ADHDの認知機能における性差
大村 一史
地域教育文化学部 平成 年 月 日受理
要 旨
注意欠如・多動性障害 aががenがion-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお:ADHD 学童期
広く認 不注意 多動 び衝動性 特徴 神経発達性 行動障
害 あ 全世界 約 ％ 児童 該当 報告 い 約 ％ 成人
症状 続く い 近年 ADHD 神経 ニ 解明 進 認知行動特性
今 以上 詳細 把握 う 反面 障害特性 様相 複雑化 呈
行動観察 依拠 診断 限界 指摘 中 現在 診断基準 捉え い可
能性 浮上 認知機能 障害特性 定型－非定型発達 実行機能
連続体 捉え 客観的 生物学的 ー ー 探索 注目 集 い
連続体 仮定 同時 性差 う 質的要因 介在 可能性 指摘
特 ADHD 男女 認 障害 あ 児童期 疫学的数字 男
女比 ： ～ ： 報告 い う 男性 有病率 高い 知 い 研
究対象 男性 偏 多数 占 い ADHD 性差 関 解明
い い点 多い 本論文 ADHD 認知機能 中心 性差 行動 測定対象
心理学研究 び脳波 測定対象 神経生理学研究 視点 概観 現時点
解明 い ADHD 性差 関 知見 続く教育支援 繋 いく性
差 捉え方 論 総 ADHD 認知機能 性差 影響 小 い 考え
良い 詳細 検討 いく 細 い点 確 性差 存在 確認 診断
や介入 い 性差 影響 考慮 進 いく 求
じめ
現在 注意欠如・多動性障害 aががenがion-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお:ADHD 自閉 症 aきがiかm かpecがおきm diかoおdeお:ASD 代表 発達障害 示 独特
認知行動特性 脳機能 異常や不全 く あ 脳神経研究 明
あ 社会的 発達障害 いう名称 広く認知 う
本邦 教育現場 約 ．％ 児童 何 発達障害 疑わ いう疫学
的数字 報告 い 発達障害 対 適切 教育支援 提供 社会的要
示 認知行動特性 正確 把握 何 大切 脳神経研究 進
現在 い ン 基本 精神疾患 診断・統計 ニュ ・第 版
DSM-IV 準拠 行動的 判断基準 従 い 未 行動的 判断基準
方 診断精度 高い いう現実 あ 脳神経研究 発達障害 神経 ニ
解明 進 障害 示 認知行動特性 今 以上 詳細 把握 う
反面 発達障害 神経 ニ 理解 深 障害特性
様相 複雑化 う 感 定型－非定型 発達過程 多様 分化
発達障害 示 認知行動特性 非常 多様性 富 複数 障害特性 同時 呈
合併症因子 交絡 や単一 障害名 特性 記述 限界
来 い え言え
う 限界 指摘 中 障害 示 特性 実行機能 中心 認知機能
捉え 客観的 生物学的 ー ー 探索 新 い研究 潮流 興 い 実行
機能 execきがive fきncがion 将来 目標 達成 適切 目前 問題処理
いく認知処理過程 あ 実行機能 諸説存在 広く受 入
い Miけake わ や い 高次 認知的制御
抑制機能 ン ワー ン ー ン 要
素 重要性 指摘 い 抑制機能 目前 対処 状況 い 優位 行
動・思考 抑制 能力 ン 柔軟 課題切替能力 ー ン
ワー ン 保持 い 情報 監視 更新 能力 あ 最新 脳
機能研究 実行機能 実現 脳内 神経ネ ワー 視床 大脳基底核
び前頭皮質含 広範 領域 広く分布 い 考え い 実行機能 制御
前頭葉 密接 関連 特 外側前頭皮質 ー ン 関 重要 役
割 担 い
実行機能 中心 認知機能 視点 発達障害 特性 捉え 意義 理解
ADHD 例 わ や い ADHD 衝動性 注意散漫や多動 特
徴 神経発達性 行動障害 あ DSM-IV 行動特徴 組合 不注意
優勢型 多動性－衝動性優勢型 び混合型 種類 サ タ 分類 ，，
障害 背景 あ 生物学的 ニ 神経伝達物質 あ ー ン 異常
や 前頭葉－線条体 fおonがo-かがおiaがal 不全 指摘 － 近年
単 不注意や多動 い 一見顕著 行動特徴 注目 く 将来 目標遂
行 目前 反応 制御 いく 主眼 い 実行機能 視点 障害 捉え
ADHD 示 本質的 認知行動特性 理解 迫 重視 う
，， ADHD 生物学的 ニ 徐々 明
先述 う 未 ADHD 診断 基本 行動 基 く判断基準 依 い
適切 精度 高い客観的診断 実現 目指 ADHD固有 生物学的 ー ー 発
見 急務 い 特 ADHD 示 不注意 多動性 衝動性 いう三大行動特
徴 う ADHD 本質的 障害 衝動性 ン ー 弱 あ 注意散
漫や多動 二次的 現 実行機能 障害説 強調 う
近年 ADHD 示 障害特性 実行機能 ー 描 出 障害 個
診断・統計 ニュ ・第 版 DSM-5 重症度 概念 密接 関連
障害 連続体 捉え ン 一致 連続体
有望 ” ” う 行動指標 生理指標 測定 実行機能 あ
実行機能 中心 認知機能 視点 障害 特性 捉え 同様 考え方 ASD研
究 該当 障害特性 客観的 指標 求 世界各国 生物学的 ー ー探索
激 い競争 繰 広 い
実際 研究 い 単純 ADHD群 健常群 いう従来 群間 質
的検討 あ い 両者 結ぶ一軸上 展開 実行機能 量的検討 連続体
偏差 位置 障害 多様性 完全 捉え い問題 指摘 健常群
定型発達 ADHD群 非定型発達 間 量的 連続的 関係 認
両者 隔 質的 分水嶺 存在 色濃く感 障害 定型－非定型発達 い
一軸上 展開 実行機能 連続体 偏差 捉え あ い 連続体 捉
え 両者 隔 点 分水嶺 存在 いう問い 障害特性 理解
上 非常 重要 思わ う 質的 違い 影響 与え 因子
第一 有力候補 性染色体 違い 性差 挙 事実 児童期
ADHD 男女比 ： ～ ： ， ASD 男女比 ： ， 言わ う
発達障害 男性 有病率 多い いう疫学的報告 性差 影響 優先 考慮
