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佐久市総合文化会館に係る用地の中止による利活用について(案)

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Academic year: 2018

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(1)

佐久市総合文化会館に係る用地の

中止による利活用について(案)

≪経 過≫

・佐久市総合文化会館については、「佐久市新市建設計画」に位置づけられており、平成19 年度より事業に着手し、推進していた。

平成 19 年度:佐久市総合文化会館基本構想・基本計画策定

平成 20 年度:建設予定地取得、敷地測量・地質調査実施、基本設計 平成 21 年度:管理運営計画策定、実施設計、建築確認申請

・総合文化会館の整備にあたっては、合併特例債を財源として充当しており、借入実績は下 記のとおり。

(単位:千円) 借入年度 借入額

内訳

事業内容 事業分の借入額 平成 20 年度 3, 025, 900

測量委託 1, 300 地質調査委託 5, 400 用地費(事務費含む) 3, 019, 200 平成 21 年度 74, 500 実施設計、建築確認申請等 74, 500 合計 3, 100, 400 3, 100, 400 ・市では、整備にあたって公募委員を含めた協議会や懇話会の設置、市内文化団体との懇談

会、全市民を対象とした地区説明会や意見交換会、基本構想・基本計画に対するパブリッ クコメントなどを行い、市民の意見を伺いながら進めてきたが、市民の間において整備の 賛否が二分されている状況にあった。

・このため、平成22年11月14日に「佐久市総合文化会館の建設の賛否を問う住民投票」 を執行した。

・その結果、当日の投票権を有する者の総数 80, 015 人中、投票した者の総数が 43, 904 人(投 票率 54. 87%)であり、有効投票数43, 689 票中、建設に反対する投票数が 31, 051 票、建 設に賛成する投票数が 12, 638 票であった。

・市では、住民投票結果を尊重し、佐久市総合文化会館の整備の中止を決定した。

≪今後の

課題≫

・佐久市総合文化会館の整備中止により、既に借り入れた合併特例債(3, 100, 400 千円)に ついて、借入金融機関へ速やかな返済の必要性が生じる。

・既に借り入れた合併特例債(3, 100, 400 千円)の償還分については、普通交付税における 基準財政需要額に算入できず、これまで交付税算入された分については、錯誤により返還 することになる。

(2)

活用を図るための検討を行う必要がある。

・既に借り入れた合併特例債の返済については、佐久市の財政に与える影響が大きいことか ら、国及び県に対して他の合併特例債の該当となる事業に変更できないか協議中であり、 国から「佐久市としての基本的な考え方を明らかにして協議する」よう求められている。

≪基本的な考え

方≫

1. 次の事項を前提として、基本的な考え方をまとめる。 ア.今後の用地については、市有地として有効活用を図る。

イ.用地の有効活用にあたっては、国、県との協議に基づく合併特例債の該当となる事業 に用いる。

2.基本的な考え方を次の「事業選択の視点」にまとめ、視点の全てに合致する事業により 有効活用を図る。

≪視点に

基づ

事業検討≫

1.視点①に基づく事業

佐久市新市建設計画に位置づけられているが、未実施の主要施策及び主要事業を抽出す る。

2.視点②に基づく事業

視点①に基づく事業の中から、以下のアンケート結果に該当する主要施策及び主要事業 を抽出する。

利活用する

事業選択の

視点】

① 「佐久市新市建設計画」に位置づけられていること。

② 市民ニーズが高く、多くの市民の利用が見込める事業であること。

③ 事業の必要性や優先性が高いこと。

④ 事業の目的達成のため、用地の位置が適していること。

⑤ 事業の構想等が策定されており、用地確保により事業着手が可能なこと。

※ 「平成17 年度佐久市総合計画に係る市民アンケート」で、「最も力を注いでほし い分野(全 5 分野)はどれか」の質問で選択された上位 3 位(第 1 位:保健・医療・ 福祉、第 2 位:生活環境、第 3 位:教育・文化)に該当する主要事業

※ 「平成 19 年度佐久市の取り組みへの満足度・重要度に関する市民アンケート」で、 重要度が高いと回答された施策分野(全 9 分野)の上位 5 位(第 1 位:健康、第 2

(3)

3.視点③に基づく事業

当市においては、重点的に推進すべき施策を「5本の重点施策」として定めており、「5 本の重点施策」に該当する事業は、市として必要性や優先性が高いと言える。視点②に基 づき抽出した主要事業について見ると、その全てが「5本の重点施策」に該当することか ら、全てを必要性や優先性が高い事業として抽出する。

4.視点④に基づく事業

視点③に基づく事業の中から、用地の周辺環境や景観を生かし、地理的優位性が発揮で きる主要事業を抽出する。

5.視点⑤に基づく事業

視点④に基づく事業の中から、事業着手が可能な主要事業を抽出する。なお、「事業着 手が可能な主要事業」とは、「基本的な計画がまとまっている主要事業」、「基本構想が 策定されている主要事業」、「基本設計に着手されている主要事業」など、今後、短期間 で具体的な事業化又は事業着手が図れる主要事業とする。

≪視点に

基づ

事業を

選択し

結果≫

≪具体的な事業化に

向け

検討の

背景≫

1.用地の位置するエリアの特徴

2.用地と周辺環境の状況

公園(遊歩道・親水公園を含む)・一体化を醸成する事業

選択された事業を基本に 具体的な事業化を

検討する

1)市内から多くの人が集まり、交流することができる。 2)そのエリアに新たに住み始めた人が多い。

3)市外の人が佐久市に訪れた時の玄関口で、佐久市の顔となる。

1)用地面積は、32, 428 ㎡あり、駐車場については調整池での活用が可能である。 2)高次都市機能が集積し、新しく形成された市街地であり、今後も新たな都市機能

