールする。(CentOS6での方法)
# yum install ‒y ld-linux.so.2 libz.so.1
JobSchedulerインストール後エラーが発生する場合、下記コマンドで依存するライブラリが確認できる。
# /opt/sos-berlin.com/jobscheduler/<scheduler ID>/bin/jobscheduler.sh ldd linux-gate.so.1 => (0x00fad000)
libz.so.1 => /lib/libz.so.1 (0x002af000)
libpthread.so.0 => /lib/libpthread.so.0 (0x00940000) libdl.so.2 => /lib/libdl.so.2 (0x0090d000)
libstdc++.so.6 => /opt/sos-berlin.com/jobscheduler/scheduler/lib/libstdc++.so.6 (0x00176000) libm.so.6 => /lib/libm.so.6 (0x00914000)
libc.so.6 => /lib/libc.so.6 (0x00774000)
libgcc_s.so.1 => /opt/sos-berlin.com/jobscheduler/scheduler/lib/libgcc_s.so.1 (0x009a5000) /lib/ld-linux.so.2 (0x00752000)
(2) 32bit JREのインストール
OracleのサイトからLinux版32bit JRE (jre-6uXX-linux-i586.exe)をダウンロードし、実行する。 http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
64bit 版 Java を 使 用 す る 他 の ア プ リ ケ ー シ ョ ン に 影 響 を 与 え な い た め に 、 永 続 す る PATH 設 定 や 環 境 変 数 の JAVA_HOME変更をしてはいけない。
(3) JOE/JIDをインストールする場合の前提条件
JOE/JIDは、32bit版Javaでも64bit版 Java でも稼働するが、デフォルトのインストール設定は 32bit 版 Java を使用する事が前提となっている。
32bit版Javaで使用する場合は、以下の32bit版パッケージもインストールする。
# yum install ‒y libX11-devel.i686 libXtst.i686 libXtst-devel.i686 gtk2.i686 libcanberra-gtk2.i686 PackageKit-gtk-module.i686
64bit 版 Java を使用する場合は、インストールパッケージに同梱されている swt.jar を以下の手順で 64bit 版 swt.jar に入れ替える。
http://www.eclipse.org/swt/ か ら 、Release > Stable > more を 選 択 、 ダ ウ ン ロ ー ド 画 面 か ら SWT Binary and Sourceの Linux (x86_64/GTK 2)を選択しダウンロード、解凍し、/インストールパス/lib/swt.jar をダウンロードし
た swt.jar に入れ替える。
【参考】 JOE does not run on 64Bit
http://www.sos-berlin.com/mediawiki/index.php/JOE_does_not_run_on_64Bit Dashboard does not run on 64Bit
http://www.sos-berlin.com/mediawiki/index.php/Dashboard_does_not_run_on_64Bit
3.2.2. Jobscheduler Engine / JOCのインストール手順(Full Installパッケージ)
① MySQL とJDBC コ ネ ク タ の イ ン ス ト ー ル
MySQLのダウンロードサイトから、MySQLをダウンロードし、実行する。 http://dev.mysql.com/downloads/mysql/ - downloads
Enterprise EditionとCommunity Server、32bit版と64bit版のどれでも構わない。 MySQLは自動起動設定にしておくと良い。
MySQL JDBCコネクタのダウンロードサイトから、(mysql-connector-java-5.1.XX.zip)をダウンロードし、実行する。 http://dev.mysql.com/downloads/connector/j/
② JobScheduler 用 デ ー タ ベ ー ス と ユ ー ザ の 作 成
Windows: スタートメニューからMySQL Command Line Clientを選択し、以下のコマンドを実行する。 Linux: 端末からroot権限でMySQLにログインし、以下のコマンドを実行する。
mysql> create database scheduler;
MySQLをschedulerユーザから外部接続できるよう許可設定
【参考】 http://linuxserver.jp/サーバ構築/db/mysql/外部接続許可設定.php
mysql> select user,host from mysql.user; +---+---+
| user | host | +---+---+
| root | 127.0.0.1 |
| root | localhost |
| scheduler | localhost | +---+---+ 3 rows in set (0.00 sec)
mysql> grant all privileges on scheduler.* to scheduler@"%" identified by 'password' with grant option; Query OK, 0 rows affected (0.01 sec)
mysql>flush privileges;
mysql> show grants for scheduler;
+--- ---+
| Grants for scheduler@%
| +--- ---+
| GRANT USAGE ON *.* TO 'scheduler'@'%' IDENTIFIED BY PASSWORD '*E94DC688D62B8A9DD67F61F918D7E75EEB073A7E'
|
| GRANT ALL PRIVILEGES ON `scheduler`.* TO 'scheduler'@'%' WITH GRANT OPTION | +---