要因 あ 理解 先行研究 概観 一般 性差 課題 依存
傾向 高い 影響 研究対象 男児 偏 ADHDやASD 発達障害
認知機能 関わ 性差研究 極 数 少 く 結果 一致 見 い い い
現状 あ 本論文 実行機能 中心 認知機能 不全 神経
ニ 比較的解明 い ADHD 的 絞 実行機能 限定 広く認知
機能 中心 性差 行動 測定対象 心理学研究 び脳波 測定対象
神経生理学研究 視点 概観 定型－非定型発達間 障害特性 連続体 想定
間 介在 障害特性 調節 質的 性差 注目 ADHD 性差
認知機能 神経 ニ 関 知見 後 続く教育支援 繋 いく性
差 捉え方 論 最新 診断基準 既 DSM-5 出版 い
登場 日 浅く DSM-5 基準 採用 研究 数 少 い 本論文
DSM-IV 基準 採用 い 年齢 区分 児童 成人 いう用語 設定
い 海外 研究 い 児童 ADHD 歳未満 成人 ADHD 歳以上 定義
疫学上 性差
ADHD 学童期 児童 最 広く 神経発達性 行動障害 あ 全世界 約
％ 子 該当 特 男児 有病率 高い 知 い
ADHD 児童 特有 障害 考え い 年代中頃 縦断的 研究 成人
行動特徴 継続 認識 う 研究 推定
値 若干 違い 見 児童期 診断 ADHD う ％ 成
定 成人 有病率 約 ～ ％ 推定 い － 近年 成人 ADHD
関 研究 急速 進展 成人 ADHD 対象 研究論文 う 約 ％以上
年 出版 い 状況 あ
有病率 性差 検討 先行研究 サ タ 群分 や調査設定等
違い あ 概 女性 男性 方 数倍高い有病率 あ 男女比 ：
～ ： 推定 い ， － 従来ADHD 男性 偏向 障害 考
え い 研究 進 年 男性 特 多く 障害 いう
わ い 認識 う 一部研究 精神科外来患者 い
女性 男性 多い 報告 い や 全世界 万人 女性
ADHD 罹患 い 推計 い 女性 ADHD 男性 ADHD
う 異 検討 重要性 強調 う
非常 興味深い 成人 ADHD 男女比 ： ～ ： 児童 ADHD
比較 比率 幅 狭い 報告 い DSM-5 登場 成人
ADHD 対 診断基準 改良 加え 基本的 ADHD症状 本人 自
己報告 成人 社会的 び文化的 背景 強く関与 評価 際 性差
影響 混入 可能性 考え 児童期 見 ADHD 症状 い 過去
振 返 報告 いう診断上 限界 あ 男性 ～ ％ 女性
％ ADHD 症状 残 成人 見積 い 児童 成人 男女比
違い い Williamかon & Johnかがon 総説論文 中 年齢 上 ADHD
診断基準 男性 合わ く 女性 合 く う 傾向 あ
い 推察 い 児童 ADHD 性差 関 知見 徐々 積 上
い 成人 ADHD い 同様 研究 進 いく必要 あ 言え あ
う
サ タ 別 児童 有病率 推計 見 不注意優勢型 最 高く ．％ 次い 混
合型 ．％ 多動性－衝動性優勢型 ．％ い ， 性差 視点
検討 加え 児童 男女比 サ タ 異 わ サ タ
男女比 混合型 ．： 最 大 差 あ 次い 不注意優勢型 ．：
多動性－衝動性優勢型 ： 続い い ， 年 出版
Laheけ DSM-IV ー 調査報告 男女比 混合型 ．： 多動性－衝動
性優勢型 ： 不注意優勢型 ．： あ 成人 場合 数値
出 い い 女性 男性 比 不注意優勢型 診断 や く 混合型 判断
くい サ タ 男女比 差 反映 い 考え 数値
対象 ータサン や調査条件 基準設定 違い 研究統制上 影響 受
概 男性 有病率 高 支持 サ タ 比率 変化
わ
不思議 ADHD 最 広く研究 い 児童 障害 関わ 性差 関
知見 乏 く 男性 異 女性特有 ADHD ー 考慮 研究
報告 い い状況 あ 先行研究 概観 総説論文 ADHD女児
ADHD男児 比 身体的 多動症状 軽く 外面化 行動上 問題 少 い
摘 い ， ， ADHD男児 行為障害や反抗挑戦性障害等 多動や衝動性
く外面化 問題 呈 や い 対 ADHD女児 う や不安障害等 注意 制
御 関連 内面化 問題 抱え込 や い傾向 あ 言え 従来 う 性
差 関 報告 実際 研究上 ADHD女児 見 上 問題行
動 少 い 発見 遅 症状 過小 評価 認知機能
始 様々 障害特性 関 十分 理解 得 い 現在 至 い 考
え い
行動特徴 ら見た認知機能 る性差
全般的 行動上 性差
サ タ 障害特性 あ 不注意 多動性－衝動性 診断上 大別
見 ADHD女児 ADHD男児 比較 不注意優勢型 診断 多い
一貫 報告 研究結果 一致 得 い 言 い ， ， －
ADHD女児 白日夢や低学力 抑う 感情 見 報告
い ， う や不安障害 精神障害 顕在化 や い 多数 研究
認 い ， 総合的 見 ADHD女児 心理社会的 対 脆
弱 精神障害発症 高い 持 言え 一方 ADHD男児 破壊的行動障害
う 派手 目立 行動上 問題 合併 や い 保護者や教師 児童 評
価 際 男児 女児 多動傾向 強い 評価 や く 女児 男児 不注意
傾向 強い 評価 や い評価者 作用 留意 必要 あ ，
年 年 出版 ADHD研究 う ％ ADHD男児 対象
あ いう総説論文 報告 あ ， 元々 研究自体 ADHD男児中心
実施 い 研究統制上 存在 無視 い
学童期 児童 教室 示 心理社会的特徴 ADHD 性差研究 ADHD
女児 ADHD男児 身体的 攻撃性 低い 定型発達女児 比較 い
や罵 い 言語的 攻撃性 高い 報告 い う 心理社会的
機能 広く認知機能 延長 捉え 教師 教室運営 際 性差 考慮
障害特性 把握 応 個別支援 導入 重要 く 言え 特
ADHD女児 示 特有 認知機能 詳細 解明 応 介入方法 提案 今後
必要 いく あ う
個別 課題上 性差
一般的 行動特徴 個別 認知機能 詳細 紐解い いく ADHD 有無
性差 交互作用 複雑 絡 合 い う い知 ADHD 認知機能
