王滝村小規模集合排水処理事業経営戦略
計画期間 成29 度 ~ 成38 度 10ヵ
1
目次
1.事業概要 ... 2
(1)事業の現況 ... 2
(2)民間活力の活用等 ... 3
(3)経営比較分析表を活用した現状分析 ... 4
2.将来の事業環境 ... 12
(1)処理区域内人口の予測 ... 12
(2)汚水処理需要の予測 ... 13
(3)使用料収入の見通し ... 14
(4)施設の見通し ... 15
(5)組織の見通し ... 15
3.経営の基本方針 ... 16
4.投資・財政計画(収支計画) ... 17
(1)投資・財政計画(収支計画) ... 17
(2)投資・財政計画(収支計画)の策定に当たっての説明 ... 17
① 収支計画のうち投資についての説明 ... 17
② 収支計画のうち財源についての説明 ... 17
③ 収支計画のうち投資以外の経費についての説明 ... 20
(3)投資・財政計画(収支計画)に未反映の取組や今後検討予定の取組の概要... 21
① 今後の投資についての考え方・検討状況 ... 21
② 財源について検討状況等 ... 21
③ 投資以外の経費についての検討状況等 ... 21
5.経営戦略の事後検証、更新等に関する事項 ... 22
別紙1 投資・財政計画(収支計画) ... 23
別紙2 経営比較分析表 ... 25
2
1.事業概要
(1)事業の現況
① 施設
供用開始年度(供用開始後年数)
平成12年6月24日(供用開始後17年経過)
法適(全部適用・一部適用)、非適の区分
非適
処理区域内人口密度 16人/ha
流域下水道等への接続の有無
無し
処理区数
1処理区(二子持処理区)
処理場数 1ヶ所
広域化・共同化・最適化の実施状況
無し
② 使用料
一般家庭用使用料体系の概要・考え方
10 までの使用料を含んだ基本使用料と 10 を超える使用量に応じて賦課する
従量制料金を組み合わせた料金体系を採用しています。
基本料金
(基本水量10 )
1,500円
超過料金
(1 あたり)
10 まで 150円
11∼30 まで 170円
31∼50 まで 190円
51 以上 200円
業務用使用料体系の概要・考え方
業務用の使用料体系はありません。
その他の使用料体系の概要・考え方
3
条例上の使用料(20 あたり)
(一般家庭における20 あたりの使用料をいいます。)
平成27年度 3,240円、平成26年度 3,240円、平成25年度 3,150円
実質的な使用料(20 あたり)
(料金収入の合計を有収水量の合計で除した値に20 を乗じたものをいいます。)
平成27年度 3,702円、平成26年度 3,737円、平成25年度 3,837円
③ 組織
職員数
経済産業課 上下水道係 1名
事業運営組織
小規模集合排水処理事業は建設産業課上下水道係が所管しています。
上下水道係の職員は、水道事業、おんたけ高原簡易水道、農業集落排水事業、小規
模集落排水事業を兼務しています。
(2)民間活力の活用等
①民間活用の状況
民間委託(包括的民間委託を含む)
終末処理場の保守点検、使用料の計算委託を民間業者に委託しております。
指定管理者制度
指定管理者制度の実績はありません。
PPP・PFI
PPP・PFIの実績はありません。
②資産活用の状況
エネルギー利用(下水熱・下水汚泥・発電等)
利用実績はありません。
土地・施設等利用(未利用土地・施設の活用等)
未利用地や施設はありません。 経済産業課
4 (3)経営比較分析表を活用した現状分析
経営比較分析表は別紙参照
① 収益的収支比率
王滝村の小規模集合排水処理事業(以下、「小規模集合排水処理事業」といいます。)収
益的収支比率を以下のグラフに示します。
数値が100%未満の場合、単年度の収支が赤字で、事業の運営に必要な費用を経常的な
収益では賄えていないことを示しています。
類似規模団体の平均より高い水準で推移しています。
※ 類似規模団体の平均値は、経営戦略策定時点で入手可能なデータに基づいているため、一部の指標につ
いては平成27年度がありません(以下同様)。
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 王滝村 75.7% 75.2% 74.9% 74.3% 74.1% 73.1% 平均値 57.2% 62.3% 51.6% 65.3% 63.1%
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0%
5
② 企業債残高対事業規模比率
小規模集合排水処理事業に係る企業債残高対事業規模比率を以下のグラフに示します。
類似規模団体より低い水準にあり、企業債残高は規模に比べて少ないといえます。
企業債の残高は平成27年度末で約5,300万円ですが、その内、約4,900万円について
は一般会計が負担するため、実質的な小規模集合排水処理事業の企業債の額は約400万
円です。
※ 企業債残高対事業規模比率は、企業債の残高から一般会計が負担する額を除いて算定されます。
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 王滝村 737% 292% 2339% 81% 796% 852% 平均値 3517% 2989% 3055% 2574% 2784% 2464%
0% 500% 1000% 1500% 2000% 2500% 3000% 3500% 4000%
6 ③ 経費回収率
小規模集合排水処理事業の経費回収率を以下のグラフに示します。
数値が 100%を下回っている場合、汚水処理に係る費用が使用料以外の収入により賄
われていることを意味するため、適正な使用料収入の確保及び汚水処理費の削減が必要
ですが、概ね 100%となっており、使用料収入で汚水処理に係る費用を賄えていること
になります。
ただし、今後、修繕などが臨時的な費用が発生した場合には100%を下まわることが見
込まれます。