③ JobScheduler の イ ン ス ト ー ル (1) 環境設定
Windows: コンソール(コマンドプロンプト)を開き、インストールのため一時的にJREのPATHを設定する。 C:\>SET PATH=C:\Program Files (x86)\Java\jre1.6.0_XX\bin;%PATH%
Linux: 一時的にJREのPATHを設定する。
# export PATH=/opt/jre1.6.0_XX/bin:$PATH
JobSchedulerインストール先はデフォルトでは以下の通りとなっている。
プログラム ユーザーデータ
Linux /opt/sos-berlin.com/jobscheduler /home/[user]/sos-berlin.com/jobscheduler Windows C:¥Program Files (x86)¥sos-berlin.com¥jobscheduler C:¥ProgramData¥sos-berlin.com¥jobscheduler
変更する場合は、GUIインストーラーダイアログでの修正、またはjobscheduler_install.xmlを変更する事で可能だが、 いずれのディレクトリもインストールするユーザ・グループの所有権限になっている必要がある。
JobSchedulerはrootでインストールできないのでユーザを作成し、インストール先ディレクトリのアクセス権減を設定して おく。
Windows: コン トロー ル パ ネ ル > ユ ー ザ ー ア カウン ト > ア カ ウン トの 管 理 > 新 しい ア カ ウン トの 作 成 で 、標 準 ユ ー ザ のアカウントを作成する。
Linux:
# useradd <user name> -m -p <password>
# chmod 777 /opt
(2) GUIでのインストール方法
一旦デスクトップからログアウトし、作成した標準ユーザでログインし直し端末を開く。 JobSchedulerをダウンロードし解凍、インストーラを実行する。
Linux:
# cd /opt
# wget http://sourceforge.net/projects/jobscheduler/files/jobscheduler_linux.1.3.12.XXXX.tar.gz
# tar xvf jobscheduler_linux.1.3.12.XXXX.tar.gz
# cd jobscheduler.1.3.12.XXXX
# ./setup.sh
sudo ‒E java ‒jar ./jobscheduler_linux32.jar [sudo] password for scheduler:
と聞かれるので、パスワード入力すると下記言語選択ダイアログがポップアップするので、使用言語は [eng(英語)] で、 [OK]ボタンをクリックする。
下記ダイアログになるので、[Next]ボタンをクリックする。
ライセンスがGPLになっている事を確認し、[Next]ボタンをクリックする。
ライセンス条項に同意したら、”I accept “をクリックし、[Next]ボタンをクリックする。
プログラムのインストール先にデフォルトを使用する場合は、何も変更せず、[Next]ボタンをクリックする。 変更する場合は、ディレクトリのアクセス権がインストールアカウントの所有になっている事。
設定ファイルやログファイルなどの出力先にデフォルトを使用する場合は、何も変更せず、[Next]ボタンをクリックする。 変更する場合は、ディレクトリのアクセス権がインストールアカウントの所有になっている事。
必要なパッケージを選択して、[Next]ボタンをクリックする。
ネットワーク情報の設定。
[JobScheduler ID]には、 JobSchedulerエンジン毎にユニークな名称を入力。(クラスタ構成の場合を除く)、以下の特 殊文字は使えない / ¥ : ; * ? ! $ % & " < > ( ) | ^
[JobScheduler Host]には、"localhost" 等インストール先の名前解決できるホスト名を入力。 [Allowd Host]には、"0.0.0.0" を入力し、どこからでもアクセス可能にする。
赤枠以外はデフォルト値を使用し、[Next]ボタンをクリックする。
クラスタ構成の設定。
クラスタ構成を使用しない場合、 [standalone] をチェックして、[Next]ボタンをクリックする。
JobSchedulerから送信するメールの設定。
メール送信しない場合は何も入力しないで[Next]ボタンをクリック。
[send mail ]をチェックすると、ジョブ実行時、エラー、ワーニング、又は成功した場合、前画面で設定したメール宛先に メール送信される。
イベントをトリガにしたジョブを使用したい場合は、[Configure JobScheduler as event handler]をチェックする。 チェックしなければ、後から使用したくなった場合再インストールが必要になる。
アップデートサービスの設定。通常デフォルト値のまま、[Next]ボタンをクリックする。
データベースの設定。
[Host:]は、名前解決できるホスト名を入力する。
[Port:]は、MySQL JDBCコネクタの場合は[3306]、他は「(2) JobScheduler用データベースとユーザの作成」で作成 したデータベースの情報を入力し、[Next]ボタンをクリック。
JDBCドライバの設定。「 (1)MySQLとJDBCコネクタのインストール」で、あらかじめ設置しておいたMySQLのJDBC ドライバを指定し、[Next]ボタンをクリックする。
scheduler_cron_adapterジョブを使用して、crontabに設定されたcronジョブをJobSchedulerで実行する場合は各 項 目 を 設 定 す る 。scheduler_cron_adapter ジ ョ ブ を 使 用 し な い 場 合 は 、 何 も 変 更 し な い で 、[Next]ボ タ ン を ク リ ッ ク す る。
下記画面が表示されて、インストール準備が始まるので、終了したら、[Next]ボタンをクリックする。
下記画面が表示されて、インストールプロセスが表示される。
[Starting Job Scheduler…]と表示されたら、[Next]ボタンをクリックする。
[Z-JAVA-101 Java Virtual Machine is not started]と表示された場合には、JREのPATH設定が間違っているので、 修正後再度インストーラを実行する。
