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第5回 武蔵野市公立保育園改革評価委員会
1.開 会
2.出席者紹介 … 事務局(保育課長)説明
松岡氏(設置要綱第6条第2項による出席者)紹介
3.議 事
1)前回委員会からの経過説明 … 事務局(保育課長)説明 ◇ 評価に伴う質問項目マトリクス
前回委員会からの経過をご説明する。改革評価を行うための評価表を確定するために、 ご都合のついた一部の委員の方と松岡氏・岡橋氏と事務局とで 11 月 12 日・18 日に作業を 行った。先に委員会で検討いただいた 42 項目の評価項目については、市で独自に進行管 理や検証をしていく一方で、評価委員会としては市民の集いでのご意見なども踏まえ、市 民の方々にわかりやすいものを追求していくために、改革への取り組みに関して、質問事 項をリストアップすることとした。次の段階として、事務局がその質問事項に対して改革 への取り組み状況を用意するということになる。つまり、評価委員会からの問いかけとと もに改革実施者としての取り組みの結果の現状分析をセットにして示して、それを評価し ていただこうという趣旨である。本日はたたき台として作った質問項目を検討していただ きたい。
質問項目マトリクスについて説明させていただきたい。ただ質問項目を羅列するだけで なく、改革評価の3つの視点となる「新たな子育て施策への取り組み」「認可保育園の保 育の質の向上」「公立保育園の効率的経営」と、経営管理手法として一般に取り入れられ ているバランススコアカードの4つの視点「顧客( 満足) の視点」「財務の視点」「サービス のプロセスの視点」「職員と組織の能力向上の視点」とをマトリクスにして質問項目を作 成した。縦の項目の中に共通項目があるが、質問項目を検討していく中で、それぞれの項 目で共通した項目がでてきたので、共通項目を作った。本日の委員会は、このたたき台の 質問項目が妥当であるのかどうか、質問項目の表現に問題がないかどうか、ほかに質問項 目はないのかどうかなどを検討していただきたいと思う。
■ 日 時:平成 17 年 1 月 18 日(火)19 時 00 分∼21 時 30 分 ■ 場 所:市役所8階 802 会議室
■ 出席委員:安念委員・池田委員・鵜川委員・平川委員
2 【質疑応答】
委員:この質問項目のマトリクスと最初の 42 項目の評価表とは、どのような関係なのか。 事務局:この質問項目のマトリクスは、42 項目をある程度集約した形で3つの縦の列を構成し ている。1つの質問項目の中に、42 項目の複数項目がかかっているというものであり、42 項 目との一対一の対応にはなっていない。
委員:本委員会の本来の使命は、42 項目の取り組みについての評価をすることであると思う。 このマトリクスの質問項目は、42 項目の見通しをよくするために作っていただいたものだと思 うが、具体的には 42 項目全てが、このマトリクスの質問項目にはまり込んでいくというイメ ージでよいか。
事務局:42 項目の評価は、最終的に「新たな子育て施策への取り組み」「認可保育園の保育の 質の向上」「公立保育園の効率的経営」の3つの視点に集約されていくので、このマトリクス は、3つの視点と総合的な評価に集約していくための過程の手助けになると思う。評価指標と なる具体的な数字やデータはこの質問項目に対応して並べていくということになる。
委員:ということは、このマトリクスの質問項目に答えがでると、自ずと 42 項目の答えがで るということか。
事務局:42 項目は基本的に全て網羅されているはずである。
委員:このマトリクスで空いている欄はまだ空いているというだけのものなのか。 事務局:質問項目を検討していく中で共通項目やほかの欄に移行したものもある。 委員:それでは、本日はマトリクスの質問項目について1つ1つ固めていきたいと思う。
2)評価に伴う質問項目マトリクスについて 【意見交換】
委員:このマトリクスの縦の指標はよくバランススコアカードなどに使われるが、公的な部分 の場合は、最初に目的という欄を入れることが多いので、どこかに目的の欄を入れたほうがい いのではないか。
委員:かりに目的という欄を縦の一番上に入れるとすれば、その欄と横の各指標がクロスする ところに何を入れていったらいいのかという問題もでてくるので、まずは今書かれている質問 項目を一つずつ検討していった上で、最後にもう一度考えてみたいと思う。
委員:改革計画評価表(案)を検討していく中で気づいたのだが、進捗状況までは客観的な事 実として評価できるものであるが、評価の視点については検証の評価となる。この検証の部分 はそのままの評価表ではなかなかやりきることが難しいので、別表に作ったほうがいいという 判断に至ったと思う。このマトリクスの質問項目は、その実施状況表を全て網羅しているとい うことでいいか。
3 局で再度チェックはしていきたいと思う。
委員:委員会としては、このマトリクスの質問項目からできる表を見ればいいのか、それとも 42 項目の表を見ていけばいいのか。
