• 検索結果がありません。

慶田ゼミ Keida's Website slide macro 04

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "慶田ゼミ Keida's Website slide macro 04"

Copied!
14
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

... . . 労働市場

慶田 昌之

(2)

労働市場は、家計の労働供給と企業の労働需要によって決ま る市場である。

新古典派マクロ経済学では、労働市場はこれまでに学んだ市

場と同じように市場で決定すると考える。

(3)

家計は、労働の価格である実質賃金 wをみて労働を供給す ると考えられる。

実質賃金とは、名目賃金 W を物価水準P で割ったもので ある。

w = W P

家計は余暇と消費の代替を考慮して労働の供給を決定する。

(4)
(5)

実質賃金の上昇に対して、家計の労働供給が増加するか減少 するかは、所得効果と代替効果の大きさによるために、理論 的には決定しない。

しかし新古典派マクロ経済学では、所得効果は代替効果に比 べて大きくないと仮定し、実質賃金の上昇に対して、労働供 給は増加すると仮定する。

Ns= ϕ( W P

)

これが労働の供給関数である。

(6)

企業の労働需要は、労働の限界生産性によって決定する。 ミクロ経済学で学ぶように、完全競争企業の利潤最大化の限 界条件は価格=限界費用である。

生産関数がY = F ( ¯K, N )であり、資本K¯ が一定であるの で、これを無視すると、

P = W × 1 dF/dNs

(7)

これを変形すると、

dF dNs =

W P であることがわかる。

これが労働の需要関数である。

(8)

以上について、より詳しくは岩田規久男著『ゼミナールミク ロ経済学入門』第11章を参照すること。

新古典派マクロ経済学の労働市場は、以上のような労働供給 と労働需要が一致するところで、実質賃金w = W/P と労働 量N が決定すると考える。

労働市場の均衡式は

Nd= Ns となる。

(9)
(10)

新古典派マクロ経済学では、失業はそのときの実質賃金では 働きたくない人か、転職をするために一時的に職のない人な どの摩擦的な失業しか存在しないと考えられる。

このような人を自発的失業者と呼ぶ。労働市場が均衡してい る場合でも、自発的失業は一定数いると考えられる。

(11)

ケインズ派マクロ経済学では、新古典派と異なり、労働市場 はその他の市場のような均衡はしないと考える。

ケインズはマクロ経済学の特徴は、名目賃金 W がある水準 に固定されると考える点である。ここでは、W¯ と表記する。 W¯ は、新古典派マクロ経済学が考える均衡価格よりも高い 価格であると考える。

(12)

そのために、労働供給は労働需要よりも多い状態、すなわち 超過供給の状態にあると考える。

この超過供給が失業である。

このような失業は、家計が労働を供給したいと考えても、需 要がないという意味で、非自発的失業と呼ばれる。

(13)

ケインズ派マクロ経済学では、ミクロ経済学で学んだよう な、名目賃金が低下して需要と供給が一致するということが 起こらないと考える。

このように、名目賃金が需給を一致させるように低下しない ことを賃金の下方硬直性と呼ぶ。

この点が新古典派マクロ経済学との大きな違いである。

(14)

参照

関連したドキュメント

大きな要因として働いていることが見えてくるように思われるので 1はじめに 大江健三郎とテクノロジー

 彼の語る所によると,この商会に入社する時,経歴

これらの定義でも分かるように, Impairment に関しては解剖学的または生理学的な異常 としてほぼ続一されているが, disability と

最後に要望ですが、A 会員と B 会員は基本的にニーズが違うと思います。特に B 会 員は学童クラブと言われているところだと思うので、時間は

(2011)

経済学研究科は、経済学の高等教育機関として研究者を

現在まで地域経済統合、域内の平和と秩序という目的と、武力放棄、紛争の平和的解

 松原圭佑 フランク・ナイト:『経済学の巨人 危機と  藤原拓也 闘う』 アダム・スミス: 『経済学の巨人 危機と闘う』.  旭 直樹