http://www.sos-berlin.com/mediawiki/index.php/Z-JAVA-101_Java_Virtual_Machine_is_not_started 下記画面が表示されたら、インストール完了なので、[Done]ボタンをクリックする。
(3) CLIでのインストール方法(サイレントインストール)
「(1)環境設定」まで実行後、作成した標準ユーザにsuしてJobSchedulerをダウンロードし解凍する。 Linux:
# cd /opt
# wget http://sourceforge.net/projects/jobscheduler/files/jobscheduler_linux.1.3.12.XXXX.tar.gz
# tar xvf jobscheduler_linux.1.3.12.XXXX.tar.gz
インストール設定ファイル(scheduler_install.xml)をインストールアカウントのホームディレクトリにコピーする。
# cd /opt/jobscheduler.1.3.12.XXXX/
# cp jobscheduler_install.xml /home/<user name>
# cd /home/<user name>
コピーしたjobscheduler_install.xmlを下記のように変更 ... <!̶プログラムインストールパスの設定-->
<installpath>/opt/sos-berlin.com/jobscheduler</installpath> ... <!̶ユーザデータインストールパスの設定-->
<UserPathPanelElement>/home/<user name>/sos-berlin.com/jobscheduler</UserPathPanelElement> ... <!̶データベースの設定-->
<pack index="6" name="MySQL" selected="true"/> ... <!̶ホストの設定-->
<entry key="schedulerHost" value="<host name>"/> ... <!-- 他の全ホストから JobScheduler へ TCP 接続する場合-->
<entry key="schedulerAllowedHost" value="0.0.0.0"/>
... <!-- JobScheduler からメール送信する場合、該当項目を変更-->
<entry key="mailServer" value=""/>
<entry key="mailPort" value="25"/>
<entry key="smtpAccount" value=""/>
<entry key="smtpPass" value=""/>
<entry key="mailFrom" value=""/>
<entry key="mailTo" value=""/>
<entry key="mailCc" value=""/>
<entry key="mailBcc" value=""/>
... <entry key="databaseHost" value="<DB サーバの IP アドレス>"/>
<entry key="databasePassword" value="<データベースの password>"/>
<entry key="databaseUser" value="scheduler"/>
<entry key="databaseSchema" value="scheduler"/>
<entry key="databasePort" value="3306"/>
<entry key="connector" value="/opt/mysql-connector-java-5.1.25/mysql-connector-java-5.1.25-bin.jar"/>
環境変数の設定を追加
# export PATH=/opt/jre1.6.0_XX/bin:$PATH JobSchedulerインストーラの実行
# cd /opt/jobscheduler.1.3.12.XXXX
# ./setup.sh -u /home/<user name>/jobscheduler_install.xml
④ 動 作 確 認
インストール完了後は、JobScheduler が起動しているので、ブラウザで http://<IPアドレス>:4444/ にアクセスする。 下図のように、JOC が表示されたらOK。
Windowsの場合、バージョン1.3.12.3044以降Jettyサーバ使用の設定がデフォルトになっているので、下記設定の変 更を行なわないとJOCは表示されない。(1.3.12.3142 現在)
C:¥ProgramData¥sos-berlin.com¥jobscheduler¥<scheduler-id>¥config¥scheduler.xml の下記の部分を以下のようにコメントアウトする。
<!--
<plugins
<plugin java_class="com.sos.scheduler.engine.plugins.jetty.JettyPlugin"> <plugin.config/>
</plugin> </plugins> -->
⑤ 環 境 設 定 フ ァ イ ル の 修 正
まだ、設定が残っているので、一旦、JobSchedulerを停止する。
# cd /opt/sos-berlin.com/jobscheduler/scheduler/bin
# ./jobscheduler.sh stop
/opt/sos-berlin.com/jobscheduler/<scheduler ID>/bin/jobscheduler_environment_variables.sh を開いて、環境 設定スクリプトを修正
USER=`whoami
SCHEDULER_USER=<user name>
JAVA_HOME=/opt/jre1.6.0_XX ←この行を追加
バージョン1.3.12.3142からは、JOCの日本語化がなされているので、下記の設定を行う。
/home/<インストールユーザー>/ sos-berlin. com/jobscheduler/ <scheduler ID>/config/operations_gui/ custom.js を開いて
_sos_lang = ''; を下記に変更する。
_sos_lang = 'ja';
⑥ 自 動 起 動 設 定
Windows の場合、自動的にサービスに登録されるため設定不要だが、Linux の場合は下記の方法で自動起動に設定 しておく。
/etc/rc.d/rc.localに下記を追記
/opt/sos-berlin.com/jobscheduler/<scheduler ID>/bin/jobscheduler.sh start またはserviceに登録する
