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基本目標3 多様な産業と多彩な交流による活力あるまち 三原市長期総合計画 三原市ホームページ

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(1)

商工業・サービス業

工業の振興

1

1

● 本市は,繊維工業や窯業の進出を契機に,その後,機械工業や造船業が立地する など,工業都市として発展してきました。近年では,三原西部工業団地への先端 産業の誘致により,バランスの取れた産業構造になりつつあります。

● これまで本市の経済を支えてきた産業の生産体制再編等により,経済・雇用状況 は厳しい状況が続き,従業員数,事業所数,製造品出荷額等は減少しています。

● 一般・輸送用機械器具,電子部品・デバイス等の製造業を中心とした第二次産業 は,今後も本市の基幹産業として雇用と経済を支えていくことが期待されていま す。

● 今後も本市独自の立地優遇制度の充実や企業用地,用水等の産業基盤の整備な ど,企業が成長できる環境づくりを県と連携を図りながら進めることが必要です。

● 企業立地促進奨励金制度により,産業団地の販売促進を図り,企業誘致や既存企 業の事業規模拡大の支援に努めます。

● 企業の誘致や既存企業の新増設等を促進するため,新たな産業団地の整備や立地 優遇制度の充実を図ります。

現状と課題

基本方針

三原市西部工業団地(小原地区) 三原市西部工業団地(惣定地区)

(2)

基 本 目 標 3

(基本計画)

3-1-1 工業の振興

● 新たな企業立地や地元企業の成長により,競争力の高い産業集積が形成されている。

施策がめざす三原市の姿

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

製造品出荷額等の県内14市の順位 (H25年度)6位 上昇

平成27年4月以降の市内産業団地への企業立地

件数(累計) (H26年度) 5件

市内事業所数・従業者数(製造業) 208事業所9,617人

(H25年度) 維持

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

工場等立地条例 奨励金交付事業

工場等の新設・増設を支援するとと もに,既存産業団地内の未分譲地の 販売を促進する。

立地優遇制度を活用・拡充するとと もに,小規模用地のニーズにも対応 し,既存産業団地の分譲地完売をめ ざす。

企業誘致対策事業

(本郷工業団地

(仮称))

誘致可能な企業団地の基盤を整備す

る。 本郷工業団地(仮称)を早期に整備

する。

(3)

商工業・サービス業

商業・サービス業の振興

2

1

● 小売業や卸売業は,景気の低迷が続く中で都市間競争が激しくなり,店舗数や商 品販売額は減少しています。特に,小売業は,業態間の競争が激化するとともに, 消費者の購買エリアが広域化しています。

● サービス業は,製造業や商業と並び本市の主要産業の位置を占めており,今後は, 生活支援サービス業や産業支援サービス業等の幅広い振興を図ることが必要で す。

● 周辺地域においては,小規模商店の廃業等により,日常生活において買い物に不 便を感じている高齢者等が増加しており,新規出店や既存店舗の存続などへの対 応が必要となっています。

● 集客力の強化をめざした個性的で魅力ある商店街づくりを促進します。

● 三原商工会議所・三原臨空商工会が実施する商業・サービス業振興事業に対する 支援を充実します。

● 新規創業,第二創業,事業承継を促進するため,店舗の存続や販路拡大への支援 を充実します。

現状と課題

基本方針

商店街イベント(帝人通り)

事業所数の推移

(平成 11 ~ 19 年は商業統計調査 平成 24 年は経済センサス)

年間商品販売額の推移

(平成 11 ~ 19 年は商業統計調査 平成 24 年は経済センサス) 従業者数の推移

(平成 11 ~ 19 年は商業統計調査 平成 24 年は経済センサス) 12,000

10,000 8,000 6,000 4,000 2,000

0 H11年 H14年 H16年 H19年 H24年

卸売業従業者数 小売業従業者数 合計

(人) 10,121 9,780

8,723 7,962

5,603

2,000 1,800 1,600 1,400 1,200 1,000 800600 400200

0 H11年 H14年 H16年 H19年 H24年

卸売業商店数 小売業商店数 合計

(店舗) 1,717

1,487

1,399

1,244 926

350,000 300,000 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000

0 H11年 H14年 H16年 H19年 H24年

卸売業 小売業 合計

(百万円) 294,683

218,715

205,475 203,914

155,931

(4)

