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生活環境影響調査書 【資料編(用語解説集)】 朝霞市クリーンセンターごみ焼却処理施設整備運営事業 朝霞市

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用語解説集

■は じ めに

用語 解 説集 の 記載 に あた って は 、以 下 の資 料 を参 考と し た。

○環 境 アセ ス メン ト 基本 用語 事 典( オ ーム 社 、平 成 12年 ) ○国 立 環境 研 究所 EICネ ット http://www.eic.or.jp/index.html ○廃 棄 物小 事 典 新 訂版 (コ ロ ナ社 、 平成 9年 )

○廃 棄 物用 語 集( 中 央法 規出 版 株式 会 社、 昭 和 58年 )

○廃 棄 物処 分 ・環 境 安全 用語 辞 典( 丸 善株 式 会社 、平 成 12年) ○横 浜 市環 境 創造 局 HP http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/ ○東 京 都環 境局 HP

http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/shidou/kankyo/t_gakusyu/gakusyu03-08.htm

あ行

悪 臭 物質

悪 臭 は 典型 7 公 害 の う ち で 最 も 複 雑 な も の と い わ れ る 感 覚 公 害 で あ る 。 し た がっ

て 悪 臭 物 質 の 種 類 も 人 に よ っ て ま ち ま ち で 一 定 の 基 準 を 決 め る の は 容 易 で な い 。 特

有の に おい を 持つ 化 学物 質 は 40 万に も 達す る と いわ れ るが 、 化学 的 に見 ると 窒 素と

硫 黄 の 化 合 物 と 高 級 脂 肪 酸 が 多 い 。 悪 臭 防 止 法 で は 「 不 快 な に お い の 原 因 と な り 、

生活 環 境を 損 なう お それ のあ る 物質 」 とし て 22種類 の 化学 物 質を 特 定悪 臭物 質 とし

て規 制 して い る。

悪 臭 防止 法

典 型 的な 感 覚公 害 であ る悪 臭 を防 止 する こ とを 目的 と して 1971 年 に制 定さ れ 、そ

の 後 数 回 に わ た り 改 正 さ れ て き た 。 都 道 府 県 知 事 が 、 市 町 村 長 の 意 見 を 聴 い て 規 制

地 域 を 指 定 し 、 ま た 、 環 境 省 令 が 定 め る 範 囲 内 で 規 制 基 準 を 定 め て 、 悪 臭 を 規 制 し 、

指 定 後 は 市 町 村 長 が 規 制 実 務 を 行 い 、 悪 臭 公 害 を 防 止 す る こ と を 主 な 内 容 と し て い

る 。 悪 臭 の 原 因 と な る 典 型 的 な 化 学 物 質 を 『 特 定 悪 臭 物 質 』 と し て 規 制 す る 方 法 、

及 び 、 種 々 の 悪 臭 物 質 の 複 合 状 態 が 想 定 さ れ る こ と か ら 物 質 を 特 定 し な い で 『 臭 気

指 数 』 を 規 制 す る 方 法 の 2 通 り の 方 法 が あ る 。 そ れ ら が 悪 臭 と し て 環 境 に 支 障 を 与

え な い 程 度 と な る よ う 事 業 場 の 敷 地 境 界 、 排 出 口 か ら の 排 出 量 、 排 出 水 中 の 濃 度 ・

臭 気 指 数 を 規 制 し て い る 。 違 反 が あ れ ば 改 善 勧 告 、 改 善 命 令 を 受 け 、 従 わ な い 場 合

には 罰 則が 適 用さ れ る。

法 律 の 制 定 後 、1995 年 に 人 の 嗅 覚 を 用 い た 測 定 ( い わ ゆ る 「 官 能 試 験 法 」)、 規 制

方 法 を 導 入 す る 改 正 、2000 年 に 臭 気 測 定 業 務 従 事 者 ( 臭 気 判 定 士 ) の 制 度 を 導 入 す

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硫 黄 酸化 物 (SOx)

硫 黄 の 酸 化 物 の 総 称 で 、 一 酸 化 硫 黄 (SO)、 三 酸 化 二 硫 黄 (S2O3)、 二 酸 化 硫 黄

(SO2)、 三 酸 化 硫 黄 (SO3)、 七 酸 化 二 硫 黄 (S2O7)、 四 酸 化 硫 黄 (SO4) 等 が あ る 。

ソッ ク ス・SOxと もい う 。

石 油 や 石 炭 等 の 化 石 燃 料 を 燃 焼 す る と き 、 あ る い は 黄 鉄 鉱 や 黄 銅 鉱 の よ う な 硫 化

物 鉱 物 を 培 焼 す る と き に 排 出 さ れ る 。 大 気 汚 染 物 質 と し て の 硫 黄 酸 化 物 は 、 二 酸 化

硫 黄 、 三 酸 化 硫 黄 、 お よ び 三 酸 化 硫 黄 が 大 気 中 の 水 分 と 結 合 し て 生 じ る 硫 酸 ミ ス ト

が 主 と な る 。 硫 黄 酸 化 物 は 水 と 反 応 す る と 強 い 酸 性 を 示 す た め 、 酸 性 雨 の 原 因 に な

る。

硫 黄 酸化 物 除去 設 備( 排煙 脱 硫黄 装 置)

硫 黄 酸 化 物 を 含 む 燃 焼 排 ガ ス を そ の ま ま 大 気 中 に 放 出 す る と 環 境 汚 染 が 発 生 す る

た め 、 排 ガ ス か ら 硫 黄 酸 化 物 を 取 り 除 く 必 要 が あ り 、 そ の た め に 使 用 さ れ る 設 備 を

硫 黄 酸 化 物 除 去 設 備 と い う 。 こ の 方 法 に は 、 乾 式 法 ( 吸 着 法 、 吸 収 法 ) と 、 湿 式 法

(石 灰 ・石 膏 法等 ) があ る。

1 時 間値

大気 中 の 汚 染物 質 の 測 定 にお い て 、60 分間 試 料 吸引 を 続 け て測 定 す る 場 合の 測 定

値 。 大 気 環 境 基 準 で は 、 二 酸 化 硫 黄 (SO2)、 一 酸 化 炭 素 (CO)、 二 酸 化 窒 素 (NO

2)、浮 遊 粒子 状 物 質は1 時 間値 の 1日 平 均値 に よる こ とと し てい る 。

一 般 環境 大 気測 定 局

大 気 の汚 染 状況 や 気象 につ い て 24 時 間観 測 を 行っ て いる 測 定局 で 、自 動車 排 出ガ

ス測 定 局を 含 まな い 。大 気汚 染 防止 法 第 22条 に より 、 都道 府 県知 事 は大 気の 汚 染状

況を 常 時監 視 する よ う定 めら れ てい る 。

一 般 廃棄 物

産 業 廃 棄 物 以 外 の 廃 棄 物 の こ と を い い 、 日 常 生 活 に 伴 っ て 生 ず る 生 ご み 、 粗 大 ご

み 、 し 尿 等 の ほ か 、 事 業 活 動 に 伴 い 生 ず る 紙 く ず 、 木 く ず 等 の 廃 棄 物 の う ち 産 業 廃

棄物 に 含ま れ ない も のを いう 。

上 乗 せ基 準 (上 乗 せ排 出基 準 )

大 気 汚 染 防 止 法 (1968)、 国 が 全 国 一 律 の 排 出 基 準 を 定 め て い る 。 し か し 、 自 然

的 ・ 社 会 的 条 件 か ら み て 不 十 分 で あ れ ば 、 都 道 府 県 は 条 例 で こ れ ら の 基 準 に 代 え て

適 用 す る よ り 厳 し い 基 準 を 定 め る こ と が で き る 。 こ れ を 「 上 乗 せ 規 制 」 と い い 、 こ

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エ ア カー テ ン

空 気 を 吹 き 出 し て 幕 を つ く る こ と に よ り 室 内 外 を 遮 断 し 、 外 部 ま た は 、 内 部 か ら

のほ こ り、 臭 い、 熱 等の 侵入 、 発散 を 防止 す る装 置。

塩 化 水素

刺 激 を 持 つ 無 色 の 気 体 で 、 水 に よ く 溶 け る 。 塩 化 水 素 が 水 に 溶 け た も の を 塩 酸 と

呼 ぶ 。 ガ ス 状 塩 化 水 素 は 粘 膜 を 刺 激 し 、 結 膜 に も 炎 症 を 起 こ さ せ る 。 大 気 汚 染 防 止

法の 有 害物 質 およ び 特定 物質 に 定め ら れて い る。

塩 化 水素 除 去装 置

ご み の 焼 却 排 ガ ス 中 に は 多 量 の 塩 化 水 素 が 含 ま れ て お り 、 そ の ま ま 排 出 す る と 環

境 汚 染 や 、 装 置 の 腐 食 等 を 招 く た め 、 排 ガ ス か ら 除 去 し な け れ ば な ら な い 。 塩 化 水

素 除 去 の 方 式 を 大 別 す れ ば 、 水 ま た は ア ル カ リ 液 で 吸 収 す る 湿 式 法 、 ア ル カ リ 液 等

に 反 応 さ せ 、 塩 類 を 個 体 と し て 捕 集 す る 半 乾 式 法 、 ア ル カ リ 粉 末 ( 個 体 ) と 反 応 さ

せ、 固 体と し て捕 集 する 乾式 法 があ る 。

か行

拡 散 計算 ( モデ ル )