100%を下まわった場合は、不足部分を一般会計からの繰入金で補てんをしますが、そ
の財源は税金であり、小規模集合排水処理事業の利用者と利用者以外との間で不公平に
なっているといえます。
また、昨今の厳しい財政状況の中、将来的には一般会計からの繰入金による補てんが難
しくなることも考えられ、生活に不可欠なサービスを安定的に供給し続けるためには、
他会計からの繰出金に過度に依存せず、中長期的に自立・安定した経営基盤を築く必要
があります。
将来の修繕に備えて、使用料収入から一定額を積み立てるなどの対策が望まれます。
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 王滝村 100.0% 99.7% 100.8% 99.8% 102.9% 97.3% 平均値 23.6% 27.0% 29.3% 31.0% 29.2% 32.9%
0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 120.0%
7
④ 汚水処理原価
小規模集合排水処理事業の汚水1 あたりの処理原価を以下のグラフに示します。
類似規模団体の平均より低い水準で推移しています。
なお、汚水処理原価の内訳は、維持管理費と資本費に分けられ、そのうち資本費は公費
負担額を差し引いて算定されます。
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 王滝村 192 187 190 186 182 197 平均値 746 664 622 589 620 562
0 100 200 300 400 500 600 700 800
単
価
(
円
/
)
汚水処理原価
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
資本費 25 24 22 31 22 51
維持管理費 167 163 168 154 159 147
0 50 100 150 200 250
単
価
(
円
/
)
8
実際に汚水処理に要した金額は公費負担額を控除する前の金額です。
上グラフとスケールを合わせた公費負担分控除後の汚水処理原価は以下のとおりです。
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 資本費 1,421 1,361 1,359 1,274 1,253 1,173 維持管理費 167 163 168 154 159 147
0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600
単
価
(
円
/
)
汚水処理原価(公費負担分控除【前】)
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
資本費 25 24 22 31 22 51
維持管理費 167 163 168 154 159 147
0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600
単
価
(
円
/
)
9
公費負担分を控除する前の汚水処理原価と使用料単価を比較すると、使用料が汚水処
理原価に大幅に不足していることがわかります。
公費による負担は、永続的に保証されているわけではなく、地方債の償還が終われば、
新規投資や更新投資がない限り資本費はゼロになりますが、償還前に公費負担がなくな
ると資本費の財源が不足し、小規模集合排水処理事業の継続が難しい状況になります。
なお、小規模集合排水処理事業の使用料単価は類似規模団体の平均より高い水準です。
平成22年 度
平成23年 度
平成24年 度
平成25年 度
平成26年 度
平成27年 度
資本費 1,421 1,361 1,359 1,274 1,253 1,173 維持管理費 167 163 168 154 159 147 使用料単価 192 187 192 185 187 192
0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600
単
価
(
円
/
)
汚水処理原価(公費負担分控除前)
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 王滝村 192 187 192 185 187 192 平均値 175 179 182 182 177
165 170 175 180 185 190 195
単
価
(
円
/
)
10
⑤ 施設利用率について
施設利用率を以下のグラフに示します。
類似規模団体の平均より低い水準です。
施設利用率は一般的には高い数値が望ましいですが、季節によって処理量に大きな変
動がありますので最大処理水量を大きく下回らない施設規模となっている必要がありま
す。小規模集合排水処理事業では、最大処理水量が処理能力の範囲内となっています。
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 施設利用率 31.6% 31.6% 31.6% 31.6% 31.6% 31.6% 平均値 36.8% 39.0% 39.1% 41.2% 43.1% 34.9%
0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 45.0% 50.0%
施設利用率
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
最大水量 11 11 11 7 7 7
処理能力 19 19 19 19 19 19
0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20
処
理
能
力
(
/
日
)
11 ⑥ 水洗化率
小規模集合排水処理事業の水洗化率を以下のグラフに示します。類似規模団体の平均
より高い水準です。
水洗化率は地域の水質保全や使用料収入の増加の観点からは 100%であることが理想