基 本 目 標 3

(基本計画)

3-1-2 商業・サービス業の振興

● 市内の商業・サービス業に活気がある。

施策がめざす三原市の姿

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

年間商品販売額(卸売業・小売業)の県内14市

の順位 (H24年度)7位 上昇

小売吸引力指数

※地域が買物客を引き付ける力を表す指標 (H24年度)0.83 上昇

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

商店街振興事業 イベントの開催や,販売促進事業へ

の助成を行う。 中心市街地活性化基本計画を策定 し,商店街の振興を推進する。 商工団体の育成 商工業の総合的改善・発展のため

に,商業・サービス業振興事業へ助 成する。

中小企業の経営安定,新規会員の増 加を支援する。

地域商業活性化

支援事業 空き店舗・既存店舗の改装費,家賃 を助成する。

制度の周知,創業支援計画との連携 により,既存店舗の存続と起業者の 新規出店を支援する。

(5)

商工業・サービス業

起業・経営・就労の支援

3

1

● 地域経済の新たな活力を生み出すためには,独創的なアイデアや優れた技術を持 つベンチャー企業や地域に根ざした企業が育ちやすい環境整備と,起業,6次産 業化,第二創業などへの総合的な支援の強化が必要です。

● 中小企業等が地域社会に密着した安定的な経済基盤として成立し,さらに,これ らの中小企業が専門分野に関する加工技術や技術開発力を活かした自立型企業に 成長することが,経済活性化に必要です。

● 中小企業融資制度や利子補給金制度による中小企業等への支援とともに,労働力 確保のための効果的な就職ガイダンス等の実施が必要です。

● 少子・高齢化が進み,労働者人口が減少する中で,仕事と家庭等を両立できる環 境整備の推進,勤労者福祉の向上などが求められます。

● 産・学・官・金の連携を促進し,起業家の育成や第二創業などを支援します。

● 中小企業の技術開発や新分野の開拓等,経営基盤の強化を促進します。

● 市内の商工団体,金融機関と連携し,中小企業に対する経営指導と金融的な支援 を推進します。

● 三原公共職業安定所,県,経済団体等との連携を強化し,雇用の場の確保や就業 支援の拡充に努めます。

現状と課題

基本方針

就職ガイダンス(Jデスクみはら主催)

(6)

基 本 目 標 3

(基本計画)

3-1-3 起業・経営・就労の支援

● 新しい産業創出への取組が活発化している。

施策がめざす三原市の姿

● 三原市創業支援事業計画 (平成27年2月認定, 計画期間:平成27年度~31年度)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

創業支援事業計画に基づく新規創業者数 100人

市内従業者数(農林水産業・公務を除く) (H24年度)43,622人 維持

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

起業化促進事業 創業に必要な知識やノウハウの習得 を支援する。

創業支援事業計画に基づく,支援拠 点の設置,起業意識の醸成,企業の 育成を支援する。

中小企業金融

支援事業 金融の円滑化により,市内企業の育 成を支援する。

利用者のニーズ把握に努め,より利 用しやすい融資制度の構築,利子補 給利用の促進を図る。

雇用・就労 支援事業

市内企業が参加する就職ガイダンス 等を開催するとともに,各種雇用奨 励金制度により雇用・就労を支援す る。

U・I ターンの支援強化,並びに障 害者雇用奨励金制度の企業周知と利 用促進を図る。

(7)