関 タ分析 行 研究 ADHD女児 ADHD男児 比 発話や言語 障害
遅滞 示 割合 高く 認知 び知的能力 影響 受 や い 示唆
い ， ， ～ 歳 ADHD児 対象 研究 ADHD男児 処理速度 乏
く ADHD女児 言語性 課題成績 低い いう報告 あ 一方 ADHD女児
課題 他 全 認知機能課題 同様 認知特性 示 いう報告 存在
総合的 判断 定型－非定型発達 比較 研究 様々 認知機能
い ADHD 有無 差 広く認 い 関わ ， ， ADHD内
性差 比較研究 認知機能 違い い あ い 全く見い
い い いう結果 多い ， ， ， う 結果 い ｄきcklidge 対象 サン
数 少 タ Ｉ ー 第一種過誤：偽陽性 統計上 問題や 投薬治
療 認知機能 影響 完全 ン ー い いう研究統制上 問題 指摘
い ｄきcklidge 自身 総説論文 中 ADHD 男女 異 い い
う 似通 い いう表現 使用 ADHD 性差 全般的 同様 認
知 ー 示 結論 い ， 男女間 認知 ー 似
通 い 障害 生涯全体 捉え 場合 ADHD女性 ADHD男性 う
や不安障害 重篤 問題 抱えや い ｄきklidge本人 指摘 ADHD
生涯全般 わ 社会適応 目指 上 性差 認知機能 及 影響 程度 詳細
検討 続 必要 あ う
近年 研究 ADHD 性差 男性 女性 一括 扱う
く サ タ 捉え ーチ方法 検討 い
一括 男女 比較 場合 認知機能 性差 見 い 混合型 男女 比較
場合 ADHD男児 ADHD女児 比 高い言語流暢性 示 見い
一方 不注意型 男女 比較 場合 ADHD女児 ADHD男児 比 高い言
語流暢性 示 い サ タ 分類 一律 男性 女性 対
同 う 当 妥当性 問題 あ 可能性 示唆 い 全般的
ADHD 男女 似通 認知特性 示 診断 い 認知機能
対 サ タ 性差 交互作用 考慮 必要 あ あ う
不注意と衝動性 る性差
ADHD 診断 い 認知機能 検査 課題 欧米 中心 広く利用
い 連続遂行課題 Conがinきoきか Peおfoおmance Teかが:CPT あ ， 通常 ADHD
評価 日常生活場面 保護者や教師 評価 評価者間
不安定性 評価 一貫性 乏 や児童 性差 影響 受 知 ， ，
評価自体 やや信頼性 欠く いう批判 免 い 直接的 客観的 指
標 求 声 応え 誕生 ン ューター上 実施 一 CPT
あ CPT 連続的 呈示 非標的刺激 混合 呈示 標的刺激 反応 行
う課題 注意機能 反応抑制機能 評価 利用 非標的刺激 反応抑制 要求
標的刺激 呈示 見逃 い 持続的 注意 配分 要求 CPT
作成 ADHD診断向 商業用 The ConneおかしConがinきoきか
Peおfoおmance Teかが， GDS Goおdon Diagnoかがic Sけかがem IVA Inがegおaがed Viかきaland
Aきdiがoおけ Conがinきoきか Peおfoおmance Teかが TOVA Teかが ofVaおiableか ofAがenがion 等
存在 ，
CPT ADHD 主症状 捉え 二 指標 用意 標的刺激
commiかかion eおおoお:CE 衝動性 指標 ， 多く 研究 CPT 妥当性 信
頼性 支持 ADHD有無 検出力 高く 運用効率 良い 示 い
， CPT ー 組 込 評価者 や性差 低
減 確度 高いADHD診断 行え う 考え い ，
不注意 衝動性 客観的 捉え 可能 CPT あ 課題成績 性差
う 影響 及 未 明 研究結果 一致 い
， ，
う 現状 踏 え Haかかon 年 年 出版 CPT 使
用 ADHD研究 タ分析 性差 ADHD 有無 CPT課題成績 違い 検
討 日常場面 観察 行動特徴 ADHD男児 多動傾向 び衝動性傾向
高く ADHD女児 不注意傾向 高い 予想 タ分析 結果
ADHD児 い CE 性差 見 OE 有意 性差 見
衝動性 ADHD男児 ADHD女児 高く 不注意 性別 違い 認
衝動性 ン ー 能力 あ 抑制機能 性差 影響 受
示 性差 分析 ADHD男児 定型発達男児 差 ADHD女児 定型
発達女児 差 大 当初 ADHD女児 OE 高い 不注意傾向
高い 予想 タ分析 結果 支持 対
理由 Haかかon 取 上 研究 い ADHD女児 サン 数 少 い
や 被験者 診断基準 判定 際 ADHD女児 示 行動特徴 表面 現
くい 本質的 ADHD女児 代表 サン 得 可能性 言及
い Haかかon 研究 ADHD 主症状 CPT 認知機能
視点 検討 際 性差 考慮 重要 要因 あ 示 あ 性
差 衝動性 関連 性差 不注意 関連 程度 顕著 あ 示唆
い
脳波 ら見た脳機能 る性差
繰 返 言及 い う 現段階 ADHD診断 基本 DSM-IV準拠 行動的
判断基準 従 い ADHD診断 臨床医 技量や経験 違い 診
断 誤差 生 う 可能性 指摘 い 論 う
誤差 ADHD 性差 影響や評価者 混入 い 可能性 高い
将来的 ニュー ー ン 研究や遺伝子研究 包含 生物学的 ー
ー く統合的 診断 必要 く ，， 障害 神経 ニ 詳細 理
解 いう点 非侵襲的 脳活動 測定可能 機能的磁気共鳴画像法 fきncがional
magneがic おeかonance imaging:fMｄI 代表 ニュー ー ン 研究 果 役割
大 い 言え 利用 手軽 ゆえ 乳幼児や児童 対象 研究 適
い 脳波 elecがおoencephalogおam:EEG 生理指標 検討対象 取 上 脳
波 用い 研究 あ 課題 行い 事象 関連 脳 反応電位 事象関連電位
evenが-おelaがed poがenがial:EｄP 導 出 方法 何 課題 与え 数分 数十分 わ
EEG う 脳機能 計測 生理指標 導入 最大 外部 現 行
動上 違い 無く 同等 課題成績 示 内部 神経 ニ 異 処
理 行 い う 検討可能 点 あ 従来ADHD 性差研究 い 行