ですが、そのために新たに管渠を整備する必要があり、地理的要因等により整備に係る
費用が莫大なものになることもあります。
将来の見込みも踏まえて費用対効果を勘案の上、当該指標の向上に取り組む必要があ
ります。
⑦ 管渠改善率について
小規模集合排水処理事業の管渠改善率は0%となっています。
これは管渠の更新をしていないためですが、小規模集合排水処理事業の供用開始は平
成9 年度で供用開始から 20年経過と比較的新しいことによります。管渠の耐用年数は
50年のため耐用年数を経過した管渠がありません。
将来的には、老朽化した管渠について計画的に更新することや、更新投資を平準化する
ために予防保全的な管理による長寿命化を図る必要があります。
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 王滝村 98.1% 98.5% 98.4% 98.5% 98.8% 98.8% 平均値 83.6% 83.7% 83.9% 84.1% 84.1% 84.3%
75.0% 80.0% 85.0% 90.0% 95.0% 100.0%
12
2.将来の事業環境
(1)処理区域内人口の予測
王滝村人口ビジョンの人口推計を参考に処理区域内人口の変動を予測しています。
王滝村の人口は、平成29年2月1日現在で799人となっています。
王滝村人口ビジョンでは、王滝村の人口は減少傾向が続くと推定しています。
処理区域内人口も、王滝村人口ビジョンによる人口の減少率と同率で減少すると想定
し、平成27年度では32人ところ、平成38年度では27人まで減少すると予測していま
す。
32
27
24 25 26 27 28 29 30 31 32 33
人
口
(
人
)
処理区域内人口推計
13 (2)汚水処理需要の予測
過去の推移をみると、処理区域内人口は横ばいにもかかわらず、有収水量は増加傾向に
ありました。使用水量が増えた理由は、有収水量は戸数が変わらなければ大きく変動し
ない反面、山水が渇水したことで各戸の水道使用量が増加してきていることによります。
しかし、今後は処理区域内人口の減少に伴い戸数も減少し、汚水処理需要は減少に転じ
ることが予測されます。そのため、平成27年度以降の有収水量は平成 27 年度実績とほ
ぼ同水準で推移すると予測しました。
なお、水洗化率も有収水量に影響しますが、小規模集合排水処理事業の水洗化率は平成
27年度で98%となっており、大幅な増加は想定できないため一定として有収水量を予測
しています。
平成 23年 度
平成 24年 度
平成 25年 度
平成 26年 度
平成 27年 度
平成 28年 度
平成 29年 度
平成 30年 度
平成 31年 度
平成 32年 度
平成 33年 度
平成 34年 度
平成 35年 度
平成 36年 度
平成 37年 度
平成 38年 度
処理区域内人口 32 32 33 32 32 32 31 31 31 30 30 29 28 28 27 27
有収水量 2,099 2,102 2,242 2,280 2,434 2,453 2,472 2,489 2,506 2,523 2,515 2,506 2,497 2,487 2,477 2,467
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 0 5 10 15 20 25 30 35
水
量
(
)
人
口
(
人
)
14 (3)使用料収入の見通し
使用料収入は、料金改定が無い限りは有収水量に比例します。
そのため、使用料収入の予測は、有収水量の予測をベースに有収水量当りの平均使用料
収入額等を加味して予測しています。
使用料収入の予想は、有収水量の予測に比例して横ばいの見込みとしています。
消費税の改正による料金改定を平成31年度に行う前提で予測しています。
有収率、収納率は平成27年度の実績と変わらない見込みです。
使用料収入については今後も減少していくと想定され、小規模集合排水処理事業の維
持のためには、料金水準を定期的に検討し、検討の結果によっては料金の見直しが必要
です。
平成 23年 度
平成 24年 度
平成 25年 度
平成 26年 度
平成 27年 度
平成 28年 度
平成 29年 度
平成 30年 度
平成 31年 度
平成 32年 度
平成 33年 度
平成 34年 度
平成 35年 度
平成 36年 度
平成 37年 度
平成 38年 度 有収水量 2,099 2,102 2,242 2,280 2,434 2,453 2,472 2,489 2,506 2,523 2,515 2,506 2,497 2,487 2,477 2,467
使用料収入 392 403 415 426 467 471 474 478 490 493 491 490 488 486 484 482
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 0 100 200 300 400 500 600
水
量
(
)
人
口
(
人
)
15 (4)施設の見通し
平成12 年度から供用開始し現在、処理区域内の水洗化率は91%に達しています。
小規模集合排水処理事業で保有する主な施設は、終末処理場1ヶ所、下水管延長は約
1kmとなっています。
資産種類別の総事業費は以下のとおりです。
(平成27年度末、単位:千円)
種類 総事業費
管渠 91, 790
ポンプ場 -
処理場 29, 189
その他 23, 539
合計 144, 518
供用開始が平成 12年と設備・管渠が比較的新しく、今後 10 年間で更新が必要な施
設・管渠はありません。
(5)組織の見通し
現在、職員はすべて水道事業と下水道事業を兼務しており、既に最低限の人数で上下
水道を運営しているため、当面、現在の体制で運営を続けていきます。
また、施設運転維持管理や料金計算業務を委託していますが、他にも外部委託したほ
16
3.経営の基本方針
<効率化・経営健全化のための取り組み方針>