http://blue21.ddo.jp/server_koutiku/server-centos6/cos6_sosjob205.html
⑦ 最 後 に 起 動 し 直 し て イ ン ス ト ー ル 完 了
# /opt/sos-berlin.com/jobscheduler/<scheduler ID>/bin/jobscheduler.sh start Starting Job Scheduler...
ブラウザで http://<IPアドレス>:4444/ にアクセスする。 下図のように、JOC が日本語表示されたらOK。
⑧ Job Schedulerの イ ン ス ト ー ル デ ィ レ ク ト リ 内 容 [プログラムディレクトリ]
(Windows) bin
├── dashboard.cmd JID起動スクリプト
├── hostjava.dll プログラムライブラリ
├── hostole.dll プログラムライブラリ
├── jobeditor.cmd JOE起動スクリプト
├── jobscheduler.cmd JobScheduler起動スクリプト
├── jobscheduler_client.pl Perl スクリプト
(XMLコマンド実行のためのTCP/UDP クライアント)
├── jobscheduler_ environment_variables.cmd 環境設定スクリプト
├── jobscheduler_event.cmd イベント制御スクリプト
├── scheduler.exe JobScheduler 実行バイナリ
├── scheduler.exe.local ローカル実行DLL用ダミーファイル
└── spidermonkey.dll Mozilla製JavaScriptエンジン (Unix)
bin
├── cronconverter.sh crontabをJobSchedulerジョブに変換するスクリプト*1
├── dashboard.sh JID起動スクリプト
├── jobeditor.sh JOE起動スクリプト
├── jobscheduler.sh JobScheduler起動スクリプト
├── jobscheduler_client.pl Perl スクリプト
(XMLコマンド実行のためのTCP/UDP クライアント)
├── jobscheduler_environment_variables.sh 環境設定スクリプト
├── jobscheduler_event.sh イベント制御スクリプト
├── scheduler JobScheduler 実行バイナリ
├── scheduler_safe.sh JobScheduler起動監視スクリプト
└── setuid ジョブ実行時の実行ユーザ変更プログラム *2
*1 How to migrate cron jobs to JobScheduler jobs
http://www.sos-berlin.com/mediawiki/index.php/How_to_migrate_cron_jobs_to_JobScheduler_jobs
*2 旧バージョンのため使用できない
http://www.sos-berlin.com/mediawiki/index.php/How_can_JobScheduler_access_files_that_are_owned_by_ another_user%3F
db (データベース作成SQL)
├── db2 DB2 8.x用
├── demo デモ用
├── fbsql Firebird 1.5用
├── mssql SQL Server 2000, 2005用
├── mysql MySQL version 5.x用
├── oracle Oracle 8.1.7, 9.2, 10g, 11g用
├── pgsql PostgreSQL 8.x, 9.x用
└── Sybase Sybase ASE 15.x用
doc (ドキュメント)
├── api APIリファレンス
├── de ドイツ語ドキュメント
├── en 英語ドキュメント(pdf含む)
│ ├── reference リファレンス(html)
│ ├── scheduler_managed_jobs managed_jobsドキュメント(旧)
│ └── scheduler_managed_user_jobs managed_user_jobsドキュメント(旧)
├── php_xml_interface PHP XMLコマンドリファレンス(html)
├── sos_help ヘルプ(html)
└── xml イメージ
lib(実行ライブラリディレクトリ)
*.jar Java archives (for Java jobs)
scheduler.dll for Java debugging (Windows)
*.so, *.sl, *.a libraries (Unix)
operations_gui (JOC GUIのHTML/Javascriptファイルディレクトリ)
Uninstaller (JobSchedulerアンインストーラディレクトリ)
[データディレクトリ] config
├── JOETemplates JOEテンプレート
├── cache ワーカー設定ファイルディレクトリ
(スーパーバイザのremote ディレクトリのコピー)
├── events イベント制御ジョブ
├── factory.ini 実行設定ファイル
├── factory_mysql.ini MySQL管理ジョブ設定ファイル
├── hibernate.cfg.xml hibernateデータベース設定ファイル
├── images イメージファイルディレクトリ
├── live ローカルのジョブ定義ファイルディレクトリ (Hot Folder)
│ └── sos SOS社提供ジョブディレクトリ
│ ├── cron crontabジョブ
│ ├── dailyschedule ジョブ実行計画作成ジョブ
│ ├── events イベント制御ジョブ
│ ├── housekeeping 管理ジョブ
│ ├── mysql MySQL管理ジョブ
│ └── update アップデートサービスジョブ
├── operations_gui JOC GUI設定ファイル remote
├── scheduler_calendar_status.xsl
├── scheduler_configuration_documentation.xsl
├── scheduler_custom_documentation.xml
├── scheduler_custom_documentation.xsl
├── scheduler_doc_help.html
├── scheduler_documentation.html
├── scheduler_documentation.xsl
├── scheduler_editor.ini JOE設定ファイル
├── scheduler_editor.xslt JOE設定XMLスタイルシート
├── scheduler_ini_configuration_documentation.xsl
├── scheduler_job_chain_documentation.xsl
├── scheduler_job_documentation_v1.0.xsd
├── scheduler_job_documentation_v1.1.xsl
├── scheduler_jobs_status.xsl
├── scheduler_mail.xsl 送信メールスタイルシート
├── scheduler_order_documentation.xsl
├── scheduler_soap_request.xslt
├── scheduler_soap_response.xslt
├── sos.ini ライセンスファイル
├── sos_settings.ini データベース接続設定ファイル
├── web.xml
└── xml2live.xsl
jobs(JITLディレクトリ)
logs(各種ログファイルディレクトリ)
⑨ 実 行 方 法
JobScedulerの実行は以下のコマンドで実行する。
$ $INST_DIR/bin/jobscheduler.sh start
JobScedulerの停止は以下のコマンドで実行する。
$ $INST_DIR/bin/jobscheduler.sh stop
JobScedulerのステータス確認は以下のコマンドで実行する。
$ $INST_DIR/bin/jobscheduler.sh status
3.2.3. JOE(ジョブエディタ)とJID(ダッシュボード)のインストール
① 3.2.2. Jobscheduler Engine / JOC の イ ン ス ト ー ル 手 順 (Full Installパ ッ ケ ー ジ )を 実 行 し た 場 合 JobScheduler の イ ン ス ト ー ル 時 に 32bit 用 swt.jar フ ァ イ ル が デ フ ォ ル ト で イ ン ス ト ー ル さ れ る 。 ( 「3.2.1.