動上 認知機能 差異 う い知 い神経 ニ 違い 検
討 手法 EEG・EｄP 代表 神経生理学的測定方法 積極的 利用
特 比較的 測定 容易 安静時EEG ADHD特有 認知行動性 神経
ニ 指標 う 皮質状態 関 情報 提供 重要 役割 担 い
認知課題 被験者 課 EｄP 異 実験 参加 ADHD児・者 脳波電極
付 閉眼状態 数分 間 EEG計測 良い ーチ
混入 比較的少 く 複雑 課題 難 い児童 場合 研究上 大
ン ー ADHD 示 安静時EEG 異常 一貫 報告 い
， 安静時ＥＥＧ ワー値 ADHD 補助診断 利用 有効性 確認
い
分野 牽引 Baおおけ ー 安静時EEG 用い ADHD 性差 含
障害特性 脳機能 発達 捉え 神経生理学研究 幅広く展開 い ， － 安静
時EEG 代表的 周波数 あ タ δ：4 Hげ以下 ータ θ：4－7 Hげ
：8－12 Hげ ータ ：13－30 Hげ ター 周波数帯
域 ワー 検討 周波数解析 行う 多い ADHD 示 典型的 安静時EEG
異常 前頭葉 θ波 び後頭葉 δ波 絶対値 高い 相対的 頭皮
全体 θ波 上昇 波 び 波 減少 い 報告 い
ADHD児 定型発達児 比較 θ/ 比 大 い 一貫 示 い ， ，
Dきpきけ 先行研究 結果 対象 被験者 ADHD男児 限
定 い あ い 男女混合 性差 考慮 い い 注意 払う必要 あ
喚起 ADHD男児・女児 性差 正 く検討 把握 主張
い 現時点 安静時EEG 用い 脳機能研究 比較的簡便 実施
わ 特 ADHD女児 対 研究 著 く遅 い 状況 あ
安静時EEG 用い ADHD 性差研究 端緒 Claおke 論文 ADHD サ
タ 群 定型発達 ン ー 群 男児・女児 人 配 大規模
あ 年齢 性別 効果 同時 検討 ADHD女児 ADHD男児 比較
EEG 成熟 遅 あ 見い ADHD内 性差 脳機能 成熟
違い 生 出 可能性 指摘 後 同研究 ー 性差 年齢 影響 交絡
解釈 困難 前論文 ータ 再解析 ADHD 混合型 不注意優勢型
性差 特化 検討 研究 分間 閉眼安静状態 測定 EEG
ータ ワー θ δ波 絶対値 各周波数帯域 絶対値 ータ ワー
除 百分率 相対値 びθ/ 比 算出 検討対象 結果
ADHD男児 定型発達男児 比較 θ波 絶対値 び相対値 θ/ 比 増大 示
反面 波 絶対値 び相対値 波 絶対値 び相対値 減少 示
ADHD女児 定型発達女児 比較 δ波 絶対値 θ波 絶対値 び相対値
θ/ 比 ータ ワー 増大 示 δ波 相対値 波 相対値 減少 示
び相対値 θ/ 比 増大 示 波 相対値 減少 示 傾向 女児 見
一連 結果 ADHD サ タ 間 差異 男児 女児 異
性別間 異 EEG 成熟 ターン 存在 考え
Baおおけ ー EEG ー ン 用い ADHD 性差 年齢 関係
探 研究 展開 － ー ン 脳波電極部位間 相関 指 活
動 部位間 同期性 示 指標 あ ADHD女児 異常 ー ン 上昇 成
熟 遅 見 サ タ 間 ADHD男児 大 違い 見
DSM-IV サ タ 分類 ADHD男児中心 視点 作成 い ADHD女
児 適 い い可能性 指摘 性差 考慮 診断基準 一律 当
問題点 明 う 研究 ADHD 外部 顕在化 行
動上 判断基準 内部 神経 ニ 乖離 生理指標 あ ＥＥＧ 利点 生
明 好例 言え う
教育支援 繋 る性差研究
本論文 ADHD 認知機能 性差 外面 行動 内面 神経 ニ
概観 性差 持 質的 調整因子 役割 検討 論文中 取 上
ADHD 性差 概要 ｄきcklidge 論文 ， い表 成人 ADHD
表 ． 本論文で取り上げたADHDの性差の概要
ඣ❺ ⏨ඣ㻌㼢㼟㻌ዪඣ
ᡂே ⏨ᛶ㻌㼢㼟㻌ዪᛶ
᭷⋡
䚷䚷య㻌㻔ඣ❺㻌㻡㻚㻞㻥㻌㻑䚸ᡂே㻌㻠ࠥ㻡㻌㻑㻕 㻞䠖㻝䡚㻝㻜䠖㻝 㻝䠖㻝䡚㻞䠖㻝 䚷䚷ከືᛶ䌦⾪ືᛶඃໃᆺ㻌㻔ඣ❺㻌㻝㻚㻟㻌㻑䚸ᡂே㻌㻙㻌㻑㻕 㻞㻦㻝㻌㼛㼞㻌㻠㻦㻝 㻙 䚷䚷ὀពඃໃᆺ㻌㻔ඣ❺㻌㻟㻚㻡㻌㻑䚸ᡂே㻌㻙㻌㻑㻕 㻞㻚㻞㻦㻝㻌㼛㼞㻌㻞㻚㻣㻦㻝 㻙 䚷䚷ΰྜᆺ㻌㻔ඣ❺㻌㻞㻚㻞㻌㻑䚸ᡂே㻌㻙㻌㻑㻕 㻞㻚㻢㻦㻝㻌㼛㼞㻌㻣㻚㻟㻦㻝 㻙
ྜే
䚷䚷䛖䛴䞉Ᏻ㞀ᐖ ዪඣ㻌㻪㻌⏨ඣ ⏨ᛶ㻌㻩㻌ዪᛶ
䚷䚷⾜Ⅽ㞀ᐖ䞉ᢠᣮᡓᛶ㞀ᐖ ⏨ඣ㻌㻪㻌ዪඣ ⏨ᛶ㻌㻩㻌ዪᛶ
ㄆ▱ᶵ⬟
䚷䚷ከື䞉⾪ືᛶ ⏨ඣ㻌㻪㻌ዪඣ ⏨ᛶ㻌㻪㻌ዪᛶ
䚷䚷ὀព ዪඣ㻌㻪㻌⏨ඣ ዪᛶ㻌㻪㻌⏨ᛶ
䚷䚷ゝㄒ㞀ᐖ䛸䛭䛾㐜 ዪඣ㻌㻪㻌⏨ඣ 㻙
䚷䚷▱ⓗ⬟ຊ䜈䛾ᙳ㡪 ዪඣ㻌㻪㻌⏨ඣ 㻙
䚷䚷㻯㻼㼀㻌㻯㻱㻌㻔⾪ືᛶ䛾ᣦᶆ㻕 ⏨ඣ㻌㻪㻌ዪඣ 㻙 䚷䚷㻯㻼㼀㻌㻻㻱㻌㻔ὀព䛾ᣦᶆ㻕 ዪඣ㻌㻪㻌⏨ඣ 㻙
ᚰ⌮♫ⓗ≉ᚩ
䚷䚷㌟యⓗ䛺ᨷᧁᛶ ⏨ඣ㻌㻪㻌ዪඣ 㻙
䚷䚷ゝㄒⓗ䛺ᨷᧁᛶ ዪඣ㻌㻪㻌⏨ඣ 㻙
Ᏻ㟼㻱㻱㻳䛻䜘䜛⬻ᶵ⬟ 䠄ΰྜᆺ䛸ὀពඃໃᆺ䛾ẚ㍑䠅
䚷䚷䃗Ἴ䛚䜘䜃䃗㻛䃑ẚୖ᪼䚸䃐Ἴῶᑡ䛾ഴྥ ⏨ඣ䛒䜚䚸ዪඣ䛺䛧 㻙 䚷䚷䝁䝠䞊䝺䞁䝇䛛䜙ぢ䛯ᡂ⇍䛾㐜䜜 ዪඣ䛒䜚䚸⏨ඣ䛺䛧 㻙 䚷䚷䝁䝠䞊䝺䞁䝇䛛䜙ぢ䛯䝃䝤䝍䜲䝥㛫䛾ᕪ ⏨ඣ䛒䜚䚸ዪඣ䛺䛧 㻙
い 知見 少 い 児童 ADHD い 彼 日常生活 い 示
行動上 性差 細 認知機能 特性 びサ タ 主症状 あ 不注意
衝動性 対応関係 把握
一般 性差 課題 依存 傾向 高い や評価者 研究統制上
ADHD 実行機能 含 各種認知機能 関わ 性差研究 極 数
少 く 完全 結果 一致 見 い い 現状 あ 成人 場合 行
動特徴 社会的・文化的 影響 強く受 い 点 考慮 必要 あ 純粋 性差
影響 見極 困難 伴う 思わ 限 先行研究 ADHD 認知機能
性差 総 少 い 考え い 全体 男女間 似通 い 傾向 あ
細 い点 や 性差 生 い 大変興味深い 特 CPT 利用
研究 確認 衝動性 指標 あ CE ADHD男児 ADHD女児 定型－
非定型発達間 差 大 く ADHD男児内 差 大 い いう傾向