① 維持管理の合理化
施設の維持管理業務を外部に委託するなどで、維持管理コストを削減の工夫をしてき
ましたが、引き続き維持管理の合理化に努めます。
② 間接業務の合理化
料金の収納業務を、水道事業等とあわせて行うなど、これまでも間接業務の合理化に
取り組んでまいりましたが、引き続き合理化に努めます。
③ 滞納整理
滞納が発生した場合には、適時に電話で催促したり、催告書で通知をしたりすること
により、未納金の防止に努めます。
④ 料金水準の定期的な見直し
適正な料金水準について定期的な検討を行い、必要に応じて料金体系の見直しを行い
ます。
⑤ 建設費の抑制
17
4.投資・財政計画(収支計画)
(1)投資・財政計画(収支計画)
別紙のとおり
(2)投資・財政計画(収支計画)の策定に当たっての説明
① 収支計画のうち投資についての説明
更新が必要な設備・管渠はなく、収支計画に建設改良費はありません。
また、新たな設備の導入、管渠の布設の予定はありません。
② 収支計画のうち財源についての説明
計画期間の財源の見込は以下のとおりです。
維持管理費は現状程度に留めることで、現状の使用料収入水準で毎年度の収支を均衡
させることができる見込です。
仮に、今後大規模修繕など臨時的な費用が発生した場合は財源が不足します。一般会
計からの繰入金で補てんするか、事前に使用料を改定し、増加収入の中から積立を行う
などの対策が必要です。
収益的収支
平成 28年度
平成 29年度
平成 30年度
平成 31年度
平成 32年度
平成 33年度
平成 34年度
平成 35年度
平成 36年度
平成 37年度
平成 38年度
料金収入 471 474 478 490 493 491 490 488 486 484 482
他会計繰入金 6,232 3,085 3,055 3,023 2,992 2,966 2,938 2,911 2,884 2,856 2,834
その他 - - -
-計 6,703 3,559 3,533 3,512 3,485 3,457 3,428 3,399 3,370 3,340 3,316
資本的収支
平成 28年度
平成 29年度
平成 30年度
平成 31年度
平成 32年度
平成 33年度
平成 34年度
平成 35年度
平成 36年度
平成 37年度
平成 38年度
地方債 - - -
-他会計補助金 1,339 1,364 1,391 1,418 1,445 1,473 1,501 1,530 1,559 1,589 1,613
国県補助金 - - -
-その他 - - -
18 1. 使用料収入
処理区域内人口推計や汚水処理水量の見込み等により試算した結果です。
使用料収入については、小規模集合排水処理事業の水洗化率が、ほぼ 100%に達し
ていることから、大幅な向上は見込めず、さらに人口減少の影響を受けるものと予測
されます。
平成31年度以降は消費税の改正による影響を織り込んでいます。
小規模集合排水処理事業の平成27年度の有収率はほぼ100%です。今後も有収率の
向上に努めますが、計画期間内では一定の前提で試算をしております。
平成23 年度
平成24 年度
平成25 年度
平成26 年度
平成27 年度
平成28 年度
平成29 年度
平成30 年度
平成31 年度
平成32 年度
平成33 年度
平成34 年度
平成35 年度
平成36 年度
平成37 年度
平成38 年度
使用料収入 392 403 415 426 467 471 474 478 490 493 491 490 488 486 484 482
0 100 200 300 400 500 600
人
口
(
人
)
19 2. 地方債
地方債の起債を予定していません。
地方債残高は毎年度の償還により減少していき平成38年度では約1,000万円まで
減少する見込みです。
平成 28年度
平成 29年度
平成 30年度
平成 31年度
平成 32年度
平成 33年度
平成 34年度
平成 35年度
平成 36年度
平成 37年度
平成 38年度 残高 49,485 45,848 42,141 38,362 34,510 30,584 26,583 22,505 18,348 14,111 9,811
0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000
金
額
(
千
円
)
20 3. 他会計繰入・補助金
一般会計からの繰入金の内、一般会計等において負担すべきこととされた経費の財
源(基準内の繰入金)については、原則として国からの地方交付税の対象とされます。
計画期間内の繰入金は、原則として一般会計等の経費負担について総務省より通知
される基準内の繰入額を想定しています。
平成 28 年度で基準外の繰入金を予定しているのは、臨時的な経費が発生したため
その財源として一般会計から繰入れるためです。
今後も、計画外の経費が発生した場合は、財源が不足します。基準外の繰入金で財
源を補てんする以外にも、事前に料金を改定して増加収入分で積立を行うことも検討
の余地があります。
③ 収支計画のうち投資以外の経費についての説明
支払利息については、平成 27年度までに借入れた企業債の支払利息を算出の上、平
成28年度以降の企業債借入による支払利息増加分を合算して算出しています。
計画期間の起債条件は下水道事業債を償還期間40年、元利償還据置期間5年と仮定
して試算しています。利率は1.5%と仮定しています。
人件費については、小規模集合排水処理事業に負担させていません。
その他の経費については、必要最低限の額として、平成27年度以前5年度の実績を
参考に想定しました。
平成 28年度
平成 29年度
平成 30年度
平成 31年度
平成 32年度
平成 33年度
平成 34年度
平成 35年度
平成 36年度
平成 37年度
平成 38年度
基準外 3,000 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
