議 案 第 49 号
松 戸 市 移 動 等 円 滑 化 の た め に 必 要 な 特 定 公 園 施 設 の 設 置 に 関 す る 基 準 を 定 め る 条 例 の 制 定 に つ い て
松 戸 市 移 動 等 円 滑 化 の た め に 必 要 な 特 定 公 園 施 設 の 設 置 に 関 す る 基 準 を 定 め る 条 例 を 別 紙 の よ う に 定 め る 。
平 成 2 4 年 1 2 月 4 日 提 出
松 戸 市 長 本郷谷 健 次
提 案 理 由
地 域 の 自 主 性 及 び 自 立 性 を 高 め る た め の 改 革 の 推 進 を 図 る た め の 関 係 法 律 の 整 備 に 関 す る 法 律 に よ る 高 齢 者 、 障 害 者 等 の 移 動 等 の 円 滑 化 の 促 進 に 関 す る 法 律 の 改 正 に 伴 い 、 本 市 が 管 理 す る 都 市 公 園 に 係 る 移 動 等 円 滑 化 の た め に 必 要 な 特 定 公 園 施 設 の 設 置 に 関 す る 基 準 を 定 め る た め 。
松 戸 市 移 動 等 円 滑 化 の た め に 必 要 な 特 定 公 園 施 設 の 設 置 に 関 す る 基 準 を 定 め る 条 例
( 趣 旨 )
第 1 条 この条例は、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律
( 平 成 1 8 年 法 律 第 9 1 号 。 以 下 「 法 」 と い う 。) 第 1 3 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づ き 、 本 市 が 管 理 す る 都 市 公 園 に 係 る 移 動 等 円 滑 化 の た め に 必 要 な 特 定 公 園 施 設 の 設 置 に 関 す る 基 準 を 定 め る も の と す る 。
( 定 義 )
第 2 条 この条例において使用する用語は、法において使用する用語の例によ る 。
( 園 路 及 び 広 場 )
第 3 条 不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害者等が利用 す る 高 齢 者 、 障 害 者 等 の 移 動 等 の 円 滑 化 の 促 進 に 関 す る 法 律 施 行 令 ( 平 成 1 8 年 政 令 第 3 7 9 号 。 以 下 「 令 」 と い う 。) 第 3 条 第 1 号 に 規 定 す る 園 路 及 び 広 場 を 設 け る 場 合 は 、 そ の う ち 1 以 上 は 、 次 に 掲 げ る 基 準 に 適 合 す る も の で な け れ ば な ら な い 。
⑴ 出入口は、次に掲げる基準に適合するものであること。
ア 幅は、1 2 0 センチメートル以上とすること。ただし、地形の状況そ の 他 の 特 別 の 理 由 に よ り や む を 得 な い 場 合 は 、9 0 センチメートル以上 と す る こ と が で き る 。
イ 車止めを設ける場合は、当該車止めの相互間の間隔のうち1以上は、 9 0 センチメートル以上とすること。
ウ 出入口からの水平距離が1 5 0 センチメートル以上の水平面を確保す る こ と 。 た だ し 、 地 形 の 状 況 そ の 他 の 特 別 の 理 由 に よ り や む を 得 な い 場 合 は 、 こ の 限 り で な い 。
エ オに掲げる場合を除き、車椅子を使用している者(以下「車椅子使用 者 」 と い う 。) が 通 過 す る 際 に 支 障 と な る 段 が な い こ と 。
オ 地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ず段を設ける場合は、 傾 斜 路 ( そ の 踊 場 を 含 む 。 以 下 同 じ 。) を 併 設 す る こ と 。
⑵ 通路は、次に掲げる基準に適合するものであること。
ア 幅は、1 8 0 センチメートル以上とすること。ただし、地形の状況そ の 他 の 特 別 の 理 由 に よ り や む を 得 な い 場 合 は 、 通 路 の 末 端 の 付 近 の 広 さ を 車 椅 子 の 転 回 に 支 障 の な い も の と し 、 か つ 、5 0 メートル以内ごとに 車 椅 子 が 転 回 す る こ と が で き る 広 さ の 場 所 を 設 け た 上 で 、 幅 を1 2 0 セ ン チ メ ー ト ル 以 上 と す る こ と が で き る 。
イ ウに掲げる場合を除き、車椅子使用者が通過する際に支障となる段が な い こ と 。