定型発達内 衝動性 性差 EｄP 検討 我々 研究結果 一部整合性
い 思わ 研究 CPT課題 タ 一 反応抑制 求 Go/Nogo
課題時 EｄP計測 衝動性 ン ー 能力 抑制機能 性差 検討 課
題成績 差 無く 抑制機能 反映 EｄP成分 あ N2振幅 女性 男性
大 い 示 男性 衝動性傾向 測定 質問紙BIS-11 注意制御
関 下位尺度得点 高い 認知 制御能力 測定 質問紙Effoおがfきl
Conがおol 注意制御 関 下位尺度得点 低い N2振幅 小 い 確認
男性 い 衝動性 注意機能 制御 能力 高い N2振幅
大 い 抑制機能 効率 く機能 い 抑制機能 注意 実行
制御 脳機能 性差 存在 性別 程度 異 示
結果 実行機能 連続体 必 一軸上 展開 く 生物学
的 特異的 ニ 存在 可能性 強く示唆 考え
定型発達 非定型発達 連続体 上 捉え 実行機能 始 認知機能
性差 視点 両者 隔 う 分水嶺 探 いく ーチ 数 少 い
将来 ADHDや 他 発達障害 性差研究 大 影響 与え 発達障害児 対
性差 考慮 介入 や教育支援 開発 客観的指針 提案 思わ
先行研究 実行機能 反映 各種課題成績や脳活動 性差 修飾
支持 修飾 程度 明 い い う 研究 意
義 修飾 程度 定型－非定型発達 異 差異 実行機能 始
認知機能 ー 描出 う 診断 ン や 後 続く教
育支援 活用 いく あ 診断基準 サ タ 分類 い 外部 現 行
動 内部 神経 ニ 乖離 示 う 教育支援 い 男児 女児
対 同 う ーチ 通用 限 い ADHD女児 方 日常生活場面
精神的 問題 重篤 傾向 強い わ う ソー
ーニン や学習指導 い 性別 考慮 男女 対応 適宜変更 試
最 効果的 介入方法 見い いく 必要 あ う う 最適
解 見い 日常生活上 性差 介在 行動 背景 個別 認
理解 進 いく 欠 い 特 性別 介入方法 交互作用 わ
い い ADHD児・者 生涯全般 わ 社会適応 目指 う 等 精神障
害 含 二次障害 適切 予防 広く性差研究 推 進 いく 望
謝辞
本論文 JSPS科研費 基盤研究 C ：JP16K04290 援助 受 あ
引用文献
．文部科学省初等中等教育局特別支援教育課． ．通常 学級 在籍 発達障害
可能性 あ 特別 教育的支援 必要 児童生徒 関 調査結果 い ： 文部科学省．
．AmeおicanPかけchiaがおicAかかociaがion. ．Diagnostic and Statistical Manual of Mental Dsiorders, 4th edition (DSM-IV)4がh ed.. Waかhingがon D.C.: Ameおican Pかけchiaがおic Aかかociaがion．
．大村一史． ．ADHD 実行機能 指標 事象関連電位．山形大学
紀要 教育科学 ，15 ， － ．
．Miけake,A.,Fおiedman,N.P.,Emeおかon,M.J.,Wiがげki,A.H.,Howeおがeお,A.,& Wageお,T.D. 2000. The きniがけ and diveおかiがけ of execきがive fきncがionか and がheiお conがおibきがionか がo complex っFおonがalLobe、 がaかkか:a laがenが vaおiable analけかiか.Cogn Psychol,41 ， －
．
．森口佑介． ．わ 律 わ 子 抑制機能 発達：京都大学学術
出版会．
．Willcきがが, E. G., Doけle, A. E., Nigg, J. T., Faおaone, S. V., & Penningがon, B. F. (2005). Validiがけ ofがhe execきがive fきncがion がheoおけ ofaががenがion-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお: a meがa-analけがic おeview.BiolPsychiatry,57 ， － ．
．大村一史． ．ニュー ー ン 中間表現型 ADHD ー
チ．山形大学紀要 教育科学 ，14 ， － ．
．小池敏英・北島善夫． ．知的障害 心理学 発達支援 理解．京都：北大
路書房．
．Bきかh,G.,Valeおa,E.M.,& Seidman,L.J. .Fきncがionalneきおoimaging ofaががenがi on-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお: a おeview and かきggeかがed fきがきおe diおecがionか.Biol Psychiatry,57 ， － ．
．Dきおかがon, S. . A おeview of がhe biological baかeか of ADHD: whaが have we leaおned fおom imaging かがきdieか? MentRetard Dev DisabilResRev,9 ， － ．
．Faおaone,S.V.,Biedeおman,J.,Spenceお,T.,Wilenか,T.,Seidman,L.J.,Mick,E.,& Doけle, A. E. . Aががenがion-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお in adきlがか: an oveおview.Biol Psychiatry,48 ，－ ．
．Faおaone,S.V.,Peおliか,ｄ.H.,Doけle,A.E.,Smolleお,J.W.,Goおalnick,J.J.,Holmgおen,M.A., & Sklaお, P. . Molecきlaお geneがicか of aががenがion-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお.