事務局:このマトリクスの質問項目に対する答えは 42 項目に関わる答えを用意する予定なの で、基本的にはこのマトリクスの質問項目に対する答えを見ていただければ全て評価できるの ではないかと思う。
委員:このマトリクスの質問項目に題名をつけたほうがいいと思う。
委員:最終的にはA3横の表が評価表になると思うが、これを総括表とする。このマトリクス の表の題名ついては、あとで考えることとしたい。クロスの欄を確定するときに、列・行の名 称をふっておいたほうがいいので、列は左からABCD、行は上から1234としたい。まず、 A1- ①だが、ここでいう「地域(保育所利用の親・地域の親)」とは、保育所在園児と今後保 育所を利用する可能性のある地域の親のことをさしているのか。
事務局:改革計画自体は、保育園を利用している親を対象にした保育施策とともに家庭保育を している親への子育て支援も充実させていこうという内容であるが、改革の直接の利害関係に ある保育園児の親と家庭保育をしている親とでは、改革計画の関心や理解度にかなり差がある のではないかと思い、あえて括弧書きにして分けたものである。
岡橋:共通項目は、BCDの質問項目を考えていくうちに出てきたものなので、先にBCDを 検討していったほうがいいと思う。
委員:それではB1について見ていくこととするが、「改革計画に市が取り組むことを知らさ れていますか?」という表現は「知っていますか?」でいいのではないか。
委員:そもそも改革計画を地域の親が知っていることを求める必要があるのかどうか。改革計 画ではなく、子育て支援施策を知っていれば十分ではないのか。
委員:次にB3- ①だが、ここでいう「効果的」とは、新たな子育て支援施策が行われる以前 と比べて実際に改善があったかという意味か。また、「効率的」というのは、同じサービス水 準を保ちつつ最少のコストで行ったという常識的な理解でよいか。
事務局:「サービスのプロセスの視点」とのクロスの中で登場している質問項目なので、効果 的かつ効率的であるかどうかを見たほうがいいのではないかと考え、そのような表現にした。 委員:財務はコストだけという感じを受けるが、効率的というとコストだけではなく労力もか かわってくるのでそのほうがいいのではないか。あと、「仕組みになっていますか」という表 現が多いが、単刀直入な表現にしたほうがいいのではないか。
事務局:「サービスのプロセスの視点」の行は、全体的にあえてそういう表現にしているが、 質問としてのわかりやすさを優先させてもいいと思う。
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ますかという表現は削除してもいいのではないか。できるだけ質問項目は簡潔にしたほうがい いと思う。
委員:B3- ③のところだが、民間園が主体的に子育て支援事業に取り組んでもらうことはで きないのか。
事務局:民間園が主体的に取り組むこともあると思うが、改革計画の中ではあくまで市が民間 園に連携・協力を求めていくというものになっている。
松岡:子育て支援事業については、保育園が主体という流れから地域社協が核となっていく流 れに変わってきているが、今後は各園の子育て支援事業の担当である副園長が中心となって、 地域と連携・協力する必要が出てくるのではないか。
委員:一般的にはそうかもしれないが、評価委員会においては改革計画の 42 項目と関係のあ る質問項目にする必要はある。
委員:民間園も子育て支援事業には取り組むのだと思うが、評価されないのならば質問項目に は入れないほうがいいのではないか。
事務局:評価の対象はあくまで市であり、市ができることは連携・協力のお願いということに なる。
委員:市は、公立保育園が民間園と連携できるように取り組んでいるかという趣旨の質問では ないのか。
事務局:それであると限定しすぎてしまうので、「市」を主体にして総括していただければと 思う。
委員:民間園が子育て支援事業を行っていることは前提なのか。
委員:あえて言うと、それはあまり関係ないのではないか。それでは、主語は「市」としたい と思う。次にC2だが、保育の質の維持は全ての認可保育園が対象とされているはずなのに、 ここではなぜ公立保育園の運営の効率化に限定されているのか。
事務局:財務の視点だけであれば効率化だけでいいが、保育の質の向上のクロスになっている ので、保育の質を維持するという内容も入れてある。改革計画の中では、運営経費の効率化に ついては公立保育園のみを対象にしているため、公立保育園に限定した。
委員:C列は認可保育園の保育の質の向上について書かれているものなのだから、C2だけ公 立保育園に限定するのはおかしいと思う。もし公立保育園に限定するのであれば、C列の表題 自体を変えるべきではないか。
事務局:改革計画の中では、保育の質の向上は全ての認可保育園を対象にしている。 委員:それでは、C1の質問は認可保育園全てを対象にしたものでいいのか。