64bit OSへのJobSchedulerインストール準備」を参照) (1) JOE初期設定
デフォルトの32bit Java環境で動作させる場合は、何も設定する必要はない。
64bit Java環境でJOEを動作させる場合、上記の64bit版swt.jarへの置き換えと環境設定スクリプトに以下の 修正をする。
/opt/sos-berlin.com/jobscheduler/<scheduler ID>/user_bin/jobeditor_environment_variables.sh-example をコピーしてjobeditor_environment_variables.shに名前変更する。
jobeditor_environment_variables.shをエディタで開き、下記を追記する。
JAVA_HOME="<64bitJRE へのパス>" (2) JID初期設定
デフォルトの32bit Java環境で動作させる場合は、デフォルト設定で動作する。
デフォルト設定では、ダッシュボードタブだけが有効化されているため、JOE タブ、JOC タブ、イベントタブを表示さ せるためには環境設定スクリプトに以下の修正をする。
/opt/sos-berlin.com/jobscheduler/<scheduler
ID>/user_bin/dashboard_environment_variables.sh-example をコピーしてdashboard_environment_variables.shに名前変更する。
dashboard_environment_variables.cmd|shをエディタで開き、下記を追記する。 ENABLE_JOE="true"
ENABLE_JOC="true" ENABLE_EVENTS="true"
1.3.12.3142をCentOS6上で実行した場合、[ENABLE_JOC="true"]に設定するとJVMがクラッシュする不具合があ る。Windowsでは問題は発生しない。
64bit Java環境でJIDを動作させる場合、64bit版swt.jarへの置き換えと環境設定スクリプトに以下の修正をす る。
dashboard_environment_variables.cmd|shをエディタで開き、下記を追記する。 JAVA_HOME="<64bitJRE へのパス>"
(3) JOEとJIDの実行 以下のコマンドで起動する。 JOE
$ $INST_DIR/bin/jobeditor.sh JID
$ $INST_DIR/bin/dashboard.sh
② JOE / JID をJobScheduler と は 別 のPC に イ ン ス ト ー ル す る 場 合 の 手 順 (1) 64bit OSにインストールする場合
「3.2.1. 64bit OSへのJobSchedulerインストール準備」を実行する。 (2) 32bit OSにインストールする場合
32bit JREのインストール
Oracleのサイトから32bit JRE(1.6以降)をダウンロードし、実行する。 http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html Windows版32bit JRE (jre-6uXX-windows-i586.exe)
Linux版32bit JRE (jre-6uXX-linux-i586.exe) (3) JOEのインストール
1) 下記サイトから、インストーラをダウンロードする。
http://sourceforge.net/projects/jobscheduler/files/?source=navbar
Linux用とWindows用で、それぞれパッケージに分かれているので、JOE(Job Object Editor単体インストーラ)をダ ウンロードし、適当な場所に解凍する。
Setup.cmd|sh を実 行 す ると下 記 ダ イア ログが 表 示 され るの で 、使 用 言 語 は [eng(英 語 )] で 、[OK]ボ タンをクリック す る。
下記ダイアログになるので、[Next]ボタンをクリックする。
ライセンス条項に同意したら、”I accept “をクリックし、[Next]ボタンをクリックする。
プログラムのインストール先にデフォルトを使用する場合は、何も変更せず、[Next]ボタンをクリックする。 変更する場合は、ディレクトリのアクセス権がインストールアカウントの所有になっている事。
設定ファイルやログファイルなどの出力先にデフォルトを使用する場合は、何も変更せず、[Next]ボタンをクリックする。 変更する場合は、ディレクトリのアクセス権がインストールアカウントの所有になっている事。
下記画面が表示されて、インストール準備が始まるので、終了したら、[Next]ボタンをクリックする。
下記画面が表示されて、インストールプロセスが表示される。
[Create shortcuts …done]と表示されたら、[Next]ボタンをクリックする。
下記画面が表示されたら、インストール完了なので、[Done]ボタンをクリックする。
2) 動作確認
Windowsの場合は、スタートメニューの全てのプログラムをクリックすると、下記のようにSOS JobSchedulerのメニュー ができているので、Start JOEをクリックする。
Linuxの場合は、デスクトップの端末から下記コマンドを実行する。
$ $INST_DIR/bin/jobeditor.sh
下記画面が表示されたら、正常に動作している。
3) JobSchedulerへの接続
JOEをJobSchedulerと違うシステムにインストールする場合、作成したジョブ定義ファイルをJobSchedulerに反映する
どの方 法 であれ 、JOE インストー ル 先 と、JobScheduler インストー ル 先 間 で使 用 す るプロトコルが通 信 できる必 要 があ る。
下記では、SFTPを使用した設定例を示す。JobSchedulerサーバに、ftpサーバが稼働している事が前提となる。 FileメニューからFTP > Open by FTPをクリックする。
下記画面が表示されたら、[Profile…]ボタンをクリックする。
下記画面が表示されるので、必要な項目を入力し[Apply]ボタンをクリックしてから[Close]ボタンをクリックする。 [Name]:適当な接続名
[Protocol]:SFTPを選択
[Host Name or IP Address]: JobSchedulerサーバのIPアドレス