BiolPsychiatry,57 ， － ．
．Faかかbendeお, C., & Schweiがげeお, J.B. . Iか がheおe evidence foお neきおalcompenかaがion in aががenがion deficiが hけpeおacがiviがけ diかoおdeお? A おeview ofがhe fきncがionalneきおoimaging liがeおaがきおe.Clin PsycholRev,26 ， － ．
．Seidman,L.J.,Valeおa,E.M.,& Makおiか,N. .Sがおきcがきおalbおain imaging ofaががenがi on-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお.BiolPsychiatry,57 ， － ．
．Baおkleけ, ｄ. A. . Behavioおal inhibiがion, かきかがained aががenがion, and execきがive fきncがionか:conかがおきcがing a きnifけing がheoおけ ofADHD.PsycholBull,121 ， － ． ．Bきかh, G. . Cingきlaがe, fおonがal, and paおieがal coおがical dけかfきncがion in aががenがi
on-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお.BiolPsychiatry,69 ， － ．
．AmeおicanPかけchiaがおicAかかociaがion. . Diagnostic and Statistical Manual of MentalDisorders,Fifth Edition (DSM-5).Waかhingがon D.C.:Ameおican Pかけchiaがおic Aかかociaがion.
．Gingeおich,K.J.,Tきおnock,P.,Liがfin,J.K.,& ｄoかen,L.A. .Diveおかiがけ and aががenがion deficiが hけpeおacがiviがけ diかoおdeお.J Clin Psychol,54 ， － ．
．Ｓがevenかon,J.C.,Eveおかon,P.M.,Williamか,D.C.,Hipかkind,G.,Gおimeか,M.,& Mahoneけ, E.ｄ. 2007.Aががenがion deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお ADHD かけmpがomか and digiが おaがioか in a college かample.Am J Hum Biol,19 ， － ．
．Fombonne, E. . Epidemiological かきおveけか of aきがiかm and oがheお peおvaかive developmenがaldiかoおdeおか:an きpdaがe.J Autism Dev Disord,33 ， － ． ．Lai,M.C.,Lombaおdo,M.V.,& Baおon-Cohen,S. .Autism.Lancet,383 ，
－ ．
．Loke, H., Haおleけ, V., & Lee, J. . Biological facがoおか きndeおlけing かex diffeおenceか in neきおologicaldiかoおdeおか.IntJ Biochem CellBiol,65， － ．
．Polancげけk,G.,de Lima,M.S.,Hoおがa,B.L.,Biedeおman,J.,& ｄohde,L.A. .The woおldwide pおevalence ofADHD:a かけかがemaがic おeview and meがaおegおeかかion analけかiか.
Am J Psychiatry,164 ， － ．
．Giががelman, ｄ., Mannきげげa, S., Shenkeお, ｄ., & Bonagきおa, N. . Hけpeおacがive boけか almoかが gおown きp.I.Pかけchiaがおic かがaがきか.Arch Gen Psychiatry,42 ， － ． ．Baおkleけ, ｄ. A., Fiかcheお, M., Smalliかh, L., & Fleがcheお, K. . The peおかiかがence of
aががenがion-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお inがo けoきng adきlがhood aか a fきncがion of おepoおがing かoきおce and definiがion ofdiかoおdeお.J Abnorm Psychol,111 ， － ． ．Biedeおman,J.,Peががけ,C.ｄ.,Evanか,M.,Small,J.,& Faおaone,S.V. .How peおかiかがenが
．Williamかon, D., & Johnかがon, C. . Gendeお diffeおenceか in adきlがか wiがh aががenがi on-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお:A naおおaがive おeview.Clin PsycholRev,40， － ． ．Almeida Monがeか,L.G.,Heおnandeげ Gaおcia,A.O.,& ｄicaおdo-Gaおcell,J. .ADHD
pおevalence in adきlが oきがpaがienがか wiがh nonpかけchoがic pかけchiaがおic illneかかeか.J Atten Disord,11 ， － ．
．Keかかleお,ｄ.C.,Adleお,L.,Baおkleけ,ｄ.,Biedeおman,J.,Conneおか,C.K.,Demleお,O.,Faおaone, S.V.,Gおeenhill,L.L.,Howeか,M.J.,Secnik,K.,Spenceお,T.,Uかがきn,T.B.,Walがeおか,E. E.,& Zaかlavかkけ,A.M. .The pおevalence and coおおelaがeか ofadきlが ADHD in がhe Uniがed Sがaがeか:おeかきlがか fおom がhe NaがionalComoおbidiがけ Sきおveけ ｄeplicaがion.Am J Psychiatry,163 ， － ．
．ｄきcklidge, J. J. . Gendeお diffeおenceか in aががenがion-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお.