発 生 源 か ら 排 出 さ れ た 大 気 汚 染 物 質 が 大 気 中 に 広 が る と き 、 ど の よ う に 拡 散 す る

か 把 握 す る に は 各 種 の 条 件 を 選 択 し た 上 で 広 が り 方 の 予 測 を 行 う 。 そ の 方 法 と し て

各種 の 拡散 モ デル が 提案 され て いる 。

拡 散 幅

煙 の 拡 散 は 、 大 気 安 定 度 に よ り 変 化 す る 。 そ の 拡 散 幅 は 強 安 定 時 に 最 も 小 さ く な

り、 強 不安 定 時に 最 も大 きく な る 。

環 境 基準

環 境 基本 法 (1993) の第16条 に基 づ いて 、 政府 が 定め る 環境 保 全行 政上 の 目標 。

人 の 健 康 を 保 護 し 、 及 び 、 生 活 環 境 を 保 全 す る 上 で 維 持 さ れ る こ と が 望 ま し い 基 準 。

政 府 は 、 公 害 の 防 止 に 関 す る 施 策 を 総 合 的 か つ 有 効 適 切 に 講 ず る こ と に よ り 、 環

境 基 準 の 確 保 に 務 め な け れ ば な ら な い と さ れ て い る 。 こ れ に 基 づ き 、 大 気 汚 染 、 水

質 汚 濁 、 土 壌 汚 染 、 騒 音 等 に 関 す る 環 境 基 準 を 定 め て い る 。 ま た 、 こ れ ら 基 準 は 、

常 に 適 切 な 科 学 的 判 断 が 加 え ら れ 、 必 要 な 改 定 が な さ れ な け れ ば な ら な い と 規 定 さ

れて い る。

な お 、 ダ イ オ キ シ ン 類 に 関 し て は 、 ダ イ オ キ シ ン 類 対 策 特 別 措 置 法 (1999) を 根

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環 境 基本 法

そ れ ま で の 公 害 対 策 基 本 法 、 自 然 環 境 保 全 法 で は 、 対 応 に 限 界 が あ る と の 認 識 か

ら、 地 球化 時 代の 環 境政 策の 新 たな 枠 組を 示 す基 本的 な 法律 と して 、1993年 に 制定

され た 。環 境 省所 管 。

基 本 理 念 と し て は 、(1) 環 境 の 恵 沢 の 享 受 と 継 承 等 、(2) 環 境 へ の 負 荷 の 少 な い

持 続 的 発 展 が 可 能 な 社 会 の 構 築 等 、(3) 国 際 的 協 調 に よ る 地 球 環 境 保 全 の 積 極 的 推

進 が 掲 げ ら れ て い る 。 こ の 他 、 国 、 地 方 公 共 団 体 、 事 業 者 、 国 民 の 責 務 を 明 ら か に

し 、 環 境 保 全 に 関 す る 施 策 ( 環 境 基 本 計 画 、 環 境 基 準 、 公 害 防 止 計 画 、 経 済 的 措 置

等) が 順次 規 定さ れ てい る。 ま た、6 月 5 日 を 環境 の 日と す るこ と も定 めら れ てい

る。

環 境 騒音

観 測 しよ う とす る 場所 にお け るす べ てを 含 めた 騒音 。

規 制 基準

法 律 ま た は 条 例 に 基 づ い て 定 め ら れ た 公 害 の 原 因 と な る 行 為 を 規 制 す る た め の 基

準 で あ り 、 工 場 等 は こ の 基 準 を 守 る 義 務 が 課 せ ら れ て い る 。 大 気 汚 染 防 止 法 で は

「 排 出 基 準 」、 水 質 汚 濁 防 止 法 で は 「 排 水 基 準 」、 騒 音 規 制 法 、 振 動 規 制 法 、 悪 臭 防

止 法 で は 「 規 制 基 準 」 と い う 用 語 が 用 い ら れ て い る 。 規 制 基 準 は 、 主 に 地 域 の 環 境

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逆転 層

水 蒸 気を 含 む通 常 の対 流圏 中 の空 気 を上 空 に移 動さ せ たと す ると 、 約 6.5℃/km の 割 合 で 温 度 が 低 下 す る 性 質 を 持 っ て お り 、 こ れ を 中 立 ( 状 態 ) と 呼 ぶ が 、 実 際 の 大

気 中 で は 時 間 、 場 所 に よ り 大 気 の 温 度 の 分 布 が 上 空 へ 行 く ほ ど 低 く な ら ず 、 逆 に 上

昇 す る 場 合 が あ る 。 こ の よ う な 現 象 を 気 温 の 逆 転 と い い 、 逆 転 の 起 こ っ て い る 層 を

逆転 層 (ま た は気 温 逆転 層) と いう 。

逆 転 層 形 成 の 原 因 と し て は 、 風 の 強 い 晴 天 の 夜 間 に 、 放 射 冷 却 に よ り 地 表 付 近 の

大 気 が 冷 却 し て 起 こ る も の や 、 高 気 圧 の 圏 内 で 吹 き 出 す 空 気 を 補 っ て 、 上 空 の 気 塊

が 沈 降 し 温 度 上 昇 す る こ と に よ り 、 地 表 付 近 よ り も 温 度 が 高 く な る 沈 降 性 逆 転 等 が

ある 。

逆 転 層 が 生 じ て い る よ う な 状 態 で は 、 対 流 が 起 っ て 気 塊 が 上 昇 す れ ば 約 6.5℃/km の 割 合 で 温 度 が 低 下 す る が 、 そ う す る と 周 り の 空 気 よ り も 冷 た く ( 重 く ) な り 、 も