基準内 4,571 4,445 4,442 4,463 4,460 4,461 4,462 4,463 4,465 4,467 4,469
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000
金
額
(
千
円
)
21
なお、将来の消費税増税の影響については、平成31年度から10%で試算をしていま
す。
(3)投資・財政計画(収支計画)に未反映の取組や今後検討予定の取組の概要
① 今後の投資についての考え方・検討状況
施設の新規投資、管渠の新規布設は予定していません。
既存の設備・管渠については、引き続き定期的な点検をおこない、予防保全を重視し
た計画的な維持管理を実施し、機能保全対策を検討していきます。
その他の投資については、以下の施策を中心に行っていきます。
地震対策への取組
基幹管路や処理場施設の耐震診断を行い、施設の耐震診断等の結果を踏まえて、想
定される被害への対策・対応について費用対効果の観点から検討し、必要な耐震化
を進めます。
② 財源について検討状況等
料金の定期的な検討
継続して安定的にサービスが提供できるよう、料金の適正な水準について、定期的
に検討を行い、必要に応じて料金の改定を行い健全な経営に努めます。
その際は、将来の更新需要に合わせた財源確保の方策や、独立採算制の原則の観点
から公費負担に依存しない運営の在り方について検討する必要があります。
滞納整理
未納が発生した場合は、督促状の発送や催告書の発送、電話での催促や戸別訪問等
によって滞納金の防止に努めます。
水洗率の向上策
未水洗家屋の訪問指導などにより、水洗化率の向上に努めます。
③ 投資以外の経費についての検討状況等
民間委託の検討
農業集落排水事業で技術者等を確保することは容易ではないため維持管理業務等
のうち委託可能な業務については、適切な管理監督のもと民間委託等を進める必要
があります。
現在、施設運転維持管理業務の民間委託を行っていますが、その他の業務について
22 間業者の活用を検討する必要があります。
人員数の検討
農業集落排水事業には人件費を負担させていませんので、人員削減による経費削
減効果はありません。なお、上下水道係の職員は、複数の業務を兼務している状況
であり、これ以上の削減は難しい状況です。
周辺団体との広域化の検討
周辺市町村との維持管理業務の一括発注や管理業務の共同処理の可能性を検討す
る必要があります。
・一部事務組合による下水道事業の共同実施
・移動式汚泥脱水車の共同購入・共同使用
・処理場運転管理水質検査等の広域・共同処理
・他団体の処理場への汚水処理の委託
・汚泥処理施設の共同整備
・事業計画策定等の共同化
省力化等への取り組み
維持管理の効率化による経費の抑制を図るため、以下のような省力化等に取り組
みます。
・保守点検水質検査等の頻度の見直し
・下水熱再生水、消化ガス発電等の業務利用
・一般廃棄物との混焼
5.経営戦略の事後検証、更新等に関する事項
毎年度進捗管理(モニタリング)を行うとともに、4年に一度を目安として見直し(ロ
ーリング)を行います。
見直しにおいては、投資・財政計画と実績とのかい離やその原因に対する分析を行い、
その結果を反映していきます。
様式第2号(
法非適用企業)
<小規模>
投資・
財政計画(
収支計画)
(単位:千円,%)
年 度 前々年度 前年度
区 分 (決 算 )
決 算
見 込
1 (A) 3,601 6,703 3,559 3,533 3,512 3,485 3,457 3,428 3,399 3,370 3,340 3,316
(1) (B) 467 471 474 478 490 493 491 490 488 486 484 482
ア 467 471 474 478 490 493 491 490 488 486 484 482
イ (C )
ウ
(2) 3,134 6,232 3,085 3,055 3,023 2,992 2,966 2,938 2,911 2,884 2,856 2,834
ア 3,134 6,232 3,085 3,055 3,023 2,992 2,966 2,938 2,911 2,884 2,856 2,834
イ
2 (D) 1,427 4,465 1,287 1,217 1,151 1,078 1,004 928 851 772 692 629
(1) 357 3,462 353 353 359 359 359 359 359 359 359 359
ア
イ 357 3,462 353 353 359 359 359 359 359 359 359 359
(2) 1,070 1,003 934 864 792 719 645 569 492 413 333 270
ア 1,070 1,003 934 864 792 719 645 569 492 413 333 270
イ
3 (E ) 2,174 2,239 2,273 2,316 2,361 2,407 2,453 2,500 2,548 2,598 2,648 2,687
1 (F ) 1,313 1,339 1,364 1,391 1,418 1,445 1,473 1,501 1,530 1,559 1,589 1,613
(1)
(2) 1,313 1,339 1,364 1,391 1,418 1,445 1,473 1,501 1,530 1,559 1,589 1,613
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
2 (G) 3,500 3,568 3,637 3,707 3,779 3,852 3,926 4,001 4,078 4,157 4,237 4,300
(1)
(2) (H) 3,500 3,568 3,637 3,707 3,779 3,852 3,926 4,001 4,078 4,157 4,237 4,300
(3)
(4)
(5)