[User Name]: JobSchedulerサーバのインストールアカウント [Password]: パスワード
[Root Directory]: JobSchedulerサーバのデータインストールパス [Directory for Local Copy]: ローカルのデータインストールパス
設 定 した接 続 名 が表 示 され るので、[Connect]ボタンをクリックす ると、JobScheduler サー バ のデ ィレクトリが表 示 され る ので、編集するファイルを選択して[Open]ボタンをクリックする。
(4) JIDのインストール
1) JDBCコネクタのインストール
JIDをJobSchedulerと違うシステムにインストールする場合、JobSchedulerの実行履歴をデータベースから取得する
MySQL JDBCコネクタのダウンロードサイトから、(mysql-connector-java-5.1.XX.zip)をダウンロードし、解凍する。 http://dev.mysql.com/downloads/connector/j/
Windows: C:¥Program Files (x86)¥mysql-connector-java-5.1.XX Linux: /opt/mysql-connector-java-5.1.XX/
2) 下記サイトから、JIDインストーラをダウンロードする。
http://www.sos-berlin.com/modules/cjaycontent/index.php?id=126&page=osource_scheduler_download_en.p hp
http://sourceforge.net/projects/jobscheduler/files/?source=navbar
Linux用とWindows用で、それぞれパッケージに分かれているので、JID(JobScheduler Information Dashboard 単体インストーラ)をダウンロードし、適当な場所に解凍する。
Setup.cmd|sh を実 行 す ると下 記 ダ イア ログ が 表 示 され るの で 、使 用 言 語 は [eng(英 語 )] で 、[OK]ボ タンをクリック す る。
下記ダイアログになるので、[Next]ボタンをクリックする。
ライセンス条項に同意したら、”I accept “をクリックし、[Next]ボタンをクリックする。
変更する場合は、ディレクトリのアクセス権がインストールアカウントの所有になっている事。
設定ファイルやログファイルなどの出力先にデフォルトを使用する場合は、何も変更せず、[Next]ボタンをクリックする。 変更する場合は、ディレクトリのアクセス権がインストールアカウントの所有になっている事。
データベース構成画面、今回はMySQLを使用するのでMySQLが選択されている事を確認し、[Next]ボタンをクリック する。
JobSchedulerのデータベース情報を入力し、[Next]ボタンをクリックする。
指定し、[Next]ボタンをクリックする。
下記画面が表示されて、インストール準備が始まるので、終了したら、[Next]ボタンをクリックする。
下記画面が表示されて、インストールプロセスが表示される。
[Create shortcuts …done]と表示されたら、[Next]ボタンをクリックする。
下記画面が表示されたら、インストール完了なので、[Done]ボタンをクリックする。
Windowsの場合は、スタートメニューの全てのプログラムをクリックすると、下記のようにSOS JobSchedulerのメニュー ができているので、Start JIDをクリックする。
Linuxの場合は、デスクトップの端末から下記コマンドを実行する。
$ $INST_DIR/bin/dashboard.sh
下記画面が表示されたら、正常に動作している。
4) JOCの表示
デ フ ォ ル ト で は JOC タ ブ 表 示 が ロ ー カ ル ホ ス ト に な っ て い る た め 下 記 の 表 示 に な る の で 、 ホ ス ト 名 の タ ブ を 右 ク リ ッ ク し [Open JobScheduler]を選択する。
下記画面が表示されたら、JobSchedulerサーバのIPアドレスと設定ポートを入力し、[ok]ボタンをクリックする。
JOCが表示されたら完了。
デフォルトの32bit Java環境で動作させる場合は、何も設定する必要はない。
64bit Java環境でJOEを動作させる場合、上記の64bit版swt.jarへの置き換えと環境設定スクリプトに以下の 修正をする。
Windows:
C:¥Program Files (x86)¥sos-berlin.com¥joe¥user_bin¥ jobeditor_environment_variables.cmd-example Linux:
/opt/sos-berlin.com/jobscheduler/<scheduler ID>/user_bin/jobeditor_environment_variables.sh-example をコピーしてjobeditor_environment_variables.cmd|shに名前変更する。
jobeditor_environment_variables.cmd|shをエディタで開き、下記を追記する。 JAVA_HOME="<64bitJRE へのパス>"
(6) JID初期設定
デフォルトの32bit Java環境で動作させる場合は、デフォルト設定で動作する。
デフォルト設定では、ダッシュボードタブだけが有効化されているため、JOE タブ、JOC タブ、イベントタブを表示さ せるためには環境設定スクリプトに以下の修正をする。
Windows:
C:¥Program Files (x86)¥sos-berlin.com¥jid¥user_bin¥ dashboard_environment_variables.cmd-example
Linux:
/opt/sos-berlin.com/jobscheduler/<scheduler ID>/user_bin/dashboard_environment_variables.sh-example
をコピーしてdashboard_environment_variables.cmd|shに名前変更する。 dashboard_environment_variables.cmd|shをエディタで開き、下記を追記する。