ウ 地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ず段を設ける場合は、 傾 斜 路 を 併 設 す る こ と 。
エ 縦断勾配は、5 パーセント以下とすること。ただし、地形の状況その 他 の 特 別 の 理 由 に よ り や む を 得 な い 場 合 は 、8 パーセント以下とするこ と が で き る 。
オ 横断勾配は、1 パーセント以下とすること。ただし、地形の状況その 他 の 特 別 の 理 由 に よ り や む を 得 な い 場 合 は 、2 パーセント以下とするこ と が で き る 。
カ 路面は、滑りにくい仕上げがなされたものであること。
⑶ 階段(その踊場を含む。以下同じ 。) は、次に掲げる基準に適合するも の で あ る こ と 。
ア 手すりが両側に設けられていること。ただし、地形の状況その他の特 別 の 理 由 に よ り や む を 得 な い 場 合 は 、 こ の 限 り で な い 。
イ 手すりの端部の付近には、階段の通ずる場所を示す点字を貼り付ける こ と 。
ウ 回り段がないこと。ただし、地形の状況その他の特別の理由によりや む を 得 な い 場 合 は 、 こ の 限 り で な い 。
エ 踏面は、滑りにくい仕上げがなされたものであること。
オ 段鼻の突き出しその他のつまずきの原因となるものが設けられていな い 構 造 の も の で あ る こ と 。
カ 階段の両側には、立ち上がり部が設けられていること。ただし、側面 が 壁 面 で あ る 場 合 は 、 こ の 限 り で な い 。
⑷ 階段を設ける場合は、傾斜路を併設しなければならない。ただし、地形 の 状 況 そ の 他 の 特 別 の 理 由 に よ り 傾 斜 路 を 設 け る こ と が 困 難 で あ る 場 合 は 、 エ レ ベ ー タ ー 、 エ ス カ レ ー タ ー そ の 他 の 昇 降 機 で あ っ て 高 齢 者 、 障 害 者 等 の 円 滑 な 利 用 に 適 し た 構 造 の も の を も っ て こ れ に 代 え る こ と が で き る 。
⑸ 傾斜路(階段若しくは段に代わり、又はこれに併設するものに限る 。) は 、 次 に 掲 げ る 基 準 に 適 合 す る も の で あ る こ と 。
ア 幅は、1 2 0 センチメートル以上とすること。ただし、階段又は段に 併 設 す る 場 合 は 、9 0 センチメートル以上とすることができる。 イ 縦断勾配は、8 パーセント以下とすること。
ウ 横断勾配は、設けないこと。
エ 路面は、滑りにくい仕上げがなされたものであること。
オ 高さが7 5 センチメートルを超える傾斜路にあっては、高さ7 5 セン チ メ ー ト ル 以 内 ご と に 踏 幅1 5 0 センチメートル以上の踊場が設けられ て い る こ と 。
カ 手すりが両側に設けられていること。ただし、地形の状況その他の特 別 の 理 由 に よ り や む を 得 な い 場 合 は 、 こ の 限 り で な い 。
キ 傾斜路の両側には、立ち上がり部が設けられていること。ただし、側 面 が 壁 面 で あ る 場 合 は 、 こ の 限 り で な い 。
⑹ 高齢者、障害者等が転落するおそれのある場所には、柵、令第11条第 2 号 に 規 定 す る 点 状 ブ ロ ッ ク 等 及 び 令 第 2 1 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 す る 線 状 ブ ロ ッ ク 等 を 適 切 に 組 み 合 わ せ て 床 面 に 敷 設 し た も の ( 以 下 「 視 覚 障 害 者 誘 導 用 ブ ロ ッ ク 」 と い う 。) そ の 他 の 高 齢 者 、 障 害 者 等 の 転 落 を 防 止 す る た め の 設 備 が 設 け ら れ て い る こ と 。
⑺ 次条から第11条までの規定により設けられた特定公園施設のうちそれ
ぞ れ 1 以 上 及 び 高 齢 者 、 障 害 者 等 の 移 動 等 の 円 滑 化 の 促 進 に 関 す る 法 律 施 行 規 則 ( 平 成 1 8 年 国 土 交 通 省 令 第 1 1 0 号 ) 第 2 条 第 2 項 の 主 要 な 公 園 施 設 に 接 続 し て い る こ と 。
( 屋 根 付 広 場 )
第 4 条 不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害者等が利用 す る 屋 根 付 広 場 を 設 け る 場 合 は 、 そ の う ち 1 以 上 は 、 次 に 掲 げ る 基 準 に 適 合 す る も の で な け れ ば な ら な い 。
