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計
画
の
実
現
に
向
け
て
第1章 地域経営の推進
先人がはぐくんだ地域の宝を大切な資源として活用し、情報を共有した市民と行政が、お互いの役割
を補完しながら目標に向かい、コスト意識、スピード感をもって総力を結集して地域を経営しています。
1.地域経営の方針
●農産加工品の研究開発などの促進事業(重点2)
●観光圏整備事業(重点2)
●じょーもぴあ宮畑と観光振興・都市間 交流との連携事業(重点2)
2.地域の個性を生かしたまちづくりの推進
0 20 40 60 80 100(%)
0 17 (地区)
現状値(H21) 目標値(H27)
64.0% (71/111指標)
100% (69/69指標)
13地区
17地区
基本計画全指標のうち、目標達成率 が50%以上の指標数の割合(注7)
地域別まちづくり支援事業、ふくしま 協働のまちづくり事業の実施地区数
第2章 効率的な行財政運営の推進
行政改革大綱に基づき、定員・給与の適正化、事務事業の見直しが図られ、自主財源の確保、
財源の重点配分、市債の適正な運用により、財政の健全化が維持されています。
1.効率的な行政運営の推進 2.健全な財政運営の推進 3.庁舎整備などの推進
0 20 40 60 80 100(%)
0 10 (%)
64.0% (71/111指標)
100% (69/69指標)
現状値(H21) 目標値(H27)
6.9%
10%未満
基本計画全指標のうち、目標
達成率が50%以上の指標数の割合 実質公債費比率(注8)
第3章 近隣自治体との連携の推進
近隣自治体との連携により、質の高いサービス提供と効率的な事務が行われるとともに、
人・物・情報・技術・文化などの交流が拡大し、一層力強い福島都市圏が形成されています。
1.質の高いサービス提供と事務の効率化 2.一層力強い福島都市圏の形成
●観光圏整備事業(重点2)
0 20 40 60 80 100 120(万人)
現状値(H21) 目標値(H27)
39万人 50万人
110万5千人 113万8千人
花をテーマに50万人の
観光客誘致(年間) 市内温泉地宿泊客数(年間)
福島市総合計画前期基本計画概要版
平成23年6月
福島市
〒960-8601 福島市五老内町3番1号 ☎(024)535-1111 FAX(024)536-9828
ホームページ http://www.city.fukushima.fukushima.jp E メ ー ル kikaku@mail.city.fukushima.fukushima.jp 発行●
福島市政策推進部企画経営課 編集●
ときめきとやすらぎ
希望にみちた人間尊重のまち福島市
福島市総合計画前期基本計画
2011-2015
(注7)前期基本計画では、指標数の割合ではなく指標数で表示しています。
(注8)実質公債費比率:毎年度経常的に収入される財源のうち、公債費や公債費に準ずるものに 充当された割合を示す比率。
概要版
目指す姿
目指す姿
『ときめきとやすらぎ 希望にみちた
人間尊重のまち 福島市』を目指して
目
次
現在、わが国は、歴史的に類を見ない人口減少社会の到来や少 子高齢化の進行をはじめ、経済のグローバル化、地球温暖化な ど、さまざまな課題に直面しています。
本市では、これらの課題に的確に対応し、市民生活の向上と魅力ある地域づくりを進め るため、平成23年度から10年間の新たな市政執行の基本的な指針として、「ときめきと やすらぎ 希望にみちた人間尊重のまち 福島市」を将来都市像とする「福島市総合計 画基本構想」を定めました。
『福島市総合計画前期基本計画』は、基本構想を具現化する、基本構想計画期間の前半 期における施策と主要な事業を明らかにしたものです。
本計画では特に、「子育て支援の推進」、「産業振興、交流人口拡大による雇用機会の創 出」、「高齢者がいきいきと暮らせるまちづくりの総合的推進」、「環境にやさしい美しいま ちづくりの推進」の4つの重点施策を集中的、横断的に推進し、各種施策・事業を展開す ることとしています。
さて、本計画の初年度である平成23年度を目前に控えた平成23年3月11日、「東日本 大震災」が発生し、本市にも甚大な被害をもたらしました。住宅の損壊、水道の断絶など地 震による被害、さらに、福島第一原子力発電所の事故に伴う放射能の影響で、農産物の出荷 制限や教育施設での屋外活動の制限などの被害に加え、風評による被害を受けています。 これら震災からの復興にあたっては、復旧・復興事業を優先かつ重点的に進める必要 があることから、本計画を市政執行の基本としながら、市民生活の再建と原発事故災害 の対応を最重要課題として、本市復興の方向性を示す復興計画を策定、事業を推進し、市 民生活の安全・安心の確保、産業・経済の振興に努めてまいります。
また、本計画および復興計画の推進にあたりましては、市民・行政・団体・企業等が目標 と情報を共有しながら、協働により総力を挙げて取り組んでまいりますので、今後とも皆 様のご理解とご協力をお願いいたします。
将 来 都 市 像
「ときめきとやすらぎ 希望にみちた人間尊重のまち 福島市」
基本構想
基本構想
分野ごとの個別計画
分野ごとの個別計画
後期
平成28年度∼平成32年度
1期∼5期 1期∼5期
(注1) 分野ごとの個別計画:総合計画を具体化するために、政策分野ごとに作成される個別の計画。 (福島市都市マスタープラン、福島市新エンゼルプラン、福島市地域防災計画など)
(注1)
福
島
市
総
合
計
画
1
福島市長 瀬 戸 孝 則
●将来都市像 「ときめきとやすらぎ 希望にみちた 人間尊重のまち 福島市」 を目指して
●施策の体系
●福島市の重点施策
●分野ごとの施策
1.安全で安心なまち 2.にぎわいのあるまち 3.活力のあるまち 4.人が輝くまち 5.美しいまち
●地域の個性を生かしたまちづくり計画
●計画の実現に向けて
1
2
3
6
9
11
14
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福島市総合計画は、まちづくりに関する最上位の計画で、基本構想、基本計画、実施計画で構成します。
市の基本的な方向性を示す「基本構想」に基づき、基本構想の計画期間の前半期(平成23∼27年度)を計画期間と
し、具体的な施策や主要な事業などを示す
「福島市総合計画前期基本計画」
を定めました。前期基本計画の特徴
総合計画の構成
市民との協働により策定した計画
分かりやすい計画
重点事業を明確に定めた計画
1
2
3
地域経営の視点に立った計画
地域住民の活動指針「地域の個性を生かした
まちづくり」を位置づけた計画
4
5
実施計画
実施計画
基本計画
基本計画
基本構想を具現化するための具 体的な施策の体系などを示すも のです。
■平成23年2月4日前期基本計画議決
実施計画
実施計画
基本計画で定められた施策・事 業について年次別の計画を示 すものです。
基本構想
基本構想
福島市の目指すべき将来都市 像や施策の大局的な方向性を 示すものです。
■平成22年6月10日基本構想議決
前期
平成23年度∼平成27年度