と の 高 さ の 位 置 に 降 ろ さ れ る 。 ま た 逆 に 気 塊 が 下 降 し た 場 合 に は も と の 高 さ に 押 し

上 げ ら れ る 。 従 っ て 逆 転 層 内 の 上 下 の 空 気 混 合 が 起 こ り に く く な り 、 大 気 汚 染 物 質

が 滞 留 し 、 高 濃 度 汚 染 が 生 じ や す く な る 。 秋 か ら 冬 の 夕 方 ・ 夜 間 ・ 早 朝 に か け て 形

成さ れ やす い 。

距離 減 衰

騒 音 源 ま た は 振 動 源 か ら 離 れ る に 従 い 、 波 面 ま た は 振 動 の 広 が り に よ っ て 音 圧 ま

た は 振 動 レ ベ ル が 減 少 し て い く こ と 。 発 生 源 の 大 き さ と 形 状 等 に よ り 減 衰 の 状 況 は

異な る 。騒 音 では 、 小さ い音 源 (点 音 源) で は距 離が 2 倍 に なる と 6dB 減少 し 、ベ

ル ト コ ン ベ ア の よ う に 長 い も の ( 線 音 源 ) で は あ る 距 離 (l/π :l は 音 源 の 長 さ ) ま

で距 離 が 2 倍に な る と 3dB減 少 し、 さ らに あ る 距離 離 れる と 同様 に 6dB減少 す る 。

面 音 源 の 場 合 は 近 傍 で は ほ と ん ど 減 衰 が な く 、 多 少 離 れ る と 3dB、 さ ら に 離 れ る と

6dBの 減 少と な る。

景 観

人 間 が 視 覚 で 捉 え た 事 物 を い う 。 一 般 的 に は 「 風 景 」 と 同 じ よ う に 使 わ れ て い る

が、「 風 景 」 は 視 覚 で 捉 え た 事 物 を 見 る 人 の 心 や 感 情 や 知 識 等 を 介 し て 主 観 的 に 捉え

た 場 合 に 使 わ れ る こ と が 多 く、「 景 観 」 は 視 覚 で 捉 え た 事 物 を 客 観 的 ・ 科 学 的 に 捉え

た 場 合 に 使 わ れ る こ と が 多 い 。 な お 、「 景 色 」 は 眺 望 し た 自 然 の 風 景 に 対 し て 使 われ

る こ と が 多 い 。 景 観 保 全 に 係 る 地 方 自 治 体 の 条 例 や 景 観 法 (2004) の 制 定 を 背 景 に 、

「 居 住 者 が 景 観 の 恩 恵 を 受 け る 利 益 ( 景 観 利 益 )」 の 法 的 保 護 が 認 め ら れ る よ う にな

っ て い る 。 景 観 の 主 た る 構 成 要 素 に よ り 、 自 然 景 観 、 文 化 的 景 観 、 歴 史 的 景 観 等 さ

ま ざ ま に 分 類 さ れ る 。 ま た 、 視 点 場 ( 景 観 を 見 る 地 点 ) と 視 対 象 ( 景 観 と し て 把 握

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K値 規制

大 気 汚 染 防 止 法 (1968) に 基 づ く 固 定 発 生 源 の 硫 黄 酸 化 物 排 出 規 制 に お け る 規 制

式 に 用 い ら れ て い る 値 。 同 法 は 「 硫 黄 酸 化 物 の 量 に つ い て 地 域 の 区 分 ご と に 排 出 口

の高 さ に応 じ て定 め る許 容限 度 」(第 3条第 2 項 第一 号 )と し 、同 法 施行 規則 は その

許容 限 度を 、q=K×10-3×He2とし て いる ( 施行 規 則 第 3 条 第 1 項)。 この 式に ち なん

だ 呼 称 。 式 で 、q は 許 容 さ れ る 硫 黄 酸 化 物 の 排 出 量 の 限 度 (m3毎 時)、He は 煙 の 上

昇高 さ を加 え た『 有 効煙 突高 さ (m)』(計 算 方法 は同 法 施行 規 則第 3条 第 2項 )。

日 本 独 特 の 規 制 方 式 で 、 煙 突 か ら の 大 気 中 で の 拡 散 を 考 慮 し て 、 地 上 へ の 影 響 に

着 目 し て 排 出 量 を 規 制 す る と い う 考 え 方 に 基 づ く 。 煙 突 が 低 い ほ ど 、 硫 黄 酸 化 物 の

排出 量 を少 な くし な けれ ばな ら ない こ とと な る。

公害

人 の 事 業 や 生 活 等 に 伴 っ て 生 じ る 大 気 汚 染 、 水 質 汚 濁 、 騒 音 や 悪 臭 等 が 、 人 の 健

康 や 生 活 環 境 に 被 害 を 及 ぼ す こ と 。「 環 境 基 本 法 」 に お い て は 、「 環 境 の 保 全 上 の 支

障 の う ち 、 事 業 活 動 そ の 他 の 人 の 活 動 に 伴 っ て 生 ず る 相 当 範 囲 に わ た る 大 気 の 汚 染 、

水 質 の 汚 濁 、 土 壌 の 汚 染 、 騒 音 、 振 動 、 地 盤 の 沈 下 お よ び 悪 臭 に よ っ て 人 の 健 康 ま

た は 生 活 環 境 に 係 る 被 害 が 生 じ る こ と を い う 」 と 定 義 さ れ て い る 。 こ の 七 つ の 公 害

を通 常 「典 型 7公 害」 と いう 。

さ行

災 害 廃棄 物

地 震 や 台 風 、 水 害 等 の 自 然 災 害 に よ っ て 発 生 す る 廃 棄 物 の こ と 。 具 体 的 な 内 容 と

し て は 、 倒 壊 し た 家 屋 の 廃 材 や 廃 コ ン ク リ ー ト 、 家 屋 が 押 し つ ぶ し た 家 電 や 家 具 、

流さ れ た自 動 車の 他 、腐 敗し た 食料 品 等 も 含 む。

時 間 率騒 音 レベ ル

騒 音 レ ベ ル が あ る レ ベ ル 以 上 の 時 間 が 実 測 時 間 の X 〔 % 〕 を 占 め る 場 合 、 そ の レ

ベル を Xパ ー セン ト 時間 率騒 音 レベ ル とい う 。量 記号 L x、 単 位記 号は dBで ある 。

道 路 交 通 騒 音 の よ う に 時 間 と と も に 不 規 則 、 か つ 、 大 幅 に 変 動 す る 騒 音 を 表 す と き

に 広く 用 い ら れて お り 、50% 時 間率 騒 音 レ ベル L50を 中 央値 、5%時 間 率 騒 音レ ベ ル

L5を 90%レ ン ジの 上 端 値、95% 時間 率 騒音 レ ベ ル L95を 90%レ ン ジの 下 端値 等 とい

い 、 一 般 環 境 騒 音 の 場 合 に そ の 変 動 幅 を 90% レ ン ジ で 表 し 、L50(L95、L5) と 表 記

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自動 車 排出 ガ ス測 定 局

自 動 車 交 通 の 影 響 を 受 け る 交 差 点 や 道 路 沿 道 等 に お け る 大 気 の 汚 染 状 況 を 常 時 監

視す る ため に 設置 さ れた 測定 局 。

遮音 壁

騒 音 の 伝 搬 を 防 ぐ こ と を 目 的 に 設 置 す る 仕 切 り 壁 等 の こ と 。 道 路 沿 道 や 鉄 道 沿 線

には 、 しば し ば遮 音 壁が 設置 さ れて い る。

臭 気 指数

臭 気 を感 知 しな く なる まで 希 釈し た 場合 の 希釈 倍数 の 対数 を 10倍 し た 値で 、 悪臭

防止 法 (1971) 及 び同 法施 行 規則 に より 定 義さ れて い る。

同 法 に よ る 発 生 源 の 規 制 は 、 法 制 定 当 初 か ら 『 特 定 悪 臭 物 質 』 の 濃 度 に よ り 規 制

する 方 法が と られ て きた が、1995 年 改 正に よ り 人の 嗅 覚を 用 いて 判 定す る方 法 とし

て 、 臭 気 指 数 規 制 が 追 加 し て 導 入 さ れ た 。 同 法 に 基 づ く 規 制 基 準 は 、『 臭 気 強 度 』

2.5~3.5 の 範 囲 に 相 当 す る 『 特 定 悪 臭 物 質 』 の 濃 度 の 範 囲 で 都 道 府 県 知 事 が 規 制 地

域 と 規 制 基 準 を 定 め る こ と と さ れ て い る が 、 臭 気 指 数 に 関 す る 規 制 に つ い て は 、 こ

の悪 臭 強度 2.5~3.5 の 範囲 に 相当 す る臭 気 指数 とし て 10~21 の 範囲 内 と定 め られ

てい る 。

臭気 強 度

人 の 嗅 覚 は 、一 定 の 濃 度 以 下 で は 臭 い を感 知 し な い ( 臭 気 強度 0)、 臭 い を 知 覚す

る( 臭 気強 度 1。 閾値 、 ある い は検 知 閾値 と 呼ば れる 。 パネ ル メン バ ー の 50% が 臭

い を 知 覚 す る レ ベ ル 。)、 何 の 臭 い か が わ か る ( 臭 気 強 度 2。 認 知 閾 値 と も 呼 ば れ

る 。)、 容 易 に 感 ず る ( 臭 気 強 度 3)、 強 く 感 じ る ( 臭 気 強 度 4)、 非 常 に 強 く 感 じ る

(臭 気 強度 5)、 と いう 6 段 階に 嗅 ぎ分 け るこ と がで き ると さ れて い る。 これ を 「6

段 階 臭 気 強 度 表 示 法 」 と 呼 ん で い る 。 悪 臭 防 止 法 に よ る 特 定 悪 臭 物 質 の 規 制 に つ い

ては 、 臭気 強 度 2.5、 同 3.5 に 相当 す る 特定 悪 臭 物質 の 濃度 ま たは 臭 気指 数を も とに 、

都 道 府 県 知 事 が 規 制 基 準 と し て 定 め る こ と の で き る 範 囲 と し て 定 め て い る 。 こ の

「 臭 気 強 度 」 の 他 に 、 代 表 的 な 臭 い ・ 悪 臭 の 評 価 方 法 と し て は 『 臭 気 濃 度 』、『 快 不

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臭 気 濃度

臭 気 の あ る 気 体 を 、 無 臭 の 空 気 で 希 釈 し 、 臭 い が 感 じ ら れ な く な っ た 希 釈 倍 数 を

臭 気 濃 度 と い う 。 に お い を 『 嗅 覚 測 定 法 』 に よ り 数 値 化 し よ う と す る も の で あ る 。

悪臭 防 止法 (1971)は 、臭 気 濃度 の 対数 を10倍し た 『臭 気 指数 』 をも とに 悪 臭の 規

制 を 行 っ て い る 。 同 法 は 、 こ の 臭 気 指 数 に よ る 規 制 方 法 、 あ る い は 『 特 定 悪 臭 物