農林水産業

農林水産業の担い手育成と生産振興

1

2

● 集落法人は年々増加していますが,意欲ある農業者に対し,農地集積を一層促進 するとともに,既設の集落法人や大規模個別農業者の経営合理化が必要です。

● 依然として水稲が経営の中心となっている集落法人が多く,野菜や果樹などの収 益性の高い園芸作物に取り組む必要があります。

● 東部共同調理場の開設により,学校給食の地場産農産物の使用率が低下したた め,さらなる地産地消の推進を図る必要があります。

● 干潟や藻場等の保護とともに,築いそ,漁礁等積極的な漁場改良と栽培漁業に取 り組んできました。今後も水産資源保護培養と,漁業者の所得向上を図る必要が あります。

● 農地中間管理機構を通して農地集積を図り,需要に応じた米づくりを推奨すると ともに,振興作物の栽培を一体的に支援することで,担い手の新規参入や経営の 合理化を進めます。

● 排水性の良い適地には,園芸作物のうち重点的に推進する振興作物(加工用ばれ いしょ,わけぎ,アスパラガス,キャベツ)の栽培を進めます。

● JAと連携し,学校給食用の野菜を栽培する農家を育成するとともに,農産物の 収集運搬体制の整備を図ります。

● タコ産卵礁,築いそ及び漁礁を設置し水産資源の保護培養を図るとともに,水産 物の消費拡大の取組を支援します。

現状と課題

基本方針

新規就農者研修 経営耕地面積と総農家数の推移

(世界農林業センサス)

経営耕地面積(単位:a) 総農家数(単位:戸) H2年

5,436

S60年 H7年 H12年 H17年

5,006 4,524

4,114

3,592 7,522

6,774

6,063

5,492

4,867

(8)

基 本 目 標 3

(基本計画)

3-2-1 農林水産業の担い手育成と生産振興

● 農林水産業を支える担い手が育っている。

施策がめざす三原市の姿

● 三原市農業振興ビジョン後期実施計画

 (平成27年3月策定,計画期間:平成27~31年度)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

農地集積加速化

支援事業 農地中間管理機構を活用し,担い手

に農地を集積する。 地域の話し合いにより「人・農地プ ラン」を策定する。

振興作物生産拡大 支援事業

振興作物(加工用ばれいしょ,わけ ぎ,キャベツ,アスパラガス)の生 産を拡大する。

振興作物を導入し,担い手の経営高 度化を図る。

新規需要米等生産

拡大支援事業 新規需要米・加工用米の販路拡大と

保管施設の整備をする。 主食用米に代わる新規需要米・加工 用米の生産を拡大する。

地産地消推進事業 地場産農産物の収集・運搬体制を整備し,共同調理場への供給増を図る。学校給食における地場産農産物の使 用率を高める。

漁場改良事業 稚魚放流と水産物の6次産業化に対

して支援をする。 水産資源の保護と栽培漁業を推進す る。

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

担い手(個人認定農業者・集落法人・参入企業)

の農地集積率 (H25年度)17.6% 30%

振興作物(加工用ばれいしょ・わけぎ・アスパラ

ガス・キャベツ)の栽培面積 (H26年度)39ha 114ha 新規需要米(米粉用米・飼料用米・WCS 用稲)・

加工用米の栽培面積 (H26年度)159ha 280ha 学校給食における地場産農産物(野菜・米・果物)

の使用割合(再掲) (H25年度)34% 60%

三原やっさタコの生産量 (H25年度)8t 44t

(9)

● 農村地域の高齢化,人口減少等により,水路,農道等の地域資源の維持管理に対 する担い手の負担が増大しており,地域が主体となる共同活動等を推進する必要 があります。

● 猟友会による有害鳥獣駆除により,捕獲頭数は年々増加しているにもかかわら ず,農作物被害が増加している状況です。今後は捕獲と防護柵の設置に加え,有 害鳥獣の出没しにくい環境づくりを推進していく必要があります。