Psychiatr Clin North Am,33 ， － ．
．Gおoきp,M.C. .A 14-monがh おandomiげed clinicalがおialofがおeaがmenが かがおaが-egieか foお aががenがion-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお.Arch Gen Psychiatry,56 ， － ． ．Baきeおmeiかがeお, J. J., Shおoきが, P. E., Chaveげ, L., ｄきbio-Sがipec, M., ｄamiおeげ, ｄ., Padilla, L.,
Andeおかon, A., Gaおcia, P., & Canino, G. . ADHD and gendeお: aおe おiかkか and かeqきela ofADHD がhe かame foお boけか and giおlか? J Child PsycholPsychiatry,48 ，
－ ．
．Hきかか, M., Holling, H., Kきおがh, B. M., & Schlack, ｄ. . How ofがen aおe Geおman childおen and adoleかcenがか diagnoかed wiがh ADHD? Pおevalence baかed on がhe jきdgmenが of healがh caおe pおofeかかionalか: おeかきlがか of がhe Geおman healがh and examinaがion かきおveけ KiGGS.Eur Child Adolesc Psychiatry,17 Suppl1,－ ． ．Laheけ, B. B., Applegaがe, B., McBきおneがが, K., Biedeおman, J., Gおeenhill, L., Hけnd, G. W.,
Baおkleけ, ｄ. A., Newcoおn, J., Jenかen, P., ｄichがeおか, J., & eが al. . DSM-IV field がおialか foお aががenがion deficiが hけpeおacがiviがけ diかoおdeお in childおen and adoleかcenがか.Am J Psychiatry,151 ， － ．
．ｄobiかon, L. M., Skaeお, T. L., Sclaお, D. A., & Galin, ｄ. S. . Iか aががenがion deficiが hけpeおacがiviがけ diかoおdeお incおeaかing among giおlか in がhe US? Tおendか in diagnoかiか and がhe pおeかcおibing ofかがimきlanがか.CNS Drugs,16 ， － ．
．Sげaがmaおi, P., Offoおd, D. ｄ., & Boけle, M. H. . Coおおelaがeか, aかかociaがed impaiおmenがか and paががeおnか of かeおvice きがiliげaがion of childおen wiがh aががenがion deficiが diかoおdeお: findingか fおom がhe Onがaおio Child Healがh Sがきdけ.J Child PsycholPsychiatry,30 ，
－ ．
8．Sがalleお, J., & Faおaone, S. V. 2006. Aががenがion-deficiが hけpeおacがiviがけ diかoおdeお in giおlか: epidemiologけ and managemenが.CNS Drugs,202,107－123.
39．Willcきがが, E. G. 2012. The pおevalence of DSM-IV aががenがion-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお:a meがa-analけがic おeview.Neurotherapeutics,93,490－499.
－327.
41．Biedeおman, J., Faおaone, S. V., Monきがeaきx, M. C., Bobeお, M., & Cadogen, E. 2004. Gendeお effecがか on aががenがion-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお in adきlがか, おeviかiがed.Biol Psychiatry,557,692－700.
42．ｄamがekkaお, U. P., ｄeieおかen, A. M., Todoおov, A. A., & Todd, ｄ. D. 2010. Sex and age diffeおenceか in aががenがion-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお かけmpがomか and diagnoかeか: implicaがionか foお DSM-V and ICD-11.J Am Acad Child Adolesc Psychiatry,493, 217－228 e211－213.
43．Geおかhon, J. 2002. A meがa-analけがic おeview of gendeお diffeおenceか in ADHD.J Atten Disord,53,143－154.
44．Gaきb,M.,& Caおlかon,C.L. 1997.Gendeお diffeおenceか in ADHD:a meがa-analけかiか an おiがicalおeview.J Am Acad Child Adolesc Psychiatry,368,1036－1045.
45．Biedeおman,J.,Mick,E.,Faおaone,S.V.,Bおaaがen,E.,Doけle,A.,Spenceお,T.,Wilenか,T.E., Fおaげieお, E., & Johnかon, M. A. 2002. Inflきence of gendeお on aががenがion deficiが hけpeおacがiviがけ diかoおdeお in childおen おefeおおed がo a pかけchiaがおic clinic.Am J Psychiatry, 1591,36－42.
46．Biedeおman,J.,Kwon,A.,Aleaおdi,M.,Choきinaおd,V.A.,Maおino,T.,Cole,H.,Mick,E.,& Faおaone, S. V. 2005. Abかence of gendeお effecがか on aががenがion deficiが hけpeおacがiviがけ diかoおdeお:findingか in nonおefeおおed かきbjecがか.Am J Psychiatry,1626,1083－1089. 7．Weiかか, M., Woおling, D., & Waかdell, M. 2003. A chaおが おeview かがきdけ of がhe inaががenがive
and combined がけpeか ofADHD.J Atten Disord,71,1－9.
48．ｃきinn, P., & Wigal, S. 2004. Peおcepがionか of giおlか and ADHD: おeかきlがか fおom a naがional かきおveけ.MedGenMed,62,2.
49．ｃきinn,P.O. 2005.Tおeaがing adoleかcenが giおlか and women wiがh ADHD:gendeお-かpecific iかかきeか.J Clin Psychol,615,579－587.
50．ｄきcklidge, J. J. 2008. Gendeお diffeおenceか in ADHD: implicaがionか foお pかけchoかocial がおeaがmenがか.ExpertRev Neurother,84,643－655.
51．Abikoff,H.B.,Jenかen,P.S.,Aおnold,L.L.,Hoげa,B.,Hechがman,L.,Pollack,S.,Maおがin,D., Alviお,J.,Maおch,J.S.,Hinかhaw,S.,Viがiello,B.,Newcoおn,J.,Gおeineお,A.,Canがwell,D. P.,Conneおか,C.K.,Ellioがが,G.,Gおeenhill,L.L.,Kおaemeお,H.,Pelham,W.E.,Jお.,Seveおe, J.B.,Swanかon,J.M.,Wellか,K.,& Wigal,T. 2002.Obかeおved claかかおoom behavioお of childおen wiがh ADHD: おelaがionかhip がo gendeお and comoおbidiがけ.J Abnorm Child Psychol,304,349－359.
52．Haおがきng,C.M.,& Widigeお,T.A. 1998.Gendeお diffeおenceか in がhe diagnoかiか ofmenがal diかoおdeおか:conclきかionか and conがおoveおかieか ofがhe DSM-IV.PsycholBull,1233,260 －278.
53．Haかかon, ｄ., & Fine, J. G. 2012. Gendeお diffeおenceか among childおen wiがh ADHD on conがinきoきか peおfoおmance がeかがか:a meがa-analけがic おeview.J Atten Disord,163,190－ 198.
ADHD,ODD,and co-occきおおing ADHD/ODD idenがified in a かchoolpopきlaがion.J Am Acad Child Adolesc Psychiatry,3612,1706－1714.
55．ｄきcklidge, J. J., & Tannock, ｄ. 2001. Pかけchiaがおic, pかけchoかocial, and cogniがive fきncがioning of female adoleかcenがか wiがh ADHD.J Am Acad Child Adolesc Psychiatry,405,530－540.
56．Yang, P., Jong, Y. J., Chきng, L. C., & Chen, C. S. 2004. Gendeお diffeおenceか in a clini c-おefeおおed かample of Taiwaneかe aががenがion-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお childおen.
Psychiatry Clin Neurosci,586,619－623.