質 』 濃 度 に よ る 規 制 方 法 の い ず れ か の 方 法 を と る こ と と し て い る 。 臭 気 濃 度 の 測 定

には 『 三点 比 較式 臭 袋法 』に よ る方 法 が採 用 され てい る 。

焼却 ガ ス冷 却 設備

燃 焼 ガ ス を 冷 却 し て 排 ガ ス 処 理 設 備 あ る い は 、 通 風 設 備 に 適 合 し た 温 度 に す る た

め の 設 備 一 式 で 、 ボ イ ラ 等 の 熱 交 換 器 ま た は 、 水 噴 射 式 ガ ス 冷 却 設 備 と そ の 付 属 設

備等 か らな る 。

上 層 気象

排 出 源 ( 煙 突 口 ) が 高 い 事 業 や 、 周 辺 の 地 形 が 複 雑 な 場 合 は 、 よ り 精 度 の 良 い 予

測 を 行 う た め に は 上 空 の 気 象 状 況 、 逆 転 層 の 形 成 と プ ロ セ ス 等 を 主 に 気 圧 、 気 温 、

湿 度 等 の 気 象 要 素 を 測 定 す る セ ン サ を 搭 載 し 、 測 定 し た 情 報 を 送 信 す る た め の 無 線

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振 動

物 理 学 的 に 広 い 意 味 で 定 義 す る と 、 あ る 量 の 大 き さ が 時 間 と と も に 大 き く な っ た

り 小 さ く な っ た り す る 現 象 と い う こ と が で き る 。 例 え ば 物 体 が 1 つ の 点 を 中 心 に 一

定の 周 期で 揺 れ動 く 場合 など が これ に あた る 。

環 境 問 題 と し て の 振 動 は 、 そ の 現 象 が 地 盤 等 を 通 じ て 伝 播 し 、 生 理 的 な 影 響 ( 睡

眠 障 害 等 )、 心 理 的 な 影 響 ( 作 業 効 率 低 下 等 )、 社 会 的 な 影 響 ( 家 屋 被 害 等 ) を 及 ぼ

すこ と をい う 。

環 境 基 本 法 (1993) で 定 義 さ れ て い る 典 型 七 公 害 の 一 つ で あ り 、 発 生 源 と し て は

工場 ・ 事業 場 、建 設 作業 、道 路 交通 等 が挙 げ られ る。

振動の大きさのめやす

90デシベル 家屋がはげしくゆれ、 すわりのわるい物がたおれる

80デシベル 家屋がゆれ、

戸、しょうじがガタガタと音を立てる

70デシベル 大勢の人に感じる程度のもので、 戸、しょうじがわずかに動く 60デシベル 静止している人だけ感じる

50デシベル 人体に感じない程度

振 動 規制 法

工 場 ・ 事 業 場 に お け る 事 業 活 動 や 建 設 工 事 に 伴 っ て 発 生 す る 相 当 範 囲 に わ た る 振

動 に つ い て 必 要 な 規 制 を 行 う と と も に 、 道 路 交 通 振 動 に 係 る 措 置 を 定 め る こ と 等 に

より 、 生活 環 境を 保 全し 国民 の 健康 の 保護 に 資す るこ と を目 的 とし て 1976年 に 制定

され た 法律 ( 昭和 51 年 法律64号 )。 環 境省 所 管 。

こ の 法 律 で は 、 都 道 府 県 知 事 が 、 工 場 及 び 事 業 場 に お け る 事 業 活 動 や 建 設 工 事 に

伴 う 発 生 す る 振 動 を 規 制 す る 地 域 を 指 定 し 、 指 定 さ れ た 地 域 内 に あ っ て 著 し い 振 動

を 発 生 す る 施 設 (「 特 定 施 設 」 と い う ) を 有 す る 工 場 ・ 事 業 場 に つ い て 規 制 基 準 を 遵

守 さ せ る た め の 所 要 の 措 置 を 講 ず る こ と に な る 。 一 方 、 指 定 地 域 内 で 著 し い 振 動 を

発 生 す る 作 業 (「 特 定 建 設 作 業 」 と い う ) を 伴 う 建 設 工 事 に つ い て は 、 あ ら か じ め 市

町 村 長 に 届 出 を 提 出 す る こ と 等 の 措 置 が 定 め ら れ て い る 。 ま た 、 市 町 村 長 は 、 道 路

沿 道 に お い て 道 路 交 通 振 動 が 一 定 の 限 度 (「 要 請 限 度 」 と い う ) を 超 え て 周 辺 の 生 活

環 境 が 著 し く 損 な わ れ て い る と 認 め る と き に は 、 都 道 府 県 公 安 委 員 会 に 対 し て 交 通

規 制 を 行 う よ う 要 請 す る こ と が で き 、 道 路 管 理 者 に 対 し て 道 路 の 改 善 等 に つ い て 要

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ス カ イラ イ ン

空 を 背 景 と し て 、 都 市 の 高 層 建 築 物 や 山 岳 の 稜 線 等 が 描 く 輪 郭 線 の こ と で あ る 。

都市 の 全体 的 な構 造 を表 す人 工 的な 地 平線 と して 捉え ら れる こ とも あ る。

スト ー カ炉

ご み を ス ト ー カ (「 火 格 子 」 と も 呼 ば れ る ご み を 燃 や す 場 所 。 下 か ら 空 気 を 送 り こ

み ご み を 燃 え や す く す る た め 、 金 属 の 棒 を 格 子 状 に 組 み 合 わ せ て あ る ) の 上 で 転 が

し 、 焼 却 炉 上 部 か ら の 輻 射 熱 で 乾 燥 、 加 熱 し 、 攪 拌 、 移 動 し な が ら 燃 や す 仕 組 み の

焼 却 炉 。 国 内 の 焼 却 炉 で 最 も 多 く 使 わ れ て い る タ イ プ 。 ス ト ー カ の 形 状 や 移 動 方 式

によ り 様々 な 種類 が ある 。

騒 音

望 ま し く な い 音 。 あ る 音 が 騒 音 か ど う か は 人 の 主 観 的 な 判 断 に よ る も の な の で 、

あ る 人 に と っ て 好 ま し い 音 で あ っ て も 、 他 の 人 に と っ て は 騒 音 と 認 識 さ れ る こ と も

あ る 。 一 般 的 に は 、 生 理 的 な 影 響 ( 聴 力 障 害 、 睡 眠 障 害 等)、 心 理 的 な 影 響 ( 会 話障

害、 作 業効 率 低下 等 )、 社会 的 な影 響 (地 価 の低 下等 ) を及 ぼ す音 を さす 。

騒 音 は 、 環 境 基 本 法 (1993) で 定 義 さ れ て い る 典 型 七 公 害 の ひ と つ で 、 地 域 住 民

か ら の 苦 情 件 数 が 多 い 公 害 で あ る 。 騒 音 の 発 生 源 と し て は 、 工 場 ・ 事 業 場 、 建 設 作

業、 自 動車 、 航空 機 、鉄 道等 が ある 。

騒音 の 大き さ のめ や す

120デシベル 飛行機のエンジン近く

110デシベル 自動車のクラクション(前方2m)

100デシベル 電車の通るときのガード下

90デシベル 大声による独唱,騒々しい工場内

80デシベル 地下鉄の車内(窓を開けたとき)・ピアノ

70デシベル 掃除機・騒々しい事務所

60デシベル 普通の会話・チャイム

50デシベル 静かな事務所

40デシベル 深夜の市内・図書館

30デシベル ささやき声

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騒 音 規制 法

「 工 場 及 び 事 業 場 に お け る 事 業 活 動 並 び に 建 設 工 事 に 伴 っ て 発 生 す る 相 当 範 囲 に

わ た る 騒 音 に つ い て 必 要 な 規 制 を 行 う と と も に 、 自 動 車 騒 音 に 係 る 許 容 限 度 を 定 め

る こ と 等 に よ り 、 生 活 環 境 を 保 全 し 、 国 民 の 健 康 の 保 護 に 資 す る こ と 」 を 目 的 と し

て、1968 年 に制 定 され た法 律 (昭 和 43年法 律 98号)。 環境 省 所 管。

こ の 法 律 で は 、 都 道 府 県 知 事 が 、 工 場 及 び 事 業 場 に お け る 事 業 活 動 や 建 設 工 事 に

伴 い 発 生 す る 騒 音 を 規 制 す る 地 域 を 指 定 し 、 そ の 指 定 さ れ た 地 域 内 に あ っ て 著 し い

騒 音 を 発 生 す る 施 設 (「 特 定 施 設 」 と い う ) を 有 す る 工 場 ・ 事 業 場 に つ い て 規 制 基準

を遵 守 させ る ため の 措置 を講 ず るこ と にな る 。

一 方 、 指 定 地 域 内 で 著 し い 騒 音 を 発 生 す る 作 業 (「 特 定 建 設 作 業 」 と い う ) を 伴 う

建 設 工 事 に つ い て は 、 あ ら か じ め 市 町 村 長 に 届 出 を 提 出 す る 等 の 措 置 が 定 め ら れ て

いる 。

ま た 、 自 動 車 騒 音 に つ い て は 、 環 境 大 臣 が 自 動 車 騒 音 の 大 き さ の 許 容 限 度 を 定 め

る こ と に な っ て い る 。 さ ら に 、 市 町 村 長 は 、 道 路 沿 道 に お い て 自 動 車 騒 音 が 一 定 の

限 度 (「 要 請 限 度 」 と い う ) を 超 え て 周 辺 の 生 活 環 境 が 著 し く 損 な わ れ て い る と 認め

る と き に は 、 都 道 府 県 公 安 委 員 会 に 対 し て 交 通 規 制 を 行 う よ う 要 請 す る こ と が で き 、

ま た 道 路 管 理 者 に 対 し て 道 路 構 造 の 改 善 等 に つ い て 意 見 を 表 明 す る こ と が で き る こ

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た行

ダ イ オキ シ ン類

有 機 塩 素 化 合 物 の 一 種 で あ る ポ リ 塩 化 ジ ベ ン ゾ-パ ラ-ジ オ キ シ ン (PCDD) を 略 し

て 、「 ダ イ オ キ シ ン 」 と 呼 ぶ 。 と き に 、「 ダ イ オ キ シ ン 類 」 と い う 表 記 が さ れ る 。 こ

れ は 、 塩 素 含 有 物 質 等 が 燃 焼 す る 際 に 発 生 す る 、 狭 義 の ダ イ オ キ シ ン と よ く 似 た 毒

性 を 有 す る 物 質 を ま と め て 表 現 す る も の 。 ダ イ オ キ シ ン 類 対 策 特 別 措 置 法 (1999)