⑴ 出入口は、次に掲げる基準に適合するものであること。
ア 幅は、1 2 0 センチメートル以上とすること。ただし、地形の状況そ の 他 の 特 別 の 理 由 に よ り や む を 得 な い 場 合 は 、8 0 センチメートル以上 と す る こ と が で き る 。
イ ウに掲げる場合を除き、車椅子使用者が通過する際に支障となる段が な い こ と 。
ウ 地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ず段を設ける場合は、 傾 斜 路 を 併 設 す る こ と 。
⑵ 車椅子使用者の円滑な利用に適した広さが確保されていること。
( 休 憩 所 及 び 管 理 事 務 所 )
第 5 条 不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害者等が利用 す る 休 憩 所 を 設 け る 場 合 は 、 そ の う ち 1 以 上 は 、 次 に 掲 げ る 基 準 に 適 合 す る も の で な け れ ば な ら な い 。
⑴ 出入口は、次に掲げる基準に適合するものであること。
ア 幅は、1 2 0 センチメートル以上とすること。ただし、地形の状況そ の 他 の 特 別 の 理 由 に よ り や む を 得 な い 場 合 は 、8 0 センチメートル以上 と す る こ と が で き る 。
イ ウに掲げる場合を除き、車椅子使用者が通過する際に支障となる段が な い こ と 。
ウ 地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ず段を設ける場合は、 傾 斜 路 を 併 設 す る こ と 。
エ 戸を設ける場合は、当該戸は、次に掲げる基準に適合するものである こ と 。
(ア) 幅 は 、8 0 センチメートル以上とすること。
(イ) 高 齢 者 、 障 害 者 等 が 容 易 に 開 閉 し て 通 過 で き る 構 造 の も の で あ る こ と 。
⑵ カウンターを設ける場合は、そのうち1以上は、車椅子使用者の円滑な 利 用 に 適 し た 構 造 の も の で あ る こ と 。 た だ し 、 常 時 勤 務 す る 者 が 容 易 に カ ウ ン タ ー の 前 に 出 て 対 応 で き る 構 造 で あ る 場 合 は 、 こ の 限 り で な い 。
⑶ 車椅子使用者の円滑な利用に適した広さが確保されていること。
⑷ 不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害者等が利用す る 便 所 を 設 け る 場 合 は 、 そ の う ち 1 以 上 は 、 第 8 条 第 2 項 、 第 9 条 及 び 第 1 0 条 の 基 準 に 適 合 す る も の で あ る こ と 。
2 前項の規定は、不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害 者 等 が 利 用 す る 管 理 事 務 所 に つ い て 準 用 す る 。 こ の 場 合 に お い て 、 同 項 中
「 休 憩 所 を 設 け る 場 合 は 、 そ の う ち 1 以 上 は 」 と あ る の は 、 「 管 理 事 務 所 は 」 と 読 み 替 え る も の と す る 。
( 野 外 劇 場 及 び 野 外 音 楽 堂 )
第 6 条 不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害者等が利用 す る 野 外 劇 場 は 、 次 に 掲 げ る 基 準 に 適 合 す る も の で な け れ ば な ら な い 。
⑴ 出入口は、第4条第1項第1号の基準に適合するものであること。
⑵ 出入口と次号の車椅子使用者用観覧スペース及び第4号の便所との間の 経 路 を 構 成 す る 通 路 は 、 次 に 掲 げ る 基 準 に 適 合 す る も の で あ る こ と 。 ア 幅は、1 2 0 センチメートル以上とすること。ただし、地形の状況そ
の 他 の 特 別 の 理 由 に よ り や む を 得 な い 場 合 は 、 通 路 の 末 端 の 付 近 の 広 さ を 車 椅 子 の 転 回 に 支 障 の な い も の と し た 上 で 、 幅 を8 0 センチメートル 以 上 と す る こ と が で き る 。
イ ウに掲げる場合を除き、車椅子使用者が通過する際に支障となる段が な い こ と 。
ウ 地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ず段を設ける場合は、 傾 斜 路 を 併 設 す る こ と 。