● 排水機場・ポンプ場等の老朽化が進み,今後の運転・管理に支障が生じることが 懸念されています。

● 中山間地域等直接支払の協定数及び協定面積の拡大に努め,中山間地域の条件不 利地域において耕作放棄地を発生させない取組を継続していく必要があります。

● 松くい虫被害の拡大と,災害による森林の荒廃が進んでおり,将来にわたって森 林資源の活用ができるよう,山の手入れをする必要があります。

● 農業・農村の多面的機能を発揮するため, 地域資源の良好な保全を推進します。

● 有害鳥獣が出にくい環境整備,効果的な防 護対策,効率的な捕獲による有害鳥獣駆除 を進めます。

● 農業用施設の計画的な補修等により,長寿 命化とライフサイクルコストの低減を図り ます。

● 中山間地域等直接支払事業の協定面積拡大 を図ります。

● 森林経営計画に基づく森林の適正な管理, 多様な主体が参加する森林保全活動を支援 します。

現状と課題

基本方針

農林水産業

農林水産基盤の保全と長寿命化

2

2

農道の維持に関する取組の様子 水路の維持に関する取組の様子

(10)

基 本 目 標 3

(基本計画)

3-2-2 農林水産基盤の保全と長寿命化

● 森林や農地等が適切に保全・管理されている。

施策がめざす三原市の姿

● 三原市農業振興ビジョン後期実施計画(平成27年3月策定,計画期間:平成27~31年度)

● 三原の森づくり事業推進方針(平成24年7月策定,計画期間:平成24~28年度)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

多面的機能支払事業の取組面積 (H26年度)1,780ha※1 2,918ha 野生鳥獣による農作物被害額 (H25年度)10,703千円 5,350千円

排水機場の保全数 (H26年度)0か所 4か所

中山間地域等直接支払事業の取組面積 (H26年度)1,551ha 1,900ha 人工林の健全化と里山林の整備面積 (H25年度)55ha (H28年度)142ha

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

多面的機能

支払事業 地域の共同活動を支援し,農村の多

面的機能を支える。 ほ場整備済地域での取組面積を拡大 する。

有害鳥獣対策事業 有害鳥獣の被害防止策の啓発や捕獲を推進する。 研修会の実施,モデル園・モデル集 落を活用し鳥獣被害対策等の普及啓 発を図る。

農業用施設

管理事業 排水機場・ポンプ場の計画的な維持 管理を行う。

長期的な維持・機能保全を図るため 機能診断及び最適整備計画を策定す る。

中山間地域等 直接支払事業

傾斜地等条件不利地において耕作放 棄地を発生させない活動を支援す る。

未実施地区に対して制度の普及啓発 を図る。

三原の森づくり 事業

森林の持つ公益的機能を引き出すた めの森林整備や各種団体が行う保全 活動等を支援する。

杉・桧の人工林の30%以上の間伐 と国県市道に近接した里山の再生を 図る。

※1 多面的機能支払の現状値は,交付申請時点の面積です

(11)

観光・交流

戦略的な観光振興の推進

1

3

● 総観光客数は増加傾向にあり,県内他市町からの観光客数は比較的多いものの, 県外からの観光客数は低位にとどまっています。また,県内在住者のうち三原市 の主な観光地を知っている人の割合は37.1%と低い状況です。

● このため,観光産業が本市の経済を支える産業のひとつとなるよう,ブランド化, 広域連携による瀬戸内海の景観や食を活かした観光ルートの情報発信などによ り,認知度アップを図ってきました。

● 平成29(2017)年は三原城築城から450年目の年になり,歴史的・文化的遺産 を前面に押し出して,三原の魅力をさらに高め,観光交流人口を増やしていくこ とが必要です。

● 三原市の主な観光地の県内における認知度向上をめざし,情報発信,受入体制の 充実等を進めるとともに,国及び県が進めているインバウンド施策を踏まえ,海 外からの観光客も視野にいれた広域的な観光環境整備に取り組む必要があります。

● 三原城築城450年を契機とした事業に取り組むため,平成26(2014)年に設置 された瀬戸内三原築城450年事業推進協議会を中心に市民や関係機関等の機運を 醸成します。