で は 、PCDD、 ポ リ 塩 化 ジ ベ ン ゾ フ ラ ン (PCDF)、 コ プ ラ ナ ー ポ リ 塩 化 ビ フ ェ ニ ル

(Co-PCB) を あ わ せて 「 ダイ オ キ シ ン類 」 と 定 義 。い ず れ も 平面 構 造 を 持 つ芳 香 族

有機 塩 素化 合 物で 、 置換 した 塩 素の 数 や位 置 によ り多 数 の構 造 異性 体 が存 在。

塩 素 と 有 機 物 ( ベ ン ゼ ン 環 ) 存 在 下 で 、 銅 を 触 媒 に し て 生 成 す る 。 特 に 250~

400℃の 比較 的 低温 で 、 有機 塩 素を 含 むプ ラ スチ ック を 不完 全 燃焼 す ると 発生 し やす い。

廃 棄 物 処 理 に 係 る 環 境 省 の 基 準 に よ れ ば 、 ダ イ オ キ シ ン の 発 生 防 止 に は 、 焼 却 炉

の 構 造 と 特 定 の 運 転 条 件 が 必 要 で 、(1) 廃 棄 物 の 連 続 定 量 投 入 、(2) 燃 焼 温 度

800℃以 上 の 高 温 処 理、(3) 十 分 な ガ ス 滞 留 時 間 (1~2 秒 以 上 継 続 )、(4)200℃以 下 へ の 排 ガ ス の 高 速 冷 却 と バ グ フ ィ ル タ の 設 置 、(5) 排 ガ ス 中 の CO 濃 度 の 連 続 的

測定 記 録等 を 義務 付 けて いる 。

ダ イ オ キ シ ン 類 の 除 去 方 法 に は 、 バ グ フ ィ ル タ の 他 に 活 性 炭 等 に 吸 着 さ せ る 方 法 、

触媒 に より 分 解す る 方法 があ り 、無 酸 素状 態 で 400~450℃に加 熱 すれ ば 分解 す るこ とも 確 認さ れ 、実 行 され てい る 。

大 気 安定 度

気 温 が 下 層 か ら 上 層 に 向 か っ て 低 い 状 態 に あ る と き 、 下 層 の 大 気 は 上 層 へ 移 動 し

や す い 。 こ の よ う な 状 態 を 「 不 安 定 」 と い う 。 ま た 、 温 度 分 布 が 逆 の 場 合 は 下 層 の

大 気 は 上 層 へ 移 動 し に く い 。 こ の よ う な 状 態 を 「 安 定 」 と い う 。 例 え ば 晴 れ た 日 の

日 中 は 、 地 表 面 が 太 陽 光 線 で 暖 め ら れ 、 そ れ に よ り 周 辺 大 気 も 暖 め ら れ る の で 下 層

の 大 気 の 方 が 上 層 よ り も 気 温 が 高 い 状 態 に な る 。 こ れ が 夜 間 に な る と 、 地 表 面 は 放

射 冷 却 現 象 に よ り 冷 却 さ れ 、 そ れ に 伴 い 周 辺 大 気 も 冷 却 さ れ る こ と か ら 、 下 層 の 大

気 の 方 が 上 層 よ り 気 温 が 低 い 状 態 に な る 。 こ の よ う な 大 気 の 安 定 性 の 度 合 い を 大 気

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ダ ウ ンウ ォ ッシ ュ

煙 突 か ら 排 出 さ れ た 煙 は 普 通 、 そ の 吐 出 速 度 と 高 温 に よ る 浮 力 に よ っ て 上 昇 し 、

気 流 や 希 釈 に よ り 大 気 中 に 拡 散 し て い く 。 し か し 排 出 さ れ る ガ ス の 吐 出 速 度 が 周 囲

の 風 速 よ り も 小 さ く 、 ま た 、 排 煙 温 度 が 低 い 場 合 に は 、 煙 は あ ま り 上 昇 せ ず 、 煙 突

の 背 後 の 気 流 の 変 化 に よ っ て 生 じ る 渦 に 巻 き 込 ま れ て 降 下 す る こ と が あ る 。 こ の 現

象を ダ ウン ウ ォッ シ ュと いう 。

こ れ に 伴 っ て 、 大 気 中 に 広 く 拡 散 さ れ る は ず の 汚 染 物 質 が 煙 突 周 辺 に 、 も し く は

地 表 付 近 に 留 ま り 汚 染 物 質 濃 度 を 高 め る た め 、 こ の 現 象 を 抑 制 す る 必 要 が 生 ず る 場

合 が あ る 。 改 善 策 と し て 煙 突 出 口 の 形 状 の 工 夫 、 吐 出 速 度 を 高 め る 等 の 措 置 が 有

効と さ れる 。

ダ ウ ンド ラ フト

煙 突 か ら 排 出 さ れ る 煙 の 吐 出 速 度 が 周 囲 の 風 速 よ り も 小 さ く 、 ま た 、 排 煙 温 度 が

低 い 場 合 に は 、 煙 は あ ま り 上 昇 せ ず 、 風 下 に あ る 建 造 物 の 後 ろ で 生 じ る 渦 に 巻 き 込

まれ て 降下 し 、滞 留 を起 こす こ とが あ る。 こ の現 象を ダ ウン ド ラフ ト とい う。

こ れ に 伴 っ て 、 大 気 中 に 拡 散 さ れ る は ず の 汚 染 物 質 が 建 築 物 付 近 に 留 ま り 汚 染 物

質 濃 度 を 高 め る た め 、 こ の 現 象 を 抑 制 す る 必 要 が 生 ず る 場 合 が あ る 。 改 善 策 と し て

煙 突 高 を 周 囲 の 建 造 物 よ り 高 く す る 、 吐 出 速 度 を 高 め る な ど の 措 置 が 有 効 と さ れ る 。

短 期 的評 価

大 気 汚 染 の 予 測 を 行 う に 当 た っ て 、 大 気 汚 染 物 質 の 短 期 間 の 高 濃 度 状 態 に つ い て

も 予 測 を 行 う 必 要 が あ る 場 合 、1 時 間 値 等 に つ い て 予 測 お よ び 評 価 を 行 う 場 合 、 こ

れ を 短 期 的 評 価 と 呼 ぶ 。 ま た 、 同 時 に 、 年 間 の 平 均 値 に 対 し て も 評 価 を 行 う 場 合 、

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窒 素 酸化 物 (NOx)

窒 素 酸 化 物 は 、 空 気 中 で 石 油 や 石 炭 等 の 物 の 燃 焼 、 合 成 、 分 解 等 の 処 理 を 行 う と

そ の 過 程 で 必 ず 発 生 す る も の で 、 燃 焼 温 度 が 高 温 に な る ほ ど 多 量 に 発 生 す る 。 そ の

代表 的 な物 は 、一 酸 化窒 素(NO) と 二酸 化 窒素 (NO2) であ り 、発 生 源で 発 生す る

窒素 酸 化物 は 90% が NO であ る 。窒 素 酸 化物 は 、 高 温 燃焼 の 過程 で ま ず NO の 形で

生成 さ れ、 こ れが 大 気中 に放 出 され た 後、 酸 素と 結び つ い て NO2と な る 。こ の 反応

は す ぐ に 起 こ る も の で は な い こ と か ら 、 大 気 中 で は そ の 混 合 物 と し て 存 在 し て い る 。

発 生 源 と し て は 、 ば い 煙 発 生 施 設 等 の 固 定 発 生 源 と 、 自 動 車 等 の 移 動 発 生 源 が あ る 。

窒 素 酸 化 物 は 人 の 健 康 に 影 響 を 与 え る 。 ま た 、 窒 素 酸 化 物 は 紫 外 線 に よ り 炭 化 水

素 と 光 化 学 反 応 を 起 こ し 、 オ ゾ ン 等 光 化 学 オ キ シ ダ ン ト を 生 成 す る 。 二 酸 化 窒 素 は

水に 難 溶性 の ため 呼 吸時 に深 部 の肺 胞 に達 し 、呼 吸器 系 炎症 を 起こ す 。

窒 素 酸化 物 除去 設 備( 排煙 脱 硝装 置 )

ボ イ ラ 等 の 燃 焼 排 ガ ス 中 よ り 窒 素 酸 化 物 を 除 去 す る 設 備 で あ り 、 乾 式 と 湿 式 が あ

る 。 乾 式 は ア ン モ ニ ア を 還 元 剤 と し て 白 金 、 バ ナ ジ ウ ム 系 の 触 媒 下 で 窒 素 酸 化 物 を

気 相 で 還 元 す る 方 式 が 代 表 的 で あ り 、 湿 式 は 各 種 吸 収 液 に よ る 反 応 吸 収 を 利 用 す る

もの が 多い 。

長 期 的評 価

大 気 汚 染 に 係 る 環 境 基 準 の 適 否 の 評 価 方 法 。 二 酸 化 硫 黄 、 浮 遊 粒 子 状 物 質 、 お よ

び 一 酸 化 炭 素 に つ い て は 年 間 に わ た る 日 平 均 値 の 2% 除 外 値 を 、 二 酸 化 窒 素 に つ い

ては 年 間に わ たる 日 平均 値の 98% 値を 用 いて 評 価を 行 う。

眺 望 点

環 境 影 響 調 査 に お け る 眺 望 地 点 と は 、 不 特 定 多 数 の 人 の 集 ま る 可 能 性 の あ る 公 共

的 な 場 所 で 、 対 象 事 業 計 画 地 を 望 む こ と の で き る 地 点 を 示 す 。 展 望 台 、 車 道 、 歩 道

沿線 等 がこ れ にあ た る。

通風 設 備

通 風 設 備 と は 押 込 送 風 機 、 空 気 予 熱 機 、 炉 温 制 御 用 送 風 機 、 二 次 空 気 送 風 機 、 通

風 ダ ク ト 系 、 誘 引 通 風 機 、 排 ガ ス ダ ク ト 系 、 煙 突 等 の 機 器 か ら な り 、 燃 焼 機 や 炉 に

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等 価 騒音 レ ベル ( LAeq)