ENABLE_JOE="true" ENABLE_JOC="true" ENABLE_EVENTS="true"
1.3.12.3142をCentOS6上で実行した場合、[ENABLE_JOC="true"]に設定するとJVMがクラッシュする不具合があ る。Windowsでは問題は発生しない。
64bit Java環境でJIDを動作させる場合、64bit版swt.jarへの置き換えと環境設定スクリプトに以下の修正をす る。
dashboard_environment_variables.cmd|shをエディタで開き、下記を追記する。 JAVA_HOME="<64bitJRE へのパス>"
(7) JOEとJIDの実行 以下のコマンドで起動する。 JOE
$ $INST_DIR/bin/jobeditor.sh JID
$ $INST_DIR/bin/dashboard.sh
3.2.4. JobScheduler Agentのインストール
MySQLとWEB GUI (JOC)がない事を除けばJobScheduler Engineと同じであるため、下記の通り実行する。
① 前 提 条 件 3.1. 前提条件
② 依 存 ラ イ ブ ラ リ とJava (JRE)の イ ン ス ト ー ル 3.2.1. 64bit OSへのJobSchedulerインストール準備
③ 環 境 設 定
3.2.2.Jobscheduler Engine / JOCのインストール手順(Full Installパッケージ)③JobSchedulerのインストール (1)環境設定
④ パ ッ ケ ー ジ の ダ ウ ン ロ ー ド
Root 権限ではインストールできないため 一旦デスクトップからログアウトし、作成した標準ユーザでログインし直し端末を 開く。
下記サイトから、インストーラをダウンロードする。
http://www.sos-berlin.com/modules/cjaycontent/index.php?id=126&page=osource_scheduler_download_en.p hp
http://sourceforge.net/projects/jobscheduler/files/?source=navbar
Linux用とWindows用で、それぞれパッケージに分かれているので、Agent(JobScheduler Agent単体インストーラ) をダウンロードし、適当な場所に解凍する。
⑤ GUI で の イ ン ス ト ー ル
Setup.cmd|sh を実 行 す ると下 記 ダ イア ログが 表 示 され るの で 、使 用 言 語 は [eng(英 語 )] で 、[OK]ボ タンをクリック す る。
ライセンスがGPLになっている事を確認し、[Next]ボタンをクリックする。
ライセンス条項に同意したら、”I accept “をクリックし、[Next]ボタンをクリックする。
プログラムのインストール先にデフォルトを使用する場合は、何も変更せず、[Next]ボタンをクリックする。 変更する場合は、ディレクトリのアクセス権がインストールアカウントの所有になっている事。
変更する場合は、ディレクトリのアクセス権がインストールアカウントの所有になっている事。
ネットワーク情報の設定。[JobScheduler ID]には、 JobScheduler エージェント毎にユニークな名称を入力。(クラスタ 構成以外)、以下の特殊文字は使えない / ¥ : ; * ? ! $ % & " < > ( ) | ^
[JobScheduler Host]には、"localhost" 等インストール先の名前解決できるホスト名を入力。 [Allowd Host]には、"0.0.0.0" を入力し、どこからでもアクセス可能にする。
赤枠以外はデフォルト値を使用し、[Next]ボタンをクリックする。
下記画面が表示されて、インストール準備が始まるので、終了したら、[Next]ボタンをクリックする。
下記画面が表示されて、インストールプロセスが表示されるので終了したら、[Next]ボタンをクリックする。
[Z-JAVA-101 Java Virtual Machine is not started]と表示された場合には、JREのPATH設定が間違っているので、 修正後再度インストーラを実行する。
画 面 で指 定 したパ ラメー タ値 は 、以 下 のファイル の保 存 され るので、何 台 もインストー ル す る場 合 は このファイル を使 用 し て次のCLIインストールができる。
Windows:
C:¥Program Files (x86)¥sos-berlin.com¥jobscheduler¥<scheduler-id>¥ scheduler_agent_install.xml Linux:
/opt/sos-berlin.com/jobscheduler/<scheduler-id>/scheduler_agent_install.xml
⑥ CLI で の イ ン ス ト ー ル 方 法 ( サ イ レ ン ト イ ン ス ト ー ル )
「④ パ ッ ケ ー ジ の ダ ウ ン ロ ー ド」 ま で 実 行 後 、 作 成 し た 標 準 ユ ー ザ に su し て イ ン ス ト ー ル 設 定 フ ァ イ ル
(scheduler_agent.xml)をコピーしてXXX.xmlという形式のファイル名に変更する。
# cd /opt/jobscheduler.1.3.12.XXXX/
# cp scheduler_agent.xml XXX.xml コピーしたXXX.xmlを下記のように変更
... <!̶プログラムインストールパスの設定-->
<installpath>/opt/sos-berlin.com/jobscheduler</installpath> ... <!̶ユーザデータインストールパスの設定-->
<UserPathPanelElement>/home/<user name>/sos-berlin.com/jobscheduler</UserPathPanelElement> ... <!̶インストール先ホスト名の設定-->
<entry key="schedulerHost" value="<host name>"/> ... <!̶
Scheduler-id の設定、以下の特殊文字は使えない / \ : ; * ? ! $ % & " < > ( ) | ^ -->
<entry key="schedulerId" value="<scheduler-id>"/> ...