3 (I) △ 2,187 △ 2,229 △ 2,273 △ 2,316 △ 2,361 △ 2,407 △ 2,453 △ 2,500 △ 2,548 △ 2,598 △ 2,648 △ 2,687
(J ) △ 13 9
(K)
(L ) 14 1 10 10 10 10 10 10 10 10 10 10
(M)
(N) 1 10 10 10 10 10 10 10 10 10 10 10
平成38年度 平成37年度
収
益
的
収
支 収
益
的
収
入
総 収 益
営 業 収 益
料 金 収 入
受 託 工 事 収 益
収 支 差 引 (A)- (D)
そ の 他
営 業 外 収 益
他 会 計 繰 入 金
そ の 他
収
益
的
支
出
総 費 用
営 業 費 用
職 員 給 与 費
う ち 退 職 手 当
そ の 他
資
本
的
支
出
資 本 的 支 出
建 設 改 良 費
う ち 職 員 給 与 費
地 方 債 償 還 金
他 会 計 長 期 借 入 金 返 還 金
他 会 計 へ の 繰 出 金
そ の 他
営 業 外 費 用
支 払 利 息
う ち 一 時 借 入 金 利 息
そ の 他
固 定 資 産 売 却 代 金
国 ( 都 道 府 県 ) 補 助 金
収 支 差 引 (F )- (G)
収 支 再 差 引 (E )+(I)
積 立 金
前 年 度 か らの 繰 越 金
前 年 度 繰 上 充 用 金
形 式 収 支 (J )- (K)+(L )- (M)
資
本
的
収
支 資
本
的
収
入
資 本 的 収 入
地 方 債
う ち 資 本 費 平 準 化 債
他 会 計 補 助 金
他 会 計 借 入 金
工 事 負 担 金
そ の 他
本年度
平成
29年度
平成30年度 平成31年度 平成32年度 平成33年度 平成34年度 平成35年度 平成36年度
様式第2号(
法非適用企業)
<小規模>
投資・
財政計画(
収支計画)
(単位:千円,%)
年 度 前々年度 前年度
区 分 (決 算 )
決 算
見 込
平成38年度 平成37年度
本年度
平成
29年度
平成30年度 平成31年度 平成32年度 平成33年度 平成34年度 平成35年度 平成36年度
(O)
(P ) 130
(Q)
(Q)
(B)- (C )
(A)
(D)+(H)
(S ) 467 471 474 478 490 493 491 490 488 486 484 482
(T )
(U)
(V )
(W)
(X ) 53,053 49,485 45,848 42,141 38,362 34,510 30,584 26,583 22,505 18,348 14,111 9,811
○ 他会計繰入金
年 度 前々年度 前年度
区 分 (決 算 )
決 算
見 込
3,134 6,232 3,085 3,055 3,023 2,992 2,966 2,938 2,911 2,884 2,856 2,834
3,134 3,232 3,085 3,055 3,023 2,992 2,966 2,938 2,911 2,884 2,856 2,834
3,000
1,313 1,339 1,364 1,391 1,418 1,445 1,473 1,501 1,530 1,559 1,589 1,613
1,313 1,339 1,364 1,391 1,418 1,445 1,473 1,501 1,530 1,559 1,589 1,613
4,447 7,571 4,449 4,446 4,440 4,437 4,439 4,439 4,441 4,443 4,445 4,447
67
平成38年度 68
平成37年度
83 72 72 71 71 70 70 69 68
実 質 収 支黒 字
(N)- (O) 赤 字
翌 年 度 へ 繰 り 越 す べ き 財 源
収 益 的 収 支 比 率 ( × 100 )
赤 字 比 率 ( × 100 )
73
地 方 財 政 法 施 行 令 第 16 条 第 1項 に より算 定 した
資 金 の 不 足 額
(R)
営 業 収 益 − 受 託 工 事 収 益 (B)- (C )
地 方 財 政 法 に よ る
資 金 不 足 の 比 率
((R)/ (S )× 100)
収 益 的 収 支 分
地 方 債 残 高
合 計
健全化法施行令第16条により算定した
資 金 の 不 足 額
健 全 化 法 施 行 規 則 第 6条 に規 定 する
解 消 可 能 資 金 不 足 額
健全化法施行令第17条により算定した
事 業 の 規 模
健 全 化 法 第 22条 により算 定 した
資 金 不 足 比 率
((T )/ (V )× 100)
他 会 計 借 入 金 残 高
う ち 基 準 内 繰 入 金
う ち 基 準 外 繰 入 金
資 本 的 収 支 分
う ち 基 準 内 繰 入 金
う ち 基 準 外 繰 入 金
本年度
平成
29年度
平成30年度 平成31年度 平成32年度 平成33年度 平成34年度 平成35年度 平成36年度
グ ラ フ 凡 例
当該団体値(当該値)
類似団体平均値(平均値)
平成27年度全国平均
※ 法適用企業と類似団体区分が同じため、収益的収支比率の類似団体平均等を表示していません。
※ 平成23年度から平成25年度における各指標の類似団体平均値は、当時の事業数を基に算出していますが、企業債残高対事業規模比率及び管渠改善率については、平成26年度の事業数を基に類似団体平均値を算出しています。
全体総括
処理区域内人口が限られ、将来にわたり料金収入 の増加を見込むことが困難である。料金値上げも限 界があり、近い将来、使用者がいなくなることもあ りうる状況である。現状を維持し、壊れた部分を修 繕しながら使用していくことが最善の方策と考えら れる。
「施設全体の減価償却の状況」 「管渠の経年化の状況」 「管渠の更新投資・老朽化対策の実施状況」
2. 老朽化の状況について
指標となる数値はないが、老朽化が進行してい る。