「 等 価 騒 音 レ ベ ル 」 と は 、 時 間 と と も に 不 規 則 か つ 大 幅 に 変 化 し て い る 騒 音 レ ベ

ル を 時 間 あ た り で 平 均 化 し た も の で あ り 、 自 動 車 か ら の 騒 音 の よ う に 大 き く 変 動 す

る 騒 音 レ ベ ル を 評 価 す る た め に 考 案 さ れ た 。 等 価 騒 音 レ ベ ル を 表 す 量 記 号 と し て は 、

LAeq,Tや LAeqを用 い る。

低周 波 音( 低 周波 空 気振 動)

工 場 や 交 通 機 関 か ら 発 生 し て 、 人 の 耳 に は 感 知 し 難 い 低 い 周 波 数 (0.1Hz~100Hz)

の空 気 の振 動 のこ と 。特 に人 間 の耳 に 聞こ え にく い 20Hz以 下 のも の を超 低周 波 音と

し て い る 。 低 周 波 空 気 振 動 に 関 す る 苦 情 と し て は 、“ 障 子 が ガ タ ガ タ す る ”、“ 眠 れ な

い ”、“ 考 え 事 が で き な い ”、“ 頭 痛 が す る ” 等 が あ る 。 発 生 源 に は 、 コ ン プ レ ッ サ ー 、

ブ ロ ワ ー 等 の 工 場 施 設 、 船 舶 ・ 鉄 道 等 の 交 通 機 関 、 橋 梁 や 道 路 等 が あ げ ら れ て い る 。

道 路 交通 振 動

道 路 を 自 動 車 が 通 行 す る こ と に 伴 い 発 生 す る 振 動 。 振 動 レ ベ ル の 代 表 値 ( 道 路 交

通振 動 に関 わ る要 請 限度 との 比 較値 ) はL10(80%レ ベ ルの 上 端値 ) を用 いる 。

特 定 悪臭 物 質

悪 臭防 止 法(1971) 第 2 条 に基 づ いて 指 定さ れ る「 不 快な 臭 いの 原因 と なり 、 生

活環 境 を損 な うお そ れの ある 物 質」 で 同法 施 行令 によ り 22 物 質 が指 定 さ れて い る。

都 道 府 県 知 事 が 指 定 し た 地 域 で は 、 こ れ ら の 物 質 に つ い て 敷 地 境 界 に お け る 濃 度 等

が規 制 され る 。指 定 され てい る 22物 質 は、 ア ン モニ ア 、メ チ ルメ ル カプ タン 、 硫化

水 素 、 硫 化 メ チ ル 、 ニ 硫 化 メ チ ル 、 ト リ メ チ ル ア ミ ン 、 ア セ ト ア ル デ ヒ ド 、 プ ロ ピ

オ ン ア ル デ ヒ ド 、 ノ ル マ ル ブ チ ル ア ル デ ヒ ド 、 イ ソ ブ チ ル ア ル デ ヒ ド 、 ノ ル マ ル バ

レ ル ア ル デ ヒ ド 、 イ ソ バ レ ル ア ル デ ヒ ド 、 イ ソ ブ タ ノ ー ル 、 酢 酸 エ チ ル 、 メ チ ル イ

ソ ブ チ ル ケ ト ン 、 ト ル エ ン 、 ス チ レ ン 、 キ シ レ ン 、 プ ロ ピ オ ン 酸 、 ノ ル マ ル 酪 酸 、

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182

な行

二 酸 化硫 黄 (SO2)

腐 敗 した 卵 に似 た 刺激 臭の あ る無 色 の気 体 。不 純物 と して 石 炭中 に 最大 で2.5% 程

度 、 原 油 中 に 最 大 で 3% 程 度 含 ま れ る 硫 黄 の 酸 化 に よ っ て 、 石 炭 や 石 油 等 の 化 石 燃

料 の 燃 焼 時 に 発 生 す る 。 ま た 鉄 鉱 石 、 銅 鉱 石 に も 硫 黄 が 含 ま れ る た め 、 製 鉄 、 銅 精

錬 工 程 か ら も 排 出 さ れ る 。 主 要 大 気 汚 染 物 質 の ひ と つ と し て 、 ま た 窒 素 酸 化 物 と と

もに 酸 性雨 の 原因 物 質と して 知 られ る 。

二 酸 化 硫 黄 は 呼 吸 器 を 刺 激 し 、 せ き 、 ぜ ん そ く 、 気 管 支 炎 等 の 障 害 を 引 き 起 こ す 。

代表 的 な例 と して 、1961年 頃 より 発 生し た 四日 市ぜ ん そく が あげ ら れる 。1960~70

年 代 に 高 濃 度 の 汚 染 を 日 本 各 地 に 引 き 起 こ し た が 、 対 策 が 進 め ら れ た 結 果 、 現 在 は

汚染 が 改善 さ れて い る。 二酸 化 硫黄 の 環境 基 準 は 1 時間 値 の 1 日平 均 が 0.04ppm以

下で あ り、 か つ 1時間 値 が 0.1ppm以下 であ る こ とと さ れて い る。

二酸 化 窒素 (NO2)

窒 素 の酸 化 物で 赤 褐色 の気 体 。分 子量46.01、 融点-9.3℃、 沸点21.3℃。発 生 源は ボ イ ラ 等 の 『 固 定 発 生 源 』 や 自 動 車 等 の 『 移 動 発 生 源 』 の よ う な 燃 焼 過 程 、 硝 酸 製

造 等 の 工 程 等 が あ る 。 燃 焼 過 程 か ら ほ と ん ど が 一 酸 化 窒 素 と し て 排 出 さ れ 、 大 気 中

で二 酸 化窒 素 に酸 化 され る。 代 表的 な 『大 気 汚染 物質 』 であ る 。

人 の 健 康 影 響 に つ い て は 、 二 酸 化 窒 素 濃 度 と せ き ・ た ん の 有 症 率 と の 関 連 や 、 高

濃 度 で は 急 性 呼 吸 器 疾 罹 患 率 の 増 加 等 が 知 ら れ て い る 。 こ の た め 二 酸 化 窒 素 の 環 境

基準 は 「1 日 平 均 値が 0.04~0.06ppm の範囲 内 また は それ 以 下で あ るこ と、 ま たゾ

ー ン 内 に あ る 地 域 に つ い て は 原 則 と し て 現 状 程 度 の 水 準 を 維 持 し ま た は こ れ を 大 き

く上 回 らな い こと 」 とし てい る 。

日 平 均値 の 年間 98% 値

環 境 基 準 に よ る 二 酸化 窒 素 の 評 価 を 判 断 す る際 に 、 年 間 に わ たる 1 日 平 均 値 のう

ち、 低 い方 か ら 98% に 相当 す るも の (365 日 の 測定 値 があ る 場合 は 高い 方か ら 8 日

目の 測 定値 ) で評 価 を行 う。

日 平 均値 の 年間 2% 除 外値

環 境 基 準 に よ る 二 酸 化 硫 黄 の 評 価 を 判 断 す る 際 に 、 年 間 に わ た る 長 期 的 評 価 の 方

法と し て、 年 間に わ た る1日平 均 値で あ る測 定 値に つ き、 測 定値 の 高い ほう か ら2%

範囲 内 にあ る もの (365 日分 の 測定 値 があ る 場合 は 7 日分 の 測定 値 )を 除外 し て評

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183

日 射 量

太 陽 か ら 発 す る 光 に よ り 与 え ら れ る 単 位 時 間 お よ び 単 位 面 積 あ た り の 熱 量 で あ る 。

大気 安 定度 算 定の た めの 項目 の 一つ 。

は行

ば い 煙

一 般 的 に は 、 燃 料 の 燃 焼 等 に よ っ て 発 生 し 、 排 出 さ れ る 「 す す 」 と 「 煙 」 と い う

意 味 合 い で あ る が 、 大 気 汚 染 防 止 法 (1968) で は 、「 硫 黄 酸 化 物 」、「 ば い じ ん 」、

「有 害 物質 」 と定 義 して いる 。

同 法 に よ る 規 制 対 象 物 質 で 、 排 出 基 準 ( 一 般 排 出 基 準 、 特 別 排 出 基 準 、 都 道 府 県

の 上 乗 せ 基 準 )、 総 量 規 制 基 準 、 燃 料 使 用 基 準 が 設 け ら れ て お り 、 そ れ ら を 排 出 する

施 設 が 指 定 さ れ 、 規 制 さ れ て い る 。 ま た 、「 有 害 物 質 」 に つ い て は 、 燃 焼 の み に 限ら

ず広 く 有害 物 質を 発 生す る工 程 を含 む 施設 が 規制 され て いる 。

廃 棄 物

廃 棄 物 と は 、 占 有 者 が 自 ら 利 用 し 、 ま た は 他 人 に 有 償 で 売 却 す る こ と が で き な い

た め 不 要 に な っ た 物 を い い 、 気 体 状 の も の お よ び 放 射 性 廃 棄 物 を 除 く 固 形 状 か ら 液

体 に 至 る す べ て の も の が 含 ま れ る 。 排 水 は 原 則 と し て 含 ま れ な い 。 さ ら に 、 そ の 排

出状 況 等か ら 産業 廃 棄物 と一 般 廃棄 物 に分 け られ る。

廃 棄 物の 処 理及 び 清掃 に関 す る法 律 (廃 棄 物処 理法 )