● 広域連携による瀬戸内の魅力を活かした観光振興に取り組むとともに,「瀬戸内 の景観・歴史・食」など本市の優れた観光資源を,マスメディア等を活用して情 報発信し,観光産業の振興を推進します。

● 市民活動団体と観光関係機関との連携による観光客受入体制の整備・充実を進め ます。

● 外国人観光客の受入体制強化のために,外国語併記の案内看板等の整備を進めます。

現状と課題

基本方針

浮城まつり やっさ祭り(三原駅前市民広場)

(12)

基 本 目 標 3

(基本計画)

3-3-1 戦略的な観光振興の推進

● 市内の観光地が広く認知され,三原市を訪れる観光客が増えている。

施策がめざす三原市の姿

● 三原市観光戦略プラン(平成25年9月策定,計画期間:平成25~29年度)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

県内在住者のうち,三原市の主な観光地を知って

いる人の割合 (H24年度)37.1% 50% 以上

総観光客数 (H25年)3,380千人 4,500千人 観光協会と連携して体験型観光メニューを提供す

る団体の数 (H25年度)2団体 5団体

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

瀬戸内三原築城

450年事業 三原城築城450年を契機とした観光 誘客事業を実施する。

瀬戸内三原築城450年事業推進協議 会の運営,市民協働でのイベント等 の事業を実施する。

観光プロモーショ

ン事業 本市の観光情報を発信する。 市提供番組の制作など,テレビ,ラ ジオ等のマスメディアを積極的に活 用する。

観光資源整備・ ひとづくり事業

市民協働により,三原市の強みを活 かした観光客向けの体験メニュー等 を充実する。

ボランティアガイド等の育成支援, 市内での体験型観光商品の造成支援 を行う。

観光案内看板設置 事業

観光客を目的地に適切に誘導できる よう,統一的な観光案内看板を設置 する。

主要幹線道路及び老朽化の進む案内 看板について優先順位をつけ,整備 する。

三原ブランド

推進事業 観光資源を三原市のブランドに育成

する。 スイーツなどの魅力をさらに高め,

ブランドに厚みを加える。

(13)

観光・交流

国際化の推進

2

3

● 本市には国際空港である広島空港が所在し,海外都市との教育・文化・経済など 様々な交流可能性を有しており,その実現に向けた取組が求められています。

● 本市の外国人住民は,人口の約1.5%,約1,500人に増加し,また,日本を訪れ る外国人観光客も近年大幅に増加しており,多文化共生のまちづくりが求められ ています。

● 社会全体のグルーバル化が進展する中,現在,三原市国際化推進協議会と連携 し,海外との交流・親善,多文化共生,インバウンド観光等,国際化への対応を 進めていますが,今後一層,取組を強化し,国際化の推進を通じた地域活性化を 実現することが必要です。

● 本市の国際化推進に向けた取組について,三原市国際化推進協議会との連携等を 通じて一層強化します。

● 外国人住民が安心して市内で生活できるよう,市民に多文化共生の意識啓発を図 るとともに,ボランティア団体等と連携したサポート体制の充実に取り組みます。

● 市内の団体が取り組む教育・文化・スポーツ・経済などの民間の国際交流を支援 するとともに,海外都市との友好親善にも取り組み,新たな国際交流機会の創出 に努めます。

● 外国人観光客が,本市にも立ち寄る機会を増やすため,求められるニーズへの対 応や受入態勢の整備に取り組みます。

現状と課題

基本方針

外国人住民数の推移

(生活環境部市民課調べ 各年度 9 月 30 日現在)

外国人観光客数の推移

(経済部観光課調べ 各年度 12 月 31 日現在) 1,550

1,500 1,450 1,400 1,350 1,300 1,250 1,200

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 外国人住民数

(人)

1,422 1,394

1,356

1,326 1,514

H22年 2,139,211

H23年 H24年

H25年 H26年

2,197,325 2,360,960 3,123,912

3,380,974

74 51 84

225

5,952

総観光客数 うち外国人観光客数

(人)

(14)