エ 縦断勾配は、5 パーセント以下とすること。ただし、地形の状況その 他 の 特 別 の 理 由 に よ り や む を 得 な い 場 合 は 、8 パーセント以下とするこ と が で き る 。
オ 横断勾配は、1 パーセント以下とすること。ただし、地形の状況その 他 の 特 別 の 理 由 に よ り や む を 得 な い 場 合 は 、2 パーセント以下とするこ と が で き る 。
カ 路面は、滑りにくい仕上げがなされたものであること。
キ 高齢者、障害者等が転落するおそれのある場所には、柵、視覚障害者 誘 導 用 ブ ロ ッ ク そ の 他 の 高 齢 者 、 障 害 者 等 の 転 落 を 防 止 す る た め の 設 備 が 設 け ら れ て い る こ と 。
⑶ 当該野外劇場の収容定員が2 0 0 以下の場合は当該収容定員に5 0 分の 1 を乗じて得た数以上、収容定員が2 0 0 を超える場合は当該収容定員に 1 0 0 分の1 を乗じて得た数に2 を加えた数以上の車椅子使用者が円滑に 利 用 す る こ と が で き る 観 覧 ス ペ ー ス ( 以 下 「 車 椅 子 使 用 者 用 観 覧 ス ペ ー ス 」 と い う 。) を 設 け る こ と 。
⑷ 不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害者等が利用す る 便 所 を 設 け る 場 合 は 、 そ の う ち 1 以 上 は 、 第 8 条 第 2 項 、 第 9 条 及 び 第 1 0 条 の 基 準 に 適 合 す る も の で あ る こ と 。
2 車椅子使用者用観覧スペースは、次に掲げる基準に適合するものでなけれ ば な ら な い 。
⑴ 幅は9 0 センチメートル以上であり、奥行きは1 2 0 センチメートル以 上 で あ る こ と 。
⑵ 車椅子使用者が利用する際に支障となる段がないこと。
⑶ 車椅子使用者が転落するおそれのある場所には、柵その他の車椅子使用 者 の 転 落 を 防 止 す る た め の 設 備 が 設 け ら れ て い る こ と 。
3 前2項の規定は、不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障
害 者 等 が 利 用 す る 野 外 音 楽 堂 に つ い て 準 用 す る 。
( 駐 車 場 )
第 7 条 不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害者等が利用 す る 駐 車 場 を 設 け る 場 合 は 、 そ の う ち 1 以 上 に 、 当 該 駐 車 場 の 全 駐 車 台 数 が 2 0 0 以下の場合は当該駐車台数に5 0 分の1 を乗じて得た数以上、全駐車 台 数 が2 0 0 を超える場合は当該駐車台数に1 0 0 分の1 を乗じて得た数に 2 を加えた数以上の車椅子使用者が円滑に利用することができる駐車施設
( 以 下 「 車 椅 子 使 用 者 用 駐 車 施 設 」 と い う 。) を 設 け な け れ ば な ら な い 。 た だ し 、 専 ら 大 型 自 動 二 輪 車 及 び 普 通 自 動 二 輪 車 ( い ず れ も 側 車 付 き の も の を 除 く 。) の 駐 車 の た め の 駐 車 場 に つ い て は 、 こ の 限 り で な い 。
2 車椅子使用者用駐車施設は、次に掲げる基準に適合するものでなければな ら な い 。
⑴ 幅は、3 5 0 センチメートル以上とすること。
⑵ 車椅子使用者用駐車施設又はその付近に、車椅子使用者用駐車施設の表 示 を す る こ と 。
( 便 所 )
第 8 条 不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害者等が利用 す る 便 所 は 、 次 に 掲 げ る 基 準 に 適 合 す る も の で な け れ ば な ら な い 。
⑴ 床の表面は、滑りにくい仕上げがなされたものであること。
⑵ 男子用小便器を設ける場合は、1以上の床置式小便器、壁掛式小便器
( 受 け 口 の 高 さ が3 5 センチメートル以下のものに限る 。) その他これら に 類 す る 小 便 器 が 設 け ら れ て い る こ と 。
⑶ 前号の規定により設けられる小便器には、手すりが設けられていること。 2 不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害者等が利用する
便 所 を 設 け る 場 合 は 、 そ の う ち 1 以 上 は 、 前 項 に 掲 げ る 基 準 の ほ か 、 次 の 各 号 に 掲 げ る 基 準 の い ず れ か に 適 合 す る も の で な け れ ば な ら な い 。