廃 棄 物 の 定 義 や 処 理 責 任 の 所 在 、 処 理 方 法 ・ 処 理 施 設 ・ 処 理 業 の 基 準 な ど を 定 め

た 法 律 。 正 式 の 法 律 名 は 、「 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 す る 法 律 」 で あ り 、「 廃 掃 法 」

と も 略 称 さ れ る 。1970 年 に 、 従 来 の 「 清 掃 法 」(1954) を 全 面 的 に 改 め て 制 定 さ れ

た 。 廃 棄 物 の 排 出 抑 制 と 適 正 な 処 理 、 生 活 環 境 の 清 潔 保 持 に よ り 、 生 活 環 境 の 保 全

と公 衆 衛生 の 向上 を 図る こと が 目的 。 環境 省 所管 。

排 出 基準

大 気 汚 染 防 止 法 に お い て 工 場 等 に 設 置 さ れ る ば い 煙 発 生 施 設 で 発 生 し 、 排 出 口 か

ら 大 気 中 に 排 出 さ れ る ば い 煙 の 量 を 許 容 限 度 と い う 。 現 在 排 出 基 準 の 設 定 さ れ て い

る 大 気 汚 染 物 質 と し て 硫 黄 酸 化 物 、 ば い じ ん お よ び 政 令 で 指 定 さ れ て い る 有 害 物 質

( 窒 素 酸 化 物 、 カ ド ミ ウ ム お よ び そ の 化 合 物 、 塩 素 お よ び 塩 化 水 素 、 フ ッ 素 、 フ ッ

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184

ば い じん

「 ば い煙 」 のひ と つで 、す す や燃 え かす の 固体 粒子 状 物質 の こと を いう (煤 塵 )。

大気 汚 染防 止 法(1968)の 第 2 条 第 1 項 第 2 号で は 「燃 料 その 他 の物 の燃 焼 又は 熱

源 と し て の 電 気 の 使 用 に 伴 い 発 生 す る 」 も の と 定 義 し て い る 。 無 機 物 質 、 有 機 物 質 、

各種 金 属等 が 含ま れ る。

同法 で は、 ば いじ ん を排 出す る 26 種 類の 施 設か らの ば いじ ん の排 出 を燃 料の 種 類、

施 設 の 大 き さ に 応 じ て 規 制 し て い る 。 燃 焼 以 外 か ら 発 生 す る 固 体 粒 子 は 、 法 的 に は

「粉 じ ん」 と して 区 別す る。

大 気 汚 染 防 止 法 の ば い 煙 発 生 施 設 、 ま た は 産 業 廃 棄 物 焼 却 施 設 の 集 じ ん 施 設 に よ

っ て 集 め ら れ た ば い じ ん は 、 産 業 廃 棄 物 の ひ と つ と し て 廃 棄 物 処 理 法 (1970) に 基

づき 処 理さ れ る。

廃 熱 ボイ ラ 方式 ( 全ボ イラ )

各 種 の 工 業 プ ロ セ ス 等 か ら 排 出 さ れ る 高 温 気 体 の 熱 を 利 用 し て 蒸 気 を 発 生 す る 装

置を 廃 熱ボ イ ラと 呼 び、 焼却 炉 設置 の ボイ ラ もこ の系 統 であ る 。

バ グ フィ ル タ

排 出 ガ ス の 処 理 装 置 の 1 つ 。 代 表 的 な ろ 過 集 じ ん 装 置 で 、 ろ 材 と し て 繊 布 ま た は

不 織 布 を 用 い 、 こ れ を 円 筒 状 に し て 工 業 用 集 じ ん に 活 用 さ れ る も の を バ グ フ ィ ル タ

と称 す る。

家 庭 用 の 電 気 掃 除 機 の よ う に 排 ガ ス が バ グ フ ィ ル タ 内 に 装 着 さ れ た ろ 布 を 通 過 す

る と き 、 排 ガ ス 中 の ダ ス ト 成 分 が ろ 布 表 面 に 堆 積 さ れ て 集 じ ん が 行 わ れ る 。 ろ 布 表

面 の ダ ス ト 層 が 厚 く な る に し た が い 、 通 気 抵 抗 が 増 大 す る の で 定 期 的 に こ の ダ ス ト

層を 払 い落 と して 、 円滑 な集 じ んが 行 える よ うに して い る。

バ ッ クグ ラ ウン ド (濃 度)

事 業 に よ る 影 響 を 受 け る 前 の 環 境 の 現 況 を 表 す デ ー タ の こ と を い う 。 工 場 、 自 動

車 等 の 自 然 的 汚 染 か ら の 影 響 を と も に 受 け て い な い 地 域 で も 大 気 汚 染 物 質 濃 度 は ゼ

ロ で は な い 。 こ れ を バ ッ ク グ ラ ウ ン ド 値 ま た は バ ッ ク グ ラ ウ ン ド 濃 度 と い う 。 下 層

大 気 の バ ッ ク グ ラ ウ ン ド 値 は N O2、 S O2等 の 通 常 の 汚 染 物 質 に つ い て は 約 1~

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185

パ フ 式( 無 風時 、 弱風 時)

大 気 汚 染 の 拡 散 モ デ ル の 一 つ 。 煙 源 か ら 瞬 間 的 に 排 出 さ れ た 大 気 汚 染 物 質 の 塊 を

パ フ と い う 。 時 間 と と も に 移 送 ・ 拡 散 の 状 況 を 予 測 す る モ デ ル 。 移 送 ・ 拡 散 の 場 を

非 定 常 と 考 え 、 あ る 時 刻 の 濃 度 分 布 と パ フ の 排 出 量 を 初 期 条 件 と し て 、 次 の 時 刻 で

の 移 送 ・ 拡 散 を 逐 次 計 算 方 式 で 求 め る 。 気 象 条 件 の 時 間 的 、 空 間 的 変 化 に 近 似 的 に

対応 が 可能 。 非定 常 、非 均質 の 場に 適 用で き る。

パ ワ ーレ ベ ル

音 響 出 力 ( 単 位 時 間 に 発 生 す る 音 の エ ネ ル ギ ー ) を 対 数 表 示 す る こ と に よ り 定 量

化 し た も の 。 基 準 の 音 響 出 力 W0( =10-12W a t t ) に 対 し て い ま 考 察 す る 音 響

出 力 W が 何 倍 大 き い か を 常 用 対 数 表 示 し た も の 、 す な わ ち : パ ワ ー レ ベ ル : P W L

=10・㏒10W/W0

ピ ッ ト& ク レー ン 方式

ご み ピ ッ ト と ご み ク レ ー ン を 一 体 と し た ご み 供 給 方 式 で 、 連 続 燃 焼 式 、 機 械 化 バ

ッ チ 燃 焼 式 ご み 焼 却 施 設 の 大 半 は こ の 方 式 を 採 用 し て い る 。 ク レ ー ン を 用 い な い こ

の 他 の 方 式 に は 、 収 集 車 が 直 接 ご み 投 入 ホ ッ パ へ 供 給 す る 直 接 投 入 方 式 、 サ イ ロ を

用い 、 底部 よ りコ ン ベア でご み を切 出 し供 給 する コン ベ ア方 式 等が あ る。

浮遊 粒 子状 物 質(SPM)

大 気 汚染 に かか る 環境 基準 で 、「大 気 中に 浮 遊 する 粒 子状 物 質で 粒 径 が 10μm 以下 の も の 」 と 定 義 さ れ る 。 こ の 粒 径 の も の は 大 型 の も の に 比 べ 気 管 に 入 り や す く 、 呼

吸 可 能 粒 子 (respirable particle) と 呼 ば れ 健 康 へ の 影 響 が 大 き い 。 燃 料 や 廃 棄 物 の

燃焼 に よっ て 発生 し たも のや 、 砂じ ん 、森 林 火災 の煙 、 火山 灰 等 が あ る。

プ ル ーム 式 (有 風 時)