「料金水準の適切性」 「費用の効率性」 「施設の効率性」 「使用料対象の捕捉」
2. 老 朽 化 の 状 況
分 析 欄
1. 経 営 の 健 全 性 ・ 効 率 性 1. 経営の健全性・効率性について
収益的収支比率については、低下傾向にある。 企業債残高対事業規模比率については、類似団体 平均値に比べて低い水準にある。
経費回収率については、ほぼ100%を維持してい る。
汚水処理原価については、類似団体平均値に比べ て極めて低い水準にある。
施設利用率については、類似団体平均値を下回っ ている。
水洗化率については、類似団体平均値を上回って おり、90%以上に達している。
経営の健全化を維持するためには、使用料金の値 上げで対応するほかないと考えるが、平成17年度に 実施した30%の料金改定では、処理水量の減少もあ り大きな収入増にはならなかった。
地理的に処理区域内人口の増加は見込めない。 「単年度の収支」 「累積欠損」 「支払能力」 「債務残高」
−
- 該当数値なし 3. 86 100. 00 3, 240 32 0. 02 1, 600. 00 【】 2. 71 ■
資金不足比率( %) 自己資本構成比率( %) 普及率( %) 有収率( %) 1か月20m 3
当たり家庭料金( 円) 処理区域内人口( 人) 処理区域面積( km
2
) 処理区域内人口密度( 人/ km
2
) 法非適用 下水道事業 小規模集合排水処理 I 2 841 310. 82
経営比較分析表
長野県 王滝村
業務名 業種名 事業名 類似団体区分 人口(人) 面積( km
2
) 人口密度( 人/ km
2 ) 0. 00 0. 10 0. 20 0. 30 0. 40 0. 50 0. 60 0. 70 0. 80 0. 90 1. 00
H23 H24 H25 H26 H27
当 該 値 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 平 均 値 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 72. 00 72. 50 73. 00 73. 50 74. 00 74. 50 75. 00 75. 50
H23 H24 H25 H26 H27 当 該 値 75. 23 74. 90 74. 29 74. 14 73. 09 平 均 値
0. 00 0. 10 0. 20 0. 30 0. 40 0. 50 0. 60 0. 70 0. 80 0. 90 1. 00
H23 H24 H25 H26 H27
当 該 値 平 均 値
0. 00 0. 10 0. 20 0. 30 0. 40 0. 50 0. 60 0. 70 0. 80 0. 90 1. 00
H23 H24 H25 H26 H27
当 該 値 平 均 値
①収益的収支比率( %)
0. 00 0. 10 0. 20 0. 30 0. 40 0. 50 0. 60 0. 70 0. 80 0. 90 1. 00
H23 H24 H25 H26 H27 当 該 値
平 均 値
0. 00 0. 10 0. 20 0. 30 0. 40 0. 50 0. 60 0. 70 0. 80 0. 90 1. 00
H23 H24 H25 H26 H27 当 該 値
平 均 値
0. 00 500. 00 1, 000. 00 1, 500. 00 2, 000. 00 2, 500. 00 3, 000. 00 3, 500. 00
H23 H24 H25 H26 H27 当 該 値 292. 09 2, 338. 71 81. 45 796. 48 852. 46 平 均 値 2, 988. 96 3, 055. 24 2, 574. 47 2, 784. 00 2, 464. 06
0. 00 20. 00 40. 00 60. 00 80. 00 100. 00 120. 00
H23 H24 H25 H26 H27 当 該 値 99. 75 100. 75 99. 76 102. 90 97. 29 平 均 値 26. 99 29. 25 31. 04 29. 21 32. 91
0. 00 100. 00 200. 00 300. 00 400. 00 500. 00 600. 00 700. 00
H23 H24 H25 H26 H27 当 該 値 187. 23 190. 29 185. 55 181. 58 197. 21 平 均 値 663. 60 622. 31 589. 39 620. 01 561. 54
0. 00 5. 00 10. 00 15. 00 20. 00 25. 00 30. 00 35. 00 40. 00 45. 00 50. 00
H23 H24 H25 H26 H27 当 該 値 31. 58 31. 58 31. 58 31. 58 31. 58 平 均 値 38. 97 39. 12 41. 24 43. 10 34. 92
84. 00 85. 00 86. 00 87. 00 88. 00 89. 00 90. 00 91. 00 92. 00
H23 H24 H25 H26 H27 当 該 値 90. 63 90. 63 90. 91 90. 63 90. 63 平 均 値 86. 89 87. 79 88. 34 88. 02 88. 64
②累積欠損金比率( %) ③流動比率( %) ④企業債残高対事業規模比率( %)
⑤経費回収率( %) ⑥汚水処理原価( 円) ⑦施設利用率( %) ⑧水洗化率( %)
①有形固定資産減価償却率( %) ②管渠老朽化率( %) ③管渠改善率( %)
【2, 685. 08】
【89. 35】 【36. 67】
【600. 63】 【30. 63】
【0. 17】
該当数値なし 該当数値なし
該当数値なし 該当数値なし
26
資料
用語解説
用語 説明
一般会計 地方公共団体の行政運営における基本的な経費を中心に経理
する会計をいう。