⑴ 便所(男子用及び女子用の区別があるときは、それぞれの便所)内に高 齢 者 、 障 害 者 等 の 円 滑 な 利 用 に 適 し た 構 造 を 有 す る 便 房 が 設 け ら れ て い る
こ と 。
⑵ 高齢者、障害者等の円滑な利用に適した構造を有する便所であること。 第 9 条 前条第2項第1号の便房が設けられた便所は、次に掲げる基準に適合
す る も の で な け れ ば な ら な い 。
⑴ 出入口は、次に掲げる基準に適合するものであること。 ア 幅は、8 0 センチメートル以上とすること。
イ ウに掲げる場合を除き、車椅子使用者が通過する際に支障となる段が な い こ と 。
ウ 地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ず段を設ける場合は、 傾 斜 路 を 併 設 す る こ と 。
エ 高齢者、障害者等の円滑な利用に適した構造を有する便房が設けられ て い る こ と を 表 示 す る 標 識 が 設 け ら れ て い る こ と 。
オ 戸を設ける場合は、当該戸は、次に掲げる基準に適合するものである こ と 。
(ア) 幅 は 、8 0 センチメートル以上とすること。
(イ) 高 齢 者 、 障 害 者 等 が 容 易 に 開 閉 し て 通 過 で き る 構 造 の も の で あ る こ と 。
⑵ 車椅子使用者の円滑な利用に適した広さが確保されていること。 2 前条第2項第1号の便房は、次に掲げる基準に適合するものでなければな
ら な い 。
⑴ 出入口には、車椅子使用者が通過する際に支障となる段がないこと。
⑵ 出入口には、当該便房が高齢者、障害者等の円滑な利用に適した構造の も の で あ る こ と を 表 示 す る 標 識 が 設 け ら れ て い る こ と 。
⑶ 腰掛便座及び手すりが設けられていること。
⑷ 高齢者、障害者等の円滑な利用に適した構造を有する水洗器具が設けら れ て い る こ と 。
3 第1項第1号ア及びオ並びに第2号の規定は、前項の便房について準用す る 。
第 1 0 条 前条第1項第1号アからウまで及びオ並びに第2号並びに第2項第 2 号 か ら 第 4 号 ま で の 規 定 は 、 第 8 条 第 2 項 第 2 号 の 便 所 に つ い て 準 用 す る 。 こ の 場 合 に お い て 、 前 条 第 2 項 第 2 号 中 「 当 該 便 房 」 と あ る の は 、 「 当 該 便 所 」 と 読 み 替 え る も の と す る 。
( 水 飲 場 及 び 手 洗 場 )
第 1 1 条 不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害者等が利 用 す る 水 飲 場 を 設 け る 場 合 は 、 そ の う ち 1 以 上 は 、 高 齢 者 、 障 害 者 等 の 円 滑 な 利 用 に 適 し た 構 造 の も の で な け れ ば な ら な い 。
2 前項の規定は、不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害 者 等 が 利 用 す る 手 洗 場 に つ い て 準 用 す る 。
( 掲 示 板 及 び 標 識 )
第 1 2 条 不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害者等が利 用 す る 掲 示 板 は 、 次 に 掲 げ る 基 準 に 適 合 す る も の で な け れ ば な ら な い 。
⑴ 高齢者、障害者等の円滑な利用に適した構造のものであること。
⑵ 当該掲示板に表示された内容が容易に識別できるものであること。 2 前項の規定は、不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害
者 等 が 利 用 す る 標 識 に つ い て 準 用 す る 。
第 1 3 条 第3条から前条までの規定により設けられた特定公園施設の配置を 表 示 し た 標 識 を 設 け る 場 合 は 、 そ の う ち 1 以 上 は 、 第 3 条 の 規 定 に よ り 設 け ら れ た 園 路 及 び 広 場 の 出 入 口 の 付 近 に 設 け な け れ ば な ら な い 。
(一時使用目的の特定公園施設)
第 1 4 条 災害等のため一時使用する特定公園施設の設置については、この条 例 の 規 定 に よ ら な い こ と が で き る 。
附 則
この条例は、平成25年4月1日から施行する。