大 気 の 拡 散 予 測 式 の 一 つ 。 移 送 ・ 拡 散 の 現 象 を 煙 流 ( プ ル ー ム ) で 表 現 す る 。 風 、

拡 散 係 数 、 排 出 量 等 を 一 定 と し た 時 の 濃 度 分 布 の 定 常 解 を 求 め る 。 計 算 が 比 較 的 容

易 で 、 長 期 平 均 濃 度 の 推 定 に 適 し て い る 。 定 常 の 場 で 、 濃 度 の 空 間 分 布 を 求 め る の

に適 し てい る 。

フ ュ ミゲ ー ショ ン

一 定 の 風 が 来 た と き 、 陸 側 で は 太 陽 の 日 射 に よ っ て 暖 め ら れ た 乱 れ た 空 気 と の 境

界 層 が 生 じ 、 上 側 に あ る 安 定 し た 空 気 で 下 側 の 乱 れ た 空 気 が ふ た を さ れ る た め 、 煙

突 か ら 排 出 さ れ た 煙 が 拡 散 せ ず に 下 に 降 り 、 局 所 的 に 高 濃 度 の 部 分 が 発 生 す る 現 象

(22)

186

平 衡 通風 方 式

強 制 通 風 ( 通 風 の た め 送 風 機 を 用 い る こ と ) と 誘 引 通 風 ( 煙 道 に 送 風 機 を お き 、

燃 焼 ガ ス を 吸 引 し 、 負 圧 に よ っ て 燃 焼 ガ ス を 燃 焼 装 置 へ 送 る こ と ) を 併 用 し て 、 燃

焼空 内 の圧 力 を微 負 圧に 保つ 通 風方 式 。

放 射 収支 量

地 表 面 が 太 陽 か ら 受 け 取 る エ ネ ル ギ ー ( 太 陽 放 射 ) か ら 、 地 表 面 か ら 天 空 に 逃 げ

て い く エ ネ ル ギ ー ( 地 球 放 射 ) を 差 し 引 い た エ ネ ル ギ ー 量 で あ り 、 地 表 面 が 暖 ま る

か 冷 え る か 示 す 指 標 と な る 。 放 射 収 支 量 が プ ラ ス ( 太 陽 放 射 > 地 球 放 射 ) の と き は 、

地 表 面 が 暖 ま り 気 温 が 上 昇 し 、 マ イ ナ ス ( 太 陽 放 射 < 地 球 放 射 ) の と き は 、 地 表 面

が冷 え て気 温 が低 下 する 。

光 や 赤 外 線 を 感 知 す る 2 個 の セ ン サ を 互 い に 背 中 合 わ せ 配 置 し 、 太 陽 放 射 を 測 定

す る セ ン サ は 天 空 に 向 け て 、 地 球 放 射 を 測 定 す る セ ン サ は 地 表 面 に 向 け て 測 定 す る 。

大気 安 定度 算 定の た めの 項目 の 一つ 。

ボ ー リン グ 調査

特 殊 な機 器 を用 い て地 中に 孔 を掘 り 、地 質 構造 等 を 調 べる 調 査。

ま行

や行

薬 剤 処理

ご み 処 理 施 設 か ら 発 生 す る 飛 灰 は 、 廃 棄 物 処 理 法 で 定 め る 特 別 管 理 廃 棄 物 で あ り 、

必 要 な 基 準 を 満 た し て 処 理 し な く て は な ら な い 。 重 金 属 の 溶 出 を 防 ぐ た め に キ レ ー

ト 剤 等 の 処 理 剤 を 加 え て 固 形 物 に す る 方 法 や 、 酸 等 の 溶 媒 を 使 っ て 抽 出 す る 方 法 等

によ り 中間 処 理を 施 して 処分 場 に埋 め 立て る 。

有 効 煙突 高

実 際 の 煙 突 の 排 出 口 の 高 さ で は な く 補 正 さ れ た 排 出 口 の 高 さ の こ と で 、 排 煙 が 大

気中 を 上昇 し 、最 終 的に 到達 す る煙 軸 の高 さ をい う。

排 煙 は 、 煙 突 か ら 排 出 さ れ る と き に は 吐 出 速 度 に よ る 慣 性 効 果 や 排 煙 熱 量 に よ る

浮 力 を 持 っ て い る 。 こ の た め 、 排 煙 は 煙 突 か ら 出 た 後 も 上 昇 し 、 周 辺 の 空 気 と 混 ざ

る こ と で 上 昇 力 を 弱 め 、 最 高 到 達 高 度 に 達 す る こ と に な る 。 こ の 最 高 到 達 高 さ が

(23)

187

要 請 限度 ( 自動 車 騒音 に係 る )

騒 音 規 制 法 に お い て は 、 市 町 村 長 は 指 定 地 域 内 に お け る 自 動 車 騒 音 を 低 減 す る た

め に 、 測 定 に 基 づ き 、 道 路 管 理 者 等 に 意 見 を 述 べ 、 都 道 府 県 公 安 委 員 会 に 対 し て 対

策 を 講 じ る よ う 要 請 す る こ と が で き る と し て い る 。 こ の 判 断 基 準 と な る 値 を 要 請 限

度と 呼 ぶ。

要 請 限度 ( 道路 交 通振 動に 係 る)

振 動 規 制 法 に お い て は 、 市 町 村 長 は 指 定 地 域 内 に お け る 道 路 交 通 振 動 を 低 減 す る

た め に 、 測 定 に 基 づ き 、 道 路 管 理 者 等 に 意 見 を 述 べ 、 都 道 府 県 公 安 委 員 会 に 対 し て

対 策 を 講 じ る よ う 要 請 す る こ と が で き る と し て い る 。 こ の 判 断 基 準 と な る 値 を 要 請

限度 と 呼ぶ 。

ら行

類 型 指定 ( 類型 あ ては め)

騒 音 の 環 境 基 準 に つ い て は 、 全 国 一 律 の 環 境 基 準 値 を 設 定 し て い な い 。 国 に お い

て 類 型 別 に 基 準 値 が 示 さ れ 、 こ れ に 基 づ き 騒 音 に 関 係 す る 地 域 の 土 地 利 用 状 況 や 時

間 帯 等 に 応 じ て あ て は め 、 指 定 し て い く 方 式 と な っ て い る 。 こ れ を 、「 類 型 あ て は め」

また は 「類 型 指定 」 とい う。

わ行

A~ Z

dB(デ シ ベル )

騒 音 レ ベ ル や 振 動 レ ベ ル の 単 位 で 、 電 話 の 発 明 者 で あ る ベ ル に ち な ん で 名 づ け ら

れ た単 位 で ある 。 デ シ は 1/10 を 意味 す る 接 頭 語 であ り 、 デシ ベ ル (dB)は ベ ル (B)

の 10分 の 1と いう こ と にな る 。

pg

ピ コは 単 位の 一 つ で1 兆分 の1を 示す 。

ppb

十 億 分 の 1。 濃 度 や 含 有 率 等 の 容 量 比 、 重 量 比 を 表 す 単 位 で 、 十 億 分 の い く つ か

を 示 す 。 一 般 に 大 気 汚 染 物 質 の 濃 度 に つ い て は 容 量 比 で 示 さ れ る 。 例 え ば 、 二 酸 化

硫黄 の 濃度 が 1ppbの場 合、 大 気 1000m3中 に 二 酸化 硫 黄 が 1ml含ま れ てい る 状態 を

(24)

188

ppm

百 万 分 の 1。 濃 度 や 含 有 率 等 の 容 量 比 、 重 量 比 を 表 す 単 位 で 、 百 万 分 の い く つ か

を 示 す 。 一 般 に 大 気 汚 染 物 質 の 濃 度 に つ い て は 容 量 比 で 示 さ れ 、 大 気 1m3の 中 に そ

の物 質 が 1cm3含ま れ て いる 状 態を 1ppmという 。

TEQ(Toxic Equivalent)

毒 性 の強 さ を加 味 した ダイ オ キシ ン 量の 単 位。

毒 性 に つ い て の 情 報 が 得 ら れ て い る ダ イ オ キ シ ン 類 と し て は 2,3,7,8-TCDD

(2,3,7,8- 四 塩 化 ジ ベ ン ゾ パ ラ ジ オ キ シ ン ) が 主 な も の で あ り 、 他 の も の に つ い て

は 限 ら れ た 情 報 し か 得 ら れ て い な い 。 ダ イ オ キ シ ン 類 の 毒 性 は そ の 分 子 骨 格 に つ い

た 塩 素 の 置 換 数 と 置 換 位 置 に よ っ て 決 定 さ れ て い る と 考 え ら れ て い る 。 そ こ で 、

2,3,7,8-TCDD以外 の ダ イオ キ シン 類 の毒 性 を2,3,7,8-TCDDの 毒性 を1とし て 換算 し

た 毒 性 の 強 さ で 評 価 す る 。 さ ま ざ ま な ダ イ オ キ シ ン 実 測 濃 度 に TEF(2,3,7,8-TCDD

を 1 と し た と き に 対 象 の ダ イ オ キ シ ン 類 に 乗 じ ら れ る 係 数 ) を 乗 じ た 値 の 単 位 と し

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(26)

平成29年3月 発行

朝 霞 市 ク リ ー ン セ ン タ ー ご み 焼 却 処 理 施 設

整 備 運 営 事 業 に 係 る 生 活 環 境 影 響 調 査 書

編集・発行 朝霞市

参照

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