基 本 目 標 3

(基本計画)

3-3-2 国際化の推進

● 外国人との身近な交流をはじめ,海外との交流が深まっている。

施策がめざす三原市の姿

● 三原市国際化推進指針(平成25年3月策定)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

国際交流ができる機会が充実していると感じる市

民の割合 (H25年度)3.6% 上昇

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

国際化推進事業 市民,団体,市など,多様な主体が 協力・連携し国際化を推進する。

三原市国際化推進協議会における取 組や事業推進の体制を充実強化し国 際化を推進する。

国際友好親善 推進事業

海外都市と市民を含めた友好関係を 育み,双方にとって有益な提携を進 める。

海外都市との交流を深める取組を実 施し,交流の発展・拡大を通じた友 好親善を図る。

外国人誘客情報 発信事業

広島空港や新幹線駅などの交通拠点 性や景観,歴史などの資源を活かし た外国人誘客を図る。

多様な交通手段や,城跡,寺社,瀬 戸内などの地域資源,これらを結ぶ ルート等を効果的に情報発信し,外 国人を誘客する。

多文化共生事業 外国人住民も地域社会の一員として 生活しやすい地域づくりを推進す る。

誰にも分かりやすい生活情報の提供 を図るとともに,講座等を通じた異 文化理解の促進を図る。

(15)

交流・連携基盤

快適で安全な道路網の形成

1

4

● 本市の道路網は,高規格幹線道路(山陽自動車道)や地域高規格道路(三原バイ パス,広島中央フライトロード),一般国道,県道,市道で構成されています。

● 一般国道2号は,三原バイパスの全線開通により,市街地の交通渋滞は改善され ましたが,糸崎ランプから尾道バイパス間は慢性的な交通渋滞が発生しており, 地域高規格道路として計画された木原道路の早期完成が求められています。

● 一般国道及び県道は,地域交通の幹線網を形成するものであり,生活拠点間相互 の連携強化,特に市中心部から周辺生活拠点等に向けた放射軸を形成する路線の 整備が必要です。

● 都市計画道路は,市民生活や産業活動上重要な機能を有しており,重要度・緊急 度の高い路線から整備を進めることが必要です。

● 市道は,新市建設計画に掲げた路線を優先的・重点的に整備を進めてきました が,引き続き,地域内の幹線道路や身近な生活道路として計画的な整備を進める ことが必要です。

● 有機的・効率的な道路ネットワークを構築し,交通の円滑化や安全で安心して移 動できる道路整備を図ります。

現状と課題

基本方針

一般国道2号木原道路

(16)

基 本 目 標 3

(基本計画)

3-4-1 快適で安全な道路網の形成

● 道路網が整備され,快適・安全に移動できる。

施策がめざす三原市の姿

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

地域高規格道路の整備率 (H26年度)0.0% 上昇

市道の改良率 (H26年度)55.1% 56.6%

都市計画道路の改良率 (H25年度)78.0% 82.0%

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

地域高規格道路

事業 木原道路を整備する。 国土交通省・県と連携して整備を促 進する。

県道改良事業 県施行事業負担金,県移譲交付金事 業により,県道を整備する。

県と連携して,交流連携や産業支 援,観光振興等に資する県道の整備 を促進する。

市道改良事業 社会資本整備総合交付金等を活用 し,市道を整備する。

地域間を連絡する幹線的な路線や新 市建設計画に位置づけられた路線の 整備を優先的に行う。

街路事業 都市計画道路を整備する。 円一皆実線,古城通糸崎線2工区, 本町古浜線3工区を整備する。

(17)

交流・連携基盤

空港・港湾を活かしたまちづくり

2

4

● 広島空港は中国・四国地方の拠点空港として,重要港湾尾道糸崎港は国内外の物 流拠点として,経済・物流・観光などさまざまな分野で重要な役割を担っていま す。

● 広島空港の地元自治体として空港機能の充実や交通アクセス整備を要請すると ともに,中央森林公園など空港周辺施設の地域資源を活かした観光誘客を図る必 要があります。