<!-- 他の全ホストから JobScheduler へ TCP 接続する場合-->
<entry key="schedulerAllowedHost" value="0.0.0.0"/> ...
環境変数の設定を追加
# export PATH=/opt/jre1.6.0_XX/bin:$PATH JobSchedulerインストーラの実行
# ./setup.sh -u XXX.xml
⑦ 動 作 確 認
インストール完了後は、JobScheduler Agent が起動しているので、下記の方法で確認する。
Linux: 下記のようにpsコマンドでschedulerプロセスが表示され、netstatコマンドで指定ポート(デフォルトは4444) がリッスンされていればOK。
# ps aux|grep scheduler
500 8140 2.7 3.4 439224 65720 ? Ssl 17:01 0:03 /opt/sos-berlin.com/jobscheduler/scheduler_agent/bin/scheduler -service -id=scheduler_agent -sos.ini=/home/scheduler/sos-berlin.com/jobscheduler/scheduler_agent/config/sos.ini
-ini=/home/scheduler/sos-berlin.com/jobscheduler/scheduler_agent/config/factory.ini -config=/home/scheduler/sos-berlin.com/jobscheduler/scheduler_agent/config/scheduler.xml -param=/home/scheduler/sos-berlin.com/jobscheduler/scheduler_agent
-cd=/home/scheduler/sos-berlin.com/jobscheduler/scheduler_agent
-include-path=/home/scheduler/sos-berlin.com/jobscheduler/scheduler_agent -log-dir=/home/scheduler/sos-berlin.com/jobscheduler/scheduler_agent/logs
-pid-file=/home/scheduler/sos-berlin.com/jobscheduler/scheduler_agent/logs/scheduler.pid
# netstat ‒an | grep 4444
• tcp 0 0 0.0.0.0:4444 0.0.0.0:* LISTEN
• tcp 0 0 :::44440 :::* LISTEN udp 0 0 0.0.0.0:4444 0.0.0.0:*
Windows:
スタート > コントロールパネル > 管理ツール > サービスを開き、sos_scheduler –id=<scheduler-id>が開始されて いればok。
Windowsの場合、バージョン1.3.12.3044以降Jettyサーバ使用の設定がデフォルトになっているので、下記設定の変 更を行なわないと起動できない。(1.3.12.3142 現在)
C:¥ProgramData¥sos-berlin.com¥jobscheduler¥<scheduler-id>¥config¥scheduler.xml の下記の部分を以下のようにコメントアウトする。
<!--
<plugins
<plugin java_class="com.sos.scheduler.engine.plugins.jetty.JettyPlugin"> <plugin.config/>
</plugin>
まだ、設定が残っているので、一旦、JobSchedulerを停止する。
# cd /opt/sos-berlin.com/jobscheduler/scheduler/bin
# ./jobscheduler_agent.sh stop
/opt/sos-berlin.com/jobscheduler/<scheduler ID>/bin/jobscheduler_environment_variables.sh を開いて、環境 設定スクリプトを修正
USER=`whoami
SCHEDULER_USER=<user name>
JAVA_HOME=/opt/jre1.6.0_XX ←この行を追加
⑨ 自 動 起 動 設 定
Windows の場合、自動的にサービスに登録されるため設定不要だが、Linux の場合は下記の方法で自動起動に設定 しておく。
/etc/rc.d/rc.localに下記を追記
/opt/sos-berlin.com/jobscheduler/<scheduler ID>/bin/jobscheduler.sh start またはserviceに登録する
【参考記事】Blue21さんのblog
2.5.JobSchedulerFullInstall のインストール(Standalone構成)
http://blue21.ddo.jp/server_koutiku/server-centos6/cos6_sosjob205.html
⑩ 最 後 に 起 動 し 直 し て イ ン ス ト ー ル 完 了 Windows:
Linux:
# /opt/sos-berlin.com/jobscheduler/<scheduler ID>/bin/jobscheduler_agent.sh start Starting Job Scheduler...