の集積が進む環境にある。

3)道路、公共交通ともにアクセスは確保されている。

(4)

3.佐久市の推進する施策の方向

≪視点か

選択さ

れた

事業、

具体的な事業化へ

検討の

背景を

踏ま

検討≫

1. 視点から選択された「公園(遊歩道・親水公園を含む)」、「一体化を醸成する事業」 の概念、目的等が含まれる事業の必要がある。

2. 次世代育成支援対策 佐久市行動計画策定にあたって平成21年度に実施した「佐久 市次世代育成支援に関するニーズ調査」において、580 件の自由な意見をいただいたが、 「子どもを安全に自由に遊ばせることができる公園」に関する意見が 151 件と多かった。 3. ニーズ調査で公園に関する自由意見が多かったことを踏まえ、本年8月から「公園整

備のためのワークショップ」を開催し、子育て中の市民に参加していただいた。この中 で、参加した方からは、子育てにあたって他市町村の自由に遊びまわれる広場や公園を 利用している実態が述べられ、子どもが安心して、自由に使え、自由に遊べる場を市内 へ整備することの強い期待感が示された。

4. 当市は市町村合併により市域が拡大したが、市内から多くの人が集まることができる 場が少ない状況にあり、一層の市民間の交流拡大による新市としての一体感の向上を図 る必要がある。また、当市では「交流人口の創出」を重点施策としていて、市民と市外 の人々との交流を創出するための場を整える必要もある。

5. エリアは、高次都市機能が集積しており、新たな都市機能を持つ施設も整備されつつ ある。この多くの施設どうしを、市民が自由な発想で一体的に結びつけることによって、 佐久市の新たな文化が創造される可能性を持ち、利用の核となることができる施設を設 けることによって、集積された施設の特徴が一層発揮できることも可能となる。 6. エリアは、市外の方の玄関口であり佐久市外の方が最初に訪れる場所となっていて、

用地は、佐久平駅から続く、商業施設、屋外ステージ、3on3やスケートボードが楽し めるプレイサークル、勤労者福祉センターと並び続く位置にあることから、市民と市外 の方との間の、多様で多彩な交流が生み出される可能性があり、さらに新たな交流人口 を創出する場となる可能性を持つ。

1)市の短期計画では、「安心安全な子育て支援」に該当する事業を中心に、市民の安 心安全に重点を置いた事業を計画している。

(5)

≪以上の

検討に

具体的事業≫

1.以下のコンセプトを持つ具体的な事業とする。

≪今後の

1.市民及び議会に対し具体的な事業の案を説明し公表する。

2.平成23年1月下旬から、市の具体的な事業案を説明する「市民説明会」を実施する。 3.市の具体的な事業案で市民等から理解が得られた場合、国と協議を行う。

4.平成23年5月に臨時議会を開催して補正予算を上程し、可決後、5月の平成23年度 起債申請(当初申請)で申請を行い、実施設計に着手する。

① 市街地の中で緑に囲まれ、潤いと安らぎを持つ場

② 子どもたちが自由に元気に遊べる場

③ 世代を超えて市内外の人が集い利用し、様々な活動や交流が行える場 ④ 佐久平駅前から一体をなし、エリアにある都市機能どうしを結びつけ、多様

で多彩な活動が生まれる場

⑤ エリアの中の施設と相互に活用でき、その人にあった自由な使い方ができる 場

コンセプトに基づく 具体的な事業

(6)

※ 以下のスケジュール案は、今後想定される主な事項をまとめたものである。

年 月 実施事項

H22.12∼ 庁内検討・県と相談

※ 議会との意見交換は、用地利用(案)が整うまで随時行う。 H23.1 絵図面の公表

金融機関協議

H23.1∼2

市HP で公表

H23.3 3月議会

用地利用方法公表

国、県との協議

※ 国の協議において、協議内容が認められた場合、下記のスケ

ジュールとする。

一括返済

H23.5 臨時議会

H23起債当初申請

実施設計発注 議会全員協議会

・視点に基づく今後の用地利用について、市の案として「市民交流ひろ ば」を提示。

H22.12.22

庁内検討及び県との相談は随時行う。

・「市民交流ひろば」の基本的な絵図面を公表。

・総合文化会館のH20合併特例債借入金(実施設計委託、地質測量)の

一括返済について、金融機関と協議開始。

・用地の後利用を「市民交流ひろば」とする基本的な考え、事業選択の

視点、事業選択の理由を市民に説明し、意見交換を行う。

・市民説明会は、市内7カ所(旧市内4か所、旧町村3か所)で実施(1/ 24 から)。

・用地の後利用を「市民交流ひろば」とする基本的な考え、事業選択の

視点、事業選択の理由等を市ホームページで公表し、市民の意見を伺

う。

内 容

・臨時議会を開催し、「市民交流ひろば」の実施設計委託に関する経費

をH23補正予算に計上。

・「市民交流ひろば」の実施設計委託に関する経費について、H23合併

特例債借入のための起債申請工事等は、H24から合併特例債を充当し

て実施)。

・「市民交流ひろば」の実施設計委託を発注。

市民説明会

・総合文化会館のH20合併特例債借入金(実施設計委託、地質測量)の

一括返済額をH22補正予算に計上。

・最終検討した用地後利用方法について、議会の場で表明する。

・議会で公表した用地後利用方法について、市HP 等で公表。

・決定した用地後利用方法について、国及び県と協議。

・H20合併特例債借入金(実施設計委託、地質測量)を金融機関に一括

参照

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