● 尾道糸崎港(松浜地区)では,防災拠点,プレジャーボート係留施設などの整備 にあわせて臨海部における賑わいの創出を図り,尾道糸崎港(貝野地区)では都 市再開発用地や港湾関連用地,岸壁等の港湾機能の強化を図るための施設整備が 必要です。

● 尾道糸崎港(内港地区)は,中心市街地活性化基本計画の主要なエリアであり, 港湾ビルなどの施設や港湾緑地などの公共空間を活用した,新たな賑わい創出に 向けた取組が必要です。

● 空港施設の拡充・更新と利便性の向上にむけた CIQ 体制の充実強化,交通アクセス整備について, 関係機関に働きかけます。

● 広島臨空広域都市圏振興協議会を中心とした関係 機関と連携し,空港周辺地区の賑わい創出に取り組 みます。

● 尾道糸崎港(松浜地区)については,県との連携を 図り,港湾整備事業を推進するとともに,新たな賑 わい創出について,「松浜地区みなとの賑わいづく りプラン」を反映した具体的な活用策を検討します。

● 尾道糸崎港(内港地区)については,中心市街地活 性化基本計画を踏まえた整備計画を策定します。

現状と課題

基本方針

三原内港ビジターバース 広島空港

(18)

基 本 目 標 3

(基本計画)

3-4-2 空港・港湾を活かしたまちづくり

● 空港・港湾施設を基点に,市内外の人・物の流れが広がっている。

施策がめざす三原市の姿

● 尾道糸崎港港湾計画(平成26年8月28日 広島県公告)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

広島空港周辺施設の年間利用者数 339,111人(H25年) 増加

尾道糸崎港湾整備事業(松浜地区)の事業進捗率 (H26年度)68.6% 86.9%

三原内港ビジター船舶係留施設(ビジターバー

ス)の入船回数 (H25年度)73隻 110隻

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

広島空港周辺

活性化事業 広島空港周辺施設の周知や利便性向 上を通じ誘客促進を図る。

各施設が連携したイベントの実施 や,施設の情報発信,利便性の向上 対策等を通じた誘客を増加する。

尾道糸崎港港湾整 備事業(松浜地区)

防災拠点,緑地・交流厚生用地・埠 頭用地,小型船舶係留施設を整備す る。

賑わいにつながる具体的な活用策を 整理する。

尾道糸崎港港湾整

備事業(貝野地区) 都市再開発用地,岸壁・埠頭などの

港湾関連施設を整備する。 埋立てを早期に行い,港湾関連施設 の完成に向けて県と連携する。

三原内港ビジター 船舶係留施設整備 事業

ビジターバースの付属設備を整備す

る。 給電・給水施設等を整備し,利用率

を向上させる。

(19)

交流・連携基盤

ICT(情報通信技術)を活かしたまちづくり

3

4

● ICT(情報通信技術)は現在,スマートフォン・パソコンなどにより,生活の いろいろな所で利用され,市民の生活と密接に関わり,人々の生活を支えるツー ル・基盤となっています。

● 市内全域で,光ファイバー網の整備が進められています。今後は完成した光ファ イバー網を市民のニーズに対応し,利活用することが必要です。

● 平成28(2016)年1月からマイナンバーの利用が開始されますが,この制度を 市民の利便性向上や行政運営の効率化のため活用することが必要です。

● 総務省が策定した「電子自治体オンライン利用促進指針」を基に,さらなる電子 自治体をめざし,取組を加速させることが必要です。

● 光ファイバーによる情報通信基盤を災害時一斉情報伝達手段に活用するととも に,いつでもどこでもネット環境を提供できるよう,公共スペースでの Wi-Fi

(無線 LAN)環境整備に取り組みます。

● ICT(情報通信技術)の積極的な活用により,市民が身近な場所で,利用した い時間に各種申請や届出等の行政サービスを利用できる電子自治体の実現に向け て取り組みます。