事務局:改革評価の中の評価の視点としては、改革計画の中で果たす役割との関係で同一では ないが、認可保育園全ての保育の質の向上としている。C列については、基本的には認可保育 園にかかる質問項目と考えていただき、C2については公立保育園に限定したい。
5 くるがそれでいいか。
事務局:第三者評価の結果を使用することもあると思う。
委員:当面は第三者評価の結果を流用してもいいと思うが、市の計画として全ての認可保育園 の質の向上を図るのであれば、いずれは同じベースの調査を実施すべきではないか。
事務局:改革計画の中では「認可保育園の質の向上」という視点を大網で枠をかけているが、 実際にはガイドラインを示す程度の市の関与しかできないのであれば、民間園も同じような手 法で評価をすることは難しいと考えるので、Cの表題はこのままにしておいて、各質問項目に ついては必要に応じて公立保育園に限定したほうがいいかと思う。
委員:そもそも効率化というのは、質は同じでコストを下げるかコストは同じで質を上げると いう意味であり、コストを下げて質が下がるというのは効率化とは言わないので、C2の効率 化については、Dの「公立保育園の効率的経営」の列に入れたほうがいいと思う。
委員:それではC2は削除し、とりあえず「保育の質は維持されていますか」という文言をD 2に入れることとする。次に、C3−②についてだが、「工夫を行う仕組みが取り入れられて いますか」という表現は、仕組みがなければ工夫はできないのだから「工夫を行っていますか」 という表現に変えていいのではないか。
事務局:個人的技量による工夫ではなく、制度としての「工夫を生かす」という意味を含めた かった。
委員:C4- ①の問いについては、測定が難しいが、このままの表現でいいか。 松岡:「リーダーシップ」という表現であるとワンマンのイメージを受けるがどうか。
事務局:公立保育園の場合、保育課長の判断の下に園長が動くという形になっていた。また、 一方でどちらかというと武蔵野市の公立保育園の場合、園長のトップダウンが求められる部分 でも民主的な決定に委ねられてきた場面を感じており、あえて、こういう表現を前面に出して いるところもある。
委員:それでは、とりあえず「自律的園運営のための努力をしていますか」としておきたいと 思う。
委員:D2- ③については、予算管理が効果的・効率的であるかという意味に読めてしまう。 事務局:園長の意思決定で物品の購入ができるなど権限を一部移譲したことと、パート人件費 の 予 算 を 各 園 に 配 分 し た こ と に よ り 園 の 裁 量 に よ り パ ー ト を 工 夫 し て 配 置 で き る よ う に なっ たことがある。実際にどういう効果があったかどうかについては、園に聞くことはできる。 委員:そうすると、予算上の効果という表現は少しおかしい感じがする。
委員:それでは、園運営において効果があったかどうかという内容の表現にしたいと思う。次 に、C2から移行した質問についてであるが、「園の経営が効率化されても保育の質は維持さ れていますか。」という表現にしてはどうか。
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委員:それでは、とりあえずD1のところに入れておいて、あとでもう一度検討することとす る。
松岡:A1- ①についてだが、「地域(保育所利用の親・地域の親)」という表現は、わかりに くいのではないか。通常、地域における保育園利用の親というと、在園児と保育園で行ってい る子育て支援事業を利用している親というふうに受け取れるのではないか。
委員:たしかにあえて括弧書きにする意味はないように思う。それでは、括弧とその前の「地 域」を削除したいと思う。
4.その他
1)次回の日程等について
委員:本日修正した質問項目のマトリクスを各自持ち帰り、言葉遣いも含めて次回までに修正 すべき点があるかどうか見ていただきたいと思う。また、先ほどご指摘いただいたように、保 育の質に関する質問を入れるべきかどうかいうことと、このマトリクスの中で目的という視点 を入れたほうがいいのかどうかということも検討していただきたい。それと同時に、事務局で は各質問項目ごとに指標となる資料を集めていただくことと、改革の進捗状況についても変化 があれば更新していっていただきたい。その上で次回は、質問項目第一次案を固めたいと思う。
■ 第6回:平成 17 年2月3日(木)午前 10 時 00 分∼午前 11 時 30 分(予定) 市役所8階 801 会議室
2)評価委員会と市民の集いの報告について
事務局:市民の集いの報告については、委員の皆様に内容をご確認いただいたので、1月15 日付けで市のホームページにアップした。
委員:集いの中で市民と約束した事項については、守られているのか。
事務局:議事録については、市政センター・保育園に紙媒体で配布することとし、委員会に対 する意見・要望については、事務局にお渡しいただければ事務局から委員会にお示しする体制 とした。