一般会計繰入金 地方公営企業がその経費の一部に充てるため、一般会計から
繰入する資金。総務省が示す繰入基準に沿った基準内繰入金
と、事業運営上の必要性などから独自に繰入する基準外繰入
金がある。
汚水処理原価 (汚水処理費(公費負担分除く)÷ 年間有収水量[円/ ]
有収水量1 あたりの汚水処理に要した費用であり、汚水資
本費・汚水維持管理費の両方を含めた汚水処理に係るコスト
を表した指標である。
管渠 下水を収集し排除するための施設。鉄筋コンクリート管や硬
質塩化ビニル管等がある。
管渠更新率 (改善(更新・改良・維持)管渠延長÷ 下水道布設延長)× 100
当該年度に更新した管渠延長の割合を表した指標で、管渠の
更新ペースや状況を把握できる。
基準外繰入 公益性の観点から、一般会計から上下水道事業に繰り出す経
費(繰入金)のうち、総務省が示す繰出基準に合致しない経
費。
企業債(地方債) 地方公営企業が事業資金に当てるために国等から調達する長
期の借入金。施設・管路等の建設・改良やその他の事業資金の
財源となる。
企業債残高対事業規模比
率
(地方債現在高合計−一般会計負担額)÷ (営業収益−受託工
事収益−雨水処理負担金)× 100
料金収入に対する企業債残高の割合であり、企業債残高の規
模を表す指標である。
行政区域内人口 住民基本台帳に基づく人口。
経営戦略 各公営企業が、将来にわたって安定的に事業を継続していく
ための中長期的な経営の基本計画のこと。施設・設備に関する
投資の見通しを試算した計画と、財源の見通しを試算した計
画とを主な構成要素とする。
経費回収率 (下水道使用料÷ 汚水処理量(公費負担分除く))× 100
使用料で回収すべき経費を、どの程度使用料で賄えているか
を表した指標であり、使用料水準等を評価することが可能で
ある
下水道普及率 (処理区域内人口÷ 行政区域内人口)× 100
区域内人口に対する下水道が使用可能な人口の割合で、下水
道普及状況を示す。
下水道汚泥 下水処理場において、汚水処理の過程にて発生する泥状の物
質。脱水することで、脱水汚泥や脱水ケーキとも呼ばれる。
下水道資源 下水道の処理水や汚泥には、熱やエネルギー等の資源として
有効利用できるものが含まれているため、下水道資源として
利用されている。
建設改良費 固定資産の新規取得またはその価値の増加のために要する経
27
公共下水道 主として市街地における家庭や工場等からの下水を排除し、
処理するために市町村が管理する下水道で、終末処理場を有
するものまたは流域下水道に接続するもの。
受益者負担金 下水道管がひかれ下水道が利用可能となった地域の土地所有
者が、下水道工事費の一部として負担する費用。
収益的収支 下水道事業の営業活動に伴って発生する収益と費用。
施設利用率 (晴天時一日平均処理水量÷ 晴天時現在処理能力)× 100
施設・設備が一日に対応可能な処理能力に対する、一日平均処
理水量の割合であり、施設の利用状況や適正規模を判断する
指標である。
資本的収支 企業の将来の経営活動に備えて行う建設改良および建設改良
にかかる企業債償還金などの支出とその財源となる収入。
使用料単価 下水道使用料÷ 年間総有収水量[円/ ]
使用料の対象水量1 当たりの使用料収入で、使用料の料金
水準を示す。
処理区域内人口 下水道の計画区域内の人口。下水道計画区域が複数の処理区
によって構成されている場合もあり、処理区別の人口を示す。
収益的収支比率 総収益÷ (総費用+地方債償還金)× 100
料金収入や一般会計からの繰入金等の総収益で、総費用に地
方 債 償 還 金 を 加 え た 費 用 を ど の 程 度 賄 え て い る か を 表 す 指
標。
水洗化率 (現在水洗便所設置済人口÷ 現在処理区域内人口)× 100
下水道を整備した区域において、水洗便所等の設置により下
水道を利用している人口の割合を表した指標である。
耐用年数 減価償却資産が利用に耐える年数をいう。
ダウンサイジング 需要の減少や技術進歩に伴い、施設更新等の際に施設能力を
縮小し、施設の効率化を図ること。
法定耐用年数 地方公営企業法施行規則で定められている耐用年数のこと。
経理上の基準であり、実際に使用できる年数は実情に応じて
変動する。
耐震化率・耐震適合率 耐震化率とは、対象施設全体に対して、十分な耐震性を有する
施設が、どの程度あるのかを示す割合。
耐震適合率とは、管渠の総延長に対して、耐震適合性のある管
路の延長が、どの程度あるかを示す割合。
長寿命化計画 事故の防止とライフサイクルコスト(設置、維持管理、更新、
長寿命化対策、処分などにかかる費用の総計)の最小化を考慮
した計画的な工事を実施するため策定する行動計画である。
農業集落排水事業 農業集落地域における農業用排水の水質保全、機能維持を図
ることを目的とした、下水処理事業のひとつ。
バイオマス 生物由来の再生可能な有機性資源のことで、化石資源は除く。
28
不明水 下水道管渠には、地下水や雨水等の排水以外のものが入って
くる。これらの侵入水のことをいう。
流域下水道 二つ以上の市町村からの下水を処理するための下水道。
類似規模団体平均 下水処理形態、法の適用状況、現在処理区域内人口で区分され
た類似団体の平均値のことをいう。
有収水量 下水道使用料の対象となった水量。
有収率 (年間総有収水量÷ 年間総処理水量)× 100
施 設 の 稼 働 が 収 益 に つ な が っ て い る か を 判 断 す る 指 標 の こ
と。
PFI プライベート・ファイナンス・イニシアティブの略であり、公
共施設などの建設、維持管理、運営などを民間の資金、経営能
力及び技術的能力を活用して行う方式の事業形態のこと。
PPP パブリック・プライベート・パートナーシップの略であり、官
と民がパートナーを組んで事業を行う新しい官民協力の形態
のこと。PFIとの違いは、PFIは公共が基本的な企画計画
をつくるところ、PPPでは企画計画段階から民間事業者が
参加するなど、より幅広い範囲を民間に任せる手法となって