57．Haおがきng, C. M., Willcきがが, E. G., Laheけ, B. B., Pelham, W. E., Loneけ, J., Sがein, M. A., & Keenan, K. 2002. Sex diffeおenceか in けoきng childおen who meeが cおiがeおia foお aががenがion deficiが hけpeおacがiviがけ diかoおdeお.J Clin Child Adolesc Psychol,314,453－ 464.
58．Gおoかか-Tかきお, V., Goldげweig, G., Landaき, Y. E., Beおgeお, I., Shmきeli, D., & Shalev, ｄ. S. 2006. The impacが of かex and かきbがけpeか on cogniがive and pかけchoかocial aかpecがか of ADHD.Dev Med Child Neurol,4811,901－905.
59.Wodka,E.L.,Moかがofかkけ,S.H.,Pおahme,C.,Gidleけ Laおかon,J.C.,Lofがiか,C.,Denckla,M.B., & Mahone,E.M. 2008.Pおoceかか examinaがion ofexecきがive fきncがion in ADHD:かex and かきbがけpe effecがか.Clin Neuropsychol,225,826－841.
60．Coおkきm, P. V., & Siegel, L. S. 1993. Iか がhe Conがinきoきか Peおfoおmance Taかk a valきable おeかeaおch がool foお きかe wiがh childおen wiがh Aががenがion-Deficiが-Hけpeおacがiviがけ Diかoおdeお?
J Child PsycholPsychiatry,347,1217－1239.
61．ｄiccio, C. A., & ｄeけnoldか, C. ｄ. 2001. Conがinきoきか peおfoおmance がeかがか aおe かenかiがive がo ADHD in adきlがか bきが lack かpecificiがけ. A おeview and cおiがiqきe foお diffeおenがial diagnoかiか.Ann N Y Acad Sci,931,113－139.
62．ｄabineお, D. L., Mきおおaけ, D. W., ｄoかen, L., Haおdけ, K., Skinneお, A., & Undeおwood, M. 2010. Inかがabiliがけ in がeacheお おaがingか of childおenしか inaががenがive かけmpがomか: implicaがionか foお がhe aかかeかかmenが ofADHD.J Dev Behav Pediatr,313,175－180. 63．Bきかかing, ｄ., Feおnandeげ, M., Haおwood, M., Hoき, W., Gaおvan, C. W., Eけbeおg, S. M., &
Swanかon, J. M. 2009. Paおenが and がeacheお SNAP-IV おaがingか of aががenがion deficiが hけpeおacがiviがけ diかoおdeお symptoms.Assessment,15,317－328.
64．Conneおか, C. K. 1995.Conners' Continuous Performance Test user's manual.
Tおonがo,Canada:Mきlがi-Healがh Sけかがemか.
65．Conneおか, C. K. 1992.Conners' Continuous Performance Test user's manual.
Tおonがo,Canada:Mきlがi-Healがh Sけかがemか.
66．Goおdon,M. 1983.The Gordon Diagnostic System.DeWiが,NY:Goおdon Sけかがemか. 67．Tiniきか, T. P. 2003. The Inがegおaがed Viかきal and Aきdiがoおけ Conがinきoきか Peおfoおmance
Teかが aか a neきおopかけchologicalmeaかきおe.Arch Clin Neuropsychol,185,439－454. 68．Gおeenbeおg, L. M. 1987. An objecがive meaかきおe of meがhけlphenidaがe おeかponかe: clinical
きかe ofがhe MCA.PsychopharmacolBull,232,279－282.
A piloが かがきdけ ofneきおopかけchologicalfきncがion in giおlか wiがh ADHD.J Am Acad Child Adolesc Psychiatry,363,366－373.
70．Bおeen, M. J. 1989. Cogniがive and behavioおal diffeおenceか in AdHD boけか and giおlか.J Child PsycholPsychiatry,305,711－716.
71．大村一史. 2007.ADHD 衝動性 行動－遺伝的 ーチ.山形大学紀要
教育科学 ,142,55－64.
72．Baおおけ, ｄ. J., Claおke, A. ｄ., & Johnかがone, S. J. 2003. A おeview of elecがおophけかiologけ in aががenがion-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお: I. ｃきaliがaがive and qきanがiがaがive elecがおoencephalogおaphけ.Clin Neurophysiol,1142,171－183.
73．大村一史. 2012. ン 帯域活動 対象 ADHD 研究 新展開.山形大学紀要 教
育科学 ,153,25－36.
74．Magee, C. A., Claおke, A. ｄ., Baおおけ, ｄ. J., McCaおがhけ, ｄ., & Selikowiがげ, M. 2005. Examining がhe diagnoかがic きがiliがけ ofEEG poweお meaかきおeか in childおen wiがh aががenがion deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお.Clin Neurophysiol,1165,1033－1040.
75．Baおおけ, ｄ. J., Claおke, A. ｄ., McCaおがhけ, ｄ., & Selikowiがげ, M. 2006. Age and gendeお effecがか in EEG coheおence: III. Giおlか wiがh aががenがion-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお.
Clin Neurophysiol,1172,243－251.
76．Baおおけ,ｄ.J.,Claおke,A.ｄ.,McCaおがhけ,ｄ.,Selikowiがげ,M.,Johnかがone,S.J.,Hかき,C.I.,Bond, D.,Wallace,M.J.,& Magee,C.A. 2005.Age and gendeお effecがか in EEG coheおence: II. Boけか wiがh aががenがion deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお.Clin Neurophysiol,1164, 977－984.
77．Baおおけ,ｄ.J.,Claおke,A.ｄ.,McCaおがhけ,ｄ.,Selikowiがげ,M.,Johnかがone,S.J.,& ｄきかhbけ,J.A. 2004. Age and gendeお effecがか in EEG coheおence: I. Developmenがal がおendか in noおmalchildおen.Clin Neurophysiol,11510,2252－2258.
78．Claおke,A.ｄ.,Baおおけ,ｄ.J.,McCaおがhけ,ｄ.,& Selikowiがげ,M. 2001.Age and かex effecがか in がhe EEG: diffeおenceか in がwo かきbがけpeか of aががenがion-deficiが/hけpeおacがiviがけ diかoおdeお.
Clin Neurophysiol,1125,815－826.
79．Fox, D. J., Thaおp, D. F., & Fox, L. C. 2005. Neきおofeedback: an alがeおnaがive and efficacioきか がおeaがmenが foお Aががenがion Deficiが Hけpeおacがiviがけ Diかoおdeお.Appl PsychophysiolBiofeedback,304,365－373.
80．Shaw,J.C. 1981.An inがおodきcがion がo がhe coheおence fきncがion and iがか きかe in EEG かignal analけかiか.J Med Eng Technol,56,279－288.