● システムをマイナンバー制度に対応させ,市民サービスの向上・事務の効率化に 向けた独自利用について取り組みます。

現状と課題

基本方針

(20)

基 本 目 標 3

(基本計画)

3-4-3 ICT(情報通信技術)を活かしたまちづくり

● ICTの活用により,市民生活や行政サービスの利便性が向上している。

施策がめざす三原市の姿

● 三原市地域情報化計画(平成17年12月策定)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

マイナンバー制度を独自に活用する事務事業数 (H28年度

制度開始) 3件

電子申請利用率 (H25年度)35.6% 42.9%

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

災害時一斉情報伝 達手段整備計画に 基づく告知端末の 更新・整備事業

光ファイバー網により有線接続した FM 告知端末を整備する。

I P 告知端末から FM 告知端末へ更 新し,未整備地区への整備を進め る。

マイナンバー制度 対応基幹系システ ム再構築事業

マイナンバー制度に対応・活用を図 る。

マイナンバー制度に対応したシステ ムを構築し,独自に活用する事務数 の増加を図る。

電子申請利用促進

事業 電子市役所を実現する。 手続きのオンライン化と,広報・周 知による,オンラインでの申請数の 増加を図る。

(21)

交流・連携基盤

中心市街地の活性化

4

4

● 中心市街地は,重要な交通結節機能を有するとともに,公共公益施設や歴史文化 資産が集積する「まちの顔」という場所ですが,大規模小売店や郊外型の店舗と の競合などにより,空き店舗が増加するなど,活力が低下しています。

● このため,経済界をはじめ,地元商店街,地域住民,行政など役割分担と連携を 通じて,活性化に向け相乗効果が発揮できる取組を進めるとともに,三原商工会 議所を主体とする中心市街地活性化協議会と協働し,中心市街地の活性化を実現 する計画づくりが必要です。

● 中心市街地には多くの人が行き交うにぎわいと交流の場づくりが求められてお り,市民や民間企業などによる多彩な事業を実施するとともに,市街地の整備改 善や集客力の高い魅力的な商業集積,店舗づくりを進めることが必要です。

● 中心市街地の現状を把握し,各種団体や地元商店街,地域住民と連携して,中心 市街地の活性化を推進します。

● 国の認定をめざした中心市街地活性化基本計画を策定し,民間事業も含めた中心 市街地活性化事業の推進に取り組みます。

● 駅前東館跡地や空き店舗の活用等を通じた活性化により,集客交流効果を向上さ せ,都市間経済競争に対応できる中心市街地の整備を進めます。

現状と課題

基本方針

三原七夕ゆかた祭り

(22)

基 本 目 標 3

(基本計画)

3-4-4 中心市街地の活性化

● 中心市街地(JR 三原駅を中心とした地域)のにぎわいが再生されている。

施策がめざす三原市の姿

● 三原市中心市街地活性化基本計画(平成27年度策定予定,計画期間:平成27~31 年度)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

中心市街地の従業者数・事業所数(全産業)

※平成12年3月認定の区域内

801事業所 5,443人

(H25年度) 増加

中心市街地の歩行者・自転車通行量

※調査地点10か所の平均値(8:00~19:00)

平日1,479人 休日 835人

(H26年度) 増加

空き店舗を活用した新規開業店舗数 (H25年度)25件 80件

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

中心市街地活性化 基本計画推進事業

中心市街地活性化基本計画を策定 し,国の認定に取り組むとともに, 計画に基づく活性化に取り組む。

三原城跡の整備,駅前東館跡地の活 用,市民や民間企業による事業実施 を促進する。

中心市街地活性化 支援事業

中心市街地の活性化に寄与する新規 出店支援事業,商店街等の自主的な 取り組みに助成する。

空き店舗を活用した新規出店,出店 後の事業継続を支援する。

駅前東館跡地活用

事業 駅前東館跡地の活用により,中心市

街地の活性化を図る。 にぎわい,交流,おもてなしの場と して活用を図る。

参照

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